JP2001195843A - 符号誤り検出回路 - Google Patents

符号誤り検出回路

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JP2001195843A
JP2001195843A JP2000324980A JP2000324980A JP2001195843A JP 2001195843 A JP2001195843 A JP 2001195843A JP 2000324980 A JP2000324980 A JP 2000324980A JP 2000324980 A JP2000324980 A JP 2000324980A JP 2001195843 A JP2001195843 A JP 2001195843A
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Shinichiro Tomizawa
眞一郎 富澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号誤りの検出をマイコンの制御を受けるこ
となく行うようにする。 【解決手段】 アドレス情報レジスタ31にアドレス情
報を取り込んで保持する。このアドレス情報レジスタ3
1に保持されたアドレス情報に対し、レンジチェック回
路32により、各桁の値が適正範囲にあるかどうかを判
定する。そして、アドレス情報のいずれかの桁の値が適
正範囲にない状態が所定の期間続いたときには、デジタ
ルデータの処理を停止するように割り込み信号を発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量のディスク
媒体を読み出し専用メモリとして用いるディスクシステ
ムにおいて、ディスクから読み出されるデジタルデータ
に含まれる符号誤りを検出する符号誤り検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルオーディオに用いら
れているコンパクトディスク(CD)をデジタルデータ
の読み出し専用メモリ(ROM)として活用するCD−
ROMシステムにおいては、ディスクから読み出される
データの信頼性を高めるため、読み出されたデータに対
して符号誤りの訂正処理が2重に施される。これらの訂
正処理は、ディスクからデジタルデータを読み出す再生
ユニット側で1回目を実行し、この再生ユニットに接続
されるデコーダにおいて2回目を実行するように構成さ
れる。一般的に、1回目の訂正処理に関しては、オーデ
ィオ用のCDプレーヤとの共通化が図られている。
【0003】図4は、CD−ROMシステムの構成を示
すブロック図である。ピックアップ部2は、コンパクト
ディスク1に照射されたレーザ光の反射光を受信し、そ
の反射光の強弱を電圧値の変化として取り出し、アナロ
グ信号処理部3に供給する。アナログ信号処理部3は、
ピックアップ部2より入力される信号から光ディスク1
に書き込まれたデジタルデータを読み取り、所定のフォ
ーマットに準じたデジタルデータをシリアルに出力す
る。デジタル信号処理部4は、アナログ信号処理部3か
ら出力されるデジタルデータに対してCDフォーマット
に従う信号処理を施し、CD−ROMデータを生成す
る。このデジタル信号処理部4での信号処理において
は、デジタルオーディオ用のCDシステムとの互換性が
保たれており、14ビットで構成されるデジタルデータ
の8ビットへの復調や、リードソロモン符号に基づく符
号誤りの検出/訂正等が行われる。
【0004】CD−ROMデコーダ5は、デジタル信号
処理部4から入力されるCD−ROMデータに対して再
度符号誤りの訂正処理を施し、誤りのないCD−ROM
データとしてホストコンピュータへ転送する。バッファ
RAM6は、CD−ROMデコーダ5に接続され、デジ
タル信号処理回路4からCD−ROMデコーダ5に取り
込まれるCD−ROMデータを所定の期間記憶する。そ
して、制御マイコン7は、動作プログラムに従ってアナ
ログ信号処理部3、デジタル信号処理部4及びCD−R
OMデコーダ5のそれぞれの動作を制御し、各部が互い
に正しいタイミングで各種処理を実行できるようにして
いる。
【0005】デジタル信号処理部4から出力されるCD
−ROMデータは、図5に示すように、2352バイト
を1セクタとして構成され、同期信号(12バイト)、
ヘッダ(4バイト)、ユーザデータ(2336バイト)
がそれぞれ割り当てられている。同期信号は、セクタの
先頭位置を示すもので、固定パターンとして各セクタの
始めに付されている。4バイトのヘッダ情報は、ディス
ク上のアドレスに相当する絶対時間のアドレス情報(分
/秒/フレーム番号:各1バイト)及びセクタ内のデー
タのフォーマットを決定するモード識別コード(1バイ
ト)に割り当てられる。CD−ROMデータの場合、1
セクタのデータの内、同期信号12バイトを除いた23
40バイトには、同期信号と同じパターンが発生しにく
いようにスクランブル処理が施されており、CD−RO
Mデコーダ5の入力段階でディスクランブル処理が施さ
れて元のデータに戻される。
【0006】図6は、CD−ROMデコーダ5の構成を
示すブロック図である。ディスクランブル回路11は、
2352バイト(1セクタ)毎に入力されるCD−RO
Mデータの内、12バイトの同期信号を除く2340バ
イトに対してディスクランブル処理を施し、所定のフォ
ーマットに戻されたデータを出力する。書き込みバッフ
ァ12は、ディスクランブル回路11から出力されるデ
ータの内の2336バイトのユーザデータを取り込み、
そのユーザデータを第1のデータバス16を通じてバッ
ファRAMへ書き込む。ヘッダレジスタ13は、ディス
クランブル回路11から出力されるデータから4バイト
のヘッダを取り込み、そのヘッダ情報を第2のデータバ
ス17から制御マイコン7へ転送する。同期信号検出回
路14は、入力されるデータの各セクタの始まりに付さ
れた12ビットの同期信号を検出し、入力されるCD−
ROMデータの各セクタの始まりを示すタイミング信号
を後述する動作制御回路24へ与える。また、同期信号
が検出されなかったときには、検出誤りを示すデータを
第2のデータバス17から制御マイコン7へ転送する。
エラーフラグレジスタ15は、CD−ROMデコーダ5
の前段に設けられたデジタル信号処理部4での誤り訂正
処理で誤りが残されたことを示すエラーフラグを取り込
み、第2のデータバス17から制御マイコン6へ転送す
る。
【0007】書き込みアドレス発生回路18は、連続す
るアドレスを一定の周期で発生し、書き込みバッファ1
2からバッファRAM6へ書き込まれるCD−ROMデ
ータの書き込みアドレスを指定する。先頭アドレス発生
回路19は、各セクタの先頭がバッファRAM6に書き
込まれるときのアドレスを書き込みアドレス発生回路1
8から取り込み、1セクタ分のCD−ROMデータの書
き込みが完了するまで保持した後、第1のデータバス1
6へ送出する。また、先頭アドレスは、後述する転送ア
ドレス発生回路21のプリセットデータを生成するよう
に、第2のデータバス17から制御マイコン7へ転送さ
れる。誤り訂正回路20は、第2のデータバス16へ送
出された先頭アドレス情報を取り込み、そのデータに基
づいてバッファRAM6に書き込まれたCD−ROMデ
ータを順次読み出し、ユーザデータ内に設定される誤り
検出コード(EDC)及び誤り訂正コード(ECC)に
基づいて符号誤りを検出して訂正する。ここで、所定の
訂正処理が完了したデータは、再びバッファRAM6へ
書き込まれる。
【0008】転送アドレス発生回路21は、読み出しを
開始すべきCD−ROMデータが書き込まれたバッファ
RAM6のアドレスに対応したプリセットデータをロー
ドし、転送トリガ発生回路22からの指示に応答して、
プリセットデータに対応するアドレスを先頭として連続
するアドレスを一定の周期で発生する。ここで発生する
アドレスは、第1のデータバス16からバッファRAM
6に送られ、誤り訂正処理を終えたCD−ROMデータ
の読み出しアドレスを指定する。転送バイトカウンタ2
3は、バッファRAM6から読み出すべきCD−ROM
データのバイト数を示すデータをプリセットデータとし
てロードした後、バッファRAM6からCD−ROMデ
ータが読み出される毎にダウンカウントし、所定の数の
カウントを完了した時点で転送トリガ発生回路22に停
止指示を与える。転送バッファ24は、転送アドレス発
生回路21が発生するアドレスに従って読み出されたC
D−ROMデータを第1のデータバス16を通して取り
込み、ホストコンピュータへ転送する。転送アドレス発
生回路21及び転送バイトカウンタ23にロードされる
プリセットデータについては、先頭アドレス発生回路1
9から転送された先頭アドレス及びホストコンピュータ
から与誤りれる転送指示に基づいて制御マイコン7で生
成される。
【0009】動作制御回路25は、同期信号検出回路1
4から出力されるタイミング信号に基づき、誤り訂正回
路20による誤り訂正処理が完了するまでの期間を計測
し、動作完了を示すタイミング信号を発生する。誤り訂
正回路20による誤り訂正処理は、バッファRAM6か
ら1セクタ分のCD−ROMデータを取り込んだ後に誤
り訂正回路20内部で行われ、その間バッファRAM6
には、次のセクタのCD−ROMデータの書き込みが行
われる。割り込み指示発生回路26は、動作制御回路2
5からのタイミング信号、あるいは転送バイトカウンタ
23の停止指示を受け、制御マイコン7へ割り込み指示
を送信する。アナログ信号処理部3やデジタル信号処理
部4の動作制御を時分割処理で行っている制御マイコン
7は、割り込み指示発生回路26からの割り込み指示に
応答し、それまでの処理動作を一旦中断してCD−RO
Mデコーダ5に次の処理動作を実行させる。例えば、割
り込み指示発生回路26からの割り込み指示に応答し、
他の処理動作を中断して転送トリガ発生回路22を起動
させ、バッファRAM6からホストコンピュータへのデ
ータの転送を開始させるようにしている。
【0010】以上のCD−ROMシステムにおいては、
各セクタ毎のヘッダ情報が繰り返し取り出されて制御マ
イコン7へ取り込まれ、そのヘッダ情報の中のアドレス
情報によってホストコンピュータ側が要求しているセク
タが検出されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】各種のCD−ROMデ
ータフォーマットの中で、CD−ROM XA規格やC
D−Iで採用されているモード2フォーマットの場合、
誤り検出/訂正符号はヘッダを対象としていない。この
ため、CD−ROMデコーダ5による誤り訂正処理の段
階においては、ヘッダが誤りに対して保護されおらず、
ユーザデータと比較して信頼性が劣っている。そこで制
御マイコン6では、エラーフラグレジスタ15から転送
されるエラーフラグを参照し、ヘッダ情報が正しいかど
うかを判定した上でCD−ROMデコーダ5に動作指示
を与えている。
【0012】しかしながら、制御マイコン6において
は、アナログ信号処理部3及びデジタル信号処理部4の
動作制御と並行して、ヘッダ情報の判定やアドレス情報
の検出が行われるため、制御マイコン7の負担が大きく
なっている。特に、ヘッダに誤りが含まれているような
場合には、正しい情報を推定することが必要となり、制
御マイコン7の負担はさらに増大する。従って、制御マ
イコン7の制御動作を高速化することが困難であり、C
D−ROMデコーダ5で取り扱えるデータ量が制限され
る。
【0013】そこで本発明は、ヘッダ情報の誤りを自動
的に検出するようにして、動作制御用のマイコンの負担
を低減することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、ディスク媒体から連続して読み出されるデジタルデ
ータにおいて一定の規則性を維持しながら変化するアド
レス情報の誤りを検出する符号誤り検出回路であって、
上記デジタルデータから取り出される上記アドレス情報
を順次保持するレジスタと、上記レジスタに保持された
上記アドレス情報の各桁が所定の範囲内にあるか否かを
判定する判定器と、を備え、上記判定器の判定結果に基
づいて上記アドレス情報の誤りの有無が検出されること
にある。
【0015】本発明によれば、ディスク媒体から読み出
されるデジタルデータの内、アドレス情報について、そ
の値がアドレス情報としてとるべき範囲を越えたとき、
マイコンの制御によることなく、符号誤りがあることが
検出される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の符号誤り検出回
路の実施形態を示すブロック図である。
【0017】符号誤り検出回路は、アドレス情報レジス
タ31及びレンジチェック回路32を含む。アドレス情
報レジスタ31は、CD−ROMデータのセクタ毎に付
された4バイトのヘッダ情報の内、分、秒及びフレーム
番号を表す3バイトのアドレス情報を取り込んで記憶す
る。このアドレス情報は、各バイトが2進化10進数(B
CD:Binary Coded Decimal)で表されており、75フレ
ーム毎に1秒ずつ桁上げされ、さらに60秒(4500
フレーム)毎に1分ずつ桁上げされる。
【0018】レンジチェック回路32は、第1〜第3の
判定部33〜35よりなり、アドレス情報レジスタ31
から読み出される分、秒、フレーム番号を表すアドレス
情報が1バイトずつ各判定部33〜35に入力される。
第1の判定部33は、まずBCDで表されるアドレス情
報が各桁とも0〜9の範囲にあるかどうかを判定し、さ
らに、そのアドレス情報の表す値が81分以内であるか
どうかを判定して、何れかの判定で誤りを検出したとき
に判定出力を立ち上げる。即ち、BCDの場合、16進
数のA〜Fが現れることはなく、さらには、分を表す情
報が81を越えることもないため、アドレス情報の表す
値が「A7」や「94」のように、A〜Fを含むとき
や、82以上を示すときには、判定部33が誤りと判定
する。同様に、第2の判定部34及び第3の判定部35
は、アドレス情報が各桁とも0〜9の範囲にあるかどう
かを判定すると共に、各アドレス情報の表す値が、それ
ぞれ59秒以内及び74フレーム以内であるかどうかを
判定して、何れかの判定で誤りが検出されたときに判定
出力を立ち上げる。そして、各判定部33〜35の判定
出力を合成することで、各判定部33〜35の何れかが
誤りを検出したことを示す制御パルスを生成し、レンジ
チェック回路32の出力とする。
【0019】インクリメント回路36は、加算器37及
び最終アドレス情報レジスタ38からなり、アドレス情
報レジスタ31から読み出したアドレス情報に「1」を
加算することで、インクリメントされたアドレス情報を
生成して記憶する。即ち、加算器37がアドレス情報レ
ジスタ31から読み出したアドレス情報に「1」を加算
してインクリメントされたアドレス情報を生成し、最終
アドレス情報レジスタ38がそのインクリメントされた
アドレス情報を取り込んで記憶する。また、加算器37
は、最終アドレス情報レジスタ38からもアドレス情報
を読み出して取り込むことができるように構成されてお
り、レンジチェック回路32の出力に応答して、アドレ
ス情報の取り込み先を選択する。ここで、インクリメン
ト回路36がアドレス情報を取り込んで新たなアドレス
情報を生成すると、アドレス情報レジスタ31には次の
アドレス情報が取り込まれる。選択回路39は、アドレ
ス情報レジスタ31及びインクリメント回路36の最終
アドレス情報レジスタ38から読み出されるアドレス情
報を受け取り、レンジチェック回路32から出力される
制御パルスに応答して何れか一方を選択して出力する。
【0020】レンジチェック回路32がアドレス情報の
符号誤りを検出しなかった場合には、レンジチェック回
路32が選択回路39にアドレス情報レジスタ31から
読み出されるアドレス情報を選択するように指示を与え
る。同時に、加算器37にアドレス情報レジスタ31か
ら読み出されるアドレス情報を取り込むように指示を与
える。これにより、アドレス情報に符号誤りが含まれて
いなければ、図2に示すように、アドレス情報レジスタ
31に記憶されるアドレス情報がそのまま選択回路39
から出力される。一方、レンジチェック回路32がアド
レス情報の符号誤りを検出した場合には、レンジチェッ
ク回路32が選択回路39に最終アドレス情報レジスタ
38から読み出されるアドレス情報を選択するように指
示を与える。このとき、インクリメント回路36の最終
アドレス情報レジスタ38から読み出されるアドレス情
報は、1セクタ前のアドレス情報に「1」が加算された
ものであるため、1セクタ前のアドレス情報に連続した
内容を示している。例えば、図2に示すように、アドレ
ス情報レジスタ31に入力されるアドレス情報が符号誤
りによって「03:15:73」の次に「03:15:74」となるべきとこ
ろ「03:15:A7」のようになったとしとても、最終アドレス
情報レジスタ38に入力されるアドレス情報は「03:15:7
3」の次には「03:15:74」となる。このとき、加算器37
は、最終アドレスレジスタ38から読み出されるアドレ
ス情報を取り込むことにより、符号誤りを含むアドレス
情報を取り込まないようにしている。従って、アドレス
情報にレンジ誤りが含まれているときでも、最終アドレ
ス情報レジスタ38から読み出されるアドレス情報を選
択して出力することにより、アドレス情報の規則性を保
つことができる。
【0021】以上の構成によれば、入力されるアドレス
情報が符号誤りにより規則性を失ったときでも、そのア
ドレス情報に代えて、1セクタ前のアドレス情報から生
成される規則性が維持された補正用のアドレス情報が出
力され、符号誤りが訂正されたことになる。
【0022】ところで、符号誤りを含むアドレス情報が
連続して入力されると、続けて最終アドレス情報レジス
タ38からアドレス情報が読み出されることになるが、
長期間符号誤りが続く場合には、その他のデータ処理の
信頼性が保てなくなるため、所定の数だけ符号誤りが続
いたときには、データ処理を停止する割り込み信号を発
生するように構成すればよい。その場合には、レンジチ
ェック回路32の判定出力に応答してカウント動作する
カウンタを設け、そのカウンタのカウント値に従って割
り込み信号を発生できるようにする。
【0023】図3は、本発明の符号誤り検出回路を適用
したCD−ROMデコーダの構成を示すブロック図であ
る。この図において、ディスクランブル回路11、誤り
訂正回路20等、ヘッダ情報に対する誤り検出部以外は
図6と同一であり、それぞれ同一符号で示される。
【0024】ディスクランブル回路11に入力されるC
D−ROMデータは、ディスクランブル処理された後、
ユーザデータが書き込みバッファ12から第1のデータ
バス16を通してバッファRAM6に書き込まれ、ヘッ
ダが符号誤り検出部に取り込まれる。ここで、符号誤り
検出部は、アドレス情報に対応する第1の検出回路と、
モード識別コードに対応する第2の検出回路とを含む。
【0025】第1の検出回路は、アドレス情報レジスタ
31、レンジチェック回路32、インクリメント回路3
6、選択回路39及び比較回路40により構成される。
レンジチェック回路32は、図1に示すレンジチェック
回路32と同一のものであり、アドレス情報レジスタ3
1に保持されるアドレス情報が適正な範囲にあるか判定
を行う。比較回路40は、各レジスタ31、38から読
み出されるアドレス情報を受け取り、互いの情報の内容
が一致するかどうかを判定して、その結果に対応した制
御パルスを発生する。即ち、アドレス情報に符号誤りが
含まれているときには、アドレス情報レジスタ31に入
力されるアドレス情報がインクリメント回路36で生成
されるアドレス情報に一致しないため、比較回路40
は、各レジスタ31、38から読み出されるアドレス情
報を比較することで符号誤りを検出する。
【0026】第2の検出回路は、モード情報レジスタ4
1、最終モード情報レジスタ42、選択回路43及び比
較回路44により構成される。モード情報レジスタ41
は、CD−ROMデータのセクタ毎に付された4バイト
のヘッダ情報の内、1バイトのモード識別コードを取り
込んで記憶する。最終モード情報レジスタ42は、モー
ド情報レジスタ41から読み出されるモード識別コード
を取り込んで記憶する。ここで、モード情報レジスタ4
1からモード識別コードが読み出されると、モード情報
レジスタ41には次のモード識別コードが取り込まれ
る。選択回路43は、モード情報レジスタ41及び最終
モード情報レジスタ42から読み出されるモード識別コ
ードを受け取り、何れか一方を選択して出力する。比較
回路44は、各レジスタ41、42から読み出されるモ
ード識別コードを受け取り、互いの情報の内容が一致す
るかどうかを判定して、その結果に対応した制御パルス
を発生する。即ち、第1の検出回路と同様に、モード識
別コードに符号誤りが含まれているときには、モード情
報レジスタ41に入力されるモード識別コードが1セク
タ前に最終モード情報レジスタ42に記憶されるモード
識別コードに一致しないため、比較回路43は、各レジ
スタ41、42から読み出されるアドレス情報を比較す
ることで符号誤りを検出する。
【0027】第1の検出回路のレンジチェック回路32
及び各検出回路を構成する比較回路40、44の出力す
る制御パルスは、それぞれ選択制御回路30に与えら
れ、各部の選択回路39、43の選択制御に用いられ
る。また、エラーフラグレジスタ15からエラーフラグ
がセットされているかどうかを示す制御信号が、レンジ
チェック回路32及び比較回路40、44の出力と併せ
て選択制御回路30に入力され、選択回路39、43の
選択制御が行われる。この選択制御は、エラーフラグが
セットされているときには最終アドレス情報レジスタ3
8のアドレス情報と最終モード情報レジスタ42のモー
ド識別コードとを選択し、リセットされているときには
アドレス情報レジスタ31のアドレス情報とモード情報
レジスタ41のモード識別コードとを選択して第2のデ
ータバス17へ出力するように行われる。また、エラー
フラグレジスタ15からの制御信号により、各選択回路
39、43をそれぞれ別々に選択制御することも可能で
ある。
【0028】従って、ディスクランブル回路11から出
力される段階においてヘッダ情報に符号誤りが含まれて
いたとしても、第2のデータバス17へ出力される段階
では誤り訂正が成されており、正しいアドレス情報及び
モード識別コードが制御マイコン7に転送される。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、一定の規則で変化する
アドレス情報の誤りをマイコンの判定によることなく、
自動的に検出することができる。従って、制御マイコン
の負担を軽減することができ、この回路を用いたCD−
ROMデコーダをホストコンピュータからの指示に迅速
に対応させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号誤り検出回路の実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の符号誤り検出回路の動作を説明するタ
イミング図である。
【図3】本発明の符号誤り検出回路を採用したCD−R
OMデコーダの構成を示すブロック図である。
【図4】CD−ROMシステムの構成を示すブロック図
である。
【図5】CD−ROMデータのフォーマットを示す図で
ある。
【図6】従来のCD−ROMデコーダの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 コンパクトディスク 2 ピックアップ部 3 アナログ信号処理部 4 デジタル信号処理部 5 CD−ROMデコーダ 6 バッファRAM 7 制御マイコン 11 ディスクランブル回路 12 書き込みバッファ 13 ヘッダレジスタ 14 同期信号検出回路 15 エラーフラグレジスタ 16 第1のデータバス 17 第2のデータバス 18 書き込みアドレス発生回路 19 先頭アドレス発生回路 20 誤り訂正回路 21 転送アドレス発生回路 22 転送トリガ発生回路 23 転送バイトカウンタ 24 転送バッファ 25 動作制御回路 26 割り込み指示発生回路 30 選択制御回路 31 アドレス情報レジスタ 32 レンジチェック回路 33 第1の判定部 34 第2の判定部 35 第3の判定部 36 インクリメント回路 37 加算器 38 最終アドレス情報レジスタ 39 選択回路 40 比較回路 41 モード情報レジスタ 42 最終モード情報レジスタ 43 選択回路 44 比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 574 G11B 20/18 574H G06F 3/06 305 G06F 3/06 305A 11/00 310 11/00 310E H04L 1/00 H04L 1/00 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク媒体から連続して読み出される
    デジタルデータにおいて一定の規則性を維持しながら変
    化するアドレス情報の誤りを検出する符号誤り検出回路
    であって、上記デジタルデータから取り出される上記ア
    ドレス情報を順次保持するレジスタと、上記レジスタに
    保持された上記アドレス情報の各桁が所定の範囲内にあ
    るか否かを判定する判定回路と、上記判定回路の判定結
    果が、上記アドレス情報の各桁の少なくとも1つが所定
    の範囲外にあることを示すときにカウント動作するカウ
    ンタと、を備え、上記カウンタのカウント値が所定の値
    に達したときに割り込み信号を発生させることを特徴と
    する符号誤り検出回路。
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JP2006340083A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Advics:Kk 車載電子制御装置の送信データ異常監視システム

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JP2006340083A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Advics:Kk 車載電子制御装置の送信データ異常監視システム
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