JP2001199794A - シリコン単結晶インゴット、その製造方法およびシリコンウェーハの製造方法 - Google Patents

シリコン単結晶インゴット、その製造方法およびシリコンウェーハの製造方法

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JP2001199794A
JP2001199794A JP2000008007A JP2000008007A JP2001199794A JP 2001199794 A JP2001199794 A JP 2001199794A JP 2000008007 A JP2000008007 A JP 2000008007A JP 2000008007 A JP2000008007 A JP 2000008007A JP 2001199794 A JP2001199794 A JP 2001199794A
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Toshiro Minami
俊郎 南
Yumiko Hirano
由美子 平野
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体デバイスの酸化膜耐圧特性を向上させ、
半導体デバイスの歩留を向上させることができるシリコ
ン単結晶インゴット、その製造方法およびシリコンウェ
ーハの製造方法を提供する。 【解決手段】ポリシリコン7に窒素Nおよび炭素Cをド
ープしたシリコン融液7からチョクラルスキー法を用い
て引上げられ、その窒素濃度が1×1013〜5×10
15atoms/cm、炭素濃度が5×1015〜3
×1016atoms/cmであるシリコン単結晶イ
ンゴット。また、その製造方法およびシリコンウェーハ
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコン単結晶イン
ゴット、その製造方法およびシリコンウェーハの製造方
法に係わり、特に半導体デバイスの歩留を向上させるこ
とができるシリコン単結晶インゴット、その製造方法お
よびシリコンウェーハの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスに用いられるシリコンウ
エーハは、主としてシリコン多結晶からCZ法により引
上げられた単結晶インゴットをスライスして製造され
る。
【0003】CZ法は、石英ルツボ内に供給された原料
のポリシリコンを加熱溶融し、このシリコン融液に種結
晶の先端を接触させ、なじませた後、シリコン単結晶イ
ンゴットを育成し引上げるものである。
【0004】このようにして製造されたシリコンウェー
ハに、このシリコンウェーハの結晶表面に存在する重金
属などの不純物をゲッタリングするために、酸素析出物
(BMD)を利用したIG法(Intrinsic G
ettering)が用いられている。
【0005】近年、半導体デバイスの高密度化が進んで
おり、これに伴ってシリコン単結晶インゴットにも低酸
素化が要求されている。一方、このシリコン単結晶イン
ゴットから製造されるシリコンウェーハ中の酸素析出物
はIG法のために不可欠のものであるが、低酸素化のた
めに酸素析出物が低減している。
【0006】そこで、ポリシリコン融液中に窒素をドー
プして、シリコンウェーハの結晶中に酸素の析出を促進
させることが行われているが、窒素ドープは同時に、こ
のようにして製造されたシリコンウェーハが熱酸化処理
を受けたときに、OSFリングと呼ばれるリング状の酸
化誘起積層欠陥を生じ、さらに、このOSFリング領域
の幅が広くなる。また、このOSFリングの内側には、
酸素析出物の密度が著しく低くなる範囲が存在し、酸素
析出物の密度が著しく低く、不均一な部分では、他の部
分に比べてゲッタリング能力が不足し、所定のゲッタリ
ング能力が得られず、酸化膜耐圧を低下させ、半導体デ
バイスの歩留を低下させていた。
【0007】また、電気特性とりわけ酸化膜の経時絶縁
破壊特性を低下させ、半導体デバイスの歩留を低下させ
る要因として、シリコンウェーハのエッチング後に発生
するエッチピットがある。
【0008】すなわち、半導体デバイス製造プロセスに
おいて、歩留を低下させている原因として、COP(C
rystal Originated Particl
e)の存在が挙げられるが(図5参照)、このCOP
は、結晶育成時に導入される結晶欠陥の一つであり、正
八面体の空洞型の欠陥である。このCOPは鏡面研磨後
のシリコンウェーハをアンモニアと過酸化水素の混合液
