JP2008085566A - モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不感帯を有するモータを極めて低い速度で回転させること。
【解決手段】このモータ制御装置11,12は、モータ6に導通する電流値を制御し、モ
ータ6が回転しない第1の電流値範囲(つまり不感帯)とモータが回転する第2の電流値
範囲(つまり不感帯以外の範囲)とに交互に電流値を設定し、所定の期間でのモータ6の
回転量を制御する。これにより、短期間では間欠的にモータ6が駆動され、平均すると、
極めて低い速度でモータ6を回転させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法に関するものである。
従来からDC(直流)モータ、ステッピングモータなどの様々なモータが、スキャナ、
プリンタなどの装置に使用されている。例えば、プリンタでは、紙送り用モータ、印刷ヘ
ッドを搭載したキャリッジを搬送するモータなどが設けられている(例えば特許文献1参
照)。また、例えば、スキャナにおいても、イメージセンサを搭載したキャリッジを搬送
するモータが設けられている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−219613号公報 特開2005−184390号公報
上記の装置などにおいて、モータを極めて低い速度で回転させたいという要求がある。
例えば、スキャナにおいては、キャリッジ搬送用モータを極めて低い速度で回転させ、キ
ャリッジに搭載されたイメージセンサの読み取り位置を極めて低い速度で移動させること
で、読み取り解像度を高くすることができるからである。
一般に、DCモータの回転速度を制御する場合、モータに印加する駆動電圧や供給する
駆動電流が調整される。例えば、DCモータでは駆動電圧や駆動電流が低いほど回転速度
が低くなる。ただし、駆動電圧や駆動電流に基づき発生するトルクが静止摩擦力より小さ
い場合には、モータは回転しない。このように、駆動電圧や駆動電流がゼロではないにも
拘わらずモータの回転量がゼロである電圧範囲や電流値範囲を不感帯という。
このような不感帯が存在するため、単に低い駆動電圧や駆動電流を与えてもモータは回
転せず、ある一定以下の極めて低速にてモータを回転させることは困難である。
なお、このような問題は、DCモータ以外の、不感帯の存在するモータについても同様
である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、不感帯を有するモータを極めて低
い速度で回転させることができるモータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法を
得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係るモータ制御装置の1つは、モータに導通する電流値を制御し、モータが回
転しない第1の電流値範囲とモータが回転する第2の電流値範囲とに交互に電流値を設定
し、所定の期間でのモータの回転量を制御する。これにより、短期間では間欠的にモータ
が駆動され、平均すると、極めて低い速度でモータを回転させることができる。
本発明に係るモータ制御装置の1つは、モータの回転量を検出する検出部と、モータに
導通する電流値を制御し、モータが回転しない第1の電流値範囲とモータが回転する第2
の電流値範囲とに交互に電流値を設定し、所定の期間において検出部によるモータの回転
量が所定の値になると、その所定の期間の終わりまで第1の電流値範囲に電流値を継続的
に設定する電流調整部とを備える。これにより、短期間では間欠的にモータが駆動され、
平均すると、極めて低い速度でモータを回転させることができる。
本発明に係るモータ制御装置の1つは、モータに導通する電流を調整する電流調整部と
、モータの回転量を検出する検出部とを備える。そして、モータに導通する電流の値とモ
ータの回転速度との関係を示すモータの特性において、モータの回転速度がゼロとなる所
定の電流値範囲が存在する場合に、電流調整部は、電流の値を所定の電流値範囲内から所
定の電流値範囲外となるように調整する第1の調整と、第1の調整によりモータが回転し
、所定の回転量が検出部によって検出された場合に、電流の値を所定の電流値範囲外から
所定の電流範囲値範囲内となるように調整する第2の調整とを交互に少なくとも1回行う
。これにより、短期間では間欠的にモータが駆動され、平均すると、極めて低い速度でモ
ータを回転させることができる。
また、本発明に係るモータ制御装置は、上記のモータ制御装置のいずれかに加え、次の
ようにしてもよい。つまり、その場合、電流調整部は、第1の調整において、電流の値を
