JP2001199403A - 横型製袋充填機における物品位置ズレ防止装置 - Google Patents

横型製袋充填機における物品位置ズレ防止装置

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JP2001199403A JP2000009153A JP2000009153A JP2001199403A JP 2001199403 A JP2001199403 A JP 2001199403A JP 2000009153 A JP2000009153 A JP 2000009153A JP 2000009153 A JP2000009153 A JP 2000009153A JP 2001199403 A JP2001199403 A JP 2001199403A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各機構の作動停止、作動開始時において、補
助送り手段の保持移送終端から横シール機構までに至る
間の筒状フィルム中に供給されている物品の位置ズレを
防止する。 【解決手段】 搬送ベッド36の上方に、該ベッド36
とにより物品24をフィルムを介して押圧した状態で下
流側に補助移送する無端コンベヤ44が配設される。無
端コンベヤ44の保持移送終端から横シール機構34に
おけるシール体38,38の回転軌跡の範囲手前までに
至る間に、圧力エア吹出し手段48が設けられる。圧力
エア吹出し手段48のノズル50は、その吹出し口50
aを搬送ベッド36上の物品移送路に指向して配置され
る。ノズル50の吹出し口50aから吹出される圧力エ
アにより、物品24の上側に臨む筒状フィルム12a
は、該物品24の周囲を囲むよう変形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば回転式の横
シール機構が採用された横型製袋充填機において、筒状
フィルム中に所定間隔毎に供給された物品の位置ズレを
防止するための位置ズレ防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製袋器により筒状に成形されて水平に移
送される筒状フィルム中に、供給コンベヤにより物品を
所定間隔毎に順次受渡し供給すると共に、前記物品が供
給された筒状フィルムにおける長手方向端縁部の重合面
に縦シール(センターシール)を施し、更に筒状フィルム
の物品を挟む前後に夫々横シール(エンドシール)・切断
を施してなるピロー包装体を製造する横型製袋充填機が
広く知られている。
【0003】前述した横型製袋充填機への物品の供給
は、一般に供給コンベヤの無端チェンに所定間隔で設け
た各押送体により、当該物品を所要速度で押送すること
により達成される。しかるに何等かの原因で、前記供給
コンベヤにおける各対応の押送体の何れかに、物品が供
給されなかった場合は、製袋器で成形された筒状フィル
ムへの物品の受渡し供給が一時的に途切れ、いわゆる欠
品を生ずることになる。この欠品を生ずると、当該包装
機で連続的に生産される各包装袋に、物品の充填されて
いない「空袋」が混在することになるが、このような空袋
発生は、フィルムの無駄を招くと共に、これを分離除去
するための装置を別途必要とする等の不都合がある。従
って、供給コンベヤで移送される物品群に欠品が生じて
いる場合は、未然に前記空袋の発生を防止する手段を講
じておく必要がある。
【0004】前記空袋防止手段として、前記包装機で
は、供給コンベヤにより所定間隔で移送される物品群中
に欠品が存在するのを欠品検知センサにより検知し、こ
の欠品検知信号に基づき供給コンベヤの運転を継続した
まま、フィルムの移送機構と横シール機構の作動を一時
停止させる運転制御が行なわれている。この場合に、各
機構の作動停止、作動開始が繰り返されると、その際に
はフィルム移送機構では作動停止、作動開始時に慣性が
発生すると共に、各機構に振動が発生する。特に包装機
の高速運転時に前述した空袋防止制御が行なわれるよう
な場合では、フィルムの移送停止、移送開始時にビスケ
ット等の軽量な物品は、筒状フィルム中で位置ズレを生
じてしまう。そこで、物品移送載置面との間でフィルム
