JP2013507300A - クロージャおよびそれを用いる方法 - Google Patents

クロージャおよびそれを用いる方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013507300A
JP2013507300A JP2012533128A JP2012533128A JP2013507300A JP 2013507300 A JP2013507300 A JP 2013507300A JP 2012533128 A JP2012533128 A JP 2012533128A JP 2012533128 A JP2012533128 A JP 2012533128A JP 2013507300 A JP2013507300 A JP 2013507300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
closure
lower member
opening
operating member
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012533128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5615370B2 (ja
Inventor
セルフ,ブライアン・オースティン
Original Assignee
キアゲン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キアゲン filed Critical キアゲン
Publication of JP2013507300A publication Critical patent/JP2013507300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5615370B2 publication Critical patent/JP5615370B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D39/00Closures arranged within necks or pouring openings or in discharge apertures, e.g. stoppers
    • B65D39/0005Closures arranged within necks or pouring openings or in discharge apertures, e.g. stoppers made in one piece
    • B65D39/0017Injection-molded plastic closures for "Champagne"- or "Sekt"-type bottles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

操作部材と、操作部材に接続される近接端および近位端から軸方向に沿って離間される遠端を有する下側部材とを有するクロージャ。1つまたは複数のシーリング部材が下側部材から延在する。第1の孔が操作部材を通って下側部材へと軸方向に沿って延在する。第2の孔が軸方向に沿って操作部材へと延在する。第2の孔は第1の孔の周りに配置され、隣接する孔の間に仕切りが設けられる。これらの仕切りは、操作部材の圧縮スティフネスを向上させるように構成される。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
関連出願の相互参照
本出願は、参照によりその開示の全体が本明細書に組み込まれる、2009年10月9日に出願された米国仮特許出願第61/272,603号の優先権を主張するものである。
[0001]本開示は、相補的開口部を密封するためのクロージャを説明する。例示の一実施形態は、挿入または取り外しの際に接触される操作表面を有する操作部材と、耐圧シールを提供する1つまたは複数のシーリング部材と、挿入中にクロージャの位置合わせを容易にする心出し部材とを有する。クロージャは手動でまたは自動システムによって操作され得る。別の態様では、本開示は、手動方法または自動方法であってよい、クロージャを操作する方法を説明する。
[0002]医療検査は、一日に数百さらには数千の患者サンプルを処理する中心的施設で実施されることが多くなっている。これらの検査は、手動で、または、自動システムの補助により実施され得る。医療テストは、しばしば、患者特性を決定するために生体サンプルを処理することを伴う。生体サンプルはしばしば流体内に用意されたりまたは流体として用意されたりすることがあり、または、検査の中間生成物(test intermediate)として流体が生成されることがある。その結果、流体容器およびそれらのクロージャが多くの医療テストの中心的部品となる。
[0003]多くの従来のクロージャは、高スループットでの使用のためには設計されておらず、そのような要求度の高い環境での性能が高くない。性能が低いことにより、汚染による故障が発生する可能性があり、また、アッセイの信頼性が低下する可能性もある。高スループットの自動システムでは、クロージャの問題により、1つの特定のサンプルが損失する可能性があり、さらには、1つの問題のクロージャによりシステムが詰まったり損傷したり汚染されたりした場合に移動中のサンプル全体が被害を受ける可能性がある。したがって、高スループットの自動システムでは、信頼性が高く、例えば破損、詰まり、または、汚染による故障、などの不具合に対して高い耐性を有するようなクロージャが特に必要とされている。
[0004]例えば、従来のプッシュタイプのクロージャは、挿入を可能にするのに十分な力で握持されるときに過度に湾曲する可能性があり、したがって変形しやすく、それによりシールが低品質になり、それにより汚染による故障が起こる可能性がある。変形を防止するように十分な剛性を有し得るクロージャもあるが、このようなクロージャは、全体を通して一様な厚さを有する単一の材料で作られることから(これは、製造には好都合であると想定される)、結果として、一部の事例ではクロージャの挿入部分が過剰な剛性を有する可能性があり、不完全な位置合わせには対応することができず、それによりクロージャが変形したり破損したりし、可能性として汚染による故障に繋がる場合がある。また、多くの従来のプッシュタイプのクロージャは心出しフィーチャまたは位置合わせフィーチャを欠いており、したがって挿入が失敗する頻度および汚染による故障が発生する危険性が増す。
[0005]上記に鑑み、当技術分野では、迅速かつ効率的かつ安定的に操作され得、高スループットの設定での使用において十分に高い信頼性を有して操作され得るような、改善されたクロージャが必要とされる。また、以下の考察は、医療分野の特定の領域での高スループットでの使用を強調するが、本明細書で説明される本発明が一部の事例において個別にまたはまとめて使用され得、さらには、本明細書で説明される用途を超えた医療用途および検査用途またはさらには医療分野外の医療用途および検査用途を有し得ることが容易に理解され得る。
[0006]本開示は、集合的または種々の組合せで使用され得るあるいは単独で使用され得る複数の発明を提供する。以下の概要はそれらの発明のいくつかの実施例を提供しており、特許請求される本発明を一切限定しない。
[0007]例示の一態様では、本開示は相補的開口部を密封するためのクロージャを提供する。このクロージャは、操作部材と、操作部材に接続される近接端および近位端から軸方向に沿って離間される遠端を有する下側部材とを有する。1つまたは複数のシーリング部材が下側部材から延在する。第1の孔が操作部材を通って下側部材へと軸方向に沿って延在する。第2の孔が軸方向に沿って操作部材へと延在する。第2の孔は第1の孔の周りに配置され、隣接する孔の間に仕切りが設けられる。これらの仕切りは、操作部材の圧縮スティフネス(compression stiffness)を向上させるように構成される。
