JP2001203861A - スキャナ制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

スキャナ制御装置及び画像形成装置

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JP2001203861A
JP2001203861A JP2000012566A JP2000012566A JP2001203861A JP 2001203861 A JP2001203861 A JP 2001203861A JP 2000012566 A JP2000012566 A JP 2000012566A JP 2000012566 A JP2000012566 A JP 2000012566A JP 2001203861 A JP2001203861 A JP 2001203861A
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JP2000012566A
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Yoshihisa Soeda
良久 添田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ電流検出器が持つオフセット量や電流
−出力電圧特性なる検出特性に異常があった場合に適切
に対処し得るスキャナ制御装置を提供する。 【解決手段】 モータ電流値が0のときに電流センサに
一定電流を流す定電流供給手段を設けておき、モータ電
流値が0のときに電流センサにより検出されるオフセッ
ト値の異常の有無を判定する(S3)とともに、定電流
供給手段により一定電流を流した状態で(S6)、電流
センサにより検出される電流−出力電圧ある出力特性の
異常の有無を判定し(S9)、異常が有る場合には、マ
シンの稼動を停止させたりその旨を報知させる(S5,
S10)ことで対処し、電流センサが異常のままで動作
制御を行わせないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を露光走
査するスキャナをモータにより往復移動させるスキャナ
制御装置及びこのスキャナ制御装置が搭載された複写機
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機などの画像形成装置で
は、コンタクトガラス上に載置された原稿画像に対して
スキャナ中の光源から露光光を照射しながらスキャナを
走査移動させることにより、原稿画像対応の反射光を取
り込み、結像系を介して感光体上に結像させることによ
り潜像形成が行われる(アナログ系)。或いは、結像系
を介してCCDラインセンサ等に結像させることにより
光電変換されて画像読取りが行われる(デジタル系)。
【0003】図3にアナログ系のスキャナを用いた画像
形成装置としての複写機Aの概略構成を示す。原稿1を
載置するコンタクトガラス2の下方には、原稿1を露光
走査してドラム状の感光体3に結像して潜像を形成する
スキャナ4が設けられている。このスキャナ4は、原稿
1を露光する光源5と第1ミラー6とが一体に取付けら
れた第1走行体7と、第2,3ミラー8,9が一体に取
付けられた第2走行体10と、第3ミラー9の光路上に
設けられた結像レンズ11と、結像レンズ11を透過し
た光を感光体3上に向けて適宜反射させる第4,5,6
ミラー12,13,14とにより構成されている。15
は防塵を兼ねる保護ガラスである。特に、第1,2走行
体7,10がスキャナ4の主体をなす。
【0004】ここに、第1走行体7は、一定速度Vでコ
ンタクトガラス2上の原稿1に沿って図中、左側から右
側に向けて移動しながら点灯している光源5により原稿
1をスリット状に露光する。原稿1からの反射光は第1
ミラー6によって第2ミラー8側に反射される。第2ミ
ラー8で反射された反射光は第3ミラー9によって水平
方向に折り返し反射される。折り返された反射光は、結
像レンズ11、第4,5,6ミラー12,13,14を
経て感光体3上の所定の結像位置に結像される。これに
より、静電潜像が形成される。
【0005】このような動作において、第1走行体7が
一定速度Vで原稿1に沿って移動するのに対して、第2
走行体10は同期しながらV/2なる一定速度で同一方
向に移動することにより、原稿1面から感光体3面まで
の光路長が常に一定に保たれる。そして、第1,2走行
体7,10に同期させて感光体3を回転させることによ
り、原稿画像に対応する光像が静電潜像として感光体3
上に形成される。ここに、第1,2走行体7,10はD
Cサーボモータ(図3には図示せず)によって駆動さ
れ、1回の原稿読取走査が終了すると元のホームポジシ
ョンに復帰して待機するようにリターン動作をする。
【0006】このような原稿の露光走査を行うために、
一般に、スキャナはDCサーボモータを用いて正逆方向
