JP2002333811A - 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジInfo
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- JP2002333811A JP2002333811A JP2001140769A JP2001140769A JP2002333811A JP 2002333811 A JP2002333811 A JP 2002333811A JP 2001140769 A JP2001140769 A JP 2001140769A JP 2001140769 A JP2001140769 A JP 2001140769A JP 2002333811 A JP2002333811 A JP 2002333811A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセスカートリッジが電子写真画像形成装
置本体に装着された際に、プロセスカートリッジと装置
本体との電気的接続、及びプロセスカートリッジと装置
本体との駆動の連結を確実に検知することのできる電子
写真画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供す
る。 【解決手段】 電子写真画像形成装置Aは、複数のプロ
セスカートリッジBの帯電接点40及びアース接点23
a(23c)にそれぞれ接続される、装置本体Aの複数
の帯電電極41aと複数の接地電極23bとにそれぞれ
接続されており、装置本体Aに複数のプロセスカートリ
ッジが装着された状態で、複数の電子写真感光体7を回
転駆動の後に、帯電高圧電源14から複数の帯電手段8
へ一括して高圧電圧を印加し、その際、装置本体Aの帯
電電流検出手段201により帯電電流を検出し、帯電電
流が所定値を満たすか否かを比較する装置本体Aの帯電
電流比較手段202によってプロセスカートリッジの未
装着若しくは装着不良を検出する装着状態検出手段を有
する構成とされる。
置本体に装着された際に、プロセスカートリッジと装置
本体との電気的接続、及びプロセスカートリッジと装置
本体との駆動の連結を確実に検知することのできる電子
写真画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供す
る。 【解決手段】 電子写真画像形成装置Aは、複数のプロ
セスカートリッジBの帯電接点40及びアース接点23
a(23c)にそれぞれ接続される、装置本体Aの複数
の帯電電極41aと複数の接地電極23bとにそれぞれ
接続されており、装置本体Aに複数のプロセスカートリ
ッジが装着された状態で、複数の電子写真感光体7を回
転駆動の後に、帯電高圧電源14から複数の帯電手段8
へ一括して高圧電圧を印加し、その際、装置本体Aの帯
電電流検出手段201により帯電電流を検出し、帯電電
流が所定値を満たすか否かを比較する装置本体Aの帯電
電流比較手段202によってプロセスカートリッジの未
装着若しくは装着不良を検出する装着状態検出手段を有
する構成とされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジ及びこのプロセスカートリッジを複数個着脱可能な電
子写真画像形成装置に関するものである。
ジ及びこのプロセスカートリッジを複数個着脱可能な電
子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンター、(例えば、
LEDプリンター、レーザービームプリンターなど)、
電子写真ファクシミリ、及び、電子写真ワードプロセッ
サなどが含まれる。
えば電子写真複写機、電子写真プリンター、(例えば、
LEDプリンター、レーザービームプリンターなど)、
電子写真ファクシミリ、及び、電子写真ワードプロセッ
サなどが含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとしては、現像
手段、クリーニング手段及び帯電手段と、電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
或いは、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つ
と帯電手段及び電子写真感光体を一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に、少なくとも帯電手段と電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能にす
るものをいう。
手段、クリーニング手段及び帯電手段と、電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
或いは、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つ
と帯電手段及び電子写真感光体を一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に、少なくとも帯電手段と電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能にす
るものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体と、電子写
真感光体に作用するプロセス手段とを一体的にカートリ
ッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着
脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行う
ことができるので、格段に操作性を向上させることがで
きる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、電子
写真画像形成装置において広く用いられている。又、複
数のプロセスカートリッジを着脱可能であり、カラー画
像の形成が可能な電子写真多色画像形成装置もある。
た画像形成装置においては、電子写真感光体と、電子写
真感光体に作用するプロセス手段とを一体的にカートリ
ッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着
脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行う
ことができるので、格段に操作性を向上させることがで
きる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、電子
写真画像形成装置において広く用いられている。又、複
数のプロセスカートリッジを着脱可能であり、カラー画
像の形成が可能な電子写真多色画像形成装置もある。
【0005】一方、現像手段を独立な現像ユニットと
し、この現像ユニットと、電子写真感光体、帯電手段、
クリーニング手段を一体としたプロセスカートリッジと
に分けることも行なわれている。この方式によれば、現
像ユニットとプロセスカートリッジとを各々独立して装
置本体へ着脱が可能である。これにより、メンテナンス
を容易にし、且つ、それぞれ主要部品の寿命に即した使
い方ができる。
し、この現像ユニットと、電子写真感光体、帯電手段、
クリーニング手段を一体としたプロセスカートリッジと
に分けることも行なわれている。この方式によれば、現
像ユニットとプロセスカートリッジとを各々独立して装
置本体へ着脱が可能である。これにより、メンテナンス
を容易にし、且つ、それぞれ主要部品の寿命に即した使
い方ができる。
【0006】このようなプロセスカートリッジ方式によ
れば、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本
体に装着した際に、プロセスカートリッジと装置本体と
を電気的に接続することが行われている。
れば、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本
体に装着した際に、プロセスカートリッジと装置本体と
を電気的に接続することが行われている。
【0007】このような、プロセスカートリッジと電子
写真画像形成装置本体との電気的接続に関しては、特開
平6−19242号公報、特開平6−83123号公
報、特開平6−317961号公報、特開平8−160
72号公報、特開平11−52817号公報などに記載
されており、実用上大変優れたものである。又、プロセ
スカートリッジの位置検出も兼ねつつ電気的接続を行う
方法としては、特開平2000−66498号公報及び
特開平2000−194246号公報などに記載されて
いる。これらの発明は、大幅なコストアップや設計上の
煩わしさなしで、より一層精度の高いプロセスカートリ
ッジの位置検出やプロセスカートリッジ有無検出を可能
とし、いずれも実用上大変優れたものである。
写真画像形成装置本体との電気的接続に関しては、特開
平6−19242号公報、特開平6−83123号公
報、特開平6−317961号公報、特開平8−160
72号公報、特開平11−52817号公報などに記載
されており、実用上大変優れたものである。又、プロセ
スカートリッジの位置検出も兼ねつつ電気的接続を行う
方法としては、特開平2000−66498号公報及び
特開平2000−194246号公報などに記載されて
いる。これらの発明は、大幅なコストアップや設計上の
煩わしさなしで、より一層精度の高いプロセスカートリ
ッジの位置検出やプロセスカートリッジ有無検出を可能
とし、いずれも実用上大変優れたものである。
【0008】これらの発明におけるプロセスカートリッ
ジ有無検出方法を要約すれば、プロセスカートリッジに
は、電子写真感光体を接地するためのドラムアース接点
と、帯電高圧から帯電手段に帯電電圧を供給する帯電接
点とがあり、帯電手段に帯電高圧として高圧交流を供給
するAC高圧増幅回路と、AC高圧増幅回路から出力の
AC電流を検出するAC電流検出回路と、AC電流検出
回路の出力電圧と第一の基準電圧との差電圧を増幅する
差電圧増幅器と、差電圧増幅器の出力電圧に対応してA
C出力電圧の波形振幅が変化し、AC高圧増幅回路に入
力させる可変振幅発信機と、AC電流回路の出力電圧と
第二基準電圧とを比較する比較器と、を有する装着検出
手段により、プロセスカートリッジの画像形成装置本体
への装着状態が確認できると共に、プロセスカートリッ
ジが画像形成装置本体に正しく装着されるものである。
ジ有無検出方法を要約すれば、プロセスカートリッジに
は、電子写真感光体を接地するためのドラムアース接点
と、帯電高圧から帯電手段に帯電電圧を供給する帯電接
点とがあり、帯電手段に帯電高圧として高圧交流を供給
するAC高圧増幅回路と、AC高圧増幅回路から出力の
AC電流を検出するAC電流検出回路と、AC電流検出
回路の出力電圧と第一の基準電圧との差電圧を増幅する
差電圧増幅器と、差電圧増幅器の出力電圧に対応してA
C出力電圧の波形振幅が変化し、AC高圧増幅回路に入
力させる可変振幅発信機と、AC電流回路の出力電圧と
第二基準電圧とを比較する比較器と、を有する装着検出
手段により、プロセスカートリッジの画像形成装置本体
への装着状態が確認できると共に、プロセスカートリッ
ジが画像形成装置本体に正しく装着されるものである。
【0009】電子写真多色画像形成装置としては、特許
登録2988341号公報にあるように、記録媒体を搬
送するための搬送手段として電子写真感光体と当接ニッ
プ部形成する転写部材を用い、このニップ部で記録媒体
を搬送しつつ、電子写真感光体から記録媒体へトナー像
を転写する転写手段がある。そして同公報においてモノ
クロ印刷モードと、カラー印刷モードとに対応するた
め、イエロー、マゼンタ、シアン用の帯電高圧電源を一
つにし、ブラック帯電高圧電源と別にする構成によりコ
ストダウンを図る旨の開示がされている。
登録2988341号公報にあるように、記録媒体を搬
送するための搬送手段として電子写真感光体と当接ニッ
プ部形成する転写部材を用い、このニップ部で記録媒体
を搬送しつつ、電子写真感光体から記録媒体へトナー像
を転写する転写手段がある。そして同公報においてモノ
クロ印刷モードと、カラー印刷モードとに対応するた
め、イエロー、マゼンタ、シアン用の帯電高圧電源を一
つにし、ブラック帯電高圧電源と別にする構成によりコ
ストダウンを図る旨の開示がされている。
【0010】又、記録媒体を搬送するための搬送手段と
しては、電子写真感光体と当接ニップ部を形成する転写
部材を用い、このニップ部で記録媒体を搬送しつつ、電
子写真感光体から記録媒体へトナー像を転写する転写手
段がある。更に、記録媒体を選ばない転写手段として
は、転写部材の回転周速度が電子写真感光体の回転周速
度よりも速くする方法があり、特許登録2864788
号公報、特許登録2962361号公報などに記載され
ている。これらの方法は転写性能を大幅に向上させる方
法として実用上大変優れたものである。
しては、電子写真感光体と当接ニップ部を形成する転写
部材を用い、このニップ部で記録媒体を搬送しつつ、電
子写真感光体から記録媒体へトナー像を転写する転写手
段がある。更に、記録媒体を選ばない転写手段として
は、転写部材の回転周速度が電子写真感光体の回転周速
度よりも速くする方法があり、特許登録2864788
号公報、特許登録2962361号公報などに記載され
ている。これらの方法は転写性能を大幅に向上させる方
法として実用上大変優れたものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子写
真感光体を接地するためのドラムアース接点と、帯電手
段に帯電電圧を供給する帯電接点とが、画像形成装置本
体側のそれぞれ対応する接点と電気的に接続された状態
において、プロセスカートリッジに内包される電子写真
感光体と画像形成装置本体との駆動の連結が不完全であ
った場合、上記した帯電高圧として高圧交流を供給する
構成では、電子写真感光体が駆動されなくともAC電流
はAC電流検出回路にて検出されてしまう場合がある。
真感光体を接地するためのドラムアース接点と、帯電手
段に帯電電圧を供給する帯電接点とが、画像形成装置本
体側のそれぞれ対応する接点と電気的に接続された状態
において、プロセスカートリッジに内包される電子写真
感光体と画像形成装置本体との駆動の連結が不完全であ
った場合、上記した帯電高圧として高圧交流を供給する
構成では、電子写真感光体が駆動されなくともAC電流
はAC電流検出回路にて検出されてしまう場合がある。
【0012】このような場合、画像形成装置はプロセス
カートリッジが装着された状態であると誤認識したまま
動作を開始するおそれがある。このような状態で、上記
した電子写真感光体と当接ニップ部形成する転写部材を
用い、このニップ部で記録媒体を搬送しつつ、電子写真
感光体から記録媒体へトナー像を転写する転写手段を用
いた場合、転写手段が駆動されると、電子写真感光体の
転写手段が当接する部分のみが摺擦されてしまう。そし
て、これによって電子写真感光体表面に摺擦に伴う帯電
ムラや傷の形成などの不具合を招くおそれがある。
カートリッジが装着された状態であると誤認識したまま
動作を開始するおそれがある。このような状態で、上記
した電子写真感光体と当接ニップ部形成する転写部材を
用い、このニップ部で記録媒体を搬送しつつ、電子写真
感光体から記録媒体へトナー像を転写する転写手段を用
いた場合、転写手段が駆動されると、電子写真感光体の
転写手段が当接する部分のみが摺擦されてしまう。そし
て、これによって電子写真感光体表面に摺擦に伴う帯電
ムラや傷の形成などの不具合を招くおそれがある。
【0013】特に、複数のプロセスカートリッジを用い
る多色画像形成装置においてはその影響が多きく、1つ
のみならず複数のプロセスカートリッジに損傷がある場
合には、画像品質を著しく低下させる原因となるおそれ
がある。
る多色画像形成装置においてはその影響が多きく、1つ
のみならず複数のプロセスカートリッジに損傷がある場
合には、画像品質を著しく低下させる原因となるおそれ
がある。
【0014】従って、本発明の目的は、プロセスカート
リッジが電子写真画像形成装置本体に装着された際に、
プロセスカートリッジと装置本体との電気的接続、及び
プロセスカートリッジと装置本体との駆動の連結を確実
に検知することのできる電子写真画像形成装置及びプロ
セスカートリッジを提供することである。
リッジが電子写真画像形成装置本体に装着された際に、
プロセスカートリッジと装置本体との電気的接続、及び
プロセスカートリッジと装置本体との駆動の連結を確実
に検知することのできる電子写真画像形成装置及びプロ
セスカートリッジを提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、複数のプロセスカー
トリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置において、
各プロセスカートリッジと装置本体との電気的接続及び
駆動の連結を確実に検知することができ、更には、たと
え複数の帯電手段に一括して帯電高圧電圧が印加される
構成とされていても、異常装着状態であるプロセスカー
トリッジを個別に検知することのできる電子写真画像形
成装置及びプロセスカートリッジを提供することであ
る。
トリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置において、
各プロセスカートリッジと装置本体との電気的接続及び
駆動の連結を確実に検知することができ、更には、たと
え複数の帯電手段に一括して帯電高圧電圧が印加される
構成とされていても、異常装着状態であるプロセスカー
トリッジを個別に検知することのできる電子写真画像形
成装置及びプロセスカートリッジを提供することであ
る。
【0016】本発明の他の目的は、プロセスカートリッ
ジが電子写真画像形成装置本体に正しく装着されたこと
を確認すると共に、電子写真感光体が正常に連結されて
いない場合においても電子写真感光体の損傷を未然に防
ぐことができる電子写真画像形成装置及びプロセスカー
トリッジを提供することである。
ジが電子写真画像形成装置本体に正しく装着されたこと
を確認すると共に、電子写真感光体が正常に連結されて
いない場合においても電子写真感光体の損傷を未然に防
ぐことができる電子写真画像形成装置及びプロセスカー
トリッジを提供することである。
【0017】本発明の更に他の目的は、多色画像を安定
した品質で出力可能な電子写真画像形成装置及びプロセ
スカートリッジを提供することである。
した品質で出力可能な電子写真画像形成装置及びプロセ
スカートリッジを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジにて達
成される。要約すれば、第1の本発明は、複数のプロセ
スカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を
形成するための電子写真画像形成装置において、(a)
回転可能な電子写真感光体であって、前記装置本体の回
転体と同軸線上に配されて前記回転体の連結部と連結さ
れる連結部と、前記回転体の中心に配設された接地電極
と接続され、前記電子写真感光体を接地するためのアー
ス接点と、を有し、前記電子写真感光体の連結部が前記
回転体と連結することで回転駆動が伝達されると共に、
前記回転体と前記アース接点とが互いに引き込み合い、
電気的に導通可能な電子写真感光体と、前記電子写真感
光体を帯電する帯電手段と、複数の帯電手段に高圧電圧
を一括して供給する前記装置本体の帯電高圧電源につら
なる前記装置本体側の帯電電極に接続される帯電接点
と、を有し、前記装置本体に装着した際に、前記帯電接
点及び前記アース接点は、前記装置本体が備えるプロセ
スカートリッジの装着状態を検出するための装着状態検
出手段と接続されるプロセスカートリッジを、複数取り
外し可能に装着する装着手段と、(b)複数の帯電手段
に高圧電圧を一括して供給する帯電高圧電源と、(c)
前記帯電高圧電源につらなり前記帯電接点と接続される
複数の帯電電極と、(d)前記アース接点と接続される
複数の接地電極と、(e)前記複数の帯電電極と前記複
数の接地電極とにそれぞれ接続されており、前記装着手
段により前記装置本体に複数のプロセスカートリッジが
装着された状態で、複数の電子写真感光体を回転駆動の
後に、前記帯電高圧電源から複数の帯電手段へ一括して
高圧電圧を印加し、その際、前記装置本体の帯電電流検
出手段により帯電電流を検出し、帯電電流が所定値を満
たすか否かを比較する前記装置本体の帯電電流比較手段
によってプロセスカートリッジの未装着若しくは装着不
良を検出する装着状態検出手段と、(f)前記記録媒体
を搬送するための搬送手段と、を有することを特徴とす
る電子写真画像形成装置である。
電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジにて達
成される。要約すれば、第1の本発明は、複数のプロセ
スカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を
形成するための電子写真画像形成装置において、(a)
回転可能な電子写真感光体であって、前記装置本体の回
転体と同軸線上に配されて前記回転体の連結部と連結さ
れる連結部と、前記回転体の中心に配設された接地電極
と接続され、前記電子写真感光体を接地するためのアー
