JP2001195672A - 盗難防止用タグ - Google Patents

盗難防止用タグ

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JP2001195672A
JP2001195672A JP2000007201A JP2000007201A JP2001195672A JP 2001195672 A JP2001195672 A JP 2001195672A JP 2000007201 A JP2000007201 A JP 2000007201A JP 2000007201 A JP2000007201 A JP 2000007201A JP 2001195672 A JP2001195672 A JP 2001195672A
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尚敬 ▲高▼濱
Hisataka Takahama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タグ本体の外寸が小さくても寿命が長い盗難
防止用タグを提供する。 【解決手段】 プリント基板14の他端部に筐体10の開封
を検出する開封検出スイッチ20が固定してある。開封検
出スイッチ20は、直方体状のスイッチ本体21の一側面中
央から柱状のボタン22を進退自在に延出してなり、該ボ
タン22の先端を容器11の底面に当接させ、ボタン22をス
イッチ本体21内へ退入させてある。プリント基板14と容
器11の底面との間には、コイルバネ25が介装してある。
コイルバネ25の一端はプリント基板14の凸部14a の両側
の肩部に当接させてあり、プリント基板14はコイルバネ
25によって蓋部材12側へ付勢されている。これによっ
て、蓋部材12が取り外された場合、コイルバネ25によっ
てプリント基板14が容器11の開口部へ移動し、開封検出
スイッチ20のボタン22が進出するため、開封検出スイッ
チ20がオンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難を防止すべき
対象物への取り付け状態を検出し、所定の操作によらず
に取り外された場合、警報を発する自鳴式の盗難防止用
タグに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の盗難防止用タグの使用状態
を説明する説明図であり、図中、94はワイヤである。ワ
イヤ94は、導電性のピン状部材をその先端を除いて絶縁
材で被覆した2つの差込み部を、フレキシブル導体を絶
縁材で被覆した連絡部で連絡してなり、両差込み部の先
端近傍の周面には環状の溝が設けてある。短冊状のタグ
本体の一端面には前記ワイヤ94の差込み部を差し込む2
つの差込み穴が開設してあり、両差込み穴の内部には、
前述した溝に係合して両差込み部をロックするロック機
構が設けてある。そして、ワイヤ94を、上着及びシャツ
のボタン穴又は衣類の襟元に設けたタグ等(図9では上
着のボタン穴)、対象物Tの取り付け部位に挿通させ、
ワイヤ94の差込み部をタグ本体の差込み穴に、前記溝と
ロック機構とが係合するまで差し込むことによって、盗
難防止用タグ91を対象物Tに取り付ける。
【0003】タグ本体は、送信器から送信される信号を
受信する受信器、ブザー及びバッテリ等を内蔵してい
る。送信器は、盗難防止用タグ91が受信し得る強度の信
号を所定の領域内へ送信するようになしてあり、出入口
に設置したゲートに送信器を配設しておくことによっ
て、盗難防止用タグ91を取り付けた対象物Tがゲートに
接近して、タグ本体が送信器から送信された信号を受信
した場合、タグ本体はブザーを作動させて警報音を発
し、対象物Tの盗難を防止する。
【0004】また、ワイヤ94は常閉接点として機能して
おり、盗難防止用タグ91を対象物Tから取り除くべく、
ワイヤ94の差込み部をタグ本体から抜出した場合、又は
ワイヤ94を切断した場合、タグ本体はそれを検出し、ブ
ザーを作動させて警報音を発する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような盗難防止用
タグにあっては、メガネ、化粧ビン等の商品に取り付け
た場合であっても、商品のイメージを害さないように、
タグ本体の外寸を更に小さくすることが要求されてい
る。しかし、従来の盗難防止用タグ91にあっては、タグ
本体に内蔵された複数の部品を外部から接触することを
防止すべく、タグ本体の筐体は封着してあったので、盗
難防止用タグの寿命はタグ本体に内蔵されたバッテリの
寿命に一致し、所要の寿命を得るために、比較的大きな
寸法のバッテリを搭載しなければならず、タグ本体の外
寸を小さくするには限界があった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは蓋部材が設けてある
筒状容器内に警報器、制御器及びバッテリが収納してな
り、蓋部材の開閉状態を検出する検出器が筒体内に設け
てある構成にすることによって、タグ本体の外寸が小さ
くても寿命が長い盗難防止用タグを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る盗難防止
用タグは、警報器、該警報器の動作を制御する制御器並
びに前記警報器及び制御器に給電するバッテリを具備す
る盗難防止用タグにおいて、蓋部材が設けてある筒状容
器内に前記警報器、制御器及びバッテリを収納してな
り、前記蓋部材の開閉状態を検出する検出器が前記筒状
容器内に設けてあり、前記制御器は、前記検出器が蓋部
材の開放状態を検出した場合、前記警報器を作動させる
ようになしてあることを特徴とする。
【0008】筒状容器に内蔵されたバッテリが消耗する
前に、筒状容器の開口を塞ぐ蓋部材を開放し、筒状容器
内のバッテリを取り出し、新しいバッテリを着装する。
従って、バッテリの寿命によって盗難防止用タグの寿命
が規定されない。そのため、外寸がより小さいバッテリ
を用いることができ、筒状容器の外寸をより小さくする
ことができる。一方、盗難防止用タグに悪戯すべく、前
述した蓋部材を開放した場合、検出器はそれを検出し、
制御器は警報器を作動させる。これによって悪戯が防止
される。
【0009】第2発明に係る盗難防止用タグは、第1発
明において、前記検出器としてリミットスイッチが設け
てあることを特徴とする。
【0010】検出器としてリミットスイッチが設けてあ
るため、検出動作の信頼性が高い。一方、バッテリを交
換する際にリミットスイッチを調整する必要がないた
め、交換作業をスムーズに行うことができる。
【0011】第3発明に係る盗難防止用タグは、第2発
明において、前記警報器、制御器及びバッテリは筒状容
器内に摺動自在に配置した基板に実装してあり、該基板
を蓋部材側へ付勢する弾性体が前記筒状容器内に設けて
あり、前記リミットスイッチは前記基板の筒状容器の底
部側の縁部に実装してあることを特徴とする。
【0012】警報器、制御器及びバッテリが実装してあ
る基板は、弾性体によって筒状容器に設けた蓋部材側へ
付勢されており、基板の筒状容器の底部側の縁部に実装
してあるリミットスイッチは筒状容器の底部に当接して
オン又はオフしている。筒状容器の開口を塞ぐ蓋部材が
開放された場合、基板は筒状容器の開口側へ移動するた
め、リミットスイッチは筒状容器の底部から離隔してオ
フ又はオンし、蓋部材が開放状態であることを検出す
る。
【0013】第4発明に係る盗難防止用タグは、第1乃
至第3発明の何れかにおいて、前記蓋部材は筒状容器に
内嵌螺合してあることを特徴とする。
【0014】蓋部材は筒状容器に内嵌螺合してあるた
め、手指で蓋部材を筒状容器から螺脱させることが困難
であり、盗難防止用タグへの悪戯が防止される。
【0015】第5発明に係る盗難防止用タグは、第4発
明において、前記蓋部材の底部に、該底部を貫通する孔
が開設してあることを特徴とする。
【0016】手指で蓋部材を筒状容器から螺脱させるの
に代えて、蓋部材の底部を貫通する孔を利用して蓋部材
を筒状容器から螺脱させた後、筒状容器の内部に収納し
てあるバッテリを交換する。これによって、盗難防止用
タグへの悪戯を防止することができる一方、バッテリの
交換作業を容易に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る盗難
防止用タグを示す斜視図であり、図中、1はタグ本体で
ある。また、図2、図3及び図4は図1に示したタグ本
体の平面断面図、側断面図及び背面断面図である。タグ
本体1は、有底円筒状の容器11にカップ状の蓋部材12を
着脱自在に内嵌螺合してなる筐体10を備えており、筐体
10の底面の略中央からタグ本体1を対象物に係合するた
めのワイヤ4が延出してある。
【0018】筐体10内には、筐体10の内径と略同じ幅を
有し、容器11の長さ寸法より少し短い長方形状のプリン
ト基板14が摺動自在に挿入してある。プリント基板14の
一面には円柱状のバッテリ18が着脱自在に取り付けてあ
り、バッテリ18の両端子はプリント基板14の一面に予め
設けてある端子に接続してある。また、プリント基板14
の蓋部材12側の一端部には短寸円柱状のブザー17が、該
ブザー17の直径方向にプリント基板14の端部が位置する
ように取り付けてあり、容器11のブザー17に対向する部
分には放音用の複数のスリット11a ,11a ,…が開設し
てある。一方、プリント基板14の他面には信号を受信す
る受信用コイル15及び前記ブザー17の発報動作を制御す
る制御器16等が実装してある。
【0019】筐体10の底面略中央には貫通孔が開設して
ある。この貫通孔に筒状のパッキン材30が挿入してあ
り、該パッキン材30内をワイヤ4が挿通してある。ワイ
ヤ4は複数(本実施の形態では2本)の導線41,41を絶
縁皮材で覆ってなり、両導線41,41はプリント基板14の
一面側に設けた端子にそれぞれ半田付けしてある。
【0020】プリント基板14の他端部は、幅方向の中央
部を延出させて凸形状になしてあり、この凸部14a に筐
体10の開封を検出するリミットスイッチたる開封検出ス
イッチ20が固定してある。開封検出スイッチ20は、直方
体状のスイッチ本体21の一側面中央から柱状のボタン22
を進退自在に延出してなり、該ボタン22の先端を容器11
の底面に当接させ、ボタン22をスイッチ本体21内へ退入
させることによって開封検出スイッチ20をオフさせてあ
る。
【0021】プリント基板14と容器11の底面との間に
は、コイルバネ25が介装してある。コイルバネ25の一端
はプリント基板14の凸部14a の両側の肩部に当接させて
あり、プリント基板14はコイルバネ25によって蓋部材12
側へ付勢されている。これによって、蓋部材12が取り外
された場合、コイルバネ25によってプリント基板14が容
器11の開口部へ移動し、開封検出スイッチ20のボタン22
が進出するため、開封検出スイッチ20がオンする。この
開封検出スイッチ20のオン・オフ信号はプリント基板14
を介して前述した制御器16に与えられる。
【0022】なお、本実施の形態では、プリント基板14
の容器11の底部側の端部に開封検出スイッチ20が実装し
てあるが、本発明はこれに限らず、プリント基板14の蓋
部材12側の端部に開封検出スイッチ20を実装してもよい
ことはいうまでもない。
【0023】前述した蓋部材12の開口部近傍の外周面に
雄ねじが8〜10周設けてあり、容器11の開口近傍の内
周面に雌ねじが設けてある。蓋部材12の底部の外径は容
器11の外径と同じであり、蓋部材12を容器11に螺合した
場合、蓋部材12の外面と容器11の外周面とは面一であ
る。また、蓋部材12を容器11に螺合した場合、蓋部材12
の底部が容器11から僅かに突出しており、この突出部分
の角部は面取りしてある。これによって、蓋部材12を容
器11から螺脱し難くなっている。
【0024】なお、本実施の形態では、蓋部材12の底部
が容器11から僅かに突出するようになしてあるが、本発
明はこれに限らず、蓋部材12が容器11内に嵌入するよう
になしてもよい。これによって、容器11から蓋部材12の
螺脱を更に困難にすることができ、盗難防止用タグが悪
戯されることを更に防止することができる。
【0025】図5は蓋部材12の底面図である。蓋部材12
の底面には、該底面を貫通する複数の孔12a ,12a ,12
a ,12a が設けてあり、一又は複数の孔内にピン状の治
具を挿入し、該治具を回転させることによって蓋部材12
を前述した容器11から螺脱する。また、これらの孔12a
,12a ,12a ,12a は、ブザー17が発報した場合の放
音孔としても作用する。
【0026】前述したワイヤ4の先端はクランプ部材5
に固定してあり、ワイヤ4の中間部をクランプ部材5に
よってクランプすることによって拡大縮小自在な環状部
4aが形成してある。
【0027】図6は、図1に示したクランプ部材5の側
断面図であり、図中、51は有底樽形状のボディである。
ボディ51内には断面視が略T字状のボタン52が挿入して
あり、ボタン52の頭部近傍に第1貫通孔53がボタン52の
長手方向の中心軸と直交するように開設してある。ま
た、ボディ51の前記第1貫通孔53の両開口に対応する部
分に、ボディ51の周壁を貫通する第2貫通孔54,54がそ
れぞれ開設してあり、両第2貫通孔54,54及び第1貫通
孔53内をワイヤ4が挿通させてある。
【0028】ボタン52の底部中央に円柱状の凹部55が設
けてある。この凹部55にはコイルバネ56の一端が嵌合し
てあり、コイルバネ56の他端をボディ51の底面に当接さ
せてボタン52にボディ51から突出する方向へ付勢してあ
る。これによって、ボタン52の第1貫通孔53と、ボディ
51の第2貫通孔54,54との位置がずれるので、第1貫通
孔53及び第2貫通孔54,54に挿通してあるワイヤ4がク
ランプされる。一方、ボタン52の頭部に押し力を加え
て、第1貫通孔53と第2貫通孔54,54との位置を一致さ
せることによってワイヤ4のクランプを解除し、第1貫
通孔53及び第2貫通孔54,54に挿通してあるワイヤ4を
引き出し又は差し込むことができる。
【0029】ボディ51は空洞部57を設けてなる2重底構
造をしており、該空洞部57内にはリミットスイッチ58が
配設してある。リミットスイッチ58にはピン状のボタン
59が進出退入自在に設けてある。ボディ51の底面であっ
て、ボタン52の凹部55の周囲壁に対向する部分には孔60
が開設してあり、該孔60から前記ボタン59が延出してあ
る。そして、ワイヤ4のクランプを解除すべく、ボタン
52がボディ51内へ押し込まれた場合、ボタン52の凹部55
の周囲壁によってボタン59が退入し、リミットスイッチ
58がオンする。
【0030】ボディ51の空洞部57に対向する部分には、
ボディ51の周壁を貫通する第3貫通孔63が開設してあ
る。この第3貫通孔63内にワイヤ4の先端を挿通させ
て、導線41,41をリミットスイッチ58に接続してあり、
リミットスイッチ58のオン・オフ信号はワイヤ4を介し
て前述した制御器16(図2参照)に与えられる。
【0031】このような盗難防止用タグを、図7に示し
た如く、化粧ビン及びメガネ等の括れ部Ta を有する対
象物Tに取り付けるには、タグ本体1にリセット信号を
与えて、制御器16にブザー17を作動させることを中止さ
せておき、クランプ部材5のボタン52をボディ51内へ押
し込んで、第1貫通孔53と第2貫通孔54,54との位置を
一致させることによってワイヤ4のクランプを解除し、
第1貫通孔53及び第2貫通孔54,54に挿通してあるワイ
ヤ4を引き出すことによって直径を大きくした環状部4a
を対象物Tの括れ部Ta に外嵌した後、環状部4aの直径
を小さくし、ボタン52を放すことによってワイヤ4をク
ランプし、該ワイヤ4によってタグ本体1を対象物Tに
吊下させる。そして、タグ本体1に作動信号を与える。
【0032】作動信号が与えられると、タグ本体1に内
蔵された制御器16は次のようにして対象物Tの盗難を防
止する。
【0033】図8は制御器16による盗難防止手順を示す
フローチャートである。制御器16は、タグ本体1内に設
けた開封検出スイッチ20からオン信号が与えられている
か否かを判断し(ステップS1)、それが与えられてい
ない場合、タグ本体1の蓋部材12は容器11に螺合した状
態であるので、クランプ部材5に内蔵されたリミットス
イッチ58からオン信号が与えられているか否かを判断す
る(ステップS2)。そして、制御器16は、リミットス
イッチ58からオン信号が与えられていない場合、盗難防
止用タグの対象物Tへの取り付け状態に異常がないので
次のステップへ移る。
【0034】店舗の出入口等には所定の信号を出入口内
の所定領域へ送信する送信器を内蔵するゲートが配設し
てあり、盗難防止用タグが取り付けてある対象物が前記
領域内に進入した場合、タグ本体1が内蔵する受信用コ
イル15が前記信号を受信して電気信号を制御器16に与え
る。制御器16は、受信用コイル15から所定の信号が与え
られたか否かを判断し(ステップS3)、それが与えら
れていない場合、再びステップS1へ戻る。
【0035】一方、制御器16は、ステップS1で開封検
出スイッチ20からオン信号が与えられた場合、若しくは
ステップS2でリミットスイッチ58からオン信号が与え
られた場合、又はステップS3で受信用コイル15から所
定の信号が与えられた場合、ブザー17を作動させて警報
音を発生させる(ステップS5)。制御器16はリセット
信号が与えられるまでブザー17を作動させ、リセット信
号が与えられた場合、ブザー17の動作を停止させる(ス
テップS6,S7)。
【0036】ところで、バッテリ18を交換してから所定
期間経過した場合、タグ本体1にリセット信号を与え
て、制御器16にブザー17を作動させることを中止させて
おき、盗難防止用タグを対象物Tから取り外し、又は盗
難防止用タグを対象物Tに取り付けた状態で、治具のピ
ン部を蓋部材12の底面に開設した孔12a ,12a ,…に挿
入し、該治具によって蓋部材12を回転させることによっ
て蓋部材12を容器11から螺脱し、プリント基板14を容器
11から引出した後、プリント基板14からバッテリ18を取
り外し、新たなバッテリ18を取り付ける。そして、前述
した逆の操作を行って蓋部材12を容器11に螺合し、必要
によって、盗難防止用タグを対象物Tに取り付け、その
後、作動信号をタグ本体1に与える。
【0037】なお、特許請求の範囲の項に、図面との対
照を便利にするために符号を記載してあるが、この記載
によって本発明は添付図面の構造に限定されるものでは
ない。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係る盗難
防止用タグにあっては、バッテリの寿命によって盗難防
止用タグの寿命が規定されないため、外寸がより小さい
バッテリを用いることができ、筒状容器の外寸をより小
さくすることができる。一方、盗難防止用タグに悪戯す
べく蓋部材を開放した場合、検出器はそれを検出し、制
御器は警報器を作動させるため、悪戯が防止される。
【0039】第2発明に係る盗難防止用タグにあって
は、検出器としてリミットスイッチが設けてあるため、
検出動作の信頼性が高い一方、バッテリを交換する際に
リミットスイッチを調整する必要がないため、交換作業
をスムーズに行うことができる。
【0040】第3発明に係る盗難防止用タグにあって
は、一枚の基板に警報器、制御器、バッテリ、及びリミ
ットスイッチが実装してあるため、悪戯によって基板が
筒状容器から取り出された場合であっても、警報器が作
動し続けるので、盗難防止の信頼性が高い。
【0041】第4発明に係る盗難防止用タグにあって
は、手指で蓋部材を筒状容器から螺脱させることが困難
であるため、盗難防止用タグへの悪戯が防止される。
【0042】第5発明に係る盗難防止用タグにあって
は、手指で蓋部材を筒状容器から螺脱させることが困難
であるため、盗難防止用タグへの悪戯が防止される一
方、バッテリの交換作業を容易に行うことができる等、
本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る盗難防止用タグを示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示したタグ本体の平面断面図である。
【図3】図1に示したタグ本体の側断面図である。
【図4】図1に示したタグ本体の背面断面図である。
【図5】蓋部材の底面図である。
【図6】図1に示したクランプ部材の側断面図である。
【図7】盗難防止装置の対象物への取り付け状態を示す
斜視図である。
【図8】制御器による盗難防止手順を示すフローチャー
トである。
【図9】従来の盗難防止用タグの使用状態を説明する説
明図である。
【符号の説明】
1 タグ本体 4 ワイヤ 5 クランプ部材 10 筐体 11 容器 12 蓋部材 14 プリント基板 16 制御器 17 ブザー 18 バッテリ 20 開封検出スイッチ 25 コイルバネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報器(17)、該警報器(17)の動作を
    制御する制御器(16)並びに前記警報器(17)及び制御
    器(16)に給電するバッテリ(18)を具備する盗難防止
    用タグにおいて、 蓋部材(12)が設けてある筒状容器(11)内に前記警報
    器(17)、制御器(16)及びバッテリ(18)を収納して
    なり、前記蓋部材(12)の開閉状態を検出する検出器
    (20)が前記筒状容器(11)内に設けてあり、前記制御
    器(16)は、前記検出器(20)が蓋部材(12)の開放状
    態を検出した場合、前記警報器(17)を作動させるよう
    になしてあることを特徴とする盗難防止用タグ。
  2. 【請求項2】 前記検出器(20)としてリミットスイッ
    チが設けてある請求項1記載の盗難防止用タグ。
  3. 【請求項3】 前記警報器(17)、制御器(16)及びバ
    ッテリ(18)は筒状容器(11)内に摺動自在に配置した
    基板(14)に実装してあり、該基板(14)を蓋部材(1
    2)側へ付勢する弾性体(25)が前記筒状容器(11)内
    に設けてあり、前記リミットスイッチは前記基板(14)
    の筒状容器(11)の底部側の縁部に実装してある請求項
    2記載の盗難防止用タグ。
  4. 【請求項4】 前記蓋部材(12)は筒状容器(11)に内
    嵌螺合してある請求項1乃至3の何れかに記載の盗難防
    止用タグ。
  5. 【請求項5】 前記蓋部材(12)の底部に、該底部を貫
    通する孔(12a )が開設してある請求項4記載の盗難防
    止用タグ。
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