JP2001201910A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001201910A
JP2001201910A JP2000009630A JP2000009630A JP2001201910A JP 2001201910 A JP2001201910 A JP 2001201910A JP 2000009630 A JP2000009630 A JP 2000009630A JP 2000009630 A JP2000009630 A JP 2000009630A JP 2001201910 A JP2001201910 A JP 2001201910A
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JP
Japan
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image forming
toner
color
unit
image
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Application number
JP2000009630A
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English (en)
Inventor
Junji Omori
淳史 大森
Hidetoshi Ema
秀利 江間
Satoru Ito
悟 伊藤
Tomohiro Nakajima
智宏 中島
Masaaki Ishida
雅章 石田
Tatsuya Ito
達也 伊藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、感光体、光源手段、光照射手段及び
光源手段の駆動回路を搭載する基板等を収納するととも
に着脱可能な各色毎の作像ユニットが適切な位置に装着
されているかを適切に確認できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】カラー画像形成装置100は各色の作像ユ
ニット103Y、103M、103C、103Kが当該
色用の開口部に着脱可能に装着され、作像ユニット10
3Y、103M、103C、103Kには、収納するト
ナー214Y、214M、214C、214Kの色に応
じて装着すべき開口部に適切に装着されているか否かを
識別する識別プレート240が取り付けられ、また、本
体ケース101に当該識別プレート240を通過させる
スリットが形成されている。したがって、作像ユニット
103Y、103M、103C、103Kの交換を誤装
着を防止しつつ、容易にかつ確実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳細には、感光体、光源手段とその駆動回路、現像
ユニットが一体構成され、レーザプリンタ、デジタル複
写機等のレーザを走査してカラー画像を形成する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において
は、従来から消耗品であるトナーの交換を容易なものと
するために、トナーカートリッジを画像形成装置に着脱
可能に装着して、トナーがなくなると、容易に交換でき
るようにしている。
【0003】ところが、近時、装置の小型化の要求から
現像ユニットと感光体ユニットを一体化したプロセスカ
ートリッジが用いられるようになってきている。
【0004】このプロセスカートリッジの現像ユニット
は、現像ローラ、補給ローラ、現像ブレード及びトナー
タンク等を備え、感光体ユニットは、感光体、帯電部
材、クリーニング部材及び廃トナーケースを備えてい
る。
【0005】現像ユニットは、トナータンク内に収納さ
れているトナーを補給ローラにより現像ローラに供給
し、現像ローラの表面上に付着したトナーを現像ブレー
ドによりトナー量を一定に規制するとともにトナーを摩
擦帯電させる。
【0006】感光体ユニットは、回転駆動される感光体
の表面に帯電部材が接触しており、帯電部材により上記
トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加して、感光体の
表面を均一に帯電させる。この帯電した感光体は、その
表面に露光部から画像で変調されたレーザ光が照射され
て露光されて、静電潜像が形成され、静電潜像の形成さ
れた感光体表面に現像ユニットの現像ローラ上の帯電し
たトナーが電気的に転移して、感光体上にトナー画像が
形成される。
【0007】感光体上に転移されたトナー画像は、記録
紙を介して感光体表面に接触する転写部材に、トナーの
帯電極性とは逆極性の電圧が印加されて、トナーが記録
紙上に転写される。
【0008】記録紙上に転写されずに感光体上に残留し
た未転写トナーは、クリーニング部材により感光体表面
上から掻き取られ、廃トナーとして廃トナーケースに収
納される。
【0009】未転写トナーの除去された感光体は、再度
帯電部材により帯電されて、画像形成に供される。
【0010】そして、従来、現像剤であるトナーが無く
なると、カートリッジ毎交換される。また、近年、リサ
イクル化が叫ばれており、使用済みのカートリッジは、
そのまま廃棄することなく、カートリッジを構成してい
る部品や容器を清掃して、再利用するようになってきて
いる。
【0011】ところが、画像読取装置においては、感光
体や現像ユニットから飛散したトナーが記録枚数が増え
るに従って書込光学ユニットを構成する走査レンズやポ
リゴンミラー等に付着堆積して、光ビームの透過率や反
射率が低下し、経時的に画像抜け等による画質の劣化が
発生する。
【0012】このような光学系の飛散トナーの付着汚れ
による画質の劣化に対しては、光学系に防塵手段を設け
たり、定期的に清掃を行うことで、従来対応している。
【0013】そして、従来、画像形成装置においては、
光学系は、例えば、特許第2787817号公報に記載
されているように、モータ基板上に光学部品を取り付け
ているため、光学系を清掃することは困難であった。
【0014】また、従来、特許第2832056号公報
に記載されているように、画像信号に応じて変調された
光ビームを出射する光源を備える第1の基板と、光源か
ら出射された光ビームを偏向するための回転鏡を回転さ
せるモータとモータ駆動回路を備える第2の基板と、記
録材に画像を形成するため装置本体を制御する制御回路
を備える第3の基板と、を有する画像形成装置におい
て、上記第3の基板は可撓性の基板であり、上記第1の
基板がこの可撓性基板に実装され上記第2の基板が可撓
性基板に接続されており、第1、第2及び第3の基板が
上記光源と上記回転鏡を備えた走査ユニットの所定位置
に固定されている画像形成装置が提案されている。
【0015】すなわち、この画像形成装置は、駆動制御
回路をユニットに一体化して、電気的配線をなくそうと
している。
【0016】さらに、従来、特開平5−289423号
公報には、レーザ光源と、このレーザ光源から出射され
たレーザ光を偏向する偏向手段と、上記レーザ光源及び
偏向手段を制御するための電気部品を備えた制御手段
と、を有し、上記レーザ光源、偏向手段及び制御手段が
光学ハウジングに収納された走査光学装置において、上
記光学ハウジングを遮蔽するカバーを有し、このカバー
は上記制御手段の電気部品を囲むように設けられた筒状
の貫通穴を有する走査光学装置が提案されている。
【0017】すなわち、この走査光学装置は、レーザ光
源、偏向手段及び制御手段を光学ハウジングに収納して
いる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、画像形成装置の再
利用性を向上させる上で、改良の必要があった。
【0019】すなわち、特許第2832056号公報記
載の画像形成装置は、駆動制御回路をユニットに一体化
して、電気的配線をなくそうとしているのみであるた
め、光学系の飛散トナーの付着汚れによる画質の劣化に
対しては、対応されておらず、光学系を清掃することが
困難であり、また、光学系をリサイクルするには、複雑
な解体作業を行う必要があり、面倒で、作業性が悪いだ
けでなく、専門の知識を必要とし、リサイクル性(再利
用性)が悪いという問題があった。
【0020】また、特開平5−289423号公報記載
の走査光学装置は、レーザ光源、偏向手段及び制御手段
を光学ハウジングに収納しているが、やはり、光学系の
飛散トナーの付着汚れによる画質の劣化に対しては対応
されておらず、光学系を清掃することが困難であり、ま
た、光学系をリサイクルするには、複雑な解体作業を行
う必要があり、面倒で、作業性が悪いだけでなく、専門
の知識を必要とし、リサイクル性が悪いという問題があ
った。
【0021】そこで、請求項1記載の発明は、少なくと
も、感光体を一様に帯電させる帯電手段と、画像データ
に応じて変調された光ビームを出射する光源手段と、光
源手段を所定の駆動クロックに応じた駆動周波数で駆動
する駆動回路と、当該駆動回路を実装する基板と、回転
駆動されるポリゴンミラーで光源手段から出射された光
ビームを走査して一様に帯電された感光体上に走査・結
像させて静電潜像を形成する光照射手段とが、所定のユ
ニットケース内に収納された作像ユニットが、転写手段
に沿ってトナーの色毎に所定の順序で所定位置に着脱可
能に本体ケースに装着され、それぞれの感光体に供給す
る所定色のトナーを貯留するトナーケースがユニットケ
ースに一体的に形成されて、各色の作像ユニットがその
感光体に形成した当該色のトナー画像を順次記録紙に転
写してカラー画像を形成するものとともに、各色の作像
ユニット及び画像形成装置本体に、当該作像ユニットの
収納するトナーの色に応じて装着すべき装着位置に適切
に装着されているか否かを識別する識別手段を設けるこ
とにより、画像形成装置のユーザによる書込光学系を含
む作像ユニットの交換を容易なものとするとともに、作
像ユニットを画像形成装置本体に装着する際の誤装着を
未然に防止し、作像ユニットを高回収率で市場から回収
して、リサイクル性を安価に向上させるとともに、作像
ユニットの交換作業の作業性と適正化を向上させること
のできる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0022】請求項2記載の発明は、識別手段を、適切
な装着位置に装着されているか否かを視覚的に認識させ
る視覚認識機能を備えたものとすることにより、作像ユ
ニットの収納しているトナー色が何色であるかを作業者
が容易に視認可能とし、作像ユニットの誤装着をより一
層適切に防止して、作像ユニットの交換作業の作業性と
適正化をより一層向上させることのできる画像形成装置
を提供することを目的としている。
【0023】請求項3記載の発明は、識別手段を、トナ
ーの色によって作像ユニットの異なった位置に取り付け
られ光の照射によりその存在が検出可能な識別部材と、
画像読取装置の本体ケースに設けられ作像ユニットの識
別部材の有無あるいは取付位置を検出する検出手段と、
画像読取装置本体に設けられ検出手段の検出結果に基づ
いて作像ユニットの適切な装着位置への装着の有無を判
別する判別手段と、を備えたものとすることにより、作
像ユニットの収納しているトナー色が何色であるかを非
接触でより適切に識別可能とし、作像ユニットの誤装着
をより一層適切に防止して、作像ユニットの交換作業の
作業性と適正化をより一層向上させることのできる画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0024】請求項4記載の発明は、識別手段を、トナ
ーの色によって作像ユニットの異なった位置に取り付け
られ電気の通電によりその存在が検出可能な識別部材
と、画像読取装置本体の本体ケースに設けられ本体ケー
スに装着された作像ユニットの識別部材の有無あるいは
取付位置を検出する検出手段と、画像読取装置本体に設
けられ検出手段の検出結果に基づいて作像ユニットの適
切な装着位置への装着の有無を判別する判別手段と、を
備えたものとすることにより、特別なセンサ等を用いる
ことなく、作像ユニットの収納しているトナー色が何色
であるかを非接触でより適切に識別可能とし、作像ユニ
ットの誤装着をより一層適切にかつ安価に防止して、作
像ユニットの交換作業の作業性と適正化をより一層向上
させることのできる画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0025】請求項5記載の発明は、画像読取装置を、
判別手段が誤装着を判別すると、画像形成に必要な電源
の供給を遮断する制御手段を、さらに備えたものとする
ことにより、作像ユニットが誤装着されているときや未
装着時に不用意に画像形成が行われることを防止し、用
紙を無駄に使用することを防止するとともに、装置の汚
れ等を未然に防止して、利用性の良好な画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0026】請求項6記載の発明は、画像読取装置を、
判別手段が誤装着を判別すると、画像形成を許可する許
可信号の停止あるいは画像形成を不許可とする無効信号
の送出を行う制御手段を、さらに備えたものとすること
により、作像ユニットが誤装着されているときや未装着
時に不用意に画像形成が行われることを防止し、用紙を
無駄に使用することを防止するとともに、装置の汚れ等
を未然に防止して、利用性の良好な画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0027】請求項7記載の発明は、作像ユニットに設
けられた識別手段あるいは識別部材を、トナーケース内
に収納するトナーの色に応じてその取付位置が当該トナ
ーの色に応じた位置に適宜変更可能なものとすることに
より、作像ユニットのリサイクル時に、識別手段あるい
は識別部材の取付位置を、充填したトナーの色に適切な
取付位置に適宜変更し、作像ユニットの再利用性(リサ
イクル性)をより一層向上させることのできる画像形成
装置を提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、感光体を一様に帯電させる帯電手段と、
画像データに応じて変調された光ビームを出射する光源
手段と、前記光源手段を所定の駆動クロックに応じた駆
動周波数で駆動する駆動回路と、回転駆動されるポリゴ
ンミラーで前記光源手段から出射された前記光ビームを
走査して前記一様に帯電された感光体上に走査・結像さ
せて静電潜像を形成する光照射手段と、所定色のトナー
を収納するトナーケースと、前記トナーケース内の前記
所定色のトナーを静電潜像の形成された前記感光体に供
給して当該色のトナー画像を形成する現像手段と、給紙
機構で前記感光体に搬送されてきた記録紙に当該感光体
上の前記トナー画像を転写させる転写手段と、を備え、
少なくとも、前記感光体、前記光照射手段、前記光源手
段及び前記駆動回路の実装されている基板が所定のユニ
ットケース内に収納された作像ユニットが、前記転写手
段に沿って前記トナーの色毎に所定の順序で所定位置に
着脱可能に本体ケースに装着されているとともに、前記
各作像ユニットは、それぞれの前記感光体に供給する前
記所定色のトナーを貯留するトナーケースが前記ユニッ
トケースに一体的に形成され、前記各色の作像ユニット
がその感光体に形成した当該色のトナー画像を順次記録
紙に転写してカラー画像を形成する画像形成装置であっ
て、前記各色の作像ユニット及び画像形成装置本体は、
当該作像ユニットの収納する前記トナーの色に応じて装
着すべき前記装着位置に適切に装着されているか否かを
識別する識別手段が設けられていることにより、上記目
的を達成している。
【0029】上記構成によれば、少なくとも、感光体を
一様に帯電させる帯電手段と、画像データに応じて変調
された光ビームを出射する光源手段と、光源手段を所定
の駆動クロックに応じた駆動周波数で駆動する駆動回路
と、当該駆動回路を実装する基板と、回転駆動されるポ
リゴンミラーで光源手段から出射された光ビームを走査
して一様に帯電された感光体上に走査・結像させて静電
潜像を形成する光照射手段とが、所定のユニットケース
内に収納された作像ユニットが、転写手段に沿ってトナ
ーの色毎に所定の順序で所定位置に着脱可能に本体ケー
スに装着され、それぞれの感光体に供給する所定色のト
ナーを貯留するトナーケースがユニットケースに一体的
に形成されて、各色の作像ユニットがその感光体に形成
した当該色のトナー画像を順次記録紙に転写してカラー
