JP2001201599A - X線を案内するための器具 - Google Patents

X線を案内するための器具

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JP2001201599A
JP2001201599A JP2000344828A JP2000344828A JP2001201599A JP 2001201599 A JP2001201599 A JP 2001201599A JP 2000344828 A JP2000344828 A JP 2000344828A JP 2000344828 A JP2000344828 A JP 2000344828A JP 2001201599 A JP2001201599 A JP 2001201599A
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JP2000344828A
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Volker Roesiger
フォルカー・レシガー
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Helmut Fischer GmbH and Co
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Helmut Fischer GmbH and Co
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    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K1/00Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
    • G21K1/06Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diffraction, refraction or reflection, e.g. monochromators

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  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照射線源から測定対象物へX線を案内するた
めの器具を提供する。 【解決手段】 本発明による器具は、1つのスリットを
形成する少なくとも2つの反射区域(18)を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照射線源から測定
対象物へX線を案内するための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】薄層または多層の測定に蛍光X線法が使
用されている。この型の層分析中においては、サンプル
の個々のエレメントのX線蛍光放射線が検出され、(1
つまたは複数の)層厚および(1つまたは複数の)構造
に変換される。コリメータ・システムによってマスクさ
れ、励起X線が細いビームの形で測定区域を通る。ここ
から、X線蛍光放射線は放射される。放射線は比例計数
管または別の検知器においてエネルギー分散方式で検知
される。この形式の層厚分析によって、例えば100μ
m×100μmのサイズまでの大きさを有する機能区域
を非接触および非破壊方式で正確に測定することができ
る。
【0003】もっと小さな、例えば100μm×100
μm以下の機能区域については、X線をこのような小さ
な機能区域に集束させることのできるX線導体が知られ
ている。これらはモノキャピラリーと呼ばれるものであ
る。これらのモノキャピラリーは円筒状に設計されて小
さなガラス管の形をなしている。ガラス管の壁における
全反射によって、十分な強さで測定対象物へX線を案内
することが可能となる。
【0004】さらに、モノキャピラリーとして設計され
たコリメータが開発されている。このコリメータは、反
射されたX線が測定対象物に向かって集束されるよう
に、ガラス管の内壁が放物面形状となるよう設計されて
いる。さらに、いわゆるポリキャピラリーが知られてい
る。ポリキャピラリーは、複数のモノキャピラリーの束
を有するモノリスであり、複数のモノキャピラリーは、
1つの目標に向かうように案内されるX線がモノリスの
出口面の外側における1点に集束するように、順に配置
されている。
【0005】これらのキャピラリーは高価なため、キャ
ピラリーを備えるコリメータを有する層厚測定装置を経
済的に製造することができないという欠点を有する。ま
た、上述のコリメータは、その直径が固定されているの
でX線を異なる寸法の測定対象物に調節し集束させるこ
とができないという欠点を有する。さらに、これらのコ
リメータは、その製造の複雑性の故に独占されているの
で、調達が極めて困難であるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
特に、100μm×100μm以下の小さなサイズの機
能区域を有する測定対象物へ放射線源からX線を案内す
るための器具を、対効果に比べて安価に製造し、測定し
ようとする測定区域に対して調節可能なものとし、さら
に測定対象物に対する放射強度の十分な伝達を可能にす
ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、スリットを形成する少なくとも2つの反射区域を
設けたことを特徴とする放射線源から測定対象物へX線
を案内するための器具によって達成される。
【0008】本発明によれば、少なくとも2つの反射区
域により1つのスロットを形成する構成としたので、簡
単な配置で、X線が十分な強度で測定対象物へ案内さ
