JP2001199399A - 航空機用ギャレイユニット - Google Patents
航空機用ギャレイユニットInfo
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- JP2001199399A JP2001199399A JP2000011917A JP2000011917A JP2001199399A JP 2001199399 A JP2001199399 A JP 2001199399A JP 2000011917 A JP2000011917 A JP 2000011917A JP 2000011917 A JP2000011917 A JP 2000011917A JP 2001199399 A JP2001199399 A JP 2001199399A
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- Japan
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- galley unit
- wall surface
- aircraft
- closet
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENTS OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D11/00—Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
- B64D11/04—Galleys
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ギャレイユニットにユーティリティ機能を備
えることにより、航空機において客席のスペースを減少
させることなくユーティリティ・スペースを提供する。 【解決手段】 航空機用ギャレイユニット１０は、少な
くとも筐体（クローゼット）１３Ｂの１壁面に配設する
ユーティリティ機構（カウンター設備２０，２００、装
飾壁１３１Ｂ、飾り棚６０）と、少なくともその外壁面
を特殊耐火性素材で構成する被覆体（ドア部材３０、カ
バー部材７０）とを備えている。被覆体３０，７０は、
前記ユーティリティ機構配設壁面を被覆する第１の位置
と、該壁面を開放する第２の位置に移動可能に構成さ
れ、被覆体が第１の位置にあるとき、ギャレイユニット
の外壁面はすべて特殊耐火性素材で構成されると共に、
カウンター２０、２００は折り畳まれて側壁面に、装飾
材は筐体内の収容空間に収納される。被覆体３０，７０
は折り畳み自在であって、折り畳んで筐体側壁面に収容
された第２の位置にあるとき、カウンター２０，２００
や飾り棚６０は移動されて壁面上に配置される構成を有
する。
えることにより、航空機において客席のスペースを減少
させることなくユーティリティ・スペースを提供する。 【解決手段】 航空機用ギャレイユニット１０は、少な
くとも筐体（クローゼット）１３Ｂの１壁面に配設する
ユーティリティ機構（カウンター設備２０，２００、装
飾壁１３１Ｂ、飾り棚６０）と、少なくともその外壁面
を特殊耐火性素材で構成する被覆体（ドア部材３０、カ
バー部材７０）とを備えている。被覆体３０，７０は、
前記ユーティリティ機構配設壁面を被覆する第１の位置
と、該壁面を開放する第２の位置に移動可能に構成さ
れ、被覆体が第１の位置にあるとき、ギャレイユニット
の外壁面はすべて特殊耐火性素材で構成されると共に、
カウンター２０、２００は折り畳まれて側壁面に、装飾
材は筐体内の収容空間に収納される。被覆体３０，７０
は折り畳み自在であって、折り畳んで筐体側壁面に収容
された第２の位置にあるとき、カウンター２０，２００
や飾り棚６０は移動されて壁面上に配置される構成を有
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機内に配置す
るギャレイ（厨房）設備に関する。
るギャレイ（厨房）設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】航空機においてはその内装品に用いられ
る材料に関して難燃性、発煙性等に対する要求、すなわ
ち耐火性規定が定められている。さらに、乗客定員が２
０人以上の航空機にあっては、天井・側壁の内張板、ラ
バトリーの外板など、少なくとも離着陸時に客室内面に
露出する面は特殊な耐火性要件に適合する素材を使用す
ることが耐空性審査要領で規定されている。この特殊な
要求規定における要求項目の１つとして、墜落時の火災
発生防止などのための燃焼特性がある。これは、素材に
熱エネルギーをかけたときの最大発熱量、および総発熱
量の制限に関する規定である。この規定によると、最大
発熱量は６５Ｋｗ／ｍ２以下、総発熱量６５Ｋｗ・ｍｉ
ｎ/ｍ２以下となっている。
る材料に関して難燃性、発煙性等に対する要求、すなわ
ち耐火性規定が定められている。さらに、乗客定員が２
０人以上の航空機にあっては、天井・側壁の内張板、ラ