画像を形成するものとともに、各色の作像ユニット及び
画像形成装置本体に、当該作像ユニットの収納するトナ
ーの色に応じて装着すべき装着位置に適切に装着されて
いるか否かを識別する識別手段を設けているので、画像
形成装置のユーザによる書込光学系を含む作像ユニット
の交換を容易なものとすることができるとともに、作像
ユニットを画像形成装置本体に装着する際の誤装着を未
然に防止することができ、作像ユニットを高回収率で市
場から回収して、リサイクル性を安価に向上させること
ができるとともに、作像ユニットの交換作業の作業性と
適正化を向上させることができる。
【0030】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記識別手段は、前記適切な装着位置に装着され
ているか否かを視覚的に認識させる視覚認識機能を備え
ていてもよい。
【0031】上記構成によれば、識別手段を、適切な装
着位置に装着されているか否かを視覚的に認識させる視
覚認識機能を備えたものとしているので、作像ユニット
の収納しているトナー色が何色であるかを作業者が容易
に視認可能とすることができ、作像ユニットの誤装着を
より一層適切に防止して、作像ユニットの交換作業の作
業性と適正化をより一層向上させることができる。
【0032】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記識別手段は、前記トナーの色によって前記作像
ユニットの異なった位置に取り付けられ光の照射により
その存在が検出可能な識別部材と、前記画像読取装置の
前記本体ケースに設けられ前記作像ユニットの前記識別
部材の有無あるいは取付位置を検出する検出手段と、前
記画像読取装置本体に設けられ前記検出手段の検出結果
に基づいて前記作像ユニットの前記適切な装着位置への
装着の有無を判別する判別手段と、を備えたものであっ
てもよい。
【0033】上記構成によれば、識別手段を、トナーの
色によって作像ユニットの異なった位置に取り付けられ
光の照射によりその存在が検出可能な識別部材と、画像
読取装置の本体ケースに設けられ作像ユニットの識別部
材の有無あるいは取付位置を検出する検出手段と、画像
読取装置本体に設けられ検出手段の検出結果に基づいて
作像ユニットの適切な装着位置への装着の有無を判別す
る判別手段と、を備えたものとしているので、作像ユニ
ットの収納しているトナー色が何色であるかを非接触で
より適切に識別することができ、作像ユニットの誤装着
をより一層適切に防止して、作像ユニットの交換作業の
作業性と適正化をより一層向上させることができる。
【0034】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記識別手段は、前記トナーの色によって前記作像
ユニットの異なった位置に取り付けられ電気の通電によ
りその存在が検出可能な識別部材と、前記画像読取装置
本体の前記本体ケースに設けられ前記本体ケースに装着
された前記作像ユニットの前記識別部材の有無あるいは
取付位置を検出する検出手段と、前記画像読取装置本体
に設けられ前記検出手段の検出結果に基づいて前記作像
ユニットの前記適切な装着位置への装着の有無を判別す
る判別手段と、を備えたものであってもよい。
【0035】上記構成によれば、識別手段を、トナーの
色によって作像ユニットの異なった位置に取り付けられ
電気の通電によりその存在が検出可能な識別部材と、画
像読取装置本体の本体ケースに設けられ本体ケースに装
着された作像ユニットの識別部材の有無あるいは取付位
置を検出する検出手段と、画像読取装置本体に設けられ
検出手段の検出結果に基づいて作像ユニットの適切な装
着位置への装着の有無を判別する判別手段と、を備えた
ものとしているので、特別なセンサ等を用いることな
く、作像ユニットの収納しているトナー色が何色である
かを非接触でより適切に識別することができ、作像ユニ
ットの誤装着をより一層適切にかつ安価に防止して、作
像ユニットの交換作業の作業性と適正化をより一層向上
させることができる。
【0036】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記画像読取装置は、前記判別手段が誤装着を判別
すると、画像形成に必要な電源の供給を遮断する制御手
段を、さらに備えていてもよい。
【0037】上記構成によれば、画像読取装置を、判別
手段が誤装着を判別すると、画像形成に必要な電源の供
給を遮断する制御手段を、さらに備えたものとしている
ので、作像ユニットが誤装着されているときや未装着時
に不用意に画像形成が行われることを防止することがで
き、用紙を無駄に使用することを防止することができる
とともに、装置の汚れ等を未然に防止して、利用性を向
上させることができる。
【0038】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記画像読取装置は、前記判別手段が誤装着を判別
すると、画像形成を許可する許可信号の停止あるいは画
像形成を不許可とする無効信号の送出を行う制御手段
を、さらに備えていてもよい。
【0039】上記構成によれば、画像読取装置を、判別
手段が誤装着を判別すると、画像形成を許可する許可信
号の停止あるいは画像形成を不許可とする無効信号の送
出を行う制御手段を、さらに備えたものとしているの
で、作像ユニットが誤装着されているときや未装着時に
不用意に画像形成が行われることを防止することがで
き、用紙を無駄に使用することを防止することができる
とともに、装置の汚れ等を未然に防止して、利用性を向
上させることができる。
【0040】また、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記作像ユニットに設けられた前記識別手段あるい
は前記識別部材は、前記トナーケース内に収納する前記
トナーの色に応じてその取付位置が当該トナーの色に応
じた位置に適宜変更可能であってもよい。
【0041】上記構成によれば、作像ユニットに設けら
れた識別手段あるいは識別部材を、トナーケース内に収
納するトナーの色に応じてその取付位置が当該トナーの
色に応じた位置に適宜変更可能なものとしているので、
作像ユニットのリサイクル時に、識別手段あるいは識別
部材の取付位置を、充填したトナーの色に適切な取付位
置に適宜変更することができ、作像ユニットの再利用性
(リサイクル性)をより一層向上させることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0043】図1〜図6は、本発明の画像形成装置の第
1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像
形成装置の第1の実施の形態を適用したカラー画像形成
装置100の要部概略構成正面断面図である。
【0044】図1において、カラー画像形成装置100
は、本体ケース101内に配設された転写ベルト102
に沿って各色の作像ユニット103Y、103M、10
3C、103Kが記録紙の搬送方向(図1の上方向)に
順次配設されており、転写ベルト102は、一対の搬送
ローラ104a、104bに張り渡されている。転写ベ
ルト102は、搬送ローラ104a、104bが図示し
ない駆動モータにより回転駆動されることにより、図1
で反時計方向に回転駆動される。
【0045】転写ベルト102には、給紙ローラ105
により記録紙トレイ106内に収納された記録紙が1枚
ずつ搬送され、転写ベルト102は、搬送されてきた記
録紙を各作像ユニット103Y、103M、103C、
103Kとの間を搬送して、各作像ユニット103Y、
103M、103C、103Kから各色のトナー画像を
記録紙に転写させる。
【0046】転写ベルト102の上部の本体ケース10
1内には、定着部107が配設されており、定着部10
7は、転写ベルト102でトナー画像の転写された記録
紙を加熱・加圧してトナー画像を定着させた後、本体ケ
ース101上に形成された排紙トレイ108上に排出す
る。
【0047】各作像ユニット103Y、103M、10
3C、103Kは、同様の構成となっている。そこで、
作像ユニット103Yについてのみ説明すると、図2か
ら図5に示すように、作像ユニット103Yは、図2〜
図4に示すように、本体上ケース200Yと本体下ケー
ス201Yが分解可能に連結されており、本体下ケース
201Yにトナーケース202Yが着脱可能に取り付け
られている。本体上ケース200Yと本体下ケース20
1Y内に、感光体ドラム203Y、帯電ローラ204
Y、走査レンズ205Y、ポリゴンミラー206Y、モ
ータロータ207Y、モータ部208Y(図4参照)、
ポリゴン駆動回路209Y(図6参照)、半導体レーザ
210Y(図5参照)、レンズホルダ211Y(図5参
照)及びプリント基板212Y等が収納されており、ト
ナーケース202Y内に現像ローラ213Yとトナー2
14Yが収納されている。
【0048】感光体ドラム203Y、帯電ローラ204
Y及び現像ローラ213Yは、それぞれのシャフト20
3Ya、204Ya、213Yaの端部にギヤ(図示
略)が取り付けられており、カラー画像形成装置100
に装着された際に、カラー画像形成装置100の記録紙
を搬送する搬送駆動部のギヤと歯合して、カラー画像形
成装置100の搬送駆動部により回転駆動される。
【0049】感光体ドラム203Yは、図3に示すよう
に、そのシャフト203Yaが本体上ケース200Yと
本体下ケース201Yに形成された軸受部200Yaと
軸受部201Yaに挿入されて回転自在に支持され、帯
電ローラ204Yは、そのシャフト204Yaが本体上
ケース200Yと本体下ケース201Yに形成された軸
受部200Ybと軸受部201Ybに挿入されて回転自
在に支持される。また、現像ローラ213Yは、そのシ
ャフト213Yaが本体下ケース201Yとトナーケー
ス202Yに形成された軸受部201Ycと軸受部20
2Yaに挿入されて回転自在に支持される。
【0050】ポリゴンミラー206Yは、モータロータ
207Yに固定されており、モータロータ207Yは、
そのシャフト207Yaがプリント基板212Yに形成
された貫通孔212Yaを貫通して本体上ケース200
Yに形成された軸受部200Ycに挿入されることで回
転自在に支持されているとともに、本体下ケース201
Yに形成された軸受部200Ydに挿入されて回転自在
に支持されている。プリント基板212Yの軸受部20
0Ycの周囲には、図4に示すように、駆動コイル21
5Yが実装されており、プリント基板212Yに実装さ
れたポリゴン駆動回路209Yが、この駆動コイル21
5Yに駆動電流を供給してモータロータ207Yを回転
駆動させて、ポリゴンミラー206Yを回転駆動させ
る。したがって、駆動コイル215Y、軸受部200Y
c、モータロータ207Y及びシャフト207Yaは、
モータ部208Yを構成し、ポリゴン駆動回路209Y
からの駆動電流で所定の回転速度で回転してポリゴンミ
ラー206Yを回転駆動させる。
【0051】上記走査レンズ205Yは、図4に示すよ
うに、走査レンズ205Yに形成された位置決め用凹部
205Yaに、本体上ケース200Yに形成された位置
決めピン200Yd及び本体下ケース201Yに形成さ
れた位置決めピン201Yeが挿入されることで位置決
めと支持が行われ、プリント基板212Yには、図3に
示すように、この位置決めピン200Ydの貫通する貫
通孔が形成されている。
【0052】プリント基板212Yには、図5に示すよ
うに、半導体レーザ210Yが配設されており、半導体
レーザ210Yは、カップリングレンズ216Yが一体
成形されたレンズホルダ211Yにより覆われている。
本体下ケース201Yには、カップリングレンズ216
Yに対向する位置にミラー217Yが配設されている。
半導体レーザ210Yは、プリント基板212Yに実装
されたLD駆動部218Y(図4及び図6参照)により
駆動されて画像データにより変調されたレーザ光を出射
し、半導体レーザ210Yから出射されたレーザ光は、
カップリングレンズ216Yで略平行光速とされた後、
ミラー217Yでプリント基板212Yと略平行な方向
に偏向されてポリゴンミラー206Yに入射される。
【0053】ポリゴンミラー206Yは、上述のように
回転駆動されており、入射されるレーザ光を偏向してポ
リゴンミラー206Y方向に走査し、走査レンズ205
Yがポリゴンミラー206Yで走査されたレーザ光を感
光体ドラム203Y上に微小スポットとして結像させ
て、感光体ドラム203Y上に静電潜像を形成する。
【0054】上記本体上ケース200Yと本体下ケース
201Yは、図3に示すように、本体上ケース200Y
に形成された4個のピン200Yeを本体下ケース20
1Yに形成され4個の支持部201Yfに形成されたピ
ン穴に挿入することで着脱可能に組み付けられており、
プリント基板212Yは、このピン200Yeのみが貫
通する貫通孔212Ycが形成されて、ピン200Ye
がこの貫通孔212Ycを貫通して支持部201Yfの
ピン穴に挿入されることで、本体上ケース200Yと本
体下ケース201Yの間に支持された状態となってい
る。
【0055】上記トナーケース202Yは、感光体ドラ
ム203Yと反対側の突出端部202Ybを本体下ケー
ス201Yの下面に形成された係合部201Ygに係合
させ、図示しない固定ネジでネジ固定されることで、本
体下ケース201Yの下面に着脱可能に取り付けられて
いる。トナーケース202Y内にイエロー(Y)のトナ
ー214Yが収納されているとともに、現像ローラ21
3Yが、トナーケース202Yと本体下ケース201Y
との間に支持される状態で取り付けられている。
【0056】本体上ケース200Y内の感光体ドラム2
03Yの上部には、廃トナー貯蔵部220Yが設けられ
ており、廃トナー貯蔵部220Yには、転写ベルト10
2で記録紙に転写されずに感光体ドラム203Y上に残
留し図示しないブレードで感光体ドラム203Yから掻
き取られた廃トナーが収納される。
【0057】上記プリント基板212Yは、図1及び図
3に示すように、その上面(本体上ケース200Y側の
面)にコネクタ231Yが配設されており、コネクタ2
31Yは、図1に示すように、その端子部分が作像ユニ
ット103Yのカラー画像形成装置100への挿入方向
に向いた状態で取り付けられている。
【0058】コネクタ231Yは、本体上ケース200
Yの上面に形成された開口部200Yfにその端子部が
露出する状態で配設されており、カラー画像形成装置1
00と作像ユニット103Yとの各種信号の授受及びカ
ラー画像形成装置100から作像ユニット103Yへの
電源の供給に用いられる。
【0059】他の作像ユニット103M、103C、1
03Kは、イエローの作像ユニット103Yと同様の構
成であるが、それぞれのトナーケース202M、202
C、202Kに収納されているトナー214M、214
C、214Kがそれぞれマゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)と異なっている。
【0060】一方、カラー画像形成装置100には、図
1に示すように、各作像ユニット103Y、103M、
103C、103Kの上部に、I/F基板110Y、1
10M、110C、110Kが設けられており、I/F
基板110Y、110M、110C、110Kには、そ
の裏面側に、その端子が上記作像ユニット103Y、1
03M、103C、103Kのコネクタ231Y、23
1M、231C、231Kの端子方向に向いたコネクタ
111Y、111M、111C、111Kが設けられて
いる。
【0061】したがって、作像ユニット103Y、10
3M、103C、103Kがカラー画像形成装置100
に挿入されて装着されると、作像ユニット103Y、1
03M、103C、103Kのコネクタ231Y、23
1M、231C、231Kがカラー画像形成装置100
のI/F基板110Y、110M、110C、110K
のコネクタ111Y、111M、111C、111Kと
自動的に接続され、作像ユニット103Y、103M、
103C、103Kの動作に必要な電源と信号を作像ユ
ニット103Y、103M、103C、103Kに供給
する。
【0062】各作像ユニット103Y、103M、10
3C、103Kは、カラー画像形成装置100から供給
される電源と信号に基づいて、半導体レーザ210Y、
210M、210C、210Kから各色の画像データで
変調されたレーザ光を出射し、カップリングレンズ21
6Y、216M、216C、216Kで略平行光速とし
