JP2001201429A - 検査基体の欠陥検査方法および装置 - Google Patents
検査基体の欠陥検査方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光透過性で屈折率または厚み変化による微少
欠陥や光量変化の乏しい微少欠陥等についても容易かつ
効果的に検出できるようにする。 【解決手段】 検査基体に照射光を照射して、その透過
光あるいは反射光を一次元CCD素子で受光し、該受光
光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥の有無を
検出する欠陥検査方法において、前記検査基体11に対
して平面波もしくは可及的平面波に近い照射光13を照
射し、該検査基体11の表面ないしは内部欠陥の回折パ
ターン像をスクリーン14上に投影させた後、該投影像
15を一次元CCD素子18上に結像させて受光し、該
受光光量によって検査基体11の表面ないしは内部欠陥
を検出する。
欠陥や光量変化の乏しい微少欠陥等についても容易かつ
効果的に検出できるようにする。 【解決手段】 検査基体に照射光を照射して、その透過
光あるいは反射光を一次元CCD素子で受光し、該受光
光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥の有無を
検出する欠陥検査方法において、前記検査基体11に対
して平面波もしくは可及的平面波に近い照射光13を照
射し、該検査基体11の表面ないしは内部欠陥の回折パ
ターン像をスクリーン14上に投影させた後、該投影像
15を一次元CCD素子18上に結像させて受光し、該
受光光量によって検査基体11の表面ないしは内部欠陥
を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査基体の欠陥検
査方法および装置に関し、さらに詳しくは、例えば、液
晶表示素子の表示面に適用されるフィルムやガラス基
板、ならびに表面にクロム(Cr)膜あるいは透明導電
膜(ITO)を被着させたフィルムやガラス基板等の被
検査対象としての基体部品の欠陥を検出するための検査
基体の検査方法および装置の改良に係るものである。
査方法および装置に関し、さらに詳しくは、例えば、液
晶表示素子の表示面に適用されるフィルムやガラス基
板、ならびに表面にクロム(Cr)膜あるいは透明導電
膜(ITO)を被着させたフィルムやガラス基板等の被
検査対象としての基体部品の欠陥を検出するための検査
基体の検査方法および装置の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の被検査対象となる基体
部品、すなわち、検査基体の欠陥検査に関しては、現今
のCCDカメラにおける飛躍的な解析性能の向上に伴
い、各種の産業分野で通常の目視検査に代えて該CCD
カメラを用いた自動検査に置き換えられつつある。
部品、すなわち、検査基体の欠陥検査に関しては、現今
のCCDカメラにおける飛躍的な解析性能の向上に伴
い、各種の産業分野で通常の目視検査に代えて該CCD
カメラを用いた自動検査に置き換えられつつある。
【0003】特に、液晶表示を始めとする高機能化され
た表示用の基体部品の分野においては、目視によっては
必ずしも確認できなかった微細欠陥の検出に関して、よ
り一層厳しくかつ迅速な該当欠陥の検査、この場合、液
晶表示面を形成する基体材料としてのフィルムやガラス
基板、それに、表面にCr膜あるいはITO膜等を被着
させたフィルムやガラス基板等の検査基体(以下、これ
らの各フィルムやガラス基板等の通常では平板状をなす
検査基体の全体を総称して、単に「被検査対象物」と略
称する)での表面ならびに内部欠陥の検査を迅速かつ効
果的に行うために、CCDカメラ、特に、被検査対象物
を所定方向に搬送移動させながら、該搬送方向に直交し
て配した直線帯状の光源からの光照射で連続的に欠陥検
査する必要上、該光源に対応する同一方向の一次元CC
Dカメラを用いた欠陥検査が多く望まれており、かつ一
般的に広く利用されているのが現状である。
た表示用の基体部品の分野においては、目視によっては
必ずしも確認できなかった微細欠陥の検出に関して、よ
り一層厳しくかつ迅速な該当欠陥の検査、この場合、液
晶表示面を形成する基体材料としてのフィルムやガラス
基板、それに、表面にCr膜あるいはITO膜等を被着
させたフィルムやガラス基板等の検査基体(以下、これ
らの各フィルムやガラス基板等の通常では平板状をなす
検査基体の全体を総称して、単に「被検査対象物」と略
称する)での表面ならびに内部欠陥の検査を迅速かつ効
果的に行うために、CCDカメラ、特に、被検査対象物
を所定方向に搬送移動させながら、該搬送方向に直交し
て配した直線帯状の光源からの光照射で連続的に欠陥検
査する必要上、該光源に対応する同一方向の一次元CC
Dカメラを用いた欠陥検査が多く望まれており、かつ一
般的に広く利用されているのが現状である。
【0004】従来の一次元CCDカメラを用いた被検査
対象物に対する欠陥検査方法の各別例を図7ないし図1
0にそれぞれ示す。ここで、被検査対象物における通常
の欠陥としては、表面に付着した塵埃等の異物、表面な
らびに内部に発生したピンホールや、その他のキズ等を
挙げることができる。
対象物に対する欠陥検査方法の各別例を図7ないし図1
0にそれぞれ示す。ここで、被検査対象物における通常
の欠陥としては、表面に付着した塵埃等の異物、表面な
らびに内部に発生したピンホールや、その他のキズ等を
挙げることができる。
【0005】先ず、図7は、従来の光透過性の被検査対
象物における欠陥検査方法の一例による概要を説明する
模式図である。
象物における欠陥検査方法の一例による概要を説明する
模式図である。
【0006】この光透過性の被検査対象物である場合の
一例による従来の欠陥検査方法は、同図7に示す如く、
矢印方向へ1台(1枚)づつ個々に連続して搬送される
被検査対象物81に対し、蛍光灯やハロゲンランプを用
いた伝送ライトからなる光源82からの直線帯状をなす
照射光83を暗視野のもとで該当部分対応に直線的に照
射させ、かつその透過光84の透過光量を同一方向に配
した一次元CCDカメラ85を用いて検出測定するよう
にしている。
一例による従来の欠陥検査方法は、同図7に示す如く、
矢印方向へ1台(1枚)づつ個々に連続して搬送される
被検査対象物81に対し、蛍光灯やハロゲンランプを用
いた伝送ライトからなる光源82からの直線帯状をなす
照射光83を暗視野のもとで該当部分対応に直線的に照
射させ、かつその透過光84の透過光量を同一方向に配
した一次元CCDカメラ85を用いて検出測定するよう
にしている。
【0007】図7に示す従来方法の場合、具体的には、
光源82からの照射光83が被検査対象物81を透過す
る際に、該被検査対象物81に何らかの欠陥が存在して
いると、該欠陥のために透過光84の光量が変化するこ
とから、該透過光84を一次元CCDカメラ85の結像
用レンズ系86で受光し、かつ内蔵されている一次元C
CD素子87上に欠陥像として結像させ、その受光光量