ス接点と、を有し、前記電子写真感光体の連結部が前記
回転体と連結することで回転駆動が伝達されると共に、
前記回転体と前記アース接点とが互いに引き込み合い、
電気的に導通可能な電子写真感光体と、前記電子写真感
光体を帯電する帯電手段と、複数の帯電手段に高圧電圧
を一括して供給する前記装置本体の帯電高圧電源につら
なる前記装置本体側の帯電電極に接続される帯電接点
と、を有し、前記装置本体に装着した際に、前記帯電接
点及び前記アース接点は、前記装置本体が備えるプロセ
スカートリッジの装着状態を検出するための装着状態検
出手段と接続されるプロセスカートリッジを、複数取り
外し可能に装着する装着手段と、(b)複数の帯電手段
に高圧電圧を一括して供給する帯電高圧電源と、(c)
前記帯電高圧電源につらなり前記帯電接点と接続される
複数の帯電電極と、(d)前記アース接点と接続される
複数の接地電極と、(e)前記複数の帯電電極と前記複
数の接地電極とにそれぞれ接続されており、前記装着手
段により前記装置本体に複数のプロセスカートリッジが
装着された状態で、複数の電子写真感光体を回転駆動の
後に、前記帯電高圧電源から複数の帯電手段へ一括して
高圧電圧を印加し、その際、前記装置本体の帯電電流検
出手段により帯電電流を検出し、帯電電流が所定値を満
たすか否かを比較する前記装置本体の帯電電流比較手段
によってプロセスカートリッジの未装着若しくは装着不
良を検出する装着状態検出手段と、(f)前記記録媒体
を搬送するための搬送手段と、を有することを特徴とす
る電子写真画像形成装置である。
【0019】第2の本発明によれば、複数のプロセスカ
ートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成
するための電子写真画像形成装置において、(a)回転
可能な電子写真感光体であって、前記装置本体の回転体
と同軸線上に配されて前記回転体の連結部と連結される
連結部と、前記回転体の中心に配設された接地電極と接
続され、前記電子写真感光体を接地するためのアース接
点と、を有し、前記電子写真感光体の連結部が前記回転
体と連結することで回転駆動が伝達されると共に、前記
回転体と前記アース接点とが互いに引き込み合い、電気
的に導通可能な電子写真感光体と、前記電子写真感光体
を帯電する帯電手段と、複数の帯電手段に高圧電圧を一
括して供給する前記装置本体の高圧電源に通ずる前記装
置本体側の帯電電極に接続される帯電接点と、を有し、
前記装置本体に装着した際に、前記帯電接点及び前記ア
ース接点は、前記装置本体が備えるプロセスカートリッ
ジの装着状態を検出するための装着状態検出手段と接続
されるプロセスカートリッジを、複数取り外し可能に装
着する装着手段と、(b)複数の帯電手段に高圧電圧を
一括して供給する帯電高圧電源と、(c)前記帯電高圧
電源につらなり前記帯電接点と接続される複数の帯電電
極と、(d)前記アース接点と接続される複数の接地電
極と、(e)前記複数の帯電電極と前記複数の接地電極
とにそれぞれ接続されており、前記装着手段により前記
装置本体に複数のプロセスカートリッジが装着された状
態で、前記帯電高圧電源から複数の帯電手段へ一括して
高圧電圧を印加した後に、複数の電子写真感光体を順次
独立してタイミングをそれぞれ異にして回転駆動し、そ
の際、前記装置本体の帯電電流検出手段により帯電電流
を検出し、帯電電流が所定値を満たすか否かを比較する
前記装置本体の帯電電流比較手段によってプロセスカー
トリッジの未装着若しくは装着不良を検出する装着状態
検出手段と、(f)前記記録媒体を搬送するための搬送
手段と、を有することを特徴とする電子写真画像形成装
置が提供される。
ートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成
するための電子写真画像形成装置において、(a)回転
可能な電子写真感光体であって、前記装置本体の回転体
と同軸線上に配されて前記回転体の連結部と連結される
連結部と、前記回転体の中心に配設された接地電極と接
続され、前記電子写真感光体を接地するためのアース接
点と、を有し、前記電子写真感光体の連結部が前記回転
体と連結することで回転駆動が伝達されると共に、前記
回転体と前記アース接点とが互いに引き込み合い、電気
的に導通可能な電子写真感光体と、前記電子写真感光体
を帯電する帯電手段と、複数の帯電手段に高圧電圧を一
括して供給する前記装置本体の高圧電源に通ずる前記装
置本体側の帯電電極に接続される帯電接点と、を有し、
前記装置本体に装着した際に、前記帯電接点及び前記ア
ース接点は、前記装置本体が備えるプロセスカートリッ
ジの装着状態を検出するための装着状態検出手段と接続
されるプロセスカートリッジを、複数取り外し可能に装
着する装着手段と、(b)複数の帯電手段に高圧電圧を
一括して供給する帯電高圧電源と、(c)前記帯電高圧
電源につらなり前記帯電接点と接続される複数の帯電電
極と、(d)前記アース接点と接続される複数の接地電
極と、(e)前記複数の帯電電極と前記複数の接地電極
とにそれぞれ接続されており、前記装着手段により前記
装置本体に複数のプロセスカートリッジが装着された状
態で、前記帯電高圧電源から複数の帯電手段へ一括して
高圧電圧を印加した後に、複数の電子写真感光体を順次
独立してタイミングをそれぞれ異にして回転駆動し、そ
の際、前記装置本体の帯電電流検出手段により帯電電流
を検出し、帯電電流が所定値を満たすか否かを比較する
前記装置本体の帯電電流比較手段によってプロセスカー
トリッジの未装着若しくは装着不良を検出する装着状態
検出手段と、(f)前記記録媒体を搬送するための搬送
手段と、を有することを特徴とする電子写真画像形成装
置が提供される。
【0020】第3の本発明によると、複数のモーター
と、前記モーターにより回転駆動され、その回転軸上に
連結部及び接地電極を各々有する複数の回転体と、を備
えた電子写真画像形成装置本体にそれぞれ着脱可能なプ
ロセスカートリッジであって、回転可能な電子写真感光
体であって、前記回転体と同軸線上に配され、前記回転
体の連結部と連結される連結部と、前記接地電極と接続
され、前記電子写真感光体を接地するためのアース接点
と、を有し、前記電子写真感光体の連結部が前記回転体
と連結することで回転駆動が伝達されると共に、前記回
転体と前記アース接点とが互いに引き込み合い、電気的
に導通可能な電子写真感光体と、前記電子写真感光体を
帯電する帯電手段と、複数の帯電手段に高圧電圧を一括
して供給する前記装置本体の帯電高圧電源につらなる前
記装置本体側の帯電電極に接続される帯電接点と、を有
し、前記装置本体に装着した際に、前記帯電接点及び前
記アース接点は、前記装置本体が備えるプロセスカート
リッジの装着状態を検出するための装着状態検出手段と
接続されることを特徴とするプロセスカートリッジが提
供される。
と、前記モーターにより回転駆動され、その回転軸上に
連結部及び接地電極を各々有する複数の回転体と、を備
えた電子写真画像形成装置本体にそれぞれ着脱可能なプ
ロセスカートリッジであって、回転可能な電子写真感光
体であって、前記回転体と同軸線上に配され、前記回転
体の連結部と連結される連結部と、前記接地電極と接続
され、前記電子写真感光体を接地するためのアース接点
と、を有し、前記電子写真感光体の連結部が前記回転体
と連結することで回転駆動が伝達されると共に、前記回
転体と前記アース接点とが互いに引き込み合い、電気的
に導通可能な電子写真感光体と、前記電子写真感光体を
帯電する帯電手段と、複数の帯電手段に高圧電圧を一括
して供給する前記装置本体の帯電高圧電源につらなる前
記装置本体側の帯電電極に接続される帯電接点と、を有
し、前記装置本体に装着した際に、前記帯電接点及び前
記アース接点は、前記装置本体が備えるプロセスカート
リッジの装着状態を検出するための装着状態検出手段と
接続されることを特徴とするプロセスカートリッジが提
供される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置及びプロセスカートリッジを図面に則して更に
詳しく説明する。
形成装置及びプロセスカートリッジを図面に則して更に
詳しく説明する。
【0022】実施例1 図1〜10を参照して、本発明に係る複数のプロセスカ
ートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置の一実施
例について説明する。本実施例では、電子写真画像形成
装置は、例えば記録用紙、OHPシートなどの記録媒体
に画像情報に応じた多色画像を形成することのできるレ
ーザービームプリンターAとされる。
ートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置の一実施
例について説明する。本実施例では、電子写真画像形成
装置は、例えば記録用紙、OHPシートなどの記録媒体
に画像情報に応じた多色画像を形成することのできるレ
ーザービームプリンターAとされる。
【0023】(全体構成)先ず、プロセスカートリッジ
B及びこれを用いる電子写真画像形成装置Aの全体構成
を説明する。
B及びこれを用いる電子写真画像形成装置Aの全体構成
を説明する。
【0024】本実施例の電子写真画像形成装置(レーザ
ービームプリンタ)Aは、図1に示すように、露光手段
として現像剤(トナー)色に応じた複数個の光学系1を
有し、図中下側からシアン光学系1C、イエロー光学系
1Y、マゼンタ光学系1M、ブラック光学系1Bkの順
に配置されている。各光学系1は、各色毎の画像情報に
基づいた情報光を、ドラム形状の電子写真感光体である
各色毎の感光体ドラム7、即ち、シアン感光体ドラム7
C、イエロー感光体ドラム7Y、マゼンタ感光体ドラム
7M、ブラック感光体ドラム7Bkヘそれぞれ照射し
て、各々の感光体ドラム7に潜像を形成する。そして、
この潜像をトナーで現像して各色トナー像を形成する。
ービームプリンタ)Aは、図1に示すように、露光手段
として現像剤(トナー)色に応じた複数個の光学系1を
有し、図中下側からシアン光学系1C、イエロー光学系
1Y、マゼンタ光学系1M、ブラック光学系1Bkの順
に配置されている。各光学系1は、各色毎の画像情報に
基づいた情報光を、ドラム形状の電子写真感光体である
各色毎の感光体ドラム7、即ち、シアン感光体ドラム7
C、イエロー感光体ドラム7Y、マゼンタ感光体ドラム
7M、ブラック感光体ドラム7Bkヘそれぞれ照射し
て、各々の感光体ドラム7に潜像を形成する。そして、
この潜像をトナーで現像して各色トナー像を形成する。
【0025】尚、シアン、イエロー、マゼンタ及びブラ
ックの各色のプロセスカートリッジに関して複数設けら
れる要素には、それぞれC、Y、M及びBkの添え字を
与えた符号を付している。しかし、以下の説明におい
て、いずれかのプロセスカートリッジを特に区別する必
要のない場合は、上記各添え字は省略することがある。
ックの各色のプロセスカートリッジに関して複数設けら
れる要素には、それぞれC、Y、M及びBkの添え字を
与えた符号を付している。しかし、以下の説明におい
て、いずれかのプロセスカートリッジを特に区別する必
要のない場合は、上記各添え字は省略することがある。
【0026】一方、各感光体ドラム7への前記トナー像
の形成と同期して、記録媒体2を収容した給紙カセット
3aから、ピックアップローラ3b及びこれに圧接する
圧接部材3cで記録媒体Pを一枚ずつ分離給送すると共
に、レジストローラ対3eなどからなる搬送手段3で搬
送する。又、吸着ローラ3gに電圧印加することにより
静電的に搬送ベルト3fに吸着させ、記録媒体2を図中
上方に搬送する。搬送ベルト3fは、駆動入力されたベ
ルト搬送ローラ3iとテンションローラ3jにより架張
され、ベルト搬送ローラ3iの回転により回転搬送され
る。
の形成と同期して、記録媒体2を収容した給紙カセット
3aから、ピックアップローラ3b及びこれに圧接する
圧接部材3cで記録媒体Pを一枚ずつ分離給送すると共
に、レジストローラ対3eなどからなる搬送手段3で搬
送する。又、吸着ローラ3gに電圧印加することにより
静電的に搬送ベルト3fに吸着させ、記録媒体2を図中
上方に搬送する。搬送ベルト3fは、駆動入力されたベ
ルト搬送ローラ3iとテンションローラ3jにより架張
され、ベルト搬送ローラ3iの回転により回転搬送され
る。
【0027】そして、先ず、シアン色プロセスカートリ
ッジB−Cとしてカートリッジ化されたシアン感光体ド
ラム7Cに形成したシアン色トナー像を、転写手段とし
てのシアン転写ローラ4Cに電圧印加することによって
記録媒体2に転写する。次いで、記録媒体2は更に上方
へと搬送され、イエロー色プロセスカートリッジB−Y
としてカートリッジ化されたイエロー感光体ドラム7Y
に形成したイエロー色トナー像を、転写手段としてのイ
エロー転写ローラ4Yに電圧印加することによって記録
媒体2に転写する。又、マゼンタ色プロセスカートリッ
ジB−Mとしてカートリッジ化されたマゼンタ感光体ド
ラム7Mに形成したマゼンタ色トナー像を、転写手段と
してのマゼンタ転写ローラ4Mに電圧印加することによ
って、記録媒体2に転写する。更に、ブラック色プロセ
スカートリッジB−Bkとしてカートリッジ化されたブ
ラック感光体ドラム7Bkに形成したブラック色トナー
像を、転写手段としてのブラック転写ローラ4Bkに電
圧印加することによって記録媒体2に転写する。こうし
て各色のトナー像が記録媒体2に順次転写積層される。
尚、記録媒体2を介して感光体ドラム7に当接して記録
媒体2を搬送する搬送ベルト3fは、転写ローラ4に印
加される転写電圧を記録媒体2に作用させる転写部材で
もある。
ッジB−Cとしてカートリッジ化されたシアン感光体ド
ラム7Cに形成したシアン色トナー像を、転写手段とし
てのシアン転写ローラ4Cに電圧印加することによって
記録媒体2に転写する。次いで、記録媒体2は更に上方
へと搬送され、イエロー色プロセスカートリッジB−Y
としてカートリッジ化されたイエロー感光体ドラム7Y
に形成したイエロー色トナー像を、転写手段としてのイ
エロー転写ローラ4Yに電圧印加することによって記録
媒体2に転写する。又、マゼンタ色プロセスカートリッ
ジB−Mとしてカートリッジ化されたマゼンタ感光体ド
ラム7Mに形成したマゼンタ色トナー像を、転写手段と
してのマゼンタ転写ローラ4Mに電圧印加することによ
って、記録媒体2に転写する。更に、ブラック色プロセ
スカートリッジB−Bkとしてカートリッジ化されたブ
ラック感光体ドラム7Bkに形成したブラック色トナー
像を、転写手段としてのブラック転写ローラ4Bkに電
圧印加することによって記録媒体2に転写する。こうし
て各色のトナー像が記録媒体2に順次転写積層される。
尚、記録媒体2を介して感光体ドラム7に当接して記録
媒体2を搬送する搬送ベルト3fは、転写ローラ4に印
加される転写電圧を記録媒体2に作用させる転写部材で
もある。
【0028】次いで、記録媒体2は搬送ベルト3fによ
って定着手段5へと搬送される。この定着手段5は、駆
動ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5
cによって回転可能に支持された筒状シートで構成した
定着回転体5dとを有する。そして、通過する記録媒体
2に熱及び圧力を印加して積層された転写トナー像を一
括して定着する。その後、この記録媒体2を排出ローラ
対3hで搬送し、排出部6へ排出する。
って定着手段5へと搬送される。この定着手段5は、駆
動ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5
cによって回転可能に支持された筒状シートで構成した
定着回転体5dとを有する。そして、通過する記録媒体
2に熱及び圧力を印加して積層された転写トナー像を一
括して定着する。その後、この記録媒体2を排出ローラ
対3hで搬送し、排出部6へ排出する。
【0029】(プロセスカートリッジ)一方、前記プロ
セスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも
1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセ
ス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯
電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現
像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリー
ニングするためのクリーニング手段などがある。
セスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも
1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセ
ス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯
電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現
像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリー
ニングするためのクリーニング手段などがある。
【0030】本実施例のプロセスカートリッジBは、例
えばシアン色プロセスカートリッジB−Cを代表して説
明すると、図2に示すように、感光層を有する電子写真
感光体である感光体ドラム7Cを有している。そして、
感光体ドラム7を回転して、帯電手段である帯電ローラ
8Cヘ電圧印加することで、この感光体ドラム7Cの表
面を一様に帯電する。又、この帯電した感光体ドラム7
Cに対して光学系1Cからの光像を露光開口部9Cを介
して露光して潜像を形成する。こうして形成された潜像
は、現像手段10Cによって現像する。
えばシアン色プロセスカートリッジB−Cを代表して説
明すると、図2に示すように、感光層を有する電子写真
感光体である感光体ドラム7Cを有している。そして、
感光体ドラム7を回転して、帯電手段である帯電ローラ
8Cヘ電圧印加することで、この感光体ドラム7Cの表
面を一様に帯電する。又、この帯電した感光体ドラム7
Cに対して光学系1Cからの光像を露光開口部9Cを介
して露光して潜像を形成する。こうして形成された潜像
は、現像手段10Cによって現像する。
【0031】現像手段10Cは、トナー収納枠体10C
a内のトナー送り手段である回転可能なトナー送り部材
10Cbで、トナー収納枠体10Caの開口部10Ch
へトナーを送り出し、トナー現像枠体10Cgの開口部
10Ciを通じてトナー現像枠体10Cg内へ送り出
す。トナー現像枠体10Cgでは、現像回転体である現
像ローラ10Cdに当接するトナー供給ローラ10Cf
を回転させて、トナーを現像ローラ10Cdに搬送す
る。そして、現像回転体である現像ローラ10Cdを回
転させると共に、現像ブレード10Ceによって摩擦帯
電電荷を付与したトナー層を、現像ローラ10Cdの表
面に形成する。こうして、現像ローラ10Cdに形成さ
れたトナー層から、トナーを潜像に応じて感光体ドラム
7Cへ転移させることによってトナー像として可視像化
する。
a内のトナー送り手段である回転可能なトナー送り部材
10Cbで、トナー収納枠体10Caの開口部10Ch
へトナーを送り出し、トナー現像枠体10Cgの開口部
10Ciを通じてトナー現像枠体10Cg内へ送り出
す。トナー現像枠体10Cgでは、現像回転体である現
像ローラ10Cdに当接するトナー供給ローラ10Cf
を回転させて、トナーを現像ローラ10Cdに搬送す
る。そして、現像回転体である現像ローラ10Cdを回
転させると共に、現像ブレード10Ceによって摩擦帯
電電荷を付与したトナー層を、現像ローラ10Cdの表
面に形成する。こうして、現像ローラ10Cdに形成さ
れたトナー層から、トナーを潜像に応じて感光体ドラム
7Cへ転移させることによってトナー像として可視像化
する。
【0032】感光体ドラム7Cに形成されたトナー像
は、転写ローラ4Cにトナー像と逆極性の電圧を印加す
ることで記録媒体2に転写する。その後、クリーニング
手段11Cによって感光体ドラム7C上の残留トナーを
除去する。即ち、クリーニングブレード11Caによっ
て感光体ドラム7Cに残留したトナーを掻き落とすと共
に、スクイシート11Cbによってすくい取り、廃トナ
ー収納部11Ccへ集める。
は、転写ローラ4Cにトナー像と逆極性の電圧を印加す
ることで記録媒体2に転写する。その後、クリーニング
手段11Cによって感光体ドラム7C上の残留トナーを
除去する。即ち、クリーニングブレード11Caによっ
て感光体ドラム7Cに残留したトナーを掻き落とすと共
に、スクイシート11Cbによってすくい取り、廃トナ
ー収納部11Ccへ集める。
【0033】尚、感光体ドラム7Cなどの各部材は、
(i)トナー送り部材10Cbを回転駆動されるように
支持するトナー収納枠体10Caと、現像ローラ10C
d、トナー供給ローラ10Cf、現像ブレード10Ce
などの現像部材を内蔵するトナー現像枠体10Cgと、
を溶着して一体化した現像ユニットD−Cと、(ii)
廃トナー収納部11Ccを構成し、感光体ドラム7C、
クリーニングブレード11Ca、スクイシート11Cb
及び帯電ローラ8Cを有するクリーニング枠体13Cと
から構成される。
(i)トナー送り部材10Cbを回転駆動されるように
支持するトナー収納枠体10Caと、現像ローラ10C