てポリゴンミラー206Y、206M、206C、20
6Kに出射する。ポリゴンミラー206Y、206M、
206C、206Kは、モータ部208Y、208M、
208C、208Kにより所定速度で回転駆動され、入
射されるレーザ光を偏向・走査して走査レンズ205
Y、205M、205C、205K方向に出射する。こ
の作像ユニット103Y、103M、103C、103
Kは、このレーザ光を走査レンズ205Y、205M、
205C、205Kで感光体ドラム203Y、203
M、203C、203K上に微小スポットとして結像さ
せて、感光体ドラム203Y、203M、203C、2
03K上に静電潜像を形成する。
【0063】一方、感光体ドラム203Y、203M、
203C、203Kは、作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kがカラー画像形成装置100に
装着されることで連結されるカラー画像形成装置100
のギヤを介して図1で時計方向に回転駆動され、帯電ロ
ーラ204Y、204M、204C、204Kで一様に
帯電された状態で、上記照射されるレーザ光により静電
潜像が形成される。
【0064】各作像ユニット103Y、103M、10
3C、103Kは、この静電潜像の形成された感光体ド
ラム203Y、203M、203C、203Kに現像ロ
ーラ213Y、213M、213C、213Kが各トナ
ーケース202Y、202M、202C、202K内の
それぞれの色のトナー214Y、214M、214C、
214Kを供給してトナー画像を形成し、トナー画像の
形成された感光体ドラム203Y、203M、203
C、203Kをさらに転写ベルト102方向に回転させ
る。
【0065】カラー画像形成装置100は、転写ベルト
102で感光体ドラム203Y、203M、203C、
203K上のトナー画像を給紙ローラ105から搬送さ
れてきた記録紙に転写させ、トナー画像の転写された記
録紙を定着部107に搬送して、定着部107で加熱・
加圧して定着させた後、本体ケース101上に形成され
た排紙トレイ108上に排出する。
【0066】一方、各作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kは、転写の完了した感光体ドラ
ム203Y、203M、203C、203Kを、さらに
回転させて、図示しないブレードで転写されずに残留し
ている廃トナーを除去し、除去した廃トナーを廃トナー
貯蔵部220Y、220M、220C、220K内に収
納する。
【0067】各作像ユニット103Y、103M、10
3C、103Kは、廃トナーの除去された感光体ドラム
203Y、203M、203C、203Kをさらに回転
させ、帯電ローラ204Y、204M、204C、20
4Kで一様に帯電させて、再度、作像動作を行う。
【0068】そして、各作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kには、作像ユニット103Yの
本体上ケース200Yについて図4に示すように、識別
プレート240を挿入可能な4つの差込口241Y、2
41M、241C、241Kが設けられており、4つの
差込口241Y、241M、241C、241Kは、各
色の作像ユニット103Y、103M、103C、10
3Kを当該差込口241Y、241M、241C、24
1Kに挿入される識別プレート(識別部材)240で識
別するためのものである。差込口241Y、241M、
241C、241Kは、例えば、図4の下側からイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)用となっており、例えば、イエローの作像ユニッ
ト103Yには、図4の一番下側の差込口241Yに識
別プレート240が差し込まれる。この差込口241
Y、241M、241C、241Kへの識別プレート2
40の差し込みは、作像ユニット103Y、103M、
103C、103Kの製造メーカーあるいは作像ユニッ
ト103Y、103M、103C、103Kのリサイク
ル会社において行われる。
【0069】一方、図示しないが、カラー画像形成装置
100の本体ケース101には、各作像ユニット103
Y、103M、103C、103Kの挿入される開口部
に、当該色の作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kの差込口241Y、241M、241C、
241Kに対して識別プレート240が挿入されている
場合にのみ作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kの挿入を許容し、他の位置の差込口241
Y、241M、241C、241Kに識別プレート24
0が挿入されている作像ユニット103Y、103M、
103C、103Kの挿入を阻止するスリットが形成さ
れている。
【0070】各作像ユニット103Y、103M、10
3C、103Kは、誤って他の作像ユニット103Y、
103M、103C、103Kの挿入されるべき本体ケ
ース101の開口部に挿入されることを適切に防止する
ことができ、本来挿入されるべき開口部に適切に挿入さ
れる。
【0071】したがって、上記識別プレート240、差
込口241Y、241M、241C、241K及び本体
ケース101に形成されたスリットは、全体として識別
手段として機能している。
【0072】そして、カラー画像形成装置100は、図
6に示すように回路構成されており、上記各作像ユニッ
ト103Y、103M、103C、103Kのプリント
基板212Y、212M、212C、212K(図6で
は、プリント基板212Yについてのみ図示してい
る。)、メイン制御基板250及び搬送制御基板251
等を備えている。上述のように、プリント基板212
Y、212M、212C、212Kは、各作像ユニット
103Y、103M、103C、103Kに設けられて
いるが、図6では、簡略化のために、作像ユニット10
3Yのプリント基板212Yについてのみ図示し、その
動作説明についても、プリント基板212Yについての
み説明するが、他のプリント基板212M、212C、
212Kについても同様である。
【0073】搬送制御基板251には、作像系駆動部2
52と定着・搬送系駆動部253が搭載されており、プ
リント基板212Yには、LD駆動部218Y、書込制
御部254Y及びポリゴン駆動回路209Y等が搭載さ
れている。
【0074】書込制御部254Yには、同期検知信号及
びメイン制御基板250からの制御信号(リクエスト)
が入力され、LD駆動部218Yには、制御信号に応じ
て記録密度に対応する画像データがメイン制御基板25
0から入力される。書込制御部254Yは、この同期検
知信号と制御信号に応じてLD駆動部218Yの動作を
制御して、LD駆動部218Yに画像データで変調した
レーザ光を出射させる。また、メイン制御基板250
は、感光体ドラム203Yを適切な露光強度で露光させ
るのに最適なレーザ出力を演算して、当該レーザ出力を
支持する強度信号をLD駆動部218Yに出力し、露光
強度を制御する。
【0075】ポリゴン駆動回路209Yには、メイン制
御基板250から速度制御信号1Yが入力され、ポリゴ
ン駆動回路209Yは、速度制御信号1Yに対応した回
転速度でモータロータ207Yを回転駆動させることで
ポリゴンミラー206Yを当該回転速度で回転駆動す
る。
【0076】搬送制御基板251の作像系駆動部252
は、感光体ドラム203Y、203M、203C、20
3K等を回転駆動させるモータを駆動するものであり、
作像系駆動部252には、メイン制御基板250から速
度制御信号2が入力される。作像系駆動部251は、メ
イン制御基板250からの速度制御信号2に基づいて感
光体ドラム203Y、203M、203C、203K等
を回転駆動させる。
【0077】搬送制御基板251の定着・搬送系駆動部
253は、定着部107の定着ローラや記録紙搬送ロー
ラ等を回転駆動させるモータを駆動するものであり、定
着・搬送系駆動部253には、メイン制御基板250か
ら速度制御信号3が入力される。定着・搬送系駆動部2
53は、メイン制御基板250からの速度制御信号3に
基づいて定着ローラや記録紙搬送ローラ等を回転駆動さ
せる。
【0078】すなわち、カラー画像形成装置100は、
記録紙搬送速度を作像系の速度と切り離して独立して制
御して、記録紙への画像の書出位置を微妙に調整可能と
し、また、画像が書き終わった後の記録紙の余白部分の
搬送速度を速くして、記録速度を向上させる等の制御を
可能としている。
【0079】なお、各作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kの書込制御部254Y、254
M、254C、254Kは、各色の画像データのポジ信
号(トナー画像を形成するドット数)をカウントしてト
ナー214Y、214M、214C、214Kの消費量
を演算し、この演算したトナー214Y、214M、2
14C、214Kの消費量からトナーエンドを判別し
て、メイン制御基板250にそれぞれトナーエンド信号
を出力する。
【0080】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のカラー画像形成装置100は、帯電・作像
から現像に至る一連の作像工程処理を行うとともに容易
に分解可能な作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kを本体ケース101に着脱可能に装着し
て、リサイクル性を向上させるとともに、各作像ユニッ
ト103Y、103M、103C、103Kの本体ケー
ス101への誤装着を防止するところにその特徴があ
る。
【0081】すなわち、カラー画像形成装置100は、
各色の作像ユニット103Y、103M、103C、1
03Kが、本体ケース101に挿入及び取り外し可能に
装着され、各作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kに、カラー画像形成装置100の本体ケー
ス101への挿入方向にその端子が向いたコネクタ23
1Y、231M、231C、231Kが設けられ、カラ
ー画像形成装置100に、作像ユニット103Y、10
3M、103C、103Kのコネクタ231Y、231
M、231C、231Kの端子方向に向いた端子を有す
るコネクタ111Y、111M、111C、111Kが
設けられている。したがって、作像ユニット103Y、
103M、103C、103Kがカラー画像形成装置1
00に挿入されて装着されると、作像ユニット103
Y、103M、103C、103Kのコネクタ231
Y、231M、231C、231Kがカラー画像形成装
置100のコネクタ111Y、111M、111C、1
11Kに自動的に接続され、いちいちコネクタ231
Y、231M、231C、231Kとコネクタ111
Y、111M、111C、111Kを人手で接続する必
要がない。
【0082】したがって、作像ユニット103Y、10
3M、103C、103Kのカラー画像形成装置100
への装着と同時にコネクタ231Y、231M、231
C、231Kとコネクタ111Y、111M、111
C、111Kの接続を行うことができ、また、作像ユニ
ット103Y、103M、103C、103Kをカラー
画像形成装置100から取り外すと、コネクタ231
Y、231M、231C、231Kとコネクタ111
Y、111M、111C、111Kを自動的に切り離す
ことができ、作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kを簡単かつ容易にカラー画像形成装置10
0に装着し、また、取り外すことができる。
【0083】また、各作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kには、識別プレート240を挿
入可能な4つの差込口241Y、241M、241C、
241Kが設けられており、識別プレート240が、当
該作像ユニット103Y、103M、103C、103
Kの色に対応した位置の差込口241Y、241M、2
41C、241Kに差し込まれる。例えば、イエローの
作像ユニット103Yには、差込口241Yに識別プレ
ート240が差し込まれる。
【0084】そして、カラー画像形成装置100の本体
ケース101には、各作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kの挿入される開口部に、当該色
の作像ユニット103Y、103M、103C、103
Kの差込口241Y、241M、241C、241Kに
対して識別プレート240が挿入されている場合にのみ
作像ユニット103Y、103M、103C、103K
の挿入を許容し、他の位置の差込口241Y、241
M、241C、241Kに識別プレート240が挿入さ
れている作像ユニット103Y、103M、103C、
103Kの挿入を阻止するスリットが形成されている。
【0085】したがって、各作像ユニット103Y、1
03M、103C、103Kは、誤って他の作像ユニッ
ト103Y、103M、103C、103Kの挿入され
るべき本体ケース101の開口部に挿入されることを適
切に防止することができ、本来挿入されるべき開口部に
適切に挿入される。
【0086】このようにして作像ユニット103Y、1
03M、103C、103Kが、カラー画像形成装置1
00に装着されると、作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kは、カラー画像形成装置100
から供給される電源と信号に基づいて、半導体レーザ2
10Y、210M、210C、210Kから画像データ
で変調したレーザ光を出射し、カップリングレンズ21
6Y、216M、216C、216Kで略平行光速とし
てポリゴンミラー206Y、206M、206C、20
6Kに出射する。ポリゴンミラー206Y、206M、
206C、206Kは、所定速度で回転駆動され、入射
されるレーザ光を偏向・走査して走査レンズ205Y、
205M、205C、205K方向に出射する。この作
像ユニット103Y、103M、103C、103K
は、このレーザ光を走査レンズ205Y、205M、2
05C、205Kで感光体ドラム203Y、203M、
203C、203K上に微小スポットとして結像させ
て、感光体ドラム203Y、203M、203C、20
3K上に静電潜像を形成する。
【0087】感光体ドラム203Y、203M、203
C、203Kは、作像ユニット103Y、103M、1
03C、103Kがカラー画像形成装置100に装着さ
れることで連結されるカラー画像形成装置100のギヤ
を介して回転駆動され、帯電ローラ204Y、204
M、204C、204Kで一様に帯電された状態で、上
記照射されるレーザ光により静電潜像が形成される。
【0088】作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kは、この静電潜像の形成された感光体ドラ
ム203Y、203M、203C、203Kに現像ロー
ラ213Y、213M、213C、213Kがトナーケ
ース202Y、202M、202C、202K内の各色
のトナー214Y、214M、214C、214Kを供
給してトナー画像を形成し、トナー画像の形成された感
光体ドラム203Y、203M、203C、203Kを
さらに転写ベルト102方向に回転させる。
【0089】そして、各作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kは、書込制御部254Y、25
4M、254C、254Kが、当該作像ユニット103
Y、103M、103C、103Kの作像する色の画像
データのポジ信号をカウントしてトナー214Y、21
4M、214C、214Kの消費量を演算し、演算した
トナー214Y、214M、214C、214Kの消費
量からトナーエンドを判別してメイン制御基板250に
トナーエンド信号を出力する。すなわち、作像ユニット
103Y、103M、103C、103Kは、書込制御
部254Y、254M、254C、254Kによりトナ
ーケース202Y内のトナー214Y、214M、21
4C、214Kの残量を監視して、トナーケース202
Y内のトナー214Y、214M、214C、214K
が無くなると、メイン制御基板250にトナーエンド信
号を出力する。
【0090】カラー画像形成装置100は、転写ベルト
