JP2001202553A - 金銭投入口装置 - Google Patents

金銭投入口装置

Info

Publication number
JP2001202553A
JP2001202553A JP2000013852A JP2000013852A JP2001202553A JP 2001202553 A JP2001202553 A JP 2001202553A JP 2000013852 A JP2000013852 A JP 2000013852A JP 2000013852 A JP2000013852 A JP 2000013852A JP 2001202553 A JP2001202553 A JP 2001202553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
guide passage
card
bill
money
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000013852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3956564B2 (ja
Inventor
Yasushi Okago
裕史 大篭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000013852A priority Critical patent/JP3956564B2/ja
Publication of JP2001202553A publication Critical patent/JP2001202553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3956564B2 publication Critical patent/JP3956564B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者や身障者にとっても使い易くすること
ができるとともに、金銭の種別にかかわらず、その投入
を容易かつ確実に行うことができる金銭投入口装置を提
供する。 【解決手段】上面に硬貨Kおよび紙幣Sを載置可能な角
度で設けられたトレイ32と、このトレイ32の上方に
配置され、トレイ32との間に、硬貨Kおよび紙幣Sを
投入するための金銭投入口30を画成する上ケース21
aと、トレイ32の上面の少なくとも金銭投入口30の
下方の位置と金銭投入口30よりも手前の位置との間に
わたって延びるように形成され、トレイ32に置かれた
硬貨Kおよび紙幣Sを、金銭投入口30を介して奥側に
向かってそれぞれ案内するための硬貨ガイド通路33お
よび紙幣ガイド通路34と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動販売
機や両替機、さらには金融機関の現金自動預け払い機
(ATM)など、金銭を内部に投入する各種の機器に適
用される金銭投入口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動販売機の金銭投入口装
置は、商品の購入時に、硬貨を投入するための硬貨投入
口と、紙幣を投入するための紙幣投入口などを有してお
り、これらの投入口は自動販売機に互いに別個に設けら
れている。具体的には、硬貨投入口は、硬貨の直径より
も若干長く延びかつその硬貨の厚みよりも若干大きな幅
を有するスリット状に形成されており、その投入口に投
入された硬貨が、投入口の背面側に設けられた傾斜した
シュートなどによって、硬貨識別装置に送られる。一
方、紙幣投入口は、紙幣の短辺幅よりも若干長い横幅で
かつ紙幣の厚みよりも若干大きな幅を有するきわめて薄
いスリット状に形成されており、その投入口に先端部が
挿入された紙幣が、投入口の背面側に設けられたコンベ
ヤによって、紙幣識別装置に送られる。このような金銭
投入口を有する自動販売機で商品を購入する場合、硬貨
を使用するときには、購入者は硬貨を指先でつまみ、一
枚ずつ硬貨投入口に投入する。一方、紙幣を使用すると
きには、紙幣の先端部をほぼ水平な状態に保ちながら、
紙幣投入口に挿入する。
【0003】上記のような金銭投入口装置は、硬貨投入
口と紙幣投入口とが別個に設けられているため、商品の
購入時に、硬貨と紙幣の両方を使用するときには、両者
を別個の投入口にそれぞれ投入しなければならず、その
投入操作が煩雑である。また、健常者にとっては簡単な
投入操作であっても、高齢者や身障者にとっては、硬貨
を指先でつまんで硬貨投入口に投入したり、紙幣の先端
部を水平に保ちながら紙幣投入口に投入したりする操作
が、きわめて煩雑で困難を伴う場合もある。このため、
