JP5007547B2 - モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5007547B2
JP5007547B2 JP2006264532A JP2006264532A JP5007547B2 JP 5007547 B2 JP5007547 B2 JP 5007547B2 JP 2006264532 A JP2006264532 A JP 2006264532A JP 2006264532 A JP2006264532 A JP 2006264532A JP 5007547 B2 JP5007547 B2 JP 5007547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
power
interrupt signal
speed
rotational speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006264532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008086151A5 (ja
JP2008086151A (ja
Inventor
靖彦 吉久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006264532A priority Critical patent/JP5007547B2/ja
Publication of JP2008086151A publication Critical patent/JP2008086151A/ja
Publication of JP2008086151A5 publication Critical patent/JP2008086151A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5007547B2 publication Critical patent/JP5007547B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

本発明は、モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法に関するものである。
従来からDC(直流)モータ、ステッピングモータなどの様々なモータが、スキャナ、プリンタなどの装置に使用されている。例えば、プリンタでは、紙送り用モータ、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを搬送するモータなどが設けられている(例えば特許文献1参照)。また、例えば、スキャナにおいても、イメージセンサを搭載したキャリッジを搬送するモータが設けられている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−219613号公報 特開2005−184390号公報
上記の装置などにおいて、モータを極めて低い速度で回転させたいという要求がある。例えば、スキャナにおいては、キャリッジ搬送用モータを極めて低い速度(極低速)で回転させ、キャリッジに搭載されたイメージセンサの読み取り位置を極めて低い速度で移動させることで、読み取り解像度を高くすることができるからである。
かかる極低速でのモータの駆動を実現するために、モータに印加する電圧を所定のタイミングごとに低下させる状態で駆動させる手法の採用が検討されている。ところが、かかる手法でモータを極低速で回転させる場合、予期している回転速度よりも低い回転速度で回転する場合がある。このとき、所定のタイミングでモータに印加させる電圧を低下させると、キャリッジおよびイメージセンサの移動速度が非常に遅くなってしまう。その結果、原稿読み取りのスループットが著しく低下してしまう、という問題が生じている。
ここで、モータを極低速で駆動させるというのと、原稿読み取りのスループットを向上させる、というのとでは、目的が相反しているが、かかる目的を両立させることが可能なモータ駆動装置および原稿読取装置の実現が望まれている。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、モータを極低速で駆動させる場合であっても、原稿読み取りのスループットの低下を防止することが可能なモータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータの回転に基づいて、割り込み信号を出力する信号出力手段と、モータに対して印加する電力を時間の経過に伴ってモータが回転しない電力の範囲から増大させる制御を行うための電力加算制御手段と、割り込み信号が入力されると共に、この割り込み信号の入力の度に直前の割り込み信号との間の時間間隔における計測値と規定の基準値とを比較し、その比較の結果、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えているか否かを判断すると共に、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えていると判断される場合に、モータに印加する電力をモータが回転しない電力の範囲に低下させる指令を電力加算制御手段に与え、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えていないと判断される場合に、電力の増大を継続させる判断手段と、を具備するものである。