d、トナー供給ローラ10Cf、現像ブレード10Ce
などの現像部材を内蔵するトナー現像枠体10Cgと、
を溶着して一体化した現像ユニットD−Cと、(ii)
廃トナー収納部11Ccを構成し、感光体ドラム7C、
クリーニングブレード11Ca、スクイシート11Cb
及び帯電ローラ8Cを有するクリーニング枠体13Cと
から構成される。
【0034】現像ユニットD−Cとクリーニング枠体1
3Cとは、トナー現像枠体10Cgとクリーニング枠体
13Cとを軸29Cでもつて回動可能に連結することで
結合されている。そして、トナー収納枠体10Caとク
リーニング枠体13Cとの間に圧縮コイルばね31Cを
縮設して軸29C回りにモーメントを生じさせ、感光体
ドラム7Cと現像ローラ10Cdの両端に設けられた現
像ローラ10Cdよりもわずかに小径のスペースコロと
を圧接させている。
3Cとは、トナー現像枠体10Cgとクリーニング枠体
13Cとを軸29Cでもつて回動可能に連結することで
結合されている。そして、トナー収納枠体10Caとク
リーニング枠体13Cとの間に圧縮コイルばね31Cを
縮設して軸29C回りにモーメントを生じさせ、感光体
ドラム7Cと現像ローラ10Cdの両端に設けられた現
像ローラ10Cdよりもわずかに小径のスペースコロと
を圧接させている。
【0035】このようにしてカートリッジ化されたプロ
セスカートリッジB−Cは、画像形成装置Aに設けたカ
ートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
セスカートリッジB−Cは、画像形成装置Aに設けたカ
ートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
【0036】イエロー色プロセスカートリッジB−Y、
マゼンタ色プロセスカートリッジB−M、ブラック色プ
ロセスカートリッジB−Bkについても、上述のシアン
色プロセスカートリッジB−Cと同様にして構成されて
いる。
マゼンタ色プロセスカートリッジB−M、ブラック色プ
ロセスカートリッジB−Bkについても、上述のシアン
色プロセスカートリッジB−Cと同様にして構成されて
いる。
【0037】(プロセスカートリッジの着脱構成)次
に、プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに対して
着脱するための構成について説明する。
に、プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに対して
着脱するための構成について説明する。
【0038】図3に示すように、本実施例では、搬送ベ
ルト3fがベルト搬送ローラ3iとテンションローラ3
jに架張された状態で保持される搬送ベルトユニットE
は、シアン転写ローラ4C、マゼンタ転写ローラ4Y、
イエロー転写ローラ4Y、ブラック転写ローラ4Bk及
び吸着ローラ3gが支持された状態で、画像形成装置A
に対してテンションローラ3jを回動中心として開閉す
ることができる。プロセスカートリッジBの着脱は、こ
のように搬送ベルトユニットEを開いて行う。
ルト3fがベルト搬送ローラ3iとテンションローラ3
jに架張された状態で保持される搬送ベルトユニットE
は、シアン転写ローラ4C、マゼンタ転写ローラ4Y、
イエロー転写ローラ4Y、ブラック転写ローラ4Bk及
び吸着ローラ3gが支持された状態で、画像形成装置A
に対してテンションローラ3jを回動中心として開閉す
ることができる。プロセスカートリッジBの着脱は、こ
のように搬送ベルトユニットEを開いて行う。
【0039】カートリッジ装着手段としては、テンショ
ンローラ3jを中心にして搬送ベルトユニットEを開く
と、図4に示すように、カートリッジ装着スペースの左
右両側面に、各色プロセスカートリッジに対応するよう
4対の装置内奥方へ水平に延長するガイドレール16が
略対称に設けてある。又、その上方にはガイド部材17
が取り付けてある。更に、左右両側面の前記ガイドレー
ル16の入口側には、プロセスカートリッジBを加圧支
持する支持バネ29が4対形成してある。
ンローラ3jを中心にして搬送ベルトユニットEを開く
と、図4に示すように、カートリッジ装着スペースの左
右両側面に、各色プロセスカートリッジに対応するよう
4対の装置内奥方へ水平に延長するガイドレール16が
略対称に設けてある。又、その上方にはガイド部材17
が取り付けてある。更に、左右両側面の前記ガイドレー
ル16の入口側には、プロセスカートリッジBを加圧支
持する支持バネ29が4対形成してある。
【0040】図4及び図5に示されるように、画像形成
装置本体Aのガイドレール16に対応して、プロセスカ
ートリッジBの長手方向両外側面には、ガイドレール1
6に沿ってガイドされるガイド部18が形成してある。
このガイド部18は、カートリッジ枠体の長手方向両外
側面の略左右対称位置から突出している。
装置本体Aのガイドレール16に対応して、プロセスカ
ートリッジBの長手方向両外側面には、ガイドレール1
6に沿ってガイドされるガイド部18が形成してある。
このガイド部18は、カートリッジ枠体の長手方向両外
側面の略左右対称位置から突出している。
【0041】上記構成において、プロセスカートリッジ
Bを装着する場合には、ガイド部18をガイドレール1
6に沿わせて、プロセスカートリッジBの先端(図5中
右側)を画像形成装置A内に略水平に挿入する。ガイド
レール16の上方にあるガイド部材17は、ガイド部1
8をガイドレール16に沿って正規の位置に案内する形
状をしており、挿入するに従ってプロセスカートリッジ
Bは確実に水平になる。
Bを装着する場合には、ガイド部18をガイドレール1
6に沿わせて、プロセスカートリッジBの先端(図5中
右側)を画像形成装置A内に略水平に挿入する。ガイド
レール16の上方にあるガイド部材17は、ガイド部1
8をガイドレール16に沿って正規の位置に案内する形
状をしており、挿入するに従ってプロセスカートリッジ
Bは確実に水平になる。
【0042】更に、プロセスカートリッジBを押し込む
と、画像形成装置Aに設けた各突当部19がクリーニン
グ枠体13の感光体ドラム7の両端部付近に設けた当接
リブ20に当接する。次いで、支持バネ(くの字バネ)
29によりクリーニング枠体13の当接リブ20付近に
設けたバネ受け部30が加圧され、プロセスカートリッ
ジBが画像形成装置A内に位置決めされる。
と、画像形成装置Aに設けた各突当部19がクリーニン
グ枠体13の感光体ドラム7の両端部付近に設けた当接
リブ20に当接する。次いで、支持バネ(くの字バネ)
29によりクリーニング枠体13の当接リブ20付近に
設けたバネ受け部30が加圧され、プロセスカートリッ
ジBが画像形成装置A内に位置決めされる。
【0043】(アース接点部の構成及び作用)次にアー
ス接点部の構成及び作用について説明する。感光体ドラ
ム7は画像形成装置本体Aに対して接地するようになっ
ている。図7に示すように、感光体ドラム7はドラム筒
7dの非駆動側にドラムフランジ34が嵌入固定され、
このドラムフランジ34はカートリッジ枠体に固定のド
ラム軸7aに回転自在に支持されている。本実施例のド
ラム軸7aは接地に用いないため、材質としては金属に
限らず絶縁性の合成樹脂でもよい。
ス接点部の構成及び作用について説明する。感光体ドラ
ム7は画像形成装置本体Aに対して接地するようになっ
ている。図7に示すように、感光体ドラム7はドラム筒
7dの非駆動側にドラムフランジ34が嵌入固定され、
このドラムフランジ34はカートリッジ枠体に固定のド
ラム軸7aに回転自在に支持されている。本実施例のド
ラム軸7aは接地に用いないため、材質としては金属に
限らず絶縁性の合成樹脂でもよい。
【0044】駆動側に固定されたドラムフランジ36の
中心穴を通り、軸方向に移動自在にアース接点23aが
嵌入している。このアース接点23aは棒状であり、一
方端はドラムフランジ36の内側端面36cに接するよ
うに設けたアース板23に嵌入して、かしめにより固定
されている。このアース板23は端部に突起を有し、こ
の突起は先端がやや駆動側を向いていてドラム筒7dの
内面7d1に弾性で食込んでいる。そして、一方端は本
体アース接点部材23bと接触可能なアース端子23c
を形成している。
中心穴を通り、軸方向に移動自在にアース接点23aが
嵌入している。このアース接点23aは棒状であり、一
方端はドラムフランジ36の内側端面36cに接するよ
うに設けたアース板23に嵌入して、かしめにより固定
されている。このアース板23は端部に突起を有し、こ
の突起は先端がやや駆動側を向いていてドラム筒7dの
内面7d1に弾性で食込んでいる。そして、一方端は本
体アース接点部材23bと接触可能なアース端子23c
を形成している。
【0045】回転体であるカップリング凹軸39bの中
心には、装置本体側接地電極である本体アース接点部材
23bが嵌入固定されている。装置本体側の接地電極で
ある本体アース接点部材23bの一端は、プロセスカー
トリッジB側のアース接点である端子23cと接触可能
なアース端子であり、他端の摺動端子23dは画像形成
装置本体Aの鉄板製の側板24に小ねじ25で固定され
た板ばね26の先端部に圧接されている。本体アース接
点部材23bは、カップリング凹軸39bの先端中心に
設けた凹部39aの底面より突出しており、保守点検を
容易としてある。板ばね26は導電性の材質であり、ば
ね鋼、ステンレス、リン青銅、ベリリウム青銅板などで
作られている。
心には、装置本体側接地電極である本体アース接点部材
23bが嵌入固定されている。装置本体側の接地電極で
ある本体アース接点部材23bの一端は、プロセスカー
トリッジB側のアース接点である端子23cと接触可能
なアース端子であり、他端の摺動端子23dは画像形成
装置本体Aの鉄板製の側板24に小ねじ25で固定され
た板ばね26の先端部に圧接されている。本体アース接
点部材23bは、カップリング凹軸39bの先端中心に
設けた凹部39aの底面より突出しており、保守点検を
容易としてある。板ばね26は導電性の材質であり、ば
ね鋼、ステンレス、リン青銅、ベリリウム青銅板などで
作られている。
【0046】カップリング凸軸37の軸方向に、大ギア
43と一体成形された装置本体A側の連結部であるカッ
プリング凹軸39bが配設されている。そして、画像形
成装置本体AにプロセスカートリッジBが装着された状
態で搬送ベルトユニットEを閉めると、連動する連動装
置(図示せず)でもって、カップリング凹軸39bはプ
ロセスカートリッジB側の連結部である凸部37aに向
かって移動する。そして、そのまま又はカップリング凹
軸39bの回転始めに、カップリング凹部39aが凸部
37aに嵌合し、カップリング凸部37aの端面とカッ
プリング凹部39aの底面とが当接する前に、プロセス
カートリッジB側のアース端子23cと画像形成装置A
側の本体アース接点部材23bが接する。更に、カップ
リング凹軸39bを凸軸37の方向へ付勢する圧縮コイ
ルばね(図示せず)のばね力で、アース板23のばね力
に抗してカップリング凹軸39b、アース接点部材23
bは前進し、カップリング凹部39aの底面と、カップ
リング凸部37aの端部は接する。斯かるカップリング
凹軸39bの前進に伴う摺動端子23dの移動に対し
て、板ばね26は、ばね力でもって摺動端子23dに圧
接追従する。
43と一体成形された装置本体A側の連結部であるカッ
プリング凹軸39bが配設されている。そして、画像形
成装置本体AにプロセスカートリッジBが装着された状
態で搬送ベルトユニットEを閉めると、連動する連動装
置(図示せず)でもって、カップリング凹軸39bはプ
ロセスカートリッジB側の連結部である凸部37aに向
かって移動する。そして、そのまま又はカップリング凹
軸39bの回転始めに、カップリング凹部39aが凸部
37aに嵌合し、カップリング凸部37aの端面とカッ
プリング凹部39aの底面とが当接する前に、プロセス
カートリッジB側のアース端子23cと画像形成装置A
側の本体アース接点部材23bが接する。更に、カップ
リング凹軸39bを凸軸37の方向へ付勢する圧縮コイ
ルばね(図示せず)のばね力で、アース板23のばね力
に抗してカップリング凹軸39b、アース接点部材23
bは前進し、カップリング凹部39aの底面と、カップ
リング凸部37aの端部は接する。斯かるカップリング
凹軸39bの前進に伴う摺動端子23dの移動に対し
て、板ばね26は、ばね力でもって摺動端子23dに圧
接追従する。
【0047】本実施例におけるカップリング凹軸39b
及び凸軸37を説明する。図8は画像形成装置本体Aに
設けられた大ギア43とプロセスカートリッジBに設け
られた感光体ドラム7の駆動側一端部を詳細に示してい
る。
及び凸軸37を説明する。図8は画像形成装置本体Aに
設けられた大ギア43とプロセスカートリッジBに設け
られた感光体ドラム7の駆動側一端部を詳細に示してい
る。
【0048】大ギア43は、画像形成装置本体Aに備え
た図示されないモータにより、動力伝達部材を介して駆
動される。大ギア43と一体成形された回転体であるカ
ップリング凹軸39bは、その先端にカップリング凹部
39aを有する。カップリング凹部39aはその断面が
三角形の捩じれた穴を有する。
た図示されないモータにより、動力伝達部材を介して駆
動される。大ギア43と一体成形された回転体であるカ
ップリング凹軸39bは、その先端にカップリング凹部
39aを有する。カップリング凹部39aはその断面が
三角形の捩じれた穴を有する。
【0049】一方、感光体ドラム7は、その端部にドラ
ムフランジ36が嵌入固定されている。ドラムフランジ
36には、カップリング凸軸37、カップリング凸部3
7aが一体成形されている。カップリング凸部37aは
捩じれた三角柱形状を有する。
ムフランジ36が嵌入固定されている。ドラムフランジ
36には、カップリング凸軸37、カップリング凸部3
7aが一体成形されている。カップリング凸部37aは
捩じれた三角柱形状を有する。
【0050】そして、大ギア43と感光体ドラム7は同
軸線上にあるため、図7のように、画像形成装置本体A
にプロセスカートリッジBを挿入した際に、カップリン
グ凹部39aとカップリング凸部37aは互いに連結す
る。
軸線上にあるため、図7のように、画像形成装置本体A
にプロセスカートリッジBを挿入した際に、カップリン
グ凹部39aとカップリング凸部37aは互いに連結す
る。
【0051】この状態でカップリング凹軸39bが回転
すると、カップリング凹部39aの内面とカップリング
凸部37aの三角柱の3本の稜線とが当接して回転駆動
力が伝達される。そしてこの時、共にカップリング凹部
39aの内面とカップリング凸部37aの稜線とが等し
く当接するように、カップリング凸軸37がカップリン
グ凹軸39bの中心と一致するように移動し、カップリ
ング凸軸37及びカップリング凹軸39bが自動的に調
芯される。且つ、回転することにより互いの当接部が引
きつけあうようにカップリング凸部37aとカップリン
グ凹部39aの捩じれ方向が設定されているため、カッ
プリング凸軸37とカップリング凹軸39bが引きつけ
られる。このように、調芯性と引きつけ力によりアース
接点23aがより確実に画像形成装置本体A側の接地電
極である本体アース接点部材23bと接触する。このた
め、後述のプロセスカートリッジ有無を検出する装着状
態検出手段を設けるとプロセスカートリッジ装着状態の
検出性が向上する。
すると、カップリング凹部39aの内面とカップリング
凸部37aの三角柱の3本の稜線とが当接して回転駆動
力が伝達される。そしてこの時、共にカップリング凹部
39aの内面とカップリング凸部37aの稜線とが等し
く当接するように、カップリング凸軸37がカップリン
グ凹軸39bの中心と一致するように移動し、カップリ
ング凸軸37及びカップリング凹軸39bが自動的に調
芯される。且つ、回転することにより互いの当接部が引
きつけあうようにカップリング凸部37aとカップリン
グ凹部39aの捩じれ方向が設定されているため、カッ
プリング凸軸37とカップリング凹軸39bが引きつけ
られる。このように、調芯性と引きつけ力によりアース
接点23aがより確実に画像形成装置本体A側の接地電
極である本体アース接点部材23bと接触する。このた
め、後述のプロセスカートリッジ有無を検出する装着状
態検出手段を設けるとプロセスカートリッジ装着状態の
検出性が向上する。
【0052】以上のように、本実施例のアース接点部の
構成によれば、回転体である大ギア43を有するカップ
リング凹軸39と、カップリング凸軸37とが互いに引
き込まれることにより、アース端子23cは装置本体A
側の電極であるアース接点部材23bに圧接力を強めら
れ、アースの接続が一層効果的となる。
構成によれば、回転体である大ギア43を有するカップ
リング凹軸39と、カップリング凸軸37とが互いに引
き込まれることにより、アース端子23cは装置本体A
側の電極であるアース接点部材23bに圧接力を強めら
れ、アースの接続が一層効果的となる。
【0053】(帯電接点部の構成)次に帯電接点部の構
成について説明する。図5に示すように、プロセスカー
トリッジBの右側面には、当接面として帯電接点40が
露出して設けられており、この帯電接点40がクリーニ
ング枠体13に張り巡らされる。そしてこの帯電接点4
0は、図9に示す帯電ローラ軸8aと接触している複合
ばね8bを介して帯電ローラ8の軸8aと電気的に接触
している。
成について説明する。図5に示すように、プロセスカー
トリッジBの右側面には、当接面として帯電接点40が
露出して設けられており、この帯電接点40がクリーニ
ング枠体13に張り巡らされる。そしてこの帯電接点4
0は、図9に示す帯電ローラ軸8aと接触している複合
ばね8bを介して帯電ローラ8の軸8aと電気的に接触
している。
【0054】一方、図4に示すように、画像形成装置A
内に設けられプロセスカートリッジBの長手方向に関し
アース接点と反対側には、帯電ローラ8に帯電電圧を供
給するためのバネ(図示せず)によって付勢された各電
極41aが設けられている。装置本体側の帯電接点とな
る電極41aは、DC高圧増幅回路(高圧発生回路)か
ら帯電電圧の供給を受る。そして、画像形成装置Aにプ
ロセスカートリッジBを挿入した際、帯電接点40と電
極41aが電気的に接続し、帯電電圧を帯電ローラ8へ
印加する。
内に設けられプロセスカートリッジBの長手方向に関し
アース接点と反対側には、帯電ローラ8に帯電電圧を供
給するためのバネ(図示せず)によって付勢された各電
極41aが設けられている。装置本体側の帯電接点とな
る電極41aは、DC高圧増幅回路(高圧発生回路)か
ら帯電電圧の供給を受る。そして、画像形成装置Aにプ
ロセスカートリッジBを挿入した際、帯電接点40と電
極41aが電気的に接続し、帯電電圧を帯電ローラ8へ
印加する。
【0055】尚、本実施例においては、図1に示すよう
に、帯電高圧は、シアン色プロセスカートリッジB−
C、イエロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ
色プロセスカートリッジB−Mの帯電手段に一括して印
加される。従って、電極41Ca、電極41Ya、電極
41Maは、同じ色用帯電高圧電源14と接続されてい
る。一方、画像形成モードとしてブラック単色モードが
想定されるため、ブラック色プロセスカートリッジB−
Bk単独に対して1つの黒用帯電高圧電源15が備えら
れている。これにより、ブラック用電極41Bkaは、
他の電極41Ca、電極41Ya、電極41Maとは独
立して給電される構成となっている。
に、帯電高圧は、シアン色プロセスカートリッジB−
C、イエロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ
色プロセスカートリッジB−Mの帯電手段に一括して印
加される。従って、電極41Ca、電極41Ya、電極
41Maは、同じ色用帯電高圧電源14と接続されてい
る。一方、画像形成モードとしてブラック単色モードが
想定されるため、ブラック色プロセスカートリッジB−
Bk単独に対して1つの黒用帯電高圧電源15が備えら
れている。これにより、ブラック用電極41Bkaは、
他の電極41Ca、電極41Ya、電極41Maとは独
立して給電される構成となっている。
【0056】(プロセスカートリッジの装着検出手段)
図10は、シアン色プロセスカートリッジB−C、イエ
ロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ色プロセ
スカートリッジB−Mの各々のアース接点部(23b、
23c)と電極接点部(40、41)の両方が接続され
た時に、プロセスカートリッジBの装着状態の検出が可
能な装着状態検出装置のブロック図である。本実施例で
は、帯電手段に導電性抵抗体を使用した帯電ローラ8を
用いており、本実施例の装着状態検出手段は、帯電ロー
ラ8を用いた電子写真画像形成装置Aにおけるプロセス
カートリッジB内の帯電手段の検出装置である。
図10は、シアン色プロセスカートリッジB−C、イエ
ロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ色プロセ
スカートリッジB−Mの各々のアース接点部(23b、
23c)と電極接点部(40、41)の両方が接続され
た時に、プロセスカートリッジBの装着状態の検出が可
能な装着状態検出装置のブロック図である。本実施例で
は、帯電手段に導電性抵抗体を使用した帯電ローラ8を
