JP2001199325A - 車両用電気式ブレーキ装置 - Google Patents

車両用電気式ブレーキ装置

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JP2001199325A
JP2001199325A JP2000013870A JP2000013870A JP2001199325A JP 2001199325 A JP2001199325 A JP 2001199325A JP 2000013870 A JP2000013870 A JP 2000013870A JP 2000013870 A JP2000013870 A JP 2000013870A JP 2001199325 A JP2001199325 A JP 2001199325A
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JP
Japan
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control mode
brake
braking force
operation amount
brake control
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JP2000013870A
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English (en)
Inventor
Shigetetsu Ueda
成哲 上田
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気式車輪ブレーキを、主ブレーキ操作部材の
操作量に応じたサービスブレーキ制御モードと、パーキ
ングブレーキ操作部材の操作量に応じたパーキングブレ
ーキ制御モードとに切換えて制御可能な車両用電気式ブ
レーキ装置において、サービスブレーキ制御モードおよ
びパーキングブレーキ制御モードの切換にブレーキスイ
ッチを不要とし、両制御モードの確実な切換を可能とす
る。 【解決手段】制御ユニットは、第1操作量検出手段の検
出値に対応した要求制動力が第2操作量検出手段の検出
値に対応した要求制動力以上であるときにサービスブレ
ーキ制御モードを選択し、第1操作量検出手段の検出値
に対応した要求制動力が第2操作量検出手段の検出値に
対応した要求制動力未満であるときにパーキングブレー
キ制御モードを選択するようにして、サービスブレーキ
制御モードおよびパーキングブレーキ制御モードを切換
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気式車輪ブレー
キを、主ブレーキ操作部材の操作量に応じたサービスブ
レーキ制御モードと、パーキングブレーキ操作部材の操
作量に応じたパーキングブレーキ制御モードとに切換え
て制御可能な車両用電気式ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる車両用電気式ブレーキ装置
は、たとえば特開平11−278250号公報等により
既に知られており、このものは、ブレーキペダル等の主
ブレーキ操作部材が操作されたか否かを検出するブレー
キスイッチを備えており、該ブレーキスイッチがオフ状
態すなわち主ブレーキ操作部材が非操作状態にあるとき
にはパーキングブレーキ操作部材の操作量に応じて電気
式車輪ブレーキのアクチュエータを制御し、ブレーキス
イッチがオン状態すなわち主ブレーキ操作部材が操作状
態にあるときには主ブレーキ操作部材の操作量に応じて
電気式車輪ブレーキのアクチュエータを制御するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の車
両用電気式ブレーキ装置では、ブレーキスイッチが不調
となったときには、サービスブレーキ制御モードおよび
パーキングブレーキ制御モードの切換が不可能になって
しまうおそれがある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、サービスブレーキ制御モードおよびパーキン
グブレーキ制御モードの切換にブレーキスイッチを不要
とし、両制御モードの確実な切換を可能とした車両用電
気式ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電気的に作動するアクチュエータを有す
る電気式車輪ブレーキと、車両の走行速度を減速するた
めの主ブレーキ操作部材の操作量を検出する第1操作量
検出手段と、車両の停止状態を保持するためのパーキン
グブレーキ操作部材の操作量を検出する第2操作量検出
手段と、第1操作量検出手段の検出値に応じて前記アク
チュエータの作動を制御するサービスブレーキ制御モー
ドならびに第2操作量検出手段の検出値に応じて前記ア
クチュエータの作動を制御するパーキングブレーキ制御
モードを切換えて前記アクチュエータの作動を制御する
制御ユニットとを備える車両用電気式ブレーキ装置にお
いて、前記制御ユニットは、第1操作量検出手段の検出
値に対応した要求制動力が第2操作量検出手段の検出値
に対応した要求制動力以上であるときにサービスブレー
キ制御モードを選択し、第1操作量検出手段の検出値に
対応した要求制動力が第2操作量検出手段の検出値に対
応した要求制動力未満であるときにパーキングブレーキ
制御モードを選択するようにして、サービスブレーキ制
御モードおよびパーキングブレーキ制御モードを切換え
ることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、主ブレーキ操作
部材の操作量に対応した要求制動力と、パーキングブレ
ーキ操作部材の操作量に対応した要求制動力とを比較
し、両要求制動力のうち大きい側のブレーキ操作部材に
対応したブレーキ制御モードを選択するようにしている
ので、主ブレーキ操作部材およびパーキングブレーキ操
作部材を同時に操作してもそれらの操作部材の操作によ
って要求される制動力のうち大きい方の制動力を電気式
車輪ブレーキが発揮することになり、ブレーキスイッチ
を不要として、所望の制動力を確実に得ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0008】図1および図2は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は車両用電気式ブレーキ装置の構成を
示す概略図、図2は制御モードの切換手順を示すフロー
チャートである。
【0009】先ず図1において、電気式車輪ブレーキ1
は、図示しない車輪とともに回転するディスクロータ2
と、該ディスクロータ2の両面にそれぞれ対向する摩擦
パッド3,3と、両摩擦パッド3,3をディスクロータ
2の両面に押しつけるようにして電気的に作動する電動
モータ等のアクチュエータ4とを備えるものであり、こ
の電気式車輪ブレーキ1におけるアクチュエータ4の作
動が制御ユニット5によって制御される。
【0010】車両の走行速度を減速するためのブレーキ
ペダル等の主ブレーキ操作部材6の操作量は第1操作量
検出手段8で検出され、車両の停止状態を保持するため
のパーキングブレーキ操作部材7の操作量は第2操作量
検出手段9で検出されるものであり、両検出手段8,9
の検出値は制御ユニット5に入力される。また制御ユニ
ット5には、車輪速度を検出する車輪速度センサ10の
検出値、ならびに電気式車輪ブレーキ1の作動量すなわ
ち電気式車輪ブレーキ1が発揮する制動力を検出する作
動量検出器11の検出値が入力される。
【0011】制御ユニット5は、車両の走行速度を減速
すべく主ブレーキ操作部材6を操作した際に第1操作量
検出手段8の検出値に応じてアクチュエータ4の作動を
制御するサービスブレーキ制御モードと、車両の停止状
態を保持すべくパーキングブレーキ操作部材7を操作し
たときの第2操作量検出手段9の検出値に応じてアクチ
ュエータ4の作動を制御するパーキングブレーキ制御モ
ードとを切換可能であり、車輪速度センサ10の検出値
はサービスブレーキ制御モードでの制御に用いられ、作
動量検出器11の検出値は制御ユニット5にフィードバ
ックされる。
【0012】制御ユニット5は、図2で示す手順に従っ
て前記制御モードを切換えるものであり、ステップS1
においては、第1および第2操作量検出手段8,9の検
出値をそれぞれ読込み、ステップS2では、第1操作量
検出手段8の検出値に基づいてサービスブレーキ側で要
求されている要求制動力ならびに第2操作量検出手段9
の検出値に基づいてパーキングブレーキ側で要求されて
いる要求制動力を、予め定めたマップ等に基づいてそれ
ぞれ算出する。
【0013】次のステップS3では、第1操作量検出手
段8の検出値に対応した要求制動力すなわちサービスブ
レーキ側要求制動力と、第2操作量検出手段9の検出値
に対応した要求制動力すなわちパーキングブレーキ側要
求制動力とを比較し、第1操作量検出手段8の検出値に
対応した要求制動力が第2操作量検出手段9の検出値に
対応した要求制動力以上であるときにはステップS3か
らステップS4に進んでサービスブレーキ制御モードを
選択し、第1操作量検出手段8の検出値に対応した要求
制動力が第2操作量検出手段9の検出値に対応した要求
制動力未満であるときにはステップS3からステップS
5に進んでパーキングブレーキ制御モードを選択する。
【0014】次にこの実施例の作用について説明する
と、制御ユニット5は、主ブレーキ操作部材6の操作量
に対応した要求制動力と、パーキングブレーキ操作部材
7の操作量に対応した要求制動力とを比較し、両ブレー
キ操作部材6,7のうち要求制動力が大きい側のブレー
キ操作部材に対応したブレーキ制御モードを選択するよ
うにしている。したがって主ブレーキ操作部材6および
パーキングブレーキ操作部材7を同時に操作してもそれ
らの操作部材6,7の操作によって要求される制動力の
うち大きい方の制動力を電気式車輪ブレーキ1が発揮す
ることになり、たとえばパーキングブレーキ制御による
制動力が弱いことに起因してクリープ現象によりAT車
両が発進するようなときに主ブレーキ操作部材6の操作
により車両を停止させることができる。
【0015】このようにして従来必要であったブレーキ
スイッチを不要として、主ブレーキ操作部材6およびパ
ーキングブレーキ操作部材7の操作に応じて、サービス
ブレーキ制御モードおよびパーキングブレーキ制御モー
ドを適正に切換えつつ、必要な制動力を確実に得ること
ができる。
【0016】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主ブレー
キ操作部材およびパーキングブレーキ操作部材を同時に
操作してもそれらの操作部材の操作によって要求される
制動力のうち大きい方の制動力を電気式車輪ブレーキが
発揮するようにして、ブレーキスイッチを不要とし、所
望の制動力を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用電気式ブレーキ装置の構成を示す概略図
である。
【図2】制御モードの切換手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1・・・電気式車輪ブレーキ 4・・・アクチュエータ 5・・・制御ユニット 6・・・主ブレーキ操作部材 7・・・パーキングブレーキ操作部材 8・・・第1操作量検出手段 9・・・第2操作量検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に作動するアクチュエータ(4)
    を有する電気式車輪ブレーキ(1)と、車両の走行速度
    を減速するための主ブレーキ操作部材(6)の操作量を
    検出する第1操作量検出手段(8)と、車両の停止状態
    を保持するためのパーキングブレーキ操作部材(7)の
    操作量を検出する第2操作量検出手段(9)と、第1操
    作量検出手段(8)の検出値に応じて前記アクチュエー
    タ(4)の作動を制御するサービスブレーキ制御モード
    ならびに第2操作量検出手段(9)の検出値に応じて前
    記アクチュエータ(4)の作動を制御するパーキングブ
    レーキ制御モードを切換えて前記アクチュエータ(4)
    の作動を制御する制御ユニット(5)とを備える車両用
    電気式ブレーキ装置において、前記制御ユニット(5)
    は、第1操作量検出手段(8)の検出値に対応した要求
    制動力が第2操作量検出手段(9)の検出値に対応した
    要求制動力以上であるときにサービスブレーキ制御モー
    ドを選択し、第1操作量検出手段(8)の検出値に対応
    した要求制動力が第2操作量検出手段(9)の検出値に
    対応した要求制動力未満であるときにパーキングブレー
    キ制御モードを選択するようにして、サービスブレーキ
    制御モードおよびパーキングブレーキ制御モードを切換
    えることを特徴とする車両用電気式ブレーキ装置。
JP2000013870A 2000-01-18 2000-01-18 車両用電気式ブレーキ装置 Pending JP2001199325A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109733387A (zh) * 2019-01-21 2019-05-10 江苏大学 一种可自动切换泊车模式的泊车方法及控制装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109733387A (zh) * 2019-01-21 2019-05-10 江苏大学 一种可自动切换泊车模式的泊车方法及控制装置
CN109733387B (zh) * 2019-01-21 2021-04-20 江苏大学 一种可自动切换泊车模式的泊车方法及控制装置

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