[0008]別の例示の態様では、本開示は、クロージャを設置するまたは取り外すための機械および方法を提供する。別の態様では、本開示は、一部の実施形態においてクロージャと共に使用され得るクロージャおよびフィーチャの種々の別の実施形態を提供する。
[0009]図1Aは、剛性の操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材とを含む例示のプッシュタイプのクロージャを示す等角図である。[0010]図1Bは、試験管内に設置されて示される図1Aのクロージャを示す側面図である。図1Cは、試験管内に設置されて示される図1Aのクロージャを示す切断側面図である。 [0011]図1Aに示されるクロージャに類似するが1つのシーリング部材を有するプッシュタイプのクロージャを示す切断側面図である。 図1Aに示されるクロージャに類似するが3つのシーリング部材を有するプッシュタイプのクロージャを示す切断側面図である。 [0012]図4Aは、図1に示されるクロージャに類似し、孔フィーチャを有する例示のプッシュタイプのクロージャを示す等角図である。図4Bは、図1に示されるクロージャに類似し、孔フィーチャを有する例示のプッシュタイプのクロージャを示す側面図である。 [0013]図5Aは、剛性の操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材と、位置合わせフィーチャとを含む別の例示のプッシュタイプのクロージャを示す等角図である。[0014]図5Bは、試験管内に設置されて示される図5Aのクロージャを示す側面図である。図5Cは、試験管内に設置されて示される図5Aのクロージャを示す切断側面図である。[0015]図5Dは、位置合わせピンと位置合わせフィーチャとの相互作用を示している、図5Aのクロージャを示す切断側面図である。 [0016]図6Aは、剛性の操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材と、ロックとを含む別の例示のプッシュタイプのクロージャを示す側面図である。図6Bは、剛性の操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材と、ロックとを含む別の例示のプッシュタイプのクロージャを示す切断側面図である。 [0017]剛性の孔付き操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材とを含む別の例示のプッシュタイプのクロージャを示す側面図である。 剛性の孔付き操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材とを含む別の例示のプッシュタイプのクロージャを示す切断側面図である。 剛性の孔付き操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材とを含む別の例示のプッシュタイプのクロージャを示す上面図である。 剛性の孔付き操作部材と、心出し部材と、2つのシーリング部材とを含む別の例示のプッシュタイプのクロージャを示す等角図である。 [0018]図5に示されるクロージャに類似のクロージャを操作するように適合される例示のグリッパを示す切断側面図である。
[0019]以下で説明される実施形態は、概して、1つまたは複数の剛性の操作部材と、心出し部材と、1つまたは複数のシーリング部材と、1つまたは複数の位置合わせフィーチャとを含むクロージャに関する。これらのクロージャは自動での操作および手動での操作において優れた性能を発揮する。上述したように、多くの従来のクロージャは、不十分な剛性(使用時に変形する)、過度な剛性(挿入時の位置ずれに対応できない)、および別の欠点により、要求度の高い環境での使用に十分な信頼性を有さない。これらの問題に対処するために、本開示は、剛性の操作部材、位置ずれを防止することができるフィーチャ、および/または、挿入時に位置ずれを修正することができるフィーチャを含む(これらのフィーチャの実施例は後でさらに詳細に説明される)。
[0020]定義
[0021]クロージャの「操作」は、クロージャを相補的開口部内に挿入することまたは相補的な開口部からクロージャを取り外すこと、さらには、クロージャを相補的な開口部内に挿入するまたは相補的開口部からクロージャを取り外す前または後でクロージャを保持することを意味する。
[0022]「相補的開口部」は、開口部を部分的にまたは完全に閉鎖するためにクロージャが中に挿入され得る開口部を意味する。クロージャが1つまたは複数のシーリング部材を有する場合、一部の実施形態では、相補的な開口部は、挿入時にシーリング部材によって接触される1つまたは複数の表面を有する開口部であってよく、それにより一部の実施形態では耐圧シールが形成され得る。
[0023]「耐圧シール」は、クロージャが相補的開口部内に挿入されたときに形成されるシールを意味し、このシールは、開口部を通って流体(液体または気体)が通過するのを防止することができる。耐圧シールは、一部の実施形態では、シールに対して維持され得る圧力の量を参照することによりさらに具体化され得、例えば103kPa(15psi)の耐圧シールは、流体が103kPa(15psi)で加圧されるときの圧力に耐えるシールを意味する。特定の流体を参照して複数の耐圧値(pressure−resistance value)が規定されてよい。耐圧シールの文脈では、示される圧力は通常はゲージ圧力であり、すなわち周囲圧力を基準に示される。
[0024]「接触表面」は操作時にクロージャに接触する表面を意味する。例示の接触表面には、自動グリッパ、手動操作グリッパ、クロージャを操作するための別の手動操作工具、または、操作者の表面(例えば、人間または動物の操作者の指、手、指関節、親指、歯など)が含まれる。1つの例示の工具は、クロージャの下面または側面に接触するように適合される接触表面と、クロージャを取り外す力を加えるための支点と、機械的利点を有する任意選択のレバーとを有し、上記のレバーは、一部の実施形態では、開口部を画定する構造を有する。
[0025]クロージャに言及する場合、例えば「上側」、「中間」および「下側」などの相対的な空間を意味する用語は、クロージャを1つの特定の方向から見た場合の相対的位置を示しているものとして理解され、ここでは、クロージャの挿入はクロージャの上側部分から下側部分の方向で実施される(例えば、図4Bに示されるような方向)。しかし、クロージャがこのような方向で使用されることのみに限定されず、操作時または使用時に任意の絶対的な向き(absolute orientation)を有し得ることを理解されたい。同様に、「長さ」または「高さ」という用語は、クロージャを開口部内に挿入するときの方向に平行な線に沿って測定される寸法を意味しており、「幅」という用語は、クロージャを開口部内に挿入するときの方向に対して垂直な線に沿って測定される寸法を意味する。「前方」および「後方」という用語は、示される図においてそれぞれそのページから出る方向およびそのページに入る方向を意味する。コロナル平面または断面、サジタル平面または断面、および横断面(transverse plane)または横断断面(transverse section)も同様に、この向きに対する標準的な意味を有する。長手方向平面または断面は、一部の事例では、概して、横断面に対して垂直な任意の平面または断面を意味する。クロージャの「軸」は開口部内に完全に挿入されたクロージャを基準にして定義され、挿入方向に平行でありかつ開口部の平坦な断面の対称軸と同一線上の線を意味する(回転軸またはN回軸、ここではNは1より大きい正の整数)。対称軸が存在しない場合、この線は、挿入方向に平行でありかつ開口部の平坦な断面の図心を通過しており、ここでは、開口部の平坦な断面は挿入方向に対して垂直であり、開口部の壁と交差することにより閉鎖された形状を形成する最も高い平坦な断面である。「近位」および「遠位」はそれぞれ軸に向かう方向または軸から離れる方向を意味する。