れ、検出器が放射された蛍光放射線の十分な強度を検出
できるという利点を有する。1つのスリットを形成する
少なくとも2つの反射区域は製造が簡単であり、従来の
モノキャピラリーおよび/またはポリキャピラリーと比
較して、本発明のX線を案内するための器具の製造方法
に複雑さはない。
【0009】モノキャピラリーまたはポリキャピラリー
が完全に閉じた小さなガラス管から形成される従来技術
とは対照的に、本発明の主題によれば、X線は、少なく
とも2つの反射区域によって形成されたスリットの中で
全反射され測定対象物に案内されることで十分である。
1つまたは複数のスリットから横方向に生じるX線は、
蛍光放射線の励起には効果的ではないが、1つのスリッ
トを形成する少なくとも2つの反射区域の間でのX線の
全反射によって、少なくとも十分な強度のX線が測定対
象物に案内される。
【0010】本発明の1つの有利な実施態様では、少な
くとも2つの反射区域によって形成されたスリットが調
節可能な幅を有する。これによって、測定対象物におけ
る測定区域の寸法が調節可能になることができる。した
がって、この器具は層厚分析のさまざまな要件に調節お
よび適応できる。
【0011】本発明の1つの有利な実施態様では、互い
に対向して互いに平行に配置された2つの反射区域が設
けられる。これはX線を案内するための簡単な構造であ
る。スリット幅は、少なくとも測定対象物の測定区域の
寸法に、好ましくはX線管の出口開口部に適合され、し
たがって、最高放射線強度を測定対象物に照射すること
ができる。
【0012】本発明の一代替実施態様では、互いに対向
して、測定対称物に向かって先細になった2つの反射区
域が設けられる。反射区域のこの近似的なくさび形の配
置のおかげでX線の追加集束を得ることができる。入口
と先細端にある出口の間における反射区域の開口幅はマ
イクロメータの範囲、またはそれ以上にすることもでき
る。
【0013】本発明のさらに1つの有利な実施態様で
は、少なくとも1つの反射区域が固定され、少なくとも
他の1つの反射区域が距離および/または角度に関して
調節可能とする。これは、任意に距離および/または角
度のいずれも調節可能であり、1つの反射区域は基準区
域として作用する。
【0014】本発明のさらに別の有利な実施態様では、
反射区域が半導体材料特にシリコン・ウェハーから製造
される。シリコン・ウェハーの工業的生産の費用対効果
は改善されてきた。また、その高度な平面構成のゆえ
に、シリコン・ウェハーはX線のあらゆる反射に適した
表面を持つ。全反射の臨界角はX線のエネルギーによっ
て異なるが、例えば数ミリラジアンである。シリコン・
ウェハーの高品質の平坦な表面によって十分に損失のな
い方式でX線を伝送できる。
【0015】少なくとも部分的に反射区域に貴金属、好
ましくは銅、銀、金、白金、パラジウムなどのいずれか
が蒸着されていることが好ましい。シリコン・ウェハー
の上に好ましく設けられたこの被覆によって、臨界角を
例えば白金被覆の場合には4.5ミリラジアンに増加す
ることができ、この結果、全反射の臨界角を増加するこ
とができる。これは測定対象物により高い強度のX線が
照射されるという効果をもたらし、これは蛍光を放射す
るために十分に高い強度を付与できることを意味する。
【0016】本発明のさらに別の有利な実施態様では、
X線管のビーム出口に面する端部において少なくとも部
分的に被覆が施される。これは、複数のX線が入力領域
における全反射によって反射されることを可能にし、こ
の結果、高い強度が得られる。
【0017】本発明のさらに別の有利な実施態様では、
反射区域が、測定対象物の近くに全反射を防ぐ被覆を有
する領域を有するか、または少なくとも部分的に被覆さ
れた反射区域の場合には、被覆がないかまたは全反射を
防ぐ被覆が設けられた領域を有する。
【0018】これは、最終反射の後で反射区域から出る
前に測定領域の外側にあるX線の全反射を防ぐことを可
能にする。この配置は、測定対象物において測定区域の
さらに正確な放射も得ることを可能にし、測定の質を向
上させる。
【0019】本発明の有利な一実施態様では、少なくと
も1つの反射区域が、少なくとも1つの調節装置によっ
て調節可能である。この調節装置は、精密な機械的調節
装置または電気式、油圧式、空気式、または圧電式アク
チュエータとして有利に設計できる。この調節装置は、
互いに関連して配置されている少なくとも2つの反射区
域の正確な方向付けと調節を行うため、少なくともマイ
クロメートル程度の調節が可能でなければならない。
【0020】本発明のさらなる有利な実施態様及び改善
は、特許請求の範囲に明記される。
【0021】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して好ましい実
施形態をさらに詳細に説明する。
【0022】図1は、層厚測定装置11の主要構成部分
を概略的に示すものである。ここで、評価ユニット、ビ
デオ・カメラによって記録された測定対象物を映像化す
るための画面、および入力キーボードとプリンタは省か
れて描かれている。この層厚測定装置11は、例えばボ
ンディング・パッド、選択被覆を施した部分に設けられ
る接点、小さな区域の上の導体トラックあるいは機能的
被覆を測定するために使用される。本発明による器具1
2を備えた層厚測定装置11は、好ましくは、100μ
m×100μmより小さな、特に50μm×50μmよ
り小さな測定区域(機能区域)を有する層厚の測定また
は検査に使用される。X線はX線管13において発生
し、陽極14を経て測定対象物16へ向けられる。X線
は測定対象物16の層において蛍光放射線を励起する。
エネルギーに応じたこの蛍光放射線の強度(スペクト
ル)は、層厚の関数である。この強度または層システム
のパラメータは放出放射線システムによって利用され、
パラメータは検出器17の支援によって記憶される。
【0023】本発明による器具12は、X線管13と測
