JP2001199811A - 過酢酸含有水溶液 - Google Patents

過酢酸含有水溶液

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JP2001199811A JP2000011143A JP2000011143A JP2001199811A JP 2001199811 A JP2001199811 A JP 2001199811A JP 2000011143 A JP2000011143 A JP 2000011143A JP 2000011143 A JP2000011143 A JP 2000011143A JP 2001199811 A JP2001199811 A JP 2001199811A
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Kenichi Kimizuka
健一 君塚
Shoichiro Kajiwara
庄一郎 梶原
Naoki Kogure
直毅 木暮
Takamitsu Tsuruga
貴光 敦賀
Toshiaki Masuda
利明 増田
Yasu Masuda
縁 桝田
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数回繰り返して希釈を行うことなく、1回
の希釈によって使用可能な過酢酸含有原液であって、透
析装置(配管を含む)を処理して、透析装置内の無機物
および有機物除去(洗浄)と除菌を行うことが可能な過
酢酸含有水溶液および透析装置の洗浄方法を提供するこ
と。 【解決手段】 過酢酸0.1〜1重量%、過酸化水素5
〜50重量%、酢酸0.1〜7重量%を含み、かつ、過
酸化水素/過酢酸の重量比が40〜200である過酢酸
含有水溶液とする。当該過酢酸含有水溶液を水で2〜2
00倍に希釈し、希釈水溶液中の過酸化水素/過酢酸の
重量比が40〜200である期間内に、透析装置の洗浄
に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺菌剤、除草剤、
あるいは人工透析装置を含む医療器具などの除菌剤とし
て、広く工業的に用いられる過酢酸含有水溶液に関す
る。
【0002】
【従来の技術】過酢酸水溶液を種々の用途において、殺
菌剤、除草剤あるいは除菌剤として用いることは古くか
ら知られており、近年、該水溶液は人工透析装置(配管
を含む)内の除菌剤として多用されるようになってきて
いる。従来から公知である透析装置洗浄用過酢酸水溶液
としては、例えば、過酢酸、過酸化水素および酢酸を含
む過酢酸系除菌剤原液を、100〜600倍に希釈して
使用している。しかしながら、従来から公知である上記
過酢酸水溶液を用いて人工透析装置内を洗浄した場合、
除菌効果は優れているものの、タンパク質をはじめとす
る有機物の除去能が低いことも知られている。そこで、
病院内においては、次亜塩素酸ナトリウム水溶液により
有機物を除去し、次いで過酢酸水溶液により除菌を行う
方法等、2種類以上の薬液を必要とする操作が行われて
いる。しかしながら、2種類以上の薬液を必要とする除
菌並びに洗浄方法では、洗浄時間が1種類以上の薬液洗
浄より長くなることは明らかである。
【0003】さらに、有機物の除去を目的として、過酸
化水素8重量%、過酢酸6重量%および酢酸32重量%
を含む原液を水にて種々の倍率に希釈し、該希釈液に3
5%過酸化水素を種々の容量比で添加し、さらに水にて
10〜50倍に希釈した水溶液を使用することが検討さ
れている。しかし、この方法では通常、最終的には10
0〜600倍となる希釈を繰り返す。したがって、通
常、原液量が極少量となることから、希釈において計測
間違いを起こすおそれがあり、この改良が求められてい
た。また、希釈することなく、透析装置内の洗浄を目的
として、過酢酸含有水溶液を1液(原液)とすることに
は、大量の原液を必要とするという問題があり、この問
題を解消することは非常に困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決すべき課
題は、複数回繰り返して希釈を行うことなく、1回の希
釈によって使用可能な過酢酸含有原液であって、透析装
置(配管を含む)を処理して、透析装置内の無機物およ
び有機物の除去(洗浄)と除菌を行うことが可能な過酢
酸含有水溶液及びそれを使用した透析装置の洗浄方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来から
公知である過酢酸含有水溶液の上記欠点を克服するた