[0026]特に定義しない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、当業者によって一般的に理解される意味と同じ意味を有する。矛盾が生じる場合、定義を含めた本明細書の意味が優先される。さらに、文脈で他に必要とされない限り、単数形の用語は複数も含み、複数形の用語は単数も含む。以下では例示の方法および材料が説明されるが、本明細書で説明される方法および材料に類似するまたはそれらと同等の方法および材料も本発明を実施または試験するのに使用され得る。
[0027]以下の実施例は本発明の態様および実施形態を示すためにさらにはそれらの理解を補助するために提示される。これらの実施例はいかなる意味でも本発明の範囲を限定するものとして解釈されない。
[0028]ここで図1A〜1Cを参照すると、第1の例示の実施形態において、一部の実施形態において開口部152を有する容器150を閉鎖するのに使用され得るクロージャ100が提示されている。クロージャ100は、斜視図(図1A)、開口部内に挿入された後の側面図(図1B)、および、開口部内に挿入された後の切断図(図1C)で示される。一部の実施形態では試験管の開口部を含んでよい開口部は、例えば約12mmから約16mmの間といったような任意の適当なサイズを有してよい。第1の例示のクロージャ100は、操作部材102と、心出し部材104と、下側部材112から延在する2つのシーリング部材110とを有する。クロージャ100は、一部の実施形態では、ポリエチレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、または別の重合体で形成される。例示の実施形態では、操作部材102は中実の(孔を有さない)構造を有し、それにより十分な剛性が得られ、一部の実施形態において、目でわかるくらいにクロージャ100を変形させることなくさらには操作部材102とクロージャの残りの部分との間の空間的関係を変化させることなく、その側壁を握持したり開口部の中に押し込んだり開口部から引抜いたりすることが可能となる。クロージャ100を容器150内に挿入することは、ショルダ103と開口部152とが接触することによって止められる。心出し部材104はテーパ表面106および切断された先端部108を有する。クロージャ100が挿入されるときに誤って位置合わせされた場合、位置ずれの程度が大きくない場合は、テーパ表面106または切断された先端部108が容器150の内壁154に接触してクロージャを適切に位置合わせするように誘導する。心出し部材104は一部の実施形態では垂直方向からの角度が90度未満であるテーパ表面を画定していてよく、この角度は垂直方向に対して例えば約45度から約85度に間である。心出し部材104は、開口部よりわずかに細いが、各シーリング部材110を開口部152に接触させるには十分な広さを有し、得られる接触力は、位置合わせをさらに改善する傾向を有する。
[0029]シーリング部材110は、任意の適当な形状およびサイズを有してよい。一実施形態では、シーリング部材110は、実施形態によっては、環状リングの形態の下側部材112から外に、シーリング部材の実質的に一様な厚さの約5倍から約15倍の間の長さだけ突出していてよい。この平均距離は一部の実施形態では約5mmから約15mmの間であってよい。シーリング部材110の厚さは別の実施形態では約0.5mmから約2.0mmの間であってよい。一部の実施形態の各シーリング部材110の厚さは以下の式により最小の挿入力Fに関連付けられる:
F=[E{(D−d)/D}][PIT]fs
ここでは、Eはシーリング部材の材料の弾性率であり、Dはシーリング部材の直径であり、dは開口部の直径であり、Tは実質的に一様な厚さであり、fsはクロージャと相補的開口部の内壁との間の静止摩擦係数である。これらの変数の値は一部の実施形態では、力Fが約10Nになるように、選択されてよい。一部の実施形態では、クロージャを挿入したり取り外したりするのに必要となる最小の力は実施形態によっては約2Nから約20Nまたは約40Nの間であってよい。
[0030]挿入時、2つのシーリング部材110が、流体を容器内に閉じ込めておくことができる耐圧シールを提供する。各シーリング部材110は、一部の実施形態では、何度も使用されるのに十分なシールを個別に提供することができ、したがって、2つのシーリング部材110が存在することで多重性が得られ、一方のシーリング部材が損傷していたり欠陥を有したりしていても閉じ込めが保証される。2つのシーリング部材110はまた、クロージャ軸に沿って離間された2つの箇所において容器150に接触することにより、容器内でクロージャ100が確実に垂直に向くように補助する。
[0031]操作部材102は、操作のために十分な力で接触されるときに変形および歪みに抵抗するのに十分な剛性を有する。例えば、操作部材およびクロージャ100の残りの部分は一部の実施形態では1つの材料から成形されて形成されてよく、ここでは、操作部材は、操作部材が横方向に圧縮される場合に測定して約0.2GPaから約3.0GPaの間の弾性率を有する。歪みに抵抗することにより、クロージャは操作部材102とクロージャの残りの部分との間の空間的関係を一定に維持し、操作全体を通してクロージャの形状がより一定に維持される。この剛性は、使用中にこの剛性がないと起こる可能性がある、位置ずれ、挿入力または取り外し力の増加、あるいは所望のシールを形成できないことなど、望ましくない挙動を軽減するかまたは完全に排除する。
[0032]上述の例示の実施形態に加えて、操作部材を有するクロージャの別の実施形態および構成も想定される。例えば、別の実施形態では、操作部材の表面は垂直であったり、水平であったり、他の向きを有したり、または、上述の向きの組合せを有したりしていてよく、あるいは複数の向きを有する表面であってもよい。例えば、クロージャは、一部の実施形態では、クロージャが完全に挿入されているときにクロージャを取り外すのを可能にするために下方から握持または接触され得るショルダまたはアンダーカットと、一部の実施形態において挿入時に接触され得る上側表面と、クロージャの挿入時および取り外し時に握持され得る側表面または角度付き表面と、それらの任意に組合せとを有する。
[0033]クロージャを開口部内に挿入する際またはクロージャを開口部から取り外す際、シーリング部材110は一部の実施形態では締まり嵌めを形成するために圧縮され得るおよび/または撓むことでき、それにより一部の実施形態ではシーリング部材110が概して円錐台形または波形になる。別の実施形態では、例示のシーリング部材110はテーパ角または抜き勾配を有してよく、または、図1Cに示されるようにクロージャの軸に対して垂直に延在していてもよい。例示の実施形態では、シーリング部材110の長さおよび厚さは、挿入時にクロージャを心出しするのを促進するためにシーリング部材に十分な柔軟性をもたらすように、選択される。
[0034]上述の例示に実施形態に加えて、ショルダを有さないクロージャの別の実施形態および構成も想定される。例えば、ショルダと容器とを接触させることによりクロージャの挿入を止めるのではなく、クロージャは、挿入を止めるフィーチャを一切有さなくてもよい。別法として、クロージャは一部の実施形態では、挿入方向に沿って広くなっていく上側部分を有し、したがって、挿入は干渉および摩擦によって止められる。
