JP2001199432A - 紙容器用複合積層体 - Google Patents

紙容器用複合積層体

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JP2001199432A JP2000007709A JP2000007709A JP2001199432A JP 2001199432 A JP2001199432 A JP 2001199432A JP 2000007709 A JP2000007709 A JP 2000007709A JP 2000007709 A JP2000007709 A JP 2000007709A JP 2001199432 A JP2001199432 A JP 2001199432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、積層体を後加工しても極めて優れた
ガスバリア性と耐屈曲性を有する紙容器用複合積層体を
提供することを目的とする。 【解決手段】紙基材にバリアー性基材及び熱溶融樹脂層
を少なくとも積層してなる紙容器用複合積層体におい
て、紙基材とバリアー性基材との層間、またはバリアー
性基材と熱溶融樹脂層との層間のどちらか一方、または
両方がバリアー性接着層を介して積層してなることを特
徴とする紙容器用複合積層体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙基材にバリアー
性基材を積層してなる紙容器用積層体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液体用食品を充填するために紙基
材を主材とする種々の包装用材料が開発され、それを利
用して様々な形態の容器として利用されている。例え
ば、トレー型、ゲーベルトップ型、ブリック型、フラッ
トトップ型、カップ型、筒型等が提案され実用化されて
いる。この容器を構成する材料の具体的な層構成として
は、 a)ポリエチレン層/紙/ポリエチレン層/アルミ箔/
二軸延伸ポリエステルフィルム/ポリエチレン層 b)ポリエチレン層/紙/ポリエチレン層/蒸着フィル
ム/ポリエチレン層等が例示できる。最近は、環境対応
型の包装材料が注目を浴びており金属箔を含むものは焼
却時の問題やリサイクル性に劣る等の問題が指摘されて
おり、特に酸化珪素や酸化アルミニウム等の無機物を蒸
着したバリアー基材を採用したものが脚光を浴びてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
でa)に示した構成については、上記の如くリサイクル
性に劣り、またb)に示した構成については酸素や水蒸
気あるいは香料等のバリアー性が不十分である場合があ
る。特に、紙とのラミネーションした積層体を容器とす
るための後加工する抜き、罫線、シール加工といった各
種後加工過程によりバリアー性が劣化する場合がある。
【0004】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、その課題とするところは、積層体を後
加工しても極めて優れたガスバリア性と耐屈曲性を有す
る紙容器用複合積層体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、まず請求項1記載の発明は、紙基材にバ
リアー性基材及び熱溶融樹脂層を少なくとも積層してな
る紙容器用複合積層体において、紙基材とバリアー性基
材との層間、またはバリアー性基材と熱溶融樹脂層との
層間のどちらか一方、または両方がバリアー性接着層を
介して積層してなることを特徴とする紙容器用複合積層
体である。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の紙
容器用複合積層体において、前記バリアー性接着層が、
不飽和酸とポリアミン誘導体からなる硬化樹脂層である
ことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の紙
容器用複合積層体において、前記不飽和酸とポリアミン
誘導体のブレンド率が、ポリアミン誘導体の窒素と酸の
当量で10:1〜1:100、好ましくは5:1〜1:
4の範囲としたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれか1項に記載の紙容器用複合積層体にお
いて、前記バリアー性接着層が、不飽和酸とポリアミン
誘導体に有機系架橋剤、反応性シラン化合物の少なくと
も一種を添加してなることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれか1項に記載の紙容器用複合積層体にお