用いており、本実施例の装着状態検出手段は、帯電ロー
ラ8を用いた電子写真画像形成装置Aにおけるプロセス
カートリッジB内の帯電手段の検出装置である。
【0057】図10に示すように、色用帯電高圧電源1
4内のDC高圧電圧を出力する帯電高圧電源であるDC
高圧発生回路200から出力されたDC高圧電圧が、帯
電ローラ8に印加される。つまり、本実施例では、各色
プロセスカートリッジB内の帯電ローラ8C、8Y、8
Mには、DC高圧発生回路200から出力されたDC高
圧電圧が一括して印加される。例えば、マゼンタ色帯電
ローラ8Mを代表として説明すると、帯電ローラ8M
は、帯電ローラ軸8Maとスポンジ体又はゴム体などの
弾性抵抗体8Mdにより形成されている。又、感光体ド
ラム7C、7Y、7Mは、導体部と感光体で形成されて
いる。
4内のDC高圧電圧を出力する帯電高圧電源であるDC
高圧発生回路200から出力されたDC高圧電圧が、帯
電ローラ8に印加される。つまり、本実施例では、各色
プロセスカートリッジB内の帯電ローラ8C、8Y、8
Mには、DC高圧発生回路200から出力されたDC高
圧電圧が一括して印加される。例えば、マゼンタ色帯電
ローラ8Mを代表として説明すると、帯電ローラ8M
は、帯電ローラ軸8Maとスポンジ体又はゴム体などの
弾性抵抗体8Mdにより形成されている。又、感光体ド
ラム7C、7Y、7Mは、導体部と感光体で形成されて
いる。
【0058】帯電電流検出手段としてのDC電流検出回
路201は、電流測定用抵抗に流れる電流を電圧値とし
て検出する構成となっている。そして、帯電電流比較手
段としての比較手段202は、誤差アンプ202aに
て、DC電流検出回路201の出力電圧と基準電圧20
2bとの電圧を比較する回路とされている。この基準電
圧202bは、抵抗器202gにて第1の基準電圧に設
定される。更に、並列して閾値を可変する抵抗器202
cと202dが接続されており、これら抵抗器202c
と202dは、それぞれデジタルトランジスタ202
e、202fに直列に接続されている。デジタルトラン
ジスタ202e、202fは、TTLレベル電圧がそれ
ぞれに入力されることでスイッチングされる。そして、
スイッチON状態となると抵抗器202gに対して抵抗
器202cや抵抗器202dが並列接続し、基準電圧2
02bの電圧値が可変される閾値切替手段202hとし
ての回路構成となっている。
路201は、電流測定用抵抗に流れる電流を電圧値とし
て検出する構成となっている。そして、帯電電流比較手
段としての比較手段202は、誤差アンプ202aに
て、DC電流検出回路201の出力電圧と基準電圧20
2bとの電圧を比較する回路とされている。この基準電
圧202bは、抵抗器202gにて第1の基準電圧に設
定される。更に、並列して閾値を可変する抵抗器202
cと202dが接続されており、これら抵抗器202c
と202dは、それぞれデジタルトランジスタ202
e、202fに直列に接続されている。デジタルトラン
ジスタ202e、202fは、TTLレベル電圧がそれ
ぞれに入力されることでスイッチングされる。そして、
スイッチON状態となると抵抗器202gに対して抵抗
器202cや抵抗器202dが並列接続し、基準電圧2
02bの電圧値が可変される閾値切替手段202hとし
ての回路構成となっている。
【0059】この回路構成における基準電圧202b
は、デジタルトランジスタ202e、202fの双方に
TTLレベル電圧が入力されない状態における第1の基
準電圧、デジタルトランジスタ202eにのみTTLレ
ベル電圧が入力された状態における第2の基準電圧、及
びデジタルトランジスタ202e、202fの双方にT
TLレベル電圧が入力された状態における第3の基準電
圧に設定される。
は、デジタルトランジスタ202e、202fの双方に
TTLレベル電圧が入力されない状態における第1の基
準電圧、デジタルトランジスタ202eにのみTTLレ
ベル電圧が入力された状態における第2の基準電圧、及
びデジタルトランジスタ202e、202fの双方にT
TLレベル電圧が入力された状態における第3の基準電
圧に設定される。
【0060】比較手段202の比較結果が、プロセスカ
ートリッジBの装着状態に応じて画像形成装置の動作を
切り替える装着状態切替手段203に出力される。そし
て、装着状態切替手段203は、プロセスカートリッジ
Bが正常に装着された場合は画像形成装置を正常動作を
行う動作モードに移行させる。一方、プロセスカートリ
ッジBが無い(未装着)、若しくはプロセスカートリッ
ジBが異常装着(装着不良)の場合は、画像形成装置A
を正常動作モードに移行せず、プロセスカートリッジB
の再装着を促すなどの警告モードに移行させる。
ートリッジBの装着状態に応じて画像形成装置の動作を
切り替える装着状態切替手段203に出力される。そし
て、装着状態切替手段203は、プロセスカートリッジ
Bが正常に装着された場合は画像形成装置を正常動作を
行う動作モードに移行させる。一方、プロセスカートリ
ッジBが無い(未装着)、若しくはプロセスカートリッ
ジBが異常装着(装着不良)の場合は、画像形成装置A
を正常動作モードに移行せず、プロセスカートリッジB
の再装着を促すなどの警告モードに移行させる。
【0061】このような構成の装着状態検出装置により
プロセスカートリッジBの装着状態を検出する過程を以
下に説明する。図11は、本実施例におけるプロセスカ
ートリッジBの装着状態を検出するまでのフローチャー
トである。又、図12は、プロセスカートリッジBの装
着状態の検出過程におけるDC帯電電流の経時推移であ
る。
プロセスカートリッジBの装着状態を検出する過程を以
下に説明する。図11は、本実施例におけるプロセスカ
ートリッジBの装着状態を検出するまでのフローチャー
トである。又、図12は、プロセスカートリッジBの装
着状態の検出過程におけるDC帯電電流の経時推移であ
る。
【0062】先ず、画像形成装置本体Aの本体電源が投
入されると(s0)、プロセスカートリッジBを挿入す
るための搬送ベルトユニットEなどの開閉動作に伴って
ON/OFFされる開閉状態検知スイッチや、画像形成
装置本体Aに滞留した記録媒体2を除去するための開閉
部材の開閉状態、更には画像形成装置本体Aに滞留した
記録媒体2の有無を検出するセンサなどの出力を検出す
る(s1)。その結果、正常となると、画像形成装置本
体Aはシアン色プロセスカートリッジB−C、イエロー
色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ色プロセスカ
ートリッジB−Mの各々の感光体ドラム7に連絡する複
数のカップリング凹軸39bを同時に駆動開始する(s
3)。
入されると(s0)、プロセスカートリッジBを挿入す
るための搬送ベルトユニットEなどの開閉動作に伴って
ON/OFFされる開閉状態検知スイッチや、画像形成
装置本体Aに滞留した記録媒体2を除去するための開閉
部材の開閉状態、更には画像形成装置本体Aに滞留した
記録媒体2の有無を検出するセンサなどの出力を検出す
る(s1)。その結果、正常となると、画像形成装置本
体Aはシアン色プロセスカートリッジB−C、イエロー
色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ色プロセスカ
ートリッジB−Mの各々の感光体ドラム7に連絡する複
数のカップリング凹軸39bを同時に駆動開始する(s
3)。
【0063】尚、本体電源投入後に機内滞留紙がある場
合や、開閉部材15が正常に閉まっていない場合は、表
示手段などによりユーザーに警告を発する(s2)。
合や、開閉部材15が正常に閉まっていない場合は、表
示手段などによりユーザーに警告を発する(s2)。
【0064】又、本実施例において、カップリング凹軸
39bはその断面が三角形の捩じれた穴(カップリング
凹部)39aを有し、又カップリング凸部37aは捩じ
れた三角柱形状である。従って、プロセスカートリッジ
Bが画像形成装置本体Aに挿入されたとき、カップリン
グ凹軸39bとカップリング凸部37aの位相がずれて
いる場合がある。その場合、画像形成装置本体Aが感光
体ドラム7を駆動開始しても、装置本体A側のカップリ
ング凹軸39bの位相がプロセスカートリッジB側のカ
ップリング凸部37aの位相と一致するまでは、感光体
ドラム7は駆動されない状態となってしまう。
39bはその断面が三角形の捩じれた穴(カップリング
凹部)39aを有し、又カップリング凸部37aは捩じ
れた三角柱形状である。従って、プロセスカートリッジ
Bが画像形成装置本体Aに挿入されたとき、カップリン
グ凹軸39bとカップリング凸部37aの位相がずれて
いる場合がある。その場合、画像形成装置本体Aが感光
体ドラム7を駆動開始しても、装置本体A側のカップリ
ング凹軸39bの位相がプロセスカートリッジB側のカ
ップリング凸部37aの位相と一致するまでは、感光体
ドラム7は駆動されない状態となってしまう。
【0065】従って、本実施例においては、カップリン
グ凹軸39bが駆動開始された時間(s3)から、装置
本体A側のカップリング凹軸39bが1/3回転するの
に要する時間が経過したか否かを判断し(s4)、その
時間の経過後に、DC高圧発生回路200からDC帯電
高圧電圧を帯電ローラ8に一括して印加する(s5)。
このようにすることで、装置本体A側のカップリング凹
軸39bが1/3回転する間に少なくとも1回は、カッ
プリング凹軸39bの位相とプロセスカートリッジB側
のカップリング凸部37aの位相を合わせることが可能
となる。
グ凹軸39bが駆動開始された時間(s3)から、装置
本体A側のカップリング凹軸39bが1/3回転するの
に要する時間が経過したか否かを判断し(s4)、その
時間の経過後に、DC高圧発生回路200からDC帯電
高圧電圧を帯電ローラ8に一括して印加する(s5)。
このようにすることで、装置本体A側のカップリング凹
軸39bが1/3回転する間に少なくとも1回は、カッ
プリング凹軸39bの位相とプロセスカートリッジB側
のカップリング凸部37aの位相を合わせることが可能
となる。
【0066】このときのDC電流は、経時においてプロ
セスカートリッジBの装着状態によって異なる推移とな
る。即ち、図12を参照して説明すると、感光体ドラム
7の駆動開始の後にDC帯電高圧電圧が帯電ローラ8に
印加されと(s5)、シアン色プロセスカートリッジB
−C、イエロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼン
タ色プロセスカートリッジB−Mの全てが正常装着の場
合、Ic−aで示す電流値推移を示す。
セスカートリッジBの装着状態によって異なる推移とな
る。即ち、図12を参照して説明すると、感光体ドラム
7の駆動開始の後にDC帯電高圧電圧が帯電ローラ8に
印加されと(s5)、シアン色プロセスカートリッジB
−C、イエロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼン
タ色プロセスカートリッジB−Mの全てが正常装着の場
合、Ic−aで示す電流値推移を示す。
【0067】ところが、プロセスカートリッジBと画像
形成装置本体Aの電気接点が正常に接触しているにも拘
わらず、ギアの破損や記録媒体2の破片などの異物挟み
込みなどで感光体ドラム7への駆動伝達が異常となり、
感光体ドラム7が駆動されない場合、正常動作している
感光体ドラム7の数に応じてIc−b、Ic−cで示す
ような電流値推移を示す。Ic−bは2本の感光体ドラ
ム7が正常動作している場合、Ic−cは1本の感光体
ドラム7が正常動作している場合の電流値推移である。
その値は、Ic−bがIc−aの約2/3、Ic−cは
Ic−aの約1/3となる。そして、シアン色、イエロ
ー色、マゼンタ色全てのプロセスカートリッジBと画像
形成装置本体Aの電気接点とが接触していない場合は、
全く電流が流れないためIc−dで示す経時推移とな
る。
形成装置本体Aの電気接点が正常に接触しているにも拘
わらず、ギアの破損や記録媒体2の破片などの異物挟み
込みなどで感光体ドラム7への駆動伝達が異常となり、
感光体ドラム7が駆動されない場合、正常動作している
感光体ドラム7の数に応じてIc−b、Ic−cで示す
ような電流値推移を示す。Ic−bは2本の感光体ドラ
ム7が正常動作している場合、Ic−cは1本の感光体
ドラム7が正常動作している場合の電流値推移である。
その値は、Ic−bがIc−aの約2/3、Ic−cは
Ic−aの約1/3となる。そして、シアン色、イエロ
ー色、マゼンタ色全てのプロセスカートリッジBと画像
形成装置本体Aの電気接点とが接触していない場合は、
全く電流が流れないためIc−dで示す経時推移とな
る。
【0068】従って、DC帯電高圧電圧の印加後、所定
時間経過した後に帯電電流値が図12に示す閾値1以上
であれば、全てのプロセスカートリッジBが画像形成装
置本体Aに正常装着されたものと判断することができ
る。同様にして、帯電電流値が図12に示す閾値1以
下、閾値2以上であれば、2台のプロセスカートリッジ
Bが正常装着状態であると判断でき、閾値2以下、閾値
3以上であれば、1台のプロセスカートリッジBが正常
装着状態であると判断でき、更に、閾値3以下であれ
ば、全てのプロセスカートリッジBが異常装着状態であ
ると判断できる。
時間経過した後に帯電電流値が図12に示す閾値1以上
であれば、全てのプロセスカートリッジBが画像形成装
置本体Aに正常装着されたものと判断することができ
る。同様にして、帯電電流値が図12に示す閾値1以
下、閾値2以上であれば、2台のプロセスカートリッジ
Bが正常装着状態であると判断でき、閾値2以下、閾値
3以上であれば、1台のプロセスカートリッジBが正常
装着状態であると判断でき、更に、閾値3以下であれ
ば、全てのプロセスカートリッジBが異常装着状態であ
ると判断できる。
【0069】これらの閾値は比較手段202の基準電圧
202bに相当する。即ち、閾値1は上述の第1の基準
電圧に相当し、閾値2は上述の第2の基準電圧に相当
し、閾値3は上述の第3の基準電圧に相当する。又、本
実施例では、これら基準電圧は帯電ローラ8の弾性抵抗
体8dの抵抗値や、感光体厚みなどのばらつきによるイ
ンピーダンス変化分を考慮し、実際に観測されるそれぞ
れの装着状態におけるDC電流値よりもやや小さめの値
に相当するように設定してある。
202bに相当する。即ち、閾値1は上述の第1の基準
電圧に相当し、閾値2は上述の第2の基準電圧に相当
し、閾値3は上述の第3の基準電圧に相当する。又、本
実施例では、これら基準電圧は帯電ローラ8の弾性抵抗
体8dの抵抗値や、感光体厚みなどのばらつきによるイ
ンピーダンス変化分を考慮し、実際に観測されるそれぞ
れの装着状態におけるDC電流値よりもやや小さめの値
に相当するように設定してある。
【0070】引き続きDC高圧発生回路200からDC
帯電高圧電圧が帯電ローラ8に印加されるタイミング
(s5)以降について説明すると、比較手段202は、
DC電流検出回路201から出力された出力電圧を、抵
抗器202gで設定される第1の基準電圧(閾値1に相
当)と比較する(s6)。
帯電高圧電圧が帯電ローラ8に印加されるタイミング
(s5)以降について説明すると、比較手段202は、
DC電流検出回路201から出力された出力電圧を、抵
抗器202gで設定される第1の基準電圧(閾値1に相
当)と比較する(s6)。
【0071】そして、プロセスカートリッジBの装着状
態を装着状態切替手段203にて判断するタイミング
(s6)において、DC帯電電流値が閾値1を満たして
いる場合には、正常装着と判断して、搬送手段(搬送ベ
ルト3fなど)の駆動を開始する。こうして、画像形成
装置本体Aは正常動作を開始する(s7)。
態を装着状態切替手段203にて判断するタイミング
(s6)において、DC帯電電流値が閾値1を満たして
いる場合には、正常装着と判断して、搬送手段(搬送ベ
ルト3fなど)の駆動を開始する。こうして、画像形成
装置本体Aは正常動作を開始する(s7)。
【0072】一方、プロセスカートリッジBの装着状態
を装着状態切替手段203にて判断するタイミング(s
6)において、DC帯電電流値が閾値1を満たしていな
い場合には、装着状態切替手段203はプロセスカート
リッジBが異常装着であると判断し、装着異常の状態を
特定するモードに移行する。又、装着状態切替手段20
3にて判断するタイミング(s6)において、DC帯電
電流値が閾値1を満たしていないと判断した場合には、
同時にデジタルトランジスタ202eにのみTTLレベ
ル電圧を入力してSW1をONとする(s8)。
を装着状態切替手段203にて判断するタイミング(s
6)において、DC帯電電流値が閾値1を満たしていな
い場合には、装着状態切替手段203はプロセスカート
リッジBが異常装着であると判断し、装着異常の状態を
特定するモードに移行する。又、装着状態切替手段20
3にて判断するタイミング(s6)において、DC帯電
電流値が閾値1を満たしていないと判断した場合には、
同時にデジタルトランジスタ202eにのみTTLレベ
ル電圧を入力してSW1をONとする(s8)。
【0073】次いで、出力電圧を第2の基準電圧(閾値
2に相当)と比較する(s9)。装着状態切替手段20
3は出力電圧が閾値2を満たすかを判断し、満たしてい
る場合、プロセスカートリッジBが1台装着不良、若し
くは非装着である旨の警告を表示手段などで発するモー
ドへ切替る(s10)。又、装着状態切替手段203で
出力電圧が閾値2を満たしていないと判断した場合に
は、同時にデジタルトランジスタ202fにもTTLレ
ベル電圧を入力してSW2をもONとする(s11)。
2に相当)と比較する(s9)。装着状態切替手段20
3は出力電圧が閾値2を満たすかを判断し、満たしてい
る場合、プロセスカートリッジBが1台装着不良、若し
くは非装着である旨の警告を表示手段などで発するモー
ドへ切替る(s10)。又、装着状態切替手段203で
出力電圧が閾値2を満たしていないと判断した場合に
は、同時にデジタルトランジスタ202fにもTTLレ
ベル電圧を入力してSW2をもONとする(s11)。
【0074】そして、出力電圧を第3の基準電圧(閾値
3に相当)と比較する(s12)。装着状態切替手段2
03は出力電圧が閾値3を満たすかを判断し、満たして
いる場合、プロセスカートリッジBが2台装着不良、若
しくは非装着である旨の警告を表示手段などで発するモ
ードへ切替る(s13)。又、装着状態切替手段203
で出力電圧が閾値3を満たしていないと判断した場合、
プロセスカートリッジBが3台装着不良、若しくは非装
着である旨の警告を表示手段などで発するモードへ切替
る(s14)。
3に相当)と比較する(s12)。装着状態切替手段2
03は出力電圧が閾値3を満たすかを判断し、満たして
いる場合、プロセスカートリッジBが2台装着不良、若
しくは非装着である旨の警告を表示手段などで発するモ
ードへ切替る(s13)。又、装着状態切替手段203
で出力電圧が閾値3を満たしていないと判断した場合、
プロセスカートリッジBが3台装着不良、若しくは非装
着である旨の警告を表示手段などで発するモードへ切替
る(s14)。
【0075】本実施例においては、装着状態切替手段2
03にて最終的な判断可能であるタイミング(s12)
までをカップリング駆動開始時間(s2)から感光体ド
ラム7が1周するのに相当する時間としている。これ
は、感光体ドラム7の表面が帯電ローラ8によって帯電
されてしまうと、帯電ローラ8に印加されている電圧と
感光体ドラム7の表面との放電に必要な電位差が無くな
り、帯電電流が流れなくなり、正常装着状態でも帯電電
流値が少なく測定されてしまうことによる誤検知を防止
するためである。
03にて最終的な判断可能であるタイミング(s12)
までをカップリング駆動開始時間(s2)から感光体ド
ラム7が1周するのに相当する時間としている。これ
は、感光体ドラム7の表面が帯電ローラ8によって帯電
されてしまうと、帯電ローラ8に印加されている電圧と
感光体ドラム7の表面との放電に必要な電位差が無くな
り、帯電電流が流れなくなり、正常装着状態でも帯電電
流値が少なく測定されてしまうことによる誤検知を防止
するためである。
【0076】尚、本実施例では、ブラック色プロセスカ
ートリッジB−Bkについては、黒用帯電高圧電源15
が独立して接続する形態である。従って、その装着状態
を判断するには、上述した閾値切替手段202hを省
き、抵抗器202gに相当する抵抗器を抵抗器202
g、202c、202dの並列抵抗値に設定すれば良
い。これによって、上述と同様にしてブラック色プロセ
スカートリッジB−Bkの装着状態が判断できる。
ートリッジB−Bkについては、黒用帯電高圧電源15
が独立して接続する形態である。従って、その装着状態
を判断するには、上述した閾値切替手段202hを省
き、抵抗器202gに相当する抵抗器を抵抗器202
g、202c、202dの並列抵抗値に設定すれば良
い。これによって、上述と同様にしてブラック色プロセ
スカートリッジB−Bkの装着状態が判断できる。
【0077】又、本実施例では、帯電装置として帯電ロ
ーラ8を用いて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばブレード形状、ブラシ体などの感
光体ドラム表面に接触しつつ帯電プロセスを行う他の形
態でも良い。
ーラ8を用いて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばブレード形状、ブラシ体などの感