102で各作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kの感光体ドラム203Y、203M、20
3C、203K上のトナー画像を、給紙部204から搬
送されてきた記録紙に順次転写させ、トナー画像の転写
された記録紙を定着部107に搬送して、定着部107
で加熱・加圧して定着させた後、本体ケース101上部
の排紙トレイ108上にトナー画像の記録された記録紙
を排出させる。
【0091】作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kは、転写の完了した感光体ドラム203
Y、203M、203C、203Kを、さらに回転させ
て、図示しないブレードで転写されずに残留している廃
トナーを除去し、除去した廃トナーを廃トナー貯蔵部2
20Y、220M、220C、220K内に収納する。
【0092】作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kは、廃トナーの除去された感光体ドラム2
03Y、203M、203C、203Kをさらに回転さ
せ、帯電ローラ204Y、204M、204C、204
Kで一様に帯電させて、再度、作像動作を行う。
【0093】上記作像動作を繰り返し行うと、トナーケ
ース202Y、202M、202C、202K内のトナ
ー214Y、214M、214C、214Kが無くなっ
たり、光学系の劣化等が発生するが、作像ユニット10
3Y、103M、103C、103Kは、上述のよう
に、カラー画像形成装置100に着脱可能に装着されて
おり、簡単かつ容易にカラー画像形成装置100から取
り出して、交換することができる。
【0094】そして、カラー画像形成装置100から取
り出された作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kは、トナーケース202Y、202M、2
02C、202Kを本体下ケース201Y、201M、
201C、201Kから簡単に取り外すことができ、新
しいトナー214Y、214M、214C、214Kを
トナーケース202Y、202M、202C、202K
に容易に補充することができる。
【0095】また、各作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kは、容易に分離可能な本体上ケ
ース200Y、200M、200C、200Kと本体下
ケース201Y、201M、201C、201Kとの間
に、それぞれ感光体ドラム203Y、203M、203
C、203K、帯電ローラ204Y、204M、204
C、204K、ポリゴンミラー206Y、206M、2
06C、206K、モータロータ207Y、207M、
207C、207K、走査レンズ205Y、205M、
205C、205K及びプリント基板212Y、212
M、212C、212Kを、支持する状態で取り付けら
れており、プリント基板212Y、212M、212
C、212Kに、ポリゴンミラー206Y、206M、
206C、206Kを回転駆動させるモータ部208
Y、208M、208C、208Kが形成されていると
ともに、半導体レーザ210Y、210M、210C、
210Kを駆動するLD駆動部218Y、218M、2
18C、218K及び取り外し可能にレンズホルダ21
1Y、211M、211C、211Kが取り付けられて
いる。
【0096】したがって、カラー画像形成装置100の
ユーザによる書込光学系を含む作像ユニット103Y、
103M、103C、103Kの交換を容易なものとす
ることができ、作像ユニット103Y、103M、10
3C、103Kを高回収率で市場から回収して、リサイ
クル性を安価に向上させることができる。
【0097】さらに、作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kは、本体下ケース201Y、2
01M、201C、201Kの下面に着脱可能にトナー
ケース202Y、202M、202C、202Kが取り
付けられており、このトナーケース202Y、202
M、202C、202K内にトナー214Y、214
M、214C、214Kが収納されているとともに、現
像ローラ213Y、213M、213C、213Kが、
トナーケース202Y、202M、202C、202K
と本体下ケース201Y、201M、201C、201
Kとの間に支持する状態で取り付けられている。
【0098】したがって、トナーケース202Y、20
2M、202C、202Kを本体下ケース201Y、2
01M、201C、201Kから簡単かつ容易に取り外
して、現像ローラ213Y、213M、213C、21
3Kの再生等の処理を行うことができ、リサイクル性を
向上させることができる。
【0099】また、作像ユニット103Y、103M、
103C、103Kは、本体上ケース200Y、200
M、200C、200Kに廃トナー貯蔵部220Y、2
20M、220C、220Kが設けられており、感光体
ドラム203Y、203M、203C、203Kに残留
しブレードで感光体ドラム203Y、203M、203
C、203Kから除去した廃トナーを飛散させることな
く廃トナー貯蔵部220Y、220M、220C、22
0K内に貯留して、適切に廃棄処理することができる。
【0100】このように、本実施の形態のカラー画像形
成装置100は、少なくとも、感光体ドラム203Y、
203M、203C、203Kを一様に帯電させる帯電
ローラ204Y、204M、204C、204Kと、画
像データに応じて変調されたレーザ光を出射する半導体
レーザ210Y、210M、210C、210Kと、半
導体レーザ210Y、210M、210C、210Kを
所定の駆動クロックに応じた駆動周波数で駆動するLD
駆動部218Y、218M、218C、218Kと、当
該LD駆動部218Y、218M、218C、218K
を実装するプリント基板212Y、212M、212
C、212Kと、回転駆動されるポリゴンミラー206
Y、206M、206C、206Kで半導体レーザ21
0Y、210M、210C、210Kから出射されたレ
ーザ光を走査して一様に帯電された感光体ドラム203
Y、203M、203C、203K上に走査・結像させ
て静電潜像を形成する走査レンズ205Y、205M、
205C、205K等の光学系とが、本体上ケース20
0Y、200M、200C、200Kと本体下ケース2
01Y、201M、201C、201Kからなるユニッ
トケース内に収納された作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kが、転写ベルト102に沿って
トナー214Y、214M、214C、214Kの色毎
に所定の順序で所定位置に着脱可能に本体ケース101
に装着され、それぞれの感光体ドラム203Y、203
M、203C、203Kに供給する所定色のトナー21
4Y、214M、214C、214Kを貯留するトナー
ケース202Y、202M、202C、202Kがユニ
ットケースである本体下ケース201Y、201M、2
01C、201Kに一体的に形成されて、各色の作像ユ
ニット103Y、103M、103C、103Kがその
感光体ドラム203Y、203M、203C、203K
に形成した当該色のトナー画像を順次記録紙に転写して
カラー画像を形成するものとともに、各色の作像ユニッ
ト103Y、103M、103C、103K及びカラー
画像形成装置100の本体に、当該作像ユニット103
Y、103M、103C、103Kの収納するトナー2
14Y、214M、214C、214Kの色に応じて装
着すべき装着位置に適切に装着されているか否かを識別
する識別プレート240と本体ケース101に形成され
たスリットを設けている。
【0101】したがって、カラー画像形成装置100の
ユーザによる書込光学系を含む作像ユニット103Y、
103M、103C、103Kの交換を容易なものとす
ることができるとともに、作像ユニット103Y、10
3M、103C、103Kをカラー画像形成装置100
に装着する際の誤装着を未然に防止することができ、作
像ユニット103Y、103M、103C、103Kを
高回収率で市場から回収して、リサイクル性を安価に向
上させることができるとともに、作像ユニット103
Y、103M、103C、103Kの交換作業の作業性
と適正化を向上させることができる。
【0102】図7及び図8は、本発明の画像形成装置の
第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、視
覚的に各色の作像ユニットの装着状態を認識可能とし
て、作像ユニットの誤装着を防止するものである。
【0103】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のカラー画像形成装置に適用したものであ
り、本実施の形態の説明において、必要に応じて上記第
1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明する
とともに、同様の構成部分には、同一の符号を付して、
その詳細な説明を省略する。
【0104】図7において、カラー画像形成装置300
は、上記第1の実施の形態のカラー画像形成装置100
とその基本構成は、同様であり、その本体ケース301
の正面側に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)の各色の作像ユニット302
Y、302M、302C、302Kが着脱可能に挿入さ
れて装着される開口部が形成されている。作像ユニット
302Y、302M、302C、302Kは、その内部
構成が上記第1の実施の形態の作像ユニット103Y、
103M、103C、103Kと同様であり、詳細な説
明を省略する。
【0105】本体ケース301には、作像ユニット30
2Y、302M、302C、302Kの挿入される開口
部の正面壁面に、当該開口部に挿入されるべき作像ユニ
ット302Y、302M、302C、302Kを特定す
る識別マーク303Y、303M、303C、303K
が付与されており、この識別マーク303Y、303
M、303C、303Kは、本実施の形態では、
「Y」、「M」、「C」、「K」の各作像ユニット30
2Y、302M、302C、302Kのトナー214
Y、214M、214C、214Kの色を表示する文字
が使用されている。
【0106】なお、本体ケース301の上部には、排紙
トレイ304が設けられており、廃止トレイ304上に
は、画像の記録された記録紙が排出される。
【0107】上記各作像ユニット302Y、302M、
302C、302Kには、本体ケース301の開口部に
装着された際に識別マーク303Y、303M、303
C、303Kと隣接する位置に、表記駒305Y、30
5M、305C、305Kが着脱可能に装着されてお
り、表記駒305Y、305M、305C、305K
は、図8に表記駒305Yについて示すように、表記部
305Ya、305Ma、305Ca、305Kaと嵌
合凸部305Yb、305Mb、305Cb、305K
bとを有している。表記部305Ya、305Ma、3
05Ca、305Kaは、四角柱形状に形成されてお
り、四角柱の4つの側面に、「Y」、「M」、「C」、
「K」の各作像ユニット302Y、302M、302
C、302Kのトナー214Y、214M、214C、
214Kの色を表示する識別記号が付与されている。嵌
合凸部305Yb、305Mb、305Cb、305K
bは、表記部305Ya、305Ma、305Ca、3
05Kaよりも小さい四角柱形状に形成されており、表
記部305Ya、305Ma、305Ca、305Ka
の上記識別記号の付与されていない裏面に形成されてい
る。
【0108】一方、作像ユニット302Y、302M、
302C、302Kには、図8に作像ユニット302Y
について示すように、作像ユニット302Y、302
M、302C、302Kが本体ケース301の開口部に
装着された際に本体ケース301の識別マーク303
Y、303M、303C、303Kと隣接する部分に、
表記駒305Y、305M、305C、305Kの挿入
される表記駒装着部306Y、306M、306C、3
06Kが形成されており、表記駒装着部306Y、30
6M、306C、306Kは、表記駒305Y、305
M、305C、305Kの表記部305Ya、305M
a、305Ca、305Kaの挿入される表記部装着部
306Ya、306Ma、306Ca、306Kaと、
表記駒305Y、305M、305C、305Kの嵌合
凸部305Yb、305Mb、305Cb、305Kb
の嵌合装着される嵌合凹部306Yb、306Mb、3
06Cb、306Kbと、を有している。表記部装着部
306Ya、306Ma、306Ca、306Kaは、
表記駒305Y、305M、305C、305Kの表記
部305Ya、305Ma、305Ca、305Kaの
装着を許容する四角形の凹部に形成されており、表記部
装着部306Ya、306Ma、306Ca、306K
aの作像ユニット302Y、302M、302C、30
2Kの正面側の面は、表記部305Ya、305Ma、
305Ca、305Kaの識別記号が認識可能な状態で
開口されて、表記窓306Yc、306Mc、306C
c、306Kcとなっている。嵌合凹部306Yb、3
06Mb、306Cb、306Kbは、表記部装着部3
06Ya、306Ma、306Ca、306Kaに連通
して形成されており、表記駒305Y、305M、30
5C、305Kの嵌合凸部305Yb、305Mb、3
05Cb、305Kbが嵌合可能な四角形状に形成され
ている。したがって、表記駒305Y、305M、30
5C、305Kは、嵌合凸部305Yb、305Mb、
305Cb、305Kbを嵌合凹部306Yb、306
Mb、306Cb、306Kbに嵌合させ、表記部30
5Ya、305Ma、305Ca、305Kaを表記部
装着部306Ya、306Ma、306Ca、306K
aに挿入する状態で、表記駒装着部306Y、306
M、306C、306Kに取り付けられる。
【0109】そして、表記駒305Y、305M、30
5C、305Kを作像ユニット302Y、302M、3
02C、302Kに装着する際、表記部装着部306Y
a、306Ma、306Ca、306Kaの識別記号の
うち、当該装着する作像ユニット302Y、302M、
302C、302Kのトナー214Y、214M、21
4C、214Kの色を表記する識別記号が表記窓306
Yc、306Mc、306Cc、306Kc側に向くよ
うに表記駒305Y、305M、305C、305Kを
表記駒装着部306Y、306M、306C、306K
に装着する。この表記駒305Y、305M、305
C、305Kの表記駒装着部306Y、306M、30
6C、306Kへの装着は、カラー画像形成装置300
のメーカーや作像ユニット302Y、302M、302
C、302Kのメーカー及び作像ユニット302Y、3
02M、302C、302Kの再生処理会社によって行
われる。
【0110】上記識別マーク303Y、303M、30
3C、303K、表記駒305Y、305M、305
C、305K及び表記駒装着部306Y、306M、3
06C、306Kは、識別手段として機能している。
【0111】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のカラー画像形成装置300は、本体ケース
301の正面側に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及びブラック(K)の各色の作像ユニット
302Y、302M、302C、302Kが着脱可能に
挿入されて装着される開口部が形成されており、本体ケ
ース301の開口部の形成された正面壁面には、当該開
口部に挿入されるべき作像ユニット302Y、302
M、302C、302Kを特定する識別マーク303
Y、303M、303C、303Kが付与されている。
【0112】作像ユニット302Y、302M、302
C、302Kには、その正面側側面に表記駒装着部30
6Y、306M、306C、306Kが形成されてお
り、表記駒装着部306Y、306M、306C、30
6Kには、表記駒305Y、305M、305C、30
5Kが装着されている。表記駒305Y、305M、3
05C、305Kは、当該作像ユニット302Y、30
2M、302C、302Kのトナーケース202Y、2
02M、202C、202Kに収納されているトナー2
14Y、214M、214C、214Kの色を示す識別
記号が表記窓306Yd、306Md、306Cd、3