硬貨投入口と紙幣投入口とを共通化し、単一の投入口と
することで、硬貨および紙幣のいずれも投入可能な金銭
投入口装置が開発されている。このような金銭投入口装
置として、例えば、特開平5−174226号公報に開
示されたものが知られている。
【0004】この金銭投入口装置は、銀行などのATM
に適用されるものであり、投入される硬貨および紙幣を
受け入れる金銭受入部を有している。この金銭受入部
は、上端部に金銭投入口を有するボックス状に形成され
ており、底面には、投入された紙幣を下側から支持する
とともに、互いに間隔を隔て、投入された硬貨の下方へ
の落下を許容する複数の紙幣支持片が設けられている。
このような金銭投入口装置に硬貨を投入するときには、
利用者が手に持った硬貨を金銭投入口の付近で落下させ
ることによって金銭受入部に投入する。投入された硬貨
は直ちに、紙幣支持片間を通過して下方に落下し、硬貨
識別装置に送られる。一方、紙幣を投入するときには、
紙幣全体を延ばしかつ起立した姿勢で金銭受入部に投入
する。このようにして投入された紙幣は、金銭受入部自
体が約90度回動することで、ほぼ水平な姿勢となり、
その状態で紙幣識別装置に送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような金銭受入
部を有する金銭投入口装置では、硬貨を投入すると、そ
の硬貨が金銭受入部から直ちに落下してしまうため、例
えば、100円硬貨を投入しようとしたのに、投入を意
図しなかった500円硬貨などを誤って投入した場合に
は、その硬貨を返却させるために、返却レバーやキャン
セルボタンなどを操作しなければならない。また、紙幣
を投入する場合には、上述したように、その紙幣全体を
延ばしかつ起立した姿勢で投入しなければならない。こ
のような金銭の投入や投入時の操作は、健常者にとって
は簡単なことであっても、高齢者や身障者にとっては、
煩雑で困難を伴う場合もある。また、硬貨と紙幣を一度
にまとめて投入した場合や、先に紙幣を投入してから硬
貨を投入した場合に、紙幣が金銭受入部の底面を塞ぐこ
とで、硬貨が落下せず、金銭受入部内で硬貨詰まりが生
じたり、あるいは硬貨が金銭受入部に残っていること
で、紙幣を紙幣識別装置に適切に送ることができず、金
銭受入部内で紙幣詰まりが生じるおそれもある。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、高齢者や身障者にとっても使
い易くすることができるとともに、金銭の種別にかかわ
らず、その投入を容易かつ確実に行うことができる金銭
投入口装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金銭投入口
装置は、上面に硬貨および紙幣を載置可能な角度で設け
られたトレイと、このトレイの上方に配置され、トレイ
との間に、硬貨および紙幣を投入するための金銭投入口
を画成する投入部材と、トレイの上面の少なくとも金銭
投入口の下方の位置と金銭投入口よりも手前の位置との
間にわたって延びるように形成され、トレイに置かれた
硬貨および紙幣を、金銭投入口を介して奥側に向かって
それぞれ案内するための硬貨ガイド通路および紙幣ガイ
ド通路と、を備えていることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、硬貨および/または紙
幣(以下、両者および後述するカードを特に区別しない
場合には、それらをまとめて適宜「金銭」という)を上
記金銭投入口に投入する場合、まず、金銭をトレイの上
面に載置する。そして、硬貨については、トレイの上面
の少なくとも金銭投入口の下方の位置と金銭投入口より
も手前の位置との間にわたって延びる(以下、この延び
方向を「案内方向」という)硬貨ガイドに沿って、利用
者が硬貨を奥側にスライドさせることにより、その硬貨
を金銭投入口に投入し、これにより、硬貨が金銭投入口
装置を適用した機器(以下、単に「機器」という)の内
部に送られる。一方、紙幣については、トレイの上面の
案内方向に延びる紙幣ガイド通路に沿って紙幣を奥側に
スライドさせることにより、その紙幣を金銭投入口に投
入し、これにより、紙幣が機器の内部に送られる。この
ように、金銭をトレイの上面に一旦載置してから、金銭
投入口に投入するので、金銭が利用者の手から離れて
も、その金銭が機器の内部に直ちに送られることはな
い。このため、金銭をトレイの上面に載置した時に、投
入を意図しない金銭を容易に見つけて、その金銭を容易
にトレイから取り上げることができ、従来と異なり、投
入を意図しない金銭の煩雑な返却操作をする必要がな
い。また、硬貨および紙幣をトレイの上面に載置したと
きに、両者が重なった状態となっても、硬貨および紙幣