光体ドラム表面に接触しつつ帯電プロセスを行う他の形
態でも良い。
【0078】又、本実施例において、感光体ドラム7の
駆動伝達手段としてのカップリング形状として、三角柱
と三角形の穴の対について説明したが、本発明はカップ
リング形状をこれに限定するものではない。例えばn角
柱とn角形(n≧3)の穴の対を用いた場合、図11に
おけるタイミング(s3)と(s4)の間隔、即ち、カ
ップリングの駆動開始から帯電高圧を印加するまでの間
隔を、カップリングが1/n回転する時間以上に設定す
れば何ら問題ない。
駆動伝達手段としてのカップリング形状として、三角柱
と三角形の穴の対について説明したが、本発明はカップ
リング形状をこれに限定するものではない。例えばn角
柱とn角形(n≧3)の穴の対を用いた場合、図11に
おけるタイミング(s3)と(s4)の間隔、即ち、カ
ップリングの駆動開始から帯電高圧を印加するまでの間
隔を、カップリングが1/n回転する時間以上に設定す
れば何ら問題ない。
【0079】本実施例では、感光体ドラム7の駆動伝達
手段としてのカップリング形状として、装置本体A側は
カップリング凹軸39b、プロセスカートリッジB側は
カップリング凸部37aであるとして説明したが、装置
本体A側をカップリング凸部37a形状、プロセスカー
トリッジB側をカップリング凹軸39b形状としても、
同様な効果が得られる。
手段としてのカップリング形状として、装置本体A側は
カップリング凹軸39b、プロセスカートリッジB側は
カップリング凸部37aであるとして説明したが、装置
本体A側をカップリング凸部37a形状、プロセスカー
トリッジB側をカップリング凹軸39b形状としても、
同様な効果が得られる。
【0080】又、本実施例においては、シアン色、イエ
ロー色、マゼンタ色のプロセスカートリッジに色用の帯
電高圧電圧が一括して供給され、ブラック色プロセスカ
ートリッジには黒用の帯電高圧電源が独立した形態で説
明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではな
く、4色のプロセスカートリッジ全てに帯電高圧電圧が
一括して供給されるような帯電高圧電源を用いても良
い。この場合、閾値切替手段202hに並列接続した抵
抗器とデジタルトランジスタを1段付加し、併せて抵抗
器202g、202c、202dの値を適宜調整するこ
とで、本実施例と同様な効果が得られる。
ロー色、マゼンタ色のプロセスカートリッジに色用の帯
電高圧電圧が一括して供給され、ブラック色プロセスカ
ートリッジには黒用の帯電高圧電源が独立した形態で説
明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではな
く、4色のプロセスカートリッジ全てに帯電高圧電圧が
一括して供給されるような帯電高圧電源を用いても良
い。この場合、閾値切替手段202hに並列接続した抵
抗器とデジタルトランジスタを1段付加し、併せて抵抗
器202g、202c、202dの値を適宜調整するこ
とで、本実施例と同様な効果が得られる。
【0081】更に、本実施例においては、装着状態切替
手段203にてプロセスカートリッジBの装着状態の判
断が可能なタイミングまでを、カップリング駆動開始時
間(s2)から感光体ドラム7が1周するのに相当する
時間とした。しかし、例えば光学系1を併用して、カッ
プリング駆動開始から感光体ドラム7表面を露光するこ
とで、感光体ドラム7の表面を除電することができる。
これによって、帯電ローラ8は常に放電することが可能
となり、感光体ドラム7が1周以上駆動される場合で
も、安定して帯電電流値の検知が可能となる。
手段203にてプロセスカートリッジBの装着状態の判
断が可能なタイミングまでを、カップリング駆動開始時
間(s2)から感光体ドラム7が1周するのに相当する
時間とした。しかし、例えば光学系1を併用して、カッ
プリング駆動開始から感光体ドラム7表面を露光するこ
とで、感光体ドラム7の表面を除電することができる。
これによって、帯電ローラ8は常に放電することが可能
となり、感光体ドラム7が1周以上駆動される場合で
も、安定して帯電電流値の検知が可能となる。
【0082】以上、本実施例によれば、感光体ドラム7
のアース接点23cと帯電ローラ8の帯電接点40の各
々に電気的なプロセスカートリッジBの装着状態検出手
段を接続し、両方の接点でプロセスカートリッジBの装
着状態を検出して、プロセスカートリッジBと装置本体
Aとの電気的及び機械的な接続不良を検出することがで
きる。これにより、電子写真画像形成装置Aの誤作動に
よる画像不良の発生を未然に防止することができる。
のアース接点23cと帯電ローラ8の帯電接点40の各
々に電気的なプロセスカートリッジBの装着状態検出手
段を接続し、両方の接点でプロセスカートリッジBの装
着状態を検出して、プロセスカートリッジBと装置本体
Aとの電気的及び機械的な接続不良を検出することがで
きる。これにより、電子写真画像形成装置Aの誤作動に
よる画像不良の発生を未然に防止することができる。
【0083】又、装着状態の検出を電気的に行うため、
安価に装着状態検出装置を構成することができる。尚、
装置本体A側の帯電電極41a及び接地電極23bのそ
れぞれに対してプロセスカートリッジBの帯電接点40
及びアース接点23a(端子23c)がそれぞれ接続さ
れると、検出回路としての閉回路を形成できるため、電
気的な検出精度をより向上できる。
安価に装着状態検出装置を構成することができる。尚、
装置本体A側の帯電電極41a及び接地電極23bのそ
れぞれに対してプロセスカートリッジBの帯電接点40
及びアース接点23a(端子23c)がそれぞれ接続さ
れると、検出回路としての閉回路を形成できるため、電
気的な検出精度をより向上できる。
【0084】又、装置本体Aの接地電極とプロセスカー
トリッジBのアース接点23aは、装置本体Aの回転体
(カップリング凹軸39a)の軸線上にあり、且つ、そ
れぞれが連結部において接続可能に配設されていて、回
転体の回転によって装置本体Aの連結部とプロセスカー
トリッジBの連結部とが互いに引き込み合う。これによ
って、接地電極23bとアース接点23aの圧接力が高
められるので、感光体ドラム7のアースが効果的に行わ
れる。特に、装置本体Aの回転体は断面が多角形の捩じ
れた穴又は多角柱を有する連結部に係脱可能な捩じれた
多角柱又は断面が多角形の捩じれた穴を有する連結部を
備えているので、簡単な構成で画像形成装置本体A側の
接地電極23bとプロセスカートリッジB側のアース接
点23aを効果的に圧接できる。
トリッジBのアース接点23aは、装置本体Aの回転体
(カップリング凹軸39a)の軸線上にあり、且つ、そ
れぞれが連結部において接続可能に配設されていて、回
転体の回転によって装置本体Aの連結部とプロセスカー
トリッジBの連結部とが互いに引き込み合う。これによ
って、接地電極23bとアース接点23aの圧接力が高
められるので、感光体ドラム7のアースが効果的に行わ
れる。特に、装置本体Aの回転体は断面が多角形の捩じ
れた穴又は多角柱を有する連結部に係脱可能な捩じれた
多角柱又は断面が多角形の捩じれた穴を有する連結部を
備えているので、簡単な構成で画像形成装置本体A側の
接地電極23bとプロセスカートリッジB側のアース接
点23aを効果的に圧接できる。
【0085】又、DC帯電高圧電源のみで感光体ドラム
7の帯電及びプロセスカートリッジBの装置本体Aへの
装着状態を検出できるため、装置本体Aのコストダウン
が達成される。
7の帯電及びプロセスカートリッジBの装置本体Aへの
装着状態を検出できるため、装置本体Aのコストダウン
が達成される。
【0086】更に、本実施例によれば、プロセスカート
リッジBの装着状態を検出している際に、記録媒体2の
搬送手段である搬送ベルト3fを停止させることで、プ
ロセスカートリッジBの装着状態によって感光体ドラム
7が駆動されていない場合にも、感光体ドラム7の表面
の損傷を未然に防ぐことが可能である。これによって、
多色画像の品質は安定する。
リッジBの装着状態を検出している際に、記録媒体2の
搬送手段である搬送ベルト3fを停止させることで、プ
ロセスカートリッジBの装着状態によって感光体ドラム
7が駆動されていない場合にも、感光体ドラム7の表面
の損傷を未然に防ぐことが可能である。これによって、
多色画像の品質は安定する。
【0087】実施例2 次に、本発明に係る電子写真画像形成装置の他の実施例
を説明する。本実施例において、画像形成装置本体A及
びプロセスカートリッジBのアース接点、帯電接点、駆
動手段などの構成は実施例1と同様である。従って、同
一機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい
説明は省略する。
を説明する。本実施例において、画像形成装置本体A及
びプロセスカートリッジBのアース接点、帯電接点、駆
動手段などの構成は実施例1と同様である。従って、同
一機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい
説明は省略する。
【0088】本実施例は、複数のプロセスカートリッジ
Bの帯電手段8に帯電高圧電圧が一括して供給される構
成において、プロセスカートリッジBの装着検出手段の
比較検知手段の基準電圧を1つとして、閾値切替手段
(切替回路)202hを省いた構成であることを特徴と
する。
Bの帯電手段8に帯電高圧電圧が一括して供給される構
成において、プロセスカートリッジBの装着検出手段の
比較検知手段の基準電圧を1つとして、閾値切替手段
(切替回路)202hを省いた構成であることを特徴と
する。
【0089】つまり、実施例1にて説明したように、感
光体ドラム7の表面が帯電ローラ8にて帯電されてしま
うと、帯電ローラ8に印加されている電圧と感光体ドラ
ム7の表面との放電に必要な電位差が無くなり、帯電電
流が流れなくなる。しかし、露光装置などの光照射によ
り感光体ドラム7の表面を除電すれば、放電に必要な電
位差が形成されるので、安定した帯電電流の検出が可能
となる。
光体ドラム7の表面が帯電ローラ8にて帯電されてしま
うと、帯電ローラ8に印加されている電圧と感光体ドラ
ム7の表面との放電に必要な電位差が無くなり、帯電電
流が流れなくなる。しかし、露光装置などの光照射によ
り感光体ドラム7の表面を除電すれば、放電に必要な電
位差が形成されるので、安定した帯電電流の検出が可能
となる。
【0090】従って、本実施例においては、複数の感光
体ドラム7の駆動を同時に開始して、色用帯電高圧電源
14から高圧電圧が一括して供給された後に、露光装置
である光学系1による像露光を各色毎に順次行う。これ
により、プロセスカートリッジBの装着状態が判定でき
ると共に、各プロセスカートリッジBの装着状態を個別
に判定することも可能となり、装着状態に不具合のある
プロセスカートリッジBを的確に検知することが可能と
なる。
体ドラム7の駆動を同時に開始して、色用帯電高圧電源
14から高圧電圧が一括して供給された後に、露光装置
である光学系1による像露光を各色毎に順次行う。これ
により、プロセスカートリッジBの装着状態が判定でき
ると共に、各プロセスカートリッジBの装着状態を個別
に判定することも可能となり、装着状態に不具合のある
プロセスカートリッジBを的確に検知することが可能と
なる。
【0091】測定原理を図13を参照して説明する。図
13は3つのプロセスカートリッジB−C、B−Y、B
−Mに色用帯電高圧電源14から高圧電圧が一括して印
加された後に、1つのプロセスカートリッジ、例えばシ
アン色プロセスカートリッジB−Cの感光体ドラム7C
に光学系1Cから長手全域に亙る露光をON/OFFし
た場合の帯電電流値推移(Ie−a)の一例を示してい
る。
13は3つのプロセスカートリッジB−C、B−Y、B
−Mに色用帯電高圧電源14から高圧電圧が一括して印
加された後に、1つのプロセスカートリッジ、例えばシ
アン色プロセスカートリッジB−Cの感光体ドラム7C
に光学系1Cから長手全域に亙る露光をON/OFFし
た場合の帯電電流値推移(Ie−a)の一例を示してい
る。
【0092】先ず、各々の感光体ドラム7が同時に回転
駆動された後に、3つの帯電ローラ8C、8Y、8Mに
帯電電圧が印加されると、帯電電流が流れる(a)。こ
の時の帯電電流は、実施例1にて説明したように、3つ
のプロセスカートリッジBの装着状態によって異なる値
を示す。図13には、全てのプロセスカートリッジが正
常装着されている状態の電流値推移を示している。
駆動された後に、3つの帯電ローラ8C、8Y、8Mに
帯電電圧が印加されると、帯電電流が流れる(a)。こ
の時の帯電電流は、実施例1にて説明したように、3つ
のプロセスカートリッジBの装着状態によって異なる値
を示す。図13には、全てのプロセスカートリッジが正
常装着されている状態の電流値推移を示している。
【0093】そして、感光体ドラム7がほぼ1周する
と、感光体ドラム7の表面が帯電され、帯電電流がほと
んど流れなくなる(b)。次に、シアン色プロセスカー
トリッジB−Cに光学系1Cから長手全域露光を行うと
(c)、光照射部分の感光体ドラム7表面が除電され
る。このため、感光体ドラム7の光照射位置が帯電ロー
ラ8位置に差し掛かると、再び帯電電流が流れ始める
(d)。続いて光学系1Cの露光を停止すると(e)、
感光体ドラム7の表面の露光停止位置が帯電ローラ8位
置に差し掛かった際に、再び帯電電流が流れ無くなる
(f)。
と、感光体ドラム7の表面が帯電され、帯電電流がほと
んど流れなくなる(b)。次に、シアン色プロセスカー
トリッジB−Cに光学系1Cから長手全域露光を行うと
(c)、光照射部分の感光体ドラム7表面が除電され
る。このため、感光体ドラム7の光照射位置が帯電ロー
ラ8位置に差し掛かると、再び帯電電流が流れ始める
(d)。続いて光学系1Cの露光を停止すると(e)、
感光体ドラム7の表面の露光停止位置が帯電ローラ8位
置に差し掛かった際に、再び帯電電流が流れ無くなる
(f)。
【0094】このとき、イエロー色プロセスカートリッ
ジB−Y、及びマゼンタ色プロセスカートリッジB−M
にも高圧電圧が供給されているものの、光学系1による
除電工程が入らないため、これら2つのプロセスカート
リッジB−Y、B−Mに関わる帯電電流はほとんど流れ
ない。つまり、像露光工程を行ったシアン色プロセスカ
ートリッジB−Cの帯電電流のみが測定される。従っ
て、光学系1による像露光を順次行うことで、プロセス
カートリッジ個別に装着状態を検出することが可能とな
る。
ジB−Y、及びマゼンタ色プロセスカートリッジB−M
にも高圧電圧が供給されているものの、光学系1による
除電工程が入らないため、これら2つのプロセスカート
リッジB−Y、B−Mに関わる帯電電流はほとんど流れ
ない。つまり、像露光工程を行ったシアン色プロセスカ
ートリッジB−Cの帯電電流のみが測定される。従っ
て、光学系1による像露光を順次行うことで、プロセス
カートリッジ個別に装着状態を検出することが可能とな
る。
【0095】図14は、アース接点部(23a、23
b)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。図示のと
おり、本実施例では、図10を参照して実施例1にて説
明した閾値切替手段202hが省略された構成となって
いる。
b)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。図示のと
おり、本実施例では、図10を参照して実施例1にて説
明した閾値切替手段202hが省略された構成となって
いる。
【0096】図14に示すように、DC高圧電圧を出力
するDC高圧発生回路200から出力されたDC高圧電
圧が、帯電ローラ8に印加される。DC電流検出回路2
01は、電流測定用抵抗に流れる電流を電圧値として検
出する構成となっている。そして、比較手段202は、
誤差アンプ202aにて、DC電流検出回路201の出
力電圧と基準電圧202bとの電圧を比較する回路とさ
れている。本実施例では、基準電圧202bは1つの帯
電ローラ8で流れる帯電電流に相当する値に設定すれば
よい。つまり、図12に示すプロセスカートリッジ1台
分の装着状態を検出するための閾値3と同じ閾値(閾値
4)に設定すればよい。従って、本実施例では、抵抗器
202iは、実施例1にて説明した抵抗器202g、2
02c、202dの並列接続抵抗値に概ね揃えればよ
い。
するDC高圧発生回路200から出力されたDC高圧電
圧が、帯電ローラ8に印加される。DC電流検出回路2
01は、電流測定用抵抗に流れる電流を電圧値として検
出する構成となっている。そして、比較手段202は、
誤差アンプ202aにて、DC電流検出回路201の出
力電圧と基準電圧202bとの電圧を比較する回路とさ
れている。本実施例では、基準電圧202bは1つの帯
電ローラ8で流れる帯電電流に相当する値に設定すれば
よい。つまり、図12に示すプロセスカートリッジ1台
分の装着状態を検出するための閾値3と同じ閾値(閾値
4)に設定すればよい。従って、本実施例では、抵抗器
202iは、実施例1にて説明した抵抗器202g、2
02c、202dの並列接続抵抗値に概ね揃えればよ
い。
【0097】比較手段202の比較結果が、プロセスカ
ートリッジBの装着状態に応じて画像形成装置の動作を
切り替える装着状態切替手段203に出力される。そし
て、装着状態切替手段203は、プロセスカートリッジ
Bが正常に装着された場合は画像形成装置を正常動作を
行う動作モードに移行させる。一方、プロセスカートリ
ッジが無い(未装着)、若しくはプロセスカートリッジ
が異常装着(装着不良)の場合は、画像形成装置を正常
動作モードに移行せず、プロセスカートリッジBの再装
着を促すなどの警告モードに移行させる。
ートリッジBの装着状態に応じて画像形成装置の動作を
切り替える装着状態切替手段203に出力される。そし
て、装着状態切替手段203は、プロセスカートリッジ
Bが正常に装着された場合は画像形成装置を正常動作を
行う動作モードに移行させる。一方、プロセスカートリ
ッジが無い(未装着)、若しくはプロセスカートリッジ
が異常装着(装着不良)の場合は、画像形成装置を正常
動作モードに移行せず、プロセスカートリッジBの再装
着を促すなどの警告モードに移行させる。
【0098】このような構成の装着状態検出装置により
プロセスカートリッジBの装着状態を検出する過程を以
下に説明する。図15は、本実施例におけるプロセスカ
ートリッジBの装着状態を検出するまでのフローチャー
トである。
プロセスカートリッジBの装着状態を検出する過程を以
下に説明する。図15は、本実施例におけるプロセスカ
ートリッジBの装着状態を検出するまでのフローチャー
トである。
【0099】先ず、画像形成装置本体Aの本体電源が投
入されると(s0)、プロセスカートリッジBを挿入す
るための搬送ベルトユニットEなどの開閉動作に伴って
ON/OFFされる開閉状態検知スイッチや、画像形成
装置本体Aに滞留した記録媒体を除去するための開閉部
材の開閉状態、更には画像形成装置本体Aに滞留した記
録媒体2の有無を検出するセンサなどの出力を検出する
(s1)。その結果、正常(ON)となると、画像形成
装置本体Aはシアン色プロセスカートリッジB−C、イ
エロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ色プロ
セスカートリッジB−Mの各々の感光体ドラム7に連絡
する複数のカップリング凹軸39bを同時に駆動開始す
る(s3)。
入されると(s0)、プロセスカートリッジBを挿入す
るための搬送ベルトユニットEなどの開閉動作に伴って
ON/OFFされる開閉状態検知スイッチや、画像形成
装置本体Aに滞留した記録媒体を除去するための開閉部
材の開閉状態、更には画像形成装置本体Aに滞留した記
録媒体2の有無を検出するセンサなどの出力を検出する
(s1)。その結果、正常(ON)となると、画像形成
装置本体Aはシアン色プロセスカートリッジB−C、イ
エロー色プロセスカートリッジB−Y、マゼンタ色プロ
セスカートリッジB−Mの各々の感光体ドラム7に連絡
する複数のカップリング凹軸39bを同時に駆動開始す
る(s3)。
【0100】尚、本体電源投入後に機内滞留紙がある場
合や、開閉部材15が正常に閉まっていない場合は、表
示手段などによりユーザーに警告を発する(s2)。
合や、開閉部材15が正常に閉まっていない場合は、表
示手段などによりユーザーに警告を発する(s2)。
【0101】そして、カップリング凹軸39bが駆動開
始された時間(s3)から装置本体側のカップリング凹
軸39bが1/3回転するのに要する時間が経過したか
を判断し(s4)、時間経過後DC高圧発生回路200
から、DC帯電高圧電圧を各帯電ローラ8に一括して印
加する。これは、実施例1にて説明したように、カップ
リング凹軸39bのカップリング凹部39aの断面が三
角形の捩じれた穴であり、カップリング凸部37aが捩
じれた三角柱形状であるためである。
始された時間(s3)から装置本体側のカップリング凹
軸39bが1/3回転するのに要する時間が経過したか
を判断し(s4)、時間経過後DC高圧発生回路200
から、DC帯電高圧電圧を各帯電ローラ8に一括して印
加する。これは、実施例1にて説明したように、カップ
リング凹軸39bのカップリング凹部39aの断面が三
角形の捩じれた穴であり、カップリング凸部37aが捩
じれた三角柱形状であるためである。