このように構成した場合には、判断手段では、信号出力手段から割り込み信号が入力される度に、直前の割り込み信号との間の時間間隔に対応する計測値と基準値とを比較する。そして、その比較の結果、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えているか否かを判断する。そして、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えていると判断される場合には、モータが2つの割り込み信号の間を十分な平均回転速度で駆動している状態となり、それ以上、モータが加速されると、極低速でモータを回転駆動させることが困難となる。そのため、この場合には、モータに印加する電力をモータが回転しない電力の範囲まで低下させる。また、計測値と基準値との比較により、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えていると判断されると、モータが2つの割り込み信号の間を十分な平均回転速度で駆動しておらず、極低速駆動であっても非常に遅い状態となっている。この場合には、電力加算制御手段における電力の増大を継続させる。
このようにすることにより、モータが極低速で駆動されている状態において、非常に遅い状態となっている場合には、モータに印加されるDuty比が増大されるため、被搬送物を搬送する際のスループットを向上させることが可能となる。また、モータを極低速で駆動させるのと、被搬送物の搬送におけるスループットを向上させる、という、相反する目的を両立させることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、電力加算制御手段は、所定の割り込み時間が到来する場合に、モータに印加するDuty比を段階的に増加させると共に、このDuty比に対応する電流を当該モータに印加するものである。
このように構成した場合、所定の割り込み時間が到来すると、モータに印加されるDuty比が段階的に増加させられるので、モータを段階的に加速させることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、電力加算制御手段は、所定の加速領域を経過した後にモータが回転しない電力の範囲まで戻し、その後モータに印加するDuty比を段階的に増加させ、このDuty比に対応する電流を当該モータに印加するものである。
このように構成した場合には、所定の加速領域が存在し、この加速領域が経過するまでは、モータの加速が為される。そのため、電力加算制御手段により、極低速でモータを駆動させるのに対応する分だけ、加速させることが可能となる。また、この加速領域の存在により、被搬送物の搬送におけるスループットを向上させることが可能となり、モータを極低速で駆動させる場合における、全体の処理時間を短縮させることが可能となる。
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、信号出力手段は、モータの回転に応じて出力される出力信号におけるハイレベルおよびローレベルの間のエッジを検出する度に、割り込み信号を出力するものである。
このように構成した場合には、出力信号におけるハイレベルおよびローレベルの間のエッジを検出する度に、割り込み信号が出力されるので、隣り合うエッジ間の周期(モータの回転速度)を高精度に算出することが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、モータは、DCモータとしたものである。このように構成した場合には、ステッピングモータを用いる場合等よりも、騒音の発生を低減させることが可能となる。
また、他の発明は、上述の各発明に関わるモータ制御装置を備え、かつモータ制御装置により制御されるモータと、モータにより原稿読取位置を移動させられる被搬送物と、を具備するものである。
このように構成した場合には、原稿読取装置において、モータを極低速で駆動させる場合において、モータの回転速度が規定の回転速度よりも遅い場合(計測値が基準値を超えている場合)であっても、原稿読み取りのスループットを向上させることが可能となる。
さらに、他の発明は、被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータの回転に基づいて、割り込み信号を出力する信号出力ステップと、モータに対して印加する電力を時間の経過に伴ってモータが回転しない電力の範囲から増大させる制御を行うための電力加算制御ステップと、割り込み信号が入力されると共に、この割り込み信号の入力の度に直前の割り込み信号との間の時間間隔における計測値と規定の基準値とを比較し、その比較の結果、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えているか否かを判断する速度判断ステップと、速度判断ステップでモータの回転速度が目標とする回転速度を超えていると判断される場合に、モータに印加する電力をモータが回転しない電力の範囲に低下させ、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えていないと判断される場合に、電力の増大を継続させる選択ステップと、を具備するものである。
