JP2001199508A - 物品収納装置 - Google Patents

物品収納装置

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JP2001199508A JP2000008444A JP2000008444A JP2001199508A JP 2001199508 A JP2001199508 A JP 2001199508A JP 2000008444 A JP2000008444 A JP 2000008444A JP 2000008444 A JP2000008444 A JP 2000008444A JP 2001199508 A JP2001199508 A JP 2001199508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】列びを乱さずに物品を戻せて収納状況の把握も
的確な物品収納装置を実現する。 【解決手段】カセット保持部10には、物品1を整列収
納するカセット20が多数設けられ、各カセット20に
は、物品1の出し入れ可能な出入口21が形成されると
ともにその出入口21に向けて収納物品1を付勢する付
勢手段22が付設され、カセット保持部10のカセット
載置棚11には、カセット20における物品1の収納数
を求める計数手段(41,42,30)が設けられる。
これにより、カセットへの物品の出し入れが同じ出入口
から行われ、各カセット内の物品が自動計数される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数のカセット
を具えていてそれぞれに物品を整列させて収納する物品
収納装置に関し、詳しくは、物品の収納に加えて、収納
物品の個数をカセット毎に把握しうる物品収納装置に関
する。なお、物品には、固形物はもちろん、カセット内
に列べて収納可能なものであれば、該当する。例えば、
液状やガス状等のものであっても、整列可能な容器等に
入れられていれば、物品に含まれる。
【0002】
【従来の技術】物品収納装置には、単に物品を収納して
おくだけのものの他、自動取り出し機構等の付加された
ものも有る。前者では、収納物品の管理は作業者等の人
間に総て任されている。これに対し、後者では、補充タ
イミングの検知等のために、人任せでなく収納物品の管
理も自動で行うべく、計量手段や計数手段の付加された
ものも有る。そして、そのような計量・計数手段として
は、個々の物品毎に収納位置を固定的に決めておいて各
々にセンサを設けるものや、収納容器ごと秤量して単位
重量に基づき収納物品の個数を算出するもの、収納用棚
板の引出時に移動した物品を数えるもの等が挙げられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの物
品収納装置には、それぞれ一長一短がある。例えば、収
納だけであれば出し入れ自在であるが収納物品の自動管
理は困難であり、自動取り出しにすると取り出しは便利
でも余り物を戻すのが困難であり、収納位置を物品毎に
固定したのではコストがかかる割に収納数が限られ、秤
量して算出するのは精度が劣り、引出時の数え上げでは
引き出し方に制約が伴う。このため、沢山の物品を種類
分け等しながら収納すべく多数のカセットを配設した場
合、カセットが空になったか否かを検出する程度のこと
しか行われなかった。
【0004】しかしながら、カセットが空になって初め
て補充等の必要なことを知り、それから補充等の作業に
取り掛かるのでは、在庫があっても補充等が済むまでは
装置が制約を受けるので、稼働率の低下等を招き、不都
合である。ましてや、在庫が無く、追加の納品等まで時
間がかかるような場合には、大きな問題となる。さら
に、食料品の賞味期限のように使用に好ましい順序や期
限があるような物品の場合、その順にカセットへ収納さ
れ取り出されるので、取り出したが使用されなかった物
品が戻されて来たときに、同じカセットに戻し入れでき
なかったり、戻せても列び順が変わってしまったりして
は、不都合である。
【0005】そこで、多数のカセットを用いて沢山の物
品を取り出し可能に収納する物品収納装置についても、
コスト面や精度面からの制約が回避できれば、出した物
品をいつでも元の順序を保って戻せるようにすること
や、出し入れしても常に収納物品の個数がカセット毎に
正確に把握できるようにすることが望まれる。この発明
は、このような課題を解決するためになされたものであ
り、列びを乱さずに物品を戻せて収納状況の把握も的確