に駆動させる構成とされている。図4はこのようなスキ
ャナ及びこれを駆動するDCサーボモータの正逆転動作
を示す速度プロフィール図である。図4に示すように、
読取りのためにDCサーボモータを正転させてスキャナ
をスタートさせると、直ちに原稿読取速度まで立上り、
一定速度で移動して原稿画像を露光走査していく。原稿
読取りが終了すると、モータは逆転駆動され、スキャナ
がホームポジションに戻される。このリターン動作で
は、スキャナをできるだけ速やかに戻すために、原稿読
取終了後、直ちに逆転方向に原稿読取時の速度の数倍ま
で加速され、加速後、高速を維持したまま等速で戻さ
れ、ホームポジション近くの位置からDCサーボモータ
に正転方向の電流が流されて減速され、ホームポジショ
ンでDCサーボモータへの通電を停止させることでスキ
ャナを停止させるようになっている。
【0007】図4からも判るように、複写機を高速化さ
せるには、スキャナのリターン時の速度を高速化するこ
とで実現できる。高速複写機では、原稿読取時の速度に
対して約4〜7倍の速度でスキャナをリターンさせるよ
うにしている。リターン時の最高速度から減速させてス
キャナを停止させる場合に、減速時にモータの回転方向
を逆にすることで反転ブレーキを利用するようにしてい
る。
【0008】しかし、ここで問題となるのが、回転方向
切換えの際にDCサーボモータの逆起電圧の働きで過大
なブレーキがかかり、予想以上の速度低下が発生してし
まうことである。DCサーボモータの制御では、このよ
うな速度低下、即ち、過大な反転ブレーキ量を補おうと
してモータ電流を減らそうとするが、制御目標値である
電流値を0に設定しても、過大なブレーキ量を補正する
ことができない場合が発生してしまう。このため、リタ
ーン減速時にスキャナが振動してしまい、異音が発生し
たり、振動によるスキャナ速度の不安定さに起因する停
止位置のばらつきなどが発生する。特に誘起電圧の大き
いDCモータを使用する場合や、スキャナの摺動負荷が
大きい場合などには、リターン減速の加速度を的確に設
定するのに限度があり、目的とする加速度でスキャナを
停止させることが困難になる場合がある。
【0009】このような点を考慮し、モータに流れる電
流とその電流の向きとを検出して自動的にDCサーボモ
ータに流す電流の向きを切換え可能にした図5に示すよ
うなスキャナサーボ制御装置が提案されている。図5
に、このようなスキャナ4用のDCサーボモータによる
モータ16に対するサーボ制御装置の一例を示す。この
モータ16を回転駆動させるモータドライバを構成して
通電電流を切換えるH型ブリッジ回路17が設けられて
いる。このH型ブリッジ回路17は、4個のMOS・F
ETによるトランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 とモー
タ16とをH型に接続したものである。即ち、トランジ
スタQ1 ,Q3 の接続点とトランジスタQ 2 ,Q4 の接
続点との間にモータ16が接続され、4個のトランジス
タQ1 ,Q 2 ,Q3 ,Q4 には各々ダイオードが並列、
かつ、トランジスタQ1 ,Q2 ,Q 3 ,Q4 に流れる電
流とは逆向きに電流を流す極性で接続されている。さら
に、トランジスタQ1 ,Q3 間にはトランジスタQ1
らトランジスタQ3 に向かって順方向にダイオードが介
在され、同様に、トランジスタQ2 ,Q4 間にはトラン
ジスタQ2 からトランジスタQ4 に向かって順方向にダ
イオードが介在されている。
【0010】各トランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4
マイクロコントローラ20(以下、単に「マイコン2
0」という)からの目標指示電流値をアナログ電圧に変
換した目標指示電圧値によりサーボ制御回路内でオン・
オフ制御され、正逆回転制御、速度制御、停止の各制御
が行われる。
【0011】ここで、トランジスタQ1 ,Q3 の接続点
とモータ16との間には、モータ16に流れる電流値と
その方向とを検出するモータ電流検出器としての電流セ
ンサ21が接続されている。この電流センサ21として
は、電流に比例して発生する磁束を磁気鉄心とホール素
子との組合せにより非接触で検出し、その電流を電圧に
変換して出力するホール電流検出器などを用いることが
できる。その特性の一例を図6に示す。図6に示す通
り、モータ16に電流が流れていないとき、即ち、モー
タ停止状態では出力電圧0Vで、+の電流(仮にモータ
正転方向とする)のときは+の出力電圧を、−の電流
(仮にモータ逆転方向とする)のときは−の出力電圧を
発生する。この出力電圧は、電流に比例した値である。
従って、電流センサ21の出力電圧が0Vであるかどう
か、出力電圧の極性はどうかを見ることによって、モー
タ16の電流値とその電流の向きとを検出することがで
きる。制御目標電流値を電圧に変換した値の極性は、電