このように構成した場合、速度判断ステップでは、信号出力手段から割り込み信号が入力される度に、直前の割り込み信号との間の時間間隔に対応する計測値と基準値とを比較し、その比較の結果、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えているか否かを判断する。そして、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えていると判断される場合には、モータが2つの割り込み信号の間を十分な平均回転速度で駆動している状態となり、それ以上、モータが加速されると、極低速でモータを回転駆動させることが困難となる。そのため、この場合には、モータに印加する電力をモータが回転しない電力の範囲まで低下させる。また、計測値と基準値との比較により、モータの回転速度が目標とする回転速度を超えていると判断されると、モータが2つの割り込み信号の間を十分な平均回転速度で駆動しておらず、極低速駆動であっても非常に遅い状態となっている。この場合には、選択ステップにおいて、電力の増大を継続させる。
このようにすることにより、モータが極低速で駆動されている状態において、非常に遅い状態となっている場合には、モータに印加されるDuty比が増大されるため、被搬送物を搬送する際のスループットを向上させることが可能となる。また、モータを極低速で駆動させるのと、被搬送物の搬送におけるスループットを向上させる、という、相反する目的を両立させることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1から図6に基づいて説明する。
<全体の概略構成>
図1は、本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置10の構成を示す図である。図1に示す原稿読取装置10は、透明なコンタクトガラス11に載置された原稿を、イメージセンサ20を走査して、コンタクトガラス11越しに読み取るフラットベッド型のスキャナである。
図1に示すイメージセンサ20は、CIS(Contact Image Sensor)方式のイメージセンサであり、長手方向である主走査方向に所定の画素密度で配列された受光素子(CCD:Charge Coupled Device )と、各受光素子に対応するレンズと、RGB3色のそれぞれの光を原稿に照射する露光ランプとを備える。各受光素子は、所定期間ごとに、原稿からの反射光を受光し、受光量に応じた電荷を生成し蓄積し、電気信号として出力する。
また、被搬送物としてのキャリッジ30には、イメージセンサ20が固定され、ガイドレール31に沿って主走査方向とは垂直の副走査方向に移動可能であり、環状のタイミングベルト40の一箇所に固定される。
また、モータ50は、イメージセンサ20を副走査方向に沿って移動させる。本実施の形態では、モータ50はDCモータとされる。ウォームギア60はモータ50の軸51に固定され、平歯車70はウォームギア60と噛み合っている。さらに、プーリ71は、平歯車70と同一の軸に固定されており、平歯車70と同一の回転量で回転する。プーリ72は、回転自在に設置されており、タイミングベルト40は、適度な引張力が生じるようにしてプーリ71およびプーリ72の外側に配置されている。このような駆動系の構成により、モータ50は、ウォームギア60、平歯車70およびプーリ71を介して、タイミングベルト40に回転力を与え、タイミングベルト40をプーリ71およびプーリ72の周りで回転させることで、キャリッジ30を副走査方向に搬送する。
他方、円盤52は、周方向に所定の角度間隔で、径方向に沿って形成された所定数のスリットを有し、モータ50の軸51に対して垂直に、かつ中心にて軸51に固定され、軸51の回転とともに回転する。
また、フォトインタラプタ80は、発光ダイオード81とフォトダイオード82とを有し、発光ダイオード81から出射した光のうち、円盤52のスリットを通過した光をフォトダイオード82で受光し、受光量に応じた電気信号を出力する。つまり、フォトインタラプタ80の出力信号(ENC信号)は、円盤52のスリットを光が通過したときだけハイレベルとなり、円盤52のスリット以外の部分で光が遮断されたときにはローレベルとなる。従って、モータ50が回転する場合、ENC信号はパルス状となり、モータ50の回転角度または回転数に比例した数のパルスを有する。このため、フォトインタラプタ80の出力信号のパルス数を計測することで、モータ50の回転量を得ることができる。
なお、本実施の形態では、フォトインタラプタ80は、2組の発光ダイオード81とフォトダイオード82とを有し、信号出力手段の一部に対応する。2つのフォトダイオード82は、それぞれのENC信号の位相差が所定の角度(例えば90度)となるように配置される。また、円盤52およびフォトインタラプタ80により、ロータリエンコーダが構成される。
また、制御回路100は、フォトインタラプタ80からの信号に基づいてイメージセンサ20、モータ50の動作を制御して読み取り動作を実行するとともに、読み取り動作により得られた画像データを出力する回路である。なお、制御回路100は、パーソナルコンピュータなどの外部装置、装置内外に設けられた記憶装置(メモリカード、ハードディスクドライブなど)へその画像データを出力する。また、制御回路100は、信号出力手段の一部(主としてENC割込み信号出力部124)、電力加算制御手段(主としてDuty計算部112)、判断手段(主として判断部111)に対応する。
図2は、図1における制御回路100の構成を示すブロック図である。制御回路100は、CPU(Central Processing Unit )101、メモリ102、インタフェース103、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)104、バス105、タイマ106、RC回路107およびモータドライバ108を有する。