をそれぞれ別個のガイド通路に沿ってスライドさせるの
で、硬貨詰まりや紙幣詰まりを生じることなく、硬貨お
よび紙幣を機器の内部に安定した状態で円滑に送ること
ができる。したがって、本発明の金銭投入口装置によれ
ば、従来に比べて、高齢者や身障者にとっても使いやす
くすることができるとともに、金銭の種別にかかわら
ず、その投入を容易かつ確実に行うことができる。
【0009】この場合、トレイの上面の少なくとも金銭
投入口の下方の位置と金銭投入口よりも手前の位置との
間にわたって延びるように形成され、トレイに置かれた
カードを、金銭投入口を介して奥側に向かって案内する
ためのカードガイド通路を、更に備えていることが好ま
しい。
【0010】この構成によれば、例えば、プリペイドカ
ードやICカードなどの各種のカードも、上記硬貨およ
び紙幣の投入操作と同様にして、すなわち、カードをト
レイの上面に載置し、案内方向に延びるカードガイド通
路に沿って奥側にスライドさせることにより、カードを
金銭投入口に投入するので、カードについても機器の内
部に安定した状態で円滑に送ることができ、しかも、カ
ードのみを投入するための投入口などを機器に別途設け
る必要がない。
【0011】またこの場合、カードガイド通路は、紙幣
ガイド通路の底面に、紙幣ガイド通路よりも小さな所定
の幅でかつ一段下がった溝状に形成されており、硬貨ガ
イド通路は、カードガイド通路の底面に、カードガイド
通路よりも小さな所定の幅でかつ一段下がった溝状に形
成されていることが好ましい。
【0012】この構成によれば、上記所定の幅を有する
カードガイド通路が紙幣ガイド通路の底面に形成される
とともに、上記所定の幅を有する硬貨ガイド通路がカー
ドガイド通路の底面に形成されているので、各ガイド通
路を、互いにトレイの上面にそれぞれ並べて、具体的に
は、案内方向と直交する方向にそれぞれ並べて形成する
場合に比べて、金銭投入口装置をコンパクトに構成する
ことができる。なお、通常、硬貨、紙幣およびカードの
案内方向と直交する幅(紙幣およびカードの場合は短辺
幅、硬貨の場合は直径)は、紙幣のそれが最も大きく、
次いでカードのそれが大きくなっているため、各ガイド
通路を上記のような位置関係で形成することができる。
また、硬貨、紙幣およびカードの厚みについては、通
常、硬貨が最も厚く、次いでカードが厚くなっている。
このため、カードガイド通路を紙幣ガイド通路の底面に
一段下がった溝状に形成するとともに、硬貨ガイド通路
をカードガイド通路の底面に一段下がった溝状に形成す
ることにより、硬貨、紙幣およびカードを、案内方向に
対し左右にほとんど振れることなく、それぞれを案内す
べきガイド通路に沿って、安定した状態で案内すること
ができる。
【0013】またこの場合、投入部材と、硬貨ガイド通
路、紙幣ガイド通路およびカードガイド通路のそれぞれ
の底面との上下方向の間隔が、それぞれ硬貨、紙幣およ
びカードのみの案内を許容するような所定の間隔に設定
されていることが好ましい。
【0014】この構成によれば、投入部材と、硬貨ガイ
ド通路、紙幣ガイド通路およびカードガイド通路のそれ
ぞれの底面との上下方向の間隔が、それぞれ硬貨、紙幣
およびカードのみの案内を許容するような所定の間隔に
設定されているので、各ガイド通路が案内すべきものの
みを、そのガイド通路によって適切に案内することがで
きる。具体的には、投入部材と紙幣ガイド通路の底面と
の間隔を、紙幣の厚みよりも大きく、かつ、カードおよ
び硬貨のいずれの厚みよりも小さくし、また、投入部材
とカードガイド通路の底面との間隔を、カードの厚みよ
りも大きく、かつ、硬貨の厚みよりも小さくし、さら
に、投入部材と硬貨ガイド通路の底面との間隔を、硬貨
の厚みよりも若干大きくするように設定することによ
り、各ガイド通路による適切な案内が可能となる。した
がって、投入部材と各ガイド通路との協働により、すな
わち請求項3に記載の構成と相俟って、硬貨、紙幣およ
びカードを、案内方向に対し上下左右にほとんど振れる
ことなく、それぞれを案内すべきガイド通路によって、
より一層安定した状態で確実に案内することができ、加
えて、単純な構成の投入部材によって、上記間隔の設定
を容易に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態による金銭投入口装置を適用した自動販
売機を示している。同図に示すように、この自動販売機
1は、横長ボックス状の販売機本体2内に、多品目の商
品(図示せず)をそれぞれ上下方向に並べて収納すると
ともに、上部の透明なカバー3を通して商品を見えるよ
うにした、いわゆるショーケース型のものである。この
自動販売機1は、例えば、カップ型のアイスクリームや