め、種々鋭意研究を行った結果、過酸化水素濃度を従来
のものよりも上昇させた過酢酸含有水溶液を用い、好ま
しくは使用直前に水と混合して、透析装置の処理に供す
ることにより、上記目的が達成出来ることを見出し、本
発明を完成させるに至った。
【0006】即ち、本発明は、過酢酸0.1〜1重量
%、過酸化水素5〜50重量%、酢酸0.1〜7重量%
を含み、かつ、過酸化水素/過酢酸の重量比が40〜2
00である過酢酸含有水溶液である。
【0007】また、本発明は過酢酸含有水溶液を水で希
釈し、希釈した水溶液中の過酸化水素/過酢酸の重量比
が40〜200である期間内に、該希釈水溶液で透析装
置を洗浄することを特徴とする透析装置の洗浄方法であ
る。
【0008】さらに、本発明は上記濃度範囲を有する過
酢酸含有水溶液を水で2〜200倍に希釈し、希釈した
水溶液中の過酸化水素/過酢酸の重量比が40〜200
である期間内に、該希釈水溶液で透析装置を洗浄するこ
とを特徴とする透析装置の洗浄方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の過酢酸含有水溶液は、過
酢酸0.1〜1重量%、過酸化水素5〜50重量%およ
び酢酸0.1〜7重量%を含有しており、通常水で2〜
200倍、好ましくは10〜50倍に希釈して使用され
るものである。過酢酸濃度が0.1重量%未満である
と、除菌不足となり得る。また1重量%を越えると、透
析装置部材を腐食し得る。過酸化水素濃度が5重量%未
満であると、有機物の除去効果が劣る。また、50重量
%を越えると、取扱い上、危険を伴う。さらに、酢酸濃
度が0.1重量%未満であると、炭酸塩をはじめとする
無機物の除去効果が劣る。また7重量%を越えると透析
装置部材を腐食し得る。
【0010】本発明の過酢酸含有水溶液は、過酢酸、過
酸化水素および酢酸が上記濃度範囲内であって、さら
に、過酸化水素/過酢酸の重量比が40〜200、好ま
しくは50〜100であることを特徴とする。該重量比
が40未満であると、有機物除去効果が低下し、また、
200を越えると、除菌効果が低下する。
【0011】従来から公知である過酢酸含有水溶液の1
つは、過酢酸6重量%、過酸化水素8重量%および酢酸
32重量%を含み、透析装置にて使用する際には、透析
装置の設定可能な希釈倍率には限りがあるから、一旦、
薬液タンク中に水および/または35重量%過酸化水素
にて希釈して保存し、さらに希釈することが必要であ
る。その際、過酢酸の最終濃度は0.006重量%であ
り、過酸化水素濃度は0.37重量%であり、過酸化水
素/過酢酸の重量比は61である。しかしながら、本発
明の過酢酸含有水溶液では、薬液タンク中に希釈して保
存する必要がなく、希釈を繰り返す必要がないことの利
点を有し、また過酸化水素濃度は5〜50重量%であ
り、従来の過酸化水素濃度よりも高くなっている。
【0012】本発明の過酢酸含有水溶液の製造方法とし
ては、種々の方法がある。例えば、過酸化水素5〜51
重量部、酢酸0.1〜8重量部、必要量の触媒、必要量
の安定剤及び残分として水を混合する方法が一般的には
適用される。また、この水溶液を得るに足る濃度の範囲
内で、できるだけ高濃度の過酸化水素水溶液を使用し、
該溶液に酢酸および必要量の触媒を混合し、過酢酸を生
成させ、次いで所定濃度となるような水と必要量の安定
剤を添加する方法が、好適に適用される。特に好ましく
は、60重量%以上の過酸化水素水溶液を用いると良
い。
【0013】前記過酢酸含有水溶液を触媒を使用せずに
製造することは可能であるが、必要に応じて過酢酸合成
に一般に使用されている硫酸、リン酸等の鉱酸などを用
いても良い。また、安定剤は、過酢酸含有水溶液を製造
直後に使用する場合や、予め過酸化水素水溶液に含有さ
れている安定剤により、又は安定剤としての効果も併せ
持つ触媒が残存することにより、その安定化効果が得ら
れる場合には、改めて安定剤剤を添加する必要はない。
しかし、それ以外の場合には、過酢酸含有水溶液中の安
定剤の濃度が0.01〜5重量%程度となるよう添加す
ることが好ましい。このような安定剤としては、ピロリ
ン酸、ピロリン酸ナトリウム、リン酸、リン酸ナトリウ
ム、ジピコリン酸、ホスホン酸、硝酸アンモニウム等の
化合物が例示される。
【0014】本発明の過酢酸含有水溶液は、水中の対象
物、例えば養殖魚の体表面に繁殖する好ましくない細菌
類などに対しても、除菌及び/又は洗浄効果を有する。
この場合、該水溶液を希釈せず対象物の存在する水に添
加する方法が良い。一方、透析装置の洗浄などの使用に
際し、希釈を必要とする場合には、使用直前に希釈する