CPU101は、メモリ102に格納されている制御プログラムに従って動作する。メモリ102はRAMおよびROMを有し、ROMには制御プログラムが予め記憶されている。CPU101が制御プログラムを実行することにより、スキャナ制御部110、判断部111、およびDuty計算部112が実現される。
これらのうち、スキャナ制御部110は、外部装置との通信、原稿読取動作の開始、図示せぬ操作部への利用者の操作に応じた制御などを行う。
また、判断部111には、位置演算部122から位置情報に関する信号(位置検出信号)、周期演算部123から周期情報に関する信号(周期検出信号)、およびENC割込み信号出力部124からENC割り込み信号(割り込み信号に対応)が入力される。そして、この判断部111では、ENC割り込み信号に基づいて、周期情報に関する周期T(計測値に対応)と、後述する極低速制御(BS制御)における目標周期To (基準値に対応)とを比較する。そして、判断部111では、周期Tが、目標周期To よりも小さい場合に、Duty比をホールド電流値(モータが回転しない電力の範囲に対応)まで低下させる処理を行う。また、判断部111では、計測値に対応する周期Tと、基準値に対応する目標周期To とを比較することにより、モータ50の回転速度が、当該モータ50が目標とする回転速度を超えているか否かを判断する。
なお、ホールド電流はENC割り込み信号が入力された時点のDuty比に所定の倍率(0〜1の係数)を乗算して算出するようになっている。ENC割り込み信号が入力された時点のDuty比はその時点における限界トルクを超えてモーターが動き出すDuty比であるので、所定の倍率を乗算してDuty比を低下させ、その時点における限界トルクを僅かに下回る値にすることで、スループットを低下させない極低速制御が可能になる。
本実施の形態では、ホールド電流は、ENC割り込み信号が入力された時点のDutyに所定の倍率を乗算して低下させるようになっている。しかしながら、このホールド電流は、ENC割り込み信号が入力された時点のDuty比から所定の低下量を差し引いて算出してもよいし、固定的な値(固定値)を用いるようにしても良い。
固定的な値(固定値)であるホールド電流値を用いる場合、ホールド電流は、例えば起動時またはその他の所定のタイミングで、モータ50を駆動させ、その際、所定の回転速度となるときのDutyを計測する(メジャメントを行う)ことに基づいて求められる。かかるメジャメントを行う場合、所定の回転速度となるときのDutyを計測するのみならず、所定のDutyでモータ50を駆動させた場合の回転速度を計測するようにしても良い。
また、Duty計算部112は、スキャナ制御部110によって、後述する極低速制御(BS制御)の実行が指示された場合、極低速制御(BS制御)のための計算を実行する。なお、極低速制御(BS制御)においては、Duty計算部112は、タイマ106からのタイマ割り込み信号を受信する度に、一定のDuty比を加算する。それにより、本実施の形態における極低速制御では、図6に示すような電流プロファイルが得られる。
また、インタフェース103は、外部装置とのデータ通信を行うUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェース回路や、装置内に設けられたメモリカードスロット等とのデータ通信を行うインタフェース回路を有する。ASIC104は、イメージセンサ制御部121、位置演算部122、周期演算部123、ENC割込み信号出力部124、およびモータ制御部125を有する。
このASIC104において、イメージセンサ制御部121は、イメージセンサ20を制御して、RGB各色についての読取動作を行わせ、各色について読み取った画像データを取得する。位置演算部122は、フォトダイオード82から出力されるENC信号のパルス数をカウントすることにより、キャリッジ30の現在の位置を算出する。また、周期演算部123は、ENC信号のエッジ間の周期を計測し、この周期計測に基づいて、キャリッジ30の現在の速度を算出する。
また、ENC割込み信号出力部124は、フォトダイオード82からのENC信号を受信すると、このENC信号に基づくENC割り込み信号を、CPU101に向けて出力する。そして、CPU101に実現される判断部111では、このENC割り込み信号が受信されると、上述したような周期Tと目標周期To とを比較する等の処理を行う。なお、ENC割込み信号出力部124では、フォトダイオード82から出力される全てのエッジにおいて、ENC割り込み信号を出力する。すなわち、ENC割込み信号出力部124では、A相のENC信号の立ち上がりエッジおよび立ち上がりエッジ、B相のENC信号の立ち上がりエッジおよび立ち上がりエッジを検出する度に、ENC割り込み信号を出力する。
また、モータ制御部125は、CPU101(Duty計算部112)からの制御指令に基づいて、イメージセンサ制御部121から出力されるタイミングパルスに同期して、モータ50を制御するための制御信号を出力する。本実施の形態では、モータ制御部125は、モータ50の回転量に応じたデューティ比のPWM(Pulse Width Modulation)信号を出力する。
また、タイマ106は、不図示のクロック信号をカウントすることで計時する。そして、このカウントにより、予め設定されている時間に到達すると、CPU101に対して、タイマ割り込み信号を出力する。
また、RC回路107は、ローパスフィルタ回路であって、出力電圧を、入力されるPWM信号のデューティ比に応じた直流電圧にする回路である。図3は、図2におけるRC回路107の一例を示す回路図である。図3に示すように、このRC回路107は、抵抗R1および抵抗R2により分圧され、キャパシタCにより平滑化される回路となっている。本実施の形態では、RC回路107の出力電圧は、入力されるPWM信号のデューティ比に比例した電圧値となる。