でエッチングすると、シリコンウェーハの表面にピット
を形成するものであり(エッチピット、図7参照)、シ
リコンウェーハの酸化膜の経時絶縁破壊特性を劣化さ
せ、また半導体デバイス製造プロセスにおける歩留低下
の要因になっている。
【0009】このエッチピット密度を抑制する方法とし
て、エッチピットの発生原因となる単結晶成長プロセス
中におけるCOPの導入を抑制するため、単結晶引上げ
速度を低速にすることが行われている。しかし、この単
結晶引上げ方法では、生産性の低下を招き実用性に乏し
い。
【0010】さらに、他の方法として、特開平3―19
3698号公報には、FZ法により製造されたシリコン
インゴットからスライスされたシリコンウェーハに酸
素、窒素、D欠陥を含有させ、熱処理した場合、酸素量
が比較的少ない場合でも、窒素の存在下でも重金属をゲ
ッターすることができることが開示されている。
【0011】しかし、この開示の方法はFZ法であり、
また、表層(表面から数μmの深さ)に存在する欠陥に
対する対策がなされていない。
【0012】また、特開平5―294780号公報に
は、ポリシリコン融液中に窒素をドープする方法が開示
されているが、窒素ドープでセコエッチピットが300
ケ/cm以下になるとしているが、上記同様に半導体
デバイス歩留に影響を与える表層に存在する欠陥に対す
る対策がなされていない。
【0013】さらに、特開平11―195565号公報
には、ポリシリコンに窒素をドープし、チョクラルスキ
ー法を用いて低速で引上げ、窒素濃度を制御し、OSF
リングを結晶外周より内側に生じさせるか、中心部で消
滅するシリコンウェーハを製造する方法であるが、低速
での引上げであり生産性が低く、実用性に乏しい。
【0014】また、エッチピットの原因になるCOPを
減少させるために、水素雰囲気でシリコンウェーハを高
温アニールすることが有効であり、多くの方法が提案さ
れている。
【0015】例えば、特開平11―186277号公報
に開示されているように、CZ法による単結晶引上速度
を高速化し、COPサイズが60〜130nmであるシ
リコンウェーハを還元性雰囲気中で熱処理する方法であ
る。しかし、水素アニールは、シリコンウェーハ表面の
に存在するCOPを消滅させる方法としては有効であ
り、表面のCOP低減効果は顕著に認められるが、相当
数のCOPが表面に残存しており、加えて半導体デバイ
ス歩留に大きな影響を及ぼす表面から5μm深さ程度の
表層には、COPが残存している。また、この公報に開
示された引上げ高速度化(0.6mm/min以上)に
よるCOPの小サイズ化だけでは、やはり表層COPの
消滅を達成することはできない。
【0016】さらに、特開平11―135514号公報
には、水素とアルゴンの混合雰囲気で熱処理すること
で、COP密度が0.16ケ/cm以下のシリコンウ
ェーハを製造する方法が開示されているが、水素アニー
ルにより表面から5μm程度の表層に存在するCOPを
完全に消滅させるためには、アニール前のCOPが消え
やすいような形態に制御したシリコン単結晶を作る必要
がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】そこで、半導体デバイ
スの酸化膜耐圧特性、酸化膜の経時破壊特性を向上さ
せ、半導体デバイスの歩留を向上させることができ、か
つ高速で引上げることができるシリコン単結晶インゴッ
ト、その製造方法およびシリコンウェーハの製造方法が
要望されている。
【0018】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、半導体デバイスの酸化膜耐圧特性、酸化膜の経
時破壊特性を向上させ、半導体デバイスの歩留を向上さ
せることができ、かつ高速で引上げることができるシリ
コン単結晶インゴット、その製造方法およびシリコンウ
ェーハの製造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、ポリシリコンに窒素
および炭素をドープしたシリコン融液からチョクラルス
キー法を用いて引上げられ、その窒素濃度が1×10
13〜5×1015atoms/cm、炭素濃度が5
×1015〜3×1016atoms/cmであるこ
とを特徴とするシリコン単結晶インゴットであることを
要旨としている。
【0020】本願請求項2の発明は、チョクラルスキー
法を用いたシリコン単結晶インゴットの製造方法におい
て、ポリシリコンに窒素および炭素をドープしたシリコ
ン融液から引上げられ、引上げられたシリコン単結晶の