流センサ21の極性と合わせて+側をモータ正転方向、
−側をモータ逆転方向に決めておく。
【0012】モータ16の軸上には、モータ16の回転
に応じたパルス信号であって回転方向によって位相ずれ
の向きが異なる複数相のパルス信号を発生するエンコー
ダ22が取付けられている。エンコーダ22からのパル
ス信号は回転速度信号としてマイコン20のカウンタ入
力ポートに入力される。また、エンコーダ22からの複
数相の信号の位相ずれの向きによって反転するフリップ
フロップ23が設けられ、このフリップフロップ23の
出力によって回転方向の検出が行われ、回転方向信号が
マイコン20の入力ポートP2に入力されている。
【0013】マイコン20は、予め設定されたモータ速
度とエンコーダ22により検出されたモータ16の速度
との偏差により制御目標値を電流値として算出し、制御
目標値である電流値をデジタル信号からアナログ信号に
変換して目標指示電流値としてバイポーラ出力回路24
を介して出力する。この目標指示電流値と、電流センサ
21により検出されたモータ電流値とはIC構成の差動
増幅器25に入力され、目標指示電流値とモータ電流値
との差(偏差)が演算される。また、目標指示電流値と
モータ電流値との差の演算信号は、IC構成の差動増幅
器26でモータ停止時のモータ電流を電圧変換した値、
即ち、0Vとの差が演算される。差動増幅器26の出力
はIC構成のコンパレータ27により2値化される。こ
の2値化信号をフィードバックしてモータ16の正逆回
転を決定するものであり、2値化信号のIC構成のイン
バータ28による反転信号S1がH型ブリッジ回路17
中のトランジスタQ4 のオン・オフを制御し、2値化信
号S2がトランジスタQ3のオン・オフを制御する。
【0014】また、差動増幅器26の出力は、OPアン
プ29,30を有する全波整流回路構成の絶対値回路3
1によって全波整流され、目標指示電流値とモータ電流
値との差の演算信号と、モータ停止時のモータ電流を電
圧変換した値との差の絶対値が演算される。この絶対値
信号は、IC構成のコンパレータ32で三角波発生回路
33から出力される三角波と比較され、PWM信号(パ
ルス幅変調信号)が出力される。このPWM信号はNA
ND回路34,35に入力される。NAND回路34に
は2値化信号の反転信号S1が入力され、NAND回路
35には2値化信号S2が入力されている。PWM信号
は、モータ16を回転駆動するH型ブリッジ回路17の
上側(電流流入側)のトランジスタQ1 ,Q2 のデュー
ティ比を変化させて速度制御を行うようになっている。
ここに、バイポーラ出力回路24〜コンパレータ27、
及び、絶対値回路31〜コンパレータ32によりフィー
ドバック系36が構成されている。
【0015】このような構成において、スキャナリター
ン時の動作について説明する。図5において、リターン
等速動作中の制御目標電流値は−(マイナス)値であ
り、S1=Hレベル、S2=Lレベルでモータ逆転方向
となっているので、トランジスタQ3 がオンでPWM信
号によりトランジスタQ2 がオンのときにはモータ16
には電源VMMからトランジスタQ2 を通りモータ16、
電流センサ21、トランジスタQ3 を通ってアースに電
流が流れる。また、PWM信号によりトランジスタQ2
がオフのときにはモータ16から回生電流が電流センサ
21、トランジスタQ3 を通ってアースに流れ、ダイオ
ードを通ってモータ16に戻る。このときの電流センサ
21の出力電圧は−となっている。
【0016】スキャナ4がリターン減速位置に達する
と、反転ブレーキを利用して減速させるために、目標指
示電流値を+(プラス)値に設定する。これにより、S
1=Lレベル、S2=Hレベルとなりモータ正転方向へ
の通電に自動的に切換わり、電流向きが逆転する。モー
タ正転方向への通電中、トランジスタQ4 がオンでP
WM信号によりトランジスタQ1 がオンのときは、モ
ータ16には、電源VMMからトランジスタQ1 を通
り、電流センサ21、モータ16、トランジスタQ4
を通ってアースに流れる。PWM信号によりトランジス
タQ1 がオフのときは、モータ16からトランジスタ
Q4 を通ってアースに電流が流れ、ダイオード、電流
センサ21を通ってモータ16に戻る。
【0017】ここで、電流の向きが切換わったとする
と、モータ16の逆起電圧により過大なトルクが発生
し、反転ブレーキ量が制御操作量より大きくなって速度
が急激に低下する。このとき、制御目標電流値より過大
な電流がモータ16に流れるため、S1=Hレベル、S
2=Lレベルとなって通電方向がモータ逆転方向に切換
わり、反転モータブレーキ量を解除する動作を行う。
【0018】このように、目標指示電流値と実際にモー
タ16に流れているモータ電流値及びその電流の向きに
より、自動的にモータ16に流す電流の向きを切換える
ことで、急激な速度変化に対する制御を適切に行い、ス
キャナ減速時の振動の発生を防止して振動によるスキャ