を介して物品を保持状態で下流側に向けて移送すること
が可能な無端ベルト等の補助送り手段を設け、該送り手
段により筒状フィルム中に供給されるビスケット等の軽
量な物品を安定して下流側に向けて移送する構成が採用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、回転式のシー
ル体を備える横シール機構を採用した横型製袋充填機で
は、シール体の作動領域内には前記補助送り手段を延在
させることはできず、ビスケット等のように寸法が小さ
い物品を包装する場合は、補助送り手段による物品の保
持移送終端からシール体の回転中心までに至る間の筒状
フィルムには、補助送り手段の保持移送の作用範囲外と
なる1個以上の物品が存在する。従って、この物品は補
助送り手段で保持されず、前記したフィルム移送機構や
横シール機構の作動停止、作動開始時に該物品の位置ズ
レが発生するおそれがある。
【0006】このように、筒状フィルム中での物品の位
置ズレが生ずると、前記シール体での物品噛み込みが発
生し、包装不良率を高める要因となる。このことから、
前記要因に基づく物品の位置ズレに関連した包装不良率
を低下させるための有効な対策が求められていた。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、各機構の作動停止、作動開始時
において、補助送り手段の保持移送終端から横シール機
構までに至る間の筒状フィルム中に供給されている物品
の位置ズレを防止し得る横型製袋充填機における物品位
置ズレ防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る横型製
袋充填機における物品位置ズレ防止装置は、供給コンベ
ヤにより所定間隔毎に物品が受渡し供給された筒状フィ
ルムの物品を挟む前後に横方向のシール・切断を施す横
シール機構と、該横シール機構の上流側に配設されて、
筒状フィルム中の物品をフィルムと共に押圧状態で下流
側に保持移送する補助送り手段とを備える横型製袋充填
機において、前記補助送り手段は、供給コンベヤから筒
状フィルムへの物品受渡し位置から横シール機構におけ
るシール体の作動領域に介在しない所定位置までに亘り
物品を保持可能に設定され、この補助送り手段による物
品の保持移送終端から前記横シール機構におけるシール
体の作動領域に至る間に、圧力エア吹出し手段の吹出し
口を物品移送路に指向して配設し、該吹出し口から吹出
される圧力エアにより筒状フィルムを、物品の周囲を囲
むよう形成させることを特徴とする。
【0009】
【作用】筒状フィルム中に供給コンベヤにより所定間隔
毎に受渡し供給された物品は、補助送り手段によりフィ
ルムと共に押圧状態で横シール機構に向けて保持移送さ
れる。補助送り手段による物品の保持移送終端から横シ
ール機構におけるシール体の作動領域に至る間に、圧力
エア吹出し手段の吹出し口が物品移送路に指向して配設
されており、該吹出し口から圧力エアを吹出すことで、
筒状フィルムが物品周囲を囲むように変形して該物品の
位置ズレを防止し得る。すなわち、空袋防止制御が行な
われるような場合等において、前記補助送り手段で保持
されていない物品が、フィルムの移送停止、移送開始時
に筒状フィルム中で位置ズレするのを好適に防止するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る横型製袋充填
機における物品位置ズレ防止装置につき、好適な実施例
を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。図1
に示す横型製袋充填機10では、帯状フィルム12を所
要直径で巻回したフィルム原反ロール14から繰出しロ
ーラ16,16を介して引出された帯状フィルム12
は、製袋器18に供給されて筒状に成形されるようにな
っている。製袋器18の上流側には、無端チェン20に
所定間隔で取付けた多数の押送体22により、物品24
を一定間隔毎に製袋器18で筒状に成形された筒状フィ
ルム12aに受渡し供給する供給コンベヤ26が配設さ
れている。
【0011】前記製袋器18の下流側には、筒状フィル
ム12aの長手方向の重合端縁部を挟持して該フィルム