いて、前記バリアー性接着層の厚みが、0.1〜10μ
mであることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項5のいずれか1項に記載の紙容器用複合積層体にお
いて、 前記バリアー性基材が、金属箔、金属蒸着フィ
ルム、金属酸化物蒸着フィルムから選ばれるいずれかの
基材であることを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1ないし請
求項6のいずれか1項に記載の紙容器用複合積層体にお
いて、前記金属酸化物蒸着フィルムが、酸化珪素、酸化
アルミニウム、酸化マグネシウムから選ばれる金属酸化
物の1種からなる単層蒸着フィルム又は2種以上からな
る多層蒸着フィルムであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明における紙容器用積層体及び
それを使用した包装用紙容器の構成について図面を用い
て説明する。図1は、本発明における紙容器用積層体の
一実施例を示した断面図であり、図2は、紙容器形成用
ブランク板、図3はブランク板の両端縁部分を重ね合わ
せてその重合部を貼り着けた紙容器形成用胴部、図4
は、胴部を製函して紙容器を製造し、開口部から内容物
を充填した後封止することで紙容器を示した図である。
【0013】本発明の紙容器用複合積層体1は、図1の
概略断面図に示すように、一実施例として、紙基材10
の両面に熱溶融樹脂層11形成し、順次、中間層50、
バリアー性基材20、バリアー性接着剤層40、熱溶融
樹脂層30が積層された構造であって、バリアー性接着
剤層40が不飽和酸とポリアミン誘導体から得られる硬
化樹脂層からなるものである。中間層50は、適宜必要
に応じて設けられるものである
【0014】本発明におけるバリアー性接着剤層40を
設けるの位置としては、紙基材上の少なくとも片面に設
けられた熱により溶融し、相互に接着する熱溶融樹脂層
11とバリアー性基材20の間、またはバリアー性基材
20と最内層である熱溶融樹脂層30の間のいずれか一
方または両方に配置される。上記の紙容器用複合積層体
1は、バリアー性基材20と最内層である熱溶融樹脂層
30の間に配置された例である。使用する包装形態によ
って使い分けることが必要で、特に限定されるものでは
ない。
【0015】本発明において用いられる紙基材1として
は、容器を構成する基材となるものであり、賦型性、耐
屈曲性、剛性、腰、強度等を持たせるものであり、例え
ば強サイズ紙の晒または半晒の紙基材、その他を使用す
ることができる。また、紙基材の坪量は約50〜700
g/m2位のもの、好ましくは坪量80〜500g/m2
位のものを使用することが好ましい。尚、本発明におい
て紙基材上には文字、絵柄、図形等の印刷を公知の印刷
法により形成してあってもいっこうにかまわない。
【0016】また、紙基材上に形成される熱溶融樹脂層
11は、具体的には低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸樹脂、エチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル
酸樹脂、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチ
レン−プロピレン共重合体、メチルペンテン樹脂、ポリ
ブテン樹脂、エチレン−アリリル酸共重合体等のエチレ
ン−不飽和カルボン酸共重合体を変性した酸変性ポリオ
レフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アク
リル系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、その他の樹脂が使用
でき、特に限定するものではない。上記樹脂層の厚みと
しては、8〜60μmの範囲であり、好ましくは15〜
30μmである。
【0017】次に、最内層である熱溶融樹脂層30の材
料については、以下に示すものが例示できる。低密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸樹脂、エ
チレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタク
リル酸樹脂、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテン樹脂、
ポリブテン樹脂、エチレン−アリリル酸共重合体等のエ
チレン−不飽和カルボン酸共重合体を変性した酸変性ポ
リオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)
アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、その他の樹脂が
使用でき、特に限定するものではないが内容物の芳香性
を必要とする場合は、テレフタール酸、イソフタール酸
とエチレングリコールとを重縮合させてなるポリエチレ
ンテレフタレート−イソフタレート共重合体などのヒー
トシール性が可能なポリエステル樹脂やエチレン−酢酸
ビニル共重合体のケン化物樹脂、もしくはポリエチレン
ナフタレート樹脂等が使用できる。厚みは、15〜15
0μmの範囲であって、好ましくは30〜100μmで
ある。
【0018】本発明において用いられるバリアー性基材
20は、酸素、水蒸気あるいは香料等について遮断性を
有するものであり、アルミ箔、アルミニウム等の金属蒸
着フィルムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネ
シウムで代表される金属酸化物薄膜の蒸着フィルムが利
用できる。ここでいう蒸着フィルムとは、プラスチック
フィルムに公知の真空蒸着法、スパッタリング法、イオ
ンプレーティング法等の物理的堆積法や各種CVD法で
ある化学的堆積法のすべてのプロセスで得られたものを
含む。また、蒸着膜の材料としては、上記の材料以外
に、酸化錫、酸化ジルコニウム、酸化インジウム、酸化
鉄、酸化亜鉛等の金属酸化物や錫、亜鉛等の金属薄膜も
例示でき、本発明はこのバリアー材料を特に限定する物
でなくいずれのものでもよい。上記蒸着フィルムを用い
た場合の蒸着層の厚みとしては、10〜1,000nm
の範囲で使用でき、好ましくは20〜70nmの範囲で
ある。20nmより薄いとバリアー発現の点で不十分で
あり、1,000nmよりあつくなると屈曲性が劣り、
紙容器化する過程で罫線部分でバリアー性の劣化が特に
大きくなり好ましくない。また、本発明において、蒸着
フィルムをバリアー性基材に用いた場合は、蒸着層上に
コーティング層を施けた構成としても良い。そのコーテ
ィング層としては、例えば特許第2790054号に記
載のものが使用でき、また、必要に応じて蒸着層を形成
する基材上にアンカーコート層を施すこともいっこうに
かまわない。蒸着層は、基材の片側であっても両面であ
ってもよく、その層構成としては異種材料を2層以上に
重ねる多層や混合状態で膜形成した混合膜であってもよ
い。
【0019】さらに、本発明においてバリアー性基材と
して、前記蒸着フィルムを用いる場合は、単体ではなく
エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物の樹脂層を併
用したり、前記樹脂層を蒸着フィルムの代替に用いても
かまわない。このように、上記バリアー性基材は、以下
に記載するバリアー性接着剤40を介して紙基材や最内
層の熱溶融性樹脂層と積層される。
【0020】次に、本発明におけるバリアー性接着層4
0について述べると、少なくとも不飽和酸とポリアミン
誘導体から得られる硬化組成物てあって、以下の一般式
1〜3からなるものである。 (R2)N(R1)2 (一般式1) (R1)N(R2)2 (一般式2) (R2)3 (一般式3) 但し、 R1は、水素,アルキル基、置換アルキル基、
アリル基、置換アリル基R2は、炭素1〜18個の鎖状
または枝分かれのアルキル基またはアルキレン基、また
は炭素6〜18個をもつアリレン基または置換アリレン
基を表す。
【0021】本発明に用いる上記ポリアミンの分子量
は、100〜2,000,000の範囲であり、好まし
くは400〜400,000である。
【0022】上記ポリアミンの例としては、ポリビニル
アミン、ポリアクリルアミン、ポリビニルピロリドン、
ポリエチレンアミンとエチルジアミンの反応物等が利用
できる。これらの中でもポリエチレンイミンが経済的に
好ましい。
【0023】また、上記不飽和酸としては、ビニル基を
有する酸物の総称であってフマール酸、マレイン酸、ア
クリル酸、メタクリル酸、シナミック酸、ビニル燐酸、
ソルビトール酸、ビニル硫酸、イタコン酸等が例示でき
る。これらの中でイタコン酸が経済性等から好適であ
る。
【0024】上記不飽和酸とポリアミン誘導体のブレン
ド率としては、ポリアミン誘導体の窒素と酸の当量で1
0:1〜1:100好ましくは5:1〜1:4が特に好
ましい。この範囲を越えるとバリアー性及びバリアー層
との密着性の点で問題が生じる場合があり好ましくな
い。
【0025】上記ブレンド物質に補助的に多官能(メタ)
アクリレート、エポキシイソシアネート、チオネート、
酸無水物、酸グラフト物、アルキルハライド、アルデヒ
ド等の有機系架橋剤や以下に示す反応性シラン化合物等