デザートなど、上下方向に積み重ねて収納可能な各種の
商品を販売することが可能である。
【0016】自動販売機1は、上記販売機本体2と、こ
の販売機本体2に収納された商品を、販売時に外部に搬
出する商品搬出装置4と、販売機本体2の前後端部(図
1(b)では上下端部)にそれぞれ設けられ、商品の購
入時に、購入者が操作する1対の購入操作装置5、5な
どを備えている。
【0017】販売機本体2は、上部が開口した横長ボッ
クス状の商品収納庫11と、商品収納庫11の上部を覆
う上記カバー3とを有している。商品収納庫11内は、
前後2つに仕切られかつ各々が左右4つに仕切られてお
り、これにより、商品収納庫11内には合計8つの商品
収納室12が画成されている。そして、各商品収納室1
2には、同一品目の商品(図示せず)が上下方向に積み
重ねて収納されている。また、商品収納庫11の上部の
前後縁部には、各商品収納室12にそれぞれ対応する8
つの商品搬出口13が設けられている。各商品搬出口1
3は、開閉自在に構成され、常時は閉鎖しており、販売
時に、選択された商品を収納している商品収納室12の
商品搬出口13が開放するようになっている。なお、各
商品収納室12については、その内部を更に仕切り、前
後方向に複数の商品収納室を画成してもよく、この場合
には、より多品目の商品を販売することが可能となる。
【0018】また、カバー3は、上方に凸でかつ上面が
平らに形成されている。このカバー3は開閉自在に構成
されており、常時は、商品収納庫11の上部を閉鎖し、
商品の補充時や販売機本体2のメンテナンス時などに、
開放できるようになっている。また、カバー3と商品収
納庫11の間の空間には、販売時に、選択された商品を
商品搬出口13に搬出する商品搬出装置4が設けられて
いる。
【0019】この商品搬出装置4は、各商品収納室12
ごとに設けられた、合計8つのレール14と、各レール
14ごとに設けられ、販売時に、レール14に沿って前
後方向に案内されるとともに、上下方向に積み重ねて収
納された商品のうち、最上位の商品を吸着した状態で商
品搬出口13に向かって搬送する吸着器15などを有し
ている。各レール14は、商品収納室12の左右方向の
ほぼ中央部に、商品収納庫11の前後方向の中央部付近
からその商品収納室12に対応する商品搬出口13に向
かって水平に延びるように配置されている。一方、吸着
器15は、吸盤状に形成され、上述したように、レール
14に沿って案内されながら前後方向に移動自在である
とともに、上下方向にも移動自在に構成されている。し
たがって、販売時には、選択された商品を収納した商品
収納室12の吸着器15が、図示しない駆動装置や吸引
装置などによって、前後方向および上下方向に駆動され
るとともに、最上位の商品を上側から吸着し、その商品
を開放した商品搬出口13に搬出する。
【0020】各購入操作装置5は、商品収納庫11の上
部の縁部に沿って、左右方向(図1(b)の左右方向)
に移動自在で、かつ、いずれか一つの商品搬出口13を
覆った状態で停止するように構成されている。そして、
この購入操作装置5は、購入時に、購入者自らが購入操
作装置5を、所望の商品を収納した商品収納室12の商
品搬出口13に移動させたり、あるいは商品を選択する
ことで、購入操作装置5自体がその商品搬出口13に自
動で移動したりするようになっている。なお、商品収納
庫11に設けられた前後1対の購入操作装置5、5は互
いに同一のものであるので、以下の説明では、前側(図
1(b)の下側)に設けられた購入操作装置5を中心に
説明する。
【0021】購入操作装置5は所定形状の操作装置本体
21を有し、その上面を構成する上ケース21aには、
図2(a)に示すように、商品を選択するための各種の
操作ボタン22と、投入された金銭の金額を表示する金
額表示器23と、硬貨K、紙幣Sおよびカード(プリペ
イドカードやICカードなど)Cを投入するための金銭
投入口装置24が設けられている。また、操作装置本体
21の前面には、図1(a)に示すように、商品取出口
25が設けられており、上記商品搬出装置4によって商
品搬出口13に搬出された商品が、操作装置本体21の
内部を通って商品取出口25に搬出される。
【0022】操作ボタン22は、商品ごとに付された商
品番号を入力するためのテンキーからなる商品選択ボタ
ン22a、入力した商品番号を決定するための決定ボタ
ン22b、一旦入力した商品番号を取り消すための取消
ボタン22c、および金銭投入口装置24に投入し、操
作装置本体21の内部に送られた金銭を返却させるため
の返却ボタン22dを有している。
【0023】金銭投入口装置24は、硬貨K、紙幣Sお
よびカードCを受け入れ可能な金銭受入口31を有する
上記上ケース21a(投入部材)と、金銭受入口31の