[0035]上述の例示の実施形態に加えて、心出し部材104を有するクロージャの別の実施形態および構成も想定される。例えば、心出し部材104は一部の実施形態では、ある程度鋭利なテーパを有する。より鋭利なテーパは心出し力を増大させる傾向があり、それによってより迅速な挿入が促進されるが、これは心出し部材の全長を増加させる可能性もあり、それにより容器内の使用可能な容量が減少する可能性があり、閉じ込められている液体にクロージャが接触する可能性が増し、また、片手で開けるのをクロージャが妨げる可能性が増す。心出し部材は一部の例では切断された端部または切断されていない端部を有していてよい。切断された端部が存在する場合、切断された端部は、円形、平坦、凹形、凸形などを含めた、任意の所望のテーパまたは形状であってよい。切断された端部はテーパ表面の幅を減少させることから、一部の実施形態では位置ずれの許容量が減少する可能性があるが、切断された端部が凸形または円形である場合、一部の実施形態では不整合の許容度の損失をある程度緩和することができる。円形または凸形の端部は先端部のところに液体が蓄積しやすくなる傾向があり、落下するくらいに十分なサイズの液滴を形成させやすく、それにより一部の実施形態では、クロージャが取り外される前またはクロージャが取り外されるときに液体を落下させて容器内に戻して汚染を防止することが可能となるが、別の実施形態では切断された端部は平坦または凹形である場合があり、それらは落下を妨げる傾向にあり、一部の実施形態では、使用状況によっては汚染の危険性を軽減することができる。
[0036]上述の例示の実施形態に加えて、別の断面形状を有するクロージャも想定される。クロージャの複数の部分は、一部の実施形態では、個別に径方向において対称であるか、N回対称軸を中心に対称であるか(Nは1より大きい正の整数)、または、非対称であってよい。例えば、心出しフィーチャおよびシーリング部材が概して開口部の形状に適合していても、操作部材は開口部の形状に適合する必要はない。クロージャは一部の実施形態では、任意の断面形状を有する開口部と共に使用されるよう適合され得る。非常に多くの形状が容易に想定され、非限定の実施例には、円形、長円形、別の円形形状、正方形、三角形、長方形、別の正多角形または不規則な多角形(任意選択で丸みある角部を有する)、あるいは、別の任意の閉じた凸形状または閉じた凹形状が含まれる。
[0037]次に図2を参照すると、第2の例示の実施形態において、図1のクロージャに類似のクロージャ200が提示されており、単一のシーリング部材210のみが含まれている。
[0038]次に図3を参照すると、第3の例示の実施形態において、図1および2のクロージャに類似のクロージャ300が提示されており、3つのシーリング部材310が含まれる。
[0039]上述の例示の実施形態に加えて、シーリング部材を有するクロージャの別の実施形態および構成も想定される。例えば、1つまたは複数のシーリング部材は、一部の実施形態では心出しに寄与することができ、それにより、心出し部材が十分な位置合わせを提供し、それによって、シーリング部材が開口部に接触することができ、その結果、クロージャを適切に位置合わせするようにさらに誘導する傾向にある接触力が得られる。心出しにさらに寄与するために、シーリング部材は一部の実施形態では食い違い状の幅を有することができ、広い部材の前に狭い心出し部材が開口部に入ることにより、クロージャが挿入されるときに心出しが段階的に進行される。一部の実施形態では1つまたは複数のシーリング部材がクロージャを定位置に誘導するのを補助するために種々の形状であってよく、また一部の実施形態では容器150に対して実際にシールを形成するとは限らないことも想定される。さらに、別法として、シーリング部材のうちの1つ、一部またはすべてが、部分的なシールを形成してもよく(すなわち、このシールでは、クロージャと容器との間の空間の一部分のみが閉鎖される)、その代わり、これらの部分的なシールの集合体により、あるいは、操作部材の基部に配置される例えばガスケットまたはoリングといったような補助シールにより、適切なシールが形成され得る。
[0040]次に図4を参照すると、第4の例示の実施形態において、図1〜3のクロージャに類似の、操作部材402と、心出し部材404と、下側部材412とを有するクロージャ400が提示されている。このクロージャは斜視図(図4A)および側面図(図4B)で示されている。図に示されるように、クロージャ400は横方向に延在する孔406を有するように形成されており、孔406はクロージャの軸に対して垂直に延在する。これらの孔は、プラスチックまたは別の材料からクロージャ400を成形するのを容易にするために設けられており、この工程は、しばしば、この部分全体を通して壁の厚さを概して一様にすることによって容易になる。示されるクロージャ400は一部の実施形態では単一部品として射出成形されることによって製造され得、成形物を形成する壁の厚さは一部の実施形態では約0.794mm(1/32インチ)から約2.54mm(1/10インチ)の間の範囲であってよい。この部分は、孔を有さないように形成され得るが、一部の実施形態では、鋳型を通る異なる流量、差異的な冷却、および部品の膨張または収縮を考慮するための余地が必要となる可能性がある。横方向に延在する孔406を使用することにより、この部分を概して一様な厚さの壁のラチスとして製造することが可能となり、さらには、目でわかるくらいにクロージャ400を変形させることなくさらには操作部材402とクロージャの残りの部分との間の空間的関係を変化させることなく、操作部材402を形成する側壁を握持したり開口部の中に押し込んだり開口部から引き出したりするのを可能にするために、十分な剛性がもたらされる。
[0041]上述の例示の実施形態に加えて、孔付きの要素を有するクロージャの別の実施形態および構成も想定される。一般に、クロージャの一部分の構造が、一部分を形成する鋳型(part−forming mold)上の突出部または「中子」の周りに形成される1つまたは複数の壁を有する場合に、孔付きの要素が存在する。最終的な構造内に孔を形成し、重量および材料の使用量を減らしながら非孔付きの構造の強度および剛性をほぼ維持するために、コアリングが使用されてよい。コアリングは、一部の例において、クロージャの壁の厚さをより一様にすることにより製造コストを下げることができる。孔を追加することにより(コアリングまたは別の製造手法により)、一部の実施形態では、クロージャの質量も減少させることができり、それにより可能性として操作の容易さおよび速度を向上させることができ、さらには、材料のコストおよび積込み重量を減少させることができる。クロージャの一部分が閉じ込められた液体に接触する可能性があることから、孔付きのフィーチャを使用することにより液体がクロージャに付着しやすくなる。クロージャが取り外されると、一部の例では、付着している液体が落下したり、飛び散ったり、流れたりする可能性があり、またそれ以外でも、クロージャの外側の所望されない箇所に付着する可能性もあり、それにより作業領域のコンテインメント(work area containment)が汚染されたり、相互汚染が起きたり、キャリーオーバーが発生したりする可能性がある。これらの潜在的な問題を防止するために、例示の実施形態では、閉じ込められた液体に接触する可能性があるクロージャの複数の部分が孔を有さず、または別法として、一部の実施形態では、コアリングが垂直の方向のみに(すなわち、クロージャの軸に沿って)壁を有することができ、したがって、容器が、閉じこめられた液体の上方でクロージャが垂直に方向付けられるように、方向付けられる場合、液体がクロージャの底部へと流れて容器へと落下しやすくなる。