【0102】その後、各感光体ドラム7が1周相当回転
するまで、そのままの状態を維持し、各感光体ドラム7
の表面が帯電され、帯電電流が流れなくなる状態とする
(s5)。
するまで、そのままの状態を維持し、各感光体ドラム7
の表面が帯電され、帯電電流が流れなくなる状態とする
(s5)。
【0103】ここで、シアン用光学系1Cによる露光を
開始し(s6)、そのとき流れる帯電電流を比較手段2
02にて比較判断する(s7)。DC電流検出回路20
1からの出力電圧が基準電圧202b以上の場合には、
装着切替手段203はシアン色プロセスカートリッジB
−Cは正常装着していると判断する。続いて、シアン用
光学系1Cによる露光を停止し、シアン色感光体ドラム
7Cの表面全周が帯電されている状態になるようにする
(s9)。
開始し(s6)、そのとき流れる帯電電流を比較手段2
02にて比較判断する(s7)。DC電流検出回路20
1からの出力電圧が基準電圧202b以上の場合には、
装着切替手段203はシアン色プロセスカートリッジB
−Cは正常装着していると判断する。続いて、シアン用
光学系1Cによる露光を停止し、シアン色感光体ドラム
7Cの表面全周が帯電されている状態になるようにする
(s9)。
【0104】一方、比較手段202にて比較判断すると
きに(s7)、DC電流検出回路201からの出力電圧
が基準電圧202bを満たさない場合には、装着切替手
段203は、シアン色プロセスカートリッジB−Cは装
着不良、若しくは非装着であると判断し、表示装置など
においてシアン色プロセスカートリッジB−Cが装着異
常である旨の警告を発する(s8)。次いで、イエロー
色プロセスカートリッジB−Yの装着状態の検出工程に
移行する(s9)。
きに(s7)、DC電流検出回路201からの出力電圧
が基準電圧202bを満たさない場合には、装着切替手
段203は、シアン色プロセスカートリッジB−Cは装
着不良、若しくは非装着であると判断し、表示装置など
においてシアン色プロセスカートリッジB−Cが装着異
常である旨の警告を発する(s8)。次いで、イエロー
色プロセスカートリッジB−Yの装着状態の検出工程に
移行する(s9)。
【0105】同様に、イエロー用光学系1Yによる露光
を開始し(s10)、そのとき流れる帯電電流を比較手
段202にて比較判断する(s11)。DC電流検出回
路201からの出力電圧が基準電圧202b以上の場合
には、装着切替手段203はイエロー色プロセスカート
リッジB−Yは正常装着していると判断する。続いて、
イエロー用光学系1Yによる露光を停止し、イエロー色
感光体ドラム7Yの表面全周が帯電されている状態にな
るようにする(s13)。
を開始し(s10)、そのとき流れる帯電電流を比較手
段202にて比較判断する(s11)。DC電流検出回
路201からの出力電圧が基準電圧202b以上の場合
には、装着切替手段203はイエロー色プロセスカート
リッジB−Yは正常装着していると判断する。続いて、
イエロー用光学系1Yによる露光を停止し、イエロー色
感光体ドラム7Yの表面全周が帯電されている状態にな
るようにする(s13)。
【0106】一方、比較手段202にて比較判断すると
きに(s11)、DC電流検出回路201からの出力電
圧が基準電圧202bを満たさない場合には、装着切替
手段203は、イエロー色プロセスカートリッジB−Y
は装着不良、若しくは非装着であると判断し、表示装置
などにおいてイエロー色プロセスカートリッジB−Yが
装着異常である旨の警告を発する(s12)。次いで、
マゼンタ色プロセスカートリッジB−Mの装着状態の検
出工程に移行する(s13)。
きに(s11)、DC電流検出回路201からの出力電
圧が基準電圧202bを満たさない場合には、装着切替
手段203は、イエロー色プロセスカートリッジB−Y
は装着不良、若しくは非装着であると判断し、表示装置
などにおいてイエロー色プロセスカートリッジB−Yが
装着異常である旨の警告を発する(s12)。次いで、
マゼンタ色プロセスカートリッジB−Mの装着状態の検
出工程に移行する(s13)。
【0107】更に、マゼンタ用光学系1Mによる露光を
開始し(s14)、そのとき流れる帯電電流を比較手段
202にて比較判断する(s15)。DC電流検出回路
201からの出力電圧が基準電圧202b以上の場合に
は、装着切替手段203はマゼンタ色プロセスカートリ
ッジB−Mは正常装着していると判断する。続いて、全
てのプロセスカートリッジが正常装着されているかを判
断し(s17)、全て正常装着されている場合、搬送手
段(搬送ベルト3fなど)の駆動開始など、通常動作を
開始する。
開始し(s14)、そのとき流れる帯電電流を比較手段
202にて比較判断する(s15)。DC電流検出回路
201からの出力電圧が基準電圧202b以上の場合に
は、装着切替手段203はマゼンタ色プロセスカートリ
ッジB−Mは正常装着していると判断する。続いて、全
てのプロセスカートリッジが正常装着されているかを判
断し(s17)、全て正常装着されている場合、搬送手
段(搬送ベルト3fなど)の駆動開始など、通常動作を
開始する。
【0108】一方、比較手段202にて比較判断すると
きに(s15)、DC電流検出回路201からの出力電
圧が基準電圧202bを満たさない場合、装着切替手段
203はマゼンタ色プロセスカートリッジB−Mは装着
不良、若しくは非装着であると判断し、表示装置などに
おいてイエロー色マゼンタ色プロセスカートリッジB−
Mが装着異常である旨の警告を発する(s16)。そし
て、正常動作に移行せず、本体動作を停止する(s1
9)。
きに(s15)、DC電流検出回路201からの出力電
圧が基準電圧202bを満たさない場合、装着切替手段
203はマゼンタ色プロセスカートリッジB−Mは装着
不良、若しくは非装着であると判断し、表示装置などに
おいてイエロー色マゼンタ色プロセスカートリッジB−
Mが装着異常である旨の警告を発する(s16)。そし
て、正常動作に移行せず、本体動作を停止する(s1
9)。
【0109】以上、本実施例によれば、実施例1にて説
明した種々の効果を得ることができ、更に、装置本体A
に対して異常装着状態であるプロセスカートリッジBを
個別に検出できるため、装着状態に不具合のあるプロセ
スカートリッジBの特定を行い、異常箇所を速やかに使
用者に認識させることが可能となる。又、本実施例によ
れば、装着状態に不具合のあるプロセスカートリッジB
を特定するために行う感光体ドラム7の除電工程を、画
像形成装置Aがもともと備えている光学系1を用いて行
うので、余分なコストアップを避けることができる。
明した種々の効果を得ることができ、更に、装置本体A
に対して異常装着状態であるプロセスカートリッジBを
個別に検出できるため、装着状態に不具合のあるプロセ
スカートリッジBの特定を行い、異常箇所を速やかに使
用者に認識させることが可能となる。又、本実施例によ
れば、装着状態に不具合のあるプロセスカートリッジB
を特定するために行う感光体ドラム7の除電工程を、画
像形成装置Aがもともと備えている光学系1を用いて行
うので、余分なコストアップを避けることができる。
【0110】実施例3 次に、本発明に係る画像形成装置の更に他の実施例につ
いて説明する。本実施例において、画像形成装置本体A
及びプロセスカートリッジBのアース接点、帯電接点、
駆動手段などの構成は上述の各実施例と同様である。従
って、同一機能、構成を有する要素には同一符号を付
し、詳しい説明は省略する。
いて説明する。本実施例において、画像形成装置本体A
及びプロセスカートリッジBのアース接点、帯電接点、
駆動手段などの構成は上述の各実施例と同様である。従
って、同一機能、構成を有する要素には同一符号を付
し、詳しい説明は省略する。
【0111】本実施例における装着状態検出手段は、例
えばCPUなどの演算手段を用いることを特徴とする。
又、本実施例では、感光体ドラム7表面を除電するため
に実施例2にて用いた光学系1の代わりに、光を伝搬す
るライトガイドを用いて除電工程を行うことを特徴とす
る。
えばCPUなどの演算手段を用いることを特徴とする。
又、本実施例では、感光体ドラム7表面を除電するため
に実施例2にて用いた光学系1の代わりに、光を伝搬す
るライトガイドを用いて除電工程を行うことを特徴とす
る。
【0112】先ず、図16を参照して、本実施例のプロ
セスカートリッジBを説明する。尚、各色のプロセスカ
ートリッジBは同様の構成とされるので、シアン色プロ
セスカートリッジB−Cを例として説明する。
セスカートリッジBを説明する。尚、各色のプロセスカ
ートリッジBは同様の構成とされるので、シアン色プロ
セスカートリッジB−Cを例として説明する。
【0113】図16に示すように、感光体ドラム7C周
囲に沿って、転写ローラ4Cとスクイシート11Cbと
の間に、ライトガイド210Cが配設される。又、ライ
トガイド210Cは、感光体ドラム7C長手方向に亙
り、感光体ドラム7Cと所定の間隙をもってクリーニン
グ枠体13Cに固設されている。図17をも参照する
と、このライトガイド210Cは、アクリル樹脂などの
透明樹脂材210Caから構成される略円柱状部材であ
る。そして、画像形成装置本体Aに備えられたLEDな
どの光源211Cからの発光光を、ガイド片端面から入
光させて、長手方向に伝搬できるようになっている。又
感光体ドラム7Cに対向する側とは反対側の外周面に
は、ガイド片端面から入光した光を感光体ドラム7C側
に折り返すための凹凸刻みが形成されており、光源21
1Cを点灯することにより感光体ドラム7C表面は露光
を受ける。これにより、実施例2で説明した光学系1と
同様に、感光体ドラム7の表面の除電効果が得られる。
囲に沿って、転写ローラ4Cとスクイシート11Cbと
の間に、ライトガイド210Cが配設される。又、ライ
トガイド210Cは、感光体ドラム7C長手方向に亙
り、感光体ドラム7Cと所定の間隙をもってクリーニン
グ枠体13Cに固設されている。図17をも参照する
と、このライトガイド210Cは、アクリル樹脂などの
透明樹脂材210Caから構成される略円柱状部材であ
る。そして、画像形成装置本体Aに備えられたLEDな
どの光源211Cからの発光光を、ガイド片端面から入
光させて、長手方向に伝搬できるようになっている。又
感光体ドラム7Cに対向する側とは反対側の外周面に
は、ガイド片端面から入光した光を感光体ドラム7C側
に折り返すための凹凸刻みが形成されており、光源21
1Cを点灯することにより感光体ドラム7C表面は露光
を受ける。これにより、実施例2で説明した光学系1と
同様に、感光体ドラム7の表面の除電効果が得られる。
【0114】図18は、アース接点部(23b、23
c)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。測定原理
は実施例2と同様である。
c)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。測定原理
は実施例2と同様である。
【0115】図18において、DC高圧電圧を出力する
DC高圧発生回路200は、CPU204から動作信号
をデジタル信号として受け取り動作する。本実施例で
は、CPU204が備えたPWM出力ポート204bよ
りPWM信号をDC高圧発生回路200に出力してい
る。DC高圧発生回路200は入力されたPWM信号値
に基づき、高圧電圧の発生及び停止、並びに高圧電圧値
の可変などを行う。
DC高圧発生回路200は、CPU204から動作信号
をデジタル信号として受け取り動作する。本実施例で
は、CPU204が備えたPWM出力ポート204bよ
りPWM信号をDC高圧発生回路200に出力してい
る。DC高圧発生回路200は入力されたPWM信号値
に基づき、高圧電圧の発生及び停止、並びに高圧電圧値
の可変などを行う。
【0116】帯電ローラ8には、DC高圧発生回路20
0から出力されたDC高圧電圧が印加される。又、DC
電流検出回路201は、電流測定用抵抗に流れる電流を
電圧値として検出する。
0から出力されたDC高圧電圧が印加される。又、DC
電流検出回路201は、電流測定用抵抗に流れる電流を
電圧値として検出する。
【0117】本実施例では、DC電流検出回路201の
出力電圧が、アナログ/デジタル変換するためのCPU
204のA/D変換ポート204aに直接入力され、D
C電流検出回路201の出力電圧はCPU204の内部
でのデジタル処理が可能となる。
出力電圧が、アナログ/デジタル変換するためのCPU
204のA/D変換ポート204aに直接入力され、D
C電流検出回路201の出力電圧はCPU204の内部
でのデジタル処理が可能となる。
【0118】CPU204の内部においては、デジタル
処理されたDC電流検出回路201の出力電圧が、CP
U204の内部に予め設定されたDC電流閾値と比較演
算されることで、プロセスカートリッジBの画像形成装
置本体Aへの装着状態が判断される。このDC電流閾値
は、実施例2で説明した、図13の閾値4に相当する値
に設定すれば良い。
処理されたDC電流検出回路201の出力電圧が、CP
U204の内部に予め設定されたDC電流閾値と比較演
算されることで、プロセスカートリッジBの画像形成装
置本体Aへの装着状態が判断される。このDC電流閾値
は、実施例2で説明した、図13の閾値4に相当する値
に設定すれば良い。
【0119】本実施例による装着状態検出の手順は、実
施例2で説明した図15のフローチャートに示したもの
と同様である。但し、本実施例では、実施例2における
光学系1による露光と同様にして、各色の除電用光源2
11を順次発光させて各色の感光体ドラム7の除電を行
う。これによって、プロセスカートリッジBの装着状態
を検出することができる。各処理のタイミングなどは実
施例2と同じとした。
施例2で説明した図15のフローチャートに示したもの
と同様である。但し、本実施例では、実施例2における
光学系1による露光と同様にして、各色の除電用光源2
11を順次発光させて各色の感光体ドラム7の除電を行
う。これによって、プロセスカートリッジBの装着状態
を検出することができる。各処理のタイミングなどは実
施例2と同じとした。
【0120】そして、最終的にCPU204での比較演
算の結果、全てのプロセスカートリッジBが正常に装着
されたと判断した場合は、CPU204は搬送手段(搬
送ベルト3fなど)を正常駆動させる。一方、プロセス
カートリッジBが無い(未装着)、若しくはプロセスカ
ートリッジBが異常装着(装着不良)と判断した場合
は、CPU204はPWM出力ポート204bからDC
高圧発生回路200へ電圧出力停止信号を発し、DC高
圧発生回路200は高圧電圧の出力を停止する。更に、
感光体ドラム7の駆動を停止させると共に、警告ランプ
などの表示手段207に表示信号を出力し、異常である
色のプロセスカートリッジBの再装着を促すためなどの
警告を表示させる。
算の結果、全てのプロセスカートリッジBが正常に装着
されたと判断した場合は、CPU204は搬送手段(搬
送ベルト3fなど)を正常駆動させる。一方、プロセス
カートリッジBが無い(未装着)、若しくはプロセスカ
ートリッジBが異常装着(装着不良)と判断した場合
は、CPU204はPWM出力ポート204bからDC
高圧発生回路200へ電圧出力停止信号を発し、DC高
圧発生回路200は高圧電圧の出力を停止する。更に、
感光体ドラム7の駆動を停止させると共に、警告ランプ
などの表示手段207に表示信号を出力し、異常である
色のプロセスカートリッジBの再装着を促すためなどの
警告を表示させる。
【0121】尚、本実施例ではライトガイド210の片
端面から、光源211からの光を取り入れるとして説明
したが、両端面から取り入れても良い。
端面から、光源211からの光を取り入れるとして説明
したが、両端面から取り入れても良い。
【0122】又、本実施例ではライトガイド210がク
リーニング枠体13に固設されるとして説明したが、画
像形成装置本体Aに備えても同様な効果が得られる。
又、除電用光源は、ライトガイド210の形態に限定さ
れるものではなく、LEDアレイなどの線上光源体を、
直接感光体ドラム7の近傍に配置しても同様な効果が得
られる。
リーニング枠体13に固設されるとして説明したが、画
像形成装置本体Aに備えても同様な効果が得られる。
又、除電用光源は、ライトガイド210の形態に限定さ
れるものではなく、LEDアレイなどの線上光源体を、
直接感光体ドラム7の近傍に配置しても同様な効果が得
られる。
【0123】以上、本実施例によれば、実施例1、2と
同様の効果得ることができ、更に、プロセスカートリッ
ジBの装着状態の検出を、CPUなどの演算手段による
電気的な手法により行うため、例えば環境変化などに影
響されない、より確実な検出装置を構成することができ
る。
同様の効果得ることができ、更に、プロセスカートリッ
ジBの装着状態の検出を、CPUなどの演算手段による
電気的な手法により行うため、例えば環境変化などに影
響されない、より確実な検出装置を構成することができ
る。
【0124】実施例4 次に、本発明に係る電子写真画像形成装置の更に他の実
施例について説明する。本実施例において、画像形成装
置本体A及びプロセスカートリッジBのアース接点、帯
電接点、駆動手段などの構成は上述の各実施例と同様で
ある。従って、同一機能、構成を有する要素には同一符
号を付し、詳しい説明は省略する。
施例について説明する。本実施例において、画像形成装
置本体A及びプロセスカートリッジBのアース接点、帯
電接点、駆動手段などの構成は上述の各実施例と同様で
ある。従って、同一機能、構成を有する要素には同一符
号を付し、詳しい説明は省略する。
【0125】本実施例は、プロセスカートリッジBの装
着状態の検出時における感光体ドラム7の表面の除電方
法として、感光体ドラム7に対向している転写手段を用
いることを特徴とする。
着状態の検出時における感光体ドラム7の表面の除電方
法として、感光体ドラム7に対向している転写手段を用
いることを特徴とする。
【0126】本実施例における転写手段は、感光体ドラ
ム7と搬送ベルト3fを介して当接する転写ローラ4に
て構成される。この転写ローラ4には、各色毎に独立し
た転写電圧が印加される。これは、記録媒体2が感光体
ドラム7と転写ローラ4の間を通過する際に帯電するた
めで、この帯電量に応じて転写電圧を各色毎に変更する
必要があるからである。
ム7と搬送ベルト3fを介して当接する転写ローラ4に
て構成される。この転写ローラ4には、各色毎に独立し
た転写電圧が印加される。これは、記録媒体2が感光体
ドラム7と転写ローラ4の間を通過する際に帯電するた
めで、この帯電量に応じて転写電圧を各色毎に変更する
必要があるからである。
【0127】そこで、本実施例では、色毎に独立して制
御可能な転写ローラ4へ供給する電圧を可変して、感光
体ドラム7の表面を除電する。
御可能な転写ローラ4へ供給する電圧を可変して、感光
体ドラム7の表面を除電する。
【0128】本実施例のDC高圧発生回路200は、−
1250Vの高圧電圧を帯電ローラ8に印加する。その
結果、感光体ドラム7の表面は約−750Vの電位とな
る。この時、搬送ベルト3f上に記録媒体2が無い状態
で、転写ローラ4に対し+1000V印加すると、感光
体ドラム7表面は−100V〜0V程度に除電される。
1250Vの高圧電圧を帯電ローラ8に印加する。その
結果、感光体ドラム7の表面は約−750Vの電位とな
る。この時、搬送ベルト3f上に記録媒体2が無い状態
で、転写ローラ4に対し+1000V印加すると、感光
体ドラム7表面は−100V〜0V程度に除電される。
【0129】図19は、アース接点部(23b、23
c)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。測定原理
は実施例2と同様である。
c)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。測定原理
は実施例2と同様である。
【0130】図19において、DC高圧電圧を出力する
DC高圧発生回路200は、CPU204から動作信号
をデジタル信号として受け取り動作する。本実施例で
は、CPU204にあるPWM出力ポート204bより
PWM信号をDC高圧発生回路200に出力している。
DC高圧発生回路200は入力されたPWM信号値に基
づき、高圧電圧の発生及び停止、並びに高圧電圧値の可
変などを行う。
DC高圧発生回路200は、CPU204から動作信号
をデジタル信号として受け取り動作する。本実施例で
は、CPU204にあるPWM出力ポート204bより
PWM信号をDC高圧発生回路200に出力している。
DC高圧発生回路200は入力されたPWM信号値に基
づき、高圧電圧の発生及び停止、並びに高圧電圧値の可
変などを行う。
【0131】帯電ローラ8には、DC高圧発生回路20
0から出力されたDC高圧電圧が印加される。又、DC
電流検出回路201は、電流測定用抵抗に流れる電流を
電圧値として検出する。
0から出力されたDC高圧電圧が印加される。又、DC
電流検出回路201は、電流測定用抵抗に流れる電流を
電圧値として検出する。
【0132】本実施例では、DC電流検出回路201の
出力電圧が、アナログ/デジタル変換するためのCPU
204のA/D変換ポート204aに直接入力され、D
C電流検出回路201の出力電圧はCPU204の内部
でのデジタル処理が可能となる。
出力電圧が、アナログ/デジタル変換するためのCPU
204のA/D変換ポート204aに直接入力され、D