、時間経過とともに所定の変化率で変化させて、所定の電流値範囲内から所定の電流値範
囲外となるように調整する。これにより、駆動電流が徐々に不感帯の範囲内から範囲外と
なるように調整されるため、モータの個体差により不感帯の幅にばらつきがあっても、不
感帯と通常の動作レンジとの境界近傍でモータの回転制御と停止制御とが繰り返され、モ
ータ回転時の回転量を最小限とすることができる。
また、本発明に係るモータ制御装置は、上記のモータ制御装置のいずれかに加え、次の
ようにしてもよい。つまり、その場合、電流調整部は、スイッチング素子とそのスイッチ
ング素子と制御するゲート回路とを有するモータドライバと、ゲート回路に電流値指令電
圧を印加する電流値指令部とを有する。そして、ゲート回路は、電流値指令電圧により指
定された電流値に達するとスイッチング素子を所定時間だけオフにしその後オンにする。
これにより、電流値指令電圧にて指定された電流値でスイッチング素子がトリップしそれ
以上の電流値がモータへ供給されなくなるため、比較的簡単な回路でモータの駆動電流を
一定とすることができる。
また、本発明に係るモータ制御装置は、上記のモータ制御装置に加え、次のようにして
もよい。つまり、その場合、モータは、DCモータとされ、モータドライバは、ステッピ
ングモータ用のモータドライバとされる。これにより、ステッピングモータ用のモータド
ライバをDCモータの電流制御用のドライバに使用できる。
また、本発明に係るモータ制御装置は、上記のモータ制御装置のいずれかに加え、次の
ようにしてもよい。つまり、その場合、電流調整部は、電流の値を所定の電流値範囲内か
ら所定の電流値範囲外となるように調整するとともにその調整によりモータが回転し第1
の回転量が検出部によって検出された場合に電流の値を所定の電流値範囲外から所定の電
流値範囲内となるように調整した後に、第1の調整と第2の調整とを交互に少なくとも1
回行う。
また、本発明に係る原稿読取装置は、上記のいずれかのモータ制御装置と、モータ制御
装置により制御され原稿読取位置を移動させるモータとを備える。これにより、短期間で
は間欠的にモータが駆動され、平均すると、極めて低い速度でモータを回転させることが
でき、高解像度で原稿を読み取ることができる。
本発明に係るモータ制御方法は、モータに導通する電流値を制御し、モータが回転しな
い第1の電流値範囲とモータが回転する第2の電流値範囲とに交互に電流値を設定し所定
の期間でのモータの回転量を制御する。これにより、短期間では間欠的にモータが駆動さ
れ、平均すると、極めて低い速度でモータを回転させることができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る原稿読取装置の構成を示す図である。図1に示す
原稿読取装置は、透明なコンタクトガラス1に載置された原稿を、イメージセンサ2を走
査して、コンタクトガラス1越しに読み取るフラットベッド型のスキャナである。
図1において、イメージセンサ2は、CIS(Contact Image Sensor)方式のイメージ
センサであり、長手方向である主走査方向に所定の画素密度で配列された受光素子(CC
D:Charge Coupled Device )と、各受光素子に対応するレンズと、RGB3色のそれぞ
れの光を原稿に照射する露光ランプとを備える。各受光素子は、所定期間ごとに、原稿か
らの反射光を受光し、受光量に応じた電荷を生成し蓄積し、電気信号として出力する。
また、キャリッジ3は、イメージセンサ2を固定され、ガイドレール4に沿って主走査
方向とは垂直の副走査方向に移動可能であり、環状のタイミングベルト5の一箇所に固定
される。
また、モータ6は、副走査方向においてイメージセンサ2を移動させるモータである。
この実施の形態1では、モータ6はDCモータとされる。ウォームギア7はモータ6の軸
6aに固定され、平歯車8aはウォームギア7と噛み合っている。さらに、プーリ8bは
、平歯車8aと同一の軸に固定されており、平歯車8aと同一の回転量で回転する。プー
リ8bは、回転自在に設置されており、タイミングベルト5は、適度な引張力が生じるよ
うにしてプーリ8bおよびプーリ9の外側に配置されている。このような駆動系の構成に
より、モータ6は、ウォームギア7、平歯車8aおよびプーリ8bを介して、タイミング
ベルト5を回転力を与え、タイミングべルト5をプーリ8bおよびプーリ9の周りで回転
させることで、キャリッジ3を副走査方向に搬送する。
他方、円盤10は、周方向に所定の角度間隔で、径方向に沿って形成された所定数のス
リットを有し、モータ6の軸6aに対して垂直に、かつ中心にて軸6aに固定され、軸6
aの回転とともに回転する。