06Kd側に向くように表記駒装着部306Y、306
M、306C、306Kに装着されている。
【0113】したがって、作像ユニット302Y、30
2M、302C、302Kをカラー画像形成装置300
の本体ケース301の開口部に挿入・装着すると、図7
に示すように、本体ケース301に付与されている識別
マーク303Y、303M、303C、303Knと、
作像ユニット302Y、302M、302C、302K
の表記駒305Y、305M、305C、305Kの表
記部305Ya、305Ma、305Ca、305Ka
の識別記号と、が並んだ状態となり、識別マーク303
Y、303M、303C、303Kと表記駒305Y、
305M、305C、305Kの識別記号が同じである
と、作像ユニット302Y、302M、302C、30
2Kの装着位置が適切であり、識別マーク303Y、3
03M、303C、303Kと表記駒305Y、305
M、305C、305Kの識別記号が異なると、作像ユ
ニット302Y、302M、302C、302Kの装着
位置が不適切であることを、視覚により容易に、かつ、
適切に認識することができる。
【0114】図9〜図12は、本発明の画像形成装置の
第3の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、光
学的に各色の作像ユニットの装着状態を認識可能とし
て、作像ユニットの誤装着を防止するものである。
【0115】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のカラー画像形成装置に適用したものであ
り、本実施の形態の説明において、必要に応じて上記第
1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明する
とともに、同様の構成部分には、同一の符号を付して、
その詳細な説明を省略する。
【0116】図9は、本発明の画像読取装置の第3の実
施の形態を適用したカラー画像形成装置400の概略側
面断面図であり、カラー画像形成装置400は、上記第
1の実施の形態のカラー画像形成装置100とその基本
構成は、同様であり、その本体ケース401の正面側
に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及
びブラック(K)の各色の作像ユニット402Y、40
2M、402C、402Kが着脱可能に挿入されて装着
される開口部が形成されている。作像ユニット402
Y、402M、402C、402Kは、その内部構成が
上記第1の実施の形態の作像ユニット103Y、103
M、103C、103Kと同様であり、詳細な説明を省
略する。
【0117】各作像ユニット402Y、402M、40
2C、402Kは、ケース403Y、403M、403
C、403Kの側面の所定位置に検出マーク(識別部
材)404Y、404M、404C、404Kが付与さ
れており、検出マーク404Y、404M、404C、
404Kは、当該作像ユニット402Y、402M、4
02C、402Kの収納しているトナー214Y、21
4M、214C、214Kの色、すなわち、当該作像ユ
ニット402Y、402M、402C、402Kの作像
色を識別するためのものである。検出マーク404Y、
404M、404C、404Kは、所定の光反射部材で
形成されており、作像ユニット402Y、402M、4
02C、402Kが本体ケース401の開口部のうち、
当該作像ユニット402Y、402M、402C、40
2Kが装着されるべき適切な開口部に装着された際に、
各作像ユニット402Y、402M、402C、402
Kの装着部毎に配設されて各作像ユニット402Y、4
02M、402C、402Kの検出マーク404Y、4
04M、404C、404Kを検出する検出センサー
(検出手段)405Y、405M、405C、405K
(図10及び図11参照)と対向する位置に付与されて
いる。作像ユニット402Y、402M、402C、4
02Kのケース403Y、403M、403C、403
Kは、少なくとも検出マーク404Y、404M、40
4C、404Kの付与された面のうち、検出マーク40
4Y、404M、404C、404K以外の部分が黒色
等に塗装される等により、光の反射が少ない状態(低反
射状態)に処理されている。
【0118】また、各作像ユニット402Y、402
M、402C、402Kの検出マーク404Y、404
M、404C、404Kの施された上部には、当該検出
マーク404Y、404M、404C、404Kがイエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラッ
ク(K)のいずれの色に対して付与されているのかを示
す表示、本実施の形態では、「Y」、「M」、「C」、
「K」の表示が行われている。
【0119】なお、カラー画像形成装置400の本体ケ
ース401の上部には、記録済みの記録紙を排出する排
紙トレイ406が形成されている。
【0120】一方、カラー画像形成装置400の本体ケ
ース401内には、図10及び図11に作像ユニット4
02Yの検出用の検出センサー405Yについて示すよ
うに、上記検出センサー405Y、405M、405
C、405Kが配設されており、検出センサー405
Y、405M、405C、405Kは、本体ケース40
1内に設けられた仕切板407を隔てて配設されてい
る。各検出センサー405Y、405M、405C、4
05Kは、当該検出センサー405Y、405M、40
5C、405Kの配設されている位置に対して適切な作
像ユニット402Y、402M、402C、402Kが
装着された際に、作像ユニット402Y、402M、4
02C、402Kに付与されている検出マーク404
Y、404M、404C、404Kの付与位置と対向す
る位置に配設されており、作像ユニット402Y、40
2M、402C、402Kに付与されている検出マーク
404Y、404M、404C、404Kの有無を検出
して、装着された作像ユニット402Y、402M、4
02C、402Kが適切な作像ユニット402Y、40
2M、402C、402Kであるか、また、適切な挿入
位置まで挿入されて装着されているかを検出する。
【0121】すなわち、検出センサー405Y、405
M、405C、405Kは、図11に検出センサー40
5Yについて示すように、発光部408Y、408M、
408C、408Kと受光部409Y、409M、40
9C、409Kを備えており、これらの発光部408
Y、408M、408C、408Kと受光部409Y、
409M、409C、409Kは、保持部410Y、4
10M、410C、410Kに保持されている。保持部
410Y、410M、410C、410Kは、本体ケー
ス401に取り付けられた支持部材411Y、411
M、411C、411Kに支持されており、検出センサ
ー405Y、405M、405C、405Kの取り付け
られた位置の仕切板407には、光透過性の部材、例え
ば、ガラス等のはめ込まれているか、切り抜かれている
透過窓412Y、412M、412C、412Kが形成
されている。
【0122】検出センサー405Y、405M、405
C、405Kは、発光部408Y、408M、408
C、408Kから透過窓412Y、412M、412
C、412Kを通して作像ユニット402Y、402
M、402C、402Kの検出マーク404Y、404
M、404C、404K方向に光を照射し、検出マーク
404Y、404M、404C、404Kで反射された
光を受光部409Y、409M、409C、409Kで
受光して、受光部409Y、409M、409C、40
9Kからカラー画像形成装置400のメイン制御基板2
50に検出結果を出力する。メイン制御基板250は、
受光部409Y、409M、409C、409Kからの
検出結果に基づいて適切な作像ユニット402Y、40
2M、402C、402Kが適切な状態で装着されてい
るか否かを判別し、判別結果をカラー画像形成装置40
0の図示しない表示部に表示する等の方法で報知する。
【0123】したがって、検出マーク404Y、404
M、404C、404K及び検出センサー405Y、4
05M、405C、405Kは、全体として識別手段と
して機能し、メイン制御基板250は、判別手段として
機能している。
【0124】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のカラー画像形成装置400は、本体ケース
401の正面側に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及びブラック(K)の各色の作像ユニット
402Y、402M、402C、402Kが着脱可能に
挿入されて装着される開口部が形成されており、各作像
ユニット402Y、402M、402C、402Kの装
着位置には、当該装着位置に装着されるべき作像ユニッ
ト402Y、402M、402C、402Kが適切に装
着されているか否かを検出する検出センサー405Y、
405M、405C、405Kが配設されている。
【0125】一方、作像ユニット402Y、402M、
402C、402Kには、その側面に、当該作像ユニッ
ト402Y、402M、402C、402Kの色を識別
するための検出マーク404Y、404M、404C、
404Kが付与されており、検出マーク404Y、40
4M、404C、404Kは、カラー画像形成装置40
0の装着位置に適切に作像ユニット402Y、402
M、402C、402Kが装着された際に、検出センサ
ー405Y、405M、405C、405Kと対向する
位置に設けられている。
【0126】したがって、作像ユニット402Y、40
2M、402C、402Kは、カラー画像形成装置40
0の適切な開口部から本体ケース401内に挿入されて
装着されると、検出マーク404Y、404M、404
C、404Kが検出センサー405Y、405M、40
5C、405Kと対向する状態となる。
【0127】この状態で、カラー画像形成装置400
は、検出センサー405Y、405M、405C、40
5Kの発光部408Y、408M、408C、408K
から透過窓412Y、412M、412C、412Kを
通して作像ユニット402Y、402M、402C、4
02K方向に光を照射し、その反射光を受光部409
Y、409M、409C、409Kで受光して、その受
光結果に基づいてメイン制御基板250が適切な作像ユ
ニット402Y、402M、402C、402Kが適切
な状態で本体ケース401に装着されているか否かを判
別する。すなわち、作像ユニット402Y、402M、
402C、402Kは、開口部から本体ケース401内
に装着されても、装着すべき作像ユニット402Y、4
02M、402C、402Kが装着すべき開口部と異な
る開口部に挿入、例えば、作像ユニット402Yが作像
ユニット402Mを装着すべき開口部に挿入されると、
作像ユニット402Y、402M、402C、402K
に付与されている検出マーク404Y、404M、40
4C、404Kが検出センサー405Y、405M、4
05C、405Kと対向する位置に存在せず、作像ユニ
ット402Y、402M、402C、402Kの検出マ
ーク404Y、404M、404C、404Kの設けら
れている面は、少なくとも低反射処理が施されているた
め、発光部408Y、408M、408C、408Kか
ら出射された光が検出マーク404Y、404M、40
4C、404Kで反射されず、十分な反射光が受光部4
09Y、409M、409C、409Kに入力されな
い。
【0128】ところが、作像ユニット402Y、402
M、402C、402Kが本来装着されるべき開口部に
適切に適切な状態で挿入されて装着されていると、作像
ユニット402Y、402M、402C、402Kの検
出マーク404Y、404M、404C、404Kと検
出センサー405Y、405M、405C、405Kが
相対向する状態となり、発光部408Y、408M、4
08C、408Kから出射された光が検出マーク404
Y、404M、404C、404Kで反射され、十分な
反射光が受光部409Y、409M、409C、409
Kに入力される。
【0129】そして、カラー画像形成装置400は、図
12に示すような作像ユニット装着検知処理を行う。す
なわち、作像ユニット402Y、402M、402C、
402Kが本体ケース401に装着され(ステップS
1)、カラー画像形成装置400の電源が投入されると
(ステップS2)、メイン制御基板250は、各検出セ
ンサー405Y、405M、405C、405Kからの
検出信号をチェックして、「Y」、「M」、「C」、
「K」の各色の作像ユニット402Y、402M、40
2C、402Kが適切な状態で適切な挿入位置に挿入さ
れているかを判別する(ステップS3〜ステップS
6)。
【0130】メイン制御基板250は、上記各ステップ
S3〜ステップS6で、各作像ユニット402Y、40
2M、402C、402Kが適切な状態で適切な挿入位
置に挿入されていると判別すると、全ての作像ユニット
402Y、402M、402C、402Kが適切に挿入
されていると判断して、通常の作像処理を開始する(ス
テップS7)。
【0131】ステップS3で、「Y」の作像ユニット4
02Yが適切な状態で適切な挿入位置に挿入されていな
いときには、メイン制御基板250は、「Y」の作像ユ
ニット402Yの未検出処理を行う(ステップS8)。
この未検出処理としては、例えば、画像形成に関わる一
部の電源ラインを遮断して画像形成が開始できないよう
にする処理、あるいは、エラー信号(無効信号)を発生
させて画像形成が行える許可信号を出力しないことで電
気的に動作しないようにして画像形成を行えないように
する処理等を行い、また、これらの処理とともに、ある
いは、これらの処理とは独立して、カラー画像形成装置
400の表示部に適切に作像ユニット402Yが装着さ
れていない旨を表示したり、音声で通知する等の報知処
理を行う。
【0132】また、メイン制御基板250は、ステップ
S4で、「M」の作像ユニット402Mが適切な状態で
適切な挿入位置に挿入されていないときには、「M」の
作像ユニット402Mの未検出処理を行い(ステップS
9)、ステップS5で、「C」の作像ユニット402C
が適切な状態で適切な挿入位置に挿入されていないとき
には、「C」の作像ユニット402Mの未検出処理を行
う(ステップS10)。
【0133】さらに、メイン制御基板250は、ステッ
プS6で、「K」の作像ユニット402Kが適切な状態
で適切な挿入位置に挿入されていないときには、「K」
の作像ユニット402Kの未検出処理を行う(ステップ
S11)。そして、上記「M」、「C」、「K」の場合
の未検出処理は、上記「Y」の場合の未検出処理と同様
である。
【0134】したがって、作像ユニット402Y、40
2M、402C、402Kの収納しているトナー色が何
色であるかを非接触でより適切に識別することができ、
作像ユニット402Y、402M、402C、402K
の誤装着をより一層適切に防止して、作像ユニット40
2Y、402M、402C、402Kの交換作業の作業
性と適正化をより一層向上させることができる。
【0135】なお、検出マーク404Y、404M、4
04C、404Kは、本実施の形態では、作像ユニット
402Y、402M、402C、402Kに直接付与さ
れているが、検出マーク404Y、404M、404
C、404Kとしては、これに限るものではなく、例え
ば、検出マーク404Mの場合について図13に示すよ
うなものであってもよい。すなわち、検出マーク404
Y、404M、404C、404Kは、円盤状の検出部
413と検出部413の裏面から直角方向に突出した板
状の係合足部414とを有しており、検出部413の係
合足部414と反対側の面、すなわち、検出面は、光反
射性が良好な状態に形成されている。一方、各作像ユニ
ット402Y、402M、402C、402Kのケース
403Y、403M、403C、403Kの側面には、
作像ユニット402Y、402M、402C、402K
が本体ケース401の開口部に挿入された際に検出セン
サー405Y、405M、405C、405Kと対向す
る位置に、各色用のスリット415Y、415M、41
5C、415Kが形成されており、各色用のスリット4
15Y、415M、415C、415Kの上部には、当
該スリット415Y、415M、415C、415Kが
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブ
ラック(K)のいずれの色に対応しているのかを示す表