C電流検出回路201の出力電圧はCPU204の内部
でのデジタル処理が可能となる。
【0133】CPU204の内部においては、デジタル
処理されたDC電流検出回路201の出力電圧が、CP
U204の内部に予め設定されたDC電流閾値と比較演
算されることで、プロセスカートリッジBの画像形成装
置本体Aへの装着状態が判断される。このDC電流閾値
は、実施例2で説明した、図13の閾値4に相当する値
に設定すれば良い。
処理されたDC電流検出回路201の出力電圧が、CP
U204の内部に予め設定されたDC電流閾値と比較演
算されることで、プロセスカートリッジBの画像形成装
置本体Aへの装着状態が判断される。このDC電流閾値
は、実施例2で説明した、図13の閾値4に相当する値
に設定すれば良い。
【0134】転写高圧電圧は、帯電高圧電圧と同様にし
て出力される。つまり、CPU204が備えたPWM出
力ポート204bよりPWM信号をシアン転写高圧発生
回路212C、イエロー転写高圧発生回路212Y、マ
ゼンタ転写高圧発生回路212Mに出力している。これ
ら転写高圧発生回路212は、DC高圧発生回路200
と同様に、入力されたPWM信号値に基づき、高圧電圧
の発生及び停止、並びに高圧電圧値の可変などを行う。
各転写高圧発生回路212から供給される転写高圧電圧
は、各色のプロセスカートリッジB毎に対して配置され
る転写ローラ4に、それぞれ独立して印加される。
て出力される。つまり、CPU204が備えたPWM出
力ポート204bよりPWM信号をシアン転写高圧発生
回路212C、イエロー転写高圧発生回路212Y、マ
ゼンタ転写高圧発生回路212Mに出力している。これ
ら転写高圧発生回路212は、DC高圧発生回路200
と同様に、入力されたPWM信号値に基づき、高圧電圧
の発生及び停止、並びに高圧電圧値の可変などを行う。
各転写高圧発生回路212から供給される転写高圧電圧
は、各色のプロセスカートリッジB毎に対して配置され
る転写ローラ4に、それぞれ独立して印加される。
【0135】本実施例の装着状態検出のためのフローチ
ャートは、実施例2で説明した図15のフローチャート
に示したものと同様である。但し、本実施例では、実施
例2において各色の感光体ドラム7を除電するために行
った光学系露光のステップにおいて、各色毎に転写ロー
ラ4へ、+1000Vの除電用電圧を転写高圧発生回路
212から印加することで感光体ドラム7を除電する。
そして、シアン転写高圧発生回路212C、イエロー転
写高圧発生回路212Y、マゼンタ転写高圧発生回路2
12Mと順次転写高圧電圧を印加することで、各色のプ
ロセスカートリッジBの装着状態を検出することができ
る。各処理のタイミングなどは実施例2と同じとした。
ャートは、実施例2で説明した図15のフローチャート
に示したものと同様である。但し、本実施例では、実施
例2において各色の感光体ドラム7を除電するために行
った光学系露光のステップにおいて、各色毎に転写ロー
ラ4へ、+1000Vの除電用電圧を転写高圧発生回路
212から印加することで感光体ドラム7を除電する。
そして、シアン転写高圧発生回路212C、イエロー転
写高圧発生回路212Y、マゼンタ転写高圧発生回路2
12Mと順次転写高圧電圧を印加することで、各色のプ
ロセスカートリッジBの装着状態を検出することができ
る。各処理のタイミングなどは実施例2と同じとした。
【0136】そして、最終的にCPU204での比較演
算の結果、全てのプロセスカートリッジBが正常に装着
されたと判断した場合は、CPU204は搬送手段(搬
送ベルト3fなど)を正常駆動させる。一方、プロセス
カートリッジBが無い(未装着)、若しくはプロセスカ
ートリッジBが異常装着(装着不良)と判断した場合
は、CPU204はPWM出力ポート204bからDC
高圧発生回路200へ電圧出力停止信号を発し、DC高
圧発生回路200は高圧電圧の出力を停止する。更に、
感光体ドラム7の駆動を停止させる共に、警告ランプな
どの表示手段207に表示信号を出力し、異常である色
のプロセスカートリッジBの再装着を促すためなどの警
告を表示させる。
算の結果、全てのプロセスカートリッジBが正常に装着
されたと判断した場合は、CPU204は搬送手段(搬
送ベルト3fなど)を正常駆動させる。一方、プロセス
カートリッジBが無い(未装着)、若しくはプロセスカ
ートリッジBが異常装着(装着不良)と判断した場合
は、CPU204はPWM出力ポート204bからDC
高圧発生回路200へ電圧出力停止信号を発し、DC高
圧発生回路200は高圧電圧の出力を停止する。更に、
感光体ドラム7の駆動を停止させる共に、警告ランプな
どの表示手段207に表示信号を出力し、異常である色
のプロセスカートリッジBの再装着を促すためなどの警
告を表示させる。
【0137】尚、転写高圧電圧は、感光体ドラム7の帯
電電位、或いは転写ローラ4や搬送ベルト3fの構成に
より適宜選定可能である。つまり、感光体ドラム7表面
を除電するに必要な電圧値が設定されることが条件であ
り、本実施例にて例に挙げた値に限定されるものではな
く、適宜変更しても構わない。
電電位、或いは転写ローラ4や搬送ベルト3fの構成に
より適宜選定可能である。つまり、感光体ドラム7表面
を除電するに必要な電圧値が設定されることが条件であ
り、本実施例にて例に挙げた値に限定されるものではな
く、適宜変更しても構わない。
【0138】以上、本実施例によれば、実施例1、2と
同様な効果を得ることができ、更に、プロセスカートリ
ッジBの装着状態の検出をCPUなどの演算手段による
電気的な手法により行うため、より確実に検出装置を構
成することができる。又、本実施例によれば、装着状態
に不具合のあるプロセスカートリッジBを特定するため
に必要な感光体ドラム7の除電工程を、画像形成装置A
がもともと備えている転写手段を用いて行うことで、余
分なコストアップを避けることができる。
同様な効果を得ることができ、更に、プロセスカートリ
ッジBの装着状態の検出をCPUなどの演算手段による
電気的な手法により行うため、より確実に検出装置を構
成することができる。又、本実施例によれば、装着状態
に不具合のあるプロセスカートリッジBを特定するため
に必要な感光体ドラム7の除電工程を、画像形成装置A
がもともと備えている転写手段を用いて行うことで、余
分なコストアップを避けることができる。
【0139】実施例5 次に、本発明に係る電子写真画像形成装置の更に他の実
施例を説明する。本実施例において、画像形成装置本体
A及びプロセスカートリッジBのアース接点、帯電接
点、駆動手段などの構成は上述の各実施例と同様であ
る。従って、同一機能、構成を有する要素には同一符号
を付し、詳しい説明は省略する。
施例を説明する。本実施例において、画像形成装置本体
A及びプロセスカートリッジBのアース接点、帯電接
点、駆動手段などの構成は上述の各実施例と同様であ
る。従って、同一機能、構成を有する要素には同一符号
を付し、詳しい説明は省略する。
【0140】本実施例は、プロセスカートリッジBの装
着状態の検出時に、帯電電圧を供給した後に感光体ドラ
ム7を順次駆動することを特徴とする。
着状態の検出時に、帯電電圧を供給した後に感光体ドラ
ム7を順次駆動することを特徴とする。
【0141】図20は、アース接点部(23b、23
d)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。各ブロッ
クの機能及び動作は、実施例3で説明した、図18のも
のと同様であるので、同一部分については、詳しい説明
は省略する。
d)と電極接点部(40、41)の両方が接続された時
に、複数のプロセスカートリッジBの装着状態の検出が
可能な装着状態検出装置のブロック図である。各ブロッ
クの機能及び動作は、実施例3で説明した、図18のも
のと同様であるので、同一部分については、詳しい説明
は省略する。
【0142】先ず、装置本体Aの電源が入り、装置内滞
留紙や開閉部材15などが閉じていることを認識する
と、CPU204はPWM出力ポート204bから帯電
DC高圧発生回路200に高圧出力信号を出力する。そ
れを受けて、DC高圧発生回路200は帯電高圧電圧を
シアン色、イエロー色、マゼンタ色の各帯電ローラ8
C、8Y、8Mに供給する。
留紙や開閉部材15などが閉じていることを認識する
と、CPU204はPWM出力ポート204bから帯電
DC高圧発生回路200に高圧出力信号を出力する。そ
れを受けて、DC高圧発生回路200は帯電高圧電圧を
シアン色、イエロー色、マゼンタ色の各帯電ローラ8
C、8Y、8Mに供給する。
【0143】その後CPU204は、シアン色感光体ド
ラム7Cのみを駆動回転させるように感光体ドラム駆動
装置205を制御し、これによりシアン色感光体ドラム
7Cが駆動開始される。この時、帯電ローラ8Cに流れ
る帯電電流をDC検出回路201にて検出し、その検出
値をCPU204内に設けられたA/Dポート204a
に出力することで、CPU204の内部でのデジタル処
理が可能となる。
ラム7Cのみを駆動回転させるように感光体ドラム駆動
装置205を制御し、これによりシアン色感光体ドラム
7Cが駆動開始される。この時、帯電ローラ8Cに流れ
る帯電電流をDC検出回路201にて検出し、その検出
値をCPU204内に設けられたA/Dポート204a
に出力することで、CPU204の内部でのデジタル処
理が可能となる。
【0144】CPU204の内部においては、デジタル
処理されたDC電流検出回路201の出力電圧が、CP
U204の内部に予め設定されたDC電流閾値と比較演
算される。これによって、シアン色プロセスカートリッ
ジB−Cの画像形成装置本体Aへの装着状態が判断され
る。この時、イエロー色、マゼンタ色の感光体ドラム7
Y、7Mは停止した状態であるため、帯電電流はほとん
ど流れない。従って、CPU204の内部に予め設定さ
れたDC電流閾値は、実施例3と同様に、1つの帯電ロ
ーラ8に流れる電流値相当とすれば良い。つまり、図1
3に示す閾値4に相当する値とすれば良い。
処理されたDC電流検出回路201の出力電圧が、CP
U204の内部に予め設定されたDC電流閾値と比較演
算される。これによって、シアン色プロセスカートリッ
ジB−Cの画像形成装置本体Aへの装着状態が判断され
る。この時、イエロー色、マゼンタ色の感光体ドラム7
Y、7Mは停止した状態であるため、帯電電流はほとん
ど流れない。従って、CPU204の内部に予め設定さ
れたDC電流閾値は、実施例3と同様に、1つの帯電ロ
ーラ8に流れる電流値相当とすれば良い。つまり、図1
3に示す閾値4に相当する値とすれば良い。
【0145】シアン色プロセスカートリッジB−Cの装
着状態を判断した後、CPU204はシアン色感光体ド
ラム7Cを停止させるよう感光体ドラム駆動装置205
を制御し、これによりシアン色感光体ドラム7Cは停止
される。引き続きCPU204は、イエロー色感光体ド
ラム7Yのみを駆動するよう感光体ドラム駆動装置20
5に制御信号を発する。
着状態を判断した後、CPU204はシアン色感光体ド
ラム7Cを停止させるよう感光体ドラム駆動装置205
を制御し、これによりシアン色感光体ドラム7Cは停止
される。引き続きCPU204は、イエロー色感光体ド
ラム7Yのみを駆動するよう感光体ドラム駆動装置20
5に制御信号を発する。
【0146】同様に、イエロー色感光体ドラム7Y、マ
ゼンタ色感光ドラム7Mを回転駆動し、その時の帯電電
流を検出することで、イエロー色プロセスカートリッジ
B-−Y、マゼンタ色プロセスカートリッジB−Mの装
着状態を判断する。こうして、全ての色プロセスカート
リッジBの装着状態を個別に検出判断することができ
る。
ゼンタ色感光ドラム7Mを回転駆動し、その時の帯電電
流を検出することで、イエロー色プロセスカートリッジ
B-−Y、マゼンタ色プロセスカートリッジB−Mの装
着状態を判断する。こうして、全ての色プロセスカート
リッジBの装着状態を個別に検出判断することができ
る。
【0147】図21は、本実施例にてDC電流検出回路
201で検出される帯電電流推移(Id−a)の一例を
示す。帯電高圧電圧が印加されると、瞬間的に電流が流
れる。これは被帯電体である各感光体ドラム7が停止し
た状態であるので、その表面が帯電されて、帯電ローラ
8との放電に必要な電位差が無くなるためである。
201で検出される帯電電流推移(Id−a)の一例を
示す。帯電高圧電圧が印加されると、瞬間的に電流が流
れる。これは被帯電体である各感光体ドラム7が停止し
た状態であるので、その表面が帯電されて、帯電ローラ
8との放電に必要な電位差が無くなるためである。
【0148】次に、シアン色感光体ドラム7Cが駆動さ
れると、帯電電流が流れ、プロセスカートリッジの装着
状態が判定できる。判定後、シアン色感光体ドラム7C
の駆動を停止すると、再び帯電電流は流れなくなる。続
いて、イエロー色感光体ドラム7Yを駆動する。
れると、帯電電流が流れ、プロセスカートリッジの装着
状態が判定できる。判定後、シアン色感光体ドラム7C
の駆動を停止すると、再び帯電電流は流れなくなる。続
いて、イエロー色感光体ドラム7Yを駆動する。
【0149】ここで、図21には、帯電電流が観測され
ない例を示している。これは、イエロー色プロセスカー
トリッジB−Yのアース接点23Ya(アース端子23
Yc)、若しくは帯電接点40Cが、それぞれ画像形成
装置本体A側の電極23Yb、41Yaと接続されてい
ない状態であるか、若しくは駆動連結されていない状態
を示している。即ち、イエロー色プロセスカートリッジ
B−Yが画像形成装置Aに対し異常装着、若しくは非装
着の状態を示すものである。このようにして、プロセス
カートリッジBの装着状態が判定できる。
ない例を示している。これは、イエロー色プロセスカー
トリッジB−Yのアース接点23Ya(アース端子23
Yc)、若しくは帯電接点40Cが、それぞれ画像形成
装置本体A側の電極23Yb、41Yaと接続されてい
ない状態であるか、若しくは駆動連結されていない状態
を示している。即ち、イエロー色プロセスカートリッジ
B−Yが画像形成装置Aに対し異常装着、若しくは非装
着の状態を示すものである。このようにして、プロセス
カートリッジBの装着状態が判定できる。
【0150】判定後、イエロー感光体ドラム7Yの駆動
を停止させ、引き続きマゼンタ色感光体ドラム7Mの駆
動を開始する。そして、上述と同様にマゼンタ色プロセ
スカートリッジB−Mの装着状態を判定する。
を停止させ、引き続きマゼンタ色感光体ドラム7Mの駆
動を開始する。そして、上述と同様にマゼンタ色プロセ
スカートリッジB−Mの装着状態を判定する。
【0151】尚、本実施例では、各色毎の感光体ドラム
7の駆動開始から駆動停止までの時間は、感光体ドラム
7が1周する時間相当となるように、CPU204にて
制御される。そして、プロセスカートリッジBの装着状
態を判定するタイミングは、感光体ドラム7の駆動開始
から1/3周回転する時間相当から、駆動停止までの間
になるようCPU204にて設定されている。
7の駆動開始から駆動停止までの時間は、感光体ドラム
7が1周する時間相当となるように、CPU204にて
制御される。そして、プロセスカートリッジBの装着状
態を判定するタイミングは、感光体ドラム7の駆動開始
から1/3周回転する時間相当から、駆動停止までの間
になるようCPU204にて設定されている。
【0152】以上、本実施例によれば、実施例1、2と
同様の効果を得ることができ、更に、プロセスカートリ
ッジBの装着状態検出をCPUなどの演算手段を用いて
より確実な装着状態検出が可能であると共に、感光体ド
ラム7を順次駆動させることで装着状態に不具合のある
プロセスカートリッジBを特定することができるので、
余分なコストアップが避けることができる。
同様の効果を得ることができ、更に、プロセスカートリ
ッジBの装着状態検出をCPUなどの演算手段を用いて
より確実な装着状態検出が可能であると共に、感光体ド
ラム7を順次駆動させることで装着状態に不具合のある
プロセスカートリッジBを特定することができるので、
余分なコストアップが避けることができる。
【0153】尚、上記各実施例では、プロセスカートリ
ッジの装着状態の検出結果による警告などの表示を、装
置本体が備えた表示手段によって行うとして説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、
警告を発するための信号を、装置本体に所定のインター
フェイスを介して通信可能に接続されたパーソナルコン
ピュータなどの外部機器に送信してもよい。これによ
り、斯かる外部機器において、例えばディスプレイ画面
上に警告を表示することができる。又、斯かる警告は、
表示に限らず、例えば警告音や音声メッセージなどとす
ることも当然可能である。
ッジの装着状態の検出結果による警告などの表示を、装
置本体が備えた表示手段によって行うとして説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、
警告を発するための信号を、装置本体に所定のインター
フェイスを介して通信可能に接続されたパーソナルコン
ピュータなどの外部機器に送信してもよい。これによ
り、斯かる外部機器において、例えばディスプレイ画面
上に警告を表示することができる。又、斯かる警告は、
表示に限らず、例えば警告音や音声メッセージなどとす
ることも当然可能である。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像
形成装置は、装置本体側の帯電電極及び接地電極の各々
に対してプロセスカートリッジの帯電接点及びアース接
点がそれぞれ接続され、プロセスカートリッジが装着さ
れたことを検出するばかりではなく、プロセスカートリ
ッジへの駆動伝達をも同時に検出する装着状態検出手段
を有する構成とされるので、(1)プロセスカートリッ
ジが電子写真画像形成装置本体に装着された際に、プロ
セスカートリッジと装置本体との電気的接続、及びプロ
セスカートリッジと装置本体との駆動の連結を確実に検
知することができ、(2)複数のプロセスカートリッジ
を着脱可能な電子写真画像形成装置において、各プロセ
スカートリッジと装置本体との電気的接続及び駆動の連
結を確実に検知することができ、更には、例え複数の帯
電手段に一括して帯電高圧電圧が印加される構成とされ
ていても、異常装着状態であるプロセスカートリッジを
個別に検知することができ、(3)又、プロセスカート
リッジが電子写真画像形成装置本体に正しく装着された
ことを確認すると共に、電子写真感光体が正常に連結さ
れていない場合においても電子写真感光体の損傷を未然
に防ぐことができ、(4)多色画像を安定した品質で出
力することができる、といった種々の効果を奏し得る。
複数のプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像
形成装置は、装置本体側の帯電電極及び接地電極の各々
に対してプロセスカートリッジの帯電接点及びアース接
点がそれぞれ接続され、プロセスカートリッジが装着さ
れたことを検出するばかりではなく、プロセスカートリ
ッジへの駆動伝達をも同時に検出する装着状態検出手段
を有する構成とされるので、(1)プロセスカートリッ
ジが電子写真画像形成装置本体に装着された際に、プロ
セスカートリッジと装置本体との電気的接続、及びプロ
セスカートリッジと装置本体との駆動の連結を確実に検
知することができ、(2)複数のプロセスカートリッジ
を着脱可能な電子写真画像形成装置において、各プロセ
スカートリッジと装置本体との電気的接続及び駆動の連
結を確実に検知することができ、更には、例え複数の帯
電手段に一括して帯電高圧電圧が印加される構成とされ
ていても、異常装着状態であるプロセスカートリッジを
個別に検知することができ、(3)又、プロセスカート
リッジが電子写真画像形成装置本体に正しく装着された
ことを確認すると共に、電子写真感光体が正常に連結さ
れていない場合においても電子写真感光体の損傷を未然
に防ぐことができ、(4)多色画像を安定した品質で出
力することができる、といった種々の効果を奏し得る。
【0155】又、本発明によれば、電子写真画像形成装
置に対して正確な位置に装着されたこと、若しくは異常
装着であることを装置本体側で検出でき、上述と同様の
効果を奏し得るプロセスカートリッジが提供される。
置に対して正確な位置に装着されたこと、若しくは異常
装着であることを装置本体側で検出でき、上述と同様の
効果を奏し得るプロセスカートリッジが提供される。
【図1】本発明に係る電子写真画像形成装置及びプロセ
スカートリッジの一実施例の縦断面図である。
スカートリッジの一実施例の縦断面図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】プロセスカートリッジを着脱する状態を説明す
るための電子写真画像形成装置の一実施例の縦断面図で
ある。
るための電子写真画像形成装置の一実施例の縦断面図で
ある。
【図4】プロセスカートリッジの着脱をガイドする電子
写真画像形成装置の右側ガイドの一実施例を示す斜視図
である。
写真画像形成装置の右側ガイドの一実施例を示す斜視図
である。
【図5】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
の右外側側面外観斜視図である。
の右外側側面外観斜視図である。
【図6】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