バトリーの外板など、少なくとも離着陸時に客室内面に
露出する面は特殊な耐火性要件に適合する素材を使用す
ることが耐空性審査要領で規定されている。この特殊な
要求規定における要求項目の１つとして、墜落時の火災
発生防止などのための燃焼特性がある。これは、素材に
熱エネルギーをかけたときの最大発熱量、および総発熱
量の制限に関する規定である。この規定によると、最大
発熱量は６５Ｋｗ／ｍ２以下、総発熱量６５Ｋｗ・ｍｉ
ｎ/ｍ２以下となっている。
【０００３】この条件は、例えば機内に設置されるギャ
レイ（厨房）ユニットの外壁においても適用される。そ
こで、従来のギャレイユニットにおいては、内装品は一
般的な内装品耐火性要求を満足する耐火性素材を使用し
ているが、機内に面する壁面は上記特殊耐火規定に適合
する素材で構成されていた。一般的な内装品に対する耐
火性素材は要求項目が緩やかなため使用できる素材範囲
は広く、装飾効果などを図ることができた。しかし、特
殊な耐火要求を満足する素材は少なかった。
レイ（厨房）ユニットの外壁においても適用される。そ
こで、従来のギャレイユニットにおいては、内装品は一
般的な内装品耐火性要求を満足する耐火性素材を使用し
ているが、機内に面する壁面は上記特殊耐火規定に適合
する素材で構成されていた。一般的な内装品に対する耐
火性素材は要求項目が緩やかなため使用できる素材範囲
は広く、装飾効果などを図ることができた。しかし、特
殊な耐火要求を満足する素材は少なかった。
【０００４】一方、航空機内の狭い閉空間には客席、ラ
バトリーユニット、ギャレイユニット等がスペースの余
裕なく配置されている。近年航空機においては、エンジ
ンなどの開発により、長時間の飛行が可能となり、利用
者にとっては、ユーティリティ・スペースの要求が高ま
っている。しかし、限られた機内スペース中に別体のユ
ーティリティ設備を配置することは、客席スペースの縮
小、重量の増加などの不都合が発生し、乗客に満足する
サービスを提供することができなかった。
バトリーユニット、ギャレイユニット等がスペースの余
裕なく配置されている。近年航空機においては、エンジ
ンなどの開発により、長時間の飛行が可能となり、利用
者にとっては、ユーティリティ・スペースの要求が高ま
っている。しかし、限られた機内スペース中に別体のユ
ーティリティ設備を配置することは、客席スペースの縮
小、重量の増加などの不都合が発生し、乗客に満足する
サービスを提供することができなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、ギ
ャレイユニットにユーティリティ機能を備えることによ
り、航空機において客席のスペースを減少させることな
くユーティリティ・スペースを提供するものである。
ャレイユニットにユーティリティ機能を備えることによ
り、航空機において客席のスペースを減少させることな
くユーティリティ・スペースを提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の航空機用ギャレ
イユニットは、少なくとも筐体の１壁面に配設するユー
ティリティ機構と、少なくともその外壁面を特殊な耐火
性要求を満足する素材（以下、特殊耐火性素材という）
で構成する被覆体とを備え、被覆体は、前記ユーティリ
ティ機構配設壁面を被覆する第１の位置と、該壁面を開
放する第２の位置に移動可能に構成され、被覆体が第１
の位置にあるとき、ギャレイユニットの外壁面はすべて
特殊耐火性素材で構成される。
イユニットは、少なくとも筐体の１壁面に配設するユー
ティリティ機構と、少なくともその外壁面を特殊な耐火
性要求を満足する素材（以下、特殊耐火性素材という）
で構成する被覆体とを備え、被覆体は、前記ユーティリ
ティ機構配設壁面を被覆する第１の位置と、該壁面を開
放する第２の位置に移動可能に構成され、被覆体が第１
の位置にあるとき、ギャレイユニットの外壁面はすべて
特殊耐火性素材で構成される。
【０００７】また、ユーティリティ機構は、通常の耐火
性素材で構成するカウンター設備、装飾壁、装飾用部材
等であって、被覆体が第１の位置にあるとき、カウンタ
ー設備は折り畳まれて側壁面に、装飾用部材は筐体内の
収容空間に収納されている。また、被覆体は折り畳み自
在であって、折り畳んで筐体側壁面に収容された第２の
位置にあるとき、カウンター設備や装飾部材は移動され
て使用可能に配置される構成を有する。
性素材で構成するカウンター設備、装飾壁、装飾用部材
等であって、被覆体が第１の位置にあるとき、カウンタ
ー設備は折り畳まれて側壁面に、装飾用部材は筐体内の
収容空間に収納されている。また、被覆体は折り畳み自
在であって、折り畳んで筐体側壁面に収容された第２の
位置にあるとき、カウンター設備や装飾部材は移動され
て使用可能に配置される構成を有する。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
説明する。図１は本発明に係るギャレイユニットの斜視
図、図２はギャレイユニットにユーテイリ機能をもたせ
た場合の斜視図を示す。ギャレイユニット１０は天井部
材１５と側壁で形成する筐体よりなり、雑物などを収納
する第１のクローゼット（筐体）１１、第１のクローゼ
ット１１に背中合わせに配設される第２のクローゼット
（筐体）１３を備えている。第１のクローゼット１１の
外壁はすべて航空機の離着陸時の耐火性要求を満足する
特殊耐火性素材で形成されている。ここでいう特殊耐火
性素材としては、例えば、フェノール樹脂を用いた複合
材（ハニカムパネル）等が挙げられる。
説明する。図１は本発明に係るギャレイユニットの斜視
図、図２はギャレイユニットにユーテイリ機能をもたせ
た場合の斜視図を示す。ギャレイユニット１０は天井部
材１５と側壁で形成する筐体よりなり、雑物などを収納
する第１のクローゼット（筐体）１１、第１のクローゼ
ット１１に背中合わせに配設される第２のクローゼット
（筐体）１３を備えている。第１のクローゼット１１の
外壁はすべて航空機の離着陸時の耐火性要求を満足する
特殊耐火性素材で形成されている。ここでいう特殊耐火
性素材としては、例えば、フェノール樹脂を用いた複合
材（ハニカムパネル）等が挙げられる。
【０００９】第２のクローゼット１３は、下部に食膳カ
ート、食料品などを収納する下部クローゼット１３Ａと
調理台１３Ｃを介して食器などを収納する区画された空
間を有する上部クローゼット１３Ｂを有している。天井
１５は少なくともその外壁面を特殊耐火性素材で形成さ
れている。そして、第２のクローゼット１３に対して庇
部１５１を突出させている。そして、上部クローゼット
１３Ｂの一側面をドア部材３０で被覆し、その前面部分
をカバー部材７０で被覆している。ドア部材３０の外壁
面、およびカバー部材７０の外壁面は特殊耐火性素材で
形成されている。そして、ドア部材３０およびカバー部
材７０を開けることにより、図２に示すような、バー用
のカウンター板２０を備える第１のユーティリティ・ス
ペース、およびバー用のカウンター板２００、飾り棚６
０等を備える第２のユーティリティ・スペースを有する
ギャレイユニット１０を形成することができる。
ート、食料品などを収納する下部クローゼット１３Ａと
調理台１３Ｃを介して食器などを収納する区画された空
間を有する上部クローゼット１３Ｂを有している。天井
１５は少なくともその外壁面を特殊耐火性素材で形成さ
れている。そして、第２のクローゼット１３に対して庇
部１５１を突出させている。そして、上部クローゼット
１３Ｂの一側面をドア部材３０で被覆し、その前面部分
をカバー部材７０で被覆している。ドア部材３０の外壁
面、およびカバー部材７０の外壁面は特殊耐火性素材で
形成されている。そして、ドア部材３０およびカバー部
材７０を開けることにより、図２に示すような、バー用
のカウンター板２０を備える第１のユーティリティ・ス
ペース、およびバー用のカウンター板２００、飾り棚６
０等を備える第２のユーティリティ・スペースを有する
ギャレイユニット１０を形成することができる。
【００１０】次に、第１のユーティリティ・スペースを
形成する実施例を説明する。図３はギャレイユニット１
０の一側面の斜視図、図４から図７は構成説明図であ
る。第２のクローゼット１３の側壁１３１は、下部クロ
ーゼット１３Ａの下部側壁１３１Ａが上部クローゼット
１３Ｂの側壁１３１Ｂに対してほぼ庇部１５１と同じ寸
法（寸法ｗ）突出した突出部１３１Ｃを形成している。
上部側壁１３１Ｂの壁面には照明装置１５が取り付けら
れ、側壁より突出する天井部分の庇部１５１には下方向
を照明する照明器具１５７が取り付けられている。
形成する実施例を説明する。図３はギャレイユニット１
０の一側面の斜視図、図４から図７は構成説明図であ
る。第２のクローゼット１３の側壁１３１は、下部クロ
ーゼット１３Ａの下部側壁１３１Ａが上部クローゼット
１３Ｂの側壁１３１Ｂに対してほぼ庇部１５１と同じ寸
法（寸法ｗ）突出した突出部１３１Ｃを形成している。
上部側壁１３１Ｂの壁面には照明装置１５が取り付けら
れ、側壁より突出する天井部分の庇部１５１には下方向
を照明する照明器具１５７が取り付けられている。
【００１１】第２のクローゼット１３は上部クローゼッ
ト１３Ｂの一側壁面１３１Ｂを除いた外壁面を特殊耐火
性素材で構成されている。また、第２のクローゼット１
３の側壁１３１にはカウンター用板２０を配設する。
ト１３Ｂの一側壁面１３１Ｂを除いた外壁面を特殊耐火
性素材で構成されている。また、第２のクローゼット１
３の側壁１３１にはカウンター用板２０を配設する。
【００１２】カウンター用板２０は、第２のクローゼッ
ト１３の側壁１３１の幅寸法に等しい長さ寸法Ｈを有
し、下部クローゼットの突出部１３１Ｃの寸法ｗより僅
かに大きい幅寸法Ｗを有する第１のカウンター用板２０
Ａと、第１のカウンター用板２０Ａの一端に折り畳み自
在に連接する第２のカウンター用板２０Ｂと、第１のカ
ウンター用板２０Ａの他端に、折り畳み自在に連接する
第３のカウンター用板２０Ｃとを備えている。そして、
第１のカウンター用板２０Ａの長さ方向の一端縁を上部
クローゼット１３Ｂの側壁１３１Ｂに回動可能に止め具
２１で取り付けている。
ト１３の側壁１３１の幅寸法に等しい長さ寸法Ｈを有
し、下部クローゼットの突出部１３１Ｃの寸法ｗより僅
かに大きい幅寸法Ｗを有する第１のカウンター用板２０
Ａと、第１のカウンター用板２０Ａの一端に折り畳み自
在に連接する第２のカウンター用板２０Ｂと、第１のカ
ウンター用板２０Ａの他端に、折り畳み自在に連接する
第３のカウンター用板２０Ｃとを備えている。そして、
第１のカウンター用板２０Ａの長さ方向の一端縁を上部
クローゼット１３Ｂの側壁１３１Ｂに回動可能に止め具
２１で取り付けている。
【００１３】このように構成されるカウンター用板２０
は第１のカウンター用板２０Ａを中心として、第２のカ
ウンター用板２０Ｂを第１のカウンター用板２０Ａ上に
折り畳み、さらに第３のカウンター用板２０Ｃを第１の
カウンター用板２０Ａ上に折り畳んで重合し、ほぼ側壁
の幅寸法Ｈとして、側壁１３１Ｂに沿わせた状態に回動
収納可能となっている。ここで、側壁１３１Ｂ、カウン
ター板２０は通常の耐火性素材が使用され、装飾効果を
図ることができる。
は第１のカウンター用板２０Ａを中心として、第２のカ
ウンター用板２０Ｂを第１のカウンター用板２０Ａ上に
折り畳み、さらに第３のカウンター用板２０Ｃを第１の
カウンター用板２０Ａ上に折り畳んで重合し、ほぼ側壁
の幅寸法Ｈとして、側壁１３１Ｂに沿わせた状態に回動
収納可能となっている。ここで、側壁１３１Ｂ、カウン
ター板２０は通常の耐火性素材が使用され、装飾効果を
図ることができる。
【００１４】また、第２のクローゼット１３は側壁面を
被覆するドア３０を装備している。ドア３０は第２のク
ローゼット１３の上部クローゼットの側壁１３１Ｂの全
面、例えば天井１５の庇部１５１から下部クローゼット
１３Ｂの側壁１３１Ａとの間隙を覆う長さを有し、下部
クローゼット１３Ｂの側壁１３１Ａの突出部１３１Ｃの
端を被覆する第１のドア３０Ａと、側壁１３１Ｂの幅方
向を被覆する第２から第４のドア３０Ｂ，３０Ｃ，３０
Ｄ、および下部クローゼット１３Ｂの突出部１３１Ｃの
他の端面を被覆する第５のドア３０Ｅを有する。そし
て、第１のドア３０Ａから第５のドア３０Ｅは折り畳み
自在に連結された構成となっており、不用時には折り畳
まれて第１のクローゼット１１の側壁に平行して収納さ
れる（この位置を第２の位置という）。ドア３０は少な
くともその外壁を特殊耐火性素材で構成する。
被覆するドア３０を装備している。ドア３０は第２のク
ローゼット１３の上部クローゼットの側壁１３１Ｂの全
面、例えば天井１５の庇部１５１から下部クローゼット
１３Ｂの側壁１３１Ａとの間隙を覆う長さを有し、下部
クローゼット１３Ｂの側壁１３１Ａの突出部１３１Ｃの
端を被覆する第１のドア３０Ａと、側壁１３１Ｂの幅方
向を被覆する第２から第４のドア３０Ｂ，３０Ｃ，３０
Ｄ、および下部クローゼット１３Ｂの突出部１３１Ｃの
他の端面を被覆する第５のドア３０Ｅを有する。そし
て、第１のドア３０Ａから第５のドア３０Ｅは折り畳み
自在に連結された構成となっており、不用時には折り畳
まれて第１のクローゼット１１の側壁に平行して収納さ
れる（この位置を第２の位置という）。ドア３０は少な
くともその外壁を特殊耐火性素材で構成する。
【００１５】このように構成されるギャレイユニット１
０の使用を説明する。ギャレイユニット１０をユーティ
リティ・スペースとして使用する場合ドア３０を折り畳
んで第２の位置に収容し、第２のクローゼット１３の側
壁１３１Ｂを露出させる。そして、カウンター用板２０
の第２のカウンター用板２０Ｂを矢印Ｘ方向に拡開し、
さらに第３のカウンター用板３０Ｃを矢印Ｙ方向に拡開
して、１枚の連続したカウンター用板２０とする。そし
て、矢印Ｚ方向に回動し下部クローゼット１３Ｂの突出
部１３１Ｃ上にカウンター用板２０を載置する。この
時、図４、図５に示すように、第３のカウンター用板２
０Ｃに凹部２５を設けることにより、カウンター用板２
０と折り畳まれているドア３０との干渉を避けることが
できる。
０の使用を説明する。ギャレイユニット１０をユーティ
リティ・スペースとして使用する場合ドア３０を折り畳
んで第２の位置に収容し、第２のクローゼット１３の側
壁１３１Ｂを露出させる。そして、カウンター用板２０
の第２のカウンター用板２０Ｂを矢印Ｘ方向に拡開し、
さらに第３のカウンター用板３０Ｃを矢印Ｙ方向に拡開
して、１枚の連続したカウンター用板２０とする。そし
て、矢印Ｚ方向に回動し下部クローゼット１３Ｂの突出
部１３１Ｃ上にカウンター用板２０を載置する。この
時、図４、図５に示すように、第３のカウンター用板２
０Ｃに凹部２５を設けることにより、カウンター用板２
０と折り畳まれているドア３０との干渉を避けることが
できる。
【００１６】そして、照明１７、及び照明器具１５７を
点灯することにより、手元が明るいカウンターが形成で
きる。また、ユーティリティ・スペースが必要とされる
場合は、航空機の耐火要求を必要としない水平飛行中で
あるので、側壁面１３１Ｂ，およびカウンター用板２０
は装飾効果を有する通常の耐火性素材を使用しても良
く、ユーティリティ・スペースとしての雰囲気を演出で
きる。
点灯することにより、手元が明るいカウンターが形成で
きる。また、ユーティリティ・スペースが必要とされる
場合は、航空機の耐火要求を必要としない水平飛行中で
あるので、側壁面１３１Ｂ，およびカウンター用板２０
は装飾効果を有する通常の耐火性素材を使用しても良
く、ユーティリティ・スペースとしての雰囲気を演出で
きる。
【００１７】離着陸時 カウンター用板２０を折り畳み、止め具２１を中心に回
動して上部クローゼットの側壁１３１Ｂに収容する。そ
して、ドア３０を閉塞し、天井１５と下部クローゼット
の側壁１３１Ａとの間隙を被覆する（ドアのこの状態
を、第１の位置という）。ドア３０の外壁は特殊耐火性
素材で形成されているので、ドア３０が第１の位置にあ
る時、ギャレイユニット１０の側面は客室内に面する壁
面の全てが、図８に示すようにハッチングで示す特殊耐
火性素材で被覆される。
動して上部クローゼットの側壁１３１Ｂに収容する。そ
して、ドア３０を閉塞し、天井１５と下部クローゼット
の側壁１３１Ａとの間隙を被覆する（ドアのこの状態
を、第１の位置という）。ドア３０の外壁は特殊耐火性
素材で形成されているので、ドア３０が第１の位置にあ
る時、ギャレイユニット１０の側面は客室内に面する壁
面の全てが、図８に示すようにハッチングで示す特殊耐
火性素材で被覆される。
【００１８】この実施例に示すように第１のユーティリ
ティ・スペースを形成するギャレイユニット１０は、離
着陸の航空機が要求される特殊耐火性規定時には、ユニ
ット１０の外壁はすべて特殊耐火性素材で被覆されてい
る。そして、離着陸時の特殊要求が解除されたる状況に
おいては、ドア３０を開き第２の位置に収容し、折り畳
んで収納されているカウンター用板２０を拡開してバー
カウンターを形成したユーティリティ・スペースを形成
することができる。
ティ・スペースを形成するギャレイユニット１０は、離
着陸の航空機が要求される特殊耐火性規定時には、ユニ
ット１０の外壁はすべて特殊耐火性素材で被覆されてい
る。そして、離着陸時の特殊要求が解除されたる状況に
おいては、ドア３０を開き第２の位置に収容し、折り畳
んで収納されているカウンター用板２０を拡開してバー
カウンターを形成したユーティリティ・スペースを形成
することができる。
【００１９】なお、この実施の形態ではカウンター用板
は３つ折り形状を示したが、カウンターはその長さおよ
び所望する形状により折り畳み形状を変更可能である。
また、ドアは折り畳み形式を示したが、外壁面が特殊耐
火性素材で構成されるものであれば蛇腹形式であっても
よい。
は３つ折り形状を示したが、カウンターはその長さおよ
び所望する形状により折り畳み形状を変更可能である。
また、ドアは折り畳み形式を示したが、外壁面が特殊耐
火性素材で構成されるものであれば蛇腹形式であっても
よい。
【００２０】次に、第２のユーティリティ・スペースを
形成する実施例を説明する。図９はギャレイユニット１
０の前面の斜視図、図１０から図１２は構成説明図であ
る。ギャレイユニット１０の上部クローゼット１３Ｂに
は、複数の収納区画を備えている。この上部クローゼッ
ト１３Ｂの１区画５０には装飾部材としての飾り棚６０
が上部クローゼット１３Ｂの奥行き方向に水平に収納さ
れている。装飾部材、区画面などは一般の内装品に要求
される耐火性素材で構成している。
形成する実施例を説明する。図９はギャレイユニット１
０の前面の斜視図、図１０から図１２は構成説明図であ
る。ギャレイユニット１０の上部クローゼット１３Ｂに
は、複数の収納区画を備えている。この上部クローゼッ
ト１３Ｂの１区画５０には装飾部材としての飾り棚６０
が上部クローゼット１３Ｂの奥行き方向に水平に収納さ
れている。装飾部材、区画面などは一般の内装品に要求
される耐火性素材で構成している。
【００２１】飾り棚６０は基板６１と基板６１に突設さ
れる複数の棚板６３と、これらをカバーするカバー部６
５とよりなり、収納個所から壁面に垂直な方向、矢印Ｓ
方向に引き出される。そして、壁面に平行な方向、矢印
Ｔ方向に回動させることにより、上部クローゼット１３
Ｂの壁面に沿って飾り棚６０を設置させることができ
る。このとき、収納時はクローゼット内壁に飾り棚６０
を係止させる。また、飾り棚６０の基板６１の上端を上
部クローゼット１３Ｂの端部に係止する構成とすること
により、飾り棚６０を上部クローゼット１３Ｂ面に固定
でき、機体の傾き、振動による脱落を防止できる。そし
て、飾り棚６０のカバー部６５を透明体で構成すると、
内部の棚板６３上にグラス、ボトル等を置いたとき、装
飾効果が向上し、ユーティリティ・スペースとしての演
出が図れる。
れる複数の棚板６３と、これらをカバーするカバー部６
５とよりなり、収納個所から壁面に垂直な方向、矢印Ｓ
方向に引き出される。そして、壁面に平行な方向、矢印
Ｔ方向に回動させることにより、上部クローゼット１３
Ｂの壁面に沿って飾り棚６０を設置させることができ