定対象物16との間に設けられ、この器具は、例示的実
施形態によれば2つの互いに対向する反射区域18を含
む。これらの反射区域18はX線を集束し前進させるた
めに使用され、この結果、X線は測定対象物16の測定
区域に進む。反射区域18は、陽極14もしくは陽極1
4の近くの出口フランジ21に直接配置されることが好
ましい。また、コリメータ23が、互いに割り当てられ
た反射区域18の下端部22に設けられ、この結果、図
3に示すように測定領域24を測定対象物の上に結像す
ることが可能である。コリメータ23は、スリット幅が
調節可能であるスリット・コリメータであることが有利
である。
【0024】反射区域18は、図1と図2から認めるこ
とができるように、細長い矩形区域として設計されてい
る。反射区域18の長さは、構造によっても全反射の角
度によっても本質的に決定される。測定領域24軸と陽
極14との間で平行に走っていないX線は、全反射によ
って少なくとも1回反射される。反射区域18の幅は、
検査されるべき最大機能区域の少なくとも1倍半であ
る。反射区域18にシリコン・ウェハーを使用すること
が有利である。この費用対効果の高い基礎材料を、本発
明による12の対応寸法に簡単な方法で適合させること
ができる。さらなる半導体材料、例えばゲルマニウム、
ガリウムヒ素なども反射機器18に適している。
【0025】シリコン・ウェハーから作られることが好
ましい反射区域18は、図3に示すように保持エレメン
ト26、27に取り付けられる。これらは、反射区域1
8の平面性を維持するように、ひずみのない方法で接着
される。代替実施形態として、反射区域18をクランプ
手段などによって保持エレメント26、27にひずみの
ない方法で固定することもできる。図3に示すように、
調節ユニット28は2つの保持エレメント27の1つと
係合し、この調節装置によって、保持エレメント27を
定置エレメント26に対して可動にすることができる。
保持エレメント26は器具12の中央軸29に平行に反
射区域18を保持する。スロット幅は、調節ユニット2
8によって調節することができる。また、エレメント2
6に対する保持エレメント27の角度を調節することも
可能になる。
【0026】一代替実施形態として、鏡面反転配置(mi
rror-inverted arrangement)を設けることも可能であ
る。同様に代替形態として、保持エレメント26、27
の各々に作用する調節ユニットを構成することもでき、
この結果、保持エレメント26,27を互いに平行に、
および/または互いにある角度をなして配置することが
可能となる。これによって測定対象物16に対して一定
幅または先細のスリットを形成できる。調節ユニット2
8は、例えば10〜100μmの範囲にあるスリット幅
が随意に調節できるように設計される。この目的のため
に、精密な機械的調節機構、圧電式アクチュエータ、お
よび電気式、液圧式、空気式で働く作動装置も準備する
ことができる。
【0027】測定対象物16に向かっている端部には、
平らな部分31が保持エレメント26に設けられてい
る。この平らな部分は、放射された蛍光放射線を検出す
るために利用可能な十分な開口幅32を形成している。
【0028】反射区域18は、例えばその上に蒸着され
た貴金属を有することもできる。これは、シリコンの場
合は1.5ミリラジアン、白金被覆によれば4.5ミリ
ラジアンに全反射の臨界角を増加することができる。こ
れはまたX線の伝達に対して有利な効果を有する。代替
実施形態として、被覆された反射区域が使用される場合
には、基礎材料が石英表面または平面性の要件を満たし
て被覆を有するプラスチック材料を含むことが考えられ
る。被覆は、捕捉または反射されるX線の数ができるだ
け多くなるように、反射区域18の少なくとも入力部に
設けることが有利である。被覆は反射区域18に沿った
コースの上に完全に連続させるか、または単に部分的に
設けることもできる。
【0029】同様に、被覆または被覆の材料を必要に応
じて変えることもできる。例として、全反射のための臨
界角を減らすことによって、反射区域18の出力部にお
ける拡散を減少させることが可能であり、この出力部は
放射線の集束を得ることを可能にする。この結果、強度
は測定対象物16の測定領域24において高くなる。こ
の目的のために、例えば被覆を反射区域18の下端部2
2近くの領域に設けないかあるいは全反射を防ぐ被覆を
設けることが考えられ、この結果、反射区域18の下に
出る放射線は測定対象物16の測定領域24の寸法に正
確に集束する。これによって、測定領域24外側の縁部
領域の照射を著しく減らすことができる。
【0030】本発明による器具12の構成は、測定タス
クに応じて測定領域が調整されることを可能にする。同
様に、コリメータ23をこの領域に適合することができ
るので、照射の集束は予め決定された測定領域について
強度を増加する。
【0031】一代替実施形態として、反射区域を少なく
とも僅かに凹状に設計することもできる。同様に、この
凹状設計は下端部22に向かって先細となり、一種のメ
スリソン(meslithone)形状の反射区域18
を生ずる。しかしながら、この場合、やはりマイクロメ
ートル程度に寸法を考慮すべきである。
【0032】器具12の入力部における反射区域18の
開口幅は、本質的にアノードを介して放射されるX線の
ための出口開口に対応する。同様に、X線の一次スポッ
トに対して僅かに大きいか小さい開口幅を設けることも
可能である。
【0033】さらにまた器具12は、ビデオ・カメラを
使用して測定対象物16を映像化するために、光学系を
配置するために役立つ開口部とレセプタクルを有するこ
ともできる。
【0034】例示的に示した実施形態によれば、器具1
2は、互いに関連して配置され、また互いに平行または
鋭角を成して配置された2つの反射区域18によって準
備される。またこの2つの反射区域18の代わりに、X