ナ4の停止位置のばらつきを防止でき、制御速度プロフ
ィールの設定の余裕度も向上する。
【0019】また、モータ16に流す電流の向きは、モ
ータ電流値を電圧変換した+,−両極性の電圧値と目標
指示電流値を電圧変換した+,−両極性の電圧値とを差
動増幅した値と、モータ停止時のモータ電流値を電圧変
換した0Vとを比較し、その結果、得られる2値信号に
よりH型ブリッジ回路17を通じてモータ16に流す電
流の方向を自動的に決めている。また、モータ16に流
す電流量は、モータ電流値を電圧変換した+,−両極性
の電圧値と、目標指示電流値を電圧変換した+,−両極
性の電圧とを差動増幅した値と、モータ停止時のモータ
電流を電圧変換した0Vとの差の絶対値を生成し、この
絶対値と三角波とを比較することによりPWM信号を生
成してこれをモータ速度の制御量とし、この制御量に応
じてH型ブリッジ回路17を通してモータ16に流す電
流量を決めている。
【0020】さらに、速度制御は、モータ軸に取付けら
れたエンコーダ22の出力に基づきマイコン20内で回
転速度を演算し、演算された回転速度と予め設定された
目標回転速度との偏差によりPI制御を行い、目標指示
電流値を変化させて目標回転速度となるように制御す
る。この速度制御は、一般に、ソフトウェアサーボと称
されている制御方式であり、エンコーダ信号による割込
み処理、又は、数msec程度のタイムインターバル割込み
処理として高速処理される。
【0021】ところで、電流センサ21の出力は+,−
両極性のため、マイコン20のD/A変換出力ポートを
パイポーラ型にする必要がある。図5に示す回路では、
マイコン20が、D/A変換出力ポートとして片側電源
駆動のユニポーラ出力ポートを複数内蔵しており、その
うちの2個のデジタル・アナログ変換出力ポートDAC
1,DAC2を用い、バイポーラ出力回路24を付加す
ることにより、実質的にバイポーラ出力を可能としてい
る。2個のデジタル・アナログ変換出力ポートDAC
1,DAC2は各々0〜5Vを出力し得る。一方のデジ
タル・アナログ変換出力ポートDAC1のユニポーラ出
力はバッファアンプ37と抵抗R1とを介して差動増幅
器38の−入力端子に入力され、他方のデジタル・アナ
ログ変換出力ポートDAC2のユニポーラ出力はバッフ
ァアンプ39と抵抗R2とを介して差動増幅器38の+
入力端子に入力されている。差動増幅器38の出力端子
と−入力端子とは帰還抵抗R3を介して接続され、+入
力端子は抵抗R4を介してアースに接続されている。各
抵抗R1〜R4の値は何れも等しく、この条件から、差
動増幅器38の増幅率は1倍であり、結果的には、2個
のデジタル・アナログ変換出力ポートDAC1,DAC
2間の演算回路となっている。
【0022】このように、差動増幅器38の出力は、D
AC2−DAC1であり、例えば、DAC1の出力が+
5VでDAC2の出力が0Vのときには差動増幅器38
の出力は−5Vとなり、また、DAC1の出力が0Vで
DAC2の出力が+5Vのときには差動増幅器38の出
力は+5Vとなり、−5V〜+5Vのバイポーラ出力が
得られることになる。
【0023】これらのデジタル・アナログ変換出力ポー
トDAC1,DAC2の出力値の設定は、マイコン20
内で速度演算の結果に基づいて行われる。その手順につ
いて簡単に説明する。まず、マイコン20内で目標速度
と実際のモータ速度との偏差を求める。この偏差の値か
らPI制御を行い、目標指示電流値に換算する。この目
標指示電流値の+,−を判断し、その+,−に応じて各
出力ポートDAC1,DAC2の出力を切換える。即
ち、目標指示電流値が+のときは、目標指示電流値を目
標指示電圧値に変換し、DAC1=0V,DAC2=目
標指示電圧値に設定する。これにより、差動増幅器38
の出力は+の電圧出力となる。目標指示電流値が−のと
きは、目標指示電流値の絶対値を求めた後、その絶対値
を目標指示電圧値に変換し、DAC1=目標指示電圧
値,DAC2=0Vに設定する。これにより、差動増幅
器38の出力は−の電圧出力となる。このようにして、
差動増幅器38からはバイポーラ型のデジタル・アナロ
グ出力ポートを用いた場合と全く同様の出力が得られ、
バイポーラ出力による制御が行われることになる。
【0024】また、電流センサ21として使用されてい
るホール電流検出器は、モータ停止時、即ち、モータ電
流値が0Aの時のホール電流検出器の出力電圧は完全に
は0Vではなく、幾らかのオフセット値を持っている。
このオフセット値は固定ではなく、かつ、極性も不定で
ある。このオフセット値は、モータ電流値を電圧変換し
た値に対して加減算されるため、目標指示電流を電圧変
換した電圧値の偏差にも加減されてしまい、正常な速度
制御ができなくなる場合がある。
【0025】そこで、図5に示す回路(特開平11−1
50975号公報例)の場合、モータ停止時(モータ電
流が0の時)の電流センサ21の出力をマイコン20に