下方にほぼ水平に配置され、金銭受入口31を介して受
け入れた硬貨K、紙幣SおよびカードCが載置されると
ともに、それらを後方に向かって案内するためのトレイ
32などにより構成されている。金銭受入口31は、紙
幣Sの短辺幅よりも若干長く左右方向に延びる前端縁部
31aと、この前端縁部31aの左右両端に連なり、後
ろ上がりに若干傾斜した状態で、後方に凸に湾曲した湾
曲縁部31bとにより、平面形状がほぼ半円状に形成さ
れている。湾曲縁部31bの下端は、水平で、かつ、図
3に示すように、トレイ32の上面付近まで延びてお
り、その下端とトレイ32との間に、金銭投入口30が
画成されている。
【0024】トレイ32の上面には、金銭受入口31を
介して受け入れられた硬貨K、紙幣SおよびカードC
を、金銭受入口31側から金銭投入口30を介して奥側
に向かってそれぞれ案内するための硬貨ガイド通路3
3、紙幣ガイド通路34およびカードガイド通路35が
形成されている。これらの硬貨ガイド通路33、紙幣ガ
イド通路34およびカードガイド通路35は、前後方向
(案内方向)に延びるとともに、上に向かって開口した
断面コ字状に形成されている。また、それらの左右方向
の幅については、紙幣ガイド通路34のそれが最も大き
く、次いでカードガイド通路35のそれが大きく形成さ
れている。
【0025】各ガイド33、34、35について、左右
方向の幅の大きいものから順に更に具体的に説明する
と、まず、紙幣ガイド通路34は、紙幣Sの短辺幅より
も若干大きな幅を有し、かつ、金銭受入口31の前端縁
部31aから金銭投入口30を越えて更に後方に延びる
底面34aと、この底面34aの左右両端からそれぞれ
上方に直角に連なる左右の側面34b、34bとによ
り、断面コ字状に形成されている。この底面34aと金
銭受入口31の湾曲縁部31bとの上下方向の間隔は、
紙幣Sの厚みよりも大きく、かつ、カードCおよび硬貨
Kのいずれの厚みよりも小さくなるように設定されてい
る。
【0026】また、カードガイド通路35は、紙幣ガイ
ド通路34の底面34a上に形成されており、カードC
の短辺幅よりも若干大きな幅を有し、かつ、金銭受入口
31の前後方向の中央部付近の位置から金銭受入口31
の湾曲縁部31b付近まで延びる底面35aと、この底
面35aの前端および左右両端からそれぞれ上方に直角
に連なる側面35bとにより、断面コ字状に形成されて
いる。すなわち、このカードガイド通路35は、紙幣ガ
イド通路34の底面34aに一段下がった溝状に形成さ
れており、また、カードガイド通路35の底面35aと
金銭受入口31の湾曲縁部31bとの上下方向の間隔
は、カードCの厚みよりも大きく、硬貨Kの厚みよりも
小さくなるように設定されている。
【0027】さらに、硬貨ガイド通路33は、紙幣ガイ
ド通路34およびカードガイド通路35の底面34a、
35aにまたがるように形成されており、前端部が紙幣
ガイド通路34およびカードガイド通路35の前端間で
半円状に形成され、かつ、金銭受入口31の湾曲縁部3
1b付近まで延びる底面33aと、この底面33aの前
端部および左右両端から上方に直角に連なる側面33b
とにより、断面コ字状に形成されている。すなわち、こ
の硬貨ガイド通路33は、カードガイド通路35の底面
35aに一段下がった溝状に形成されており、また、硬
貨ガイド通路33の底面33aと金銭受入口31の湾曲
縁部31bとの上下方向の間隔は、硬貨Kの厚みよりも
若干大きくなるように設定されている。
【0028】そして、これらの紙幣ガイド通路34、カ
ードガイド通路35および硬貨ガイド通路33は、それ
ぞれの左右方向の中心が互いに一致するように配置され
ている。このような位置関係および上記のような形状
で、紙幣ガイド通路34、カードガイド通路35および
硬貨ガイド通路33を形成することにより、硬貨K、紙
幣SおよびカードCを、それぞれを案内するガイド通路
33、34、35に沿って、安定した状態で案内するこ
とができるとともに、金銭投入口装置24を左右方向に
コンパクトに構成することができる。
【0029】また、図3に示すように、トレイ32(紙
幣ガイド通路34)とほぼ同じ高さであって、金銭受入
口31の湾曲縁部31bの直後には、紙幣用コンベヤ4
1が設けられ、さらにこの紙幣用コンベヤ41の下流側
には、紙幣の真偽を識別する紙幣識別装置42が設けら
れている。紙幣用コンベヤ41は、紙幣Sの先端部が金
銭投入口30を越えて後方にスライドされたときに、そ
の紙幣Sを操作装置本体21の内部に引き込む。なお、
この紙幣用コンベヤ41は、紙幣Sが操作装置本体21
内に引き込まれた後に、返却ボタン22dが押された
り、その紙幣Sが紙幣識別装置42によって偽物である
と識別されたりしたときには、操作装置本体21内に一
