JP2002148923A - トナー容器 - Google Patents

トナー容器

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JP2002148923A
JP2002148923A JP2000347699A JP2000347699A JP2002148923A JP 2002148923 A JP2002148923 A JP 2002148923A JP 2000347699 A JP2000347699 A JP 2000347699A JP 2000347699 A JP2000347699 A JP 2000347699A JP 2002148923 A JP2002148923 A JP 2002148923A
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mouth
toner container
toner
sealed
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JP2000347699A
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Tsunetaro Koide
恒太郎 小出
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】口部のシール性を高め、口部をシールするキャ
ップを容易に取り外すことができるとともに取り外した
キャップを口部に容易に押し込んで確実に密閉する。 【解決手段】口部2に圧入さて密封するキャップ3に、
外径が僅かに異なる第1の嵌合面31と第2の嵌合面3
2を設け、トナーを充填したトナー容器1の口部2をキ
ャップ3で密封するときと、使用済みのトナー容器1の
口部2をキャップ3で密閉するときで、異なる嵌合面に
より口部2を密封し、使用済みのトナー容器1の口部2
に画像形成装置の現像装置に設けたキャップ開閉手段で
キャップ3で容易に圧入して、トナー容器1の口部を確
実に密封し、操作時や運搬中にキャップ3が外れること
を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子写真
方式の複写機やプリンタ,ファクシミリ等に使用する乾
式トナーや湿式トナー等を収納するトナー容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機等の画像
形成装置においては、感光体に形成された静電潜像にト
ナーを現像装置で付着させて可視化している。この現像
装置に補給するトナーを収納するために、例えば特開平
9−96959号公報に示すように、種々のトナー容器
が使用されている。このトナーを貯蔵したトナー容器を
保管中や運搬中に、トナー容器からトナーが外部に漏れ
ることを防止するために、例えば図11(a)に示すよ
うに、トナー容器1の口部2に外周面が嵌合する内キャ
ップ3を口部2に圧入して密閉している。そしてトナー
容器1の口部2を現像装置のトナー補給ユニット4に装
着したときに、図11(b)に示すように、内キャップ
3を現像装置に設けたキャップ開閉手段5で掴み、図1
1(c)に示すように、内キャップ3を一定距離だけ移
動してトナー容器1の口部2を開口し、トナー容器1内
のトナー6を現像装置に供給する。現像装置に所定量の
トナーを供給したトナー容器1は残留しているトナーが
外部に漏れることを防止するため、図11(d)に示す
ように、口部2に内キャップ3を取り付けて口部2を密
封してから現像装置から取り外すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにトナー容
器1を現像装置のトナー補給ユニット4に装着して内キ
ャップ3を取り外すときは、キャップ開閉手段5で内キ
ャップ3を引き抜けばよいから、十分な引抜力で内キャ
ップ3を口部2から取り外せるが、トナーを供給した使
用済みのトナー容器1の口部2を内キャップ3で閉じる
ために、現像装置に設けたキャップ開閉手段5で内キャ
ップ3を口部2に嵌め込むときに、キャップ開閉手段5
の機構上、内キャップ3を口部2に押し込む押圧力は一
定以下、例えば1〜3kgf以下の力にしなけれならない
という制約がある。一方、トナー容器1側で内キャップ