また、フォトインタラプタ11は、発光ダイオード11aとフォトダイオード11bと
を有し、発光ダイオード11aから出射した光のうち、円盤10のスリットを通過した光
をフォトダイオード11bで受光し、受光量に応じた電気信号を出力する。つまり、フォ
トインタラプタ11の出力信号は、円盤10のスリットを光が通過したときだけハイレベ
ルとなり、円盤10のスリット以外の部分にて光が遮断されたときにはローレベルとなる
。したがって、モータ6が回転している場合には、フォトインタラプタ11の出力信号は
、パルス状となり、モータ6の回転角度または回転数に比例した数のパルスを有する。こ
のため、フォトインタラプタ11の出力信号のパルス数を計測することで、モータ6の回
転量を得ることができる。また、モータ6が一定の回転速度Nで回転している場合、円盤
10のスリットの総数をMとすると、フォトインタラプタ11の出力信号の周波数は、N
×Mとなる。
なお、実施の形態1では、フォトインタラプタ11は、2組の発光ダイオード11aと
フォトダイオード11bとを有する。2つのフォトダイオード11bは、それぞれからの
出力信号の位相差が所定の角度(例えば90度)となるように配置される。
円盤10およびフォトインタラプタ11により、モータ6の回転量を検出するロータリ
エンコーダが構成される。
また、制御回路12は、フォトインタラプタ11からの信号に基づいてイメージセンサ
2、モータ3の動作を制御して読み取り動作を実行するとともに、読み取り動作により得
られた画像データを出力する回路である。なお、制御回路12は、パーソナルコンピュー
タなどの外部装置、装置内外に設けられた記憶装置(メモリカード、ハードディスクドラ
イブなど)へその画像データを出力する。
図2は、図1における制御回路12の構成を示すブロック図である。制御回路12は、
CPU(Central Processing Unit )21、メモリ22、インタフェース23、ASIC
(Application Specific Integrated Circuit)24、バス25、RC回路41およびモ
ータドライバ42を有する。
CPU21は、メモリ22に格納されている制御プログラムに従って動作する。メモリ
22はRAMおよびROMを有し、ROMには制御プログラムが予め記憶されている。C
PU21が制御プログラムを実行することにより、スキャナ制御部31が実現される。ス
キャナ制御部31は、外部装置との通信、原稿読取動作の開始、図示せぬ操作部への利用
者の操作に応じた制御などを行う。インタフェース23は、外部装置とのデータ通信を行
うUSB(Universal Serial Bus)などのインタフェース回路や、装置内に設けられたメ
モリカードスロットなどとのデータ通信を行うインタフェース回路を有する。ASIC2
4は、イメージセンサ制御部32、エンコーダ検出部33およびモータ制御部34を有す
る。
ASIC24において、イメージセンサ制御部32は、イメージセンサ2を制御して、
RGB各色についての読取動作を行わせ、各色について読み取った画像データを取得する
。また、エンコーダ検出部33は、フォトダイオード11bから出力されるエンコーダ信
号のパルス数やパルスエッジを検出する。また、モータ制御部34は、イメージセンサ制
御部32から出力されるタイミングパルスに同期して、エンコーダ検出部33に得られた
情報に基づきモータ6を制御するための制御信号を出力する。実施の形態1では、モータ
制御部34は、モータ6の回転量に応じたデューティ比のPWM(Pulse Width Modulati
on)信号を出力する。
また、RC回路41は、ローパスフィルタ回路であって、出力電圧を、入力されるPW
M信号のデューティ比に応じた直流電圧にする回路である。図3は、図2におけるRC回
路41の一例を示す回路図である。図3に示すように、このRC回路41は、抵抗R1お
よび抵抗R2により分圧され、キャパシタCにより平滑化される回路となっている。この
実施の形態1では、RC回路41の出力電圧は、入力されるPWM信号のデューティ比に
比例した電圧値となる。
また、モータドライバ42は、RC回路41を介してモータ制御部34から印加される
電流値指令電圧Vrefの値に応じた電流をモータ6に導通させるドライバ回路である。
この実施の形態1では、電流値指令電圧Vrefの値に比例した電流がモータ6に導通す
る。
図4は、図2におけるモータドライバ42の一例を示す図である。図4において、スイ
ッチング素子Q1〜Q4は、ブリッジ接続されており、それぞれスイッチング用のトラン
ジスタであり、ダイオードD1〜D4は、スイッチング素子Q1〜Q4のコレクタ・エミ
ッタ間(ゲート・ドレイン間)にそれぞれ設けられ、スイッチング素子Q1〜Q4を導通