旦引き込んだ紙幣Sを金銭受入口31に返却するように
なっている。
【0030】また、上記硬貨ガイド通路33およびカー
ドガイド通路35には、その後端に連なり、後ろ下がり
に傾斜したシュート43が設けられている。このシュー
ト43には、その上流端部に、カード・硬貨用コンベヤ
44が設けられるとともに、このコンベヤ44の下流側
に、カードCの真偽を識別するカード識別装置45が設
けられている。また、シュート43の下流端に連なる位
置には、硬貨Kを識別するとともに、正貨であると識別
した硬貨Kを収納する硬貨処理装置46が設けられてい
る。
【0031】次に、商品の購入時に、金銭投入口装置2
4を利用して、硬貨K、紙幣SおよびカードCをそれぞ
れ単独で投入する際の操作について順にそれぞれ説明
し、その後で、それらを2以上投入する際の操作につい
て簡単に説明する。
【0032】まず、硬貨Kのみを投入する場合、硬貨K
を金銭受入口31の付近で落下させ、トレイ32上に載
置させる。次いで、その硬貨Kを、図2(b)に示すよ
うに、硬貨ガイド通路33の底面33a上にのせた後、
指先で硬貨Kの上面を押さえながら、硬貨ガイド通路3
3に沿って後方にスライドさせる。そして、硬貨Kが金
銭投入口30を越え、カード・硬貨用コンベヤ44に達
すると、このコンベヤ44によって硬貨処理装置46に
送られる。複数の硬貨Kをトレイ32上に載置させたと
きには、硬貨Kを1枚ずつ硬貨ガイド通路33に沿って
スライドさせることによって、1枚ずつ硬貨処理装置4
6に送る。また、投入を意図しなかった硬貨Kをトレイ
32上に載置させてしまったときには、その硬貨Kをト
レイ32上から取り出した後に、残った硬貨Kのみをス
ライドさせるか、あるいは投入すべき硬貨Kのみをスラ
イドさせた後に、残った硬貨K(投入を意図しなかった
硬貨)をトレイ32上から取り出す。
【0033】また、紙幣Sのみを投入する場合、その紙
幣Sをある程度延ばした状態、具体的には、少なくとも
紙幣Sの先端部を延ばし、紙幣Sのほぼ前半部を紙幣ガ
イド通路34の底面34a上に載置する。次いで、その
紙幣Sを紙幣ガイド通路34に沿って後方にスライドさ
せる。そして、紙幣Sの先端部が金銭投入口30を越
え、紙幣用コンベヤ41に達すると、このコンベヤ41
によって紙幣Sが紙幣識別装置42に送られる。同様
に、カードCのみを投入する場合、その前半部をカード
ガイド通路35の底面35a上に載置し、そのカードC
をカードガイド通路35に沿って後方にスライドさせ
る。カードCの先端部が金銭投入口30を越え、カード
・硬貨用コンベヤ44に達すると、このコンベヤ44に
よってカードCがカード識別装置45に送られる。な
お、商品の販売終了後、カードCは、カード・硬貨用コ
ンベヤ44によって、金銭受入口31に返却される。
【0034】また、硬貨K、紙幣SおよびカードCのう
ち、2以上を投入する場合、それらのうち、底面33
a、34a、35aの位置の高いガイド通路33、3
4、35によって案内すべきものから順に、スライドさ
せる。例えば、紙幣Sおよび硬貨Kを投入する場合に
は、まずそれらをトレイ32上に載置し、紙幣Sを紙幣
ガイド通路34に沿ってスライドさせ、操作装置本体2
1内に送った後、硬貨Kを硬貨ガイド通路33に沿って
スライドさせる。この場合、硬貨Kおよび紙幣Sをトレ
イ32上に載置したときに、硬貨Kが紙幣S上にのって
いたとしても、金銭投入口30における金銭受入口31
の湾曲縁部31bと紙幣との上下方向の間隔は、硬貨の
厚みよりも小さいため、紙幣Sをスライドさせたときに
は、その紙幣Sのみが操作装置本体21内に送られ、硬
貨は湾曲縁部31bによって規制されることで、トレイ
32上に残る。また、カードCおよび硬貨Kを投入する
場合、紙幣SおよびカードCを投入する場合、さらには
硬貨K、紙幣SおよびカードCを投入する場合も、上記
と同様にして、紙幣S、カードCおよび硬貨Kの順に、
それらを各ガイド通路34、33、35に沿ってスライ
ドさせ操作装置本体21内に送る。
【0035】以上詳述したように、本実施形態の金銭投
入口装置24によれば、単一の金銭受入口31を介し
て、硬貨K、紙幣SおよびカードCを金銭投入口30に
投入するので、それらを投入する際に、迷うことなく容
易に投入することができる。また、硬貨Kを投入すると
きには、その硬貨Kをトレイ32上に載置してから、硬
貨ガイド通路34に沿ってスライドさせ、また紙幣Sや
カードCを投入するときには、その前半部をトレイ32
上に載置してから、紙幣ガイド通路34やカードガイド
通路35に沿ってスライドさせることによって、硬貨
K、紙幣SおよびカードCを金銭投入口30に投入する
ので、投入を意図しない金銭を誤って投入した場合であ