3が外れる力は一定の力、例えば0.3〜0.5kgf以上の力
がないとシール性が悪くなるとともにトナー容器1を操
作しているときに内キャップ3の外れが生じてしまうと
いう制約がある。また、内キャップ3をトナー容器1の
口部2に圧入してシール性と引抜力を保持しているが、
口部2と内キャップ3に温度による経時変化が生じ、内
キャップ3の引抜力が低下してしまう。このような2つ
の制約と引抜力の低下の防止を、トナー容器1の口部2
に外周面全体が嵌合する内キャップ3の従来のシール構
造とトナー容器1と内キャップ3の材質では満足するこ
とは非常に困難であった。
【0004】この発明は係る短所を改善して、口部のシ
ール性を高め、口部をシールするキャップを容易に取り
外すことができるとともに取り外したキャップを口部に
容易に押し込んで確実に密閉することができるトナー容
器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るトナー容
器は、電子写真方式の画像形成装置の現像装置にトナー
を供給するトナー容器において、トナーを供給する口部
に圧入されて密封するキャップに、外径が僅かに異なる
第1の嵌合面と第2の嵌合面を設け、トナーを充填した
トナー容器の口部をキャップで密封するときと、使用済
みのトナー容器の口部をキャップで密閉するときとで異
なる嵌合面により口部を密封することを特徴とする。
【0006】上記キャップの第1の嵌合面の外径を第2
の嵌合面の外径より大きくし、その差を0.2〜0.4mmと
し、第1の嵌合部の外径と口部の内径との差を0.2〜0.6
mmになるように形成すると良い。
【0007】また、キャップの第1の嵌合面と第2の嵌
合面の先端部に微小高さのリブを設けたり、キャップの
第1の嵌合面と第2の嵌合面と接触する口部の内周面
に、微小高さのリブを設けることが望ましい。
【0008】この発明に係る第2のトナー容器は、充填
したトナーを供給する口部の内周面に、内径が僅かに異
なる第1のシール面と第2のシール面を設け、トナーを
充填したトナー容器の口部をキャップで密封するとき
と、使用済みのトナー容器の口部をキャップで密閉する
ときとで異なるシール面により口部を密封することを特
徴とする。
【0009】上記口部の第1のシール面の内径を第2の
シール面の内径より小さくし、その差を0.2〜0.4mmと
し、第1のシール面の内径とキャップの嵌合面の外径の
内径との差を0.2〜0.6mmになるように形成すると良
い。
【0010】この発明に係る第3のトナー容器は、充填
したトナーを供給する口部の開口端に一定角度の傾斜面
を設け、トナーを充填したトナー容器の口部をキャップ
で密封するときと、使用済みのトナー容器の口部をキャ
ップで密封するときとで口部の内周面とキャップの接触
位置を変えることを特徴とする。
【0011】この発明に係る第4のトナー容器は、充填
したトナーを供給する口部に圧入されて密封するキャッ
プの嵌合面をテーパ面で形成し、トナーを充填したトナ
ー容器の口部をキャップで密封するときと、使用済みの
トナー容器の口部をキャップで密閉するときとで口部の
内周面とキャップの接触位置を変えることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】電子写真方式を使用した複写機や
プリンタの感光体に形成された潜像を可視化する現像装
置にトナーを補給するトナー容器の口部は一定内径Dの
円筒状に形成されている。この口部に圧入されてトナー
容器を密閉する内キャップは外径がD1の第1の嵌合部
と、第1の嵌合部の外径D1より僅かに小さい外径D2
を有する第2の嵌合部とを有し、ある程度弾性を有する
合成樹脂で形成されている。この内キャップの第1の嵌
合部の外径D1と第2の嵌合部の外径D2との差ΔDi
=(D1−D2)は0.2〜0.4mmに形成され、第1の嵌
合部の外径D1と口部の内径Dとの差ΔD=(D1−
D)である第1の嵌合部の口部に対する圧入量が0.2〜
0.6mmになるように形成されている。
【0013】このトナー容器にトナーを充填して内キャ
ップで口部を密封するとき、内キャップの第1の嵌合部
が口部に挿入されるように内キャップを口部2に圧入す
る。このように内キャップの第1の嵌合部で口部を密封
するときに、第1の嵌合部の口部2に対する圧入量が0.
2〜0.6mmであるから、内キャップの初期嵌合力を1〜
3kgfにすることができる。また、トナー容器の口部を
内キャップで密封した状態で長期間使用せずに保存し
て、トナー容器の口部と内キャップに経時変化や温度に
よるクリープが生じて嵌合力が低下しても0.3〜0.8kgf
の嵌合力を確保することができ、トナー容器の口部を確
実に密封して、操作時に内キャップが外れることを防ぐ
ことができる。
【0014】この内キャップで口部を密閉したトナー容
器を複写機等の現像装置に取り付け、現像装置に設けら
れたキャップ開閉手段で内キャップを開栓して内部のト
ナーを現像装置に供給し、所定量のトナーを現像装置に
供給した後に、キャップ開閉手段でトナー容器の口部を
密封するときに、口部に対する内キャップの嵌合力が初
期嵌合力である1〜3kgfの場合、キャップ開閉手段で
内キャップを口部に圧入することは、複写機の機構上か
ら困難である。この場合は、内キャップの第2の嵌合部
を口部に圧入して密封する。このように内キャップの第
2の嵌合部で口部を密封した場合、第2の嵌合部の外径
D2は第1の嵌合部の外径D1より小さく、その差ΔD
iが0.2〜0.4mmに形成されているから、口部に対する
嵌合力を0.3〜1kgf程度に低減することができ、キャッ
プ開閉手段で内キャップを口部に容易に圧入して口部を
密封することができる。また、内キャップの第2の嵌合
部を口部に0.3〜1kgf程度の嵌合力で圧入するから、ト
ナー容器の口部を確実に密封して、操作時や運搬中に内
キャップが外れることを防ぐことができる。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す断面
図である。図に示すように、電子写真方式を使用した複
写機やプリンタの感光体に形成された潜像を可視化する
現像装置にトナーを補給するトナー容器1の口部2は一
定内径Dの円筒状に形成されている。このトナー容器1
は、寸法精度が良い合成樹脂、例えばポリエチレンテレ
フタレート(PET)やポリカーボネート(PC)で形
成されている。この口部2に圧入されてトナー容器1を
密閉する内キャップ3は外径がD1の第1の嵌合部31
と、第1の嵌合部31の外径D1より僅かに小さい外径
D2を有する第2の嵌合部32とを有し、ある程度弾性
を有する合成樹脂、例えばポリプロピレン(PP)や低
密度ポリエチレン(LDPE)で形成されている。この
内キャップ3の第1の嵌合部31の外径D1と第2の嵌
合部32の外径D2との差ΔDi=(D1−D2)は0.
2〜0.4mmに形成され、第1の嵌合部31の外径D1と
口部2の内径Dとの差ΔD=(D1−D)である第1の
嵌合部31の口部2に対する圧入量が0.2〜0.6mmにな
るように形成されている。このように内キャップ3の口
部2に対する圧入量を規制するとき、内キャップ3はあ
る程度弾性を有するポリプロピレン(PP)や低密度ポ
リエチレン(LDPE)で形成されているため、寸法精
度を高精度にすることは困難であるが、トナー容器1を
寸法精度が良いポリエチレンテレフタレート(PET)
やポリカーボネート(PC)で形成することにより、口
部2の内径Dを精度良く形成することができ,第1の嵌
合部31の口部2に対する圧入量を0.2〜0.6mmにする
ことができる。
【0016】このトナー容器1にトナーを充填して内キ
ャップ3で口部2を密封するとき、図2(a)に示すよ
うに、内キャップ3の第1の嵌合部31が口部2に挿入
されるように内キャップ3を口部2に圧入する。このよ
うに内キャップ3の第1の嵌合部31で口部2を密封す
るときに、第1の嵌合部31の口部2に対する圧入量が
0.2〜0.6mmであるから、内キャップ3の初期嵌合力を
1〜3kgfにすることができる。また、トナー容器1の
口部2を内キャップ3で密封した状態で長期間使用せず
に保存して、トナー容器1の口部2と内キャップ3に経
時変化や温度によるクリープが生じて嵌合力が低下して
も0.3〜0.8kgfの嵌合力を確保することができ、トナー
容器1の口部2を確実に密封して、操作時に内キャップ
3が外れることを防ぐことができる。この内キャップ3
で口部2を密閉したトナー容器1を複写機等の現像装置
に取り付け、図2(b)に示すように、現像装置に設け
られたキャップ開閉手段で内キャップ3を開栓して内部
のトナーを現像装置に供給するときに、キャップ開閉手
段で内キャップ3を容易に開栓することができる。
【0017】この内キャップ3を開栓したトナー容器1
から所定量のトナーを現像装置に供給した後に、キャッ
プ開閉手段でトナー容器1の口部2を密封するときに、
口部2に対する内キャップ3の嵌合力が初期嵌合力であ
る1〜3kgfの場合、キャップ開閉手段で内キャップ3
を口部2に圧入することは、複写機の機構上から困難で
ある。この場合は、図2(c)に示すように、内キャッ
プ3の第2の嵌合部32を口部2に圧入して口部2を密
封する。このように内キャップ3の第2の嵌合部32で
口部2を密封した場合、第2の嵌合部32の外径D2は
第1の嵌合部31の外径D1より小さく、その差ΔDi
が0.2〜0.4mmに形成されているから、口部2に対する
嵌合力0.3〜1kgf程度に低減することができ、キャップ
開閉手段で内キャップ3を口部2に容易に圧入して口部
2を密封することができる。また、内キャップ3の第2
の嵌合部32を口部2に0.3〜1kgf程度の嵌合力で圧入
するから、トナー容器1の口部2を確実に密封して、操
作時や運搬中に内キャップ3が外れることを防ぐことが
できる。また、現像装置にトナー容器1を取り付けて、
内部のトナーを供給しているときに、経時変化や温度変
化の影響によりる口部2の弾力が低下した場合は、内キ
ャップ3の第1の嵌合部31を口部2に圧入して口部2
を密封すれば良い。この場合、口部2の弾力が低下する
ことにより、内キャップ3の第1の嵌合部31の口部2
に対する嵌合力が小さくなるから、キャップ開閉手段で
容易に圧入することができる。
【0018】上記実施例は内キャップ3の第1の嵌合部
31又は第2の嵌合部32の外周面をトナー容器1の口
部2の内周面に圧接して口部2を密封する場合について
説明したが、図3(a)に示すように、内キャップ3の
第1の嵌合部31と第2の嵌合部32の先端部に高さ0.
1〜0.4mmのリブ33を設けたり、あるいは図3(b)
に示すように、口部2の内周面に高さ0.1〜0.4mmのリ
ブ21を設けることにより、内キャップ3を口部2に線
接触させて密封することができ、口部2のシール性を向
上することができる。
【0019】また、上記各実施例は内キャップ3をある
程度弾性を有するポリプロピレン(PP)や低密度ポリ
エチレン(LDPE)で形成した場合について説明した
が、硬度が70〜100のエラストマーで形成することによ
り、内キャップ3の弾性をより高めることができ、口部
2との密着性を高めてシール性をより向上させることが
できる。
【0020】上記各実施例は内キャップ3に第1の嵌合
部31と第2の嵌合部32を設けて口部2とのシール面
を2段にした場合について説明したが、図4の断面図に
示すように、内キャップ3の嵌合面には段差を設けず
に、トナー容器1の口部2に内径Dの第1のシール面2
2と、第1のシール面22の内径Dより僅かに大きい内
径D3の第2のシール面23を設け、第1のシール面2
2の内径Dと第2のシール面23の内径D3との差ΔD
j=(D3−D)を0.2〜0.4mmに形成し、第1のシー
ル面22の内径Dと内キャップ3の嵌合面の外径D4と
の差ΔD=(D4−D)を0.2〜0.6mmになるように形
成しても良い。そしてトナー容器1にトナーを充填して
内キャップ3で口部2を密封するとき、図5(a)に示
すように、口部2の第1のシール面22に内キャップ3
の嵌合面を密着してシールし、トナーを使用した後は、
口部2の第2のシール面23に内キャップ3の嵌合面を
密着させてシールすることにより、上記実施例と同様
に、現像装置のキャップ開閉手段で内キャップ3を口部
2から容易に開閉できるとともに、口部2との密着性を
高めてシール性をより向上させることができる。また、
図6の断面図に示すように、口部2の第1のシール面2
2の端部に面取り部24を設けることにより、トナーを
使用した後の口部2のシール性をより向上することがで
きる。
【0021】また、図7の断面図に示すように、口部2
の開口端の内周面に一定角度の傾斜面25を設け、図8
(a)に示すように、トナーを充填したトナー容器1の
口部2を内キャップ3で密封するときと、図8(b)に
示すように、使用済みのトナー容器1の口部2を内キャ
ップ3で密閉するときの、口部2の内周面と内キャップ
3の接触位置を変えることにより、現像装置のキャップ
開閉手段で内キャップ3を口部2から容易に開閉できる
とともに、口部2との密着性を高めてシール性をより向
上させることができる。
【0022】さらに、図9の断面図に示すように、内キ
ャップ3の嵌合面をテーパ面34で形成し、トナーを充
填したトナー容器1の口部2を内キャップ3で密封する
ときこは、図10(a)に示すように、内キャップ3の
テーパ面34を口部2の内周面であるシール面に密着さ
せて口部2を密封し、使用済みのトナー容器1の口部2
を内キャップ3で密封するときは、図10(b)に示す
ように、口部2の開口端と内キャップ3のテーパ面34
を接触させて内キャップ3を密封するようにしても良
い。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、口部に
圧入さて密封するキャップに、外径が僅かに異なる第1
の嵌合面と第2の嵌合面を設け、トナーを充填したトナ
ー容器の口部をキャップで密封するときと、使用済みの
トナー容器の口部をキャップで密閉するときで、異なる
嵌合面により口部を密封するようにしたから、トナーを
充填したトナー容器の口部をキャップで密封するとき
と、使用済みのトナー容器の口部をキャップで密封する
ときでキャップの口部に対する嵌合力を変えることがで
き、使用済みのトナー容器の口部に画像形成装置の現像
装置に設けたキャップ開閉手段でキャップで容易に圧入
することができ、トナー容器の口部を確実に密封して、
操作時や運搬中に内キャップが外れることを防ぐことが
できる。
【0024】また、キャップの第1の嵌合面の外径を第
2の嵌合面の外径より大きくし、その差を0.2〜0.4mm
とし、第1の嵌合部の外径と口部の内径との差を0.2〜
0.6mmになるように形成し、トナーを充填したトナー
容器の口部をキャップで密封するときは、第1の嵌合面
をトナー容器の口部のシール面に接触させることによ
り、キャップの初期嵌合力を1〜3kgfにすることがで
きるとともに、トナー容器の口部をキャップで密封した
状態で長期間使用せずに保存して、トナー容器の口部と
キャップに経時変化や温度によるクリープが生じて嵌合
力が低下しても0.3〜0.8kgfの嵌合力を確保することが
でき、トナー容器の口部を確実に密封して、運搬時や操
作時にキャップが外れることを防ぐことができる。
【0025】また、使用済みのトナー容器の口部をキャ
ップで密閉するとき、第2の嵌合面をトナー容器の口部
のシール面に接触させることにより、キャップの口部に
対する嵌合力を0.3〜1kgf程度に低減することができ、
複写機等の画像形成装置の現像装置のキャップ開閉手段
でキャップを口部に容易に圧入して密封することができ
る。また、キャップの第2の嵌合部を口部に0.3〜1kgf
程度の嵌合力で圧入するから、トナー容器の口部を確実
に密封して、操作時や運搬中にキャップが外れることを
防ぐことができる。
【0026】さらに、キャップの第1の嵌合面と第2の
嵌合面の先端部に微小高さのリブを設けり、キャップの
第1の嵌合面と第2の嵌合面と接触する口部の内周面
に、微小高さのリブを設けることにより、キャップを口
部に線接触させて密封することができ、口部のシール性
を向上することができる。
【0027】また、口部の内周面に、内径が僅かに異な
る第1のシール面と第2のシール面を設け、トナーを充
填したトナー容器の口部をキャップで密封するときと、
使用済みのトナー容器の口部をキャップで密閉するとき
に、異なるシール面により口部を密封することにより、
トナーを充填したトナー容器の口部をキャップで密封す
るときと、使用済みのトナー容器の口部をキャップで密
封するときでキャップの口部に対する嵌合力を変えるこ
とができ、使用済みのトナー容器の口部に画像形成装置
の現像装置に設けたキャップ開閉手段でキャップで容易
に圧入することができ、トナー容器の口部を確実に密封
して、操作時や運搬中にキャップが外れることを防ぐこ
とができる。
【0028】さらに、口部の第1のシール面の内径を第
2のシール面の内径より小さくし、その差を0.2〜0.4m
mとし、第1のシール面の内径とキャップの嵌合面の外
径の内径との差を0.2〜0.6mmになるように形成するこ
とにより、キャップの初期嵌合力を1〜3kgfにするこ
とができるとともに、トナー容器の口部をキャップで密
封した状態で長期間使用せずに保存して、トナー容器の
口部とキャップに経時変化や温度によるクリープが生じ
て嵌合力が低下しても0.3〜0.8kgfの嵌合力を確保する
ことができ、トナー容器の口部を確実に密封して、運搬
時や操作時にキャップが外れることを防ぐことができ
る。
【0029】また、口部の開口端に一定角度の傾斜面を
設け、トナーを充填したトナー容器の口部をキャップで
密封するときと、使用済みのトナー容器の口部をキャッ
プで密閉するときの、口部の内周面とキャップの接触位
置を変えたり、口部に圧入さて密封するキャップの嵌合
面をテーパ面で形成し、トナーを充填したトナー容器の
口部をキャップで密封するときと、使用済みのトナー容
器の口部をキャップで密閉するときの、口部の内周面と
キャップの接触位置を変えることにより、トナーを充填
したトナー容器の口部をキャップで密封するときと、使
用済みのトナー容器の口部をキャップで密封するときで
キャップの口部に対する嵌合力を変えることができ、使
用済みのトナー容器の口部に画像形成装置の現像装置に
設けたキャップ開閉手段でキャップで容易に圧入するこ
とができ、トナー容器の口部を確実に密封して、操作時
や運搬中に内キャップが外れることを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す断面図である。
【図2】上記実施例の内キャップの開閉動作を示す断面
図である。
【図3】第2の実施例の構成を示す断面図である。
【図4】第3の実施例の構成を示す断面図である。
【図5】第3の実施例の口部をキャップで密封した状態
を示す断面図である。
【図6】第3の実施例の他の口部の構成を示す断面図で
ある。
【図7】第4の実施例の構成を示す断面図である。
【図8】第4の実施例の口部をキャップで密封した状態
を示す断面図である。
【図9】第5の実施例の構成を示す断面図である。
【図10】第5の実施例の口部をキャップで密封した状
態を示す断面図である。
【図11】従来例の構成と口部の開閉動作を示す断面図
である。
【符号の説明】
1;トナー容器、2;口部、3;内キャップ、31;第
1の嵌合部、32;第2の嵌合部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式の画像形成装置の現像装置
    にトナーを供給するトナー容器において、 充填したトナーを供給する口部に圧入されて密封するキ
    ャップに、外径が僅かに異なる第1の嵌合面と第2の嵌
    合面を設け、トナーを充填したトナー容器の口部をキャ
    ップで密封するときと、使用済みのトナー容器の口部を
    キャップで密閉するときに、異なる嵌合面により口部を
    密封することを特徴とするトナー容器。
  2. 【請求項2】 上記キャップの第1の嵌合面の外径を第
    2の嵌合面の外径より大きくし、その差を0.2〜0.4mm
    とし、第1の嵌合部の外径と口部の内径との差を0.2〜
    0.6mmになるように形成した請求項1記載のトナー容
    器。
  3. 【請求項3】 上記キャップの第1の嵌合面と第2の嵌
    合面の先端部に微小高さのリブを設けた請求項1又は2
    記載のトナー容器。
  4. 【請求項4】 上記キャップの第1の嵌合面と第2の嵌
    合面と接触する口部の内周面に、微小高さのリブを設け
    た請求項1又は2記載のトナー容器。
  5. 【請求項5】 電子写真方式の画像形成装置の現像装置
    にトナーを供給するトナー容器において、 充填したトナーを供給する口部の内周面に、内径が僅か
    に異なる第1のシール面と第2のシール面を設け、トナ
    ーを充填したトナー容器の口部をキャップで密封すると
    きと、使用済みのトナー容器の口部をキャップで密閉す
    るときに、異なるシール面により口部を密封することを
    特徴とするトナー容器。
  6. 【請求項6】 上記口部の第1のシール面の内径を第2
    のシール面の内径より小さくし、その差を0.2〜0.4mm
    とし、第1のシール面の内径とキャップの嵌合面の外径
    の内径との差を0.2〜0.6mmになるように形成した請求
    項5記載のトナー容器。
  7. 【請求項7】 電子写真方式の画像形成装置の現像装置
    にトナーを供給するトナー容器において、 充填したトナーを供給する口部の開口端に一定角度の傾
    斜面を設け、トナーを充填したトナー容器の口部をキャ
    ップで密封するときと、使用済みのトナー容器の口部を
    キャップで密閉するときとで口部の内周面とキャップの
    接触位置を変えることを特徴とするトナー容器。
  8. 【請求項8】 電子写真方式の画像形成装置の現像装置
    にトナーを供給するトナー容器において、 充填した粉体を供給する口部に圧入されて密封するキャ
    ップの嵌合面をテーパ面で形成し、トナーを充填したト
    ナー容器の口部をキャップで密封するときと、使用済み
    のトナー容器の口部をキャップで密閉するときとで口部
    の内周面とキャップの接触位置を変えることを特徴とす
    るトナー容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010069978A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Denso Corp 車両用衝突検知装置
JP2010224385A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Brother Ind Ltd 現像装置
JP2013507300A (ja) * 2009-10-09 2013-03-04 キアゲン クロージャおよびそれを用いる方法

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