JPH0454082Y2 - - Google Patents

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JPH0454082Y2
JPH0454082Y2 JP1984044727U JP4472784U JPH0454082Y2 JP H0454082 Y2 JPH0454082 Y2 JP H0454082Y2 JP 1984044727 U JP1984044727 U JP 1984044727U JP 4472784 U JP4472784 U JP 4472784U JP H0454082 Y2 JPH0454082 Y2 JP H0454082Y2
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packaging
packaging sheet
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、包装シートに連続して錠剤の分包袋
を形成する錠剤分割分包装置に関する。
(ロ) 従来技術 錠剤分割分包装置は、実開昭58−14307号公報
に示すように錠剤収容部から錠剤を落下させて取
出すために包装機構は下方に配置するのが一般的
である。したがつて数百種の錠剤を選択的に分割
分包する装置では、錠剤収容部が装置の殆んどを
占めて包装機構は床面付近に配置される。そのた
め包装終了後、分包袋は床に送出されることにな
り衛生上好ましくなく、しかも作業者は腰をかが
めて分包を取上げなければならず作業性が著しく
悪いものとなつていた。
斬る点から包装終了後の分包を上方に取り出す
第4図に示すような装置が従来より提示されてい
る。同図に於いて、送りローラ2にて間欠的に搬
送される二つ折りの包装シート1は、先ずミシン
刃を内包した縦ヒートシール機構5により連続し
た小袋が形成されて且つ、縦ヒートシール線に切
目が形成され、続いて導入ホツパ3により所定量
の錠剤が小袋へ注入され、しかる後に横ヒートシ
ール機構4により小袋の上部開口部が密閉されて
分割分包が達成される。そして包装終了後の包装
シート1はローラ6により水平方向から垂直方向
に転換され取出ローラ7,8にて上方に引上げら
れて送出される。しかしながらこのような従来装
置では予定数の分包が取出ローラ7,8によつて
送出されるまでローラ7,8は包装シート1の搬
送動作を行わなければならず、導入ホツパ3の直
後から取出ローラ7,8までの間の包装シート1
が無駄となる欠点がある。しかも包装シート1は
取出ローラ7,8によつて引上げられる際に、ロ
ーラ6によつて方向転換されるとねじれ作用を受
けて、包装シート1が切目から切離される不具合
がしばしば発生し、そのたびに管理者は包装シー
ト1をセツトし直さなければならなかつた。
そのため本出願人は、実願昭57−111436号にお
いて包装後の分包をバスケツトに取出して上方へ
持ち上げる考案を開示した。しかしながら、かか
る装置においては、バスケツトの大きさを一回の
処方入力で最大限入力し得る分包数を収容できる
程度に設定しなければならず装置が大型化する欠
点がある。しかも、連続分包がバスケツト内に不
特定な状態で重なり収容されるために、連続分包
をバスケツトより取り出すと整列し直す労力を必
要としていた。
(ハ) 考案の目的 本案は、包装を終了した分包紙をなるべく上方
に送出するようにして作業者の取り出し作業性を
向上できる共に、バスケツト等の別個の部品を追
加して装置を大型化することもなく、また、送出
の際に分包紙が捩じれたり弛んだり無駄な包装シ
ートが多く出たりすることのない実用的で利便性
に優れた錠剤分割分包装置を提供することを目的
とする。
(ニ) 考案の構成 本案は、分包袋が連続形成される包装シートを
間欠的に移送する搬送装置と、この搬送装置の停
止時に前記包装シートに錠剤を注入する投入口
と、錠剤注入後の前記分包袋の開口部を密封する
ヒートシール装置と、前記搬送装置の搬送方向前
方に設けられ分包袋を上方に移送すると共に移送
速度が前記搬送装置の搬送速度以上に設定された
移送装置と、この移送装置と前記搬送装置との間
に設けられ予定数の分包終了により前記包装シー
トから前記分包を切り離すカツターと、前記搬送
装置と移送装置の間の包装シートにテンシヨンを
与えると共に搬送装置と移送装置の包装シート量
に応じて揺動するアームと、このアームの揺動に
応答して作動し前記包装シート量が多くなると前
記移送装置を駆動させると共に包装シート量が少
なくなると前記移送装置を停止させるスイツチ装
置とで錠剤分割分包装置を構成したものである。
(ホ) 考案の実施例 第1図は本考案に依る分割分包装置を示し、図
示しない錠剤種類毎の錠剤収容器から導入される
錠剤は投入口10に集められる。投入口10は内
部に錠剤を保持するためのシヤツタを具備してお
り、シヤツタソレノイド11の動作によりシヤツ
タが開放すると包装は錠剤機構へ導入される。包
装機構は、二つ折りにした包装シート1を軸12
に巻回した包装ロール13と、間欠的に駆動して
包装シート1を取出方向にローラにて搬送する搬
送装置14と、包装シート1に服用時期等のコメ
ントを印字するプリンタ15と、ミシン刃を内包
した縦ヒートシール部16及び横ヒートシール部
17を一体にした加熱板18と受板19とを具備
したヒートシール装置20と、予定数の分包袋形
成後に包装シート1を切断するカツター21とか
ら構成されている。移送装置22は搬送装置14
に連続しており、搬送装置14から導入される分
包袋を上方に移送して送出するものである。移送
装置22は搬送装置14につながる入口側には駆
動ローラ25と一組の取込ローラ26を配置し、
出口側には一対の送出ローラ27,28を対向配
置して、駆動ローラ25及び送出ローラ28間に
張架したベルト29と一組の取込ローラ26及び
送出ローラ27間に張架したベルト30とにより
分包袋を挟持して移送するものである。そしてベ
ルト29,30はガイドプーリ31及びガイド板
32とによつて上方への移送通路が形成されてい
る。一端を軸40にて支持したアーム23は他端
にテンシヨンローラ24を具備し、テンシヨンロ
ーラ24は、ガイドプーリ42を介して搬送装置
14と駆動ローラ25の間に装架される包装シー
ト1の軸40とは反対方向の面で当接するように
配置されている。そして駆動ローラ25の駆動及
び停止を制御するスイツチ装置41はアーム23
の揺動にてON・OFFするようになつている。ま
た駆動ローラ25による包装シートの移送速度
は、搬送装置14による包装シートの搬送速度よ
り大となるように設定されている。
第3図は本考案による装置の制御回路をブロツ
ク図にて示し、包装制御装置33は包装開始信号
の入力により間欠的に駆動信号を出力し、この駆
動信号にてモータ回路34が駆動して搬送装置1
4が動作する。またモータ回路35は包装開始信
号が入力されてスイツチ装置41がOFFしてい
ることを条件に動作する。停止制御装置36は間
欠的に包装制御装置33から出力される駆動信号
を計数し、計数値が予じめ設定されている分包数
に達すると終了信号を出力する。そして包装制御
装置33は終了信号の入力にて駆動信号の出力を
停止するが、モータ回路34,35は終了信号の
発生後から夫々遅延装置37,38に設定された
遅延時間後に動作を停止する。
上記構成で包装開始信号が入力すると包装制御
装置33が動作して駆動信号を間欠して出力す
る。モータ回路34は駆動信号が入力する度に動
作して搬送装置14が間欠動作して包装シート1
は取出方向に一分包長づつ移送される。この移送
の間に前述した錠剤収容器は動作して錠剤を投入
口10へ送出し、錠剤は投入口10内のシヤツタ
にて保持される。そして搬送14が停止するとシ
ヤツタソレノイド11を動作させてシヤツタを開
放し錠剤を包装シート1へ導入する。同時に包装
シート1は加熱板18と受板19とに挟持される
たに、縦ヒートシールにより区画されて併せて切
目が形成されると共に、既に錠剤が注入されてい
る区画部の上部開口部は横ヒートシールにより密
封される。また包装シート1の投入口10に達す
る前の部分はプリンタ15により印字が施され
る。このように搬送装置14が包装シート1を一
分包長づつ間欠的に搬送することで印字・錠剤投
入・ヒートシールの各動作が成されて分割分包が
達成される。一方、モータ回路35は、包装開始
信号の入力した直後においては包装シート1がア
ーム23のテンシヨンローラ24にまで到達して
いないために、スイツチ装置41のOFFにより
動作して駆動ローラ25が間欠動作する。そして
搬送装置14の間欠駆動に伴なう分割分包動作が
進み、包装済みの包装シート1がガイドローラ4
2及びテンシヨンローラ24を介して駆動ローラ
25に達すると、包装シート1はベルト29,3
0に挟持されて上方に移送される。このように包
装シート1が搬送装置14及び移送装置22の両
方にまたがつて送られると、移送装置22による
移送速度が搬送装置14の搬送速度より大きいた
めに包装シート1は緊張してテンシヨンローラ2
4の方向へ引張られることになる。したがつてア
ーム23が矢印A方向に揺動してスイツチ装置4
1がONし、モータ回路35は動作しないため駆
動ローラ25は停止する。そのため以後、駆動信
号の入力にて搬送装置14のみが駆動して分割分
包動作のみが行われ、移送装置22による包装済
み包装シート1の上包装への移送は停止される。
したがつて搬送装置14から送り出される包装シ
ート1の繰り出し量がそのままガイドローラ42
と駆動ローラ25間に累積して包装シート1が弛
緩すると、アーム23が矢印B方向に揺動してス
イツチ装置41がOFFし、モータ回路35は動
作を再開して移送装置22が駆動する。そして以
後、かかる動作を繰り返して包装済みの包装シー
ト1を上方へ移送する。
搬送装置14と移送装置22のように二種類の
送り装置を連続して設け且つ両方の動作を同期さ
せた場合、両者による包装シート1の送り量、即
ち送り速度は等しくしなければならない。なんと
なれば搬送装置14の送り量が移送装置22の送
り量を上回ると、ガイドローラ42と駆動ローラ
25間で弛みを生じ包装シート詰まりの原因とな
る。そしてたとえこの送り量の差が僅かであつて
も包装シート1の繰り出し量が長くなると差分が
累積されてやはり弛みを生じる。また逆に搬送装
置14の送り量が移送装置22の送り量を下回る
と包装シート1に必要以上の引張力が作用し包装
シート1の破損につながり、特に包装シート1に
はミシン刃にて切目が形成されているために少し
の引張力でも包装シート1が切り離されることに
なる。しかしながら二種類の送り装置の移送速度
を正確に一致させるのは困難であり、またコスト
アツプを招来する。しかしながら本考案は、移送
装置22の移送速度を搬送装置14の搬送速度よ
り大きく設定し、且つ移送装置の駆動及び停止を