[0042]次に図5を参照すると、第5の実施形態において、一部の実施形態において開口部552を有する容器550を閉じるのに使用され得るクロージャ500が提示されている。クロージャ500は、斜視図(図5A)、開口部内に挿入された後の側面図(図5B)、開口部内に挿入された後の切断図(図5C)、および、位置合わせフィーチャを用いた使用を示す図(図5D)で示されている。第5の例示のクロージャ500は、操作部材502と、心出し部材504と、2つのシーリング部材510と、位置合わせフィーチャ514とを有する。上の実施形態と同様に、下側部材512が操作部材502のところの近位端から位置合わせフィーチャ514のところにある遠位端まで延在する。クロージャ500は、一部の実施形態では、例えば、ポリエチレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、あるいは、別の重合体または材料で形成されてよい。例示の実施形態では、操作部材502は、示される位置合わせフィーチャ514を除いて、十分な剛性をもたらす中実の(孔を有さない)構造を有し、その剛性によって、一部の例においては、目でわかるくらいにクロージャ500を変形させることなく、さらには操作部材502とクロージャの残りの部分との間の空間的関係を変化させることなく、側壁を握持したり開口部の中に押し込んだり開口部から引き出したりすることができる。クロージャ500を容器550内に挿入することは、ショルダ503と開口部552とが接触することによって止められる。クロージャが完全に挿入されると、ショルダ503が開口部552を越えて突出し、取り外し中に下方から接触され得るようになる。操作部材502の垂直方向の厚さは、クロージャ500が開口部552内に完全に挿入されているときにクロージャ500の質量中心が開口部552より下にくるように、選択され、それにより安定性が向上する。例えば、操作部材502は、一部の実施形態では、1.5mmより大きいまたは3.0mmより大きい垂直方向の厚さを有してよい。心出し部材504はテーパ表面506および切断された先端部508を有する。クロージャ500が挿入されるときに誤って位置合わせされた場合、位置ずれの程度が大きくない場合は、テーパ表面506または切断された先端部508が容器550の内壁554に接触してクロージャを適切に位置合わせするように誘導する。心出し部材504は開口部よりわずかに細いが、少なくとも一番下のシーリング部材510を開口部552に接触させるように誘導することができるくらいには十分に広く、得られる接触力は位置合わせをさらに改善するような傾向にある。挿入時、2つのシーリング部材510が、流体を容器内に閉じ込めておくことができる耐圧シールを形成する。各シーリング部材510は一部の実施形態では何度も使用されるのに十分なシールを個別に形成することができ、したがって、2つのシーリング部材510が存在することで多重性が得られ、一方のシーリング部材が損傷していたり欠陥を有したりしていても閉じ込めが保証される。2つのシーリング部材510はまた、容器550内でクロージャ500を垂直の向きに維持するのを補助する。
[0043]例示の位置合わせフィーチャ514は操作部材502内を延在する孔であり、これはまた、一部の実施形態では下側部材512内を延在してもよい。位置合わせピン570が位置合わせフィーチャ514内に嵌挿され、この位置合わせピン570は、クロージャ500を取り外したりクロージャ500を容器550内に挿入したりするときに使用されるグリッパ(この図には示されない)に対するクロージャ500の向きおよび位置を維持するのを補助する。位置合わせピン570は、位置合わせフィーチャ514とは異なるテーパを有するテーパ572を有する。代替の実施形態では、位置合わせピン570のテーパ572は実施形態によっては位置合わせフィーチャ514のテーパと同じであってよい。位置合わせピン570のテーパ先端部574は、一部の実施形態では、中に完全に挿入されているときに位置合わせフィーチャ514の底部516に接触することができ、適切な位置合わせを確実に行うのを補助する。
[0044]上述の例示の実施形態では、別の材料または2つ以上の材料で作られるクロージャの別の実施形態および構成も想定される。例えば、クロージャの内部構造は比較的硬い材料で作られてよく、より柔らかくより適応性のある材料が外側に被覆されてよい。
[0045]クロージャ500の質量分布は、開口部内に挿入されているときにクロージャの質量中心が開口部の頂部の下にくるように、分布される。この質量分布は、使用時に振動および移動による小さい動きの効果を打ち消すことにより、開口部内でのクロージャの安定性に寄与することができる。
[0046]上述の例示の実施形態に加えて、位置合わせフィーチャを有するクロージャの別の実施形態および構成も想定される。例えば、位置合わせフィーチャは、一部の実施形態では、クロージャの操作表面上に配置されて操作時に位置合わせの調整性を向上させる構造的フィーチャ(突出部、凹部、および、それらの組合せを有する)を有することができる。位置合わせフィーチャはまた、操作時に必ずしも接触されない1つまたは複数の検出可能なフィーチャを有してもよく、これらには、光学的、電磁的または音響的に検出可能なフィーチャが含まれ、これらを検出することにより、クロージャの位置および/または向きに関するフィードバックが得られる。位置合わせフィーチャは、一部の実施形態では、手動キャップ操作または自動キャップ操作で使用され得る。例えば、位置合わせフィーチャは、一部の実施形態では、例えば、クロージャを操作するための自動グリッパや、手動グリッパまたは別の手動工具や、操作者の表面(例えば、人間または動物の操作者の指、手、指関節、親指、足の指、歯など)といったような、接触表面に対して相補的となるように適合されるキャップの外側表面に配置される1つまたは複数の隆起表面または窪み表面を有する。本文脈の「相補的」は、操作時に位置合わせフィーチャの一部分が接触表面の一部分に接触され、この接触がクロージャを特定の向きに維持する傾向にある、ことを意味する。位置合わせフィーチャは、一部の実施形態では、位置合わせおよび操作の両方を促進するという二重の役割を有してよい。例えば、位置合わせフィーチャは、一部の実施形態では、押込み式の接触を実現したり、スリップの可能性を軽減したり、またはそれ以外では、クロージャとの接触の信頼性および安定性を向上させたりすることができる垂直方向の表面の構造的フィーチャを有する。
[0047]次に図6を参照すると、第6の例示の実施形態において、図1〜3のクロージャに類似の、係止フィーチャをさらに含むクロージャ600が提示されている。オーバーハング620がスロット622を画定する。係止突出部656が容器650に取り付けられる。クロージャの挿入時、クロージャ600がスロット622の開口部624を用いて係止突出部656を方向付けるために旋回される。挿入が進行すると、クロージャ600が回転され、それにより係止突出部656がスロット622に沿って移動して凹部626内に落下し、それによりクロージャ600が容器650上に係止される。取り外し時、クロージャ600はねじれて、さらには任意選択で下方向に押し込まれ、係止突出部656が凹部626から出て、スロット622から出るように移動できるようになり、そのとき同時にクロージャ600がねじれて容器650から引抜かれる。容器650内へのクロージャ600の挿入は、ショルダ603と開口部652とが接触することによって止められる。