の変化を電気信号に変換して検出するのである。
光源82からの照射光83が被検査対象物81を透過す
る際に、該被検査対象物81に何らかの欠陥が存在して
いると、該欠陥のために透過光84の光量が変化するこ
とから、該透過光84を一次元CCDカメラ85の結像
用レンズ系86で受光し、かつ内蔵されている一次元C
CD素子87上に欠陥像として結像させ、その受光光量
の変化を電気信号に変換して検出するのである。
【0008】また、図8は、従来の非光透過性の被検査
対象物における欠陥検査方法の一例による概要を説明す
る模式図である。
対象物における欠陥検査方法の一例による概要を説明す
る模式図である。
【0009】上記図7の場合とは異なって、検査対象が
非光透過性の被検査対象物である場合、例えば、全表面
が薄いCr膜で被覆されて光透過不能な被検査対象物で
ある場合の一例による従来の欠陥検査方法は、同図8に
示す如く、同様に搬送途上にある被検査対象物91に対
し、同種の光源92からの直線帯状をなす照射光93を
暗視野のもとで該当部分対応に直線的に照射させ、かつ
その反射光94の反射光量を一次元CCDカメラ95を
用いて検出測定するようにしている。
非光透過性の被検査対象物である場合、例えば、全表面
が薄いCr膜で被覆されて光透過不能な被検査対象物で
ある場合の一例による従来の欠陥検査方法は、同図8に
示す如く、同様に搬送途上にある被検査対象物91に対
し、同種の光源92からの直線帯状をなす照射光93を
暗視野のもとで該当部分対応に直線的に照射させ、かつ
その反射光94の反射光量を一次元CCDカメラ95を
用いて検出測定するようにしている。
【0010】図8に示す従来方法の場合にも、具体的に
は、光源92からの照射光93が被検査対象物91の表
面で反射される際に、該被検査対象物91に何らかの欠
陥が存在していると、該欠陥のために反射光94の光量
が変化することから、同様に該反射光94を一次元CC
Dカメラ95の結像用レンズ系96で受光し、かつ一次
元CCD素子97上に欠陥像として結像させ、その光量
変化を電気信号に変換して検出するのである。
は、光源92からの照射光93が被検査対象物91の表
面で反射される際に、該被検査対象物91に何らかの欠
陥が存在していると、該欠陥のために反射光94の光量
が変化することから、同様に該反射光94を一次元CC
Dカメラ95の結像用レンズ系96で受光し、かつ一次
元CCD素子97上に欠陥像として結像させ、その光量
変化を電気信号に変換して検出するのである。
【0011】さらに、図9は、従来の非光透過性の被検
査対象物における欠陥検査方法の他例による概要を説明
する模式図である。
査対象物における欠陥検査方法の他例による概要を説明
する模式図である。
【0012】上記図8の場合と同様に、検査対象が薄い
Cr膜で被覆された被検査対象物1である場合の従来の
他例による欠陥検査方法は、同図9に示す如く、同様に
搬送途上にある被検査対象物101に対し、同種の光源
102からの直線帯状をなす照射光103を暗視野のも
とで該当部分対応に直線的に照射させ、かつその欠陥の
存在に基づいて散乱される散乱光104の散乱光量のみ
を一次元CCDカメラ105によって検出測定するよう
にしている。
Cr膜で被覆された被検査対象物1である場合の従来の
他例による欠陥検査方法は、同図9に示す如く、同様に
搬送途上にある被検査対象物101に対し、同種の光源
102からの直線帯状をなす照射光103を暗視野のも
とで該当部分対応に直線的に照射させ、かつその欠陥の
存在に基づいて散乱される散乱光104の散乱光量のみ
を一次元CCDカメラ105によって検出測定するよう
にしている。
【0013】図9に示す従来方法の場合、具体的には、
光源102からの照射光103が被検査対象物101の
表面で所期通りに反射される際に、該被検査対象物10
1に何らかの欠陥が存在していると、該欠陥のために該
照射光103が散乱されるので、ここでは、照射光10
3からの直接光ないしは被検査対象物101からの反射
光を捉えることなく、欠陥に基づく散乱光104のみを
一次元CCDカメラ105の結像用レンズ系106に取
り込み、これを一次元CCD素子107上に欠陥像とし
て結像させ、その散乱光量を電気信号に変換して検出す
るのである。
光源102からの照射光103が被検査対象物101の
表面で所期通りに反射される際に、該被検査対象物10
1に何らかの欠陥が存在していると、該欠陥のために該
照射光103が散乱されるので、ここでは、照射光10
3からの直接光ないしは被検査対象物101からの反射
光を捉えることなく、欠陥に基づく散乱光104のみを
一次元CCDカメラ105の結像用レンズ系106に取
り込み、これを一次元CCD素子107上に欠陥像とし
て結像させ、その散乱光量を電気信号に変換して検出す
るのである。
【0014】一方、図10は、従来の光透過性の被検査
対象物におけるより効果的な欠陥検査方法の一例による
概要を説明する模式図である。
対象物におけるより効果的な欠陥検査方法の一例による
概要を説明する模式図である。
【0015】この場合の従来の欠陥検査方法は、同図1
0に示す如く、矢印方向へ搬送される被検査対象物11
1に対し、蛍光灯やハロゲンランプを用いた伝送ライト
からなる光源112からの直線帯状をなす照射光113
を暗視野下で照射させ、かつその透過光114の透過光
量を一次元CCDカメラ115を用いて検出測定するよ
うにしている。
0に示す如く、矢印方向へ搬送される被検査対象物11
1に対し、蛍光灯やハロゲンランプを用いた伝送ライト
からなる光源112からの直線帯状をなす照射光113
を暗視野下で照射させ、かつその透過光114の透過光
量を一次元CCDカメラ115を用いて検出測定するよ
うにしている。
【0016】図10に示す従来方法の場合、具体的に
は、光源112からの照射光113が被検査対象物11
1を透過する際、該被検査対象物111に何らかの欠陥
が存在していると、ここでも該欠陥のために透過光11
4の光量が変化することから、該透過光114を一次元
CCDカメラ115の結像用レンズ系116で幾何光学
的に受光し、かつ内蔵されている一次元CCD素子11
7上に欠陥像として結像させ、その受光光量の変化を電
気信号に変換して検出するのである。
は、光源112からの照射光113が被検査対象物11
1を透過する際、該被検査対象物111に何らかの欠陥
が存在していると、ここでも該欠陥のために透過光11
4の光量が変化することから、該透過光114を一次元
CCDカメラ115の結像用レンズ系116で幾何光学
的に受光し、かつ内蔵されている一次元CCD素子11
7上に欠陥像として結像させ、その受光光量の変化を電
気信号に変換して検出するのである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
7ないし図10に示す従来の各欠陥検査方法では、それ
ぞれの各一次元CCD素子上に結像される欠陥像、換言
すると、各被検査対象物に存在する対象欠陥のそれ自体
が光透過性でかつ屈折率または厚み変化等の欠陥である