示、本実施の形態では、「Y」、「M」、「C」、
「K」の表示が行われている。作像ユニット402Y、
402M、402C、402Kは、トナーケース202
Y、202M、202C、202Kに充填されているト
ナー214Y、214M、214C、214Kの色に応
じた位置のスリット415Y、415M、415C、4
15Kに、図13に矢印で示すように、係合足部414
を挿入・係合させるようにして、検出マーク404Y、
404M、404C、404Kが取り付けられる。
【0136】また、検出マーク404Y、404M、4
04C、404Kは、例えば、検出マーク404Mの場
合について図14に示すようなものであってもよい。す
なわち、検出マーク404Y、404M、404C、4
04Kは、四角形状の板状に形成されており、その表面
が光反射性が良好な状態に形成されている。各作像ユニ
ット402Y、402M、402C、402Kのケース
403Y、403M、403C、403Kの側面には、
作像ユニット402Y、402M、402C、402K
が本体ケース401の開口部に挿入された際に検出セン
サー405Y、405M、405C、405Kと対向す
る位置に、各色の検出マーク404Y、404M、40
4C、404Kが着脱可能に装着される装着溝416
Y、416M、416C、416Kが形成されており、
装着溝416Y、416M、416C、416Kの上部
には、当該装着溝416Y、416M、416C、41
6Kがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
及びブラック(K)のいずれの色に対応しているのかを
示す表示、本実施の形態では、「Y」、「M」、
「C」、「K」の表示が行われている。そして、作像ユ
ニット402Y、402M、402C、402Kは、そ
のトナーケース202Y、202M、202C、202
Kに充填されているトナー214Y、214M、214
C、214Kの色に応じた位置の装着溝416Y、41
6M、416C、416Kに、図14に矢印で示すよう
に、検出マーク404Y、404M、404C、404
Kを挿入して、取り付けられる。
【0137】さらに、検出マーク404Y、404M、
404C、404Kは、例えば、検出マーク404Y、
404M、404C、404Kの場合について図15及
び図16に示すようなものであってもよい。すなわち、
検出マーク404Y、404M、404C、404K
は、長方形状の板状の検出プレート417として形成さ
れており、各作像ユニット402Y、402M、402
C、402Kのケース403Y、403M、403C、
403Kの側面には、作像ユニット402Y、402
M、402C、402Kが本体ケース401の開口部に
挿入された際に検出センサー405Y、405M、40
5C、405Kと対向する位置に、検出プレート417
が着脱可能に装着される一対のプレート保持部418が
形成されている。この一対のプレート保持部418の上
部には、プレート保持部418に装着される検出プレー
ト417がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)及びブラック(K)のいずれの色に対応している
のかを示す表示、本実施の形態では、「Y」、「M」、
「C」、「K」の表示が行われている。
【0138】検出プレート417は、図16(a)及び
図16(b)に示すように、上下左右及び表裏面を入れ
替えてプレート保持部418に装着することができ、表
面側には、図16(a)に示すように、プレート保持部
418に当該表面側を表面として装着した際に、検出プ
レート417の装着方向によって、「M」(図16
(a)に実線で示す場合に該当する。)、または、
「C」(図16(a)に破線で示す場合に該当する。)
の表示の位置にマーク417aが付与されており、マー
ク417aは、光反射性が良好な状態に形成され、マー
ク417a以外の部分は、黒色等に塗装される等によ
り、光の反射が少ない状態(低反射状態)に処理されて
いる。また、検出プレート417は、その裏面側に、図
16(b)に示すように、プレート保持部418に当該
裏面側を表面として装着した際に、検出プレート417
の装着方向によって、「Y」(図16(b)に実線で示
す場合に該当する。)、または、「K」(図16(b)
に破線で示す場合に該当する。)の表示の位置にマーク
417bが付与されており、マーク417bは、光反射
性が良好な状態に形成され、マーク417b以外の部分
は、黒色等に塗装される等により、光の反射が少ない状
態に処理されている。そして、作像ユニット402Y、
402M、402C、402Kは、トナーケース202
Y、202M、202C、202Kに充填されているト
ナー214Y、214M、214C、214Kの色に応
じた位置に、検出プレート417のマーク417aある
いはマーク417bが位置するように、検出プレート4
17の表裏面及び上下左右方向を設定して、プレート保
持部418に取り付ける。
【0139】図17及び図18は、本発明の画像形成装
置の第4の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、電気的に各色の作像ユニットの装着状態を認識可能
として、作像ユニットの誤装着を防止するものである。
【0140】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のカラー画像形成装置に適用したものであ
り、本実施の形態の説明において、必要に応じて上記第
1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明する
とともに、同様の構成部分には、同一の符号を付して、
その詳細な説明を省略する。
【0141】図17において、カラー画像形成装置50
0は、上記第1の実施の形態のカラー画像形成装置10
0とその基本構成は、同様であり、図示しないが、その
本体ケース501(図18参照)の正面側に、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)の各色の作像ユニット502Y、502M、50
2C、502Kが着脱可能に挿入されて装着される開口
部が形成されている。作像ユニット502Y、502
M、502C、502Kは、その内部構成が上記第1の
実施の形態の作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kと同様であり、詳細な説明を省略する。
【0142】各作像ユニット502Y、502M、50
2C、502Kは、図17に作像ユニット502Mの場
合について示すように、ケース503Y、503M、5
03C、503Kの後面(作像ユニット502Y、50
2M、502C、502Kのカラー画像形成装置500
への挿入方向側の面)の所定位置に検出板(識別部材)
504Y、504M、504C、504Kが付与されて
おり、検出板504Y、504M、504C、504K
は、当該作像ユニット502Y、502M、502C、
502Kの収納しているトナー214Y、214M、2
14C、214Kの色、すなわち、当該作像ユニット5
02Y、502M、502C、502Kの作像色を識別
するためのものである。検出板504Y、504M、5
04C、504Kは、所定の導電性部材で形成されてお
り、作像ユニット502Y、502M、502C、50
2Kがカラー画像形成装置500の本体ケース501の
開口部のうち、当該作像ユニット502Y、502M、
502C、502Kが装着されるべき適切な開口部に装
着された際に、各作像ユニット502Y、502M、5
02C、502Kの装着部毎に配設されて各作像ユニッ
ト502Y、502M、502C、502Kの検出板5
04Y、504M、504C、504Kを検出する検出
スイッチ(検出手段)505Y、505M、505C、
505K(図18参照)と対向する位置に付与されてい
る。作像ユニット502Y、502M、502C、50
2Kのケース503Y、503M、503C、503K
は、少なくとも検出板504Y、504M、504C、
504Kの付与された面のうち、検出板504Y、50
4M、504C、504K以外の部分が非導電性の部材
で形成されている。
【0143】また、各作像ユニット502Y、502
M、502C、502Kの検出板504Y、504M、
504C、504Kの施された上部には、当該検出板5
04Y、504M、504C、504Kがイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)のいずれの色に対して付与されているのかを示す
表示、本実施の形態では、「Y」、「M」、「C」、
「K」の表示が行われている。
【0144】一方、カラー画像形成装置500の本体ケ
ース501内には、図18に作像ユニット502Mの検
出用の検出スイッチ505Mについて示すように、上記
検出スイッチ505Y、505M、505C、505K
が配設されており、検出スイッチ505Y、505M、
505C、505Kは、本体ケース501内に設けられ
た仕切板506を隔てて配設されている。各検出板50
4Y、504M、504C、504Kは、当該検出板5
04Y、504M、504C、504Kの配設されてい
る位置に対して適切な作像ユニット502Y、502
M、502C、502Kが装着された際に、作像ユニッ
ト502Y、502M、502C、502Kに付与され
ている検出板504Y、504M、504C、504K
の付与位置と対向する位置に配設されており、作像ユニ
ット502Y、502M、502C、502Kに付与さ
れている検出板504Y、504M、504C、504
Kの有無を検出して、装着された作像ユニット502
Y、502M、502C、502Kが適切な作像ユニッ
ト502Y、502M、502C、502Kであるか、
また、適切な挿入位置まで挿入されて装着されているか
を検出する。
【0145】すなわち、検出スイッチ505Y、505
M、505C、505Kは、図18に示すように、所定
間隔離れて配設された一対の電極板507Y、507
M、507C、507K、当該電極板507に抵抗50
8Y、508M、508C、508Kを介して電源から
の所定の電源を供給する配線509Y、509M、50
9C、509K及び電極板507Y、507M、507
C、507Kを作像ユニット502Y、502M、50
2C、502Kの方向に付勢するスプリング510Y、
510M、510C、510K等を備えており、電極板
507Y、507M、507C、507Kの一方は、配
線509Y、509M、509C、509Kにより接地
されている。電極板507Y、507M、507C、5
07Kの他方は、電源からの電圧が抵抗508Y、50
8M、508C、508Kを介して供給されており、配
線509Y、509M、509C、509Kは、この抵
抗508Y、508M、508C、508Kの電圧を、
カラー画像形成装置500のメイン制御基板(判別手
段)250に検出信号Sとして出力する。
【0146】なお、検出スイッチ505Y、505M、
505C、505Kの取り付けられた位置の仕切板50
6には、電極板507Y、507M、507C、507
Kを作像ユニット502Y、502M、502C、50
2Kの方向に突出させるための窓511Y、511M、
511C、511Kが形成されている。
【0147】検出スイッチ505Y、505M、505
C、505Kは、適切な作像ユニット502Y、502
M、502C、502Kが適切な状態で挿入されると、
作像ユニット502Y、502M、502C、502K
に取り付けられている検出板504Y、504M、50
4C、504Kが電極板507Y、507M、507
C、507Kを導通し、適切に挿入されている旨の検出
信号S、例えば、「ロー」(L)の検出信号Sをカラー
画像形成装置500のメイン制御基板250に出力し、
作像ユニット502Y、502M、502C、502K
が挿入されていないか、適切な作像ユニット502Y、
502M、502C、502Kが適切な位置まで適切な
状態で挿入されていないときには、電極板507Y、5
07M、507C、507Kが導通せず、適切に挿入さ
れていない旨の検出信号S、例えば、「ハイ」(H)の
検出信号Sをメイン制御基板250に出力する。メイン
制御基板250は、検出スイッチ505Y、505M、
505C、505Kからの検出信号Sに基づいて適切な
作像ユニット502Y、502M、502C、502K
が適切な状態で装着されているか否かを判別し、判別結
果をカラー画像形成装置500の図示しない表示部に表
示する等の方法で報知する。
【0148】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のカラー画像形成装置500は、本体ケース
501の正面側に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及びブラック(K)の各色の作像ユニット
502Y、502M、502C、502Kが着脱可能に
挿入されて装着される開口部が形成されており、各作像
ユニット502Y、502M、502C、502Kの装
着位置には、当該装着位置に装着されるべき作像ユニッ
ト502Y、502M、502C、502Kが適切に装
着されているか否かを検出する検出スイッチ505Y、
505M、505C、505Kが配設されている。
【0149】一方、作像ユニット502Y、502M、
502C、502Kには、その後面に、当該作像ユニッ
ト502Y、502M、502C、502Kの色を識別
するための検出板504Y、504M、504C、50
4Kが付与されており、検出板504Y、504M、5
04C、504Kは、カラー画像形成装置500の装着
位置に適切に作像ユニット502Y、502M、502
C、502Kが装着された際に、検出スイッチ505
Y、505M、505C、505Kと対向する位置に設
けられている。
【0150】したがって、作像ユニット502Y、50
2M、502C、502Kは、カラー画像形成装置50
0の適切な開口部から本体ケース501内に挿入されて
適切な位置まで装着されると、検出板504Y、504
M、504C、504Kが検出スイッチ505Y、50
5M、505C、505Kの一対の電極板507Y、5
07M、507C、507Kと接触する状態となる。
【0151】この状態で、カラー画像形成装置500
は、電極板507Y、507M、507C、507Kが
スプリング510Y、510M、510C、510Kに
より作像ユニット502Y、502M、502C、50
2K方向に付勢されているため、電極板507Y、50
7M、507C、507Kが導電性の検出板504Y、
504M、504C、504Kにより導通され、検出ス
イッチ505Y、505M、505C、505Kは、適
切に挿入されている旨の検出信号Sをメイン制御基板2
50に出力し、メイン制御基板250がこの検出信号S
に基づいて適切な作像ユニット502Y、502M、5
02C、502Kが適切な状態で本体ケース501に装
着されているか否かを判別する。すなわち、作像ユニッ
ト502Y、502M、502C、502Kは、開口部
から本体ケース501内に装着されても、装着すべき作
像ユニット502Y、502M、502C、502Kが
装着すべき開口部と異なる開口部に挿入、例えば、作像
ユニット502Yが作像ユニット502Mを装着すべき
開口部に挿入されると、作像ユニット502Y、502
M、502C、502Kに付与されている検出板504
Y、504M、504C、504Kが検出スイッチ50
5Y、505M、505C、505Kと対向する位置に
存在しないため、検出スイッチ505Y、505M、5
05C、505Kの電極板507Y、507M、507
C、507Kは開放された状態となって導通せず、適切
に挿入されていない旨の検出信号Sをメイン制御基板2
50に出力する。
【0152】ところが、作像ユニット502Y、502
M、502C、502Kが本来装着されるべき開口部に
適切に適切な状態で挿入されて装着されていると、作像
ユニット502Y、502M、502C、502Kの検
出板504Y、504M、504C、504Kと検出ス
イッチ505Y、505M、505C、505Kの電極
板507Y、507M、507C、507Kが相対向し
て、接触する状態となり、電極板507Y、507M、
507C、507Kが検出板504Y、504M、50
4C、504Kにより導通されて、検出スイッチ505
Y、505M、505C、505Kは、適切に挿入され