また、モータドライバ108は、RC回路107を介してモータ制御部125から印加される電流値指令電圧Vrefの値に応じた電流をモータ50に導通させるドライバ回路である。本実施の形態では、電流値指令電圧Vrefの値に比例した電流がモータ50に導通する。
図4は、図2におけるモータドライバ108の一例を示す図である。スイッチング素子Q1〜Q4は、ブリッジ接続されており、それぞれスイッチング用のトランジスタであり、ダイオードD1〜D4は、スイッチング素子Q1〜Q4のコレクタ・エミッタ間(ゲート・ドレイン間)にそれぞれ設けられ、スイッチング素子Q1〜Q4を導通する電流とは逆方向に電流を導通させる回生用のダイオードである。抵抗Rdは、モータ50に流れる電流値を両端電圧として検出する微小抵抗である。ゲート回路131は、電流値指令電圧Vrefの値、および抵抗Rdの両端電圧から得られるモータ50の駆動電流の値に基づき、スイッチング素子Q1〜Q4のオン・オフ制御を行う回路である。なお、本実施の形態では、スイッチング素子Q1〜Q4は、それぞれP型のトランジスタであるが、N型のトランジスタを使用してもよい。その場合、抵抗Rdは電源VBB側に設けられる。
例えば、スイッチング素子Q1,Q4がオンでありスイッチング素子Q2,Q3がオフであると、電源電圧VBBがモータ50(および電流検出用の微小抵抗Rd)に印加され、順方向にモータ50が回転する。また、スイッチング素子Q2,Q3がオンでありスイッチング素子Q1,Q4がオフであると、電源電圧VBBが反転してモータ50(および電流検出用の微小抵抗Rd)に印加され、逆向きにモータ50が回転する。ゲート回路131は、スイッチング素子Q1,Q4がオンでありスイッチング素子Q2,Q3がオフである場合、モータ50の駆動電流が電流値指令電圧Vrefにより指定された値以上となったときに、スイッチング素子Q1を一定期間オフさせてモータドライバ108を回生動作させ、その後、スイッチング素子Q1をオンさせる。
この動作を繰り返すことで、モータ50の駆動電流は、電流値指令電圧Vrefにより指定された値にほぼ維持される。その場合、スイッチング素子Q2,Q3は、継続的にオフのままである。同様に、ゲート回路131は、スイッチング素子Q2,Q3がオンでありスイッチング素子Q1,Q4がオフである場合、モータ50の駆動電流が電流値指令電圧Vrefにより指定された値以上となったときに、スイッチング素子Q2を一定期間オフさせてモータドライバ108を回生動作させ、その後、スイッチング素子Q2をオンさせる。この動作を繰り返すことで、モータ50の駆動電流は、電流値指令電圧Vrefにより指定された値にほぼ維持される。その場合、スイッチング素子Q2,Q3は、継続的にオフのままである。
<モータの駆動制御について>
以上のような構成の原稿読取装置10において、モータ制御を行う場合について、図5の動作フローおよび図6等に基づいて、以下に説明する。
ユーザが、コンタクトガラス11に読み取り対象である原稿をセットすると共に、例えば原稿読取装置10の操作パネルでの操作により、高解像度での読み取りモードが設定されると、原稿読取装置10では、高解像度での読み取りモードに対応する極低速制御が開始される。このとき、原稿読取装置10では、キャリッジ30を所定の基準位置まで移動させたり、モータ50にホールド電流を印加する等、所定の予備動作を行う(S10)。
そして、予備動作が終了すると、CPU101に実現される判断部111は、Duty計算部112でのDuty比の計算の開始を指示する。そして、この指示に従い、Duty計算部112では、極低速制御(BS制御)に対応するDuty比の計算を行う。ここで、極低速制御(BS制御)における電流と時間の関係を、図6に示す。この図6では、モータ50を起動開始させて、A相の立ち上がりエッジを検出後(このとき、CPU101には、ENC割り込み信号が入力される。)、同じA相の立ち下がりエッジを検出するまで、当該モータ50を加速させるための電流を通電させている(S11)。この加速を行う場合、モータ50には、加速に対応する電流が通電されるが、このときのDuty比は、一定となっている。
続いて、キャリッジ30の現在の位置が、加速領域に存在しているか否かを判断する(S12)。この判断においては、所定の個数だけエッジを検出するか否かによって行う。そして、このS12の判断において、キャリッジ30の現在の位置が、加速領域に存在していないと判断される場合(Noの場合)、続いてホールド電流まで電流を低下させる(S13)。また、ホールド電流までの低下後、判断部111では、次のENC割り込み信号が受信されたか否かを判断する(S14)。なお、このS14で速度が低下させられると、以後、図6に示す極低速制御(BS制御)が開始させられる。
S14の判断において、ENC割り込み信号が受信されないと判断される場合(Noの場合)、続いて判断部111では、タイマ106からタイマ割り込み信号が受信されたか否かを判断する(S15)。この判断においてタイマ割り込み信号が受信されないと判断される場合(Noの場合)、上述のS14に戻る。
また、このS15において、タイマ割り込み信号が受信されたと判断される場合(Yesの場合)、Duty計算部112では、一定のDutyを加算する(S16)。ここで、加算される一定のDutyとは、図6に示すように、ホールド電流に対して、段階的に加算されるDuty比のことであり、各段階で加算されるDuty比は等しくなっている。