線の集束によって強度の増加が可能になるように測定対
象物16の測定領域24へのX線の伝達を可能にするた
めに、3つまたはそれ以上の反射区域を適当な様式に互
いに関連して配置することもできる。しかし、従来技術
から周知のものとは対照的に、全反射によってX線を測
定領域へ集束するために閉じた管状配置を使用する必要
はない。さらに同様に、X線の全反射を可能にする反射
区域18の幾何学的構成を考えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による器具を備えた層厚測定装置の概略
図である。
【図2】図1に示した層厚測定装置の概略側面図であ
る。
【図3】本発明による器具の詳細図である。
【図4】測定対象物に向けられた本発明による器具の端
部の拡大概略図である。
【符号の説明】
11 層厚測定装置 12 本発明による器具 13 X線管 14 陽極 16 測定対象物 17 検出器 18 反射区域 22 反射区域の下端部 23 コリメータ 24 測定領域 26 保持エレメント 27 保持エレメント 28 調節ユニット 29 器具の中央軸 31 平らな部分 32 開口幅

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線源から測定対象物(16)へX線
    を案内するための器具であって、スリットを形成する少
    なくとも2つの反射区域(18)が備えられていること
    を特徴とする器具。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの反射区域(18)によ
    って形成されたスリットが調節可能な幅を有することを
    特徴とする請求項1記載の器具。
  3. 【請求項3】 互いに対向して備えられた2つの反射区
    域(18)が、互いに平行に配置されていることを特徴
    とする請求項1ないし2のいずれか一項記載の器具。
  4. 【請求項4】 互いに対向して備えられた2つの反射区
    域(18)が、測定対象物(16)に向かって先細とな
    っているスリットを有することを特徴とする請求項1な
    いし2のいずれか一項記載の器具。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの反射区域(18)が固
    定され、少なくとも他の1つの反射区域(18)が距離
    および/または角度に関して調節可能であることを特徴
    とする前記請求項のいずれか一項記載の器具。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの反射区域(18)が、
    ビーム出口に実質的に直接配置されていることを特徴と
    する前記請求項のいずれか一項記載の器具。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの反射区域(18)が平
    面状に設計されていることを特徴とする前記請求項のい
    ずれか一項記載の器具。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの反射区域(18)が、
    断面積で見た場合に凹状に彎曲して設計されていること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項記載の器
    具。
  9. 【請求項9】 反射区域(18)が半導体材料から製作
    されていることを特徴とする前記請求項のいずれか一項
    記載の器具。
  10. 【請求項10】 反射区域(18)が貴金属によって少
    なくとも部分的に被覆されていることを特徴とする前記
    請求項のいずれか一項記載の器具。
  11. 【請求項11】 X線管のビーム出口に向かって面する
    端部に、少なくとも部分的に被覆がなされていることを
    特徴とする請求項10記載の器具。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの部分的に被覆された
    反射区域(18)が測定対象物(16)の近くにおい
    て、被覆されていないかまたは全反射を防ぐ被覆を有す
    る領域を有することを特徴とする請求項10ないし11
    のいずれか一項記載の器具。
  13. 【請求項13】 被覆されていない反射区域(18)が
    測定対象物(16)の近くに、全反射を防ぐ被覆を有す
    る領域を有することを特徴とする請求項1ないし11の
    いずれか一項記載の器具。
  14. 【請求項14】 反射区域(18)の少なくとも1つ
    が、スリットの開口幅を調節することのできる調節ユニ
    ット(28)の上に設けられていることを特徴とする前
    記請求項のいずれか一項記載の器具。
  15. 【請求項15】 反射区域(18)に割り当てられたコ
    リメータ(23)が測定対象物(16)に向かう端部に
    備えられ、コリメータのスリット幅は調節可能であるこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれか一項記載の器具。
JP2000344828A 1999-11-12 2000-11-13 X線を案内するための器具 Pending JP2001201599A (ja)

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EP (1) EP1100092B1 (ja)
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AT (1) ATE333702T1 (ja)
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