内蔵のユニポーラ型A/D変換器(図示せず)を介して
マイコン20が認識し、目標電流値に対して補正をかけ
るようにしている。
【0026】より詳細には、マイコン20としてユニポ
ーラ型A/D変換器を内蔵したものが用いられ、基本的
には、ホール電流検出器による電流センサ21の検出信
号がユニポーラ型A/D変換器に対する入力ポートAD
Cに入力されている。ここに、マイコン20は、モータ
電流値が0のときの電流センサ21の出力をユニポーラ
型A/D変換器を介してマイコン20が認識することに
より目標指示電流値に対して補正をかける補正手段の機
能を備えている。ユニポーラ型A/D変換器に対する信
号入力手段としては電流センサ21から出力される+,
−両極性の出力信号に対して、全て+側の信号として扱
う絶対値回路40が介在されている。この絶対値回路4
0は構成的には絶対値回路31と同じ全波整流回路によ
るものであり、+極性の電圧として波形整形した電圧値
を出力する。電流センサ21と絶対値回路40との間に
はn倍の増幅率を持つ増幅器41とリミッタ回路42と
が介在されている。モータ電流値が0Aの時の電流セン
サ21の出力は、理想的には、0Vを出力する筈である
が、現実には、何らかのオフセット電圧が発生してい
る。このオフセット電圧値は小さい値であり、この電圧
値を正確にA/D変換するためにはオフセット電圧を増
幅する必要がある。このため、n倍の増幅率の増幅器4
1が設けられている。また、リミッタ回路42は、増幅
されたオフセット電圧値がマイコン20のADCポート
入力許容電圧内に収まるように制限をかけるためのもの
である。従って、絶対値回路40からの信号が入力され
るマイコン20では、電流センサ21のオフセット電圧
値を絶対値として認識している。
【0027】また、リミッタ回路42により制限をかけ
られた信号は、コンパレータ43に入力されている。こ
のコンパレータ43による比較結果の信号S3はマイコ
ン20の入力ポートP3に入力されている。この信号は
極性を示す信号であり、S3=Hレベルのときには電流
センサ21の出力は+側、S3=Lレベルのときには電
流センサ21の出力は−側であるとマイコン20内で認
識される。この極性認識により、マイコン20では上記
のように絶対値として認識されているオフセット電圧値
の極性も明らかとなる。
【0028】ここで、現実にはn倍の増幅器41を経た
後のオフセット電圧値として認識されているので、マイ
コン20内で1/nの処理を行うことで実際のオフセッ
ト電圧値が認識される。認識されたオフセット電圧値
は、マイコン20内において、目標指示電流値を電圧変
換した目標指示電圧値に加算して補正をかけることによ
り、電流センサ21が有するオフセットに関わらず、正
常なモータ制御が可能となる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平11
−150975号公報に示されるように電流センサ21
のオフセット値に対する補正を施しても、その検出値が
電流センサ21のオフセット量として異常な場合や、電
流センサ21の検出電流に対する出力電圧が異常な場合
には、オフセット値に対する補正を適正に行えず、正常
に動作させることができなくなる。
【0030】そこで、本発明は、モータ電流検出器が持
つオフセット量や電流−出力電圧特性なる検出特性に異
常があった場合に適切に対処し得るスキャナ制御装置及
び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のス
キャナ制御装置は、原稿画像を露光走査するスキャナを
モータにより往復移動させるスキャナ制御装置におい
て、モータ速度を決めるパルス幅変調信号と正逆回転方
向を決める信号とに基づき前記モータを正逆回転駆動す
るH型ブリッジ回路と、前記モータに流れている電流に
対応した検出電圧を出力するモータ電流検出器と、前記
モータのモータ軸に取付けられたエンコーダと、このエ
ンコーダの検出信号に基づき前記モータの回転速度演算
及び速度制御を行うマイクロコントローラと、このマイ
クロコントローラによる速度演算結果に基づく目標指示
電流値と前記モータ電流検出器により検出された検出電
圧に対応するモータ電流値との偏差により速度制御を行
うとともに、目標指示電流値とモータ電流値とを比較
し、比較結果に基づき前記H型ブリッジ回路を通じて前
記モータに流す電流の向きを決定してモータ回転方向を
制御するフィードバック系と、前記モータ電流値が0の
ときに前記モータ電流検出器により検出された検出電圧
に基づき前記目標指示電流値を補正する補正手段と、前
記モータ電流値が0のときに前記モータ電流検出器に一
定電流を流す定電流供給手段と、を備える。
【0032】従って、モータ電流値が0なるモータ停止
時にモータ電流検出器に一定電流を流すことにより、そ
の出力特性の異常の有無の検出に供することができ、特
性異常がある場合に適切に対処し得る。