なお、Duty比に対応する電圧は、図3に示すRC回路107を経ることにより、実際には所定の分圧および平滑化が為された電流(直流)に変換される。このとき、Duty比が段階的に加算されると、電流も段階的に加算される状態となる。また、タイマ106から発せられるタイマ割り込み信号は、ENC割込み信号出力部124から発せられるENC割り込み信号よりも小さな時間間隔で発せられる状態となっている。
上述のS14の判断において、ENC割り込み信号が受信されていると判断する場合(Yesの場合)、続いて、キャリッジ30が目標位置まで移動したか否か(ENC信号のカウント数が、目標となるカウント数に到達したか否か)の判断を行う(S17)。このS17の判断において、キャリッジ30が目標位置に到達したと判断される場合(Yesの場合)、続いてモータ50を停止させるための処理を行い(S18)、処理が終了する。
また、上述のS17において、キャリッジ30が目標位置まで移動していないと判断される場合(Noの場合)、目標位置に向けて、キャリッジ30をさらに移動させる必要がある。そのため、この場合には、極低速制御を継続する。具体的なS17以後の処理としては、現在の周期Tが、目標周期To と比較して、小さいか否かを判断する(S19)。なお、周期は、速度の逆数であるため、この判断においては、現在の速度と目標速度を比較するようにしても良い。
このS19において、周期Tが目標速度To よりも小さいと判断される(Yesと判断される)と、間近の2つのエッジ間におけるキャリッジ30の速度は、目標とする速度よりも速い状態となる。そのため、この場合、Duty計算部112では、Duty比をホールド電流に対応するDuty比まで、低下させる処理(計算)を行う(S20)。そして、このS20の処理が終了した後に、再びS14に戻る。
また、S19の判断において、周期Tが目標速度To よりも大きいと判断される(Noと判断される)と、間近の2つのエッジ間におけるキャリッジ30の速度は、目標とする速度よりも遅い状態となる。この遅い状態で、S20のようにホールド電流に対応するDuty比まで、Duty比を下げたのでは、原稿読み取りのスループットが低下する原因となる。そこで、この場合(S19においてNoと判断される場合)には、S20の処理を行わず(ホールド電流まで電流を低下させず)に、再びS14に戻り、次のENC割り込み信号が受信されたか否かを判断する。以上のようにして、モータ50の極低速制御が為される。
<本発明による効果>
上述のような構成の原稿読取装置10によると、判断部111では、ENC割り込み信号が入力されると、周期Tと、目標周期To とを比較する。そして、周期Tが目標周期To よりも小さい場合(目標速度よりも速い場合)に、Duty比をホールド電流値まで低下させる処理を行う。また、周期Tが目標周期To よりも大きい場合(目標速度よりも遅い場合)には、Duty比の増加を途中段階から継続させる。このため、キャリッジ30を搬送する際のスループットを向上させることが可能となる。また、モータ50を極低速で駆動させるのと、キャリッジ30の搬送におけるスループットを向上させる、という、相反する目的を両立させることが可能となる。
また、本実施の形態では、判断部111では、所定の割り込み時間が到来すると、モータ50に印加されるDuty比が段階的に増加させられるので、モータ50を段階的に加速させることが可能となる。また、段階的なDuty比の増加により、モータ50を確実に動き出させることが可能となる。
さらに、本実施の形態では、図6に示すような所定の加速領域を経過した後に、ホールド電流まで電流を低下させ、その後モータ50に印加するDuty比を段階的に増加させ、このDuty比に対応する電流を当該モータ50に印加している。このため、この加速領域の存在により、極低速でモータ50を駆動させるのに対応する分だけ、加速させることが可能となる。また、この加速領域の存在により、キャリッジ30の搬送におけるスループットを向上させることが可能となり、モータ50を極低速で駆動させる場合における、全体の処理時間を短縮させることが可能となる。
また、ENC割込み信号出力部124は、モータ50の回転に応じて出力されるENC信号におけるハイレベルおよびローレベルの間のエッジを検出する度に、ENC割り込み信号を出力する。このため、ENC信号のエッジを検出する度に、ENC割り込み信号が出力されるので、隣り合うエッジ間の周期(モータ50の回転速度)を高精度に算出することが可能となる。
また、本実施の形態では、モータ50は、DCモータである。このため、ステッピングモータを用いる場合等よりも、騒音の発生を低減させることが可能となる。
また、本発明の原稿読取装置10では、原稿読み取りのスループットを向上させることが可能となる。
以上、本発明の一実施の形態について述べたが、本発明は、種々変形可能である。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態では、モータ50として、DCモータを用いる場合について説明している。しかしながら、モータは、DCモータには限られず、例えばモータの騒音がさほど問題とならない場合には、ステッピングモータを用いるようにしても良い。また、同期モータなどのAC(交流)モータとしても良い。
また、上述の実施の形態では、制御回路100は、CPU101と、ASIC104とを備えている。しかしながら、制御回路100としては、ASICのみでモータ50の制御を司るように構成しても良く、また、これら以外に種々の周辺機器が組み込まれた1チップマイコン等を組み合わせて、制御回路100を構成するようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、被搬送物として、キャリッジ30を用いる場合について説明しているが、例えば原稿を直接送る方式の原稿読取装置においては、被搬送物を用紙等の原稿としても良い。また、上述の実施の形態においては、CIS方式のイメージセンサが用いられているが、その他の方式として、光学縮小方式のイメージセンサを用いるようにしても良い。
