JP2001344669A - 盗難防止タグ - Google Patents

盗難防止タグ

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JP2001344669A
JP2001344669A JP2000166716A JP2000166716A JP2001344669A JP 2001344669 A JP2001344669 A JP 2001344669A JP 2000166716 A JP2000166716 A JP 2000166716A JP 2000166716 A JP2000166716 A JP 2000166716A JP 2001344669 A JP2001344669 A JP 2001344669A
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coil
theft tag
circuit
housing
alarm
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尚敬 ▲高▼濱
Hisataka Takahama
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部が破損した場合に警報を発する盗難防止
タグを提供する。 【解決手段】 正面側箱部材2及び背面側箱部材3の内
周面に倣って、基板10を取り囲む溝部13が設けてあり、
溝部13内に、受信回路12を構成する空芯の同調コイル14
が嵌合してある。マイクロコンピュータ11は、同調コイ
ル14に接続した検出回路から与えられる破損検出信号の
レベルを監視しており、検出回路から与えられた破損検
出信号がHレベルであった場合、ブザーを動作させて警
報音を発生させる。筐体1が工具等によって破損される
のに伴って同調コイル14が断線した場合、Hレベルの破
損検出信号が検出回路からマイクロコンピュータ11に与
えられるので、筐体1が破損された場合、マイクロコン
ピュータ11、バッテリ5及びブザー等が破壊される前
に、警報音が発せられ、筐体1が破損されたことが報知
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難を防止すべき
対象物への取り付け状態を検出して警報を発する自鳴式
の盗難防止タグに関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、自鳴式の盗難防止タグ
の使用状態を説明する説明図であり、両図中、100 は短
冊状の盗難防止タグである。盗難防止タグ100 の正面か
ら、常開接点であるボタンスイッチのセンサーボタン12
2 を退入進出自在に突出させてある。盗難防止タグ100
は、その正面を箱及びケース等の盗難を防止すべき対象
物Tの一面に対向させてそれに当接させることによっ
て、前記センサーボタン122 を盗難防止タグ100 内へ退
入させて閉路し、その状態で、合成樹脂製ラップ、粘着
テープ又は両面テープ等の取り付け材200 によって対象
物Tに取り付けてある。
【0003】盗難防止タグ100 は、送信器から送信され
る信号を受信する受信回路、ブザー及びバッテリ等も内
蔵している。送信器は、盗難防止タグ100 が受信し得る
強度の信号を所定の監視領域内へ送信するようになして
あり、出入口に設置したゲートに送信器を配設してお
く。盗難防止タグ100 を取り付けた対象物Tがゲートに
接近して、盗難防止タグ100 が送信器から送信された信
号を受信した場合、盗難防止タグ100 はブザーを動作さ
せて警報音を発せさせて、対象物Tの盗難を防止する。
【0004】また、取り付け材200 を取り除いて盗難防
止タグ100 を対象物Tから取り外した場合、センサーボ
タン122 が進出して開路するため、盗難防止タグ100 は
それを検出し、ブザーを動作させて警報音を発する。
【0005】図7は従来の盗難防止タグを示す分解斜視
図であり、図中、102 は正面視が長方形状の正面側箱部
材、103 は背面側箱部材である。これら正面側箱部材10
2 及び背面側箱部材103 を超音波接合することによって
筐体101 を形成する。正面側箱部材102 及び背面側箱部
材103 の内部には、プリント配線した基板110 、ボタン
スイッチ120 及びボタン型のバッテリ105 等が格納され
ており、バッテリ105はブザー(図示せず)を内蔵する
円形箱状のカバー部材104 に内嵌してある。
【0006】基板110 の正面には、同調コイル114 を備
え、送信された所定周波数の信号に同調して受信信号を
出力する受信回路112 、及び受信回路112 が出力した受
信信号及びボタンスイッチ120 から与えられる開閉信号
に基づいて、ブザーによる警報音の発生を制御するマイ
クロコンピュータ111 、並びにブザーに印加する電圧を
昇圧する昇圧コイル107 等が実装してあり、ボタンスイ
ッチ120 に設けてあるセンサーボタン122 は正面側箱部
材102 の一端近傍に開設した円形の第1孔102aから退入
進出自在に突出させるようにしてある。
【0007】また、正面側箱部材102 の第1孔102aの近
傍には、スライドボタン123 を操作するための矩形の第
2孔102bが開設してあり、第2孔102bの周囲は、該第2
孔102bに向かうに従って正面側箱部材102 の厚さが薄く
なるテーパになしてある。正面側箱部材102 の略中央に
は円形の孔102cが開設してあり、該孔102c内に前述した
カバー部材104 が嵌合してある。また、正面側箱部材10
2 の他端近傍には、警報音を発出させる窓102dが設けて
ある。
【0008】スライドボタン123 を第2孔102bの一端へ
移動させた場合、センサーボタン122 を含むセンサー回
路が開路し、スライドボタン123 を第2孔102bの他端へ
移動させた場合、前記センサー回路が閉路する。マイク
ロコンピュータ111 は、センサー回路が閉路の場合、セ
ンサーボタン122 の動作の如何に拘わらず、ブザーに警
報音を発生させないようになしてある。
【0009】マイクロコンピュータ111 は、スライドボ
タン123 が第2孔102bの一端へ移動された状態で、盗難
防止タグが盗難を防止すべき対象物に取り付けられ、セ
ンサーボタン122 が第1孔102a内に退入されることによ
って、前述したセンサー回路が閉路から開路に移行して
から所定時間経過後にセット状態であると判断する。マ
イクロコンピュータ111 は、センサー回路の状態を監視
し、リセット信号が与えられることなく、前述した如く
筐体101 が対象物から除去されてセンサーボタン122 が
進出し、センサー回路が閉路した場合、ブザーを動作さ
せて警報音を発生させ、対象物の盗難を防止する。
【0010】また、前述した如く、盗難防止タグを取り
付けた対象物がゲートに接近して、盗難防止タグの受信
回路112 が送信器から送信された信号を受信し、受信信
号を前記マイクロコンピュータ111 に与えた場合、マイ
クロコンピュータ111 はブザーを動作させて警報音を発
生させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
盗難防止タグにあっては、筐体101 に孔を開設し、該孔
から工具を挿入してバッテリ105 又はブザー等を破壊す
ることによって、盗難防止機能が停止される虞があっ
た。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、一部が破損し
た場合に警報を発する盗難防止タグを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る盗難防止
タグは、盗難を防止すべき対象物に取り付けられる筐体
内に、所定の信号を受信して受信信号を出力する受信回
路、筐体の対象物への取り付け状態を検出して検出信号
を出力するセンサ、警報器、前記受信信号及び検出信号
に基づいて警報器の動作を制御する制御器、該制御器及
び警報器に給電するバッテリが設けてある盗難防止タグ
において、前記筐体の破損を検出する検出回路を備え、
前記制御器は前記検出回路が筐体の破損を検出した場
合、警報器を動作させるようになしてあることを特徴と
する。
【0014】検出回路が筐体の破損を検出した場合、制
御器は警報器を動作させる。これによって、筐体の一部
が破損した場合、制御器、バッテリ又は警報器が破壊さ
れる前に、盗難防止タグから警報が発せられるため、当
該盗難防止タグを取り付けた対象物の盗難が防止され
る。
【0015】第2発明に係る盗難防止タグは、第1発明
において、前記受信回路はコイルを具備し、該コイル
は、前記筐体内に、前記警報器、制御器及びバッテリを
取り囲む様態で配設してあり、前記検出回路は前記コイ
ルに接続してあり、前記コイルの断線の前後で異なる電
圧レベルの検出信号を出力するようになしてあることを
特徴とする。
【0016】受信回路に設けてあるコイルが、警報器、
制御器及びバッテリを取り囲む様態で配設してあるた
め、筐体の破損に伴ってコイルが断線する。検出回路
は、コイルの断線の前後で異なる電圧レベルの検出信号
を出力し、制御器は、検出信号の電圧レベルが変化した
場合、警報器を動作させる。
【0017】第3発明に係る盗難防止タグは、第2発明
において、前記検出回路は、前記バッテリに対して前記
コイルと直列接続した抵抗と、これらによって分圧され
た信号が入力され、前記受信信号を減衰させて出力する
フィルタとを具備することを特徴とする。
【0018】例えば、バッテリの負端子に受信回路のコ
イルを接続し、検出回路の抵抗を正端子側として直列接
続して分圧回路を形成する。この抵抗の値はコイルの直
流抵抗値より十分大きい値とする。受信回路が信号を受
信していない場合、前記抵抗及びコイルの接続点の電圧
は低いので、前記接続点から得られる検出信号はLレベ
ルである。一方、筐体の破損に伴って前記コイルが断線
した場合、バッテリから印加される電圧が前記接続点か
ら出力されるので、前記接続点から得られる検出信号は
Hレベルである。
【0019】一方、受信回路が受信状態にある場合、前
記接続点の電圧はフィルタに与えられる。このフィルタ
は受信信号を減衰させて出力するので、前記コイルと抵
抗との接続点の信号の電圧レベルは受信状態であると否
とに拘わらず、上述したところと同様である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明に係る盗難防止タグを示
す分解斜視図であり、図中、2は正面視が長方形状の正
面側箱部材、3は背面側箱部材である。これら正面側箱
部材2及び背面側箱部材3を超音波接合することによっ
て筐体1を形成する。正面側箱部材2及び背面側箱部材
3の内部には、プリント配線した基板10、ボタンスイッ
チ20及びボタン型のバッテリ5等が格納されており、バ
ッテリ5はブザー(図示せず)を内蔵する円形箱状のカ
バー部材4に内嵌してある。
【0021】基板10の正面には、送信された所定周波数
の信号に同調して受信信号を出力する受信回路12、及び
受信回路12が出力した受信信号及びボタンスイッチ20か
ら与えられる開閉信号に基づいて、ブザーによる警報音
の発生を制御するマイクロコンピュータ11、並びにブザ
ーに印加する電圧を昇圧する昇圧コイル7等が実装して
あり、ボタンスイッチ20に設けてあるセンサーボタン22
は正面側箱部材2の一端近傍に開設した円形の第1孔2a
から退入進出自在に突出させるようにしてある。
【0022】正面側箱部材2及び背面側箱部材3の内周
面に倣って、基板10を取り囲む溝部13が設けてあり、溝
部13内に、受信回路12を構成する空芯の同調コイル14が
嵌合してある。
【0023】図2は図1に示した盗難防止タグの要部を
示す回路図である。同調コイル14は第1コンデンサ15と
並列接続してあり、これらによって同調回路が構成して
ある。同調コイル14の一端には図1に示したバッテリ5
の正端子に接続した抵抗31が直列接続してあり、同調コ
イル14の他端は接地すると共にバッテリ5の負端子に接
続してある。この抵抗31の値は同調コイル14の直流抵抗
値より十分大きくしてあり、バッテリ5、抵抗31及び同
調コイル14によって分圧回路が形成されている。
【0024】抵抗31及び同調コイル14の接続点から出力
される信号は、抵抗33及び第2コンデンサ34を並列接続
してなり、受信回路12から出力される受信信号の周波数
より低い遮断周波数を有するローパスフィルタ32に入力
されるようになっており、ローパスフィルタ32の出力信
号が図1に示した筐体1の破損検出信号としてマイクロ
コンピュータ11に入力される。このように抵抗31及びロ
ーパスフィルタ32によって、筐体1(図1参照)の破損
を検出する検出回路30が構成されている。
【0025】同調コイル14は物理的強度が低く、また図
1に示した如く、正面側箱部材2及び背面側箱部材3の
内周面に倣って設けた溝部13内に嵌合してあるため、工
具等によって主に筐体1の周面が破損された場合、同調
コイル14も断線する。抵抗31の値は前述した如く同調コ
イル14の直流抵抗値より十分大きくしてあるので、同調
コイル14が断線していない場合、ローパスフィルタ32か
ら出力される破損検出信号はLレベルであり、同調コイ
ル14が断線した場合、ローパスフィルタ32から出力され
る破損検出信号はHレベルである。
【0026】また、ローパスフィルタ32には第3コンデ
ンサ16が並列接続してあり、該第3コンデンサ16及び同
調回路によって構成された受信回路12から受信信号がマ
イクロコンピュータ11に入力されるようになっている。
この受信信号はローパスフィルタ32にも入力されるが、
前述した如く受信信号の周波数はローパスフィルタ32の
遮断周波数より高いのでローパスフィルタ32によって減
衰され、検出信号には現れない。
【0027】また、図1に示した如く、正面側箱部材2
の第1孔2aの近傍には、スライドボタン23を操作するた
めの矩形の第2孔2bが開設してあり、第2孔2bの周囲
は、該第2孔2bに向かうに従って正面側箱部材2の厚さ