する電流とは逆方向に電流を導通させる回生用のダイオードである。抵抗Rdは、モータ
6に流れる電流値を両端電圧として検出する微小抵抗である。ゲート回路51は、電流値
指令電圧Vrefの値、および抵抗Rdの両端電圧から得られるモータ6の駆動電流の値
に基づき、スイッチング素子Q1〜Q4のオン・オフ制御を行う回路である。なお、この
実施の形態1では、スイッチング素子Q1〜Q4は、それぞれP型のトランジスタである
が、N型のトランジスタを使用してもよい。その場合には、抵抗Rdは電源VBB側に設
けられる。
例えば、スイッチング素子Q1,Q4がオンでありスイッチング素子Q2,Q3がオフ
であると、電源電圧VBBがモータ6(および電流検出用の微小抵抗Rd)に印加され、
順方向にモータ6が回転する。また、スイッチング素子Q2,Q3がオンでありスイッチ
ング素子Q1,Q4がオフであると、電源電圧VBBが反転してモータ6(および電流検
出用の微小抵抗Rd)に印加され、逆方向にモータ6が回転する。ゲート回路51は、ス
イッチング素子Q1,Q4がオンでありスイッチング素子Q2,Q3がオフである場合、
モータ6の駆動電流が電流値指令電圧Vrefにより指定された値以上となったときに、
スイッチング素子Q1を一定期間オフさせてモータドライバ42を回生動作させ、その後
、スイッチング素子Q1をオンさせる。この動作を繰り返すことで、モータ6の駆動電流
は、電流値指令電圧Vrefにより指定された値にほぼ維持される。その場合、スイッチ
ング素子Q2,Q3は、継続的にオフのままである。同様に、ゲート回路51は、スイッ
チング素子Q2,Q3がオンでありスイッチング素子Q1,Q4がオフである場合、モー
タ6の駆動電流が電流値指令電圧Vrefにより指定された値以上となったときに、スイ
ッチング素子Q2を一定期間オフさせてモータドライバ42を回生動作させ、その後、ス
イッチング素子Q2をオンさせる。この動作を繰り返すことで、モータ6の駆動電流は、
電流値指令電圧Vrefにより指定された値にほぼ維持される。その場合、スイッチング
素子Q2,Q3は、継続的にオフのままである。
なお、実施の形態1では、フォトインタラプタ11および制御回路12によりモータ制
御装置が構成される。
図5は、図1におけるモータ6の駆動電流に対する回転速度の特性の一例を示す図であ
る。図5に示すように、モータ6の駆動電流と回転速度とは、ほぼ比例の関係にあるが、
駆動電流がある所定の限界電流値(絶対値)未満の場合には、モータ6は回転しない。し
たがって、正の限界電流値から負の限界電流値までの範囲がこのモータ6の不感帯となる
。限界電流値では、ほぼ一定の回転速度(限界回転速度)が得られ、この限界回転速度に
対応する読取解像度(限界解像度)以下の読取解像度であれば、単に駆動電流の値を高く
すればよい。しかしながら、駆動電流をゼロ以上かつ正の限界電流値未満のいずれかの値
に設定しても、モータ6は、限界回転速度より低い回転速度で回転するわけではなく、単
に停止するため、限界回転速度での読取解像度より高い解像度で原稿読取を行う場合には
、例えば本実施の形態1のようにモータを制御する必要がある。
次に、上記装置の動作について説明する。
原稿読取時には、イメージセンサ2が副走査方法に移動しながら原稿を読み取るため、
利用者により指定された読取解像度に応じた速度でイメージセンサ2を移動させる。
また、イメージセンサ2は、所定の電荷蓄積期間ごとに、その期間に蓄積された電荷を
出力する。したがって、ある読取解像度で原稿読取を行う場合、各電荷蓄積期間で一定距
離だけイメージセンサ2を動かしていく必要がある。イメージセンサ2の移動量とモータ
6との回転量は比例の関係にあるので、各電荷蓄積期間で一定の回転量だけモータ6の回
転させる必要がある。電荷蓄積期間の長さは例えば10ミリ秒とされる。
図6は、イメージセンサ2の駆動信号とエンコーダ信号との対応関係を示す図である。
イメージセンサ2は、イメージセンサ制御部32からの所定の電荷蓄積期間を周期とした
駆動信号を供給され、その駆動信号におけるあるタイミングパルスのエッジから次のタイ
ミングパルスのエッジまでの期間(つまり、電荷蓄積期間)、各受光素子において電荷を
蓄積し、その後、蓄積された電荷を出力する。その間、モータ6の回転により読取解像度
に応じた距離だけイメージセンサ2が移動する。このモータ6の回転によりエンコーダ信
号には回転量に応じた数のパルスが発生する。したがって、読取解像度が高い場合には、
電荷蓄積期間に移動するイメージセンサ2の距離が短くモータ6の回転量も少ないため、
エンコーダ信号のパルス数も少なくなる。逆に、読取解像度が低い場合には、電荷蓄積期
間におけるモータ6の回転量が多くなるため、エンコーダ信号のパルス数が多くなる。
次に、読取解像度が高く限界回転速度以下の極めて低い回転速度がモータ6に要求され
る場合の動作について説明する。図7は、実施の形態1でのモータ6の極低速回転制御に
ついて説明するフローチャートである。図8は、実施の形態1でのモータ6の極低速回転
時の駆動電流について説明する図である。
極低回転域でモータ6を駆動する場合、制御回路12のモータ制御部34は、出力する
PWM信号のディーティ比をゼロから所定の増加率で徐々に増加させていき、エンコーダ
検出部33によりエンコーダ信号のパルスエッジ(立ち上がりまたは立ち下り)が検出さ
れるまで、ディーティ比を増加させる(ステップS1,S2)。なお、この増加率は、所
定時間あたりのデューティ比の増加を示すものであり、増加率の値は、モータ制御部34
に予め格納されている。
このとき、モータ制御部34から出力されたPWM信号はRC回路41に入力される。
そして、RC回路41から、そのPWM信号のデューティ比に応じた電流値指令電圧Vr
efが、モータドライバ42に印加される。モータドライバ42のゲート回路51は、モ
ータ6に導通される電流がその電流値指令電圧Vrefにより指定された電流となるよう
にスイッチング素子Q1〜Q4をオンオフして電流チョッピング制御を行う。このように
して、モータ6には、モータ制御部34から出力されるPWM信号のデューティ比に応じ
た値の電流が導通する。
したがって、モータ制御部34からのPWM信号のデューティ比がゼロ付近である場合
には、モータ6に導通する電流の値が不感帯の範囲内にあるため、モータ6が回転しない
。このため、フォトダイオード11bからのエンコーダ信号にもパルスエッジは現れない
その後、モータ制御部34からのPWM信号のデューティ比が増加し、モータ6に導通
する電流の値がほぼ限界電流値になると、モータ6が回転し始める。限界電流値付近の駆
動電流でモータ6の回転が開始する場合、モータ6の有する機械的な抵抗や慣性のため、
回転速度が急激に上がることはない。そして、モータ6が回転し始めると、フォトダイオ
ード11bからのエンコーダ信号にパルスエッジが現れる。エンコーダ検出部33は、エ
ンコーダ信号からパルスエッジを検出するとともに、電荷蓄積期間の開始からのパルス数
を計数する。なお、本実施の形態1では、図6に示すように、2つのフォトダイオード1
1bから位相の異なる2つのエンコーダ信号がエンコーダ検出部33に供給され、両方の
エンコーダ信号のパルスエッジが検出されパルス数が検出される。
モータ制御部34は、エンコーダ検出部33によりエンコーダ信号のパルスエッジが検
出されると、エンコーダ検出部33により計数されている電荷蓄積期間の開始からのパル
ス数が読取解像度に対応する所定のパルス数に到達したか否かを判定し(ステップS3)
、所定のパルス数に到達していないと判定すると、PWM信号のディーティ比を不感帯の
範囲内に相当する所定のデューティ比(例えば限界電流値の半分程度の駆動電流に相当す
るデューティ比)に低下させ(ステップS4)、そのデューティ比からPWM信号のデュ
ーディ比を再度増加させていく(ステップS1)。
一方、モータ制御部34は、エンコーダ検出部33によりエンコーダ信号のパルスエッ
ジが検出され、エンコーダ検出部33による電荷蓄積期間の開始からのパルス数が読取解
像度に対応する所定のパルス数に到達したと判定した場合、PWM信号のデューティ比を
電荷蓄積期間の終了までゼロとする(ステップS5)。
このように制御することで、図6に示すように、エンコーダ信号のパルスエッジが出現
するたびに(つまり所定の回転角度だけモータ6が回転するたびに)、モータ6の駆動電
流が不感帯へと引き戻され、モータ6が回転し始めると直ちに駆動電流が低下して回転ト
ルクが低下するため、平均してモータ6が極低速で回転することになる。そして、1回の
電荷蓄積期間には、設定された読取解像度(つまりイメージセンサ2の移動量)に応じた
エンコーダ信号のパルス数分しかモータ6が回転せず、電荷蓄積期間が終了する前にその
回転量に到達した場合には、電荷蓄積期間が終了するまで、モータ6の回転が停止される
。このため、読取解像度を高くしてもその解像度が正確に保持される。
例えば、限界解像度が4800dpiで、1回の電荷蓄積期間におけるエンコーダ信号
のパルス数が20である場合、9600dpiの解像度では、上述のように駆動電流が制
御され、10個のパルスが検出されると、電荷蓄積期間の終了まで、駆動電流がゼロとさ
れる。これにより、解像度が9600dpiである場合には、イメージセンサ2の電荷蓄
積期間あたりの移動量が、正確に、解像度が4800dpiである場合の半分になる。