【0033】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
キャナ用サーボ制御装置において、前記モータ電流検出
器の検出値の異常の有無を判定する判定手段を備える。
具体的には、請求項3記載の発明は、請求項2記載のス
キャナ用サーボ制御装置において、前記判定手段による
判定処理は、前記モータ電流値が0のときに前記モータ
電流検出器により検出されるオフセット値の異常の有無
である。請求項4記載の発明は、請求項2記載のスキャ
ナ用サーボ制御装置において、前記判定手段による判定
処理は、前記定電流供給手段により一定電流を流したと
きに前記モータ電流検出器により検出される出力値の異
常の有無である。
【0034】従って、モータ電流検出器に関してそのオ
フセット量に異常が有る場合や、検出電流に対する出力
電圧が異常な場合を認識でき、このような場合には未然
に補正を行わない等の如く、適正に対処し得る。
【0035】請求項5記載の発明は、請求項2,3又は
4記載のスキャナ用サーボ制御装置において、前記判定
手段により異常有りと判定された場合に装置の稼動を停
止させる停止制御手段を備える。
【0036】従って、モータ電流検出器に関してそのオ
フセット量に異常がある場合や、検出電流に対する出力
電圧に異常がある場合には、装置の稼動を停止させるの
で、異常な制御動作を未然に防止できる。
【0037】請求項6記載の発明は、請求項2,3,4
又は5記載のスキャナ用サーボ制御装置において、前記
判定手段により異常有りと判定された場合にその旨を報
知する報知手段を備える。
【0038】従って、モータ電流検出器に関してそのオ
フセット量に異常がある場合や、検出電流に対する出力
電圧に異常がある場合には、その旨をユーザやサービス
マンに報知させるので、異常な状態からの復旧に迅速に
対処し得る。
【0039】請求項7記載の発明の画像形成装置は、原
稿画像を露光走査するスキャナと、このスキャナをモー
タにより往復移動させる請求項1ないし6の何れか一に
記載のスキャナ制御装置とを備える。
【0040】従って、スキャナをモータにより往復移動
させる請求項1ないし6の何れか一に記載のスキャナ制
御装置を備えるので、モータ電流検出器が持つオフセッ
ト量や検出特性に異常があった場合に適切に対処するこ
とができ、異常のまま、不適正な補正処理等を行ってし
まうことを回避し得る。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1及び
図2に基づいて説明する。図3ないし図6で示した部分
と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。
画像形成装置の一例としての複写機Aは、図3に示した
ものをそのまま用いるものとする。本実施の形態のサー
ボ制御装置の構成は、基本的には、図5に示した構成に
準ずるものであるが、さらに、電流センサ21に対して
一定電流を流す定電流供給手段としての定電流供給回路
44が付加されている。この定電流供給回路44はモー
タ16・電流センサ21の接続点とマイコン20のポー
トP4との間に接続され、モータ停止時に一定電流を電
流センサ21に供給するように動作制御される。また、
モータ停止時に全てのトランジスタQ1 ,Q2 ,Q3
4 を電流帰還回路の動作に関係なく強制的にオフさせ
るためのAND回路45,46,47がNAND回路3
4,35の前段、トランジスタQ3 ,Q4 のゲート入力
側に各々介在されている。これらのAND回路45,4
6,47には、マイコン20のポートP5からのモータ
駆動のイネーブル信号が与えられており、モータ停止時
にはこのイネーブル信号がLレベルとなることにより全
てのトランジスタQ1 ,Q2,Q3 ,Q4 が強制的にオ
フとなる。もっとも、電流センサ21に直列的なトラン
ジスタQ3 に対しては、AND回路46の出力側にOR
回路48が介在されている。このOR回路48の一方の
入力には、マイコン20のポートP6からの信号が与え
られるが、この信号はモータ停止時において所定の条件
下で所定のタイミングでHレベルとなり、トランジスタ
3 を強制的にオンさせるように制御する。
【0042】このような構成において、マイコン20に
より実行されるモータ停止時の電流センサ21の異常検
知に関する動作制御について、図2に示すフローチャー
トを参照して説明する。この異常検知処理は、電源投入
時に1回又はコピー待機時に一定時間毎に行われる。ま
ず、注目すべき動作制御はモータ電流値が0、即ち、モ
ータ駆動停止中に実行されるため、モータ駆動停止中で
あるか否かを判断する(ステップS1)。モータ駆動停
止中であれば、マイコン20のポートP5からイネーブ
ル信号がLレベルで出力されるため、AND回路45,
46,47を介して全てのトランジスタQ1 ,Q2 ,Q
3 ,Q4 が電流帰還回路の動作に関係なく強制的にオフ