な物品収納装置を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第3の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0007】[第1の解決手段]第1の解決手段の物品
収納装置は(、出願当初の請求項1に記載の如く)、物
品を整列収納するカセットを多数具えた物品収納装置で
あって、前記カセットは物品の出し入れ可能な出入口が
形成されるとともにその出入口に向けて収納物品に対す
る付勢を行う付勢手段が付設されたものであり、且つ、
前記カセットにおける物品の収納数を求める計数手段が
設けられている、というものである。
【0008】このような第1の解決手段の物品収納装置
にあっては、各カセットに収納されている物品は、使用
時に必要なだけ或いは使用に備えて予め多めに取り出さ
れるが、カセット内でその出入口に向けて付勢されてい
るので該当カセットの出入口から整列順に次々に抜き取
られる。そして、取り出された物品のうち使用に至らな
かったものは、取り出したときと同じ出入口から入れら
れて、元のカセットに戻される。こうして、簡単に、列
の先頭から取り出された物品は列の先頭に戻されること
となる。そのため、カセットへの整列収納時に物品を使
用期限の順に列べておくだけで、その後に頻繁な出し入
れがあっても自然に、不所望な期限切れ発生を少なくす
ることができる。しかも、そのような出し入れがあって
も、各カセットにおける物品の収納数が計数手段によっ
て求められていることから、カセット内部が見えなくて
も又は見づらくても物品の収納状況は的確に把握でき
る。また、そのため、より多くのカセットを集積させる
こともできる。したがって、この発明によれば、列びを
乱さずに物品を戻せて収納状況の把握も的確な物品収納
装置を実現することができる。
【0009】[第2の解決手段]第2の解決手段の物品
収納装置は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、上
記の第1の解決手段の物品収納装置であって、前記計数
手段が、前記カセット毎に設けられその出入口を介する
物品の出し入れを出入り区別して検出する検出手段と、
その検出結果に応じて該当計数値を増減させる演算手段
とを備えている、というものである。
【0010】このような第2の解決手段の物品収納装置
にあっては、出入口を介する物品の出し入れがあるとそ
の度に、検出手段によってそのことが出入り区別して検
出されるとともに、出し入れのあったカセットについて
の該当計数値が演算手段により検出結果に応じて増減さ
せられる。こうして、各カセットにおける物品の収納数
が求められるが、検出素子等が出入口またはその近傍の
局所に対して設置されていれば足りるので、検出手段を
比較的安価に実現することができる。したがって、この
発明によれば、列びを乱さずに物品を戻せて収納状況の
把握も的確な物品収納装置を安価に実現することができ
る。
【0011】[第3の解決手段]第3の解決手段の物品
収納装置は(、出願当初の請求項3に記載の如く)、上
記の第1の解決手段の物品収納装置であって、前記計数
手段が、前記カセット毎に設けられ該当カセットに収納
中の物品の列の長さ又はその列の最後尾位置に対応した
物理量を検出する検出手段と、その検出結果に応じて該
当計数値を生成する又は算出する演算手段とを備えてい
る、というものである。
【0012】このような第3の解決手段の物品収納装置
にあっては、各カセット毎に、物品が整列収納されてい
ることに基づいてその列の長さ等が検出手段によって検
出されるとともに、それぞれのカセットに該当する計数
値が演算手段により検出結果に応じて算出等される。こ
うして各カセットにおける物品の収納数が求められる
が、その際の検出は整列収納状態を利用して長さや位置
を求めることで行われるため、全部の物品を一個毎に有
無検出するのより安価にでき、また、物品の総重量を計
って割り出すのよりもコンパクトで高精度にし易い。し
かも、その検出は物品の出し入れに拘わらず随時行われ
るので、それもカセット内の物品の総数について行われ
るので、初期値の設定等が不要なうえ一時の計数ミスが
残存したり累積したりすることも無くて、物品の収納状
況を簡便かつ正確に把握することができる。したがっ
て、この発明によれば、列びを乱さずに物品を戻せて而
も収納状況を簡便かつ正確に把握しうる物品収納装置を
実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の物品収納装置について、これを実施するための
具体的な形態を、以下の第1〜第3実施例により説明す