ことが好ましい。過酢酸含有水溶液は希釈されることに
より、下記のような平衡反応により経時的に原料(過酸
化水素および酢酸)側へ移動し、過酸化水素/過酢酸の
重量比が変化する。 過酢酸 + 水 → 過酸化水素 + 酢酸 したがって、希釈後、過酸化水素/過酢酸の重量比が4
0〜200である期間内に使用するのが好ましく、かか
る期間は約1週間である。特に、ラインミキシング方式
で該水溶液と水を混合し、対象物、例えば透析装置へ供
給する方法が好ましい。
【0015】而して本発明の第2は、過酢酸含有水溶液
を水で希釈した希釈水溶液を、希釈した水溶液中の過酸
化水素/過酢酸の重量比が40〜200、好ましくは5
0〜100である期間内に使用することを特徴とする透
析装置の洗浄方法である。
【0016】また、本発明の第3は、上記濃度の本発明
の過酢酸含有水溶液を水で2〜200倍、好ましくは1
0〜50倍に希釈した希釈水溶液を、希釈した水溶液中
の過酸化水素/過酢酸の重量比が40〜200、好まし
くは50〜100である期間内に使用することを特徴と
する透析装置の洗浄方法である。
【0017】これら本発明の第 2、第3において、過酸
化水素/過酢酸の重量比が40〜200である期間は、
上記したように、希釈後約1週間程度である。
【0018】本発明の洗浄対象となる透析装置内部(配
管を含む)を構成する材料としては、例えばポリプロピ
レン、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリエーテルサルフォン、シリコンゴム、フッ素ゴ
ム、ポリ塩化ビニル、エスロンパイプなどが挙げられ
る。
【0019】使用する過酢酸含有水溶液の量は対象とな
る透析装置の種類により異なるものであるが、通常の透
析装置では、装置1台当たり希釈水溶液3〜45Lを使
用する。通常、0〜40℃の温度で、透析装置内に該希
釈水溶液を充填して10分〜50時間放置するか、又は
該希釈水溶液を上記透析装置内に10分〜90分通液す
ることにより、除菌および除蛋白を行うことができる。
【0020】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく
説明するが、本発明はこれらの実施例により、その範囲
を限定されるものではない。 実施例1 60重量%過酸化水素水溶液29.4g、氷酢酸1.6
g、リン酸0.1g、及びイオン交換水69.0gを混
合し、25℃にて4日間放置し、放置後、安定剤として
ピロリン酸0.2gを添加して、以下の組成物を得た。 過酢酸 0.35重量% 過酸化水素 17.5重量% 酢酸 1.3重量% リン酸 0.1重量% ピロリン酸 0.2重量% 水 80.8重量% 過酸化水素/過酢酸(重量比)=50 得られた過酢酸含有水溶液を35倍に希釈した。次い
で、得られた過酸化水素/過酢酸の重量比が50の希釈
水溶液を、細菌、無機物および有機物が付着したチュー
ブ(直径12mm、内径8mm、長さ150cm)に1
分当たり500mLの速度で通液したところ、室温にて
10分間で、細菌、無機物および有機物は完全に除去さ
れた。
【0021】実施例2 特開平6−340617号公報に準じ、下記過酢酸含有
水溶液の合成を行った。60重量%過酸化水素水溶液1
8g、氷酢酸36g、濃硫酸0.2g、ピロリン酸0.
2g及びイオン交換水31.8gを混合し、30℃にて
3日間放置し、下記の水溶液を得た。 過酢酸 7.1重量% 過酸化水素 7.7重量% 酢酸 30.9重量% 硫酸 0.2重量% ピロリン酸 0.2重量% 水 53.9重量% 過酸化水素/過酢酸(重量比)=1.08 この水溶液100gに50重量%過酸化水素水溶液1k
gを加え、下記の過酢酸含有水溶液を得た。 過酢酸 0.65重量% 過酸化水素 46.15重量% 酢酸 2.81重量% 硫酸 0.02重量% ピロリン酸 0.02重量% 水 50.35重量% 過酸化水素/過酢酸(重量比)=71 この過酢酸含有水溶液に希釈用イオン交換水49kgを
添加して、下記の希釈水溶液を得た。 過酢酸 142重量ppm(0.0142重量%) 過酸化水素 1.0重量% 酢酸 618重量ppm(0.0618重量%) 水 98.9重量% 過酸化水素/過酢酸(重量比)=70 こうして得られた希釈水溶液を、実施例1と同様に細
菌、無機物および有機物付着チューブへ通液したとこ
ろ、室温にて10分間でも、細菌、無機物および有機物
は除去された。
【0022】比較例1 特開平6−340617号公報に準じ、下記過酢酸含有
水溶液の合成を行った。60重量%過酸化水素水溶液1
8g、氷酢酸36g、濃硫酸0.2g、ピロリン酸0.