[0048]次に図7を参照すると、第7の例示の実施形態において、一部の実施形態において開口部を有する容器を閉じるのに使用され得るクロージャ700が提示されている。クロージャ700は、側面図(図7A)、切断図(図7B)、上面図(図7C)および斜視図(図7D)で示される。第7の例示のクロージャ700は、操作部材702と、心出し部材704と、2つのシーリング部材710と、下側部材712と、位置合わせフィーチャ714とを有する。クロージャ700は、一部の実施形態では、ポリエチレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポロプロピレン、または別の重合体で形成されてよい。例示の実施形態では、操作部材702は十分な剛性を有し、それにより、一部の実施形態において、目でわかるくらいにクロージャ700を変形させることなくさらには操作部材702とクロージャの残りの部分との間の空間的関係を変化させることなく、操作部材702の壁を握持したり開口部の中に押し込んだり開口部から引抜いたりすることが可能となる。
[0049]図7に示されるように、操作部材702は、一部の実施形態では、位置合わせフィーチャ714を囲むまたはそれに隣接する孔730を有してよい。図4Aおよび4Bに関して説明した孔とは異なり、これらの孔730は一部の実施形態ではクロージャの軸に沿って位置合わせされ得る。孔730は、一部の実施形態では、使用される操作部材の剛性および機能を損なわせることなく、大部分の厚さを増すこと回避して装置全体の質量を減少させて成形を容易にすることができる。例えば、孔730は、一部の実施形態では、隣接する孔の間に、径方向に延在する仕切り732を有してよく、この仕切り732は、操作部材702が圧縮力(すなわち、操作部材702の外周から概して内側に向かう力)により握持されるときにそれ以外の場合で起こり得るような径方向への撓みを軽減したりそのような撓みに抵抗したりするのを補助するために、操作部材702の圧縮スティフネスを向上させる。このようにスティフネスが向上することにより、クロージャ700を何度も取り外したり再挿入したりすることが容易になると考えられ、これは特に、クロージャ700によって閉じられている容器の中身が自動システム内で処理される場合に有効である。図7Bに示されるように、操作部材702は一部の実施形態では、下側部材712に接続される第1の面と第1の面の反対側の第2の面との間の垂直方向の寸法tを有し、この寸法tは、下側部材712の外側表面と位置合わせ孔714との間の壁の厚さtより実質的に大きい。操作部材702内に孔730を使用することにより、鋳型の大きさを過度に変更することが軽減され、このような構成を容易にすることができる。
[0050]クロージャ700を容器内に挿入することは、ショルダ703と容器の開口部とが接触することによって止められる。クロージャが完全に挿入されると、一部の実施形態ではショルダ503が開口部を越えて突出し、取り外し中に下方から接触され得るようになる。操作部材702の垂直方向の厚さは、クロージャ700が開口部内に完全に挿入されているときにクロージャ700の質量中心が開口部より下にくるように、選択され、それにより安定性が向上する。心出し部材704はテーパ表面706および切断された先端部708を有する。クロージャ700が挿入されるときに誤って位置合わせされた場合、位置ずれの程度が大きくない場合は、テーパ表面706または切断された先端部708が容器の内壁に接触してクロージャを適切に位置合わせするように誘導する。心出し部材704は、一部の実施形態では、開口部よりわずかに細くてよいが、各シーリング部材710を開口部に接触させるように誘導することができるくらいに十分に広くてよく、得られる接触力は位置合わせをさらに改善するような傾向にある。2つのシーリング部材110は食い違い状の直径を有し、下側のシーリング部材は上側のシーリング部材より約0.4%小さい直径を有し、それにより、クロージャが挿入されるときにシーリング部材110が順番にクロージャに接触することから、心出しが段階的に改善される。挿入時、2つのシーリング部材710が、流体を容器内に閉じ込めておくことができる耐圧シールを形成する。各シーリング部材710は何度も使用されるのに十分なシールを個別に形成することができ、したがって、2つのシーリング部材710が存在することで多重性が得られ、一方のシーリング部材が損傷していたり欠陥を有したりしていても閉じ込めが保証される。2つのシーリング部材710はまた、容器内でクロージャ700が確実に垂直に向くように補助する。
[0051]位置合わせフィーチャ714は、操作部材702内を延在しさらに一部の実施形態では下側部材712内を延在してよい孔を有する。例示の実施形態では、位置合わせフィーチャ714は、操作部材702の全域を通って延在し、さらに下側部材712を通って延長して心出し部材704内で終端する。示されるように、位置合わせフィーチャの形状は一部の実施形態では下側部材712の外壁および心出し部材704の外壁に概して適合していてよく、したがって、種々のフィーチャは概して一様な厚さを有する壁を形成する。位置合わせピン(図示ぜず)が位置合わせフィーチャ714内に嵌挿され得、それにより、クロージャ700を取り外したりクロージャ700を容器内に挿入したりするときに使用されるグリッパ(この図には示されない)に対するクロージャ700の向きおよび位置を維持することが補助される。位置合わせピンは、位置合わせフィーチャ514より細いテーパを有してよい。位置合わせピンの先端部は中に完全に挿入されているときに位置合わせフィーチャ514の底部516に接触することができ、適切な位置合わせを補助することができる。位置合わせピンはまた、一部の実施形態では、取り付け作業および取り外し作業中にクロージャ700を支持したりクロージャ700に強度を付加したりするのを補助する。
[0052]これらのクロージャまたは別のクロージャを操作する方法も想定される。クロージャは、一部の実施形態では、手動で操作されたり、自動システム内で操作されたり、または、工具または部分的なオートメーションの補助により操作され得る。例えば、例示の実施形態は一部の実施形態では片手で手動で開けられ得る。開口部内に挿入されているクロージャの部分が十分に短い場合、一部の実施形態では、(例えば、親指を使用したり、別の表面に接触させたりして)容器を握持してクロージャの中心に向かって押圧することで、片手での取り外しが可能となる。別法として、クロージャが、完全に挿入されているときに下から接触され得る「ショルダ」または別の表面を有する場合、一部の実施形態では、同時にクロージャの中心に向かって上方向に押圧することで、片手での取り外しが可能となる。別の方法がこれらの手法の組合せを提供し、ここでは、操作者は最初にクロージャの中心に向かって押圧し、それにより一部分が解放されて下側表面が露出されるようになり、操作者はさらにこの表面をクロージャの中心に向かって上方向に押す。別の方法は、親指と人差し指とでクロージャを摘んで上方向に引っ張りながら3つの指で容器を保持するステップを伴う(さらに、任意選択で、最初に側方に押すことでクロージャを緩めるステップを伴う)。クロージャは一部の実施形態では挿入時および/または取り出し時にねじられ得、これは一部の実施形態では手動での操作時または自動操作時に実施され得る。このような方法は、一部の実施形態では、操作時にクロージャがある程度自由に回転することできる場合に(通常は、回転対称性により)、使用され得る。ねじれ運動を使用することにより、必要となる力を減少させて取り外しを容易にすることができる。理論的に限定する意図はないが、ねじれ動作はクロージャと容器との間の静止摩擦に打ち勝つことができ、それにより、挿入または取り外しには、運動摩擦に打ち勝つのに十分な挿入方向または取り外し方向の力のみが必要になると考えられる。さらに、摩擦を減らすことにより、シーリング部材(存在する場合)が操作時に変形しにくくなり、したがって操作に対して抵抗しにくくなることが見込まれる。