る。図1〜図4に示した第1実施例は、上述した第1,
第2の解決手段を具現化したものであり、図5〜図7に
示した第2実施例、及び図8に示した第3実施例は、上
述した第1,第3の解決手段を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボル
ト等の締結具,ヒンジ等の連結具などは図示を割愛し、
発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示し
た。
【0014】
【第1実施例】本発明の物品収納装置の第1実施例につ
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図1は、その機械的構造を示し、(a)が正面図、
(b)がカセット周りの右側面図である。また、図2
は、その計数手段等のブロック図である。
【0015】この物品収納装置は(図1(a)参照)、
カセット保持部10と操作部30とがベース板等の基部
9上に隣接して設けられたものであり、カセット保持部
10から物品1を取り出す向きや操作部30を操作する
向きが正面側・前面側に並べられ、図示しない信号送受
用ケーブル等の接続は基部9のところや後背側でなされ
ている。カセット保持部10は、適宜の外枠や筐体の内
側にカセット載置棚11が多段に設けられたものであり
(図1(a)では上下4段)、それぞれのカセット載置
棚11上に複数・多数のカセット20を並べて載置する
ようになっている。
【0016】カセット載置棚11は(図1(b)参
照)、カセット20を傾斜状態に維持するために、カセ
ット20を載置する上面が後背側で高く前面側で低くな
っており、傾いたカセット20が落ちないよう前端部分
に上側への曲げ部又は突き出し部が形成されている。操
作部30は(図1(a)参照)、適宜の箱形に纏められ
ており、その前面には、操作対象であるキーボード31
の他にプリンタ32やフロッピーディスク33等が配設
され、内部には、後述する通信ユニット34やメインコ
ントローラ44等が格納されている。
【0017】カセット20は(図1(b)参照)、瓶詰
め等の物品1を前後方向一列に整列させて収納するため
に、概ね直方体状の箱物からなり、その内部空間の横幅
および高さが物品1のそれより僅かに大きく、奥行きは
何倍も長くなっている。カセット20の前面上側の角部
は切り欠かれて出入口21となっており、この出入口2
1は、先頭の物品1の頭部または上半分がほぼ露出する
よう大きく形成されており、先頭物品1を出し入れ可能
であってその際に物品1の頭部を人手やロボットアーム
等で摘んで又は挟持して出し入れできるようになってい
る。
【0018】また、カセット20の内底には摩擦係数の
小さい部材が用いられていて、収納物品1が自重で出入
口21側へ滑って来るようになっているが、後方の物品
1が倒れるのを防ぐとともに最後尾の物品1に対しても
出入口21に向けて積極的に後押しすべく付勢手段とし
て重り22が付設されている。重り22には、傾斜度や
形状等にもよるので必須では無いが、摩擦力を低減させ
るための車輪やスライダ等が取り付けられたり、倒れる
ことの無いよう案内路との係合部材等が付加されること
もある。
【0019】計数手段40は(図2参照)、各カセット
20における物品1の収納数・個数を求めるため、セン
サ41,42が主体の検出手段と、メインコントローラ
44が主体の演算手段とを具えている。
【0020】センサ41,42には例えば近距離用の反
射式フォトセンサ等が用いられ、カセット載置棚11の
上面であってカセット20の載せ置かれるべきところそ
れぞれに一組ずつセンサ41,42が埋設されている
(図1(b)参照)。センサ41は検出方向を後方へ向
けて前端の突き出し部に設けられ、センサ42は検出方
向を上方へ向けて前端より少し後方寄りのところに設け
られている。また、カセット20の該当個所にはセンサ
41,42からの送光およびそれへの反射光を通過させ
るための小さな貫通孔が形成されている。これにより、
カセット毎に検出手段が設けられていて、それぞれのカ
セット20に収納されている先頭の物品1について側面
部と底面部とが検出されるようになっている。
【0021】メインコントローラ44は、適宜のマイク
ロプロセッサシステム等からなり、カセット載置棚11
毎に設けられたサブコントローラ43を介して全センサ
41,42の検出結果を取り込めるようになっている。
そして、プログラム処理によって、センサ41,42の
各対での検出結果の変遷状態に関する相違等に基づき、
出入口21を介する物品1の出し入れを出入り区別して
検出するようになっている。また、内蔵の又は外付けの
ハードディスク45に計数値テーブル46を割り付け、
そこを各カセット20毎に割り振ってそれぞれに物品収
納数の計数値を記憶保持するとともに、各センサ対4
1,42の検出結果に応じて該当計数値を増減させる演
算等も行うようになっている。それらの処理について
は、以下の動作説明にて詳述する。
【0022】この第1実施例の物品収納装置について、
その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図
3は、物品取り出し時の状態変化を示し、図4は、物品
戻し入れ時の状態変化を示す。
【0023】使用に先だって予め、各カセット20に
は、それぞれ適合するサイズの物品1を幾つかずつ収納
しておくが、その際、使用期限等のある物品1について
は、なるべく期限の遅いものを奥側にし、期限の早く来
るものを前側にして整列させる。また、その作業を電源
断の状態で行ったときや、カセット20を外して一括収
納したようなときには、キーボード31等を操作して計
数値テーブル46の該当データに適切な初期値を設定し
ておく。
【0024】そして、使用時には、適宜な高さの机や台
の上にセットし、電源等も確認して、作動させる。その
状態で、所望の物品1を収納しているカセット20の出
入口21から、先頭のものを一つ取り出すと、その物品
1の移動に伴って該当箇所のセンサ41,42の検出状
態が変化し、取出のあったことがメインコントローラ4
4によって検知される。
【0025】すなわち(図3参照)、定常状態では共に
「ON」状態となっていたセンサ41,42が(図3
(a)参照)、先頭の物品1の上方への移動に伴って、
先ずセンサ42が「OFF」状態となり(図3(b)参
照)、次いでセンサ41も「OFF」状態となり(図3
(c)参照)、それから二番目の物品1が先頭位置にず
れて来ると、センサ42が「ON」状態に戻り(図3
(d)参照)、最後にセンサ41も「ON」状態となっ
て、定常状態に戻る。
【0026】これに対し(図4参照)、物品1をカセッ
ト20に出入口21から差し込むと、先ず二番目以降の
物品が奥へ移動するのに伴って、センサ41が「ON」
状態(図4(a)参照)から「OFF」状態となり(図
4(b)参照)、それからセンサ42も「ON」状態
(図4(b)参照)から「OFF」状態となる(図4
(c)参照)。次に新たな物品1の挿入移動に伴って、
センサ41が「ON」状態となり(図4(d)参照)、
それから、最後に、センサ42も「ON」状態となっ
て、定常状態に戻る。
【0027】そして、このようなセンサ41,42の検
出状態の変化もメインコントローラ44に取り込まれ、
出入口21を介する物品1の入れ戻しがあったことが検
知される。しかも、物品1を出したのか入れたのかによ
って、センサ41,42のオンオフ変化する順序が異な
るので、両者はメインコントローラ44の判別処理にて
確実に区別される。こうして、出入口21を介する物品
1の出し入れが出入り区別して検出される。
【0028】そして、物品1の取出が検知されると、メ
インコントローラ44によって、計数値テーブル46に
おける該当計数値のデータが−1される。物品1の差込
が検知されると、+1される。こうして、物品1が出し
入れされる度に、出し入れ先のカセット20に対応した
計数値テーブル46中の計数値が適切に増減され、計数
値テーブル46には各カセット20の収納物品の個数が
常に正確に反映されることとなる。
【0029】使用後は、あるいは使用中であっても随
時、キーボード31の適宜操作等に応じて、メインコン
トローラ44は、計数値テーブル46の内容をそのまま
又は管理データ47等に基づいて適宜な形式に変換した
り物品名称を付加したりしたうえで、プリンタ32やフ
ロッピーディスク33に出力する。また、通信ユニット
34を介してホストコンピュータ等との交信が可能なと
きには適宜な電文にして通知することも行う。
【0030】こうして、物品収納装置のセットされた現
場ではそこでの都合に応じて物品の出し入れが随時行な
われる。しかも、その際、出し入れした物品の個数等を
データ入力するといった面倒な作業は行わなくても、物
品の収納数は常に正確に把握されており、不足物品の補
充や発注等に必要な管理まで自動で処理することも可能
となっている。
【0031】
【第2実施例】本発明の物品収納装置の第2実施例につ
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図5は、その機械的構造を示し、(a)が正面図、
(b)がカセット周りの右側面図である。また、図6
は、その計数手段等のブロック図である。
【0032】この物品収納装置が上述した第1実施例の
ものと相違するのは、計数手段40が改造されて計数手
段50になった点である。計数手段50では、各カセッ
ト20における物品1の収納数・個数を求めるために、
センサ51が主体の検出手段と、メインコントローラ5
6が主体の演算手段とを具えている。
【0033】センサ51には(図5参照)、永久磁石5
2に感応するホール素子等を利用した磁気センサが採用
され、永久磁石52は重り22に埋め込まれるので少数
で済むが、センサ51は、多数用いられるので、その単
価を下げるために、永久磁石52の遠近に応じて「OF
F」又は「ON」するだけの簡易なものとなっている。
センサ51は、センサ基板53の上面等へ一列に並んだ
状態で貼設等されるが、その個数は該当カセット20の
最大収納数より一つ多く、そのピッチは、カセット20
内で整列している物品1のピッチに一致している。セン
サ基板53は、カセット載置棚11の上面等であってカ
セット20の載せ置かれるべきところそれぞれに装着さ
れ、その上に該当カセット20がセットされると、各セ
ンサ51が一つずつ各収納物品1の真下に位置するよう
になっている。
【0034】そのようなセンサ基板53が各カセット2
0毎に設けられるのに対し、サブコントローラ基板54
は各カセット載置棚11毎に設けられる。サブコントロ
ーラ基板54は、横に延びるような状態でカセット載置
棚11の下面等に取り付けられ、図示しない適宜のコネ
クタ等を介して各センサ基板53及びメインコントロー
ラ56との接続が確立されている(図6参照)。各サブ
コントローラ基板54にはワンチップマイコン等のサブ
コントローラ55が搭載されており、その中継処理等に
よって、各センサ51の検出結果が集められてメインコ
ントローラ56へ纏めて送出されるようになっている。
【0035】メインコントローラ56は、メインコント
ローラ44と同様のマイクロプロセッサシステム等から
なり、これにはキーボード31やハードディスク45な
ど同様の周辺機器も接続されているが、検出手段がセン
サ51及び永久磁石52等になったことに対応して、そ
の検出結果に応じて該当計数値を生成する処理を担う部
分のプログラムが改造されている。その処理内容につい
ては、以下の動作説明にて詳述する。
【0036】この第2実施例の物品収納装置について、
その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図
7は、物品出し入れ時の状態変化を示している。
【0037】使用に先立つ準備段階で相違するのは、ど
のようにして収納したときでも、計数値テーブル46初
期化のためのデータ入力作業は行われないことである。
この物品収納装置を作動させると(図7(a)参照)、
各カセット20で、何れか一つのセンサ51が「ON」
状態となり、他のセンサ51は「OFF」状態となるの
で、「ON」状態のセンサ51が何番目のものかに応じ
て直ちに、現在収納中の物品1の個数が判明する。そし
て、その計数値が計数値テーブル46に記憶される。
【0038】そして、使用時に、先頭の物品1を取り出
したときには、二番目以降の物品1及び重り22が出入
口21側へ1ピッチ分ずれるように移動するため、移動
中は一時的には該当カセット20に対応する総てのセン
サ51が「OFF」状態となるが(図7(b)参照)、
移動後は速やかに、隣りのセンサ51のうち出入口21
側のものが「ON」状態となる(図7(c)参照)。こ
れに対し、物品1を出入口21から入れたときには、収
納中の物品1及び重り22が奥側へ1ピッチ分ずれるよ
うに移動するため、「ON」状態のセンサ51が奥側の
隣りへ移る(図7(c)〜(a)参照)。
【0039】こうして、何れのカセット20でも、それ
ぞれのカセット20に収納中の物品1の列の最後尾位置
に対応した永久磁石52の位置が、過去の経緯に何ら影
響されること無く、常に正確に検出される。したがっ
て、この場合、使用現場に限らず何れの段階でも収納物
品の個数等をデータ入力するといった手作業は行う必要
が無く、それでも物品の収納数は常に正確に把握され
る。
【0040】
【第3実施例】本発明の物品収納装置の第3実施例につ
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図8は、カセット20の右側面図にセンサ51及び永久
磁石52を付記したものであり、(a)が小径の物品1
を収納した状態、(b)及び(c)が大径の物品1を収
納した状態を示している。
【0041】上述した第2実施例のものでは物品1のピ
ッチとセンサ51のピッチとが一致していたのに対し、
この第3実施例の物品収納装置にあっては、センサ基板
53の共通化を図るために、物品1のピッチとセンサ5
1のピッチとが一致しないカセット20でも物品列の長
さや計数値が正しく得られるようになっている。また、
この物品収納装置のカセット20は、物品1を抜き取る
際に列の先頭から2個を同時に摘み出せるように、出入
口21が大きく形成されている。
【0042】この場合、センサ51は小径の物品1を整
列させたときのピッチで列設され、永久磁石52はその
ピッチより感応範囲が長く且つ整数倍には一致しないよ
うにされる(図8(a)参照)。しかも、それと同じ条
件のセンサ51や永久磁石52が大径の物品1の整列収
納にも用いられる(図8(b)参照)。これにより、セ
ンサ基板53が各種サイズの物品1について共通化さ
れ、量産効果を享受することができる。そして、ピッチ
の一致した物品1については、第2実施例にて述べたよ
うにして的確な物品列の長さ及び計数値が得られる。ま
た、ピッチの一致しない物品1についても、物品1の出
し入れがあれば永久磁石52がセンサ51の1ピッチ以
上の距離を移動するので、物品列の長さの相違は確実に
検出される。
【0043】また、ピッチずれのために永久磁石52の
先端部に感応するセンサ51が不確定な状態となること
も生じうるが、そのときでも、永久磁石52の長さがピ
ッチの整数倍からずらしてあるので、永久磁石52の後
端部に感応するセンサ51が明確に定まる。そのため、
複数個のオンオフ(ON/OFF)パターンを該当個数
の物品列の長さ及び計数値に割り振ることが可能であり
(図8(c)参照)、これによって何れのときでも物品
列の長さ及び計数値が的確に得られることとなる。
【0044】なお、そのような演算や判別の処理は、サ
ブコントローラ55やメインコントローラ56での数値
演算等にて検出の度に行うようにしても良いが、予め演
算した結果をテーブルや判別表等に保持しておいて検出
毎の処理は負担の軽い検索程度で済ますようにしても良
い。また、センサ基板53は最小の物品1に対応したセ
ンサピッチのもので総てを統一しても良いが、数種類の
センサピッチのものに集約して使い分けるようにしても
良い。さらに、第1実施例のとは異なり累算する必要が
無いので、一個ずつ出し入れしても複数個まとめて出し
入れしても、それを素早く行ってもゆっくり行っても、
過渡的状態に影響されることなく、静的状態では常に正
確に、カセット20内に収納されている物品1の計数が
行われる。
【0045】
【その他】なお、上記の各実施例では、物品1が瓶詰の
ものであったが、物品1は、これに限られるものでな
く、例えば箱詰のものや、裸のものであっても良い。ま
た、付勢手段も、上述した重力利用のものに限らず、バ
ネの弾撥力や、空気圧等の流体力、無端ベルトによる摩
擦力などを利用したものでも良い。
【0046】さらに、カセット保持部10は、固定した
矩形の棚に限らず、回転筒状体等でも良く、前面だけで
無く後背面側でもカセットを露出させて支持する枠組状
のものでも良い。また、カセット保持部10と操作部3
0とは、別体に分離して設置されていても良く、一体に
纏まっていても良い。
【0047】上記第1実施例で、センサ41,42は、
上述した光検出方式のものに限らず、物品1の存否を検
出できるものであれば良く、例えば容量変化や接触の有
無を検出するものでも良い。
【0048】上記の第2実施例では、簡明化のためにセ
ンサ51が何れも収納物品1の真下に来るようにした
が、この条件は必須では無い。収納物品1の個数が変わ
っても永久磁石52が何れかのセンサ51のほぼ真上に
来るようになっていれば良く、最後尾の物品1と永久磁
石52との距離が収納物品1のピッチと異なるような場
合には、その差の分だけ、収納物品1とセンサ51と
は、ずれる必要がある。また、上記の第2実施例では、
カセット20に収納中の物品1の列の最後尾位置に対応
した物理量として重り22内の永久磁石52の位置を検
出するようにしたが、列の長さが判ればそれを物品1の
ピッチで割ることでも正確な収納数が算出できるので、
収納物品の列の長さを検出するようにしても良い。さら
に、その長さ検出は、物品1の列の先頭から最後尾まで
を直接的に測るものでも良く、重り22の移動距離を測
って間接的に算出するものでも良い。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の物品収納装置にあっては、カセット
への物品の出し入れを同じ出入口から行うとともに各カ
セット内の物品を自動計数するようにしたことにより、
列びを乱さずに物品を戻せて収納状況の把握も的確な物
品収納装置を実現することができたという有利な効果が
有る。
【0050】また、本発明の第2の解決手段の物品収納
装置にあっては、検出素子等が出入口周りに設置されて
いれば足りるようにもしたことにより、列びを乱さずに
物品を戻せて収納状況の把握も的確な物品収納装置を安
価に実現することができたという有利な効果を奏する。
【0051】さらに、本発明の第3の解決手段の物品収
納装置にあっては、整列収納状態を利用して長さや位置
の検出に基づく計数が随時行えるようにしたことによ
り、列びを乱さずに物品を戻せて而も収納状況を簡便か
つ正確に把握しうる物品収納装置を実現することができ
たという有利な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の物品収納装置の第1実施例につい
て、その機械的構造を示し、(a)が正面図、(b)が
カセット周りの右側面図である。
【図2】 その計数手段等のブロック図である。
【図3】 物品取り出し時の状態変化図である。
【図4】 物品戻し入れ時の状態変化図である。
【図5】 本発明の物品収納装置の第2実施例につい
て、その機械的構造を示し、(a)が正面図、(b)が
カセット周りの右側面図である。
【図6】 その計数手段等のブロック図である。
【図7】 物品出し入れ時の状態変化図である。
【図8】 本発明の物品収納装置の第3実施例につい
て、(a)〜(c)何れも、カセットの右側面図にセン
サ及び永久磁石を付記したものである。
【符号の説明】
1 物品(ワーク) 9 基部(ベース、脚部、基台) 10 カセット保持部(保持ユニット、格納庫、支持手
段) 11 カセット載置棚 20 カセット 21 出入口 22 重り(滑動部材、可動体、付勢部材、付勢手
段) 30 操作部(操作・指示・表示・入力・出力等用の別
ユニット) 31 キーボード(手動入力手段) 32 プリンタ(印刷形態での出力手段) 33 フロッピーディスク(FD、記録媒体への出
力手段) 34 通信ユニット(オンラインでの又は遠隔地へ
の出力手段) 40 計数手段 41 センサ(集中配置されたセンサ、物品出し入
れの検出手段) 42 センサ(集中配置されたセンサ、物品出し入
れの検出手段) 43 サブコントローラ(下位の演算手段) 44 メインコントローラ(上位の演算手段、管理
手段) 45 ハードディスク(HD、二次記憶装置、デー
タ保持手段) 46 計数値テーブル 47 管理データ 50 計数手段 51 センサ(列設されたセンサ、物品列の最後尾
の検出手段) 52 永久磁石(物品列の最後尾を示す被検出部
材) 53 センサ基板(カセット毎のプリント回路基
板、センサ保持部材) 54 サブコントローラ基板(横列カセット群毎の
プリント回路基板) 55 サブコントローラ(下位の演算手段) 56 メインコントローラ(上位の演算手段、管理
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E068 AA39 AA40 AC02 BB06 CC02 CC11 CC28 DD12 DD13 DD32 EE32 EE40 3F022 CC10 FF15 MM03 MM07 MM11 MM23 MM28 MM30 NN55 QQ04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を整列収納するカセットを多数具えた
    物品収納装置であって、前記カセットは物品の出し入れ
    可能な出入口が形成されるとともにその出入口に向けて
    収納物品を付勢する付勢手段が付設されたものであり、
    且つ、前記カセットにおける物品の収納数を求める計数
    手段が設けられていることを特徴とする物品収納装置。
  2. 【請求項2】前記計数手段は、前記カセット毎に設けら
    れその出入口を介する物品の出し入れを出入り区別して
    検出する検出手段と、その検出結果に応じて該当計数値
    を増減させる演算手段とを備えたものであることを特徴
    とする請求項1記載の物品収納装置。
  3. 【請求項3】前記計数手段は、前記カセット毎に設けら
    れ該当カセットに収納中の物品の列の長さ又はその列の
    最後尾位置に対応した物理量を検出する検出手段と、そ
    の検出結果に応じて該当計数値を生成する又は算出する
    演算手段とを備えたものであることを特徴とする請求項
    1記載の物品収納装置。
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