ている旨の検出信号Sをメイン制御基板250に出力す
る。
【0153】そして、カラー画像形成装置500は、例
えば、図12に示したような作像ユニット装着検知処理
を行う。
【0154】したがって、特別なセンサ等を用いること
なく、作像ユニット502Y、502M、502C、5
02Kの収納しているトナー色が何色であるかを非接触
でより適切に識別することができ、作像ユニット502
Y、502M、502C、502Kの誤装着をより一層
適切にかつ安価に防止して、作像ユニット502Y、5
02M、502C、502Kの交換作業の作業性と適正
化をより一層向上させることができる。
【0155】なお、本実施の形態においては、装着され
るべき作像ユニット502Y、502M、502C、5
02Kの検出板504Y、504M、504C、504
Kと対向する位置にのみ検出スイッチ505Y、505
M、505C、505Kを配設しているが、図17に破
線で示すように、他の作像ユニット502Y、502
M、502C、502Kの検出板504Y、504M、
504C、504Kと対向する全ての位置に補助検出ス
イッチ520を配設し、補助検出スイッチ520が検出
板504Y、504M、504C、504Kを検出した
際には、メイン制御基板250がいずれの作像ユニット
502Y、502M、502C、502Kが装着された
かを検出して、装着された作像ユニット502Y、50
2M、502C、502Kがいずれの色の作像ユニット
502Y、502M、502C、502Kであるかの情
報及び適切な色の作像ユニット502Y、502M、5
02C、502Kの装着を促す旨の情報等を表示部等に
表示するようにしてもよい。
【0156】また、検出板504Y、504M、504
C、504Kは、本実施の形態では、作像ユニット50
2Y、502M、502C、502Kに直接付与されて
いるが、検出板504Y、504M、504C、504
Kとしては、これに限るものではなく、例えば、上記図
13から図16に示したようなものであってもよく、こ
の場合、検出スイッチ505Y、505M、505C、
505Kの電極板507Y、507M、507C、50
7Kを適切に導通させるものである必要がある。
【0157】図19及び図20は、本発明の画像形成装
置の第5の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、各色の作像ユニットの未完全な装着状態を確実に検
出して、作像ユニットの未完全な装着を防止するもので
ある。
【0158】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のカラー画像形成装置に適用したものであ
り、本実施の形態の説明において、必要に応じて上記第
1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて説明する
とともに、同様の構成部分には、同一の符号を付して、
その詳細な説明を省略する。
【0159】図19において、カラー画像形成装置60
0は、上記第1の実施の形態のカラー画像形成装置10
0とその基本構成は、同様であり、図示しないが、その
本体ケース601(図20参照)の正面側に、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)の各色の作像ユニット602Y、602M、60
2C、602Kが着脱可能に挿入されて装着される開口
部が形成されている。作像ユニット602Y、602
M、602C、602Kは、その内部構成が上記第1の
実施の形態の作像ユニット103Y、103M、103
C、103Kと同様であり、詳細な説明を省略する。
【0160】各作像ユニット602Y、602M、60
2C、602Kは、図19に作像ユニット602Mの場
合について示すように、ケース603Y、603M、6
03C、603Kの側面(作像ユニット602Y、60
2M、602C、602Kのカラー画像形成装置600
への挿入方向に対して直角方向の面)の所定位置に当該
側面から当該側面に対して直角方向に所定量だけ突出す
る板状の検出プレート(識別部材)604Y、604
M、604C、604Kが取り付けられており、検出プ
レート604Y、604M、604C、604Kは、当
該作像ユニット602Y、602M、602C、602
Kの収納しているトナー214Y、214M、214
C、214Kの色、すなわち、当該作像ユニット602
Y、602M、602C、602Kの作像色を識別する
ためのものである。検出プレート604Y、604M、
604C、604Kは、ケース603Y、603M、6
03C、603Kに形成されたスリット状の4つのプレ
ート差込部605Y、605M、605C、605Kの
うち、当該作像ユニット602Y、602M、602
C、602Kに収納されているトナー214Y、214
M、214C、214Kの色に対応する位置のプレート
差込部605Y、605M、605C、605Kに差し
込まれている。検出プレート604Y、604M、60
4C、604Kは、所定の光非透過性の部材で形成され
ており、各プレート差込部605Y、605M、605
C、605Kの近傍には、プレート差込部605Y、6
05M、605C、605Kに差し込まれる検出プレー
ト604Y、604M、604C、604Kがイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(K)のいずれの色に対して取り付けられているのかを
示す表示、本実施の形態では、「Y」、「M」、
「C」、「K」の表示が行われている。
【0161】一方、カラー画像形成装置600の本体ケ
ース601内には、図19及び図20に作像ユニット6
02Mの場合について示すように、本体ケース601内
の各作像ユニット602Y、602M、602C、60
2Kの装着される装着部に設けられた仕切板606に、
当該装着部に適切な作像ユニット602Y、602M、
602C、602Kが装着された場合にのみ、上記作像
ユニット602Y、602M、602C、602Kの検
出プレート604Y、604M、604C、604Kが
進入可能な切り欠き部607Y、607M、607C、
607Kが形成されており、切り欠き部607Y、60
7M、607C、607Kは、作像ユニット602Y、
602M、602C、602Kの挿入される本体ケース
601の開口部部分から少なくとも作像ユニット602
Y、602M、602C、602Kが確実に装着される
際に検出プレート604Y、604M、604C、60
4Kが本体ケース601内に進入するのに十分な長さに
亘って、作像ユニット602Y、602M、602C、
602Kの挿入方向に形成されている。
【0162】切り欠き部607Y、607M、607
C、607Kの作像ユニット602Y、602M、60
2C、602Kが装着部に確実に装着された際の検出プ
レート604Y、604M、604C、604Kの位置
には、図20に作像ユニット602Mの場合について示
すように、検出用フォトインタラブタ(検出手段)60
8Y、608M、608C、608Kが配設されてお
り、検出用フォトインタラブタ608Y、608M、6
08C、608Kは、発光素子609Y、609M、6
09C、609Kと受光素子610Y、610M、61
0C、610Kを備えている。発光素子609Y、60
9M、609C、609Kには、抵抗611Y、611
M、611C、611Kを介して所定の電源電圧が印加
されており、受光素子610Y、610M、610C、
610Kには、抵抗612Y、612M、612C、6
12Kを介して所定の電源電圧が印加されているととも
に、抵抗612Y、612M、612C、612Kの電
圧を、カラー画像形成装置600のメイン制御基板25
0に検出信号Sとして出力する。
【0163】検出用フォトインタラブタ608Y、60
8M、608C、608Kは、適切な作像ユニット60
2Y、602M、602C、602Kが確実に挿入され
ると、作像ユニット602Y、602M、602C、6
02Kに取り付けられている検出プレート604Y、6
04M、604C、604Kが検出用フォトインタラブ
タ608Y、608M、608C、608Kの発光素子
609Y、609M、609C、609Kと受光素子6
10Y、610M、610C、610Kの間に位置して
発光素子609Y、609M、609C、609Kから
受光素子610Y、610M、610C、610Kに向
かって投射された光を遮断し、適切に挿入されている旨
の検出信号S、例えば、「ハイ」(H)の検出信号Sを
カラー画像形成装置600のメイン制御基板250に出
力し、作像ユニット602Y、602M、602C、6
02Kが挿入されていないか、適切な作像ユニット60
2Y、602M、602C、602Kが確実に挿入され
ていない未完全装着のときには、検出プレート604
Y、604M、604C、604Kが検出用フォトイン
タラブタ608Y、608M、608C、608Kの発
光素子609Y、609M、609C、609Kと受光
素子610Y、610M、610C、610Kの間に位
置せず、適切に挿入されていない旨の検出信号S、例え
ば、「ロー」(L)の検出信号Sをメイン制御基板25
0に出力する。メイン制御基板(判別手段)250は、
検出用フォトインタラブタ608Y、608M、608
C、608Kからの検出信号Sに基づいて適切な作像ユ
ニット602Y、602M、602C、602Kが適切
な状態で確実に装着されているか否かを判別し、判別結
果をカラー画像形成装置600の図示しない表示部に表
示する等の方法で報知する。
【0164】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のカラー画像形成装置600は、本体ケース
601の正面側に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及びブラック(K)の各色の作像ユニット
602Y、602M、602C、602Kが着脱可能に
挿入されて装着される開口部が形成されており、各作像
ユニット602Y、602M、602C、602Kの装
着位置には、当該装着位置に装着されるべき作像ユニッ
ト602Y、602M、602C、602Kの検出プレ
ート604Y、604M、604C、604Kのみを通
過させる切り欠き部607Y、607M、607C、6
07Kが形成されているとともに、作像ユニット602
Y、602M、602C、602Kが確実に装着されて
いるか否かを検出する検出用フォトインタラブタ608
Y、608M、608C、608Kが配設されている。
【0165】一方、作像ユニット602Y、602M、
602C、602Kには、その側面に、当該作像ユニッ
ト602Y、602M、602C、602Kの色を識別
するための検出プレート604Y、604M、604
C、604Kがプレート差込部605Y、605M、6
05C、605Kに差し込まれることで取り付けられて
おり、検出プレート604Y、604M、604C、6
04Kは、カラー画像形成装置600の当該色の作像ユ
ニット602Y、602M、602C、602Kの装着
位置に適切に作像ユニット602Y、602M、602
C、602Kが装着された際に、当該装着部に形成され
た切り欠き部607Y、607M、607C、607K
と一致する位置であって、確実に当該装着部に装着され
た際に検出用フォトインタラブタ608Y、608M、
608C、608Kと対向する位置に設けられている。
【0166】したがって、作像ユニット602Y、60
2M、602C、602Kは、カラー画像形成装置60
0の適切な開口部から本体ケース601内に挿入される
と、作像ユニット602Y、602M、602C、60
2Kの検出プレート604Y、604M、604C、6
04Kが切り欠き部607Y、607M、607C、6
07K内を通って装着可能となり、作像ユニット602
Y、602M、602C、602Kが装着部に確実に装
着されると、検出プレート604Y、604M、604
C、604Kが検出用フォトインタラブタ608Y、6
08M、608C、608Kの発光素子609Y、60
9M、609C、609Kと受光素子610Y、610
M、610C、610Kの間に位置する状態となる。
【0167】この状態で、発光素子609Y、609
M、609C、609Kから出射された光は、検出プレ
ート604Y、604M、604C、604Kで遮断さ
れて受光素子610Y、610M、610C、610K
に入射されないため、検出用フォトインタラブタ608
Y、608M、608C、608Kは、検出プレート6
04Y、604M、604C、604Kを検出している
ことを示す検出信号Sをメイン制御基板250に出力
し、メイン制御基板250がこの検出信号Sに基づいて
適切な作像ユニット602Y、602M、602C、6
02Kが適切な状態で本体ケース601に装着されてい
るか否かを判別する。すなわち、作像ユニット602
Y、602M、602C、602Kは、開口部から本体
ケース601内に装着されようとしたとき、装着すべき
作像ユニット602Y、602M、602C、602K
が装着すべき開口部と異なる開口部に挿入、例えば、作
像ユニット502Yが作像ユニット502Mを装着すべ
き開口部に挿入されると、作像ユニット602Y、60
2M、602C、602Kに取り付けられている検出プ
レート604Y、604M、604C、604Kが仕切
板606に形成されている切り欠き部607Y、607
M、607C、607Kの位置と一致せず、誤った作像
ユニット602Y、602M、602C、602Kが装
着されることを阻止する。
【0168】また、作像ユニット602Y、602M、
602C、602Kが本来装着されるべき開口部に適切
に挿入されると、作像ユニット602Y、602M、6
02C、602Kの検出プレート604Y、604M、
604C、604Kと切り欠き部607Y、607M、
607C、607Kが一致して、作像ユニット602
Y、602M、602C、602Kの挿入を許容する
が、作像ユニット602Y、602M、602C、60
2Kが適切な位置まで挿入されず、検出プレート604
Y、604M、604C、604Kが検出用フォトイン
タラブタ608Y、608M、608C、608Kの検
出領域に達しないと、発光素子609Y、609M、6
09C、609Kからの光が受光素子610Y、610
M、610C、610Kに入射され、検出用フォトイン
タラブタ608Y、608M、608C、608Kは、
作像ユニット602Y、602M、602C、602K
が適切に装着されていないことを示す検出信号Sをメイ
ン制御基板250に出力する。
【0169】さらに、作像ユニット602Y、602
M、602C、602Kが本来装着されるべき開口部に
適切に挿入され、かつ、適切な位置まで適切に挿入され
ると、作像ユニット602Y、602M、602C、6
02Kの検出プレート604Y、604M、604C、
604Kが検出用フォトインタラブタ608Y、608
M、608C、608Kの発光素子609Y、609
M、609C、609Kと受光素子610Y、610
M、610C、610Kの間に位置する状態となり、発
光素子609Y、609M、609C、609Kからの
光を検出プレート604Y、604M、604C、60
4Kが遮断して、検出用フォトインタラブタ608Y、
608M、608C、608Kは、作像ユニット602
Y、602M、602C、602Kが適切に装着されて
いることを示す検出信号Sをメイン制御基板250に出
力する。
【0170】そして、カラー画像形成装置600は、例
えば、図12に示したような作像ユニット装着検知処理
を行う。
【0171】したがって、本実施の形態のカラー画像形
成装置600によれば、適切な作像ユニット602Y、
602M、602C、602Kが適切な位置に、確実に
装着されているか否かを適切に判別することができ、カ
ラー画像形成装置600の利用性を向上させることがで
きる。
【0172】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0173】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、少なくとも、感光体を一様に帯電させる帯電手段
と、画像データに応じて変調された光ビームを出射する
光源手段と、光源手段を所定の駆動クロックに応じた駆
動周波数で駆動する駆動回路と、当該駆動回路を実装す
る基板と、回転駆動されるポリゴンミラーで光源手段か