の左外側側面外観斜視図である。
の左外側側面外観斜視図である。
【図7】ドラムアース接点の一実施例を説明するための
接点部の縦断面図である。
接点部の縦断面図である。
【図8】本発明に従って装置本体に設けられたカップリ
ングとプロセスカートリッジに設けられたカップリング
の一実施例の斜視図である。
ングとプロセスカートリッジに設けられたカップリング
の一実施例の斜視図である。
【図9】帯電ローラの一実施例の縦断面図である。
【図10】本発明に従う装着状態検出手段の一実施例の
電気制御ブロック図である。
電気制御ブロック図である。
【図11】本発明に従う装着状態検出手段の一実施例の
動作を説明するためのフローチャート図である。
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図12】本発明の原理を説明するための帯電電流の経
時推移図である。
時推移図である。
【図13】本発明の原理を説明するための帯電電流の経
時推移図である。
時推移図である。
【図14】本発明に従う装着状態検出手段の他の実施例
の電気制御ブロック図である。
の電気制御ブロック図である。
【図15】本発明に従う装着状態検出手段の他の実施例
の動作を説明するためのフローチャート図である。
の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図16】本発明に係るプロセスカートリッジ他の実施
例の縦断面図である。
例の縦断面図である。
【図17】本発明に従って構成されるライトガイドの一
実施例の斜視図である。
実施例の斜視図である。
【図18】本発明に従う装着状態検出手段の他の実施例
の電気制御ブロック図である。
の電気制御ブロック図である。
【図19】本発明に従う装着状態検出手段の他の実施例
の電気制御ブロック図である。
の電気制御ブロック図である。
【図20】本発明に従う装着状態検出手段の他の実施例
の電気制御ブロック図である。
の電気制御ブロック図である。
【図21】本発明の原理を説明するための帯電電流の経
時推移図である。
時推移図である。
A 電子写真多色画像形成装置 B プロセスカートリッジ D 現像ユニット E 搬送ベルトユニット 1 光学系 2 記録媒体 3 搬送手段 3f 搬送ベルト 4 転写ローラ 5 定着手段 6 排出部 7 感光体ドラム 8 帯電ローラ 9 露光開口部 10 現像手段 11 クリーニング手段 13 クリーニング枠体 14 色用帯電高圧電源 15 黒用帯電高圧電源 16 ガイドレール 17 ガイド部材 18 ガイド部 19 突き当て部 20 当接リブ 23 アース板 23a ドラムアース接点 23b 本体アース接点部材 23c アース端子 23d 摺動端子 24 側板 25 小ねじ 26 圧縮コイルばね 27 アーム 28 ドラムシャッタ部材 29 支持バネ 31 板ばね 34 ドラムフランジ 36 ドラムフランジ 37 カップリング凸軸 37a 凸部 39a 凹部 39b カップリング凹軸 40 帯電接点 41a 帯電電極 43 大ギア 200 DC高圧発生回路 201 DC電流検出回路 202 比較手段 202a 誤差アンプ 202b 基準電圧 202c、202d、202g、202i 抵抗器 202e、202f デジタルト
ランジスタ 203 装着状態切替手段 204 CPU 204a A/Dポート 204b 帯電PWM出力ポート 205 感光体ドラム駆動装置 206 搬送手段駆動装置 207 表示手段 208 開閉部材センサ 209 滞留センサ 210 ライトガイド 211 ライトガイド光源 212 転写高圧発生回路
ランジスタ 203 装着状態切替手段 204 CPU 204a A/Dポート 204b 帯電PWM出力ポート 205 感光体ドラム駆動装置 206 搬送手段駆動装置 207 表示手段 208 開閉部材センサ 209 滞留センサ 210 ライトガイド 211 ライトガイド光源 212 転写高圧発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/08 G03G 21/00 372 21/14 342 Fターム(参考) 2H027 DA01 DA27 DE07 DE09 ED02 ED03 ED26 EF00 ZA01 ZA09 2H030 AA07 AB02 AD02 AD17 BB71 2H035 AA09 AC03 CA07 CB03 CB04 CD05 CD07 CD14 CG03 CZ01 2H071 BA04 BA13 BA17 BA19 BA20 DA06 DA08 DA13 DA15 DA34 EA06 EA18 2H200 GA12 GA23 GB02 HA03 HA29 HA30 HB12 JA29 JB06 PA10 PB05
Claims (35)
- 【請求項1】 複数のプロセスカートリッジを着脱可能
であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画
像形成装置において、(a)回転可能な電子写真感光体
であって、前記装置本体の回転体と同軸線上に配されて
前記回転体の連結部と連結される連結部と、前記回転体
の中心に配設された接地電極と接続され、前記電子写真
感光体を接地するためのアース接点と、を有し、前記電
子写真感光体の連結部が前記回転体と連結することで回
転駆動が伝達されると共に、前記回転体と前記アース接
点とが互いに引き込み合い、電気的に導通可能な電子写
真感光体と、 前記電子写真感光体を帯電する帯電手段と、 複数の帯電手段に高圧電圧を一括して供給する前記装置
本体の帯電高圧電源につらなる前記装置本体側の帯電電
極に接続される帯電接点と、を有し、前記装置本体に装
着した際に、前記帯電接点及び前記アース接点は、前記
装置本体が備えるプロセスカートリッジの装着状態を検
出するための装着状態検出手段と接続されるプロセスカ
ートリッジを、複数取り外し可能に装着する装着手段
と、(b)複数の帯電手段に高圧電圧を一括して供給す
る帯電高圧電源と、(c)前記帯電高圧電源につらなり
前記帯電接点と接続される複数の帯電電極と、(d)前
記アース接点と接続される複数の接地電極と、(e)前
記複数の帯電電極と前記複数の接地電極とにそれぞれ接
続されており、前記装着手段により前記装置本体に複数
のプロセスカートリッジが装着された状態で、複数の電
子写真感光体を回転駆動の後に、前記帯電高圧電源から
複数の帯電手段へ一括して高圧電圧を印加し、その際、
前記装置本体の帯電電流検出手段により帯電電流を検出
し、帯電電流が所定値を満たすか否かを比較する前記装
置本体の帯電電流比較手段によってプロセスカートリッ
ジの未装着若しくは装着不良を検出する装着状態検出手
段と、(f)前記記録媒体を搬送するための搬送手段
と、を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 【請求項2】 前記帯電手段は、前記電子写真感光体に
当接しながら前記電子写真感光体を帯電することを特徴
とする請求項1の電子写真画像形成装置。 - 【請求項3】 前記搬送手段は、前記記録媒体を介し前
記電子写真感光体に当接する転写手段であることを特徴
とする請求項1の電子写真画像形成装置。 - 【請求項4】 前記帯電電流比較手段は、前記帯電高圧
電源から一括して高圧電圧が供給されるプロセスカート
リッジの個数に応じた帯電電流値に相当する複数の所定
値を有することを特徴とする請求項1、2又は3の電子
写真画像形成装置。 - 【請求項5】 前記装着状態検出手段は、前記帯電電流
検出手段により検出された帯電電流を前記帯電電流比較
手段の複数の所定値と比較した結果により、前記装置本
体に未装着若しくは装着不良のプロセスカートリッジの
個数を検出することを特徴とする請求項4の電子写真画
像形成装置。 - 【請求項6】 前記帯電電流比較手段は、前記帯電高圧
電源から一括して高圧電圧が供給されるプロセスカート
リッジの1個分の帯電電流値に相当する1つの所定値を
有することを特徴とする請求項1、2又は3の電子写真
画像形成装置。 - 【請求項7】 前記装置本体は、各々の電子写真感光体
に静電潜像を形成する複数の露光装置を備え、前記装置
本体に複数のプロセスカートリッジが装着された状態
で、複数の電子写真感光体を回転駆動の後に、前記帯電
高圧電源から複数の帯電手段へ一括して高圧電圧を印加
し、その後、前記複数の露光装置の露光タイミングをそ
れぞれ異にして露光し、前記装着状態検出手段にてそれ
ぞれの露光タイミングにおける前記帯電電流検出手段に
より検出された帯電電流を前記帯電電流比較手段の所定
値と比較することで、前記装置本体に未装着若しくは装
着不良であるプロセスカートリッジを特定することを特
徴とする請求項6の電子写真画像形成装置。 - 【請求項8】 前記装置本体は各々の電子写真感光体に
対して発光する複数の除電用光源を備え、前記装置本体
に複数のプロセスカートリッジが装着された状態で、複
数の電子写真感光体を回転駆動の後に、前記帯電高圧電
源から複数の帯電手段へ一括して高圧電圧を印加し、そ
の後、前記複数の除電用光源の発光タイミングをそれぞ
れ異にして発光し、前記装着状態検出手段にてそれぞれ
の発光タイミングにおける前記帯電電流検出手段により
検出された帯電電流を前記帯電電流比較手段の所定値と
比較することで、前記装置本体に未装着若しくは装着不
良であるプロセスカートリッジを特定することを特徴と
する請求項6の電子写真画像形成装置。 - 【請求項9】 前記搬送手段は各々の電子写真感光体に
対向して配設される複数の転写手段から構成されると共
に、前記装置本体は前記複数の転写手段にそれぞれ独立
して高圧電圧を供給する転写高圧電源を備え、前記装置
本体に複数のプロセスカートリッジが装着された状態
で、複数の電子写真感光体を回転駆動の後に、前記帯電
高圧電源から複数の帯電手段へ一括して高圧電圧を印加
し、その後、前記転写高圧電源から前記複数の転写手段
に電圧印加タイミングをそれぞれ異にして供給し、前記
装着状態検出手段にてそれぞれの電圧印加タイミングに
おける前記帯電電流検出手段により検出された帯電電流
を前記帯電電流比較手段の所定値と比較することで、前
記装置本体に未装着若しくは装着不良であるプロセスカ
ートリッジを特定することを特徴とする請求項6の電子
写真画像形成装置。 - 【請求項10】 前記回転体の連結部の形状は、前記電
子写真感光体の断面がn(n≧3)角形の捩じれた穴を
有する連結部に係脱可能な、捩じれたn(n≧3)角柱
の形状を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれ
かの項に記載の電子写真画像形成装置。 - 【請求項11】 前記回転体の連結部の形状は、前記電
子写真感光体の捩じれたn(n≧3)角柱の連結部に係
脱可能な、断面がn(n≧3)角形の捩じれた穴を有す
ることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に記載
の電子写真画像形成装置。 - 【請求項12】 前記装着状態検出手段は、前記装着手
段により前記装置本体に複数のプロセスカートリッジが
装着された状態で、前記電子写真感光体の回転駆動開始
から少なくとも1/n回転以降に、前記帯電高圧電源か
ら前記帯電手段へ高圧電圧を印加することを特徴とする
請求項10又は11の電子写真画像形成装置。 - 【請求項13】 前記帯電高圧電源は、前記帯電手段に
直流高圧を供給するDC高圧発生回路であることを特徴
とする請求項1の電子写真画像形成装置。 - 【請求項14】 前記帯電電流検出手段は、前記DC高
圧発生回路から出力されるDC電流を検出するDC電流
検出回路であることを特徴とする請求項13の電子写真
画像形成装置。 - 【請求項15】 前記帯電電流比較手段は、前記帯電電
流検出手段の出力電圧をデジタル値に変換するA/D変
換手段により出力された値を基準値と比較する演算手段
であることを特徴とする請求項1の電子写真画像形成装
置。 - 【請求項16】 前記帯電電流比較手段は、前記帯電電
流検出手段の出力電圧を基準電圧と比較する比較器であ
ることを特徴とする請求項1の電子写真画像形成装置。 - 【請求項17】 前記搬送手段は、前記装置本体から駆
動制御されており、前記装着状態検出手段によりプロセ
スカートリッジの装着状態が検出される間は停止状態と
し、前記装着状態検出手段によりプロセスカートリッジ
が正常装着と検出された場合に駆動可能とすることを特
徴とする請求項1に記載の電子写真多色画像形成装置。 - 【請求項18】 複数のプロセスカートリッジを着脱可
能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真
画像形成装置において、(a)回転可能な電子写真感光
体であって、前記装置本体の回転体と同軸線上に配され
て前記回転体の連結部と連結される連結部と、前記回転
体の中心に配設された接地電極と接続され、前記電子写
真感光体を接地するためのアース接点と、を有し、前記
電子写真感光体の連結部が前記回転体と連結することで
回転駆動が伝達されると共に、前記回転体と前記アース
接点とが互いに引き込み合い、電気的に導通可能な電子
写真感光体と、 前記電子写真感光体を帯電する帯電手段と、 複数の帯電手段に高圧電圧を一括して供給する前記装置
本体の高圧電源に通ずる前記装置本体側の帯電電極に接
続される帯電接点と、を有し、前記装置本体に装着した
際に、前記帯電接点及び前記アース接点は、前記装置本
体が備えるプロセスカートリッジの装着状態を検出する
ための装着状態検出手段と接続されるプロセスカートリ
ッジを、複数取り外し可能に装着する装着手段と、
(b)複数の帯電手段に高圧電圧を一括して供給する帯
電高圧電源と、(c)前記帯電高圧電源につらなり前記
帯電接点と接続される複数の帯電電極と、(d)前記ア
ース接点と接続される複数の接地電極と、(e)前記複
数の帯電電極と前記複数の接地電極とにそれぞれ接続さ
れており、前記装着手段により前記装置本体に複数のプ
ロセスカートリッジが装着された状態で、前記帯電高圧
電源から複数の帯電手段へ一括して高圧電圧を印加した
後に、複数の電子写真感光体を順次独立してタイミング
をそれぞれ異にして回転駆動し、その際、前記装置本体
の帯電電流検出手段により帯電電流を検出し、帯電電流
が所定値を満たすか否かを比較する前記装置本体の帯電
電流比較手段によってプロセスカートリッジの未装着若
しくは装着不良を検出する装着状態検出手段と、(f)
前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するこ
とを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 【請求項19】 前記帯電手段は、前記電子写真感光体
に当接しながら前記電子写真感光体を帯電することを特
徴とする請求項18の電子写真画像形成装置。 - 【請求項20】 前記搬送手段は、前記記録媒体を介し
前記電子写真感光体に当接する転写手段であることを特
徴とする請求項18の電子写真画像形成装置。 - 【請求項21】 前記帯電電流比較手段は、前記帯電高
圧電源から一括して高圧電圧が供給されるプロセスカー
トリッジの1個分の帯電電流値に相当する1つの所定値
を有することを特徴とする請求項18、19又は20の
電子写真画像形成装置。 - 【請求項22】 前記回転体の連結部の形状は、前記電
子写真感光体の断面がn(n≧3)角形の捩じれた穴を
有する連結部に係脱可能な、捩じれたn(n≧3)角柱
の形状を有することを特徴とする請求項18〜21のい
ずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。 - 【請求項23】 前記回転体の連結部の形状は、前記電
子写真感光体の捩じれたn(n≧3)角柱の連結部に係
脱可能な、断面がn(n≧3)角形の捩じれた穴を有す
ることを特徴とする請求項18〜21のいずれかの項に
記載の電子写真画像形成装置。 - 【請求項24】 前記装着状態検出手段は、前記装着手
段により前記装置本体に複数のプロセスカートリッジが
装着された状態で、前記電子写真感光体の回転駆動開始
から少なくとも1/n回転以降に、前記帯電高圧電源か
ら前記帯電手段へ高圧電圧を印加することを特徴とする
請求項22又は23の電子写真画像形成装置。 - 【請求項25】 前記帯電高圧電源は、前記帯電手段に
直流高圧を供給するDC高圧発生回路であることを特徴
とする請求項18の電子写真画像形成装置。 - 【請求項26】 前記帯電電流検出手段は、前記DC高
圧発生回路から出力されるDC電流を検出するDC電流
検出回路であることを特徴とする請求項25の電子写真
画像形成装置。 - 【請求項27】 前記帯電電流比較手段は、前記帯電電
流検出手段の出力電圧をデジタル値に変換するA/D変
換手段により出力された値を基準値と比較する演算手段
であることを特徴とする請求項18の電子写真画像形成
装置。 - 【請求項28】 前記帯電電流比較手段は、前記帯電電
流検出手段の出力電圧を基準電圧と比較する比較器であ
ることを特徴とする請求項18の電子写真画像形成装
置。 - 【請求項29】 前記搬送手段は、前記装置本体から駆
動制御されており、前記装着状態検出手段によりプロセ
スカートリッジの装着状態が検出される間は停止状態と
し、前記装着状態検出手段によりプロセスカートリッジ
が正常装着と検出された場合に駆動可能とすることを特
徴とする請求項18に記載の電子写真画像形成装置。 - 【請求項30】 複数のモーターと、前記モーターによ
り回転駆動され、その回転軸上に連結部及び接地電極を
各々有する複数の回転体と、を備えた電子写真画像形成
装置本体にそれぞれ着脱可能なプロセスカートリッジで
あって、 回転可能な電子写真感光体であって、前記回転体と同軸
線上に配され、前記回転体の連結部と連結される連結部
と、前記接地電極と接続され、前記電子写真感光体を接
地するためのアース接点と、を有し、前記電子写真感光
体の連結部が前記回転体と連結することで回転駆動が伝
達されると共に、前記回転体と前記アース接点とが互い
に引き込み合い、電気的に導通可能な電子写真感光体
と、 前記電子写真感光体を帯電する帯電手段と、 複数の帯電手段に高圧電圧を一括して供給する前記装置
本体の帯電高圧電源につらなる前記装置本体側の帯電電
極に接続される帯電接点と、を有し、前記装置本体に装
着した際に、前記帯電接点及び前記アース接点は、前記
装置本体が備えるプロセスカートリッジの装着状態を検
出するための装着状態検出手段と接続されることを特徴
とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項31】 電子写真感光体の外周面と間隙を有
し、前記電子写真感光体の回転軸方向に伸長され、前記
装置本体の除電用光源からの光を伝達するライトガイド
を備えることを特徴とする請求項30のプロセスカート
リッジ。 - 【請求項32】 前記電子写真感光体の連結部の形状
は、前記回転体の断面がn(n≧3)角形の捩じれた穴
を有する連結部に係脱可能な、捩じれたn(n≧3)多
角柱の形状を有することを特徴とする請求項30又は3
1のプロセスカートリッジ。 - 【請求項33】 前記電子写真感光体の連結部の形状
は、前記回転体のねじれたn(n≧3)角柱の連結部に
係脱可能な、断面がn(n≧3)角形の捩じれた穴を有
することを特徴とする請求項30又は31のプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項34】 前記帯電手段は、前記電子写真感光体
に当接しながら前記電子写真感光体を帯電することを特
徴とする請求項30〜33のいずれかの項に記載のプロ
セスカートリッジ。 - 【請求項35】 前記プロセスカートリッジは更に、前
記電子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、前記電
子写真感光体をクリーニングするクリーニング手段の少
なくとも1つを一体的にカートリッジ化して有する請求
項30〜34のいずれかの項に記載のプロセスカートリ
ッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140769A JP2002333811A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140769A JP2002333811A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002333811A true JP2002333811A (ja) | 2002-11-22 |
Family
ID=18987321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001140769A Pending JP2002333811A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002333811A (ja) |
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- 2001-05-10 JP JP2001140769A patent/JP2002333811A/ja active Pending
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