[0053]次に図8を参照すると、上述のクロージャに類似のクロージャを操作することができるグリッパの例示の実施形態が提示されている。グリッパ880は、位置合わせピン870と、2つのジョー886と、突出部882とを有する。操作時、グリッパ880は複数の箇所でクロージャ800に接触し、プレッサ表面888が操作部材802の上側表面に接触し、ジョー886が操作部材802の側面を圧縮し、突出部882がショルダ803の下側表面に接触し、位置合わせピン870が位置合わせフィーチャ814の内側に接触する。ジョー886は、グリッパ880がクロージャ800を握持したり解放したりするのを可能にするために、開いたり閉じたりする。さらに、位置合わせピン870が任意選択でグリッパ内に引込み可能であるか、または、定位置に固定される。位置合わせピン870は位置合わせフィーチャ814内に嵌挿され、グリッパ880に対するクロージャ800の向きおよび位置を維持するのを補助する。位置合わせピン870は、位置合わせフィーチャ814とは異なるテーパを有するテーパ872を有する。代替の実施形態では、位置合わせピン870のテーパ872は一部の実施形態では位置合わせフィーチャ814のテーパと同じであってよい。中に完全に挿入されている場合、位置合わせピン870のテーパ先端部874(図示される実施形態では切断されている)が位置合わせフィーチャ814の底部816に接触し、適切な位置合わせを確実にするのを補助する。クロージャ800を容器850から取り外すとき、ショルダ803の下側表面を通してさらには操作部材802の側面を通してグリッパからクロージャへと力が伝達される。クロージャ800を容器850内に挿入するとき、操作部材802の上側表面を通してさらには操作部材802の側面を通してプレッサ表面888からクロージャへと力が伝達される。
[0054]本明細書で説明されるクロージャ、グリッパおよび方法は、一部の実施形態では、サンプル処理システムで使用されるように統合され得る。例えば、一部の実施形態において、自動システムがこれらのクロージャ、グリッパまたは方法を使用することができ、ここでは、入力サンプル容器、出力サンプル容器、および/または、入力処理と出力処置との間の中間サンプル容器が存在する。一実施例では、サンプルは、損傷しているまたは自動システムに適合していないクロージャを有する容器内に入れられるが、このような場合、サンプルは、一部の実施形態では、本発明の一実施形態のクロージャによって後で閉じられる容器に移されてよい。このようなシステムの例が、2009年10月9日に出願された「AUTOMATED ASSAY AND SYSTEM」と題される米国特許出願第12/588,304号(代理人整理番号74708.000401)、および、2009年10月9日に出願された「Open Platform Automated Sample Processing System」と題される米国特許出願第12/588,306号(代理人整理番号74708.001001)で説明されており、これらの各々は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
[0055]上述の実施形態が単に例示であり、本明細書に示される教示に照らして当業者には別の実施形態が明らかであることを理解されたい。例えば、上述の実施形態は医療検査で使用されるクロージャおよび方法を説明しているが、これらのクロージャおよび方法が一部の実施形態において別の処理で使用されるように修正され得ることは明白である。別の例としては、一部の実施形態において、相補的開口部を画定する構造(例えば、試験管)にクロージャを結合させるリンク要素が用意されてよく、それにより、クロージャが、開口部から外されている場合でも試験管に取り付けられた状態を維持する。一部の実施形態では、リンク手段として、可撓性および/またはヒンジ要素が使用され得る。本開示を考慮して、さらには、本発明の実施において、当業者には別の変形形態も明らかである。

Claims (26)

  1. 操作部材と、
    前記操作部材に接続される近位端、および、前記近位端から軸方向に沿って離間される遠位端を有する下側部材と、
    前記下側部材から延在する1つまたは複数のシーリング部材と、
    前記軸方向に沿って、前記操作部材を通って前記下側部材へと延在する第1の孔と、
    前記軸方向に沿って前記操作部材へと延在する複数の第2の孔であって、前記第1の孔の周りに配置される、複数の第2の孔と、
    隣接する第2の孔の間にある複数の仕切りであって、前記操作部材の圧縮スティフネスを向上させるように構成される、複数の仕切りと
    を有するクロージャ。
  2. 前記下側部材が、前記下側部材の外側表面と前記第1の孔との間にいくらかの壁の厚さを有し、前記操作部材が、前記下側部材に接続される第1の面と前記第1の面の反対側の第2の面との間に垂直方向の寸法を有し、前記垂直方向の寸法が前記壁の厚さより実質的に大きい、請求項1に記載のクロージャ。
  3. 前記操作部材が、前記下側部材に接続される第1の面と前記第1の面の反対側の第2の面との間に垂直方向の寸法を有し、前記垂直方向の寸法が1.5mmより大きい、請求項1に記載のクロージャ。
  4. 前記操作部材が前記下側部材に接続される第1の面と前記第1の面の反対側の第2の面との間に垂直方向の寸法を有し、前記垂直方向の寸法が3.0mmより大きい、請求項1に記載のクロージャ。
  5. 前記操作部材が、前記軸方向に対して垂直な方向に圧縮される場合に約0.2GPaから約3.0GPaの間の弾性率を有する、請求項1に記載のクロージャ。
  6. 前記1つまたは複数のシーリング部材のうちの少なくとも1つが実質的に一様な厚さを有する、請求項1に記載のクロージャ。
  7. 前記実質的に一様な厚さが約0.5mmから約2.0mmの間である、請求項6に記載のクロージャ。
  8. 前記シーリング部材が前記下側部材から延在する平均距離が前記実質的に一様な厚さの約5倍から約15倍の間である、請求項6に記載のクロージャ。
  9. 前記シーリング部材が前記下側部材から延在する平均距離が約5mmから約15mmの間である、請求項7に記載のクロージャ。
  10. 前記1つまたは複数のシーリング部材が前記軸方向に対して垂直に延在する、請求項1に記載のクロージャ。
  11. 前記1つまたは複数のシーリング部材が、前記下側部材から延在する環状リングを有する、請求項1に記載のクロージャ。
  12. 中に形成される相補的開口部を有する試験管をさらに有する、請求項1に記載のクロージャ。
  13. 前記1つまたは複数のシーリング部材が前記相補的開口部の内壁に接触するように適合され、それにより、前記下側部材が前記相補的開口部内に挿入されるときに耐圧シールが形成される、請求項12に記載のクロージャ。
  14. 前記操作部材が、前記下側部材が前記相補的開口部内に完全に挿入されているときに前記相補的開口部の端部に当接されるショルダを有する、請求項12に記載のクロージャ。
  15. 前記相補的開口部が約12mmから約16mmの間の直径を有する、請求項12に記載のクロージャ。
  16. 前記下側部材を前記相補的開口部内に挿入したり取り外したりするのに必要となる力が約2Nから約20Nの間である、請求項12に記載のクロージャ。
  17. 前記下側部材を前記相補的開口部内に挿入したり取り外したりするのに必要となる力が約2Nから約40Nの間である、請求項12に記載のクロージャ。
  18. 前記下側部材の前記遠位端から前記軸方向に延在する心出し部材をさらに有する、請求項1に記載のクロージャ。
  19. 前記テーパ表面が前記軸方向に対して約45度から約85度の間の角度を有する、請求項18に記載のクロージャ。