をバリアー性発現を損なわない範囲でブレンドしても良
い。
【0026】その場合の反応性シランとしては、ポリア
ミン誘導体の窒素原子と結合する官能基を有する化合物
であり、トリアルコキシ又はトリアクリロキシシラン基
を有するものが例示でき、以下の一般式(4)で表され
る。 A−SiRm(OR)3-m (一般式4) 但し、Aは、(メタ)アクリレート、アルデヒド、(メ
タ)アクリルアミド、イ ソシアネート、イ
ソチアネートを表し、mは0、1、2の数、RはC1
4を表す。好ましくは、γ- (メタ)アクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン、クロロプロピルトリメトキ
シシラン、クロロプロピルトリエトキシシラン、γ-イ
ソシアネートプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、エチルト
リメトキシシラン、クロロプロピルトリクロロシラン、
クロロプロピルエチレンジメトキシシラン、メチルジメ
トキシシラン、グリシドキシプロピルメチルジメトキシ
シラン、より好ましくは、クロロプロピルトリメトキシ
シラン、クロロプロピルトリエトキシシラン、γ-トリ
メトキシシリルプロピルグリシジルエーテルである。
【0027】上記のポリアミン誘導体と反応性シラン化
合物のブレンド率としては、100:1〜1:10の範
囲であれば良く、好ましくは10:1〜1:1の範囲で
ある。
【0028】本発明におけるバリアー性接着層の硬化方
法としては、上記材料を水、アルコールを主成分からな
る溶媒に溶解したコート液を後述するグラビア法、ロー
ルコート法、ブレードコート法等の公知の方法により被
着体基材に塗布し、熱または紫外線、電子線により硬化
させることができる。
【0029】また、上記記載の不飽和酸とポリアミン誘
導体の必須成分の他に公知のシランカップリング剤、分
散剤、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド等のブロ
ッキング防止剤を補助的に任意の量ブレンドして用いる
ことも出来る。
【0030】さらにまた、以下に示す第3成分の樹脂を
相溶する範囲で添加して用いても構わない。例えば、ア
クリル樹脂,ウレタン樹脂,エポキシ樹脂,ポリエステ
ル樹脂,ポリアミド樹脂,酢酸ビニル樹脂、フェノール
樹脂,オレフィン,エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂,
ポリビニルアセタール樹脂、天然ゴム、スチレン−ブタ
ジウン共重合体、アクリルニトリル−ブタジエン共重合
体、酢酸ビニル−アクリル共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、ポリエステルポリオール、ポリ
エステルポリウレタンポリオール、ポリエーテルポリウ
レタタンポリオール等の樹脂から選ばれる単一成分また
は二種類以上からなる樹脂が例示できる。
【0031】上記バリアー性接着層には、必要に応じて
公知の紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、粘着付与
剤、可塑剤、充填剤、滑剤、表面改質剤等をバリアー性
能を損なわれない範囲で適宜添加しても構わない。
【0032】電子線で硬化させる場合は、電子線照射に
用いられる電子線加速器としては、スキャニングタイ
プ、ダブルスキャンニングタイプ、ブロードビーム方
式、カーテンビーム方式等公知のものが利用できるが特
に限定するものではない。
【0033】この場合使用できる加速電圧としては、5
0〜300KVで吸収線量として1〜100KGyで好
ましくは2〜50KGyで硬化させることができ、電子
線硬化樹脂を使用する場合には、電子線硬化樹脂に上述
の吸湿性材料を所定量添加したものを前述のグラビア法
等公知の塗布方法によりコートして、例えば加速電圧;
100〜300KVで、吸収線量;1〜100KGy、
好ましくは2〜50KGyで硬化することができる。
【0034】上記電子線照射時における雰囲気中の酸素
濃度は、好ましくは1,000ppm以下、より好まし
くは500ppm以下である。酸素濃度が高いと樹脂の
硬化が酸素により阻害され硬化不良をおこし好ましくな
い。
【0035】この電子線照射に用いられる電子線加速器
は、スキャニングタイプ、ダブルスキャニングタイプ、
ブロードビーム方式、カーテンビーム方式等公知のもの
が利用でき特に限定するものではない。
【0036】また、熱により硬化させる場合は、80C
〜150Cのオーブン下で15秒〜120秒程度で硬化
させることができる。
【0037】この時のバリアー層の厚みとしては、0.
1〜10μmの範囲であり、硬化速度等から0.2〜7
μm程度が好ましい。0.1μmより薄いと、バリアー
性能が不十分であり、また、10μmより厚くなるとバ
リアー性能は十分であるが積層体自体が硬くなり紙と積
層した後製函加工適性が悪くなり好ましくない。
【0038】バリアー性接着層層40の形成方法として
は、以下に示す公知の塗布方法が例示でき特に限定する
ものではない。具体的には、ロールコート法,グラビア
コート法,ブレードコート法,エアーナイフコート法,
ノズルコート法,ダイコート法,キスコート法等が挙げ
られる。
【0039】上記樹脂の塗布量としては、用途により適
宜選択できるが乾燥後の量が0.1〜10g/m2の範
囲である。乾燥硬化適性等の点から0.2〜5g/m2
が好ましい。
【0040】上記のように電子線の照射により硬化させ
るには、例えば下記に示すモノマーやオリゴマーあるい
はこれらの混合物を補助的に添加して用いることができ
る。
【0041】まず、ラジカル重合性単官能基モノマーと
しては、例えばアクリル酸、アクリル酸メチル、ヘキシ
ルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2
−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、フェノキシエチルアクリレート、トリロキシエチル
アクリレート、ノニルフェノキシエチルアクリレート、
テトラヒドロフルフリルオキシエチルアクリレート、フ
ェノキシジエチレングリコールアクリレート、ベンジル
アクリレート、ブトキシエチルアクリレート、シクロヘ
キシルアクリレート、ジシクロペンタニルアクリレー
ト、ジシクロペンテニルアクリレート、グリシジルアク
リレート、カルビトールアクリレート、イソボニルアク
リレート等が挙げられ使用することができる。
【0042】また、ラジカル重合性多官能基モノマーと
しては、例えば1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジエチレ
ングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコー
ルジアクリレート、ジシクロペンタニルジアクリレー
ト、ブチレングリコールジアクリレート、ペンタリスリ
トールジアクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、プロピオンオキシド変性トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリア
クリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、カ
プロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート等
が挙げられ使用することができる。
【0043】また、ラジカル重合性オリゴマーとして
は、例えばポリエステルアクリレート、ポリエーテルア
クリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレ
ート、ポリオールアクリレート等が挙げられる。
【0044】さらに、上述の電子線硬化樹脂に公知の開
始剤を添加して硬化のエネルギーに紫外線を用いたもの
も本発明の範疇に入る。
【0045】上記の場合のバリアー性接着層には、必要
に応じ、分散剤、レベリング促進剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、滑剤などの公知の添加剤を適宣添加してもよ
い。
【0046】なお、本発明におけるバリアー性接着層の
厚みの上限については特に限定はないが、厚すぎると積
層した時に収縮がおき、積層材料がカールしたり、下地
の紙基材や最内層である熱溶融樹脂層との密着性が不十
分となる傾向がある。
【0047】本発明のバリアー性基材20として蒸着フ
ィルムを用いる場合は、蒸着フィルムとしては、寸法安
定性、耐熱性並びに機械的強度に優れた樹脂フィルムを
使用し、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブテン等のポリオレフィン、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,
6−ナフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイ
ロン11、芳香族ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリイミド等からな
るフィルムあるいは上記ポリマーを構成するモノマーを
含む共重合体等を挙げることができる。中でも、二軸延
伸されたポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−
2,6−ナフタレート、ポリプロピレンを好ましく使用
することができる。
【0048】また、1軸延伸もしくは無延伸のフィルム
材料を使用することもできるが、強度、寸法安定性、耐
熱性等の点から縦横方向に延伸された2軸延伸フィルム
の利用が望ましい。
【0049】また、前記フィルムには、必要に応じ、帯
電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、顔料、染料等
の公知の添加剤を含有させてもよい。但し、表面ヘのブ
リードアウトを防止するために、少なくとも有機系滑
剤、帯電防止剤の添加量については小さくすることが好
ましい。
【0050】上記フィルムの厚みは、一般に3〜400
μmであるが、後述するように、気相成長法で蒸着層を
形成する際の加工性、更に印刷やラミネート加工などの
二次加工の際のハンドリングの観点から、6〜200μ
mが好ましい。
【0051】最内層の熱溶融樹脂層の形成は、フィルム
化したものを接着剤を介して形成するか、あるいは上記
の樹脂の溶融物を直接押出しコーティングして形成して
もよい。
【0052】また、本発明の積層材料の構成について
は、必要に応じて中間層50を、紙とバリア性基材間ま
たは、バリアー性基材と最内層の熱溶融性樹脂層間に配
置しても良い。中間層50の材料としては、例えば物理
的、化学的性質に優れた性質を有し、強靱かつ耐熱性を
有する樹脂またはフィルムが適用できる。具体例として
和紙、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピ
レンやポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂が例示
できる。フィルム状のものやTダイより溶融させた樹脂
状のものをそれぞれドライラミネート法、ノンソルベン
トラミネーションや押し出しラミネート法等の公知のラ
ミネート法により積層することができる。中間層の厚み
については、特に限定はしないが3〜100μmの範囲
に任意に使用することができる。
【0053】本発明の積層体の印刷層の付与として、直
接最外層の紙の外層や別の基材に裏刷りにより文字、絵
柄、模様等の任意の印刷層をグラビア印刷やオフセット
印刷等の公知の方法により付与するとができる。
【0054】次に、本発明の紙容器用複合積層体の製造
する手段としては、ウェットミネーション法、ドライラ
ミネーション法、ノンソルベントラミネーション法、押
し出しラミネーション法、共押し出しラミネーョン法等
公知の方法で容易に製造することができる。押し出しラ
ミネート時には必要に応じて、コロナ処理、オゾン処理
等のドライ前処理やイソシアネート系、ポリエチレンイ
ミン系、ポリブタジエン系、有機チタネート系等のアン
カー剤コートを用いて積層することがてきる。
【0055】尚、本発明において上記のようにして製造
した紙容器用複合積層体は種々の内容物の充填に適して
おり、乳製品、調味料、ジュース、酒、ワイン等の液体
飲料や各種工業用途の洗浄剤、ワックス、薬剤、化粧
品、医療医薬品等の用途に使用することができる。
【0056】本発明の紙容器用複合積層体を使用して、
紙容器を製造する方法を詳細に説明する。図2に示すよ
うに積層体1を所定の折罫、胴部を構成する貼着部を有
する紙容器用ブランク板2を打ち抜き加工して、次に図
3に示すように該ブランクス板の貼着部を他方の測端部
に重ね合わせてその部分をヒートシールして側端シール
部51を形成して紙容器用形成用胴部3を製造し、その
後図4に示すように上記で製造した紙容器形成用胴部の
下方部分の折り込み片を常法に従って製函して折り込ん
でヒートシールして底部を形成して本発明にかかる包装
用紙容器を製造する。上記貼着するさいにフレームシー
ル、ホットエアーシール等のシール方式を適宜使用する
ことができる
【0057】本発明は、上記図示した例示の紙容器形成
用積層体、紙容器容器に限定するものでなく、例えばト
レー型、ブリック型、フラットトップ型、カップ型、筒
型等の様々の形態に適用することができる。また、液体
用容器の場合は、外着、内着けタイプの口栓を任意の位
置に配置することもできる。
【0058】
【実施例】次に、本発明の実施例について具体的に説明
する。
【0059】<実施例1>二軸延伸ポリエステルフィルム
12μm上に40nmの酸化珪素蒸着膜、コーティング
層を順次形成したのバリアー性基材の蒸着膜面と下記に
示すバリアー性接着剤を、下記の塗布条件及び硬化条件
により形成したバリアー性接着剤層を介して60μmの
低密度ポリエチレンフィルムとドライラミネートした。
次に坪量400g/m2の紙の片面にコロナ処理を施し
低密度ポリエチレンを20μmになるように押し出しコ
ートし、さらに上記の紙の他方の面にコロナ処理を施し
た後該処理面に低密度ポリエチレンが厚さ20μmにな
るよう押し出しながら上記バリアー基材のポリエステル
側とサンドラミネート加工して紙容器形成用複合積層体
を作成した。 [バリアー性接着剤]N-(イソプロポキシメトキシ)シリ
ルプロピルポエチレンイミンとイタコン酸を1:2で混
合した水/イソプロピルアルコール溶媒に溶解してね固
形分20%のバリアー性接着剤を調整した。 [塗布条件及び硬化条件]乾燥塗布量が3.5g/m2
なるようにグラビアコートし、溶媒を乾燥オーブンで乾
燥後被ラミ材と圧着後125KV―20KGyの照射条
件の電子線硬化法により硬化させる。
【0060】<実施例2>実施例1に用いたバリアー性基
材の蒸着面とポリエステル系共押しシーラントフィルム
をポリエステル層が最内層になるように実施例1と同様
にバリアー性接着剤を介してラミネートし、以下同様に
加工して紙容器形成用複合積層体を作成した。
【0061】<実施例3>バリアー性基材として、二軸延
伸ポリエステルフィルムの片面にアルミニウム蒸着層を
70nm形成したものを用いた。この非蒸着面に実施例
1と同様にバリアー性接着剤を用いて低密度ポリエチレ
ン60μmのフィルムをラミネートした。次に坪量40
0g/m2の紙の片面にコロナ処理を施し低密度ポリエ
チレンを20μmになるように押し出しコートし、さら
に上記の紙の他方の面にコロナ処理を施した面にエチレ
ンメタアクリル酸共重合体樹脂を厚さ20μmになるよ
うに押し出しながら上記バリアー基材のアルミニウム面
サンドラミネート加工して紙容器形成用複合積層体を作
成した。
【0062】<実施例4〜5>実施例1、2のバリアー性
基材に用いた蒸着層を25nmの酸化アルミニウムに変
えた以外は実施例1及び2と同様に実施した。
【0063】<比較例1〜5>実施例1〜5のそれぞれに
ついて、バリアー性接着剤の代わりに通常用いられてい
る二液硬化型ウレタン系ドライラミネート用接着剤を用
いて試験した。
【0064】実施例1〜5及び比較例1〜5で作成した
積層体を用いて打ち抜き加工してブランク板を作り次い
で、このプランク板の両縁端部の重合部分をフレーム処
理またはホットエアーシールして容器形成用胴部を製造
した。その後、底部を折り込んでヒートシールしゲーベ
ルトップ型の紙容器を製造した。上部の開口部より、お
酒を充填した後開口部を折り込んでヒートシールして紙
容器を完成させた。充填後、室温で一ヶ月間保存試験を
実施した評価結果を表1に示す。実施例のものは内容物
の変色、味、臭気の変化は見つめられず、一方比較例の
ものについては味覚の点で結果が良くなかった。
【0065】
【表1】
【0066】
【発明の効果】本発明により、紙容器用複合積層体にお
いて、不飽和酸とポリアミン誘導体から得られるバリア
ー性接着剤層を構成要素にいれたことで、極めて優れた
ガスバリア性と耐屈曲性を有する紙容器用複合積層体が
得られた。これによって、下記の効果を奏するものであ
る。即ち、従来からアルミ箔や蒸着フィルムをバリアー
性基材に用いられていたが、予め蒸着膜にある微小のピ
ンホール部や、抜き加工、罫線加工等の製函加工を通し
て生じるバリアー層の劣化を、このバリアー性接着層が
穴埋めすると同時に、この樹脂層自体にもバリアー性を
有するのでバリアー層の劣化を補完し高度なバリアー性
を維持することがてき、結果として紙容器化して内容部
の保護性が高まり長期保存性をいっそう高めることがで
きる。また、本発明の紙容器用複合積層体により、従来
の容器構成ではバリアー性が不十分で応用出来なかった
非常に酸素や水蒸気等に敏感で変質してしまう医薬品、
薬剤等の紙容器化が可能になる。さらに、本発明の紙容
器用複合積層体において、金属酸化物蒸着フィルムをバ
リアー性基材に用いていることから、金属探知器の検査
も可能であり、リサイクル性、易焼却性にも優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙容器用複合積層体の断面図
【図2】ブランク板の一例を示した平面図
【図3】紙容器胴部の斜視図
【図4】充填後の紙容器の一例を示した斜視図
【符号の説明】
1……紙容器用複合積層体 2……ブランク板 3……紙容器形成用胴部 4……紙容器 10……紙基材 11、30……熱溶融性樹脂層 20……バリアー性基材 40……バリアー性接着剤層 50……中間層 51……側部シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/40 B65D 65/40 D Fターム(参考) 3E060 AA05 AB04 BC04 DA20 DA30 3E086 AB01 AD02 BA13 BA14 BA15 BB01 BB51 CA11 4F100 AA17B AA19B AA20B AA26B AB01B AB33B AH06D AH06H AK01C AK06 AK42 AT00B BA04 BA07 BA10A CA02D CA02H CB02D CB02G DG10A EH23 EH66B EJ37 EJ53 EJ55 GB16 JB13D JB13G JB14D JB14G JD01B JD01D JD02 JK17 JL12C YY00D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙基材にバリアー性基材及び熱溶融樹脂層
    を少なくとも積層してなる紙容器用複合積層体におい
    て、 紙基材とバリアー性基材との層間、またはバリアー性基
    材と熱溶融樹脂層との層間のどちらか一方、または両方
    がバリアー性接着層を介して積層してなることを特徴と
    する紙容器用複合積層体。
  2. 【請求項2】前記バリアー性接着層が、不飽和酸とポリ
    アミン誘導体からなる硬化樹脂層であることを特徴とす
    る請求項1記載の紙容器用複合積層体。
  3. 【請求項3】前記不飽和酸とポリアミン誘導体のブレン
    ド率が、ポリアミン誘導体の窒素と酸の当量で10:1
    〜1:100、好ましくは5:1〜1:4の範囲とした
    とを特徴とする請求項2記載の紙容器用複合積層体。
  4. 【請求項4】前記バリアー性接着層が、不飽和酸とポリ
    アミン誘導体に有機系架橋剤、反応性シラン化合物の少
    なくとも一種を添加してなることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1項に記載の紙容器用複合積
    層体。
  5. 【請求項5】前記バリアー性接着層の厚みが、0.1〜
    10μmであることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれか1項に記載の紙容器用複合積層体。
  6. 【請求項6】前記バリアー性基材が、金属箔、金属蒸着
    フィルム、金属酸化物蒸着フィルムから選ばれるいずれ
    かの基材であることを特徴とする請求項1ないし請求項
    5のいずれか1項に記載の紙容器用複合積層体。
  7. 【請求項7】前記金属酸化物蒸着フィルムが、酸化珪
    素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムから選ばれる
    金属酸化物の1種からなる単層蒸着フィルム、または2
    種以上からなる多層蒸着フィルムであることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の紙容
    器用複合積層体。
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JP2016188081A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 日本製紙株式会社 紙容器

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