窒素濃度が1×1013〜5×1015atoms/c
、炭素濃度が5×1015〜3×1016atom
s/cmであることを特徴とするシリコン単結晶イン
ゴットの製造方法であることを要旨としている。
【0021】本願請求項3の発明では、上記炭素ドープ
は、シリコン融液上方にカーボン板を載置し、溶融する
ことにより行うことを特徴とする請求項2に記載のシリ
コン単結晶インゴットの製造方法であることを要旨とし
ている。
【0022】本願請求項4の発明では、ポリシリコンに
窒素および炭素をドープしたシリコン融液からチョクラ
ルスキー法を用い、窒素濃度が1×1013〜5×10
15atoms/cm、炭素濃度が5×1015〜3
×1016atoms/cm のシリコン単結晶インゴ
ットを引上げ、引上げられたシリコン単結晶インゴット
をスライスしてシリコンウェーハを製造し、さらに、熱
処理して内部にゲッタリング効果を持つ結晶欠陥を形成
することを特徴とするシリコンウェーハの製造方法であ
ることを要旨としている。
【0023】本願請求項5の発明は、ポリシリコンに窒
素あるいは炭素、もしくは窒素および炭素の両方をドー
プしたシリコン融液からチョクラルスキー法を用いて引
上げられたシリコン単結晶インゴットをスライスしてシ
リコンウェーハを製造し、しかる後、このシリコンウェ
ーハを研磨して鏡面研磨ウェーハを製造し、この鏡面研
磨ウェーハを、エッチング液を用いてエッチングした後
に、鏡面研磨ウェーハの表面に現れる0.11μm以上
のエッチピット密度が2ケ/cm以下で、かつ、エッ
チピットの最大サイズが0.15μm以下にすることを
特徴とするシリコンウェーハの製造方法であることを要
旨としている。
【0024】本願請求項6の発明では、上記シリコンウ
ェーハは、ポリシリコンに窒素および炭素をドープした
シリコン融液からチョクラルスキー法を用いて引上げら
れ、シリコン単結晶インゴットの窒素濃度が1×10
13〜5×1015atoms/cm、炭素濃度が5
×1015〜3×1016atoms/cmのシリコ
ン単結晶インゴットをスライスして製造されたことを特
徴とする請求項5に記載のシリコンウェーハの製造方法
であることを要旨としている。
【0025】本願請求項7の発明では、上記エッチング
されたシリコンウェーハは、高温水素雰囲気で熱処理さ
れることを特徴とする請求項5または6に記載のシリコ
ンウェーハの製造方法であることを要旨としている。
【0026】本願請求項8の発明では、上記エッチング
は、エッチング液の組成がアンモニア1:過酸化水素
2:水13の割合であり、かつ、液温が60〜70℃で
あり、エッチング時間が10〜30分であることを特徴
とする請求項5または6に記載のシリコンウェーハの製
造方法であることを要旨としている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるシリコン単
結晶インゴット、その製造方法およびシリコンウェーハ
の製造方法の実施の形態を添付図面に基づき説明する。
【0028】図1は本発明に係わるシリコン単結晶イン
ゴット1を製造するシリコン単結晶引上装置2で、この
シリコン単結晶引上装置2で引上げられるシリコン単結
晶インゴット1は、チョクラルスキー法を用い、ポリシ
リコンに窒素および炭素をドープして育成され、その引
上げられたシリコン単結晶インゴット1の窒素濃度が1
×1013〜5×1015atoms/cm、炭素濃
度が5×1015〜3×1016atoms/cm
ある。
【0029】窒素濃度が1×1013atoms/cm
以下では、ゲッタリング効果を十分発揮させることが
できず、5×1015atoms/cmを超えると、
シリコン単結晶の有転移化が起こりやすくなり、さらに
はこのシリコン単結晶インゴット1から製造されたシリ
コンウェーハが熱酸化処理を受けたときに、OSFリン
グの発生が著しくなる。
【0030】炭素濃度が5×1015atoms/cm
以下であると、酸素析出促進の効果が期待できず、1
15〜3×1016atoms/cmを超えると、
酸素析出量が多すぎて半導体デバイス特性に悪影響を与
える。
【0031】次に、本発明に係わるシリコン単結晶イン
ゴット1の製造方法を説明する。
【0032】図1に示すように、本発明に係わるシリコ
ン単結晶インゴットの製造方法に用いられるCZ法は、
単結晶引上装置2のチャンバ3内に設置した石英ガラス
ルツボ4に原料であるポリシリコンを充填し、さらに、
窒素Nをドープするためのドーパントとして、引上げら
れたシリコン単結晶インゴット1が上記窒素濃度になる
ように窒化珪素を所定量入れ、石英ガラスルツボ4の外