される。このようなモータ駆動停止中であれば(S1の
Y)、電流センサ21の検出出力を内蔵のユニポーラ型
A/D変換器を介して取り込むことにより、モータ電流
値が0の時における電流センサ21のオフセットレベル
(オフセット電圧)を検出する(S2)。つづいて、検
出されたオフセット電圧が予め設定された所定のリミッ
ト値以内に収まっているか否かをチェックすることによ
り電流センサ21の検出値の異常の有無を判定する(S
3)。このステップS3の処理が、判定手段の機能とし
て実行される。この判定処理の結果、オフセット電圧が
リミット値以内の正常な状態であれば(S3のY)、前
述したようにそのオフセット量を目標指示電圧に補正す
る(S4)。このステップS4の処理が、前述したよう
な補正手段の機能として実行される。
【0043】一方、ステップS3の判定処理の結果、オ
フセット電圧がリミット値を越える程に異常に大きな場
合には(S3のN)、電流センサ21に異常が有ると判
定され、スキャナ4を含む当該複写機A(マシン)の稼
動を停止させるとともに、操作パネルによる表示を通じ
て電流センサ21に異常が有る旨を報知させる(S
5)。このステップS5の処理が、停止制御手段、報知
手段の機能として実行される。なお、報知処理として
は、電話回線等を通じてサービスマンに報知させる態様
であってもよい。
【0044】引き続き、ポートP4を通じて定電流供給
回路44を動作させるともに、ポートP6からのHレベ
ルの信号によりOR回路48を通じてトランジスタQ3
のみを強制的にオンさせることにより、電流センサ21
に一定電流を流す(S6)。そして、このような一定電
流を流した時の電流センサ21の検出出力を内蔵のユニ
ポーラ型A/D変換器を介して取り込むことにより、電
流センサ21の検出出力を読み込む(S7)。つづい
て、供給した電流値(一定電流)に対するこの検出出力
の判断処理を行い(S8)、予め設定されているセンサ
出力特性(電流−出力電圧特性)に比べてセンサ出力が
正常であるか否かをチェックすることにより電流センサ
21の検出値の異常の有無を判定する(S9)。このス
テップS9の処理が、判定手段の機能として実行され
る。この判定処理の結果、電流センサ21が正常であれ
ば(S9のY)、そのまま処理を終了する。
【0045】一方、ステップS9の判定処理の結果、電
流センサ21のセンサ出力特性が規定の特性から大きく
外れている場合には(S9のN)、電流センサ21に異
常が有ると判定され、スキャナ4を含む当該複写機A
(マシン)の稼動を停止させるとともに、操作パネルに
よる表示を通じて電流センサ21に異常が有る旨を報知
させる(S10)。このステップS10の処理が、停止
制御手段、報知手段の機能として実行される。なお、報
知処理としては、電話回線等を通じてサービスマンに報
知させる態様であってもよい。これにより、異常に対す
る復旧処理を待つこととなる。
【0046】よって、本実施の形態によれば、基本的
に、モータ駆動停止時に所定のタイミングで電流センサ
21に一定電流を流すようにしているので、電流センサ
21の電流−出力電圧特性が正常であるか否かを適正に
判断できる。そして、電流センサ21に関してそのオフ
セット量に異常が有る場合や、検出電流に対する出力電
圧が異常な場合を認識でき、このような場合には未然に
補正を行わない等の如く、適正に対処することができ
る。具体的には、電流センサ21に関して異常がある場
合には、マシンの稼動を停止させるので、異常な制御動
作を未然に防止できる。併せて、異常がある場合にはそ
の旨をユーザやサービスマンに報知させるので、異常な
状態からの復旧に迅速に対処することもできる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明のスキャナ制御装置
によれば、モータ電流値が0なるモータ停止時にモータ
電流検出器に一定電流を流すようにしたので、モータ電
流検出器の電流−出力で圧特性なる出力特性の異常の有
無の検出に供することができ、特性異常がある場合に適
切に対処することができる。
【0048】請求項2ないし4記載の発明によれば、モ
ータ電流検出器に関してそのオフセット量に異常が有る
場合や、検出電流に対する出力電圧が異常な場合を認識
でき、このような場合には未然に補正を行わない等の如
く、適正に対処することができる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、請求項2,
3又は4記載のスキャナ用サーボ制御装置において、モ
ータ電流検出器に関してそのオフセット量に異常がある
場合や、検出電流に対する出力電圧に異常がある場合に
は、装置の稼動を停止させるので、異常な制御動作を未
然に防止することができる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、請求項2,
3,4又は5記載のスキャナ用サーボ制御装置におい
