JP2537458B2 - デュアルコンタリング加工による切粉微細化装置 - Google Patents

デュアルコンタリング加工による切粉微細化装置

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JP2537458B2
JP2537458B2 JP5075407A JP7540793A JP2537458B2 JP 2537458 B2 JP2537458 B2 JP 2537458B2 JP 5075407 A JP5075407 A JP 5075407A JP 7540793 A JP7540793 A JP 7540793A JP 2537458 B2 JP2537458 B2 JP 2537458B2
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cut
rotary
cutting
rod
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JP5075407A
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田 功 福
参 誠 大
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KANO ENJINIARINGU KK
Mitsubishi Electric Corp
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KANO ENJINIARINGU KK
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は棒状の被切削材料を多刃
回転刃物による断続切削加工により多角形棒状に加工し
た後、多刃回転刃物の仕上刃により真円棒状に加工して
切粉微細化を行うようにしたデュアル コンタリング加
工による切粉微細化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、主として全自動加工機(オートロ
ーダ付)において、旋削加工により発生する連続切粉が
被加工物や加工治具(チャック)などに巻付き纒絡残留
することにより、自動装置の被加工物搬送などの障害を
誘起し、また加工物取付治具などへの被加工物の完全確
実な取付けを妨げることになり、機械または搬送ライン
が停止する事故が多発しているすう勢にある。よって常
に有人監視を必要とし、無人化ラインの創成が不可能で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの連続発生す
る切粉を微細化するための手段が加工の精度と生産性の
向上などの観点からも強く求められている。しかし従来
この発想を基に用いられているものとしては、単一刃具
(シングルポイントツール)による加工時において、送
りに定期的に停止を与えるか、前後させる、間欠送りさ
せるなどの方法が採られているが、これが手段は加工時
間の延長を余儀なくされ生産性の向上にもとるものであ
ると共に刃具摩耗の助長をもたらし、かつまた切粉の適
正完全な微細化も充分ではなかった。しかして本発明は
デュアル コンタリングによる連続発生する切粉を完全
微細化することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、次のように構成され
ている。即ち本発明の要旨とするところは、棒状の被切
削材料を先端の取付具によってクランプするための回転
主軸と、被切削材料に対応して該回転主軸の軸線に対し
て直交及び平行移動されるものである等間隔放射状の多
植え刃中の少なくとも1個所に仕上げ刃が求心方向に
没して植設された刃軸に固止の多刃回転刃物と、回転
せた被切削材料に多刃回転刃物を当てて断続切削加工に
より多角形棒状に削り出すための装置と、加工時の定位
置に停止させた仕上げ刃を多角形棒状の被切削材料に当
てて該被切削材料の回転で仕上げ刃にて真円棒状のもの
に削り出すための装置とからなり、被切削材料の多角形
棒状及び真円棒状切削により切粉微細化を行うことを特
徴とするデュアル コンタリング加工による切粉微細化
装置。次に本発明を以下実施例について図面を参照しな
がら詳述する。
【0005】
【実施例】図1において、2はモーター4によってベッ
ド1上の案内3に沿って縦方向に進退動する住複台であ
る。また5は刃軸台7が上面に搭載された横送り台で、
該横送り台5はモーター6によって往復台2上を横方向
(刃軸9に対して直角なラジアル方向)に進退動できる
ようになっている。なお刃軸台7に支承されている刃軸
9は駆動モーター8によって回転駆動されるようになっ
ている。また10は円板11の外周に多数の植え刃12
が等間隔放射状に植設された多刃回転刃物であるが、こ
の多刃回転刃物10には図3,図4に示すように、多植
え刃12中の1個所若しくは数個所に仕上刃13が求心
方向に陥没して植設されている。そして上記構成の多刃
回転刃物10は前記の刃軸9に固止され一体回転するよ
うになっている。次に14はベッド1上に設けられた主
軸台で、駆動モーター16によって回転駆動される回転
主軸15が架承されている。そして上記回転主軸15の
先端には取付具(チャック)18によって棒状の被切削
材料19が外形切削面を限定する位置においてクランプ
固定されている。また回転主軸15には多刃回転刃物1
0の各植え刃12の刃先修正を行うための刃先修正用砥
石車17が設けられている。さらに前記の刃軸台7に
は、多刃回転刃物10の仕上刃13をその加工時、定位
置に停止させるための仕上刃定位置割出機構20が搭載
されている。
【0006】
【作用状態】先ず回転主軸15先端にクランプされた丸
棒状の被切削材料19を回転させ、相対的に設置されて
いる多刃回転刃物10を用いて主軸回転方向に対して図
3のように同方向または逆方向に回転させ、被切削材料
19を多刃回転刃物10による断続切削加工により多角
形棒状に加工する。そして発生する切粉を微細化しなが
ら、加工刃物に送りを与えて被切削材料19の外周を加
工する。次に上記のように多角形棒状19aに加工した
後、仕上刃13を図4に示すように加工中心に定位置割
出しを行い、再度、仕上刃(シングルポイント)13に
て加工を行うことにより真円棒状に加工して切粉微細化
を行うものである。
【0007】
【発明の効果】本発明はデュアル コンタリングによる
切粉の完全な微細化であり、加工送り量も大きくとるこ
とが可能なため、加工時間の短縮をも計ることができ
る。また溝入れ加工も同様な方式で、溝入れ送りを与え
ることで発生する切粉の微細化及び真円加工が可能とな
る。さらに回転主軸に装着された刃先修正砥石車によ
り、新多刃工具を取付けた際に、各刃の円周方向にバラ
ツキのある刃先をそろえ修正することも可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明は切粉微細化装置の概要説明図である。
【図2】本発明装置要部の拡大説明図である。
【図3】本発明の多刃加工時の説明図である。
【図4】本発明の仕上刃加工時の説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 往復台 3 案内 4 モーター 5 横送り台 6 モーター 7 刃軸台 8 駆動モーター 9 刃軸 10 多刃回転刃物 11 円板 12 植え刃 13 仕上刃 14 主軸台 15 回転主軸 16 駆動モーター 17 砥石車 18 取付具 19 被切削材料 19a 多角形棒状 20 仕上刃定位置割出機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の被切削材料を先端の取付具によっ
    てクランプするための回転主軸と、被切削材料に対応し
    て該回転主軸の軸線に対して直交及び平行移動される
    のである等間隔放射状の多植え刃中の少なくとも1個所
    に仕上げ刃が求心方向に陥没して植設された刃軸に固止
    多刃回転刃物と、回転させた被切削材料に多刃回転刃
    物を当てて断続切削加工により多角形棒状に削り出すた
    めの装置と、加工時の定位置に停止させた仕上げ刃を多
    角形棒状の被切削材料に当てて該被切削材料の回転で仕
    上げ刃にて真円棒状のものに削り出すための装置とから
    なり、被切削材料の多角形棒状及び真円棒状切削により
    切粉微細化を行うことを特徴とするデュアル コンタリ
    ング加工による切粉微細化装置。
  2. 【請求項2】 回転主軸に多刃回転刃物の刃先修正用砥
    石車を設けたことを特徴とする請求項1記載のデュアル
    コンタリング加工による切粉微細化装置。
JP5075407A 1993-03-08 1993-03-08 デュアルコンタリング加工による切粉微細化装置 Expired - Lifetime JP2537458B2 (ja)

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JP4408268B2 (ja) * 2005-03-22 2010-02-03 本田技研工業株式会社 ピックアップコイル
JP2010069554A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Toshiba Mach Co Ltd 複合工具、工作機械および加工方法
JP5433344B2 (ja) * 2009-08-10 2014-03-05 東芝機械株式会社 複合工具、工作機械および加工方法

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JPH079231A (ja) 1995-01-13

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