場合もしくは該対象欠陥が数ミクロン以下の微少な欠
陥、例えば、ヘヤーライン状のキズのように比較的光量
変化の乏しい微少な欠陥である場合等には、欠陥検査の
際における照射光の光波動性の点とか、各結像用レンズ
系のもつ分解能の制約等のために、その欠陥検出が非常
に困難なものであった。
7ないし図10に示す従来の各欠陥検査方法では、それ
ぞれの各一次元CCD素子上に結像される欠陥像、換言
すると、各被検査対象物に存在する対象欠陥のそれ自体
が光透過性でかつ屈折率または厚み変化等の欠陥である
場合もしくは該対象欠陥が数ミクロン以下の微少な欠
陥、例えば、ヘヤーライン状のキズのように比較的光量
変化の乏しい微少な欠陥である場合等には、欠陥検査の
際における照射光の光波動性の点とか、各結像用レンズ
系のもつ分解能の制約等のために、その欠陥検出が非常
に困難なものであった。
【0018】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
上記のように光透過性で屈折率または厚み変化による微
少欠陥や光量変化の乏しい微少欠陥等についても容易か
つ効果的に検出し得るようにした検査基体の欠陥検査方
法および装置を提供することである。
するためになされたもので、その目的とするところは、
上記のように光透過性で屈折率または厚み変化による微
少欠陥や光量変化の乏しい微少欠陥等についても容易か
つ効果的に検出し得るようにした検査基体の欠陥検査方
法および装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1に記載の検査基体の欠陥検査
方法は、検査基体に照射光を照射して、その透過光ある
いは反射光を一次元CCD素子で受光し、該受光光量に
よって検査基体の表面ないしは内部欠陥の有無を検出す
る欠陥検査方法において、前記検査基体に対して平面波
もしくは可及的平面波に近い照射光を照射し、該検査基
体の表面ないしは内部欠陥の回折パターン像をスクリー
ン上に投影させた後、該投影像を一次元CCD素子上に
結像させて受光し、該受光光量によって検査基体の表面
ないしは内部欠陥を検出することを特徴としている。
に、本発明に係る請求項1に記載の検査基体の欠陥検査
方法は、検査基体に照射光を照射して、その透過光ある
いは反射光を一次元CCD素子で受光し、該受光光量に
よって検査基体の表面ないしは内部欠陥の有無を検出す
る欠陥検査方法において、前記検査基体に対して平面波
もしくは可及的平面波に近い照射光を照射し、該検査基
体の表面ないしは内部欠陥の回折パターン像をスクリー
ン上に投影させた後、該投影像を一次元CCD素子上に
結像させて受光し、該受光光量によって検査基体の表面
ないしは内部欠陥を検出することを特徴としている。
【0020】本発明に係る請求項2に記載の検査基体の
欠陥検査方法は、所定方向へ搬送移動される検査基体に
対し、該搬送方向に直交する直線帯状の照射光を照射し
て、その透過光あるいは反射光を一次元CCD素子で受
光し、該受光光量によって検査基体の表面ないしは内部
欠陥の有無を検出する欠陥検査方法において、前記所定
方向へ搬送移動される検査基体に対して、該搬送方向に
直交する直線帯状をなす平面波もしくは可及的平面波に
近い照射光を照射し、該検査基体の表面ないしは内部欠
陥の回折パターン像をスクリーン上に投影させた後、該
投影像を一次元CCD素子上に結像させて受光し、該受
光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥を検出
することを特徴としている。
欠陥検査方法は、所定方向へ搬送移動される検査基体に
対し、該搬送方向に直交する直線帯状の照射光を照射し
て、その透過光あるいは反射光を一次元CCD素子で受
光し、該受光光量によって検査基体の表面ないしは内部
欠陥の有無を検出する欠陥検査方法において、前記所定
方向へ搬送移動される検査基体に対して、該搬送方向に
直交する直線帯状をなす平面波もしくは可及的平面波に
近い照射光を照射し、該検査基体の表面ないしは内部欠
陥の回折パターン像をスクリーン上に投影させた後、該
投影像を一次元CCD素子上に結像させて受光し、該受
光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥を検出
することを特徴としている。
【0021】本発明に係る請求項3に記載の検査基体の
欠陥検査装置は、検査基体に照射光を照射する光照射装
置と、該光照射に伴って前記検査基体を経た透過光ある
いは反射光を受光する一次元CCD素子を内蔵した一次
元CCDカメラとを少なくとも備え、前記一次元CCD
素子の受光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠
陥の有無を検出する欠陥検査装置において、前記検査基
体に対して平面波もしくは可及的平面波に近い照射光を
照射する光照射装置と、該光照射に伴って前記検査基体
を経た透過光あるいは反射光に基づき、該検査基体の表
面ないしは内部欠陥の回折パターン像をスクリーン上に
投影させる投影装置と、該スクリーン上の投影像を一次
元CCD素子上に結像させる一次元CCDカメラとを少
なくとも備え、前記一次元CCD素子の受光光量によっ
て検査基体の表面ないしは内部欠陥を検出するように構
成したことを特徴としている。
欠陥検査装置は、検査基体に照射光を照射する光照射装
置と、該光照射に伴って前記検査基体を経た透過光ある
いは反射光を受光する一次元CCD素子を内蔵した一次
元CCDカメラとを少なくとも備え、前記一次元CCD
素子の受光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠
陥の有無を検出する欠陥検査装置において、前記検査基
体に対して平面波もしくは可及的平面波に近い照射光を
照射する光照射装置と、該光照射に伴って前記検査基体
を経た透過光あるいは反射光に基づき、該検査基体の表
面ないしは内部欠陥の回折パターン像をスクリーン上に
投影させる投影装置と、該スクリーン上の投影像を一次
元CCD素子上に結像させる一次元CCDカメラとを少
なくとも備え、前記一次元CCD素子の受光光量によっ
て検査基体の表面ないしは内部欠陥を検出するように構
成したことを特徴としている。
【0022】本発明に係る請求項4に記載の検査基体の
欠陥検査装置は、所定方向へ搬送移動される検査基体に
対し、該搬送方向に直交する直線帯状の照射光を照射す
る光照射装置と、該光照射に伴って前記検査基体を経た
透過光あるいは反射光を受光する一次元CCD素子を内
蔵した一次元CCDカメラとを少なくとも備え、前記一
次元CCD素子の受光光量によって検査基体の表面ない
しは内部欠陥の有無を検出する欠陥検査装置において、
前記所定方向へ搬送移動される検査基体に対して、該搬
送方向に直交する直線帯状をなす平面波もしくは可及的
平面波に近い照射光を照射する光照射装置と、該光照射
に伴って前記検査基体を経た透過光あるいは反射光に基
づき、該検査基体の表面ないしは内部欠陥の回折パター
ン像をスクリーン上に投影させる投影装置と、該スクリ