が薄くなるテーパになしてある。正面側箱部材2の略中
央には円形の孔2cが開設してあり、該孔2c内に前述した
カバー部材4が嵌合してある。また、正面側箱部材2の
他端近傍には、警報音を発出させる窓2dが設けてある。
【0028】センサーボタン22は、正面側箱部材2の第
1孔2aを貫通して正面側箱部材2から適宜長さだけ突出
する寸法になしてあり、スライドボタン23は、正面側箱
部材2の第2孔2bに内嵌し、正面側箱部材2から突出し
ない寸法になしてある。これによって、タグを盗難防止
対象物に取り付けたときに、正面側箱部材2と盗難防止
対象物との間に隙間が生じることが防止される。
【0029】スライドボタン23を第2孔2bの一端へ移動
させた場合、センサーボタン22を含むセンサー回路が開
路し、スライドボタン23を第2孔2bの他端へ移動させた
場合、前記センサー回路が閉路する。マイクロコンピュ
ータ11は、センサー回路が閉路の場合、センサーボタン
22の動作の如何に拘わらず、ブザーに警報音を発生させ
ないようになしてある。
【0030】マイクロコンピュータ11は、スライドボタ
ン23が第2孔2bの一端へ移動された状態で、盗難防止タ
グが盗難を防止すべき対象物に取り付けられ、センサー
ボタン22が第1孔2a内に退入されることによって、前述
したセンサー回路が閉路から開路に移行してから所定時
間経過後にセット状態であると判断する。マイクロコン
ピュータ11は、センサー回路の状態を監視し、リセット
信号が与えられることなく、前述した如く筐体1が対象
物から除去されてセンサーボタン22が進出し、センサー
回路が閉路した場合、ブザーを動作させて警報音を発生
させ、対象物の盗難を防止する。
【0031】また、盗難防止タグを取り付けた対象物が
ゲートに接近して、盗難防止タグの受信回路12が送信器
から送信された信号を受信し、受信信号を前記マイクロ
コンピュータ11に与えた場合、マイクロコンピュータ11
はブザーを動作させて警報音を発生させる。
【0032】一方、マイクロコンピュータ11は、図2に
示した検出回路30から与えられる破損検出信号のレベル
を監視しており、検出回路30から与えられた破損検出信
号がHレベルであった場合、ブザーを動作させて警報音
を発生させる。前述した如く、筐体1が工具等によって
破損されるのに伴って同調コイル14が断線した場合、H
レベルの破損検出信号が検出回路30からマイクロコンピ
ュータ11に与えられるので、筐体1が破損された場合、
マイクロコンピュータ11、バッテリ5及びブザー等が破
壊される前に、警報音が発せられ、筐体1が破損された
ことが報知される。
【0033】(実施の形態2)図3は実施の形態2に係
る盗難防止タグの外観斜視図であり、取り付け具をワイ
ヤ9にした場合を示している。また、図4は図3に示し
た筐体1の内部構造を示す模式的斜視図である。ワイヤ
9は、導電性のピン状部材をその先端を除いて絶縁材で
被覆してなる差込み部9a,9aを、導線を絶縁材で被覆し
た連結部9bで連結してある。なお、図3中、図1に示し
た部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を
省略する。
【0034】短冊状の筐体1の一端面にはワイヤ9の両
差込み部9a,9aを各別に差し込む2つの差込み穴6,6
が設けてあり、筐体1内の両差込み穴6,6に対向する
位置には、差込み穴6,6に差し込まれたワイヤ9の両
差込み部9a,9aをロックするジャックが配設してある。
また、筐体1の側面には、一方の差込み穴6に差し込ん
だ差込み部9aのロックを解除する解除スライダ8が摺動
自在に設けてある。
【0035】このような盗難防止タグを対象物に取り付
けるには、他方の差込み穴6にワイヤ9の一方の差込み
部9aをそれがジャックによってロックされるまで差し込
んでおき、対象物であるシャツのボタン穴又は対象物で
あるニット製品の編み目等にワイヤ9の他方の差込み部
9aを挿通させて連結部9bを対象物に掛け廻した後、前記
他方の差込み部9aを前記一方の差込み穴6内へそれがジ
ャックによってロックされるまで差し込む。
【0036】筐体1内には、前同様、バッテリ、ブザ
ー、マイクロコンピュータ、受信回路及び検出回路等が
設けてある長方形状の基板10が、正面側箱部材2の内面
及び背面側箱部材3の内面から距離を隔てた様態で配設
してあり、基板10は矩形筒状の同調コイル24の内部に挿
入してある。この基板10の長手方向の寸法と同調コイル
24の軸長方向の寸法は略同じである。これによって、基
板10に設けたバッテリ、ブザー、マイクロコンピュータ
及び受信回路等は同調コイル24によって取り囲まれてい
る。
【0037】ワイヤ9は常閉接点として機能しており、
マイクロコンピュータは、受信回路からリセット信号に
係る受信信号が与えられることなく、ワイヤ9の差込み
部9a,9aが差し込まれた両差込み穴6,6の間が非導通
状態になった場合、ブザーを動作させて対象物の盗難を
防止する。また、盗難防止タグを取り付けた対象物がゲ
ートに接近して、盗難防止タグの受信回路がゲートに配
設した送信器から送信された信号を受信し、受信信号を
前記マイクロコンピュータに与えた場合、マイクロコン
ピュータはブザーを動作させて警報音を発生させる。
【0038】一方、マイクロコンピュータは、前同様、
検出回路から与えられる破損検出信号のレベルを監視し
ており、筐体1が工具等によって破損されるのに伴って
同調コイル24が断線し、検出回路からHレベルの破損検
出信号が与えられた場合、ブザーを動作させて警報音を
発生させる。
【0039】なお、特許請求の範囲の項に、図面との対
照を便利にするために符号を記載してあるが、この記載
によって本発明は添付図面の構造に限定されるものでは
ない。
【0040】
【発明の効果】第1発明に係る盗難防止タグにあって
は、筐体の一部が破損した場合、制御器、バッテリ又は
警報器が破壊される前に、警報を発するため、当該盗難
防止タグを取り付けた対象物の盗難が防止される。
【0041】第2及び第3発明に係る盗難防止タグにあ
っては、部品コストの上昇を可及的に抑制して筐体の破
損を検出することができる等、本発明は優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る盗難防止タグを示す分解斜視図で
ある。
【図2】図1に示した盗難防止タグの要部を示す回路図
である。
【図3】実施の形態2に係る盗難防止タグを示す外観斜
視図である。
【図4】図3に示した筐体の内部構造を示す模式的斜視
図である。
【図5】自鳴式の盗難防止タグの使用状態を説明する説
明図である。
【図6】自鳴式の盗難防止タグの使用状態を説明する説
明図である。
【図7】従来の盗難防止タグを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 5 バッテリ 11 マイクロコンピュータ 12 受信回路 13 溝部 14 同調コイル 20 ボタンスイッチ 30 検出回路 31 抵抗 32 ローパスフィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盗難を防止すべき対象物に取り付けられ
    る筐体(1)内に、所定の信号を受信して受信信号を出
    力する受信回路(12)、筐体(1)の対象物への取り付
    け状態を検出して検出信号を出力するセンサ(20)、警
    報器、前記受信信号及び検出信号に基づいて警報器の動
    作を制御する制御器(11)、該制御器(11)及び警報器
    に給電するバッテリ(5)が設けてある盗難防止タグに
    おいて、 前記筐体(1)の破損を検出する検出回路(30)を備
    え、前記制御器(11)は前記検出回路(30)が筐体
    (1)の破損を検出した場合、警報器を動作させるよう
    になしてあることを特徴とする盗難防止タグ。
  2. 【請求項2】 前記受信回路(12)はコイル(14)を具
    備し、該コイル(14)は、前記筐体(1)内に、前記警
    報器、制御器(11)及びバッテリ(5)を取り囲む様態
    で配設してあり、前記検出回路(30)は前記コイル(1
    4)に接続してあり、前記コイル(14)の断線の前後で
    異なる電圧レベルの検出信号を出力するようになしてあ
    る請求項1記載の盗難防止タグ。
  3. 【請求項3】 前記検出回路(30)は、前記バッテリ
    (5)に対して前記コイル(14)と直列接続した抵抗
    (31)と、これらによって分圧された信号が入力され、
    前記受信信号を減衰させて出力するフィルタ(32)とを
    具備する請求項2記載の盗難防止タグ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107863A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Toshiba Tec Corp 携帯端末

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107863A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Toshiba Tec Corp 携帯端末

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