JP2001203256A - ウェハ保持具 - Google Patents

ウェハ保持具

Info

Publication number
JP2001203256A
JP2001203256A JP2000014008A JP2000014008A JP2001203256A JP 2001203256 A JP2001203256 A JP 2001203256A JP 2000014008 A JP2000014008 A JP 2000014008A JP 2000014008 A JP2000014008 A JP 2000014008A JP 2001203256 A JP2001203256 A JP 2001203256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
holder
tio
wafer holder
periodic table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000014008A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsuo
裕之 松尾
Kazusuke Minamizawa
一右 南澤
Sari Endo
沙里 遠藤
Yukio Kishi
幸男 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
NTK Ceratec Co Ltd
Original Assignee
Nihon Ceratec Co Ltd
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Ceratec Co Ltd, Taiheiyo Cement Corp filed Critical Nihon Ceratec Co Ltd
Priority to JP2000014008A priority Critical patent/JP2001203256A/ja
Publication of JP2001203256A publication Critical patent/JP2001203256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電気伝導率が一様でばらつきの小さい安定し
た導電性を有する複合セラミックスから成るウェハ保持
具を提供すること。 【解決手段】 半導体製造装置などに用いられるウェハ
保持具3が、周期律表3A族に属する元素のうち少なく
とも1種の元素を含む化合物に1〜60質量%のTiO
2-x(0<x<2)を含み、それら化合物とTiO2-x
少なくとも一部が複合酸化物を形成して成る導電性を有
する複合セラミックスから成ることとしたウェハ保持
具。周期律表3A族に属する元素はY、La、Yb、D
yが好ましい。また、周期律表3A族に属する化合物が
、La、Yb、Daである
ことを特徴とする。さらに、ウエハ保持具の幅Aが1〜
4mmであり、その先端の角度Bが0.3〜1.5°で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置な
どに用いられる保持具に関し、特にウェハ保持具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造においては、エッ
チングや成膜等のウェハ処理を行うために、CF4やC
l等の腐食ガス中で生起するプラズマガスを用いて処理
する工程が存在する。これらの工程に用いる装置に具備
される部材の一つとして、ウェハを保持するためのウェ
ハ保持具がある。
【0003】ウェハ処理においては、ウェハ1枚から製
造される半導体チップの歩留まりが生産コスト上極めて
重要であるため、ウェハ外周部ぎりぎりまで有効に活用
していくことが特に重要となってきている。そのため、
ウェハ温度の均一化を図りウェハ外周部まで均一にプラ
ズマ処理できるように、ウェハの裏面に一定の温度のH
eガスを吹付けウェハを定温とすること、一方、ウェハ
保持については、ウェハ外周部を保持する関係上、ウェ
ハを保持する部分の幅をできるだけ狭くすることなどの
対策が採られている。
【0004】そのウェハ保持のための保持具としては、
以前は金属のSiから成る保持具が用いられていたが、
プラズマによる腐食が著しいため、パーティクルの原因
となること、腐食による破損が生じやすいため、保持具
の交換のための装置の停止が頻繁となることなどからチ
ップの生産効率が悪いという問題があった。また、保持
具の腐食が進行するにつれてウェハを均一に保持するこ
とが難しくなるという問題もあった。
【0005】それを解決するため、Siより耐食性に優
れるAl23等のセラミックスから成る保持具が使用さ
れてきている。しかし、これらセラミックスは絶縁性で
あるため、プラズマ処理によって保持具が帯電し、その
帯電によってプラズマガスと反応して生成する生成物が
保持具に付着し、それが堆積し、その堆積物がバースト
現象によりパーティクルとなって発塵するという問題が
あった。また、保持具が絶縁性であるため、プラズマと
ウェハの間に形成されているシースが不均一となって外
周部でのプラズマが不均一となり、ウェハ1枚から製造
される半導体チップの歩留まりが低下するという問題も
あった。
【0006】そのため、最近では、導電性のあるセラミ
ックスが保持具として使用されている。この導電性を有
するセラミックスとしては、単体で導電性を示すセラミ
ックス、例えば、SiC、TiN、TiC、WC、WO
2、TiO2-x(0<x<2)等のセラミックスがある。
また、この導電性を示すセラミックスと絶縁性セラミッ
クスとを混合した複合セラミックス、例えば、AlN−
TiN(TiC)、Si34−TiN(TiC)、Al
23−SiC等の複合セラミックスがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記単
体のセラミックスから成る保持具では、使用する環境に
応じて電気伝導率を変化させることが望ましいが、単体
であるがために電気伝導率を望みの伝導率に変化させる
ことができず、それに対応できないという問題があっ
た。
【0008】一方、複合セラミックスから成る保持具で
は、セラミックス中の導電性セラミックスの割合を変え
ることにより電気伝導率を変化させることができるの
で、望みの伝導率に変化させることはできるが、この複
合セラミックスは、導電性セラミックスと絶縁性セラミ
ックスとが単に混合されて成っているだけであるので、
複合セラミックス中の電気伝導率が一様でなく大きくば
らつき、プラズマとウェハの間に形成されているシース
が不均一となって外周部でのプラズマが不均一になり、
チップの歩留まりが低下するという問題があった。
【0009】本発明は、上述したウェハ保持具が有する
課題に鑑みなされたものであって、その目的は、電気伝
導率が一様でばらつきの小さい安定した導電性を有する
複合セラミックスから成るウェハ保持具を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するため鋭意研究した結果、複合セラミックスの
材質を周期律表3A族に属する元素のうち少なくとも1
種の元素を含む化合物とTiO2-x(0<x<2)とか
ら成る導電性を有するセラミックスとすれば、電気伝導
率が一様でばらつきの小さいウェハ保持具となるとの知
見を得て本発明を完成するに至った。
【0011】即ち本発明は、(1)半導体製造装置など
に用いられるウェハ保持具が、周期律表3A族に属する
元素のうち少なくとも1種の元素を含む化合物に1〜6
0質量%のTiO2-x(0<x<2)を含み、それら化
合物とTiO2-xの少なくとも一部が複合酸化物を形成
して成る導電性を有する複合セラミックスから成ること
を特徴とするウェハ保持具(請求項1)とし、(2)前
記周期律表3A族に属する元素が、Y、La、Yb、D
yのうち少なくとも1種であることを特徴とする請求項
1記載のウェハ保持具(請求項2)とし、(3)前記周
期律表3A族に属する元素のうち少なくとも1種を含む
化合物が、Y23であることを特徴とする請求項2記載
のウェハ保持具(請求項3)とし(4)前記導電性セラ
ミックスの電気伝導率が、10-14S/cm以上である
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のウェハ保
持具(請求項4)とし、(5)前記ウェハ保持具の保持
部の幅が、1〜4mmであり、その先端の角度が、0.
3〜1.5度であることを特徴とする請求項1、2、3
または4記載のウェハ保持具(請求項5)とすることを
要旨とする。以下さらに詳細に説明する。
【0012】上記で述べたように、ウェハ保持具として
は、周期律表3A族に属する元素のうち少なくとも1種
の元素を含む化合物に1〜60質量%のTiO2-x(0
<x<2)を含み、それら化合物とTiO2-xの少なく
とも一部が複合酸化物を形成して成る導電性を有する複
合セラミックスから成る保持具とした(請求項1)。
【0013】保持具として、周期律表3A族の元素化合
物とTiO2-xとから成る保持具としたのは、周期率表
3A族の元素化合物とTiO2-xとで導電性を有する複
合酸化物を形成するため組成が一様となり、電気伝導率
も一様で極めてばらつきの小さい複合セラミックスと成
ることによる。しかもそのTiO2-xの割合を変えるこ
とにより電気伝導率を変化させることができることとな
る。その複合セラミックスは全てが複合酸化物となって
いればより好ましいが、一部が複合酸化物を形成してい
てもその効果を発揮することができるので、少なくとも
一部が複合酸化物を形成していればよい。
【0014】そのTiO2-xの割合を1〜60質量%と
した。TiO2-xの割合が1質量%未満であると導電性
が発現されず、また複合酸化物を形成し難い。一方、6
0質量%を超えるとY23と反応しない単独のTiO
2-Xの存在が生じるようになって電気伝導率のばらつき
が大きくなる。
【0015】一方、周期律表3A族に属する元素につい
ては、Y、La、Yb、Dy、Sc、Nd、Er、S
m、Euなどの元素が挙げられるが、そのうちY、L
a、Yb、Dyが好ましい(請求項2)。それは、Y、
La、Yb、Dyの化合物であるY23、La23、Y
23、Dy23が、TiO2-xとの間で例えば、Y2
iO5-x(0<x<5)、Y2Ti27-x(0<x<
7)、La2TiO5-x(0<x<5)、La2Ti2
7-x(0<x<7)、La4Ti924-x(0<x<2
4)、Yb2TiO5-x(0<x<5)、Yb2Ti2
7-x(0<x<7)、Dy2TiO5-x(0<x<5)、
Dy2Ti27-x(0<x<7)などの複合酸化物を形
成し易いためである。
【0016】その中でもYの化合物、特にY23がTi
2-xと結合してY2TiO5-x(0<x<5)やY2Ti
27-x(0<x<7)の複合酸化物を、またそれらの混
合物をより形成し易いためより好ましくなる(請求項
3)。
【0017】それらから作製された複合セラミックスの
電気伝導率としては、10-14S/cm以上が好ましい
(請求項4)。電気伝導率が10-14S/cmより低い
と導電性を示さず好ましくない。
【0018】この保持具の保持部の形状については、保
持部の幅を1〜4mmとし、その先端の角度を0.3〜
1.5度とした(請求項5)。保持部の幅をこのように
することにより、保持部の面積が低減され、しかもウェ
ハの上面が凸状となっているので、先端を上記の角度に
することにより、ウェハ上面へのガス漏れを防ぐことが
でき、長時間運転しても保持性が維持されることとな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】保持具の作製について述べると、
先ず周期律表3A族の元素化合物としてY23、YN、
La23、Yb23、Dy23、Sc23、Nd23
Er23、Sm23、Eu23などの化合物粉末を用意
し、これに添加するTiO2粉末も用意する。TiO2
末には、Y2Ti27などのTiO2を含む複合酸化物で
も構わない。それら粉末の純度は、98%以上が電気伝
導率のバラツキを抑えるために好ましく、99%以上が
一層好ましい。また、粉末の細かさは、平均粒径で5μ
m以下が緻密な焼結をするために好ましく、3μm以下
が一層好ましい。
【0020】用意した粉末は常法によって調合すること
ができる。例えば、所定の配合の原料粉末にアルコール
等の有機溶媒または水などを加え、ボールミルなどで混
合した後、乾燥するか、所定配合の塩類、アルコキシド
等の溶液から共沈物を分離した後、乾燥するかなどの方
法で調合する。この調合物に緻密化を容易にするため、
SiO2、MgOなどの焼結助剤を添加してもよい。焼
結助剤の形態に関しては、酸化物粉末、塩類、アルコキ
シド等どのような形態であってもよく、特に限定されな
い。
【0021】調合した混合粉末を一軸プレスまたは冷間
静水圧プレス(CIP)などによって所定形状に成形す
る。これをTiO2から酸素を欠損しなければならない
ので、還元雰囲気下で1300〜1700℃の温度で焼
成するか、前もって大気中または真空下で1300〜1
700℃の温度で焼成した後、それをさらに還元雰囲気
下で1300〜1700℃の温度で還元処理して電気伝
導率が10-14S/cm以上の焼結体を焼結する。必要
があれば1000〜1700℃の温度で100MPa以
上の圧力で熱間静水圧プレス(HIP)処理してもよ
い。得られた焼結体を図1のようにA部、B部を本発明
の範囲内に加工して保持具を作製する。
【0022】上記焼成またはHIP処理時間は特に限定
しないが、2〜4時間程度でよい。焼成温度は、130
0℃未満では緻密化が不十分となり、抵抗率のバラツキ
が大きく、1700℃を超えると成分が分解する恐れが
ある。HIP処理はポアの極めて少ない焼結体が得られ
るので特に好ましいが、その処理温度としては、100
0℃未満ではHIP処理の効果が小さく、1700℃を
超えると前記と同様分解する恐れがある。HIP処理圧
力は、100MPa未満ではHIP処理の効果が小さ
い。
【0023】以上述べた方法で作製した保持具をウェハ
保持具とすれば、電気伝導率が一様でばらつきの小さい
ウェハ保持具とすることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に具体的
に挙げ、本発明をより詳細に説明する。
【0025】(実施例1〜11) (1)ウェハ保持具の作製 純度が98%以上で平均粒径が3μmの表1に示す周期
律表3A族の元素酸化物粉末と、純度が98%以上で平
均粒径が2μmのTiO2粉末を表1に示す割合で混合
した。
【0026】得られたスラリーを乾燥した後、この粉末
をCIP成形で所定の大きさと形状に成形した。得られ
た成形体を実施例1〜10では大気中で、実施例11で
はAr雰囲気中で1500℃の温度で2時間常圧焼結し
た後、それをAr雰囲気中で1400℃の温度で2時間
還元処理し、得られた焼結体を図1に示すA部、B部を
表1に示す幅と角度に加工してウェハ保持具を作製し
た。
【0027】(2)評価 得られた保持具につき20ヶ所の電気伝導率を3端子法
または4探針法で測定し、その範囲を求めた。また、ウ
ェハ保持具を平行平板型RIEエッチング装置(東洋エ
レクトロン山梨製、TE5000)のチャンバー内に組
み込み、プラズマ(CF4+O2(20%))を発生させ
て1000時間連続運転し、発塵した8インチウェハ上
のパーティクル数をレーザーパーティクルカウンター
(PMS社製、ULPC−500)を用いて測定した。
同時に、ウェハ裏面からHeガスを吹付け、ウェハ上面
へのリーク量を測定し、次の式で保持性の良否を調べ
た。 (試験後のHeリーク量)/(試験前のHeリーク量)
=Q Q<2.0:◎(リークなし) Q<1.5:○(リ
ークややあり) Q>1.5:×(リークかなりあり) その後さらに運転を続けてチップを作製し、その歩留ま
りを求めた。それらの結果を表1に示す。
【0028】(比較例1〜4)比較のために比較例1、
2では、絶縁セラミックスと導電性セラミックスとの複
合セラミックスを保持具とした他は、比較例3、4で
は、TiO2-xの含有率を本発明の範囲外にした他は実
施例2と同じく保持具を作製して同様に評価した。それ
らの結果も表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1から明らかなように、実施例全てのチ
ップ歩留まりが90%以上と極めて高かった。また、パ
ーティクル数も50個以下と極めて少なかった。さら
に、保持具の形状が本発明の範囲にある実施例1、2、
7〜11については、保持性が特に良好であった。この
ことは、本発明のウェハ保持具とすれば、生産効率を極
めて高く、発塵も極めて少なく、保持性も良好にするこ
とができるということを示している。なお、実施例3〜
6では、ウェハ保持部のA部またはB部が本発明の範囲
外にあるので、ウェハ保持に関してはその他の実施例に
比べて良くなかった。
【0031】これに対して、比較例1、2では、絶縁性
セラミックスに導電性を有するセラミックスを複合させ
ているため導電性は有するものの、複合酸化物を形成し
ないので、その電気伝導率は大きくバラツキ、チップの
歩留まりが大幅に低下し、パーティクル数も大きく増加
した。また、比較例3では、TiO2-xの含有率が低い
ので、導電性を示さずチップ歩留まりが大きく低下する
と同時にパーティクル数も極めて大きく増加した。さら
に、比較例4ではTiO2-xの含有率が高いので、単味
のTiO2-xが生じて電気伝導率のばらつきが大きくな
り、チップ歩留まりが大きく低下すると同時にパーティ
クル数も大きく増加した。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明にかかるウェハ保持
具であれば、従来よりチップの歩留まりを極めて高くす
ることができ、同時にパーティクル数も大きく減少させ
ることができるようになった。このことにより、半導体
製造工程でのプラズマによるウェハ処理の生産効率を大
きく高めることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェハ保持具のウェハ保持を示す断面図とその
保持具の保持部拡大図である。
【符号の説明】
1:ウェハ 2:ウェハ支持台 3:ウェハ保持具 4:Heガス A:保持部幅 B:保持部角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 沙里 宮城県仙台市泉区明通三丁目5番 株式会 社日本セラテック本社工場内 (72)発明者 岸 幸男 宮城県仙台市泉区明通三丁目5番 株式会 社日本セラテック本社工場内 Fターム(参考) 4G030 AA11 AA12 AA13 AA16 BA02 BA18 CA07 5F004 AA16 BA04 BB21 BB23 BB29 DA26 5F031 CA02 HA02 HA24 HA28 MA28 MA32 5F045 AA08 BB08 BB15 EM03 EM09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置などに用いられるウェハ
    保持具が、周期律表3A族に属する元素のうち少なくと
    も1種の元素を含む化合物に1〜60質量%のTiO
    2-x(0<x<2)を含み、それら化合物とTiO2-x
    少なくとも一部が複合酸化物を形成して成る導電性を有
    する複合セラミックスから成ることを特徴とするウェハ
    保持具。
  2. 【請求項2】 前記周期律表3A族に属する元素が、
    Y、La、Yb、Dyのうち少なくとも1種であること
    を特徴とする請求項1記載のウェハ保持具。
  3. 【請求項3】 前記周期律表3A族に属する元素のうち
    少なくとも1種を含む化合物が、Y23であることを特
    徴とする請求項2記載のウェハ保持具。
  4. 【請求項4】 前記導電性セラミックスの電気伝導率
    が、10-14S/cm以上であることを特徴とする請求
    項1、2または3記載のウェハ保持具。
  5. 【請求項5】 前記ウェハ保持具の保持部の幅が、1〜
    4mmであり、その先端の角度が、0.3〜1.5度で
    あることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
    ウェハ保持具。
JP2000014008A 2000-01-19 2000-01-19 ウェハ保持具 Pending JP2001203256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014008A JP2001203256A (ja) 2000-01-19 2000-01-19 ウェハ保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014008A JP2001203256A (ja) 2000-01-19 2000-01-19 ウェハ保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001203256A true JP2001203256A (ja) 2001-07-27

Family

ID=18541528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000014008A Pending JP2001203256A (ja) 2000-01-19 2000-01-19 ウェハ保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001203256A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035469A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Applied Materials Inc 制御された電気抵抗率を備えた耐プラズマ性セラミック
US8623527B2 (en) 2007-04-27 2014-01-07 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing apparatus comprising a coating formed from a solid solution of yttrium oxide and zirconium oxide
US10242888B2 (en) 2007-04-27 2019-03-26 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing apparatus with a ceramic-comprising surface which exhibits fracture toughness and halogen plasma resistance
US10622194B2 (en) 2007-04-27 2020-04-14 Applied Materials, Inc. Bulk sintered solid solution ceramic which exhibits fracture toughness and halogen plasma resistance

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8623527B2 (en) 2007-04-27 2014-01-07 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing apparatus comprising a coating formed from a solid solution of yttrium oxide and zirconium oxide
US9051219B2 (en) 2007-04-27 2015-06-09 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing apparatus comprising a solid solution ceramic formed from yttrium oxide, zirconium oxide, and aluminum oxide
US10242888B2 (en) 2007-04-27 2019-03-26 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing apparatus with a ceramic-comprising surface which exhibits fracture toughness and halogen plasma resistance
US10622194B2 (en) 2007-04-27 2020-04-14 Applied Materials, Inc. Bulk sintered solid solution ceramic which exhibits fracture toughness and halogen plasma resistance
US10840112B2 (en) 2007-04-27 2020-11-17 Applied Materials, Inc. Coated article and semiconductor chamber apparatus formed from yttrium oxide and zirconium oxide
US10840113B2 (en) 2007-04-27 2020-11-17 Applied Materials, Inc. Method of forming a coated article and semiconductor chamber apparatus from yttrium oxide and zirconium oxide
US10847386B2 (en) 2007-04-27 2020-11-24 Applied Materials, Inc. Method of forming a bulk article and semiconductor chamber apparatus from yttrium oxide and zirconium oxide
US11373882B2 (en) 2007-04-27 2022-06-28 Applied Materials, Inc. Coated article and semiconductor chamber apparatus formed from yttrium oxide and zirconium oxide
JP2009035469A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Applied Materials Inc 制御された電気抵抗率を備えた耐プラズマ性セラミック
US8367227B2 (en) 2007-08-02 2013-02-05 Applied Materials, Inc. Plasma-resistant ceramics with controlled electrical resistivity
US8871312B2 (en) 2007-08-02 2014-10-28 Applied Materials, Inc. Method of reducing plasma arcing on surfaces of semiconductor processing apparatus components in a plasma processing chamber

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1496033B1 (en) Aluminum nitride sintered body containing carbon fibers and method of manufacturing the same
JP4987238B2 (ja) 窒化アルミニウム焼結体、半導体製造用部材及び窒化アルミニウム焼結体の製造方法
TWI433825B (zh) 氧化釔材料、半導體製造裝置用構件及氧化釔材料之製造方法
TWI540635B (zh) Corrosion resistant member for semiconductor manufacturing apparatus and method for making the same
JP4424659B2 (ja) 窒化アルミニウム質材料および半導体製造装置用部材
TWI769013B (zh) 包含鋁酸鎂尖晶石之陶瓷燒結體
KR102270157B1 (ko) 산질화알루미늄 세라믹 히터 및 그 제조 방법
KR100459296B1 (ko) 저체적저항 재료, 질화알루미늄 소결체 및 반도체 제조용부재
JP3893793B2 (ja) MgO蒸着材及びその製造方法
JP4245125B2 (ja) 窒化アルミニウム質セラミックス、半導体製造用部材、耐蝕性部材および導電性部材
US6607836B2 (en) Material of low volume resistivity, an aluminum nitride sintered body and a member used for the production of semiconductors
JP2002249379A (ja) 窒化アルミニウム焼結体及び半導体製造装置用部材
KR20040042856A (ko) 질화알루미늄질 세라믹스, 반도체 제조용 부재 및질화알루미늄 소결체의 제조 방법
KR101970952B1 (ko) 내플라즈마성 전도성 세라믹-나노카본 복합체의 제조방법
KR20030043700A (ko) 질화알루미늄질 세라믹스, 반도체 제조용 부재 및 내식성부재
KR101692219B1 (ko) 진공척용 복합체 및 그 제조방법
KR20160100110A (ko) 전기전도성 상압소결 탄화규소 소재 제조용 조성물, 탄화규소 소재 및 그 제조방법
JP2001203256A (ja) ウェハ保持具
JP2001244246A (ja) フォーカスリング
JP2009302518A (ja) 静電チャック
JP2009234877A (ja) プラズマ処理装置用部材
KR20090093819A (ko) 플라즈마 처리 장치에 이용되는 소결체 및 부재
JP6489467B2 (ja) 複合酸化物セラミックスおよび半導体製造装置の構成部材
KR20220066778A (ko) 저온소결 이트리아 세라믹스 및 그 제조방법
JP2008288428A (ja) 静電チャック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090602