ーン上の投影像を一次元CCD素子上に結像させる一次
元CCDカメラとを少なくとも備え、前記一次元CCD
素子の受光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠
陥を検出するように構成したことを特徴としている。
欠陥検査装置は、所定方向へ搬送移動される検査基体に
対し、該搬送方向に直交する直線帯状の照射光を照射す
る光照射装置と、該光照射に伴って前記検査基体を経た
透過光あるいは反射光を受光する一次元CCD素子を内
蔵した一次元CCDカメラとを少なくとも備え、前記一
次元CCD素子の受光光量によって検査基体の表面ない
しは内部欠陥の有無を検出する欠陥検査装置において、
前記所定方向へ搬送移動される検査基体に対して、該搬
送方向に直交する直線帯状をなす平面波もしくは可及的
平面波に近い照射光を照射する光照射装置と、該光照射
に伴って前記検査基体を経た透過光あるいは反射光に基
づき、該検査基体の表面ないしは内部欠陥の回折パター
ン像をスクリーン上に投影させる投影装置と、該スクリ
ーン上の投影像を一次元CCD素子上に結像させる一次
元CCDカメラとを少なくとも備え、前記一次元CCD
素子の受光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠
陥を検出するように構成したことを特徴としている。
【0023】本発明に係る請求項5に記載の検査基体の
欠陥検査装置は、前記請求項3または4の何れか1項に
記載の欠陥検査装置において、前記検査基体に対する光
照射装置の配置が、前記スクリーン上での該検査基体の
欠陥の投影像変化を可及的大きく表示し得る位置に設定
されていることを特徴としている。
欠陥検査装置は、前記請求項3または4の何れか1項に
記載の欠陥検査装置において、前記検査基体に対する光
照射装置の配置が、前記スクリーン上での該検査基体の
欠陥の投影像変化を可及的大きく表示し得る位置に設定
されていることを特徴としている。
【0024】本発明の検査方法および装置では、検査基
体または所定方向へ搬送移動される検査基体に対して照
射光または直線帯状の照射光を照射し、該検査基体の表
面ないしは内部の欠陥に基づくそれぞれの透過光あるい
は反射光を一次元CCDカメラに捉え、その受光光量に
よって検査基体の欠陥を所期通りに検出することができ
る。
体または所定方向へ搬送移動される検査基体に対して照
射光または直線帯状の照射光を照射し、該検査基体の表
面ないしは内部の欠陥に基づくそれぞれの透過光あるい
は反射光を一次元CCDカメラに捉え、その受光光量に
よって検査基体の欠陥を所期通りに検出することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る検査基体の欠
陥検査方法および装置の各別によるそれぞれの実施形態
につき、図1ないし図6を参照して詳細に説明する。
陥検査方法および装置の各別によるそれぞれの実施形態
につき、図1ないし図6を参照して詳細に説明する。
【0026】第1実施形態.図1は、本発明の第1実施
形態を適用した欠陥検査方法の概要を説明するための模
式図である。本第1実施形態は、光透過性のフィルムま
たはガラス基板を被検査対象物とした場合の一例による
方法である。
形態を適用した欠陥検査方法の概要を説明するための模
式図である。本第1実施形態は、光透過性のフィルムま
たはガラス基板を被検査対象物とした場合の一例による
方法である。
【0027】本第1実施形態の欠陥検査方法において
は、同図1に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等の
ランプを点光源12として用い、該点光源12の照射光
13が平面波と見做し得るだけのある程度まで離間した
位置に対して光透過性被検査対象物11を配置させてお
き、この状態のまま、点光源12からの平面波あるいは
平面波に近い照射光13を暗視野のもとで光透過性被検
査対象物11の該当部分に照射することにより、該光透
過性被検査対象物11の表面ならびに内部の欠陥の回折
パターン像を対応位置に配置したスクリーン上、ここで
は、透明で光透過率のよいスクリーン14上に一旦投影
させ、さらに、該スクリーン14を通して欠陥の投影像
15を一次元CCDカメラ16の結像用レンズ系17で
内蔵した一次元CCD素子18上に結像させ、このとき
の一次元CCD素子18の受光光量の変化を電気信号に
変換して検出するのである。
は、同図1に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等の
ランプを点光源12として用い、該点光源12の照射光
13が平面波と見做し得るだけのある程度まで離間した
位置に対して光透過性被検査対象物11を配置させてお
き、この状態のまま、点光源12からの平面波あるいは
平面波に近い照射光13を暗視野のもとで光透過性被検
査対象物11の該当部分に照射することにより、該光透
過性被検査対象物11の表面ならびに内部の欠陥の回折
パターン像を対応位置に配置したスクリーン上、ここで
は、透明で光透過率のよいスクリーン14上に一旦投影
させ、さらに、該スクリーン14を通して欠陥の投影像
15を一次元CCDカメラ16の結像用レンズ系17で
内蔵した一次元CCD素子18上に結像させ、このとき
の一次元CCD素子18の受光光量の変化を電気信号に
変換して検出するのである。
【0028】従って、本第1実施形態による検査方法の
場合には、光透過性被検査対象物11の表面ならびに内
部の欠陥を投影像15として捉えた上で、一次元CCD
素子18上に結像させて検出するようにしているため
に、先に述べた従来方法では検出が困難であった光透過
性被検査対象物11の微少な幅ないしは厚さをもつ欠陥
を一次元CCD素子18における受光光量の変化として
容易かつ効果的に検出できるのであり、さらに加えて、
本第1実施形態では、このような単なる受光光量の変化
にのみ限られずに、屈折率変化をもつ欠陥であっても同
様に検出可能になる。
場合には、光透過性被検査対象物11の表面ならびに内
部の欠陥を投影像15として捉えた上で、一次元CCD
素子18上に結像させて検出するようにしているため
に、先に述べた従来方法では検出が困難であった光透過
性被検査対象物11の微少な幅ないしは厚さをもつ欠陥
を一次元CCD素子18における受光光量の変化として
容易かつ効果的に検出できるのであり、さらに加えて、
本第1実施形態では、このような単なる受光光量の変化
にのみ限られずに、屈折率変化をもつ欠陥であっても同
様に検出可能になる。
【0029】そして、本第1実施形態でのように、光源
からある程度まで離間した位置に被検査対象物を配置さ
せるときは、該被検査対象物を照射する平面波あるいは
平面波に近い照射光の光源として、先にも述べたよう
に、蛍光灯や伝送ライト等の直線帯状の光源を用いても
同様もしくはほぼ同様な効果が得られるもので、この点
に関しては、次に述べる第2ないし第4実施形態の場合
も全く同様である。
からある程度まで離間した位置に被検査対象物を配置さ
せるときは、該被検査対象物を照射する平面波あるいは
平面波に近い照射光の光源として、先にも述べたよう
に、蛍光灯や伝送ライト等の直線帯状の光源を用いても
同様もしくはほぼ同様な効果が得られるもので、この点
に関しては、次に述べる第2ないし第4実施形態の場合
も全く同様である。
【0030】第2ないし第4実施形態.上記第1実施形
態による検査方法の場合、点光源12と光透過性被検査
対象物11を介したスクリーン14と一次元CCDカメ
ラ16との配置では、スクリーン14上の投影像15を
一層明るくするために、該スクリーン14の光透過性を
高く設定すると、点光源12からの直接光の影響を受け
て投影像15のS/N比が低下し、一方、このような直
接光の影響を受けにくくするために、スクリーン14の
光透過性を低く設定すると、該スクリーン14上の投影
像15が暗くなって欠陥の検出が困難になることが予測
される。本第2ないし第4実施形態は、このような点の
改善を図るものであり、以下、説明の重複を避けずに順
次に説明する。
態による検査方法の場合、点光源12と光透過性被検査
対象物11を介したスクリーン14と一次元CCDカメ
ラ16との配置では、スクリーン14上の投影像15を
一層明るくするために、該スクリーン14の光透過性を
高く設定すると、点光源12からの直接光の影響を受け
て投影像15のS/N比が低下し、一方、このような直
接光の影響を受けにくくするために、スクリーン14の
光透過性を低く設定すると、該スクリーン14上の投影
像15が暗くなって欠陥の検出が困難になることが予測
される。本第2ないし第4実施形態は、このような点の
改善を図るものであり、以下、説明の重複を避けずに順
次に説明する。
【0031】図2は、本発明の第2実施形態を適用した
欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明図である。本第
2実施形態は、光透過性のフィルムまたはガラス基板を
被検査対象物とした場合の一例による装置構成である。
欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明図である。本第
2実施形態は、光透過性のフィルムまたはガラス基板を
被検査対象物とした場合の一例による装置構成である。
【0032】本第2実施形態による欠陥検査装置におい
ては、同図2に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
のランプを点光源(光照射装置)22として用い、該点
光源22の照射光23が平面波と見做し得るだけのある
程度まで離間した位置に対して光透過性被検査対象物2
1を配置させておき、この状態のまま、点光源22から
の平面波あるいは平面波に近い照射光23を暗視野のも
とで光透過性被検査対象物21の該当部分に照射し、該
光透過性被検査対象物21の表面ならびに内部の欠陥の
回折パターン像を不透明で反射率の高いスクリーン(投
影装置)24上に一旦投影させ、さらに、該スクリーン
24面によって全反射される欠陥の投影像25を側方に
配置した一次元CCDカメラ26の結像用レンズ系27
で内蔵する一次元CCD素子28上に結像させ、このと
きの一次元CCD素子28の受光光量の変化を電気信号
に変換して検出するのである。
ては、同図2に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
のランプを点光源(光照射装置)22として用い、該点
光源22の照射光23が平面波と見做し得るだけのある
程度まで離間した位置に対して光透過性被検査対象物2
1を配置させておき、この状態のまま、点光源22から
の平面波あるいは平面波に近い照射光23を暗視野のも
とで光透過性被検査対象物21の該当部分に照射し、該
光透過性被検査対象物21の表面ならびに内部の欠陥の
回折パターン像を不透明で反射率の高いスクリーン(投
影装置)24上に一旦投影させ、さらに、該スクリーン
24面によって全反射される欠陥の投影像25を側方に
配置した一次元CCDカメラ26の結像用レンズ系27
で内蔵する一次元CCD素子28上に結像させ、このと
きの一次元CCD素子28の受光光量の変化を電気信号
に変換して検出するのである。
【0033】従って、本第2実施形態の配置構成では、
不透明で反射率の高いスクリーン24を用いることで、
該スクリーン24面で全反射される欠陥の投影像25を
一次元CCD素子28に取り込むようにしているため、
高感度で効果的な欠陥検出が可能になる。
不透明で反射率の高いスクリーン24を用いることで、
該スクリーン24面で全反射される欠陥の投影像25を
一次元CCD素子28に取り込むようにしているため、
高感度で効果的な欠陥検出が可能になる。
【0034】図3は、本発明の第3実施形態を適用した
欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明図である。本第
3実施形態は、光透過性のフィルムまたはガラス基板を
被検査対象物とした場合の一例による装置構成である。
欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明図である。本第
3実施形態は、光透過性のフィルムまたはガラス基板を
被検査対象物とした場合の一例による装置構成である。
【0035】本第3実施形態による欠陥検査装置におい
ては、同図3に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
のランプを点光源32として用い、該点光源32の照射
光33が平面波と見做し得るだけのある程度まで離間し
た位置に対して光透過性被検査対象物31を配置させて
おき、この状態のまま、点光源32からの平面波あるい
は平面波に近い照射光33を暗視野のもとで光透過性被
検査対象物31の該当部に照射し、該光透過性被検査対
象物31の表面ならびに内部の欠陥の回折パターン像を
不透明で反射率の高いスクリーン34上に一旦投影さ
せ、さらに、該スクリーン34面によって全反射される
欠陥の投影像35を再度、光透過性被検査対象物31を
通して一次元CCDカメラ36の結像用レンズ系37で
内蔵する一次元CCD素子38上に結像させ、このとき
の一次元CCD素子38の受光光量の変化を電気信号に
変換して検出するのである。
ては、同図3に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
のランプを点光源32として用い、該点光源32の照射
光33が平面波と見做し得るだけのある程度まで離間し
た位置に対して光透過性被検査対象物31を配置させて
おき、この状態のまま、点光源32からの平面波あるい
は平面波に近い照射光33を暗視野のもとで光透過性被
検査対象物31の該当部に照射し、該光透過性被検査対
象物31の表面ならびに内部の欠陥の回折パターン像を
不透明で反射率の高いスクリーン34上に一旦投影さ
せ、さらに、該スクリーン34面によって全反射される
欠陥の投影像35を再度、光透過性被検査対象物31を
通して一次元CCDカメラ36の結像用レンズ系37で
内蔵する一次元CCD素子38上に結像させ、このとき
の一次元CCD素子38の受光光量の変化を電気信号に
変換して検出するのである。
【0036】従って、本第3実施形態の配置構成では、
不透明で反射率の高いスクリーン24を用いると共に、
再度、光透過性被検査対象物31を通すことで、該スク
リーン34面で全反射される欠陥の投影像35を一次元
CCD素子38に取り込むようにしているため、光透過
性被検査対象物31からスクリーン34を経た距離に制
約を受けずに済み、この場合にも高感度で効果的な欠陥
検出が可能になる。
不透明で反射率の高いスクリーン24を用いると共に、
再度、光透過性被検査対象物31を通すことで、該スク
リーン34面で全反射される欠陥の投影像35を一次元
CCD素子38に取り込むようにしているため、光透過
性被検査対象物31からスクリーン34を経た距離に制
約を受けずに済み、この場合にも高感度で効果的な欠陥
検出が可能になる。
【0037】第4実施形態.図4は、本発明の第4実施
形態を適用した欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明
図である。本第4実施形態は、非光透過性の蒸着フィル
ムまたはCr皮膜ガラス基板を被検査対象物とした場合
の一例による装置構成である。
形態を適用した欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明
図である。本第4実施形態は、非光透過性の蒸着フィル
ムまたはCr皮膜ガラス基板を被検査対象物とした場合
の一例による装置構成である。
【0038】本第4実施形態による欠陥検査装置におい
ては、同図4に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
のランプを点光源42として用い、該点光源42の照射
光43が平面波と見做し得るだけのある程度まで離間し
た位置に対して非光透過性被検査対象物41を配置させ
ておき、この状態のままで、点光源42からの平面波あ
るいは平面波に近い照射光43を暗視野のもとで非光透
過性被検査対象物41の該当部分に照射し、該非光透過
性検査対象物41の表面ならびに内部の欠陥の回折パタ
ーン像を側方に配置した不透明で反射率の高いスクリー
ン44上に一旦投影させ、さらに、該スクリーン44面
によって反射される欠陥の投影像45を一次元CCDカ
メラ46の結像用レンズ系47で内蔵する一次元CCD
素子48上に結像させ、このときの一次元CCD素子4
8の受光光量の変化を電気信号に変換して検出するので
ある。
ては、同図4に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
のランプを点光源42として用い、該点光源42の照射
光43が平面波と見做し得るだけのある程度まで離間し
た位置に対して非光透過性被検査対象物41を配置させ
ておき、この状態のままで、点光源42からの平面波あ
るいは平面波に近い照射光43を暗視野のもとで非光透
過性被検査対象物41の該当部分に照射し、該非光透過
性検査対象物41の表面ならびに内部の欠陥の回折パタ
ーン像を側方に配置した不透明で反射率の高いスクリー
ン44上に一旦投影させ、さらに、該スクリーン44面
によって反射される欠陥の投影像45を一次元CCDカ
メラ46の結像用レンズ系47で内蔵する一次元CCD
素子48上に結像させ、このときの一次元CCD素子4
8の受光光量の変化を電気信号に変換して検出するので
ある。
【0039】従って、本第4実施形態の配置構成では、
不透明で反射率の高いスクリーン44を非光透過性被検
査対象物41の側方に配置して用いると共に、該スクリ
ーン44面で反射される欠陥の投影像45を一次元CC
D素子48に取り込むようにしているため、この場合に
は、非光透過性被検査対象物41であっても高感度で効
果的な欠陥検出が可能になる。
不透明で反射率の高いスクリーン44を非光透過性被検
査対象物41の側方に配置して用いると共に、該スクリ
ーン44面で反射される欠陥の投影像45を一次元CC
D素子48に取り込むようにしているため、この場合に
は、非光透過性被検査対象物41であっても高感度で効
果的な欠陥検出が可能になる。
【0040】第5実施形態.次に、本第5実施形態は、
スクリーン面に投影される欠陥の投影像を顕著にするこ
とで、より一層高感度な検出を行うようにしたものであ
る。
スクリーン面に投影される欠陥の投影像を顕著にするこ
とで、より一層高感度な検出を行うようにしたものであ
る。
【0041】図5は、本発明の第5実施形態を適用した
欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明図であり、ま
た、図6(a),(b) は、同上装置における被検査対象物の
搬送移動手段の各別例を模式的に示すそれぞれに説明図
である。本第5実施形態は、光透過性のフィルムまたは
ガラス基板を被検査対象物とした場合の一例による装置
構成である。
欠陥検査装置の概要を模式的に示す説明図であり、ま
た、図6(a),(b) は、同上装置における被検査対象物の
搬送移動手段の各別例を模式的に示すそれぞれに説明図
である。本第5実施形態は、光透過性のフィルムまたは
ガラス基板を被検査対象物とした場合の一例による装置
構成である。
【0042】本第5実施形態による欠陥検査装置におい
ては、同図5に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
の光源による投光器52を用い、該投光器52によって
スポット状の平面波と見做し得る照射光53を検査ステ
ージ54上にセットされた光透過性被検査対象物51を
照射するが、ここでは、光透過性被検査対象物51に対
して平面波と見做し得る照射光53を欠陥による投影像
変化が大きくなるように側方に配置させておき、この状
態のまま、投光器52からの平面波あるいは平面波に近
い照射光53を光透過性被検査対象物51の該当部に照
射し、該光透過性検査対象物41の表面ならびに内部の
欠陥の回折パターン像を不透明で反射率の高いスクリー
ン55上に一旦投影させ、さらに、該スクリーン55面
によって反射される欠陥の投影像56を再度、光透過性
被検査対象物51を通して一次元CCDカメラ57の結
像用レンズ系58で内蔵する一次元CCD素子59上に
結像させる。
ては、同図5に示す如く、ハロゲンやメタルハライド等
の光源による投光器52を用い、該投光器52によって
スポット状の平面波と見做し得る照射光53を検査ステ
ージ54上にセットされた光透過性被検査対象物51を
照射するが、ここでは、光透過性被検査対象物51に対
して平面波と見做し得る照射光53を欠陥による投影像
変化が大きくなるように側方に配置させておき、この状
態のまま、投光器52からの平面波あるいは平面波に近
い照射光53を光透過性被検査対象物51の該当部に照
射し、該光透過性検査対象物41の表面ならびに内部の
欠陥の回折パターン像を不透明で反射率の高いスクリー
ン55上に一旦投影させ、さらに、該スクリーン55面
によって反射される欠陥の投影像56を再度、光透過性
被検査対象物51を通して一次元CCDカメラ57の結
像用レンズ系58で内蔵する一次元CCD素子59上に
結像させる。
【0043】また、光透過性被検査対象物51は、検査
ステージ54上で特定方向(図5の紙面に垂直な方向)
に搬送移動させることにより、該光透過性被検査対象物
51の全体を二次元的に捉え、このようにして得た欠陥
検出信号を信号処理器60で処理し、かつ該処理された
欠陥検出信号をコンピュータ61で演算して欠陥の有
無、ひいては、光透過性被検査対象物51の良品と不良
品の判断がなされる。
ステージ54上で特定方向(図5の紙面に垂直な方向)
に搬送移動させることにより、該光透過性被検査対象物
51の全体を二次元的に捉え、このようにして得た欠陥
検出信号を信号処理器60で処理し、かつ該処理された
欠陥検出信号をコンピュータ61で演算して欠陥の有
無、ひいては、光透過性被検査対象物51の良品と不良
品の判断がなされる。
【0044】そして、光透過性被検査対象物51の欠陥
による投影像変化が大きくなるようにするためには、平
面波と見做し得る照射光53が該当欠陥部を通過する間
にその位相変化や受光量変化を大きく受けるような望ま
しい角度方向から照射すればよく、照射光53の照射方
向を存在すると思われる欠陥に合わせた配置にすること
によって高感度な欠陥検出が可能になる。ここで、照射
光53としては、波長の短いもの、例えば、メタルハラ
イドランプを光源を用いることで、位相変化を大きくす
るのも好ましい手段の一つである。
による投影像変化が大きくなるようにするためには、平
面波と見做し得る照射光53が該当欠陥部を通過する間
にその位相変化や受光量変化を大きく受けるような望ま
しい角度方向から照射すればよく、照射光53の照射方
向を存在すると思われる欠陥に合わせた配置にすること
によって高感度な欠陥検出が可能になる。ここで、照射
光53としては、波長の短いもの、例えば、メタルハラ
イドランプを光源を用いることで、位相変化を大きくす
るのも好ましい手段の一つである。
【0045】一方、本第5実施形態における光透過性被
検査対象物51の搬送移動手段としては、該光透過性被
検査対象物51に対応して、これがガラス基板であれ
ば、同図6(a) に示す如く、複数本の搬送ローラー62
を用いて矢印方向に搬送移動させるようにし、また、ロ
ール状フィルムであれば、同図6(b) に示す如く、1組
のパスローラー63間で同様に矢印方向に搬送移動させ
るようにする。
検査対象物51の搬送移動手段としては、該光透過性被
検査対象物51に対応して、これがガラス基板であれ
ば、同図6(a) に示す如く、複数本の搬送ローラー62
を用いて矢印方向に搬送移動させるようにし、また、ロ
ール状フィルムであれば、同図6(b) に示す如く、1組
のパスローラー63間で同様に矢印方向に搬送移動させ
るようにする。
【0046】続いて、前記図6(b) の場合の欠陥検出方
法の実際例について述べる。すなわち、150Wの投光
器と、10MHz・5000画素の一次元CCDカメラ
とを用い、検査ステージ上にスパッタで被膜された30
0mm×400mmサイズの光透過性フィルムをセット
すると共に、該光透過性フィルムを1m/分の搬送速度
で移動可能にし、かつ該光透過性フィルムに対して間隔
約60cmを隔てたフィルム面垂直方向約60度の角度
位置から照射光を照射して欠陥検査を行ったところ、従
来方法の場合には検出が困難であった透明スパッタ被膜
面のスジ状被膜ムラ(幅が2〜3ミクロン程度で厚みが
0.2ミクロン程度以下のスジ状被膜ムラ)についても
検出でき、さらに、同様な条件で偏向シートの透明なス
ジ状欠陥もまた検出できることが確認された。
法の実際例について述べる。すなわち、150Wの投光
器と、10MHz・5000画素の一次元CCDカメラ
とを用い、検査ステージ上にスパッタで被膜された30
0mm×400mmサイズの光透過性フィルムをセット
すると共に、該光透過性フィルムを1m/分の搬送速度
で移動可能にし、かつ該光透過性フィルムに対して間隔
約60cmを隔てたフィルム面垂直方向約60度の角度
位置から照射光を照射して欠陥検査を行ったところ、従
来方法の場合には検出が困難であった透明スパッタ被膜
面のスジ状被膜ムラ(幅が2〜3ミクロン程度で厚みが
0.2ミクロン程度以下のスジ状被膜ムラ)についても
検出でき、さらに、同様な条件で偏向シートの透明なス
ジ状欠陥もまた検出できることが確認された。
【0047】
【発明の効果】以上、各実施態様によって詳述したよう
に、本発明に係る検査基体の欠陥検査方法および装置に
よれば、検査基体または搬送移動される検査基体に平面
波もしくは可及的平面波に近い照射光、または直線帯状
をなす平面波もしくは可及的平面波に近い照射光を照射
し、該検査基体の表面ないしは内部欠陥の回折パターン
像をスクリーン上に一旦投影させた上で、さらに、該投
影像を一次元CCD素子上に結像させることにより、そ
の受光光量の変化によって検査基体の欠陥を検出するよ
うにしたので、従来の欠陥検査手段では困難であった欠
陥、つまり、例えば、屈折率または厚み変化による欠陥
や、光の波動性を考慮しなければならない微少な欠陥を
も迅速かつ効果的に、しかも高感度で容易に検出するこ
とができるという優れた利点がある。
に、本発明に係る検査基体の欠陥検査方法および装置に
よれば、検査基体または搬送移動される検査基体に平面
波もしくは可及的平面波に近い照射光、または直線帯状
をなす平面波もしくは可及的平面波に近い照射光を照射
し、該検査基体の表面ないしは内部欠陥の回折パターン
像をスクリーン上に一旦投影させた上で、さらに、該投
影像を一次元CCD素子上に結像させることにより、そ
の受光光量の変化によって検査基体の欠陥を検出するよ
うにしたので、従来の欠陥検査手段では困難であった欠
陥、つまり、例えば、屈折率または厚み変化による欠陥
や、光の波動性を考慮しなければならない微少な欠陥を
も迅速かつ効果的に、しかも高感度で容易に検出するこ
とができるという優れた利点がある。
【図1】本発明の第1実施形態を適用した欠陥検査方法
の概要を説明するための模式図である。
の概要を説明するための模式図である。
【図2】本発明の第2実施形態を適用した欠陥検査装置
の概要を模式的に示す説明図である。
の概要を模式的に示す説明図である。
【図3】本発明の第3実施形態を適用した欠陥検査装置
の概要を模式的に示す説明図である。
の概要を模式的に示す説明図である。
【図4】本発明の第4実施形態を適用した欠陥検査装置
の概要を模式的に示す説明図である。
の概要を模式的に示す説明図である。
【図5】本発明の第5実施形態を適用した欠陥検査装置
の概要を模式的に示す説明図である。
の概要を模式的に示す説明図である。
【図6】同上第5実施形態における被検査対象物の搬送
移動手段の各別例を模式的に示すそれぞれに説明図であ
る。
移動手段の各別例を模式的に示すそれぞれに説明図であ
る。
【図7】従来の光透過性の被検査対象物における欠陥検
査方法の一例による概要を説明する模式図である。
査方法の一例による概要を説明する模式図である。
【図8】従来の非光透過性の被検査対象物における欠陥
検査方法の一例による概要を説明する模式図である。
検査方法の一例による概要を説明する模式図である。
【図9】従来の非光透過性の被検査対象物における欠陥
検査方法の他例による概要を説明する模式図である。
検査方法の他例による概要を説明する模式図である。
【図10】従来の光透過性の被検査対象物におけるより
効果的な欠陥検査方法の一例による概要を説明する模式
図である。
効果的な欠陥検査方法の一例による概要を説明する模式
図である。
11 光透過性被検査対象物(検査基体) 12 点光源 13 平面波あるいは平面波に近い照射光 14 透明で光透過率のよいスクリーン 15 欠陥の投影像 16 一次元CCDカメラ 17 結像用レンズ系 18 一次元CCD素子 21 光透過性被検査対象物(検査基体) 22 点光源(光照射装置) 23 平面波あるいは平面波に近い照射光 24 不透明で反射率の高いスクリーン(投影装置) 25 欠陥の投影像 26 一次元CCDカメラ 27 結像用レンズ系 28 一次元CCD素子 31 光透過性被検査対象物(検査基体) 32 点光源(光照射装置) 33 平面波あるいは平面波に近い照射光 34 不透明で反射率の高いスクリーン(投影装置) 35 欠陥の投影像 36 一次元CCDカメラ 37 結像用レンズ系 38 一次元CCD素子 41 非光透過性被検査対象物(検査基体) 42 点光源(光照射装置) 43 平面波あるいは平面波に近い照射光 44 不透明で反射率の高いスクリーン(投影装置) 45 欠陥の投影像 46 一次元CCDカメラ 47 結像用レンズ系 48 一次元CCD素子 51 光透過性被検査対象物(検査基体) 52 投光器(光照射装置) 53 平面波あるいは平面波に近い照射光 54 検査ステージ 55 不透明で反射率の高いスクリーン(投影装置) 56 欠陥の投影像 57 一次元CCDカメラ 58 結像用レンズ系 59 一次元CCD素子 60 信号処理器 61 コンピュータ 62 搬送ローラー 63 パスローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA41 AA42 AB01 AB02 AB04 AB06 AB07 BB05 CA03 CB01 CB02 CB05 CB06 2G086 EE10 5B057 AA03 BA02 BA11 CA08 CA12 CA13 CB08 CB12 CB13 CC01 DA03 DA16 DB02 DB03 DB09 5C054 AA01 AA05 AA06 CA04 CC03 EA01 EH07 EJ07 HA05
Claims (5)
- 【請求項1】 検査基体に照射光を照射して、その透過
光あるいは反射光を一次元CCD素子で受光し、該受光
光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥の有無を
検出する欠陥検査方法において、 前記検査基体に対して平面波もしくは可及的平面波に近
い照射光を照射し、該検査基体の表面ないしは内部欠陥
の回折パターン像をスクリーン上に投影させた後、該投
影像を一次元CCD素子上に結像させて受光し、該受光
光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥を検出す
ることを特徴とする検査基体の欠陥検査方法。 - 【請求項2】 所定方向へ搬送移動される検査基体に対
し、該搬送方向に直交する直線帯状の照射光を照射し
て、その透過光あるいは反射光を一次元CCD素子で受
光し、該受光光量によって検査基体の表面ないしは内部
欠陥の有無を検出する欠陥検査方法において、 前記所定方向へ搬送移動される検査基体に対して、該搬
送方向に直交する直線帯状をなす平面波もしくは可及的
平面波に近い照射光を照射し、該検査基体の表面ないし
は内部欠陥の回折パターン像をスクリーン上に投影させ
た後、該投影像を一次元CCD素子上に結像させて受光
し、該受光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠
陥を検出することを特徴とする検査基体の欠陥検査方
法。 - 【請求項3】 検査基体に照射光を照射する光照射装置
と、該光照射に伴って前記検査基体を経た透過光あるい
は反射光を受光する一次元CCD素子を内蔵した一次元
CCDカメラとを少なくとも備え、前記一次元CCD素
子の受光光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥
の有無を検出する欠陥検査装置において、 前記検査基体に対して平面波もしくは可及的平面波に近
い照射光を照射する光照射装置と、該光照射に伴って前
記検査基体を経た透過光あるいは反射光に基づき、該検
査基体の表面ないしは内部欠陥の回折パターン像をスク
リーン上に投影させる投影装置と、該スクリーン上の投
影像を一次元CCD素子上に結像させる一次元CCDカ
メラとを少なくとも備え、前記一次元CCD素子の受光
光量によって検査基体の表面ないしは内部欠陥を検出す
るように構成したことを特徴とする検査基体の欠陥検査
装置。 - 【請求項4】 所定方向へ搬送移動される検査基体に対
し、該搬送方向に直交する直線帯状の照射光を照射する
光照射装置と、該光照射に伴って前記検査基体を経た透
過光あるいは反射光を受光する一次元CCD素子を内蔵
した一次元CCDカメラとを少なくとも備え、前記一次
元CCD素子の受光光量によって検査基体の表面ないし
は内部欠陥の有無を検出する欠陥検査装置において、 前記所定方向へ搬送移動される検査基体に対し、該搬送
方向に直交する直線帯状をなす平面波もしくは可及的平
面波に近い照射光を照射する光照射装置と、該光照射に
伴って前記検査基体を経た透過光あるいは反射光に基づ
き、該検査基体の表面ないしは内部欠陥の回折パターン
像をスクリーン上に投影させる投影装置と、該スクリー
ン上の投影像を一次元CCD素子上に結像させる一次元
CCDカメラとを少なくとも備え、前記一次元CCD素
子の受光光量によって検査基体の表面欠陥ないしは内部
欠陥を検出するように構成したことを特徴とする検査基
体の欠陥検査装置。 - 【請求項5】 前記検査基体に対する光照射装置の配置
が、前記スクリーン上での該検査基体の欠陥の投影像変
化を可及的大きく表示し得る位置に設定されていること
を特徴とする請求項3または4の何れか1項に記載の検
査基体の欠陥検査装置。
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JP2001201429A true JP2001201429A (ja) | 2001-07-27 |
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ID=18537014
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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