以上のように、上記実施の形態1によれば、フォトインタラプタ11および制御回路1
2により構成されるモータ制御装置は、モータ6に導通する電流値を制御し、モータ6が
回転しない第1の電流値範囲(つまり、不感帯)とモータ6が回転する第2の電流値範囲
(不感帯以外の範囲)とに交互に電流値を設定する。これにより、短期間では間欠的にモ
ータ6が駆動され、平均すると、極めて低い速度でモータ6を回転させることができる。
また、上記実施の形態1によれば、検出部としてのエンコーダ検出部33が、モータ6
の回転量を検出し、電流調整部としてもモータ制御部34が、RC回路41およびモータ
ドライバ42を介して、モータ6に導通する電流値を制御し、モータ6が回転しない第1
の電流値範囲(つまり、不感帯)とモータ6が回転する第2の電流値範囲(つまり、不感
帯以外の範囲)とに交互に電流値を設定し、所定の電荷蓄積期間においてエンコーダ検出
部33によるモータの回転量が所定の値になると、その所定の電荷蓄積期間の終わりまで
第1の電流値範囲に電流値を継続的に設定する。これにより、短期間では間欠的にモータ
6が駆動され、平均すると、極めて低い速度でモータ6を回転させることができる。
また、上記実施の形態1によれば、モータ6に導通する電流の値とモータ6の回転速度
との関係を示すモータ6の特性において、モータ6の回転速度がゼロとなる所定の電流値
範囲(つまり、不感帯)が存在する場合に、モータ制御部34は、モータ6の駆動電流の
値を所定の電流値範囲内から所定の電流値範囲外となるように調整する第1の調整と、第
1の調整によりモータ6が回転し、所定の回転量がエンコーダ検出部33によって検出さ
れた場合に、電流の値を所定の電流値範囲外から所定の電流範囲値範囲内となるように調
整する第2の調整とを交互に少なくとも1回行う。これにより、短期間では間欠的にモー
タ6が駆動され、平均すると、極めて低い速度でモータ6を回転させることができる。
また、上記実施の形態1によれば、モータ制御部34は、その第1の調整において、電
流の値を、時間経過とともに所定の変化率で変化させて、所定の電流値範囲内から所定の
電流値範囲外となるように調整する。これにより、駆動電流が徐々に不感帯の範囲内から
範囲外となるように調整されるため、モータ6の個体差により不感帯の幅にばらつきがあ
っても、不感帯と通常の動作レンジとの境界近傍でモータ6の回転制御と停止制御とが繰
り返され、モータ回転時の回転量を最小限とすることができる。
また、上記実施の形態1によれば、モータ制御部34は、スイッチング素子Q1〜Q4
とそのスイッチング素子Q1〜Q4と制御するゲート回路51とを有するモータドライバ
42と、ゲート回路51に電流値指令電圧を印加する電流値指令部としてのRC回路41
とを有する。そして、ゲート回路51は、電流値指令電圧により指定された電流値に達す
るとスイッチング素子Q1〜Q4を所定時間だけオフにしその後オンにする。これにより
、電流値指令電圧にて指定された電流値でスイッチング素子Q1〜Q4がトリップしそれ
以上の電流値がモータ6へ供給されなくなるため、比較的簡単な回路でモータ6の駆動電
流を一定とすることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る原稿読取装置は、限界解像度より低い解像度で原稿読取を
行う場合に、エンコーダ信号において所定数のパルスが検出されるまで(つまり所定の回
転量となるまで)継続的に限界電流値以上の電流をモータ6に導通させ、所定数のパルス
が検出されると、その後は、電荷蓄積期間の開始から計数したパルス数が解像度に応じた
数となるまで実施の形態1と同様の極低速回転を行わせる。
なお、実施の形態2に係る原稿読取装置の構成は、原則として実施の形態1のものと同
様であるので、その説明を省略する。ただし、モータ制御部34の動作が以下に説明する
ように異なる。
次に、上記装置の動作について説明する。図9は、実施の形態2でのモータ6の極低速
回転時の駆動電流について説明する図である。
実施の形態2では、モータ制御部34は、電荷蓄積期間の開始時に所定の高デューティ
のPWM信号を出力する。これにより、RC回路41からモータドライバ42へ印加され
る電流値指令電圧Vrefが高くなり、図9に示すように、初期回転期間ではモータ6に
導通する駆動電流は高くなる。このため、初期回転期間では、モータ6は、限界回転速度
以上の速度に向かって加速していくため、実施の形態1の極低速回転期間より平均して高
速で回転する。
そして、図9に示すように、モータ制御部34は、所定数のパルスがエンコーダ検出部
33により検出されると、PWM信号のデューティ比をゼロに設定し、実施の形態1と同
様に所定の増加率でデューティ比を増加させていき、電荷蓄積期間の開始時から計数され
るエンコーダ信号のパルス数が読取解像度に応じた電荷蓄積期間あたりのパルス数に到達
するまで、実施の形態1と同様にモータ6の駆動電流を制御し、エンコーダ信号のパルス
数が読取解像度に応じた電荷蓄積期間あたりのパルス数に到達すると、PWM信号のデュ
ーティ比をゼロにする。
なお、この実施の形態2では、電荷蓄積期間あたりのパルス数は10であり、エンコー
ダ信号のパルス数が9になると、実施の形態1と同様に駆動電流が制御される。なお、駆
動電流の制御を切り替えるタイミングでのパルス数は9に限らず、8でも、7でも、6で
もよい。つまり、電荷蓄積期間あたりのパルス数より1パルス以上少ないパルス数で制御
を切り替えればよい。
また、この実施の形態2では、初期回転期間の駆動電流値が、限界電流値の3〜5倍の
いずれかの値とされる。
以上のように、上記実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られるとと
もに、電荷蓄積期間あたりに移動する距離の最後の部分で緩やかに駆動電流を増加させる
ことで、より限界電流の近い電流値でモータ6の回転を開始させることができるため、電
荷蓄積期間あたりに移動する距離を超えてイメージセンサ2が移動し過ぎる可能性が低く
なり、原稿読取をより精密に行うことができる。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能で
ある。
例えば、スキャナおよびプリンタを有する複合機の場合、プリンタの紙送り用DCモー
タ、プリンタのキャリッジ搬送用DCモータ、およびスキャナのキャリッジ搬送用のステ
ッピングモータという3つのモータを駆動するドライバモジュールが存在する。したがっ
て、上記各実施の形態におけるモータドライバとして、そのようなドライバモジュールの
ステッピングモータ用のドライバ部分を使用するようにしてもよい。この場合、RC回路
41の出力電圧Vrefにより、そのステッピングモータ用のモータドライバのトリップ
電流値を設定することで、ステッピングモータ用のモータドライバをDCモータの電流制
御用のドライバに使用できる。
また、上記実施の形態1,2では、モータ6は、DCモータであったが、同期モータな
どのAC(交流)モータとしてもよい。
また、上記実施の形態1,2では、例えば図7のステップS4における不感帯デューティー比として一定の値であるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、不感帯デューティー比をエッジ検出が発生した際のデューティー比に所定の倍率(0〜1の係数)を乗算して算出するようにしてもよい。さらにこの場合に、エッジ検出が発生した際のデューティー比はその時点における限界トルクを超えてモーターが動き出したデューティー比であるので、所定の倍率を乗算して、その際における限界トルクを僅かに下回る値に不感帯デューティー比を設定し、デューティー比を不感帯ディーティー比に低下させてもよい。こうすることでスループットを低下させない極低速制御が可能になる。その他にも不感帯デューティー比を、エッジ検出が発生した際のデューティー比から所定の低下量を差し引いて不感帯デューティー比を算出してもよい。
また、上記実施の形態1,2では、モータ制御部34の出力信号はPWM信号であるが
、PAM(Pulse Amplitude Modulation)信号としてもよい。
また、上記実施の形態1,2では、モータの回転量を検出する検出部として光学式のロ
ータリエンコーダが採用されているが、その他の方式のエンコーダを採用してもよい。
また、上記実施の形態1,2では、制御回路12は、いわゆるコンピュータ(CPU2
1とメモリ22とバス25)、ASIC24、RC回路41およびモータドライバ42で
構成されているが、専用回路として実現する部分とプログラム制御により実現する部分は
上述した分担に限定されず適宜変更可能である。
また、上記実施の形態1,2では、読取部分としてCIS方式のイメージセンサ2が採
用されているが、その代わりに、光学縮小方式のイメージセンサを採用してもよい。その
場合には、光学系を移動させるモータに上記モータ制御が適用される。
本発明は、例えばスキャナ、複合機、コピー機などに適用可能である。
実施の形態1に係る原稿読取装置の構成を示す図である。 図1における制御回路の構成を示すブロック図である。 図2におけるRC回路の一例を示す回路図である。 図2におけるモータドライバの一例を示す図である。 図1のモータの回転速度の特性例を示す図である。 エンコーダ信号の一例を示す図である。 実施の形態1でのモータの極低速回転制御を説明する図である。 実施の形態1でのモータの駆動電流を説明する図である。 実施の形態2でのモータの駆動電流を説明する図である。