っても、煩雑な返却操作をすることなく、しかも、金銭
詰まりを確実に防止しながら、硬貨K、紙幣Sおよびカ
ードCを操作装置本体21内に安定した状態で円滑に送
ることができる。したがって、本実施形態の金銭投入口
装置24によれば、従来に比べて、高齢者や身障者にと
っても使いやすく、金銭の種別にかかわらず、その投入
を容易かつ確実に行うことができる。
【0036】また、金銭受入口31の湾曲縁部31bと
各ガイド通路33、34、35との協働により、硬貨
K、紙幣SおよびカードCを、案内方向に対し上下左右
にほとんど振れることなく、それぞれを案内すべきガイ
ド通路33、34、35によって、より一層安定した状
態で確実に案内することができる。加えて、下端が水平
な湾曲縁部31bによって、金銭投入口30の上下方向
の間隔を適切に設定することができる。
【0037】なお、本発明は、説明した上記実施形態に
限定されることなく、種々の態様で実施することができ
る。例えば、実施形態では、金銭投入口装置24を自動
販売機に適用した場合について説明したが、両替機や金
融機関のATMなど、金銭が投入される各種の機器に適
用可能である。また、実施形態で示した金銭投入口装置
24の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明
の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。例え
ば、各ガイド通路33、34、35をトレイ32上に左
右方向に並べて形成したり、あるいは、硬貨ガイド通路
33やカードガイド通路35の前端を、紙幣ガイド通路
34の前端に一致させるように形成したりしてもよい。
上記のように、各ガイド通路33、34、35を左右方
向に並べて形成した場合には、硬貨K、紙幣Sおよびカ
ードCのスライド順については、上述したスライド順に
限定されず、例えば最初に硬貨Kをスライドさせ、次い
で紙幣SあるいはカードCをスライドさせるようにして
もよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の金銭投入
口装置は、高齢者や身障者にとっても使い易くすること
ができるとともに、金銭の種別にかかわらず、その投入
を容易かつ確実に行うことができるなどの効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による金銭投入口装置を適
用した自動販売機を示しており、(a)は斜視図、
(b)は平面図である。
【図2】図1の自動販売機における購入操作装置を示
し、(a)はそれを上から見た平面図、(b)は購入操
作装置に設けられた金銭投入口装置を拡大して示す斜視
図である。
【図3】購入操作装置の上部を切断して示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動販売機 5 購入操作装置 21 操作装置本体 21a 上ケース(投入部材) 24 金銭投入口装置 30 金銭投入 32 トレイ 33 硬貨ガイド通路 34 紙幣ガイド通路 35 カードガイド通路 K 硬貨 S 紙幣 C カード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に硬貨および紙幣を載置可能な角度
    で設けられたトレイと、 このトレイの上方に配置され、当該トレイとの間に、硬
    貨および紙幣を投入するための金銭投入口を画成する投
    入部材と、 前記トレイの上面の少なくとも前記金銭投入口の下方の
    位置と当該金銭投入口よりも手前の位置との間にわたっ
    て延びるように形成され、前記トレイに置かれた硬貨お
    よび紙幣を、前記金銭投入口を介して奥側に向かってそ
    れぞれ案内するための硬貨ガイド通路および紙幣ガイド
    通路と、 を備えていることを特徴とする金銭投入口装置。
  2. 【請求項2】 前記トレイの上面の少なくとも前記金銭
    投入口の下方の位置と当該金銭投入口よりも手前の位置
    との間にわたって延びるように形成され、前記トレイに
    置かれたカードを、前記金銭投入口を介して奥側に向か
    って案内するためのカードガイド通路を、更に備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の金銭投入口装置。
  3. 【請求項3】 前記カードガイド通路は、前記紙幣ガイ
    ド通路の底面に、当該紙幣ガイド通路よりも小さな所定
    の幅でかつ一段下がった溝状に形成されており、 前記硬貨ガイド通路は、前記カードガイド通路の底面
    に、当該カードガイド通路よりも小さな所定の幅でかつ