2g及びイオン交換水31.8gを混合し、30℃にて
3日間放置し、以下の水溶液を得た。 過酢酸 7.1重量% 過酸化水素 7.7重量% 酢酸 30.9重量% 硫酸 0.2重量% ピロリン酸 0.2重量% 水 53.9重量% 過酸化水素/過酢酸=1.08 得られた過酢酸含有水溶液を水にて実施例1と同じく3
5倍に希釈し、実施例1と同様に細菌、無機物および有
機物付着チューブへ通液したところ、細菌および無機物
は除去されたが、過酢酸濃度(希釈前で7.1重量%)
が実施例1(希釈前で0.35重量%)より高いにも関
わらず、室温にて10分間でも有機物は除去されなかっ
た。
【0023】比較例2 特開平6−340617号公報に準じ、下記過酢酸含有
水溶液の合成を行った。60重量%過酸化水素水溶液1
8g、氷酢酸36g、濃硫酸0.2g、ピロリン酸0.
2gおよびイオン交換水31.8gを混合し、30℃に
て3日間放置し、以下の水溶液を得た。 過酢酸 7.1重量% 過酸化水素 7.7重量% 酢酸 30.9重量% 硫酸 0.2重量% ピロリン酸 0.2重量% 水 53.9重量% 過酸化水素/過酢酸(重量比)=1.08 この水溶液100gに60重量%過酸化水素水溶液5k
gを加え、下記の過酢酸含有水溶液を得た。 過酢酸 0.14重量% 過酸化水素 58.97重量% 酢酸 0.61重量% 硫酸 0.004重量% ピロリン酸 0.004重量% 水 40.27重量% 過酸化水素/過酢酸(重量比)=421 この過酢酸含有水溶液5.1kgに希釈用イオン交換水
765kgを添加して、下記の希釈水溶液を得た。 過酢酸 9重量ppm(0.0009重量%) 過酸化水素 3906重量ppm(0.3906重量%) 酢酸 40重量ppm(0.004重量%) 水 99.6重量% 過酸化水素/過酢酸=434 得られた希釈水溶液を、細菌、無機物および有機物が付
着したチューブ(直径12mm、内径8mm、長さ15
0cm)に1分当たり500mLの速度で通液したこと
ろ、無機物および有機物は除去されたものの、室温にて
10分間でも細菌は完全に死滅しなかった。
【0024】
【発明の効果】従来から知られている過酢酸含有水溶液
を用いて透析装置(配管を含む)を処理した場合、該水
溶液中の過酸化水素濃度が低いために、タンパク質をは
じめとする有機物を除去することは困難である。しか
し、本発明の過酢酸含有水溶液は、除菌効果が高く、か
つ無機物および有機物除去効果が大きいものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 7/26 C11D 7/26 7/54 7/54 17/00 17/00 17/08 17/08 (72)発明者 梶原 庄一郎 神奈川県足柄郡山北町950 三菱瓦斯化学 株式会社山北工場内 (72)発明者 木暮 直毅 神奈川県足柄郡山北町950 三菱瓦斯化学 株式会社山北工場内 (72)発明者 敦賀 貴光 神奈川県足柄郡山北町950 三菱瓦斯化学 株式会社山北工場内 (72)発明者 増田 利明 大阪府大阪市北区本庄西3丁目9番3号 株式会社ニッショー内 (72)発明者 桝田 縁 大阪府大阪市北区本庄西3丁目9番3号 株式会社ニッショー内 Fターム(参考) 4C058 AA12 BB07 CC06 JJ07 JJ08 4H003 BA12 DA12 DA20 DC01 EA04 EB07 ED02 EE04 EE06 FA16 FA34 FA44 4H011 AA02 BA04 BA06 BB06 BB18 BC18 DA13 DG16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過酢酸0.1〜1重量%、過酸化水素5
    〜50重量%および酢酸0.1〜7重量%を含み、か
    つ、過酸化水素/過酢酸の重量比が40〜200である
    ことを特徴とする過酢酸含有水溶液。
  2. 【請求項2】 さらに、安定剤を含有する請求項1記載
    の過酢酸含有水溶液。
  3. 【請求項3】 安定剤がピロリン酸である請求項2記載
    の過酢酸含有水溶液。
  4. 【請求項4】 過酢酸含有水溶液を水で希釈した希釈水
    溶液を、該希釈水溶液中の過酸化水素/過酢酸の重量比
    が40〜200である期間内に使用することを特徴とす
    る透析装置の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の過酢酸含有水溶液を水で
    2〜200倍に希釈した希釈水溶液を、該希釈水溶液中
    の過酸化水素/過酢酸の重量比が40〜200である期
    間内に使用することを特徴とする透析装置の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 過酢酸含有水溶液の希釈倍率が10〜5
    0倍である請求項5記載の透析装置の洗浄方法。
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