る。このとき、収納時はクローゼット内壁に飾り棚６０
を係止させる。また、飾り棚６０の基板６１の上端を上
部クローゼット１３Ｂの端部に係止する構成とすること
により、飾り棚６０を上部クローゼット１３Ｂ面に固定
でき、機体の傾き、振動による脱落を防止できる。そし
て、飾り棚６０のカバー部６５を透明体で構成すると、
内部の棚板６３上にグラス、ボトル等を置いたとき、装
飾効果が向上し、ユーティリティ・スペースとしての演
出が図れる。
【００２２】また、下部クローゼット１３Ａと上部クロ
ーゼット１３Ｂとの間には壁面に垂直方向に突出する調
理台１３Ｃが配設されている。さらに、調理台１３Ｃと
下部クローゼット１３Ａとの間に間隙を設け、カウンタ
ー用板２００が挿入されている。カウンター用板２００
は装飾効果を有する外壁で形成する。そして、ギャレイ
ユニット１０にユーティリティ機能を持たせる場合は、
カウンター用板２００を調理台１３Ｃに沿って、矢印Ｖ
方向に引き出す。そして、調理台１３Ｃの上に載置する
と、使用により汚染されている調理台１３Ｃをカウンタ
ー用板２００で被覆することができ、装飾効果を向上さ
せる。また、天井１５の庇部１５１に照明器具を取り付
けることにより、ユーティリティ・スペースとしての効
果を向上させる。もちろん、カウンター用板２００は収
納時、および調理台に載置されたとき、適宜固定手段に
よりクローゼット、または調理台に固定される。
ーゼット１３Ｂとの間には壁面に垂直方向に突出する調
理台１３Ｃが配設されている。さらに、調理台１３Ｃと
下部クローゼット１３Ａとの間に間隙を設け、カウンタ
ー用板２００が挿入されている。カウンター用板２００
は装飾効果を有する外壁で形成する。そして、ギャレイ
ユニット１０にユーティリティ機能を持たせる場合は、
カウンター用板２００を調理台１３Ｃに沿って、矢印Ｖ
方向に引き出す。そして、調理台１３Ｃの上に載置する
と、使用により汚染されている調理台１３Ｃをカウンタ
ー用板２００で被覆することができ、装飾効果を向上さ
せる。また、天井１５の庇部１５１に照明器具を取り付
けることにより、ユーティリティ・スペースとしての効
果を向上させる。もちろん、カウンター用板２００は収
納時、および調理台に載置されたとき、適宜固定手段に
よりクローゼット、または調理台に固定される。
【００２３】上部クローゼット１３Ｂの他の側壁１３２
Ｂにはカバー板７０が収納されている。カバー板７０は
外表面を特殊耐火性素材で構成される板体で構成されて
いる。複数のカバー板７０が蝶番などの連結具７１によ
り連結され、折り畳み自在となっている。引き出して連
結された１枚のカバー板７０は上部クローゼット１３Ｂ
の前面を被覆する長さを有する構成となっている。そし
て、第２のユーティリティ・スペースとしての機能を終
了すると、飾り棚６０を上部クローゼット１３Ｂの区画
５０内に収容し、カウンター用板２００を下部クローゼ
ット１３Ａと調理台１３Ｃとの間隙内に収納する。さら
に、カバー板７０を矢印Ｗ方向に引き出し、天井１５と
調理台１３Ｃとの間をカバーする（カバー板は第１の位
置にある）。
Ｂにはカバー板７０が収納されている。カバー板７０は
外表面を特殊耐火性素材で構成される板体で構成されて
いる。複数のカバー板７０が蝶番などの連結具７１によ
り連結され、折り畳み自在となっている。引き出して連
結された１枚のカバー板７０は上部クローゼット１３Ｂ
の前面を被覆する長さを有する構成となっている。そし
て、第２のユーティリティ・スペースとしての機能を終
了すると、飾り棚６０を上部クローゼット１３Ｂの区画
５０内に収容し、カウンター用板２００を下部クローゼ
ット１３Ａと調理台１３Ｃとの間隙内に収納する。さら
に、カバー板７０を矢印Ｗ方向に引き出し、天井１５と
調理台１３Ｃとの間をカバーする（カバー板は第１の位
置にある）。
【００２４】この実施例に示すギャレイユニット１０は
離着陸時の耐火規制時には、外壁を特殊耐火性素材で構
成するカバー板７０を第１の位置に設置してギャレイユ
ニット１０の前面を被覆し、ギャレイユニットを厨房施
設として使用するときは、カバー板７０を拡開して側面
に収容する（カバー板は第２の位置にある）ことによ
り、通常の使用ができる。また、ユティリティ機能を持
たせたいときは、カウンター板２００を引き出して、調
理台１３Ｃ上に載せ、飾り棚６０を引き出して上部クロ
ーゼット１３Ｂ面に設置する。
離着陸時の耐火規制時には、外壁を特殊耐火性素材で構
成するカバー板７０を第１の位置に設置してギャレイユ
ニット１０の前面を被覆し、ギャレイユニットを厨房施
設として使用するときは、カバー板７０を拡開して側面
に収容する（カバー板は第２の位置にある）ことによ
り、通常の使用ができる。また、ユティリティ機能を持
たせたいときは、カウンター板２００を引き出して、調
理台１３Ｃ上に載せ、飾り棚６０を引き出して上部クロ
ーゼット１３Ｂ面に設置する。
【００２５】以上説明したように、この実施例で示した
ギャレイユニット１０は、図２に示すように、ギャレイ
ユニットの周縁の半分をカウンター部分とし、また、装
飾部材の設置、装飾壁面とすることができる。また、離
着陸時には外壁面を特殊耐火性素材で構成するドアおよ
びカバー板等の被覆部材で全面を被覆できるので、航空
機用の規定を満足することができる。このように、ギャ
レイユニット１０は客席数や他のスペースを縮小させる
こと無く新たなサービスを提供することができる。
ギャレイユニット１０は、図２に示すように、ギャレイ
ユニットの周縁の半分をカウンター部分とし、また、装
飾部材の設置、装飾壁面とすることができる。また、離
着陸時には外壁面を特殊耐火性素材で構成するドアおよ
びカバー板等の被覆部材で全面を被覆できるので、航空
機用の規定を満足することができる。このように、ギャ
レイユニット１０は客席数や他のスペースを縮小させる
こと無く新たなサービスを提供することができる。
【００２６】
【発明の効果】本発明のギャレイユニットは、航空機の
耐空性審査要領における規定を満足させながら、かつ、
客席のスペースの減少、または重量増加させることなく
ユーティリティ・スペースを形成することができる。
耐空性審査要領における規定を満足させながら、かつ、
客席のスペースの減少、または重量増加させることなく
ユーティリティ・スペースを形成することができる。
【図１】本発明に係るギャレイユニットの全体斜視図
【図２】本発明に係るギャレイユニットにユーティリテ
ィ機能を持たせた場合の全体斜視図
ィ機能を持たせた場合の全体斜視図
【図３】ギャレイユニットの側面部分斜視図
【図４】第１のユーティリティ・スペースへの形成説明
図
図
【図５】第１のユーティリティ・スペースへの形成説明
図
図
【図６】第１のユーティリティ・スペースの斜視図
【図７】第１のユーティリティ・スペースの上面図
【図８】図３線Ｍ―Ｍ断面図
【図９】ギャレイユニットの前面説明図
【図１０】第２のユーティリティ・スペースへの形成説
明図
明図
【図１１】第２のユーティリティ・スペースへの形成説
明図
明図
【図１２】第２のユーティリティ・スペースの斜視図
１０ ギャレイユニット １１ 第１のクローゼット １３ 第２のクローゼット １３Ａ 下部クローゼット １３Ｂ 下部クローゼット １３Ｃ 調理台 １５ 天井部材 １７ 照明 ２０、２００ カウンター用板 ２５ 凹部 ３０ ドア部材 ５０ 区画 ６０ 棚 ６１ 基板 ６３ 棚板 ６５ カバー部 ７０ カバー部材 ７１ 連結具 １３１ 側壁 １３１Ａ 下部側壁 １３１Ｂ 上部側壁 １３１Ｃ 突出部 １３２Ｂ 側壁 １５１ 庇部 １５７ 照明器具
Claims (5)
- 【請求項１】 外壁面を特殊耐火性素材で構成する天井
面と壁面で形成する筐体内部に、厨房用品の収容空間を
形成する航空機用ギャレイユニットにおいて、 少なくとも筐体の１壁面に配設するユーティリティ機構
と、 該ユーティリティ機構配設壁面を被覆する被覆体とを備
え、 前記被覆体は、少なくともその外壁面を特殊耐火性素材
で構成すると共に、前記ユーティリティ機構配設壁面を
被覆する第１の位置と、該壁面を開放する第２の位置に
移動可能に構成され、被覆体が第１の位置にあるとき、
ギャレイユニットの外壁面はすべて特殊耐火性素材で構
成される航空機用ギャレイユニット。 - 【請求項２】 前記ユーティリティ機構は、カウンター
設備、装飾壁、または、および装飾用部材である請求項
１記載の航空機用ギャレイユニット。 - 【請求項３】 前記ユーティリティ機構は、前記被覆体
が第１の位置にあるとき筐体内の収容空間に収納される
位置にあり、被覆体が第２の位置にあるとき、移動され
て壁面上に配置されるよう構成されてなる請求項１又は
２記載の航空機用ギャレイユニット。 - 【請求項４】 前記カウンター設備は折り畳み自在に構
成される請求項２記載の航空機用ギャレイユニット。 - 【請求項５】 前記被覆体は第２の位置にあるとき、折
り畳まれて筐体側壁面に収容されるよう構成されてなる
請求項１記載の航空機用ギャレイユニット。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000011917A JP2001199399A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 航空機用ギャレイユニット |
| EP01101090A EP1118537A3 (en) | 2000-01-20 | 2001-01-18 | Galley unit for aircraft |
| US09/764,209 US20010050519A1 (en) | 2000-01-20 | 2001-01-19 | Galley unit for aircraft |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000011917A JP2001199399A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 航空機用ギャレイユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001199399A true JP2001199399A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18539712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000011917A Pending JP2001199399A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 航空機用ギャレイユニット |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20010050519A1 (ja) |
| EP (1) | EP1118537A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001199399A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1632432A2 (en) | 2004-09-06 | 2006-03-08 | Jamco Corporation | Oven |
| JP2009528938A (ja) * | 2006-02-24 | 2009-08-13 | エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー | 航空機の乗客へ配膳するギャレーおよび方法 |
| JP2010514605A (ja) * | 2006-12-20 | 2010-05-06 | ビー イー エアロスペイス，インク． | コンテナハンドリング機構を含むギャレーユニット |
| JP2013544690A (ja) * | 2010-09-23 | 2013-12-19 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド | 乗り物用ギャレー |
| JP2015505522A (ja) * | 2012-01-23 | 2015-02-23 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド | 改良型の航空機ギャレー |
| WO2016046899A1 (ja) * | 2014-09-24 | 2016-03-31 | 株式会社ジャムコ | 航空機用ギャレーユニット |
| CN112438481A (zh) * | 2019-08-27 | 2021-03-05 | B/E航空公司 | 可收纳门口折叠桌 |
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| US20070228216A1 (en) * | 2006-04-03 | 2007-10-04 | Be Aerospace, Inc. | Galley assembly for an aircraft |
| DE102006023047B4 (de) * | 2006-05-17 | 2010-01-14 | Airbus Deutschland Gmbh | Modulare Bordküche, insbesondere für ein Flugzeug |
| FR2912376B1 (fr) | 2007-02-13 | 2009-11-27 | Airbus | Module d'aeronef et aeronef comportant un tel module |
| DE102007009500B4 (de) * | 2007-02-27 | 2017-08-17 | Airbus Operations Gmbh | Mobile Verkleidung für einen Flugzeugrollcontainer |
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2000
- 2000-01-20 JP JP2000011917A patent/JP2001199399A/ja active Pending
-
2001
- 2001-01-18 EP EP01101090A patent/EP1118537A3/en not_active Withdrawn
- 2001-01-19 US US09/764,209 patent/US20010050519A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
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|---|---|
| EP1118537A2 (en) | 2001-07-25 |
| EP1118537A3 (en) | 2002-10-02 |
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