JP2001194878A - トナー容器 - Google Patents

トナー容器

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JP2001194878A
JP2001194878A JP2000002045A JP2000002045A JP2001194878A JP 2001194878 A JP2001194878 A JP 2001194878A JP 2000002045 A JP2000002045 A JP 2000002045A JP 2000002045 A JP2000002045 A JP 2000002045A JP 2001194878 A JP2001194878 A JP 2001194878A
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JP
Japan
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toner
toner container
mouth
seal member
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000002045A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sugiyama
広明 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で現像装置に装着したときのトナー
の漏れを防止し、画像形成装置内や周囲環境がトナーで
汚れることを防ぐ。 【解決手段】トナー容器1の外周面にバリがあるトナー
補給用の口部2に外周面をシール面とするつば付きの円
筒状のシール部材9を圧入し、トナー容器1の口部2を
現像装置のトナー補給ユニットに装着したときに、シー
ル部材9のつば92の外周面にトナー補給ユニットの平
ゴムシールを接触させてシールし、トナー補給ユニット
4とトナー容器1の口部2との間を完全に密封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
複写機やプリンタ,ファクシミリ等に使用する乾式トナ
ーや湿式トナー等の粉体や液体を収納するトナー容器、
特にトナーの補給時にトナーが外部にこぼれて周囲を汚
すことの防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機等の画像
形成装置においては、感光体に形成された静電潜像に現
像装置でトナーを付着させて可視化している。この現像
装置に供給するトナー等の粉体や各種液体を収納するた
めに種々のトナー容器が使用されている。この粉体や液
体を貯蔵したトナー容器を保管中や運搬中には容器から
粉体や液体が外部に漏れることを防止するために、例え
ば図4に示すように、外周面にスパイラル状の溝を有す
るトナー容器1の口部2を内キャップ3で密閉してい
る。そして例えば特開平7−20702号公報に示され
たように、トナー容器1の口部2を現像装置のトナー補
給ユニット4に装着したときに、内キャップ3を現像装
置に設けたキャップ内栓開閉手段で掴んで一定距離だけ
移動してトナー容器1の口部2を開口し、トナー容器1
内のトナーを現像装置に供給するようにしている。この
トナー容器1の口部2から供給するトナーがトナー容器
1の周囲や画像形成装置内にこぼれて汚すことを防ぐた
めに、図4に示すように、トナー補給ユニット4の取付
部5には平ゴムシール6を設け、平ゴムシール6でトナ
ー補給ユニット4の取付部5とトナー容器1の口部2と
の間を密封している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらトナー容
器1の口部2には、図5の斜視図に示すように、成形用
金型の合わせ目により0.2〜0.5mm程度のバリ7
が生じており、バリ7がある口部2をトナー補給ユニッ
ト4の平ゴムシール6に挿入しても、図6の断面図に示
すように、バリ7の部分で口部2と平ゴムシール6の間
に隙間8ができてしまう。この隙間8から微細な粒子で
あるトナーがトナー容器1の周囲に漏れだし画像形成装
置内を汚したり、周囲環境を汚してしまう。
【0004】この発明はかかる短所を改善し、簡単な構
成で現像装置に装着したときのトナーの漏れを防止し、
画像形成装置内や周囲環境がトナーで汚れることを防ぐ
ことができるトナー容器を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るトナー容
器は、現像装置にトナーを補給するトナー容器におい
て、トナーを補給する口部に外周面をシール面とするつ
ば付きの円筒状のシール部材を圧入したことを特徴とす
る。
【0006】上記シール部材のつばの外径とトナーを補
給する口部の外径をほぼ同じにすると良い。
【0007】また、シール部材のつばの外周面にパーテ
ィングラインを形成しないことが望ましい。
【0008】さらに、トナーを補給する口部の内周面と
シール部材の口部に圧入する部分に互いに嵌合する係止
部を設けると良い。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のトナー容器はトナーを
補給する口部には合成樹脂でインジェクション成形され
たシール部材を有する。シール部材は円筒状に形成され
た保持部と、保持部の一方の先端部に設けられた一定厚
さのつばを有する。保持部のつばと反対側の先端外周面
にはテーパ部を有する。つばの外径はトナー容器の口部
先端の外径とほぼ同じに形成されている。このシール部
材の保持部をトナー容器の口部に圧入して取り付け、つ
ばをトナー容器の口部の先端部に密着させる。このトナ
ー容器の口部を現像装置のトナー補給ユニットに装着し
たときに、シール部材のつばの外周面はインジェクショ
ン射出されて寸法精度が高い真円になっているから、ト
ナー補給ユニットの平ゴムシールとシール部材との間に
隙間が生じることはなく、トナー補給ユニットとトナー
容器の口部との間を完全に密封することができる。した
がってトナー容器内のトナーを補給しているときに、ト
ナー容器の周囲にトナーが付着して外部に漏れることを
確実に防ぐことができる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す部分
断面図である。図に示すようにトナー容器1の口部2に
は合成樹脂でインジェクション成形されたシール部材9
を有する。シール部材9は円筒状に形成された保持部9
1と、保持部91の一方の先端部に設けられた一定厚さ
のつば92を有する。保持部91のつば92と反対側の
先端外周面にはテーパ部93を有する。つば92の外径
はトナー容器1の口部2先端の外径とほぼ同じに形成さ
れている。このシール部材9はインジェクション成形さ
れ、外周面が平滑で寸法精度が良く形成されている。こ
のシール部材9の保持部91をトナー容器1の口部2に
圧入して取り付け、つば92をトナー容器1の口部2の
先端部に密着させる。このようにシール部材9の保持部
91をトナー容器1の口部2に圧入するときに、保持部
91の先端外周面にテーパ部93を設けてあるから、シ
ール部材9をトナー容器1の口部2に簡単に圧入するこ
とができる。この状態でトナー容器1内にトナーを充填
し、図2に示すように、外キャップ10を取り付けて密
閉する。この外キャップ10を取り付けるときに、外キ
ャップ10の底部の内周面はインジェクション射出され
て寸法精度が高いシール部材9のつば92の外周面に圧
接されるから、外キャップ10でトナー容器1を確実に
密閉することができる。また、シール部材9のつば92
の外径とトナー容器1の口部2先端の外径とほぼ同じに
してあるから外キャップ10をトナー容器1の口部2に
円滑に取り付けることができるとともに、容易に取り外
すことができる。
【0011】このようにシール部材9のつば92と外キ
ャップ10でトナー容器1の口部2を密封するから、ト
ナー容器1の口部2に、図5に示すように、成形用金型
の合わせ目により生じているバリ7があってもトナーを
充填したトナー容器1からトナーがこぼれることを防ぐ
ことができる。また、このトナー容器1の口部2を、図
4に示すように、現像装置のトナー補給ユニット4に装
着したときに、シール部材9のつば92の外周面はイン
ジェクション射出されて寸法精度が高い真円になってい
るから、トナー補給ユニット4の平ゴムシール6とシー
ル部材9との間に隙間が生じることはなく、トナー補給
ユニット4とトナー容器1の口部2との間を完全に密封
することができる。したがってトナー容器1内のトナー
を補給しているときに、トナー容器1の周囲にトナーが
付着して外部に漏れることを確実に防ぐことができる。
また、シール部材9のつば92の外径とトナー容器1の
口部2先端の外径とほぼ同じにしてあるからトナー補給
ユニット4にトナー容器1の口部2に円滑に取り付ける
ことができるとともに、容易に取り外すことができる。
【0012】上記実施例はシール部材9の保持部91を
トナー容器1の口部2に圧入して取り付けた場合につい
て説明したが、図3の断面図に示すように、口部2の内
周面に凸部11を設け、図3(a)に示すように、シー
ル部材9の保持部91の先端部に口部2の凸部11に係
止する凸部12を設けたり、図3(b)に示すように、
シール部材9の保持部91の先端部に口部2の凸部11
と嵌合する凹部13を設けることにより、口部2からシ
ール部材9が外れることを確実に防止することができ
る。
【0013】また、図3に示すように、シール部材9の
つば92の先端外周端を面取りしたり円弧状にするによ
り、外キャップ10を容易に取付けることができるとと
もに、トナー容器1を現像装置のトナー補給ユニット4
に装着するときに、シール部材9のつば92をトナー補
給ユニット4の平ゴムシール6に小さな力で簡単に挿入
することができる。
【0014】さらに、シール部材9を成形するときに、
シール部材9のつば92の外周面にパーティングライン
がないように成形することにより、シール部材9のつば
92と外キャップ10や現像装置のトナー補給ユニット
4の平ゴムシール6との密着性をより高めることができ
る。
【0015】また、シール部材9の保持部91の先端部
に、図3(a)に示すように、口部2の凸部11に係止
する凸部12を設けた場合、凸部12の先端部にパーテ
ィングラインがないように成形することにより、シール
部材9の保持部91と口部2の内周面との密着性を高め
ることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、トナー
容器の外周面にバリがあるトナー補給用の口部に外周面
をシール面とするつば付きの円筒状のシール部材を圧入
し、トナー容器の口部を現像装置のトナー補給ユニット
に装着したときに、シール部材のつばの外周面にトナー
補給ユニットの平ゴムシールを接触させてシールするよ
うにしたから、トナー補給ユニットとトナー容器の口部
との間を完全に密封することができる。したがってトナ
ー容器内のトナーを補給しているときに、トナー容器の
周囲にトナーが付着して外部に漏れることを確実に防ぐ
ことができる。
【0017】また、シール部材のつばの外径とトナーを
補給する口部の外径をほぼ同じにすることにより、トナ
ー容器の口部をトナー補給ユニットに円滑に取り付ける
ことができるとともに、容易に取り外すことができる。
【0018】さらに、シール部材のつばの外周面にパー
ティングラインを形成しないようにシール部材を成形す
ることにより、シール部材のつばと現像装置のトナー補
給ユニットの平ゴムシールとの密着性をより高めること
ができる。
【0019】また、トナーを補給する口部の内周面とシ
ール部材の口部に圧入する部分に互いに嵌合する係止部
を設けることにより、口部からシール部材が外れること
を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す部分断面図であ
る。
【図2】外キャップを取り付ける状態を示す部分断面図
である。
【図3】第2の実施例の構成を示す部分断面図である。
【図4】トナー容器をトナー補給ユニットに取り付けた
状態を示す側面図である。
【図5】トナー容器の口部のバリを示す斜視図である。
【図6】トナー容器の口部をトナー補給ユニットの平ゴ
ムシールに挿入した状態を示す断面図である。
【符号の説明】 1;トナー容器、2;口部、4;トナー補給ユニット、
6;平ゴムシール、7;バリ、9;シール部材、91;
保持部、92;つば。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像装置にトナーを補給するトナー容器
    において、 トナーを補給する口部に外周面をシール面とするつば付
    きの円筒状のシール部材を圧入したことを特徴とするト
    ナー容器。
  2. 【請求項2】 上記シール部材のつばの外径とトナーを
    補給する口部の外径をほぼ同じにする請求項1記載のト
    ナー容器。
  3. 【請求項3】 上記シール部材のつばの外周面にパーテ
    ィングラインを形成しない請求項1又は2記載のトナー
    容器。
  4. 【請求項4】 上記トナーを補給する口部の内周面とシ
    ール部材の口部に圧入する部分に互いに嵌合する係止部
    を設けた請求項1,2又は3記載のトナー容器。
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