て、モータ電流検出器に関してそのオフセット量に異常
がある場合や、検出電流に対する出力電圧に異常がある
場合には、その旨をユーザやサービスマンに報知させる
ので、異常な状態からの復旧に迅速に対処することがで
きる。
【0051】請求項7記載の発明の画像形成装置によれ
ば、スキャナをモータにより往復移動させる請求項1な
いし6の何れか一に記載のスキャナ制御装置を備えるの
で、モータ電流検出器が持つオフセット量や検出特性に
異常があった場合に適切に対処することができ、異常の
まま、不適正な補正処理等を行ってしまうことを回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のサーボ制御装置の構成
を示す回路図である。
【図2】モータ停止時の電流センサの異常検知に関する
動作制御を示すフローチャートである。
【図3】従来例のスキャナ付近を主体に示す複写機の概
略構成図である。
【図4】速度プロフィールを示すタイムチャートであ
る。
【図5】従来のサーボ制御装置の構成を示す回路図であ
る。
【図6】そのモータ電流検出器の特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
4 スキャナ 16 モータ 17 H型ブリッジ回路 20 マイクロコントローラ 21 モータ電流検出器 22 エンコーダ 36 フィードバック系 44 定電流供給手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を露光走査するスキャナをモー
    タにより往復移動させるスキャナ制御装置において、 モータ速度を決めるパルス幅変調信号と正逆回転方向を
    決める信号とに基づき前記モータを正逆回転駆動するH
    型ブリッジ回路と、 前記モータに流れている電流に対応した検出電圧を出力
    するモータ電流検出器と、 前記モータのモータ軸に取付けられたエンコーダと、 このエンコーダの検出信号に基づき前記モータの回転速
    度演算及び速度制御を行うマイクロコントローラと、 このマイクロコントローラによる速度演算結果に基づく
    目標指示電流値と前記モータ電流検出器により検出され
    た検出電圧に対応するモータ電流値との偏差により速度
    制御を行うとともに、目標指示電流値とモータ電流値と
    を比較し、比較結果に基づき前記H型ブリッジ回路を通
    じて前記モータに流す電流の向きを決定してモータ回転
    方向を制御するフィードバック系と、 前記モータ電流値が0のときに前記モータ電流検出器に
    より検出された検出電圧に基づき前記目標指示電流値を
    補正する補正手段と、 前記モータ電流値が0のときに前記モータ電流検出器に
    一定電流を流す定電流供給手段と、を備えることを特徴
    とするスキャナ用サーボ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記モータ電流検出器の検出値の異常の
    有無を判定する判定手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載のスキャナ用サーボ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段による判定処理は、前記モ
    ータ電流値が0のときに前記モータ電流検出器により検
    出されるオフセット値の異常の有無であることを特徴と
    する請求項2記載のスキャナ用サーボ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段による判定処理は、前記定
    電流供給手段により一定電流を流したときに前記モータ
    電流検出器により検出される出力値の異常の有無である
    ことを特徴とする請求項2記載のスキャナ用サーボ制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段により異常有りと判定され
    た場合に装置の稼動を停止させる停止制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項2,3又は4記載のスキャナ用
    サーボ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段により異常有りと判定され
    た場合にその旨を報知する報知手段を備えることを特徴
    とする請求項2,3,4又は5記載のスキャナ用サーボ
    制御装置。
  7. 【請求項7】 原稿画像を露光走査するスキャナと、こ
    のスキャナをモータにより往復移動させる請求項1ない
    し6の何れか一に記載のスキャナ制御装置とを備える画
    像形成装置。
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