ら出射された光ビームを走査して一様に帯電された感光
体上に走査・結像させて静電潜像を形成する光照射手段
とが、所定のユニットケース内に収納された作像ユニッ
トが、転写手段に沿ってトナーの色毎に所定の順序で所
定位置に着脱可能に本体ケースに装着され、それぞれの
感光体に供給する所定色のトナーを貯留するトナーケー
スがユニットケースに一体的に形成されて、各色の作像
ユニットがその感光体に形成した当該色のトナー画像を
順次記録紙に転写してカラー画像を形成するものととも
に、各色の作像ユニット及び画像形成装置本体に、当該
作像ユニットの収納するトナーの色に応じて装着すべき
装着位置に適切に装着されているか否かを識別する識別
手段を設けているので、画像形成装置のユーザによる書
込光学系を含む作像ユニットの交換を容易なものとする
ことができるとともに、作像ユニットを画像形成装置本
体に装着する際の誤装着を未然に防止することができ、
作像ユニットを高回収率で市場から回収して、リサイク
ル性を安価に向上させることができるとともに、作像ユ
ニットの交換作業の作業性と適正化を向上させることが
できる。
【0174】請求項2記載の発明の画像形成装置によれ
ば、識別手段を、適切な装着位置に装着されているか否
かを視覚的に認識させる視覚認識機能を備えたものとし
ているので、作像ユニットの収納しているトナー色が何
色であるかを作業者が容易に視認可能とすることがで
き、作像ユニットの誤装着をより一層適切に防止して、
作像ユニットの交換作業の作業性と適正化をより一層向
上させることができる。
【0175】請求項3記載の発明の画像形成装置によれ
ば、識別手段を、トナーの色によって作像ユニットの異
なった位置に取り付けられ光の照射によりその存在が検
出可能な識別部材と、画像読取装置の本体ケースに設け
られ作像ユニットの識別部材の有無あるいは取付位置を
検出する検出手段と、画像読取装置本体に設けられ検出
手段の検出結果に基づいて作像ユニットの適切な装着位
置への装着の有無を判別する判別手段と、を備えたもの
としているので、作像ユニットの収納しているトナー色
が何色であるかを非接触でより適切に識別することがで
き、作像ユニットの誤装着をより一層適切に防止して、
作像ユニットの交換作業の作業性と適正化をより一層向
上させることができる。
【0176】請求項4記載の発明の画像形成装置によれ
ば、識別手段を、トナーの色によって作像ユニットの異
なった位置に取り付けられ電気の通電によりその存在が
検出可能な識別部材と、画像読取装置本体の本体ケース
に設けられ本体ケースに装着された作像ユニットの識別
部材の有無あるいは取付位置を検出する検出手段と、画
像読取装置本体に設けられ検出手段の検出結果に基づい
て作像ユニットの適切な装着位置への装着の有無を判別
する判別手段と、を備えたものとしているので、特別な
センサ等を用いることなく、作像ユニットの収納してい
るトナー色が何色であるかを非接触でより適切に識別す
ることができ、作像ユニットの誤装着をより一層適切に
かつ安価に防止して、作像ユニットの交換作業の作業性
と適正化をより一層向上させることができる。
【0177】請求項5記載の発明の画像形成装置によれ
ば、画像読取装置を、判別手段が誤装着を判別すると、
画像形成に必要な電源の供給を遮断する制御手段を、さ
らに備えたものとしているので、作像ユニットが誤装着
されているときや未装着時に不用意に画像形成が行われ
ることを防止することができ、用紙を無駄に使用するこ
とを防止することができるとともに、装置の汚れ等を未
然に防止して、利用性を向上させることができる。
【0178】請求項6記載の発明の画像形成装置によれ
ば、画像読取装置を、判別手段が誤装着を判別すると、
画像形成を許可する許可信号の停止あるいは画像形成を
不許可とする無効信号の送出を行う制御手段を、さらに
備えたものとしているので、作像ユニットが誤装着され
ているときや未装着時に不用意に画像形成が行われるこ
とを防止することができ、用紙を無駄に使用することを
防止することができるとともに、装置の汚れ等を未然に
防止して、利用性を向上させることができる。
【0179】請求項7記載の発明の画像形成装置によれ
ば、作像ユニットに設けられた識別手段あるいは識別部
材を、トナーケース内に収納するトナーの色に応じてそ
の取付位置が当該トナーの色に応じた位置に適宜変更可
能なものとしているので、作像ユニットのリサイクル時
に、識別手段あるいは識別部材の取付位置を、充填した
トナーの色に適切な取付位置に適宜変更することがで
き、作像ユニットの再利用性(リサイクル性)をより一
層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の画
像形成装置を適用したカラー画像形成装置の概略構成正
面断面図。
【図2】図1のカラー画像形成装置の作像ユニットの正
面断面図。
【図3】図2の作像ユニットの分解正面断面図。
【図4】図2の作像ユニットの本体上ケースの斜視図。
【図5】図4のプリント基板のレンズホルダ及びミラー
部分の正面断面図。
【図6】図1のカラー画像形成装置の要部回路ブロック
図。
【図7】本発明の画像形成装置の第2の実施の形態の画
像形成装置を適用したカラー画像形成装置の外観斜視
図。
【図8】図7のカラー画像形成装置の作像ユニットの識
別マーク部分の斜視図。
【図9】本発明の画像形成装置の第3の実施の形態の画
像形成装置を適用したカラー画像形成装置の概略構成正
面断面図。
【図10】図9のカラー画像形成装置の本体ケースの仕
切板とマゼンタ(M)の作像ユニットの斜視図。
【図11】図9のカラー画像形成装置のイエロー(Y)
の作像ユニット部分の概略上面断面図。
【図12】図9のカラー画像形成装置による作像ユニッ
トの装着検知処理を示すフローチャート。
【図13】図9のカラー画像形成装置の作像ユニットの
検出マークの他の例を示す斜視図。
【図14】図9のカラー画像形成装置の作像ユニットの
検出マークのさらに他の例を示す斜視図。
【図15】図9のカラー画像形成装置の作像ユニットの
検出マークのさらに他の例の検出プレートを示す斜視
図。
【図16】図15の検出プレートの表面(a)と裏面
(b)を示す斜視図。
【図17】本発明の画像形成装置の第4の実施の形態の
画像形成装置を適用したカラー画像形成装置の本体ケー
スの仕切板とマゼンタ(M)の作像ユニットの斜視図。
【図18】図17のカラー画像形成装置のマゼンタ
(M)の作像ユニット部分の概略上面断面図。
【図19】本発明の画像形成装置の第5の実施の形態の
画像形成装置を適用したカラー画像形成装置の本体ケー
スの仕切板とマゼンタ(M)の作像ユニットの斜視図。
【図20】図19のカラー画像形成装置のマゼンタ
(M)の作像ユニット部分の概略上面断面図。
【符号の説明】
100 カラー画像形成装置 101 本体ケース 102 転写ベルト 103Y、103M、103C、103K 作像ユニッ
ト 104a、104b 搬送ローラ 105 給紙ローラ 106 記録紙トレイ 107 定着部 110Y、110M、110C、110K I/F基板 111Y、111M、111C、111K コネクタ 200Y、200M、200C、200K 本体上ケー
ス 201Y、201M、201C、201K 本体下ケー
ス 202Y、202M、202C、202K トナーケー
ス 203Y、203M、203C、203K 感光体ドラ
ム 205Y、205M、205C、205K 走査レンズ 206Y、206M、206C、206K ポリゴンミ
ラー 207Y、207M、207C、207K モータロー
タ 208Y、208M、208C、208K モータ部 209Y、209M、209C、209K ポリゴン駆
動回路 210Y、210M、210C、210K 半導体レー
ザ 211Y、211M、211C、211K レンズホル
ダ 212Y、212M、212C、212K プリント基
板 213Y、213M、213C、213K 現像ローラ 214Y、214M、214C、214K トナー 215Y、215M、215C、215K 駆動コイル 216Y、216M、216C、216K カップリン
グレンズ 217Y、217M、217C、217K ミラー 218Y、218M、218C、218K LD駆動部 220Y、220M、220C、220K 廃トナー貯
蔵部 231Y、231M、231C、231K コネクタ 241Y、241M、241C、241K 差込口 240 識別プレート 250 メイン制御基板 251 搬送制御基板 252 作像系駆動部 253 定着・搬送系駆動部 254Y、254M、254C、254K 書込制御部 300 カラー画像形成装置 301 本体ケース 302Y、302M、302C、302K 作像ユニッ
ト 303Y、303M、303C、303K 識別マーク 305Y、305M、305C、305K 表記駒 305Ya、305Ma、305Ca、305Ka 表
記部 305Yb、305Mb、305Cb、305Kb 嵌
合凸部 306Y、306M、306C、306K 表記駒装着
部 306Ya、306Ma、306Ca、306Ka 表
記部装着部 306Yb、306Mb、306Cb、306Kb 嵌
合凹部 400 カラー画像形成装置 401 本体ケース 402Y、402M、402C、402K 作像ユニッ
ト 403Y、403M、403C、403K ケース 404Y、404M、404C、404K 検出マーク 405Y、405M、405C、405K 検出センサ
ー 407 仕切板 408Y、408M、408C、408K 発光部 409Y、409M、409C、409K 受光部 410 保持部 411 支持部材 412Y、412M、412C、412K 透過窓 500 カラー画像形成装置 501 本体ケース 502Y、502M、502C、502K 作像ユニッ
ト 503Y、503M、503C、503K ケース 504Y、504M、504C、504K 検出板 505Y、505M、505C、505K 検出スイッ
チ 506 仕切板 507Y、507M、507C、507K 電極板 508Y、508M、508C、508K 抵抗 509Y、509M、509C、509K 配線 510Y、510M、510C、510K スプリング 511Y、511M、511C、511K 窓 600 カラー画像形成装置 601 本体ケース 602Y、602M、602C、602K 作像ユニッ
ト 603Y、603M、603C、603K ケース 604Y、604M、604C、604K 検出プレー
ト 605Y、605M、605C、605K プレート差
込部 606 仕切板 607Y、607M、607C、607K 切り欠き部 608Y、608M、608C、608K 検出用フォ
トインタラブタ 609Y、609M、609C、609K 発光素子 610Y、610M、610C、610K 受光素子 611Y〜611K、612Y〜612K 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 智宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石田 雅章 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 達也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DA27 DA36 DD05 DE02 EA04 EB04 EC20 ED08 ED30 EE07 EF06 EF09 2H030 AA06 AA07 AB02 AD05 BB23 BB33 BB38 BB44 2H071 BA05 BA17 BA27 DA08 DA09 DA15 DA23 EA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体を一様に帯電させる帯電手段と、画
    像データに応じて変調された光ビームを出射する光源手
    段と、前記光源手段を所定の駆動クロックに応じた駆動
    周波数で駆動する駆動回路と、回転駆動されるポリゴン
    ミラーで前記光源手段から出射された前記光ビームを走
    査して前記一様に帯電された感光体上に走査・結像させ
    て静電潜像を形成する光照射手段と、所定色のトナーを
    収納するトナーケースと、前記トナーケース内の前記所
    定色のトナーを静電潜像の形成された前記感光体に供給
    して当該色のトナー画像を形成する現像手段と、給紙機
    構で前記感光体に搬送されてきた記録紙に当該感光体上
    の前記トナー画像を転写させる転写手段と、を備え、少
    なくとも、前記感光体、前記光照射手段、前記光源手段
    及び前記駆動回路の実装されている基板が所定のユニッ
    トケース内に収納された作像ユニットが、前記転写手段
    に沿って前記トナーの色毎に所定の順序で所定位置に着
    脱可能に本体ケースに装着されているとともに、前記各
    作像ユニットは、それぞれの前記感光体に供給する前記
    所定色のトナーを貯留するトナーケースが前記ユニット
    ケースに一体的に形成され、前記各色の作像ユニットが
    その感光体に形成した当該色のトナー画像を順次記録紙
    に転写してカラー画像を形成する画像形成装置であっ
    て、前記各色の作像ユニット及び画像形成装置本体は、
    当該作像ユニットの収納する前記トナーの色に応じて装
    着すべき前記装着位置に適切に装着されているか否かを
    識別する識別手段が設けられていることを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】前記識別手段は、前記適切な装着位置に装
    着されているか否かを視覚的に認識させる視覚認識機能
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】前記識別手段は、前記トナーの色によって
    前記作像ユニットの異なった位置に取り付けられ光の照
    射によりその存在が検出可能な識別部材と、前記画像読
    取装置の前記本体ケースに設けられ前記作像ユニットの
    前記識別部材の有無あるいは取付位置を検出する検出手
    段と、前記画像読取装置本体に設けられ前記検出手段の
    検出結果に基づいて前記作像ユニットの前記適切な装着
    位置への装着の有無を判別する判別手段と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】前記識別手段は、前記トナーの色によって
    前記作像ユニットの異なった位置に取り付けられ電気の
    通電によりその存在が検出可能な識別部材と、前記画像
    読取装置本体の前記本体ケースに設けられ前記本体ケー
    スに装着された前記作像ユニットの前記識別部材の有無
    あるいは取付位置を検出する検出手段と、前記画像読取
    装置本体に設けられ前記検出手段の検出結果に基づいて
    前記作像ユニットの前記適切な装着位置への装着の有無
    を判別する判別手段と、を備えたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記画像読取装置は、前記判別手段が誤装
    着を判別すると、画像形成に必要な電源の供給を遮断す
    る制御手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項3
    または請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記画像読取装置は、前記判別手段が誤装
    着を判別すると、画像形成を許可する許可信号の停止あ
    るいは画像形成を不許可とする無効信号の送出を行う制
    御手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項3また
    は請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記作像ユニットに設けられた前記識別手
    段あるいは前記識別部材は、前記トナーケース内に収納
    する前記トナーの色に応じてその取付位置が当該トナー
    の色に応じた位置に適宜変更可能であることを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像形成装
    置。
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