さらに、上述の実施の形態では、モータ50を極低速駆動させるために、Duty比を段階的に一定の増加量ずつ増加させている。しかしながら、Duty比は、一定の増加量ずつ増加させる場合には限られず、例えばホールド電流付近の電流の場合の増加ピッチを、ホールド電流から離間する部位よりも大きくする等、増加量を変動させるようにしても良い。
本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置の概略構成を示す図である。 制御回路の構成を示すブロック図である。 図2におけるRC回路の一例を示す回路図である。 図2におけるモータドライバの一例を示す図である。 モータ駆動開始時の動作フローを示す図である。 電流とENC信号の関係を示す図である。
符号の説明
10…原稿読取装置、20…イメージセンサ、30…キャリッジ(被搬送物に対応)、50…モータ、80…フォトインタラプタ(信号出力手段の一部に対応)、100…制御回路(信号出力手段の一部、電力加算制御手段、判断手段に対応)、101…CPU、104…ASIC、106…タイマ、111…判断部、112…Duty計算部(電力加算制御手段)、121…イメージセンサ制御部、122…位置演算部、123…周期演算部、124…ENC割込み信号出力部(信号出力手段)、125…モータ制御部

Claims (5)

  1. 被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータの回転に基づいて、割り込み信号を出力する信号出力手段と、
    上記モータに対して印加する電力を時間の経過に伴ってモータが回転しない電力の範囲から増大させる制御を行うための電力加算制御手段と、
    上記割り込み信号が入力されると共に、この割り込み信号の周期の計測値と規定の基準値とを比較し、その比較の結果、上記モータの回転速度が目標とする回転速度を超えているか否かを判断すると共に、上記モータの回転速度が上記目標とする回転速度を超えていると判断される場合に、上記モータに印加する電力をモータが回転しない電力の範囲に低下させる指令を上記電力加算制御手段に与え、上記モータの回転速度が上記目標とする回転速度を超えていないと判断される場合に、上記電力の増大を継続させる判断手段と、
    を具備することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記電力加算制御手段は、所定の割り込み時間が到来する場合に、前記モータに印加するDuty比を段階的に増加させると共に、このDuty比に対応する電流を当該モータに印加することを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記電力加算制御手段は、所定の加速領域を経過した後に前記モータが回転しない電力の範囲まで戻し、その後前記モータに印加する前記Duty比を段階的に増加させ、このDuty比に対応する電流を当該モータに印加することを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  4. 前記信号出力手段は、前記モータの回転に応じて出力される出力信号におけるハイレベルおよびローレベルの間のエッジを検出する度に、前記割り込み信号を出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 被搬送物を搬送する駆動力を与えるモータの回転に基づいて、割り込み信号を出力する信号出力ステップと、
    上記モータに対して印加する電力を時間の経過に伴ってモータが回転しない電力の範囲から増大させる制御を行うための電力加算制御ステップと、
    上記割り込み信号が入力されると共に、この割り込み信号の周期の計測値と規定の基準値とを比較し、その比較の結果、上記モータの回転速度が目標とする回転速度を超えているか否かを判断する速度判断ステップと、
    上記速度判断ステップで上記モータの回転速度が上記目標とする回転速度を超えていると判断される場合に、上記モータに印加する電力をモータが回転しない電力の範囲に低下させ、上記モータの回転速度が上記目標とする回転速度を超えていないと判断される場合に、上記電力の増大を継続させる選択ステップと、
    を具備することを特徴とするモータ制御方法。
JP2006264532A 2006-09-28 2006-09-28 モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法 Expired - Fee Related JP5007547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006264532A JP5007547B2 (ja) 2006-09-28 2006-09-28 モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006264532A JP5007547B2 (ja) 2006-09-28 2006-09-28 モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008086151A JP2008086151A (ja) 2008-04-10