周に設けたヒータ5によってポリシリコンを加熱溶解さ
せる。そして、上記炭素濃度になるように所定の大きさ
の高純度カーボン板6を石英ガラスルツボ4の上方に配
設された輻射シールド10からタングステン等のワイヤ
15を介して釣支し、この高純度カーボン板6を141
0℃で溶融するシリコン融液7上方に配置し、炭化珪素
としてシリコン融液7内に取り込み、炭素Cをドープす
る。しかる後、この窒素と炭素がドープされたシリコン
融液7にシードチャック8に取付けた種結晶9を浸漬
し、シードチャック8および石英ガラスルツボ4を同方
向または逆方向に所定の回転数で回転させながらシード
チャック8を引上げて単結晶1を成長させ、所定の引上
速度で引上げることにより行われる。ここで高純度カー
ボン板6は輻射シールド10から釣支する例を示した
が、引上げ装置本体からワイヤを介して釣上げモータを
付して上下動させてもよい。そして、このカーボン板6
は平板リング形状をなし、外周が石英ガラスルツボ4の
内周より幾分小さく形成され、内周は引上げられるシリ
コン単結晶インゴット1の口径よりも幾分大きめに形成
され、引上げプロセス中、カーボンが融液中に取り込ま
れるようになっている。
【0033】なお、シリコン単結晶引げ上げ時に窒素を
ドープするのは、酸素の析出を促進させるとともに後述
のようにCOPサイズを小さくするためのものであり、
また、極低濃度の炭素をドープすることにより、窒素を
ドープすることとと同様の効果が得られものと考えら
れ、さらに窒素と炭素を同時にドープすることによりそ
の相乗効果により、高密度の酸素析出物を面内に均一に
析出させることができる。
【0034】このようにして引上げられたシリコン単結
晶インゴット1は窒素濃度が1×1013〜5×10
15atoms/cm、炭素濃度を5×1015〜3
×10 16atoms/cmとなる。
【0035】次に、本発明に係わるシリコンウェーハの
製造方法の第一の実施形態を説明する。
【0036】図2に示すように、本発明に係わるシリコ
ンウェーハ11を製造するには、ワイヤソー12を用
い、回転するローラ13間を走行するワイヤ14により
所定の厚さにスライスして製造する。このようにして製
造されたシリコンウェーハ11を図3に示すような熱処
理炉21を用いて熱処理する。例えば、ヒータ22を有
する炉本体23に配置された炉芯管24内にシリコンウ
ェーハ11が搭載されたウェーハボート25を収納し、
還元性ガス雰囲気で、最初は低温域で所定時間熱処理を
行い、次いで高温域で所定時間熱処理を行う。
【0037】このようにして、窒素濃度が1×1013
〜5×1015atoms/cm、炭素濃度が5×1
15〜3×1016atoms/cmのシリコンウ
ェーハ11を熱処理することにより、OSFリング形状
の内側に発生するBMD密度の低濃度域の改善が行え
る。すなわち、通常より高密度の酸素析出物を面内に均
一に析出させ、IG法による重金属等の不純物含有量低
減効果を改善できる。
【0038】従って、シリコンウェーハの酸化膜耐圧特
性を向上させることができ、半導体デバイスの歩留を大
幅に向上させることができるシリコンウェーハを製造す
ることができる。
【0039】次に本発明に係わるシリコンウェーハの製
造方法の第二の実施形態を説明する。
【0040】なお、上述したシリコンウェーハの製造方
法の第一の実施形態と同一部分には同一符号を付して説
明する。
【0041】図1に示すような単結晶引上装置2を用
い、この単結晶引上装置2のチャンバ3内に設置した石
英ガラスルツボ4に原料であるポリシリコンを充填し、
さらに、ポリシリコンに窒素あるいは炭素、もしくは窒
素および炭素の両方をドープしたシリコン融液7aから
チョクラルスキー法を用いてシリコン単結晶インゴット
1aを引上げる。このシリコン単結晶インゴット1a
は、窒素あるいは炭素、もしくは窒素および炭素の両方
がドープされており、図2に示すようなワイヤソー12
を用い所定の厚さにスライスして、窒素あるいは炭素、
もしくは窒素および炭素の両方がドープされたシリコン
ウェーハ11aを製造する。
【0042】しかる後、図4に示すような鏡面研磨装置
31を用いて鏡面研磨する。鏡面研磨装置31の回転す
る定盤32に設けられた研磨布33に研磨剤34を注入
しながら、取付盤35に貼付されたシリコンウェーハ1
1aを研磨布33に押圧して、鏡面研磨する。鏡面研磨
されたシリコンウェーハ11aには図5に示すようなC
OPが存在する。
【0043】次に鏡面研磨されたシリコンウェーハ11
aを図6に示すようにエッチング液が満たされたエッチ
ング液槽41を用いてエッチングする。
【0044】例えば、エッチング液はSC−1(Sta
ndard Cleaning1)で、その組成はアン
モニア1:過酸化水素1〜3:水13の割合であり、か
つ、液温60〜70℃、エッチング時間は10〜30分
である。最も好ましくは、組成はアンモニア1:過酸化
水素2:水13の割合であり、液温は65℃であり、エ
ッチング時間は20分である。
【0045】このようにしてエッチングされた鏡面研磨
ウェーハ11aの表面には、図7に示すようなエッチピ
ットが現れる。
【0046】窒素あるいは炭素、もしくは窒素および炭
素の両方がドープされたシリコンウェーハ11aを鏡面
研磨し、さらに、エッチングすることで、上記のような
鏡面研磨ウェーハ11aの表面に現れるエッチピット
を、0.11μm以上のエッチピット密度が2ケ/cm
以下、かつ、エッチピットの最大サイズが0.15μ
m以下にすることができる。このシリコンウェーハ11
aは水素アニールによってCOPが消えやすいシリコン
ウェーハである。
【0047】さらに、このエッチング後の鏡面研磨ウェ
ーハ11aを図3に示すような熱処理炉21を用い、水
素雰囲気で高温アニールを行うことにより、鏡面研磨ウ
ェーハ11aの表層5μmまでのCOP密度を0.03
ケ/cmにすることができ、表層5μmまで無欠陥と
することができる。従って、シリコンウェーハの酸化膜
の経時破壊特性を向上させることができ、半導体デバイ
スの歩留を大幅に向上させることができるシリコンウェ
ーハを製造することができる。
【0048】なお、本実施形態に用いられた窒素あるい
は炭素、もしくは窒素および炭素の両方がドープされ鏡
面研磨されたシリコンウェーハに代えて、上述したシリ
コンウェーハの製造方法の第一の実施形態に用いられた
シリコンウェーハ、すなわち、窒素濃度が1×1013
〜5×1015atoms/cm、炭素濃度が5×1
15〜3×1016atoms/cmのシリコンウ
ェーハを用いて、このシリコンウェーハを研磨して鏡面
研磨ウェーハを製造し、この鏡面研磨ウェーハを、エッ
チング液を用いてエッチングした後に、鏡面研磨ウェー
ハの表面に現れる0.11μm以上のエッチピット密度
が2ケ/cm以下で、かつ、エッチピットの最大サイ
ズが0.15μm以下にするようにしてもよい。このよ
うなシリコンウェーハの製造方法によれば、高密度の酸
素析出物を面内に均一に析出させ、IG法による重金属
等の不純物含有量低減効果を改善でき、さらに、水素ア
ニールによってCOPが消えやすいシリコンウェーハを
製造することができる。
【0049】さらに、このエッチング後の鏡面研磨ウェ
ーハを上述同様に水素雰囲気で高温アニールを行うこと
により、鏡面研磨ウェーハの表層5μmまでのCOP密
度を0.03ケ/cmにすることができ、表層5μm
まで無欠陥とすることができるので、半導体デバイスの
歩留を大幅に向上させることができるシリコンウェーハ
を製造することができる。
【0050】
【実施例】試験1(実施例1): 図1に示すようなシ
リコン単結晶引上げ装置を用い、直径が、例えば52c
mの石英ガラスルツボに原料のポリシリコン100kg
を収納し、ドーパントとして窒化珪素を1g供給した
後、溶融させ、シリコン融液の上方に表面積が1600
cmでリング形状の高純度炭素板を配置し、シリコン
単結晶の引上げ速度1mm/分で、直径8インチのシリ
コンインゴットを引上げた。このシリコンインゴットの
中央部位からシリコンウェーハを切り出し、窒素濃度は
SIMSで、炭素濃度はFT−IRを用いて分析したと
ころ、このシリコンインゴットの窒素濃度が1×10
15atoms/cm、炭素濃度が2×1016at
oms/cmであった。
【0051】また、シリコンウェーハ表面のCOPを1
回エッチング後のパーティクルカウンターで測定したと
ころ、0.11〜0.21μmの範囲において1.3ケ
/cmであり、検出されたCOPの最大サイズは0.
133μmであった。
【0052】試験2(実施例2): 実施例1と引上げ
条件を同一にし、高純度炭素板の形状と載置位置を変更
してシリコンインゴットを引上げ、シリコンウェーハを
切り出し、分析した。このシリコンインゴットの窒素濃
度が1×1015atoms/cm、炭素濃度が5×
1016atoms/cmであった。
【0053】また、シリコンウェーハ表面の1回エッチ
ング後のCOPをパーティクルカウンターで測定したと
ころ、0.11〜0.21μmの範囲において1.6ケ
/cmであり、検出されたCOPの最大サイズは0.
148μmであった。
【0054】試験3(比較例1): 試験1と同一条件
とし、シリコン融液上に炭素板を載置せずにシリコン単
結晶インゴットの引上げを行い、シリコンウェーハを分
析した。このシリコンインゴットの窒素濃度が1×10
15atoms/cm、炭素濃度が1×1015at
oms/cmであった。
【0055】また、シリコンウェーハ表面の1回エッチ
ング後のCOPをパーティクルカウンターで測定したと
ころ、0.11〜0.21μmの範囲において2.8ケ
/cmであり、検出されたCOPの最大サイズは0.
178μmであった。比較例1のCOPの個数は2.8
ケ/cmで、実施例1の1.3ケ/cm、実施例2
の1.6ケ/cmに比べて著しく多く、また、COP
の最大サイズも0.178μmで、実施例1の0.13
3μm、実施例2の0.148μmに比べて大きい。
【0056】試験4: 試験1〜3によって得られたシ
リコンウェーハを熱処理(酸素雰囲気で780℃で3時
間+1000℃で16時間)し、その後Satoエッチ
ングし、BMD密度の径方向の面内分布を光学顕微鏡で
測定した。BMDの分布状態を図8に示す。実施例1は
シリコンウェーハの全域に亘って8〜10×10ケ/
cmと多くかつ平均して存在し、良好なゲッタリング
効果が得られる。実施例2では、シリコンウェーハ部位
によって個数にばらつきがある。比較例1は6〜8×1
ケ/cmと少なく、さらに半径方向の中間部位で
は5×10ケ/cmと少なく、ばらつきがある。
【0057】試験5: 試験1〜3によって得られたシ
リコンウェーハを1200℃、1時間、水素雰囲気でア
ニールした後、表面を熱酸化処理し、400nm酸化し
た。その後酸化膜をHFで剥離して、深さ方向のCOP
(サイズ≧0.135μm)を表面に積分した形で測定
した。実施例1は1ケ/ウェーハ、実施例2は2ケ/ウ
ェーハであり、ともに、COPが極めて少ないことがわ
かった。比較例1は8ケ/ウェーハで極めて多い。
【0058】試験6: 試験1〜3によって得られたシ
リコンウェーハを1200℃、1時間、水素雰囲気でア
ニールした後、表面を再研磨して表面から5μm除去し
た。この除去後の表面のCOPを測定した。実施例1は
1ケ/ウェーハ、実施例2は1ケ/ウェーハであり、と
もに表層5μmまで無欠陥であることがわかった。比較
例1は20ケ/ウェーハで多くのCOPが存在すること
がわかった。
【0059】
【発明の効果】本発明に係わるシリコン単結晶インゴッ
ト、その製造方法およびシリコンウェーハの製造方法に
よれば、半導体デバイスの酸化膜耐圧特性を向上させ、
半導体デバイスの歩留を向上させることができ、かつ高
速で引上げることができるシリコンウェーハを製造する
ことができる。
【0060】すなわち、ポリシリコンに窒素および炭素
をドープしたシリコン融液からチョクラルスキー法を用
いて引上げられたシリコン単結晶インゴットは、窒素濃
度が1×1013〜5×1015atoms/cm
炭素濃度が5×1015〜3×1016atoms/c
であるので、このシリコン単結晶インゴットから製
造されたシリコンウェーハを熱処理することにより、O
SFリング形状の内側に発生するBMD密度の低濃度域
の改善が行え、通常より高密度の酸素析出物を面内に均
一に析出させ、イントリンシンクゲッタリングによる重
金属等の不純物含有量低減効果を改善できる。
【0061】チョクラルスキー法を用いたシリコン単結
晶インゴットの製造方法において、ポリシリコンに窒素
および炭素をドープしたシリコン融液から引上げられ、
引上げられたシリコン単結晶インゴットの窒素濃度が1
×1013〜5×1015atoms/cm、炭素濃
度が5×1015〜3×1016atoms/cm
あるので、この製造方法で引上げられたシリコン単結晶
インゴットから製造されたシリコンウェーハを熱処理す
ることにより、OSFリング形状の内側に発生するBM
D密度の低濃度域の改善が行え、通常より高密度の酸素
析出物を面内に均一に析出させ、イントリンシンクゲッ
タリングによる重金属等の不純物含有量低減効果を改善
できる。
【0062】炭素ドープは、シリコン融液上部にカーボ
ン板を載置し、溶融することにより行うので、炭素ドー
プを容易かつシリコン融液に均一にドープすることがで
きる。
【0063】ポリシリコンに窒素および炭素をドープし
たシリコン融液からチョクラルスキー法を用い、窒素濃
度が1×1013〜5×1015atoms/cm
炭素濃度が5×1015〜3×1016atoms/c
のシリコン単結晶インゴットを引上げ、引上げられ
たシリコン単結晶インゴットをスライスしてシリコンウ
ェーハを製造し、さらに、熱処理して内部にゲッタリン
グ効果を持つ結晶欠陥を形成するシリコンウェーハの製
造方法であるので、OSFリング形状の内側に発生する
BMD密度の低濃度域の改善を行え、通常より高密度の
酸素析出物を面内に均一に析出させ、イントリンシンク
ゲッタリングによる重金属等の不純物含有量低減効果を
改善できる。
【0064】ポリシリコンに窒素あるいは炭素、もしく
は窒素および炭素の両方をドープしたシリコン融液から
チョクラルスキー法を用いて引上げられたシリコン単結
晶インゴットをスライスしてシリコンウェーハを製造
し、しかる後、このシリコンウェーハを研磨して鏡面研
磨ウェーハを製造し、この鏡面研磨ウェーハを、エッチ
ング液を用いてエッチングした後に、鏡面研磨ウェーハ
の表面に現れる0.11μm以上のエッチピット密度が
2ケ/cm以下で、かつ、エッチピットの最大サイズ
が0.15μm以下にするシリコンウェーハの製造方法
であるので、水素アニールによってCOPが消えやすい
シリコンウェーハを製造することができる。さらに、水
素雰囲気で高温アニールを行うことにより、鏡面研磨ウ
ェーハの表層5μmまでのCOP密度を0.03ケ/c
にすることができ、表層5μmまで無欠陥とするこ
とができるので、半導体デバイスの歩留を大幅に向上さ
せることができるシリコンウェーハを製造することがで
きる。
【0065】シリコンウェーハは、ポリシリコンに窒素
および炭素をドープしたシリコン融液からチョクラルス
キー法を用いて引上げられ、シリコン単結晶インゴット
の窒素濃度が1×1013〜5×1015atoms/
cm、炭素濃度が5×10 15〜3×1016ato
ms/cmのシリコン単結晶インゴットをスライスし
て製造されたシリコンウェーハを用い、このシリコンウ
ェーハを研磨して鏡面研磨ウェーハを製造し、この鏡面
研磨ウェーハを、エッチング液を用いてエッチングした
後に、鏡面研磨ウェーハの表面に現れる0.11μm以
上のエッチピット密度が2ケ/cm以下で、かつ、エ
ッチピットの最大サイズが0.15μm以下にするシリ
コンウェーハの製造方法であるので、高密度の酸素析出
物を面内に均一に析出させ、イントリンシンクゲッタリ
ングによる重金属等の不純物含有量低減効果を改善で
き、水素アニールによってCOPが消えやすいシリコン
ウェーハを製造することができ、さらに、水素雰囲気で
高温アニールを行うことにより、鏡面研磨ウェーハの表
層5μmまでのCOP密度を0.03ケ/cmにする
ことができ、表層5μmまで無欠陥とすることができる
ので、半導体デバイスの歩留を大幅に向上させることが
できるシリコンウェーハを製造することができる。
【0066】エッチングされたシリコンウェーハは、高
温水素雰囲気で熱処理されるシリコンウェーハの製造方
法であるので、鏡面研磨ウェーハの表層5μmまでのC
OP密度を0.03ケ/cmにすることができ、表層
5μmまで無欠陥とすることができるので、半導体デバ
イスの歩留を大幅に向上させることができるシリコンウ
ェーハを製造することができる。
【0067】エッチングは、エッチング液の組成がアン
モニア1:過酸化水素2:水13の割合であり、かつ、
液温が60〜70℃であり、エッチング時間が10〜3
0分であるので、迅速に所定量のエッチングができ、シ
リコンウェーハ表層のCOPを確実に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係わるシリコン単結晶インゴットの引上
げに用いられる単結晶引上装置の概略縦断面図。
【図2】発明に係わるシリコンウェーハの製造に用いら
れるワイヤソーの概略縦断面図。
【図3】発明に係わるシリコンウェーハの製造に用いら
れる熱処理炉の概略縦断面図。
【図4】発明に係わるシリコンウェーハの製造に用いら
れる鏡面研磨装置の概略縦断面図。
【図5】リコンウェーハ内に存在するCOPの概念を説
明する概略縦断面図。
【図6】発明に係わるシリコンウェーハの製造に用いら
れるエッチング槽の概略縦断面図。
【図7】リコンウェーハ表面に発生するエッチピットの
概念を説明する概略縦断面図。
【図8】実施例のBMD密度測定結果を示す特性図。
【符号の説明】