    一段下がった溝状に形成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の金銭投入口装置。
  4. 【請求項4】 前記投入部材と、前記硬貨ガイド通路、
    前記紙幣ガイド通路および前記カードガイド通路のそれ
    ぞれの底面との上下方向の間隔が、それぞれ硬貨、紙幣
    およびカードのみの案内を許容するような所定の間隔に
    設定されていることを特徴とする請求項3に記載の金銭
    投入口装置。
JP2000013852A 2000-01-24 2000-01-24 金銭投入口装置 Expired - Fee Related JP3956564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013852A JP3956564B2 (ja) 2000-01-24 2000-01-24 金銭投入口装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013852A JP3956564B2 (ja) 2000-01-24 2000-01-24 金銭投入口装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001202553A true JP2001202553A (ja) 2001-07-27
JP3956564B2 JP3956564B2 (ja) 2007-08-08

Family

ID=18541387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000013852A Expired - Fee Related JP3956564B2 (ja) 2000-01-24 2000-01-24 金銭投入口装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3956564B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244458A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 紙幣挿入機構、及び紙幣処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244458A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 紙幣挿入機構、及び紙幣処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3956564B2 (ja) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4732384B2 (ja) セルフチェックアウト端末
JP4162299B2 (ja) 貨幣入出金装置
JP2013041451A (ja) 紙葉類搬送装置及び現金自動取引装置
JP6307664B2 (ja) 紙葉類集積庫、現金自動取引装置
JP4226504B2 (ja) 貨幣入出金機
JP4689858B2 (ja) 硬貨処理装置
JP3956564B2 (ja) 金銭投入口装置
JP4861641B2 (ja) 紙幣処理装置
TW201317943A (zh) 桌上遊戲用紙頁類處理裝置
JP5002762B2 (ja) 硬貨投入部の構造、及び金銭処理装置
JP4615080B2 (ja) 情報端末装置
JP4851752B2 (ja) 貨幣取引処理装置
JPH0321285A (ja) パチンコ玉貸装置
JP3980297B2 (ja) 入出金機
JP4375279B2 (ja) 釣銭払出機
JP4930568B2 (ja) 硬貨入出金装置
JPS59172090A (ja) 硬貨処理機
JP4442213B2 (ja) 硬貨入出金装置
JP4244505B2 (ja) 硬貨処理装置
JP4669178B2 (ja) 遊技島の紙幣収納装置
JP4793231B2 (ja) カード払出装置
JPH0246882A (ja) パチンコ装置
JP3691915B2 (ja) カード販売機
JP2021144396A (ja) 自動取引装置、自動取引システム及びプログラム
JP2981508B2 (ja) 現金取引き装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050317

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060703

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees