JP2001198927A - バリ排出装置 - Google Patents

バリ排出装置

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JP2001198927A
JP2001198927A JP2000012582A JP2000012582A JP2001198927A JP 2001198927 A JP2001198927 A JP 2001198927A JP 2000012582 A JP2000012582 A JP 2000012582A JP 2000012582 A JP2000012582 A JP 2000012582A JP 2001198927 A JP2001198927 A JP 2001198927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリ切削装置61から環状のバリ55を機械
的に排出することが可能であり、もってバリ排出作業を
容易化することが可能なバリ排出装置1を提供する。 【解決手段】 ワーク52を回転させてワーク52から
環状のバリ55を切削するバリ切削装置61と組み合わ
され、バリ切削装置61から環状のバリ55を排出する
バリ排出装置1であって、バリ切削装置61の回転軸6
4に取り付けられ、バリ切削工程中ワーク52を支持す
るワーク支持部4、および切削した環状のバリ55を受
けるバリ受け部5を設けた回転治具2と、バリ受け部5
上に乗った環状のバリ55をその円周上所定箇所で切断
する切断治具11と、切断した環状のバリ55をその径
方向外方へ引っ張ってバリ受け部5上から取り外す取外
し治具12とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを回転させ
て前記ワークから環状のバリを切削するバリ切削装置と
組み合わされて、前記バリ切削装置から前記環状のバリ
を排出するバリ排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オイルシールやパッキン等の製品を製造
する場合、成形工程に引き続き、成形品にリップを形成
する等の目的をもってバリ切削工程が行なわれる。
【0003】例えば、図4(A)に示すように、断面矩
形状を呈する環状の成形品52の周縁部に環状のカット
部53,54を設けた製品51を製造する場合には、同
図(B)に示すように、ディスクゲート方式で成形品5
2を成形してから、この成形品52をバリ切削装置61
に装着し、成形品52を回転させながら刃具62,63
を押し当ててバリ55,56を切削することにより、成
形品52にカット部53,54を形成している。
【0004】しかしながら、成形品52から切削される
一部のバリ55は環状であって、このバリ55が環状の
まま、バリ切削装置61の回転軸(図示せず)に周りに
落下する。したがって、この環状のバリ55をバリ切削
装置61から排出するのが極めて面倒な作業であり、従
来は、装置61を長時間停止させて手作業でバリ55を
排出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みて、バリ切削装置から環状のバリを機械的に排出する
ことが可能であり、もってバリ排出作業を容易化するこ
とが可能なバリ排出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるバリ排出装置は、上記成形
品等のワークを回転させて前記ワークから環状のバリを
切削するバリ切削装置と組み合わされ、前記バリ切削装
置から前記環状のバリを排出するバリ排出装置であっ
て、前記バリ切削装置の回転軸に取り付けられ、バリ切
削工程中前記ワークを支持するワーク支持部、および切
削した環状のバリを受けるバリ受け部を設けた回転治具
と、前記バリ受け部上に乗った環状のバリをその円周上
所定箇所で切断する切断治具と、切断した環状のバリを
その径方向外方へ引っ張って前記バリ受け部上から取り
外す取外し治具とを有することを特徴とするものであ
る。
【0007】また、本発明の請求項2によるバリ排出装
置は、上記した請求項1のバリ排出装置において、バリ
受け部に、切断治具を差し込む切欠部を設けたことを特
徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項3によるバリ排出装
置は、上記した請求項1のバリ排出装置において、バリ