符号の説明
6 モータ,11 フォトインタラプタ(モータ制御装置の一部),12 制御回路(
モータ制御装置の一部),33 エンコーダ検出部(検出部),34 モータ制御部(電
流調整部),41 RC回路(電流値指令部),42 モータドライバ,51 ゲート回
路,Q1〜Q4 スイッチング素子

Claims (9)

  1. モータに導通する電流値を制御し、上記モータが回転しない第1の電流値範囲と上記モ
    ータが回転する第2の電流値範囲とに交互に上記電流値を設定し、所定の期間での上記モ
    ータの回転量を制御することを特徴とするモータ制御装置。
  2. モータの回転量を検出する検出部と、
    上記モータに導通する電流値を制御し、上記モータが回転しない第1の電流値範囲と上
    記モータが回転する第2の電流値範囲とに交互に上記電流値を設定し、所定の期間におい
    て上記検出部による上記モータの回転量が所定の値になると、その所定の期間の終わりま
    で上記第1の電流値範囲に上記電流値を継続的に設定する電流調整部と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  3. モータに導通する電流を調整する電流調整部と、
    上記モータの回転量を検出する検出部と、
    を備え、
    上記モータに導通する電流の値と前記モータの回転速度との関係を示す上記モータの特
    性において、上記モータの回転速度がゼロとなる所定の電流値範囲が存在する場合に、
    上記電流調整部は、上記電流の値を上記所定の電流値範囲内から上記所定の電流値範囲
    外となるように調整する第1の調整と、上記第1の調整により上記モータが回転し、所定
    の回転量が上記検出部によって検出された場合に、上記電流の値を上記所定の電流値範囲
    外から上記所定の電流範囲値範囲内となるように調整する第2の調整とを交互に少なくと
    も1回行うこと、
    を特徴とするモータ制御装置。
  4. 前記電流調整部は、前記第1の調整において、前記電流の値を、時間経過とともに所定
    の変化率で変化させて、前記所定の電流値範囲内から前記所定の電流値範囲外となるよう
    に調整することを特徴とする請求項3記載のモータ制御装置。
  5. 前記電流調整部は、スイッチング素子とそのスイッチング素子と制御するゲート回路と
    を有するモータドライバと、上記ゲート回路に電流値指令電圧を印加する電流値指令部と
    を有し、
    上記ゲート回路は、上記電流値指令電圧により指定された電流値に達すると上記スイッ
    チング素子を所定時間だけオフにしその後オンにすること、
    を特徴とする請求項3記載のモータ装置。
  6. 前記モータは、DCモータであり、
    前記モータドライバは、ステッピングモータ用のモータドライバであること、
    を特徴とする請求項5記載のモータ制御装置。
  7. 前記電流調整部は、前記電流の値を前記所定の電流値範囲内から前記所定の電流値範囲
    外となるように調整するとともにその調整により前記モータが回転し第1の回転量が前記
    検出部によって検出された場合に前記電流の値を前記所定の電流値範囲外から前記所定の
    電流値範囲内となるように調整した後に、前記第1の調整と第2の調整とを交互に少なく
    とも1回行うことを特徴とする請求項3記載のモータ制御装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項記載のモータ制御装置と、
    上記モータ制御装置により制御され原稿読取位置を移動させるモータと、
    を備えることを特徴とする原稿読取装置。
  9. モータに導通する電流値を制御し、上記モータが回転しない第1の電流値範囲と上記モ
    ータが回転する第2の電流値範囲とに交互に上記電流値を設定し、所定の期間での上記モ
    ータの回転量を制御することを特徴とするモータ制御方法。
JP2006262320A 2006-09-27 2006-09-27 モータ制御装置、原稿読取装置およびモータ制御方法 Withdrawn JP2008085566A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101351932B1 (ko) 2012-09-12 2014-02-19 동양기전 주식회사 회전속도 감지 구조가 개선된 차량용 모터 장치

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