両者間の包装シート1の量によつて制御すること
で、搬送装置14と移送装置22の移送速度に正
確性を要求しなくても済む。
しかして包装制御装置33からの駆動信号の発
生回数が所定の分包数に達すると、停止制御装置
36は停止信号を出力し包装制御装置33は駆動
信号の出力を停止する。一方、モータ回路34は
遅延装置37の作用により停止信号の発生後から
一定時間駆動するために、ヒートシール装置20
にてヒートシールされた最終の分包はその後部が
カツター21に達する位置まで搬送される。そし
て遅延装置37による遅延時間の終了後にカツタ
ー21が作動して包装シート1の分割分包した部
分が切り離される。このとき遅延時間は、カツタ
ー21が切り目部に作用するように設定されてい
る。またモータ回路35も遅延装置38の作用に
より停止信号の発生後から一定時間駆動する。そ
して遅延装置38の遅延時間は、移送装置22に
導入された最終の分包部が出口側に送出されるま
でに要する時間に設定されている。したがつて搬
送装置14が停止してからも移送装置22による
移送は続けられ連続した分包袋はベルト29,3
0により挟持されて出口側24より送出される。
このときベルト29,30に挟持している包装シ
ート1はカツター21にて切り離されているため
に、アーム23は矢印A方向に付勢されておらず
スイツチ装置41はOFFしているためにこの遅
延時間中モータ回路35は動作している。
(ヘ) 考案の効果 本考案に依ると、予定数の分包終了により包装
シートより分包を切り離して移送装置により上方
へ移送して送出するために錠剤分割分包装置の作
業性の向上が図れるとともに、包装シートを有効
利用できる。しかも移送装置の移送速度を搬送装
置の搬送速度より大きく設定し、且つ両者間に装
架される包装シート量に基づき動作するスイツチ
装置にて移送装置の駆動及び停止を制御する簡単
な構成で、包装シートが大きく弛んだりまたは包
装シートに過度な引張力が動くことも防止され、
安定した包装シートの送り動作を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に依る装置の要部を示す図、第
2図は搬送装置と移送装置間を示す平面図、第3
図は制御システム図、第4図は従来例の構成図で
ある。 1……包装シート、10……投入口、14……
搬送装置、21……カツター、22……移送装
置、23……アーム、24……テンシヨンロー
ラ、29,30……ベルト、41……スイツチ装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 分包袋が連続形成される包装シートを間欠的に
    移送する搬送装置と、この搬送装置の停止時に前
    記包装シートに錠剤を注入する投入口と、錠剤注
    入後の前記分包袋の開口部を密封するヒートシー
    ル装置と、前記搬送装置の搬送方向前方に設けら
    れ分包袋を上方に移送すると共に移送速度が前記
    搬送装置の搬送速度以上に設定された移送装置
    と、この移送装置と前記搬送装置との間に設けら
    れ予定数の分包終了により前記包装シートから前
    記分包を切り離すカツターと、前記搬送装置と移
    送装置の間の包装シートにテンシヨンを与えると
    共に搬送装置と移送装置の包装シート量に応じて
    揺動するアームと、このアームの揺動に応答して
    作動し前記包装シート量が多くなると前記移送装
    置を駆動させると共に包装シート量が少なくなる
    と前記移送装置を停止させるスイツチ装置とから
    成る錠剤分割分包装置。
JP1984044727U 1984-03-27 1984-03-27 錠剤分割分包装置 Granted JPS60157603U (ja)

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JP1984044727U JPS60157603U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 錠剤分割分包装置

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JP1984044727U JPS60157603U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 錠剤分割分包装置

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JPS60157603U JPS60157603U (ja) 1985-10-21
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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4486154B2 (ja) * 1999-02-03 2010-06-23 高園産業株式会社 分包紙用紙管
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KR102247478B1 (ko) * 2014-04-30 2021-05-28 (주)제이브이엠 약제 자동 포장기의 약포 배출 컨베이어

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