12aを下流側へ向けて移送する一対の送りローラ2
8,28(一方のみ図示)と、該ローラ28,28の下流側
に位置するシールローラ30,30とから構成される縦
シール機構32が、物品移送路の下方に配設されてい
る。そして、物品24が供給された筒状フィルム12a
の長手方向の重合端縁部に、縦シール機構32によって
縦シールを施すよう構成される。
【0012】なお、前記製袋器18から後述する横シー
ル機構34の配設位置までの間に、前記筒状フィルム1
2aに供給された物品24の底面をフィルムを介して支
持する搬送ベッド36が水平に配設されている。この搬
送ベッド36には物品移送方向に沿ってスリット36a
が形成されており(図2参照)、このスリット36aから
下方に延出する筒状フィルム12aの長手方向の重合端
縁部が、前記送りローラ28,28およびシールローラ
30,30で挟持されるようになっている。すなわち、
筒状フィルム12aに供給された物品24は、搬送ベッ
ド36に載置された状態で、筒状フィルム12aの移送
に伴って下流側に向けて移送される。
【0013】前記搬送ベッド36の下流側には、図1に
示す如く、筒状フィルム12aに横シール・切断を施す
横シール機構34が配設される。この横シール機構34
は、サーボモータ等の駆動機構(図示せず)により不等速
回転する上下一対のシール体38,38を、筒状フィル
ム12aの上下に対向して備えている。そして、シール
体38,38が同期的に1回転する間に、筒状フィルム
12aが1カットピッチ分移送されることで、筒状フィ
ルム12aの物品24を挟む前後に横シール・切断が施
されるようになっている。
【0014】前記供給コンベヤ26における物品24の
筒状フィルム12aへの受渡し位置より上流側に、例え
ば投受光素子からなる欠品検知センサ40が設けられ、
各押送体22により押送されて該検知センサ40の検知
領域に到来する物品24の有無を検知し得るようになっ
ている。この欠品検知センサ40は、その検知領域を通
過する物品24をその都度検知し、その検知信号を制御
装置42に出力するよう構成される。そして、この制御
装置42では、欠品検知センサ40からの欠品検知信号
の入力に応答して、物品24が筒状フィルム12aに受
渡されるべきタイミングに合わせて、フィルムを移送す
る繰出しローラ16,16や送りローラ28,28等のフ
ィルム移送機構および横シール機構34の作動を一時停
止するための作動休止信号が発せられる。また、次のサ
イクル(押送体22が1ピッチ分移動する周期)以降に欠
品検知センサ40からの欠品検知信号が制御装置42に
入力されない場合は、フィルム移送機構および横シール
機構34の作動を開始する作動開始信号が該制御装置4
2から発せられるよう設定されている。すなわち、実施
例の横型製袋充填機10におけるフィルム移送機構は、
欠品検知センサ40からの欠品検知信号に応答して制御
装置42から発せられるフィルムの移送制御信号(フィ
ルムの移送停止信号,移送開始信号)に応じてフィルム
の移送停止、移送開始が繰り返され、また横シール機構
34は、フィルムの移送停止、移送開始に合わせてその
作動が一時停止される空袋防止制御運転が行なわれ、空
袋を発生させないよう構成してある。
【0015】前記搬送ベッド36の上方には、図1に示
す如く、補助送り手段としての無端コンベヤ(無端搬送
体)44が配設される。このコンベヤ44には、フィル
ムを介して搬送ベッド36とにより物品24を弾性的に
押圧可能なスポンジ状またはブラシ状の複数の押圧部材
46が設けられている。そして無端コンベヤ44は、搬
送ベッド36に載置されている物品24の上面をフィル
ムを介して押圧部材46で下方に押圧した状態で、筒状
フィルム12aに弛みが発生することがないように繰出
しローラ16,16によるフィルム引出し設定速度より
僅かに高速となる速度で回転制御され、物品24を位置
ズレさせることなく補助送りするべく機能する。なお、
無端コンベヤ44は、その押圧部材46と搬送ベッド3
6とにより物品24を押圧状態で保持移送する終端が、
前記横シール機構34のシール体38,38が回転する
際に接触干渉しない作動領域外の位置(シール体38,3
8の回転軌跡外)まで延在している。
【0016】前記無端コンベヤ44の保持移送終端から
シール体38,38の回転軌跡の範囲(作動領域)手前ま
でに至る間に、圧力エア吹出し手段48が設けられてい
る。この圧力エア吹出し手段48は、図2に示す如く、
物品移送方向と交差する幅方向に離間して、図示しない
エア供給源に接続する一対のノズル50,50を備え、
各ノズル50の吹出し口50aを、前記搬送ベッド36
上の物品移送路に指向して配置される。また各ノズル5
0の吹出し口50aは、図3に示す如く、物品移送方向
に所要の長さ寸法を有し、該吹出し口50aから吹出さ
れる圧力エアにより、前記物品24の上側に臨む筒状フ
ィルム12aは、該物品24の周囲を囲むよう変形され
る。すなわち、圧力エア吹出し手段48は、前記無端コ
ンベヤ44で保持されない領域に臨む物品24の筒状フ
ィルム12a中での位置ズレを防止するべく機能する。
なお、ノズル50の配設数や配設位置に関しては、物品
24の形状や寸法等に応じて適宜に変更可能である。
【0017】前記圧力エア吹出し手段48の吹出し口5
0aからの圧力エアの吹出しは、前記制御装置42から
発せられるフィルムの移送停止信号および移送開始信号
に応じて制御されるものであって、実施例では、フィル
ムの移送停止となる少し前から圧力エアの吹出しが開始
され、フィルムの移送開始後の所定時間経過後に圧力エ
アの吹出しが停止するよう設定されている。
【0018】
【実施例の作用】次に、前述した横型製袋充填機におけ
る物品位置ズレ防止装置の作用につき説明する。
【0019】前記供給コンベヤ26の押送体22は、各
対応の物品24を下流側に向けて水平に押送し、前記製
袋器18で筒状に成形されて所要の速度で下流側に移送
されている筒状フィルム12a中に、当該物品24が1
個ずつ受渡し供給される。前記搬送ベッド36にフィル
ムを介して載置されている物品24は、フィルム移送機
構による筒状フィルム12aの移送に伴って下流側に移
送される。また該物品24は、前記無端コンベヤ44に
よりフィルムを介して搬送ベッド36との間で押圧され
た状態で横シール機構34に向けて補助移送され、該コ
ンベヤ44と搬送ベッド36との保持移送領域での物品
24の位置ズレは防止される。そして、横シール機構3
4に移送された筒状フィルム12aには、上下一対のシ
ール体38,38により物品24を挟む前後に横シール
・切断が施されてピロー包装体が得られる。
【0020】前記欠品検知センサ40は、その検知領域
を順次通過する物品24の有無を常時監視しており、該
欠品検知センサ40からの欠品検知信号が制御装置42
に入力されると、該制御装置42から作動休止信号が発
せられ、物品24が筒状フィルム12aに受渡されるべ
きタイミングに合わせて、フィルム移送機構および横シ
ール機構34の作動が一時停止される。そして、次のサ
イクル以降に前記欠品検知センサ40からの欠品検知信
号が制御装置42に入力されない場合は、該制御装置4
2から作動開始信号が発せられ、フィルム移送機構およ
び横シール機構34の作動が開始されることで、空袋が
発生するのは防止される。
【0021】また、前記圧力エア吹出し手段48におけ
る各ノズル50の吹出し口50aからの圧力エアの吹出
しが、フィルムの移送停止となる少し前から開始され、
前記無端コンベヤ44の保持移送終端からシール体3
8,38の回転軌跡までの間に位置する筒状フィルム1
2aが、図2および図3に示す如く、物品24の周囲を
囲むように変形する。そして、フィルムの移送開始後の
所定時間経過後に、圧力エア吹出し手段48の吹出し口
50aからの圧力エアの吹出しが停止する。すなわち、
前記無端コンベヤ44で保持されていない領域に臨む物
品24が、フィルムの移送停止、移送開始時の慣性や各
機構34の作動停止、作動開始に伴う振動により位置ズ
レするのは防止される。
【0022】
【変更例】前記筒状フィルム12aに圧力エアを吹付け
る圧力エア吹出し手段48としては、前述した実施例の
構成に限定されるものでなく、例えば図4および図5に
示す如く、搬送ベッド36の上方に、物品24より幅寸
法の長い1本のチャンバ52を配設し、該チャンバ52
の物品移送路を指向する底面に穿設されて幅方向に離間
する複数の吹出し口52aから筒状フィルム12aに向
けて圧力エアを吹付ける構成、その他各種の圧力エア吹
出し手段を採用し得る。
【0023】実施例ではフィルムの移送休止期間中は圧
力エア吹出し手段から圧力エアを連続して吹出す場合で
説明したが、空袋防止制御運転において複数個分連続し
て欠品が生じた場合等でフィルムの移送休止期間が所定
の許容期間を越える場合には、フィルムの移送停止とな
る少し前から圧力エアの吹出しを開始して所定時間経過
後に吹出しを停止し、またフィルムが移送開始される少
し前から再び圧力エアの吹出しを開始して、移送開始後
の所定時間経過後に吹出しを停止するようにしてもよ
く、この場合にはエアの消費量を最小限にすることがで
きる。なお、横型製袋充填機の運転中は、常に圧力エア
を吹出すようにしてもよい。更に、フィルムの移送休止
期間が、予め設定された許容期間以内である場合には、
前記制御装置42からのフィルムの移送開始信号に関係
なく、所定期間経過後に前記圧力エア吹出し手段48の
吹出し口50aからの圧力エアの吹出しを停止させるよ
うにしてもよい。
【0024】前記補助送り手段としての無端コンベヤ
は、搬送ベッドとにより物品をフィルムを介して弾性的
に押圧して下流側に保持移送する構成としているが、搬
送ベッドに代えて、物品の底面を支持して下流側に向け
て物品を積極的に移送するベルトコンベヤ等からなる無
端コンベヤ、その他の物品載置手段を採用可能である。
また、物品移送路の両側に設けられた一対の無端コンベ
ヤ等の補助送り手段によりフィルムを介して物品側面を
弾性的に挟持して移送する方式のものであってもよい。
【0025】前記横型製袋充填機は、前述した空袋防止
制御により各機構の作動停止、作動開始が行なわれる構
成に限らず、例えば前工程または後工程からの一時停止
要求信号に応答して、包装機の各機構が作動停止、作動
開始を繰り返すよう制御される構成、その他の各種作動
条件に対応して、少なくともフィルムの移送停止、移送
開始を繰り返し行なうよう運転制御されるものであれば
よく、何れの場合にも本発明の物品位置ズレ防止装置が
好適に作用する。また、実施例では横シール機構のシー
ル体として回転作動方式を例示したが、ボックスモーシ
ョン方式であってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の請求項1に
係る横型製袋充填機における物品位置ズレ防止装置によ
れば、包装機が高速運転されている場合であっても、補
助送り手段の保持移送終端から横シール機構までに至る
間の筒状フィルム中に臨む物品、特にビスケット等の寸
法が小さな物品が、各機構の作動停止、作動開始時に起
因する振動や、フィルムの移送停止、移送開始時に生ず
る慣性等によって位置ズレするのを有効に防止できる。
また請求項2に係る物品位置ズレ防止装置では、フィル
ムの移送停止、移送開始に合わせて圧力エアを吹出すの
で、エアの消費量を抑えることができる。
【0027】請求項3に係る物品位置ズレ防止装置で
は、欠品検知センサによる物品の有無検知によってフィ
ルム移送を一時的に休止する空袋防止制御がなされる際
の、物品位置ズレを有効に防止することができる。また
請求項4に係る物品位置ズレ防止装置においては、予め
設定された許容期間を越える圧力エアの連続的吹出しを
防止して、更なるエア消費量の減少を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る物品位置ズレ防止
装置を採用した横型製袋充填機の概略構成図である。
【図2】実施例に係る圧力エア吹出し手段を示す正面図
である。
【図3】実施例に係る圧力エア吹出し手段を示す側面図
である。
【図4】変更例に係る圧力エア吹出し手段を示す正断面
図である。
【図5】変更例に係る圧力エア吹出し手段を示す側断面
図である。
【符号の説明】
12a 筒状フィルム 24 物品 26 供給コンベヤ 34 横シール機構 38 シール体 40 欠品検知センサ 44 無端コンベヤ(補助送り手段) 48 圧力エア吹出し手段 50a 吹出し口 52a 吹出し口
フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AB02 BA11 CA01 CA08 DC02 DC08 DD04 DF02 DH02 FA02 FB02 FB07 FC04 GB06 GC07 HA02 HA04 HB03 HB09 3E051 AB02 BA06 CA02 DA08 EA03 EB06 FB02 FD01 HA02 HA09 HD03 HE01 JA03 KA03 KA07 KB01 LA02 LA04 LB05 LB09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給コンベヤ(26)により所定間隔毎に物
    品(24)が受渡し供給された筒状フィルム(12a)の物品(2
    4)を挟む前後に横方向のシール・切断を施す横シール機
    構(34)と、該横シール機構(34)の上流側に配設されて、
    筒状フィルム(12a)中の物品(24)をフィルムと共に押圧
    状態で下流側に保持移送する補助送り手段(44)とを備え
    る横型製袋充填機において、 前記補助送り手段(44)は、供給コンベヤ(26)から筒状フ
    ィルム(12a)への物品受渡し位置から横シール機構(34)
    におけるシール体(38,38)の作動領域に介在しない所定
    位置までに亘り物品(24)を保持可能に設定され、 この補助送り手段(44)による物品(24)の保持移送終端か
    ら前記横シール機構(34)におけるシール体(38,38)の作
    動領域に至る間に、圧力エア吹出し手段(48)の吹出し口
    (50a,52a)を物品移送路に指向して配設し、該吹出し口
    (50a,52a)から吹出される圧力エアにより筒状フィルム
    (12a)を、物品(24)の周囲を囲むよう形成させることを
    特徴とする横型製袋充填機における物品位置ズレ防止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記横型製袋充填機(10)は、少なくとも
    フィルムの移送制御信号に応答してフィルムの移送停
    止、移送開始が繰り返されるよう作動制御され、そのフ
    ィルムの移送停止、移送開始に合わせて前記圧力エア吹
    出し手段(48)の吹出し口(50a,52a)から圧力エアを吹出
    すよう設定されている請求項1記載の横型製袋充填機に
    おける物品位置ズレ防止装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルムの移送制御信号は、前記供
    給コンベヤ(26)により移送される物品(24)の有無を検知
    する欠品検知センサ(40)からの欠品検知信号に応答して
    フィルムの移送停止信号が発せられ、次のサイクル以降
    に欠品検知信号が入力されない場合にフィルムの移送開
    始信号が発せられるよう制御される請求項2記載の横型
    製袋充填機における物品位置ズレ防止装置。
  4. 【請求項4】 フィルムの移送休止期間が、予め設定さ
    れた許容期間を越える場合には、前記圧力エア吹出し手
    段(48)の吹出し口(50a,52a)からの圧力エアの吹出しを
    停止するよう設定される請求項2記載の横型製袋充填機
    における物品位置ズレ防止装置。
JP2000009153A 2000-01-18 2000-01-18 横型製袋充填機における物品位置ズレ防止装置 Expired - Fee Related JP3546352B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012158341A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Kawashima Packaging Mach Ltd 横型製袋包装機における上押さえコンベア装置
CN113320770A (zh) * 2021-06-21 2021-08-31 斯蒂尔机械设备(嘉兴)有限公司 一种高效的全自动包装机
JP7007727B2 (ja) 2018-09-13 2022-02-10 大森機械工業株式会社 包装装置

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