受け部に、取外し治具を差し込む切欠部を設けたことを
特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項4によるバリ排出装
置は、上記した請求項2または3のバリ排出装置におい
て、バリ切削工程後の回転軸の回転停止に伴う切欠部の
停止位置を切断治具または取外し治具の配置に合わせる
停止位置調整機構を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】上記構成を備えた本発明の請求項1による
バリ排出装置によると、環状のバリが以下のように排出
される。
【0011】すなわち先ず、当該バリ排出装置をバリ切
削装置と組み合わせて当該バリ排出装置の回転治具をバ
リ切削装置の回転軸に取り付け、この回転治具のワーク
支持部にワークを装着する。ワークは例えば、ゴム製ま
たは樹脂製の環状成形品であって、オイルシールやパッ
キン等である。次いで、バリ切削装置を作動させてワー
クから環状のバリを切削すると、この環状のバリが回転
治具のバリ受け部上に落下する。次いで、バリ切削装置
の回転軸を停止させてから、当該排出装置の切断治具を
作動させて、バリ受け部上に乗った環状のバリをその円
周上所定箇所で切断し、次いで、当該排出装置の取外し
治具を作動させて、切断した環状のバリをその径方向外
方へ引っ張ってバリ受け部上から取り外す。したがっ
て、この取外しと同時に環状のバリがバリ切削装置から
も取り外されることになる。
【0012】回転治具のバリ受け部の形状がバリの形状
に合わせて環状である場合には、この環状のバリ受け部
上に環状のバリが乗ると、切断治具または取外し治具の
方式または構造によっては、環状のバリを旨く切断する
ことができなかったり、旨く引っ張ることができなかっ
たりすることが懸念される。したがって、このような場
合には請求項2のように、バリ受け部に切断治具を差し
込む切欠部を設けたり、請求項3のように、バリ受け部
に取外し治具を差し込む切欠部を設けたりすると良く、
このようにバリ受け部に治具を侵入させるための切欠部
を設けると、バリ受け部上に乗った環状のバリに対して
その下方からも治具を作動させることが可能となる。
【0013】また、このようにバリ受け部に切欠部を設
けた場合には、バリ切削工程後に回転軸の回転が停止し
たときに、この回転軸とともに停止する回転治具の切欠
部の周方向停止位置と切断治具または取外し治具の周方
向配置とが合致しないと、折角、バリ受け部に切欠部を
設けても切欠部に治具が入り込めないことになる。した
がって、このような場合には請求項4のように、バリ切
削工程後の回転軸の回転停止に伴う切欠部の停止位置を
切断治具および取外し治具の配置に合わせる停止位置調
整機構を設けると良く、このように停止位置調整機構を
設けると、切欠部の周方向停止位置と切断治具または取
外し治具の周方向配置とを合致させることが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にし
たがって説明する。
【0015】図1に示すように、当該実施例に係るバリ
排出装置1は、バリ切削装置61と組み合わされて、上
記図4(B)に示した成形品(上記ワークに相当し、被
切削物とも称する)52からバリ(切粉とも称する)5
5,56を除去して、同図(A)に示した製品51を成
形するものであり、以下のように構成されている。
【0016】すなわち、当該バリ排出装置1は先ず、第
一の構成要素として、バリ切削装置61の縦向きに配置
された回転軸(主軸または回転主軸とも称する)64の
上端部に同心的にかつ着脱自在に取り付けられる円盤状
の回転治具(円筒状治具とも称する)2を有しており、
この回転治具2に、バリ切削工程中に成形品52を同心
的に支持するワーク支持部4と、切削した環状(輪状と
も称する)のバリ55が落下して来るのを受けるバリ受
け部5とが設けられている。
【0017】ワーク支持部4は、円盤状の治具本体3の
外周面3a下部に環状を呈する鍔状のものとして一体成
形されており、バリ受け部5は、同じく円盤状の治具本
体3の外周面3a下部であってワーク支持部4の更に下
側に同じく環状を呈する鍔状のものとして一体成形され
ている。また、このワーク支持部4とバリ受け部5とは
互いに上下に重ねられて一体成形されている。
【0018】治具本体3の外径寸法は、成形品52を同
心的に位置決めすることができるように、成形品52の
内径寸法に合わせて設定されている。ワーク支持部4の
外径寸法は、成形品52を支持するとともに環状のバリ
55がバリ受け部5上に落下するように、成形品52の
内径寸法よりも大きく、かつ環状のバリ55の内径寸法
よりも小さく設定されている。また、バリ支持部5の外
径寸法は、環状のバリ55が落下して来るのを受けるこ
とができるように、環状のバリ55の外径寸法よりも大
きく設定されている。
【0019】ワーク支持部4とバリ受け部5とが図示し
たように段違い状ないし階段状に形成されているのは、
ワーク支持部4の外周側であってバリ受け部5と成形品
52との間に環状の間隙空間6を形成するためであり、
このように間隙空間6を形成するのは、バリ切削装置6
1の刃具62が成形品52からバリ55を切削すべく成
形品52を突き抜けて来たときに、この刃具62が回転
治具2と干渉しないようにするためである。
【0020】治具本体3の下面には、回転治具2を回転
軸64に取り付けるための凸部状の取付部7が設けられ
ており、この取付部7が、回転軸64の端面に設けられ
た凹部状の取付部65に着脱自在に嵌合している。ま
た、治具本体3の外周面3a上部には、この治具本体3
の外周に成形品52を装着し易くために、面取り部8が
設けられている。
【0021】尚、バリ切削装置61の回転軸64は、転
がり軸受65を用いたスピンドル構造とされており、こ
の軸64の下端部がベルト(図示せず)を介して電動機
(図示せず)に連結されている。電動機の種類は特に限
定されないが、細かな回転制御が可能で、高速加速や瞬
間停止が可能なACサーボモーターやパルスモーターを
用いるのが好ましい。また、バリ切削装置61には、成
形品52からバリ55,56を切削するための刃具6
2,63が設けられている。この刃具62,63の種類
は特に限定されないが、超硬合金や工具鋼等により製作
されて歯先が鋭利なものを用いるのが好ましい。類似形
状としては医療用メスを挙げることができる。
【0022】当該バリ排出装置1は、第二の構成要素と
して、回転治具2のバリ受け部5上に乗った環状のバリ
55をその円周上一箇所で切断する切断治具(バリ切断
治具とも称する)11を有している。この切断治具11
は、回転軸64および回転治具2の外周側に回転治具2
のバリ受け部5と高さ位置をほぼ揃えて配置されてお
り、その作動時に回転軸64および回転治具2の中心軸
線に向けて求心方向に移動する。また、この切断治具1
1は上下一対の刃部を備えて鋏状に構成されており、こ
の一対の刃部により環状のバリ55を上下から挟んで切
断する。また、この切断治具11が上記求心方向に移動
するときに回転治具2と干渉することがないように、回
転治具2のバリ受け部5およびワーク支持部4に、対応
して切欠部9が設けられている。切断治具11の駆動方
式は特に限定されないが、空気圧式または電動式のアク
チュエータを用いるのが好ましい。
【0023】また、当該バリ排出装置1は、第三の構成
要素として、円周上一箇所で切断した環状のバリ55を
その径方向外方へ引っ張ってバリ受け部5上から取り外
す取外し治具(バリ取外し治具、掴み治具またはバリ掴
み治具とも称する)12を有している。この取外し治具
12は、切断治具11と同様に回転軸64および回転治
具2の外周側に回転治具2のバリ受け部5と高さ位置を
ほぼ揃えて配置されており、その作動時に回転軸64お
よび回転治具2の中心軸線に向けて求心方向に移動す
る。また、この切断治具12は上下一対の爪部を備えて
チャック状に構成されており、この一対の爪部により環
状のバリ55を上下から挾んで掴持する。また、この取
外し治具12が上記求心方向に移動するときに回転治具
2と干渉することがないように、バリ受け部5およびワ
ーク受け部4に、対応して切欠部10が設けられてい
る。取外し治具12の駆動方式は特に限定されないが、
空気圧式または電動式のアクチュエータを用いるのが好
ましい。
【0024】上記構成を備えたバリ排出装置1は、以下
のように作動する。
【0025】すなわち先ず、図1に示したように、当該
バリ排出装置1をバリ切削装置61と組み合わせて当該
バリ排出装置1の回転治具2をバリ切削装置61の回転
軸64に取り付け、この回転治具2のワーク支持部4に
ワークとして成形品52を装着する。当該排出装置1の
切断治具11および取外し治具12はこれをそれぞれ回
転軸64および回転治具2の外周側の初動位置に配置す
る。
【0026】準備完了後、バリ切削装置61を作動させ
て回転軸64を回転させると、回転が定常回転数に達し
た段階で刃具62,63が前進して成形品52からバリ
55,56を切削する。成形品52の外周縁を切削して
できた一部のバリ55は環状であり、この環状のバリ5
5を切削装置61から取り外すのが当該排出装置1の役
割である。切削された環状のバリ55は当該排出装置1
の回転治具2のバリ受け部5上に落下する。
【0027】切削工程が終了すると切削装置61の回転
軸64が停止し、停止後、成形品52および対象外のバ
リ56を回転治具2から取り外すと、図2に示すよう
に、環状のバリ55のみが残る。次いで、当該排出装置
1の取外し治具12が作動し前進して切欠部10に入り
込み、バリ受け部5上に乗った環状のバリ55を円周上
一箇所で上下から掴み、次いで、当該排出装置1の切断
治具11が作動し前進して切欠部9に入り込み、取外し
治具12により掴まれた状態の環状のバリ55を円周上
一箇所で上下から切断する。図3は、この掴持および切
断の直前状態を示している。次いで、当該装置1の取外
し治具12が再度作動して環状のバリ55を掴んだまま
後退して切欠部10から後退し、このとき、環状のバリ
55をその径方向外方へ引っ張ってバリ受け部5上から
取り外す。後退した取外し治具12は、図3に鎖線で示
すように、下方に向けて反転し、爪部を開いて環状のバ
リ55を回収箱(図示せず)等に向けて落下させる。作
業完了後、切断治具11および取外し治具12はそれぞ
れ初動位置に復帰する。
【0028】したがって、以上のように作動する当該装
排出置1によれば、環状のバリ55をバリ受け部5上か
ら取り外すのと同時に切削装置61からも取り外すこと
ができ、よってバリ排出作業を機械化し、容易化するこ
とができる。
【0029】尚、上記構成の排出装置1は、その構成を
以下のように付加または変更しても良い。
【0030】 上記したように、回転治具2のバリ受
け部5に治具11,12を侵入させるための切欠部9,
10を設けた場合、バリ切削後に回転軸64の回転が停
止したときに、この回転軸64とともに停止する切欠部
9,10の周方向停止位置と切断治具11または取外し
治具12の周方向配置とが合致しないと、折角、バリ受
け部5に切欠部9,10を設けても切欠部9,10に治
具11,12が入り込めないことになる。したがって、
このような場合には、バリ切削後の回転軸64の回転停
止に伴う切欠部9,10の停止位置を切断治具11およ
び取外し治具12の配置に合わせる停止位置調整機構
(図示せず)を設けるのが好ましく、このように停止位
置調整機構を設けると、切欠部9,10の周方向停止位
置と切断治具11または取外し治具12の周方向配置と
を合致させることができる。
【0031】停止位置調整機構の具体例としては、回転
軸64の下端部に、停止の定位置を検出する位置検出器
を取り付け、この位置検出器と、回転軸64を回転させ
る電動機の回転および停止を制御する制御機器とを電気
的に接続し、閉ループ制御を実行可能とするのが好まし
い。
【0032】 成形品52を回転治具2に固定する方
式として、真空吸着方式または回転ローラーにより上方
から押さえる方式を採用する。
【0033】 回転軸64の回転駆動方式として、電
動機・ベルト伝導方式を採用したのに対して、ベルトを
除去するために、スピンドルに電動機が組み合わされた
スピンドルモーターを用いる。
【0034】 位置検出器には、方式により各種のも
のがあり、インクリメンタル方式またはアブソリュート
方式の何れの方式でも良い。
【0035】 切断治具11の作動方式として、鋏形
の駆動方式を採用したのに対して、一般的な刃具(メス
またはカミソリ等)を用いる。
【0036】 当該排出装置1の平面を示した図2
(A)において、切断治具11および取外し治具12が
180度対称位置に配置されているのに対して、この配
置角度は特に限定されるものではない。したがって、こ
れに対応して、両切欠部9,10の配置も変更される可
能性がある。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0038】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1によるバリ排出装置においては、バリ切削装置
の回転軸に取り付けられ、バリ切削工程中ワークを支持
するワーク支持部、および切削した環状のバリを受ける
バリ受け部を設けた回転治具と、バリ受け部上に乗った
環状のバリをその円周上所定箇所で切断する切断治具
と、切断した環状のバリをその径方向外方へ引っ張って
バリ受け部上から取り外す取外し治具とが設けられてい
るために、この回転治具、切断治具および取外し治具が
所定の作動をすることにより、バリ切削装置から環状の
バリを機械的に排出することが可能となり、もってバリ
排出作業を容易化することができる。
【0039】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2によるバリ排出装置においては、バリ受け
部に切断治具を差し込む切欠部が設けられており、また
請求項3によるバリ排出装置においては、バリ受け部に
取外し治具を差し込む切欠部が設けられているために、
それぞれ、バリ受け部上に乗った環状のバリに対してそ
の下方からも治具を作動させることが可能となる。した
がって、切断治具または取外し治具として様々な方式の
ものを採用することが可能となり、よって切断作業また
は取外し作業を容易化することができる。
【0040】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項4によるバリ排出装置においては、バリ切削
後の回転軸の回転停止に伴う切欠部の停止位置を切断治
具または取外し治具の配置に合わせる停止位置調整機構
が設けられているために、バリ切削後に回転軸の回転が
停止したときに、回転軸とともに停止する回転治具の切
欠部の周方向停止位置と切断治具または取外し治具の周
方向配置とを確実に合致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るバリ排出装置の構成説明
【図2】同バリ排出装置の作動説明図であって、(A)
はその平面図、(B)はその縦断面図
【図3】同じく同バリ排出装置の作動説明図であって、
(A)はその平面図、(B)はその縦断面図
【図4】ワークの一例を示す説明図であって、(A)は
バリ切削加工後の状態を示す断面図、(B)はバリ切削
加工前の状態を示す断面図
【符号の説明】
1 バリ排出装置 2 回転治具 3 治具本体 3a 外周面 4 ワーク支持部 5 バリ受け部 6 間隙空間 7,65 取付部 8 面取り部 9,10 切欠部 11 切断治具 12 取外し治具 51 製品 52 成形品(ワーク) 53,54 カット部 55 環状のバリ 56 バリ 61 バリ切削治具 62,63 刃具 64 回転軸 66 転がり軸受

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(52)を回転させて前記ワーク
    (52)から環状のバリ(55)を切削するバリ切削装
    置(61)と組み合わされ、前記バリ切削装置(61)
    から前記環状のバリ(55)を排出するバリ排出装置
    (1)であって、 前記バリ切削装置(61)の回転軸(64)に取り付け
    られ、バリ切削工程中前記ワーク(52)を支持するワ
    ーク支持部(4)、および切削した環状のバリ(55)
    を受けるバリ受け部(5)を設けた回転治具(2)と、 前記バリ受け部(5)上に乗った環状のバリ(55)を
    その円周上所定箇所で切断する切断治具(11)と、 切断した環状のバリ(55)をその径方向外方へ引っ張
    って前記バリ受け部(5)上から取り外す取外し治具
    (12)とを有することを特徴とするバリ排出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のバリ排出装置において、 バリ受け部(5)に、切断治具(11)を差し込む切欠
    部(9)を設けたことを特徴とするバリ排出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のバリ排出装置において、 バリ受け部(5)に、取外し治具(12)を差し込む切
    欠部(10)を設けたことを特徴とするバリ排出装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3のバリ排出装置におい
    て、 バリ切削工程後の回転軸(64)の回転停止に伴う切欠
    部(9)(10)の停止位置を切断治具(11)または
    取外し治具(12)の配置に合わせる停止位置調整機構
    を設けたことを特徴とするバリ排出装置。
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