JP2008086151A5 JP2008086151A5 (ja) 2009-08-20
JP5007547B2 true JP5007547B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39356424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006264532A Expired - Fee Related JP5007547B2 (ja) 2006-09-28 2006-09-28 モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5007547B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5927831B2 (ja) * 2011-09-30 2016-06-01 ブラザー工業株式会社 モータ制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3866067B2 (ja) * 2001-09-03 2007-01-10 シャープ株式会社 直流電動機の駆動方法、直流電動機の駆動装置、シート送り方法、シート送り装置、画像形成装置、および画像読取装置
JP3956922B2 (ja) * 2003-09-12 2007-08-08 ブラザー工業株式会社 モータ制御方法及び制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008086151A (ja) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5228418B2 (ja) 画像読取装置
JP2008067560A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
US7443132B2 (en) Motor control device and method
JP5007547B2 (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP2008109845A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP4876825B2 (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP5056069B2 (ja) モータ制御方法及びモータ制御装置
US8373374B2 (en) Apparatus equipped with motor and driving method for the motor
US7982424B2 (en) Document reading apparatus, document reading method, and program for reading document
JP2008086150A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP2008079390A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP2008085566A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP2008086111A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP4710469B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP2008092622A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP2008072844A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP4765462B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP2005333377A (ja) 画像読取装置
JP2008086112A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP2008072845A (ja) モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法
JP4696942B2 (ja) 画像入力装置、キャリッジの停止位置制御方法
JP4065465B2 (ja) ステッピングモータ制御装置、ステッピングモータ制御方法、画像読取装置及び記憶媒体
JP4736835B2 (ja) 画像入力装置及び基準位置検出方法
JP2008092626A (ja) モータ制御装置、画像読取装置およびモータ制御方法
JP2007219045A (ja) 画像入力装置及び基準位置検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090706

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120501

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5007547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees