JP2001200818A - 部品取付用のクリップ - Google Patents

部品取付用のクリップ

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JP2001200818A
JP2001200818A JP2000008614A JP2000008614A JP2001200818A JP 2001200818 A JP2001200818 A JP 2001200818A JP 2000008614 A JP2000008614 A JP 2000008614A JP 2000008614 A JP2000008614 A JP 2000008614A JP 2001200818 A JP2001200818 A JP 2001200818A
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panel
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flange
hole
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Takashi Iwamoto
岩本  隆
Masaharu Shibao
雅春 柴尾
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B21/00Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
    • F16B21/06Releasable fastening devices with snap-action
    • F16B21/08Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part
    • F16B21/082Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part the stud, pin or spigot having two resilient parts on its opposite ends in order to connect two elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0468Fixation or mounting means specific for door components
    • B60J5/0469Fixation or mounting means specific for door components for door panels, e.g. hemming

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のトリムボード等の部品を、ドアパネ
ル等のパネルに取り付けるためのクリップに関し、特に
クリップを部品の取付穴に挿入することで取り付けられ
るようにしたものである。 【解決手段】 部品(例えばトリムボード200)の取
付穴220は、クリップ100の鍔部110より小さい
円形に形成されている。クリップ100の取付部130
は、柱部131と、少なくとも一対のひれ部132とを
備える。各ひれ部132は、柱部131から渦巻き状に
張り出すものである。各ひれ部132には、テーパー部
133をそれぞれ設けている。各テーパー部133は、
先細状に斜めに傾斜し、取付穴220に当接した際に、
各ひれ部132の弾性力に抗して、各ひれ部132を柱
部131に巻き付かせるようにそれぞれ折り畳むもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のトリム
ボード等の部品を、ドアパネル等のパネルに取り付ける
ためのクリップに関し、特にクリップを部品の取付穴に
挿入することで取り付けられるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクリップ10について、図11〜1
2を用いて説明する。上記図11は、従来のクリップの
取付状態を示す分解斜視図、図12は従来のトリムボー
ドの一部断面図をそれぞれ示すものである。従来のクリ
ップ10には、図11に示すように、円形のフランジ11を
設けていた。
【0003】また、従来のトリムボード20には、図11
に示すように、ΩないしはU字形の取付穴30を設けてい
た。上記従来の取付穴30は、図11に示すように、クリ
ップ10の円形のフランジ11より小さい円形の穴本体31
と、穴本体31から端面に向かって開放したスライド溝32
とを備えていた。
【0004】そして、クリップ10の円形のフランジ11
を、図11に示すように、トリムボード20のスライド溝
32の開放端から差し込み、穴本体31に向かってスライド
することで、クリップ10をトリムボード20に取り付けて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のクリップ10では、図示しないが、トリムボード20ごと
クリップ10をドアパネルから無理抜きした際に、図12
に二点鎖線で示すように、トリムボード20のスライド溝
32の両側がめくれ上がったり、或いはクリップ10のフラ
ンジ11が変形し、クリップ10がドアパネル側に残ってし
まうという問題点があった。
【0006】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)すなわち、請求項1記載の発明は、トリム
ボード等の部品の取付穴を円形の穴とすることで、取付
穴のめくれ上がりや、取付穴からのクリップの取付部の
抜けを防止することができるようにしたものである。
【0007】これに加え、請求項1記載の発明は、クリ
ップの取付部をひれ部より構成することで、部品の取付
穴に挿入することで、クリップを部品にワンタッチで取
り付けることができるようにしたものである。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項2記載の発明は、部品又
はパネルの板厚の誤差や、クリップ自体の部品精度のバ
ラ付きを吸収することができるにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0010】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0011】第一に、部品(例えばトリムボード200)
の取付穴(220)は、例えば図1に示すように、クリップ
(100)の鍔部(110)より小さい円形に形成されている。な
お、部品としてトリムボード(200)を例示したが、これ
に限定されない。第二に、クリップ(100)の取付部(130)
は、例えば図1に示すように、柱部(131)と、少なくと
も一対のひれ部(132)とを備える。
【0012】上記柱部(131)は、例えば図1に示すよう
に、鍔部(110)から延び、部品(例えばトリムボード20
0)の取付穴(220)の内径より小さい外径を有するもので
ある。前記各ひれ部(132)は、例えば図8に示すよう
に、柱部(131)から渦巻き状に張り出すものである。な
お、ひれ部(132)を、例えば2個設けたが、これに限ら
ず、3個以上設けても良い。
【0013】第三に、各ひれ部(132)には、例えば図1
に示すように、テーパー部(133)をそれぞれ設けてい
る。上記各テーパー部(133)は、例えば図1に示すよう
に、先細状に斜めに傾斜し、部品(例えばトリムボード
200)の取付穴(220)に当接した際に、例えば図9に示す
ように、各ひれ部(132)の弾性力に抗して、各ひれ部(13
2)を柱部(131)に巻き付かせるようにそれぞれ折り畳む
ものである。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0014】すなわち、鍔部(110)は、例えば図6〜7
に示すように、部品(例えばトリムボード200)又はパ
ネル(例えばドアパネル300)のいずれか少なくとも一
方に向かって開いた吸盤形に形成されている。上記鍔部
(110)として、パネル側鍔部(111)と、部品側鍔部(112)
とを例示したが、いずれか一方でも良い。
【0015】なお、部品としてトリムボード(200)を例
示したが、これに限定されない。また、パネルとしてド
アパネル(300)を例示したが、これに限定されない。
【0016】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜10は、本
発明の実施の形態の一例を示すものである。図1は、ク
リップの取付状態を示す分解断面図、図2はクリップの
取付状態を示す分解斜視図をそれぞれ示すものである。
【0017】図3〜9は、クリップをそれぞれ示すもの
であり、図3はクリップの斜視図、図4はクリップの他
の斜視図、図5はクリップの側面図、図6は図1のVI−
VI線に沿う断面図、図7は図5のVII−VII線に沿う断面
図、図8はクリップの平面図、図9は図8に対応し、ひ
れ部が撓んだ状態を示す平面図をそれぞれ示すものであ
る。
【0018】図10は、図1に対応し、クリップの取付
状態を示す断面図を示すものである。 (クリップ100)図1〜10中、100は、クリップを示す
ものである。上記クリップ100は、図1〜2に示すよう
に、部品としての自動車用のトリムボード200を、パネ
ルとしてのドアパネル300に取り付けるものである。
【0019】なお、部品は、自動車用のトリムボード20
0に限らず、他の電車等の車両、航空機、船舶、家屋、
事務機器、家具、電気器具等の部品でも良い。また、パ
ネルも、ドアパネル300に限らず、他の電車等の車両、
航空機、船舶、家屋、事務機器、家具、電気器具等のパ
ネルでも良い。前記トリムボード200には、図1に示す
ように、ドアパネル120に向かって突出する中空枠形の
取付枠210を設けている。
【0020】上記取付枠210は、図1に示すように、ト
リムボード200の裏面からドアパネル120に向かって張り
出す張出壁211と、張出壁211の先端部からトリムボード
200と平行に延びる取付壁212とを備える。そして、取付
壁212には、クリップ100を取り付けるための、表裏面に
貫通する円形の取付穴220を設けている。前記ドアパネ
ル300には、図1に示すように、トリムボード200の取付
穴220と対向し、表裏面に貫通する円形のパネル穴310を
設けている。
【0021】一方、クリップ100は、適度な弾性と剛性
とを有し、例えばPP等の樹脂で一体的に成形されてい
る。なお、クリップ100の材質をPPとすることで、リ
サイクル時の分別を不要とすることができる。具体的に
は、クリップ100は、図1及び図2〜7に示すように、
次の部分を備える。
【0022】(1)鍔部110 (2)脚部120 (3)取付部130 なお、クリップ100は、上記した(1)〜(3)に限定
されない。 (鍔部110)鍔部110は、図1及び図2〜7に示すよう
に、二つの吸盤を互いに背中合わせに連結した形状を成
し、次の部分を備える。
【0023】(1)パネル側鍔部111 (2)部品側鍔部112 なお、鍔部110は、上記した(1)〜(2)に限定され
ない。 (パネル側鍔部111)パネル側鍔部111は、図6〜7に示
すように、ドアパネル300に向かって開いた吸盤形を成
し、その外径をパネル穴310より大きく設定している。
【0024】上記パネル側鍔部211を吸盤形にしたの
は、ドアパネル300の板厚の誤差や、クリップ100自体の
部品精度のバラ付きを吸収するためである。これに加
え、車両の走行時の振動を吸収し、トリムボード200の
ガタ付きも防止することができる。なお、パネル側鍔部
111は、吸盤形に限らず、円盤形にしても良い。 (部品側鍔部112)部品側鍔部112は、図6〜7に示すよ
うに、パネル側鍔部211より一回り小さく、トリムボー
ド200に向かって開いた吸盤形を成し、その外径を取付
穴220より大きく設定している。
【0025】上記部品側鍔部112を吸盤形にしたのは、
パネル側鍔部111と同様に、トリムボード200の板厚の誤
差や、クリップ100自体の部品精度のバラ付きを吸収す
るためである。これに加え、車両の走行時の振動を吸収
し、トリムボード200のガタ付きも防止することができ
る。なお、部品側鍔部112は、パネル側鍔部111と同様
に、吸盤形に限らず、円盤形にしても良い。また、部品
側鍔部112とパネル側鍔部111との一方のみを、吸盤形と
しても良いし、或いは鍔部110全体を一つの円盤形とし
ても良い。 (脚部140)脚部140は、図1及び図3〜7に示すよう
に、パネル側鍔部111からパネル穴310に向かって延び、
パネル穴310に縮径して通り、樹脂の弾性力により復元
して、パネル側鍔部111との間でドアパネル300を保持す
るものである。
【0026】具体的には、脚部140は、図1及び図3〜
7に示すように、先細状の水滴形ないしはつぼみ形に膨
らんでいる。なお、脚部140は、水滴形ないしはつぼみ
形に限定されず、アンカー形、カヌー形或いは矢印形に
形成しても良い。 (取付部150)取付部150は、図1及び図2〜8に示すよ
うに、脚部140と背向して部品側鍔部112から延び、トリ
ムボード200の取付穴220にはまり込み、部品側鍔部112
との間でトリムボード200を保持するものである。
【0027】具体的には、取付部150は、図1及び図2
〜8に示すように、次の部分を備える。 (1)柱部131 (2)ひれ部132 なお、取付部150は、上記した(1)〜(2)に限定さ
れない。 (柱部131)柱部131は、図1及び図2〜8に示すよう
に、部品側鍔部112から延び、取付穴220の内径より小さ
い外径を有するものである。
【0028】具体的には、柱部131は、図8に示すよう
に、断面が長円形状ないしは小判形を成している。そし
て、柱部131の全長は、図10に示すように、トリムボ
ード200の張出壁211の高さ未満とし、取付部150が取付
枠210の中空部内にスッポリとはまり込むようにしてい
る。 (ひれ部132)ひれ部132は、図3及び図8に示すよう
に、柱部131から渦巻き状に張り出し、少なくとも一対
有る。
【0029】具体的には、ひれ部132は、図8に示すよ
うに、柱部131の長手方向の両端部からそれぞれ渦巻き
状に張り出し、計2個設けられている。なお、ひれ部13
2の数は、2個に限定されず、3個以上設けても良い。
一方、各ひれ部132には、図1、図3及び図5に示すよ
うに、テーパー部133をそれぞれ設けている。
【0030】上記各テーパー部133は、図1、図3及び
図5に示すように、先細状に斜めに傾斜し、取付穴220
に当接した際に、図9に示すように、各ひれ部132の樹
脂の弾性力に抗して、各ひれ部132を柱部131に巻き付か
せるようにそれぞれ折り畳むものである。 (使用方法)上記した構成を有するクリップ100の使用
方法について、以下に説明する。
【0031】まず、クリップ100を、図10に示すよう
に、トリムボード200に取り付ける。すなわち、クリッ
プ100の取付部130を、トリムボード200の取付穴220に合
わせて挿入する。取付部130を挿入すると、両ひれ部132
の各テーパー部133が取付穴220の孔縁に当接する。
【0032】ここで、取付部130が強く挿入されると、
両ひれ部132の各テーパー部133が取付穴220の孔縁に押
されて、図9に示すように、柱部131に巻き付くように
それぞれ折り畳まれる。このため、クリップ100の取付
部130の外径が縮径し、トリムボード200の取付穴220を
通る。
【0033】そして、両ひれ部132がトリムボード200の
取付穴220を通過すると、図10に示すように、各ひれ
部132が樹脂の弾性復元力により復元し、取付穴220から
抜けなくなる。同時に、トリムボード200の取付壁212
が、図10に示すように、両ひれ部132と部品側鍔部112
との間ではさみ持たれる。
【0034】なお、クリップ100は、図2に示すよう
に、トリムボード200に複数個、取り付けられる。つぎ
に、クリップ100を、図10に示すように、ドアパネル3
00に取り付ける。すなわち、クリップ100の脚部120を、
ドアパネル300のパネル穴310に合わせて挿入する。
【0035】脚部140を挿入すると、脚部140は、パネル
穴310を縮径して通り抜け、図10に示すように、樹脂
の弾性復元力により復元して、パネル側鍔部111との間
でドアパネル300をはさみ持つ。その結果、トリムボー
ド200は、複数個のクリップ100を介して、ドアパネル30
0に固定される。
【0036】なお、クリップ100を、トリムボード200に
先に取り付けたが、逆にドアパネル300に先に取り付
け、その後、トリムボード200に取り付けることも可能
である。一方、トリムボード200を取り外す際には、図
示しないが、ドアパネル300から引きはがすようにする
と、各クリップ100の脚部140がドアパネル300のパネル
穴310から抜け、各クリップ100は、トリムボード200の
取付穴220に取り付いた状態で回収される。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0038】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
トリムボード等の部品の取付穴を円形の穴とすること
で、取付穴のめくれ上がりや、取付穴からのクリップの
取付部の抜けを防止することができる。これに加え、請
求項1記載の発明によれば、クリップの取付部をひれ部
より構成することで、部品の取付穴に挿入することで、
クリップを部品にワンタッチで取り付けることができ
る。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0039】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
部品又はパネルの板厚の誤差や、クリップ自体の部品精
度のバラ付きを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップの取付状態を示す分解断面図である。
【図2】クリップの取付状態を示す分解斜視図である。
【図3】クリップの斜視図である。
【図4】クリップの他の斜視図である。
【図5】クリップの側面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】クリップの平面図である。
【図9】図8に対応し、ひれ部が撓んだ状態を示す平面
図である。
【図10】図1に対応し、クリップの取付状態を示す断
面図である。
【図11】従来のクリップの取付状態を示す分解斜視図
である。
【図12】図11に示す従来のトリムボードの一部断面
図である。
【符号の説明】 (従来例) 10 クリップ 11 フランジ 20 トリムボード 30 取付穴 31 穴本体 32 スライド溝 (発明の実施の形態) 100 クリップ 110 鍔部 111 パネル側鍔部 112 部品側鍔部 120 脚部 130 取付部 131 柱部 132 ひれ部 133 テーパー部 200 トリムボード 210 取付枠 211 張出壁 212 取付壁 220 取付穴 300 ドアパネル 310 パネル穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに設けられたパネル穴より大きい
    鍔部と、 前記鍔部から前記パネル穴に向かって延び、前記パネル
    穴に縮径して通り、弾性力により復元して、前記鍔部と
    の間で前記パネルを保持する脚部と、 前記脚部と背向して前記鍔部から延び、部品に設けられ
    た取付穴にはまり込み、前記鍔部との間で前記部品を保
    持する取付部とを備える部品取付用のクリップにおい
    て、 前記取付穴は、前記鍔部より小さい円形に形成され、 前記取付部は、 前記鍔部から延び、前記取付穴の内径より小さい外径を
    有する柱部と、 前記柱部から渦巻き状に張り出す少なくとも一対のひれ
    部とを備え、 前記各ひれ部には、先細状に斜めに傾斜し、前記取付穴
    に当接した際に、前記各ひれ部の弾性力に抗して、前記
    各ひれ部を前記柱部に巻き付かせるようにそれぞれ折り
    畳むテーパー部をそれぞれ設けていることを特徴とする
    部品取付用のクリップ。
  2. 【請求項2】 前記鍔部は、 前記部品又は前記パネルのいずれか少なくとも一方に向
    かって開いた吸盤形に形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の部品取付用のクリップ。
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