1 シリコン単結晶インゴット 2 シリコン単結晶引上装置 3 チャンバ 4 石英ガラスルツボ 5 ヒータ 6 カーボン板 7 シリコン融液 7a シリコン融液 8 シードチャック 9 種結晶 10 輻射シールド 11 シリコンウェーハ 11aシリコンウェーハ 12 ワイヤソー 13 ローラ 14 ワイヤ 15 ワイヤ 21 熱処理炉 22 ヒータ 23 炉本体 24 炉芯管 25 ウェーハボート 31 鏡面研磨装置 32 定盤 33 研磨布 34 研磨剤 35 取付盤 41 エッチング液槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/304 611 H01L 21/304 611W

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリシリコンに窒素および炭素をドープ
    したシリコン融液からチョクラルスキー法を用いて引上
    げられ、その窒素濃度が1×1013〜5×1015
    toms/cm、炭素濃度が5×1015〜3×10
    16atoms/cmであることを特徴とするシリコ
    ン単結晶インゴット。
  2. 【請求項2】 チョクラルスキー法を用いたシリコン単
    結晶インゴットの製造方法において、ポリシリコンに窒
    素および炭素をドープしたシリコン融液から引上げら
    れ、引上げられたシリコン単結晶インゴットの窒素濃度
    が1×1013〜5×1015atoms/cm、炭
    素濃度が5×1015〜3×1016atoms/cm
    であることを特徴とするシリコン単結晶インゴットの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 上記炭素ドープは、シリコン融液上方に
    カーボン板を配置し、溶融することにより行うことを特
    徴とする請求項2に記載のシリコン単結晶インゴットの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 ポリシリコンに窒素および炭素をドープ
    したシリコン融液からチョクラルスキー法を用い、窒素
    濃度が1×1013〜5×1015atoms/c
    、炭素濃度が5×1015〜3×1016atom
    s/cmのシリコン単結晶インゴットを引上げ、引上
    げられたシリコン単結晶インゴットをスライスしてシリ
    コンウェーハを製造し、さらに、熱処理して内部にゲッ
    タリング効果を持つ結晶欠陥を形成することを特徴とす
    るシリコンウェーハの製造方法。
  5. 【請求項5】 ポリシリコンに窒素あるいは炭素、もし
    くは窒素および炭素の両方をドープしたシリコン融液か
    らチョクラルスキー法を用いて引上げられたシリコン単
    結晶インゴットをスライスしてシリコンウェーハを製造
    し、しかる後、このシリコンウェーハを研磨して鏡面研
    磨ウェーハを製造し、この鏡面研磨ウェーハを、エッチ
    ング液を用いてエッチングした後に、鏡面研磨ウェーハ
    の表面に現れる0.11μm以上のエッチピット密度が
    2ケ/cm以下で、かつ、エッチピットの最大サイズ
    が0.15μm以下にすることを特徴とするシリコンウ
    ェーハの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記シリコンウェーハは、ポリシリコン
    に窒素および炭素をドープしたシリコン融液からチョク
    ラルスキー法を用いて引上げられ、シリコン単結晶イン
    ゴットの窒素濃度が1×1013〜5×1015ato
    ms/cm、炭素濃度が5×1015〜3×1016
    atoms/cmのシリコン単結晶インゴットをスラ
    イスして製造されたことを特徴とする請求項5に記載の
    シリコンウェーハの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記エッチングされたシリコンウェーハ
    は、高温水素雰囲気で熱処理されることを特徴とする請
    求項5または6に記載のシリコンウェーハの製造方法。
  8. 【請求項8】 上記エッチングは、エッチング液の組成
    がアンモニア1:過酸化水素2:水13の割合であり、
    かつ、液温が60〜70℃であり、エッチング時間が1
    0〜30分であることを特徴とする請求項5または6に
    記載のシリコンウェーハの製造方法。
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