  20. 前記第1の孔が前記心出し部材内を延在する、請求項18に記載のクロージャ。
  21. 前記第1の孔が前記心出し部材内を延在し、また、前記下側部材および前記心出し部材の形状に近い形状を有し、それにより、前記下側部材および前記心出し部材がほぼ一様な壁の厚さを有するようになる、請求項18に記載のクロージャ。
  22. 前記第1の孔が、関連する処理機械上の位置合わせピンを受けるように適合される、請求項1に記載のクロージャ。
  23. 前記クロージャがほぼ一様な厚さを有する壁を有し、それにより、前記クロージャが単一部品として射出成形によって製造されるように適合される、請求項1に記載のクロージャ。
  24. 各壁の厚さが約0.794mm(1/32インチ)から約約2.54mm(1/10インチ)の間である、請求項23に記載のクロージャ。
  25. 前記クロージャが前記下側部材の前記近位端と前記遠位端との間に位置する質量中心を有する、請求項1に記載のクロージャ。
  26. 前記第1の孔が一体成形形態または一体成形部品を有する、請求項22に記載のクロージャ。
JP2012533128A 2009-10-09 2009-11-12 クロージャおよびそれを用いる方法 Expired - Fee Related JP5615370B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US27260309P 2009-10-09 2009-10-09
US61/272,603 2009-10-09
PCT/US2009/064271 WO2011043783A2 (en) 2009-10-09 2009-11-12 Closure and method of using same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013507300A true JP2013507300A (ja) 2013-03-04
JP5615370B2 JP5615370B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=43854004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012533128A Expired - Fee Related JP5615370B2 (ja) 2009-10-09 2009-11-12 クロージャおよびそれを用いる方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20110084045A1 (ja)
EP (1) EP2485958A2 (ja)
JP (1) JP5615370B2 (ja)
AU (1) AU2009353641A1 (ja)
CA (1) CA2777293A1 (ja)
TW (1) TW201113198A (ja)
WO (1) WO2011043783A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013687A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 シロウマサイエンス株式会社 耐圧コック
WO2023089900A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 株式会社日立製作所 チューブ用フランジ付きマルチキャップ

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9908665B2 (en) 2009-12-23 2018-03-06 Daniel L. Garcia Reusable bottle cap having identification means
US8763831B2 (en) * 2009-12-23 2014-07-01 Daniel L. Garcia Reuseable bottle cap having identification means
US9216325B2 (en) 2013-03-14 2015-12-22 Karsten Manufacturing Corporation Shaft plugs for golf clubs and methods to manufacture golf clubs
US20180105330A1 (en) * 2016-10-13 2018-04-19 The Clorox Company Snap cap with deep plug and seal overmold
CN114026026A (zh) * 2019-03-14 2022-02-08 生米公司 用于生物处理或分析的小瓶盖
JP2022086498A (ja) * 2020-11-30 2022-06-09 株式会社エンプラス 容器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001503718A (ja) * 1996-11-12 2001-03-21 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション 万能プラグ
JP2002148923A (ja) * 2000-11-15 2002-05-22 Ricoh Co Ltd トナー容器
JP2004189265A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Teruaki Ito チューブ形検体容器用の栓
JP2006116297A (ja) * 2004-09-21 2006-05-11 Toray Ind Inc 流体ポートの栓体およびこれを具備する医療用具

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2872060A (en) * 1955-11-08 1959-02-03 Brune Herbert Hollow stopper for bottles, tubes or the like, or artificial material, preferably polyethylene
JPS5144191B1 (ja) * 1969-08-04 1976-11-26
FR2115111B1 (ja) * 1970-11-26 1975-09-26 Bouchage Mecanique
US3854617A (en) * 1973-01-08 1974-12-17 Owens Illinois Inc Closure for bottles and jars
US4098422A (en) * 1976-04-20 1978-07-04 Slomski Lawrence J Plastic bottle stopper
DE4318534C2 (de) * 1993-06-03 1996-07-11 United Carr Gmbh Trw Haltedübel
US5474758A (en) * 1993-07-28 1995-12-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Seals for use in an aerosol delivery device
US5513820A (en) * 1993-11-15 1996-05-07 Meyer Plastics, Inc. Core plug apparatus
FI102642B1 (fi) * 1996-06-19 1999-01-15 Orion Yhtymae Oyj Reaktioastian tai vastaavan tulppa
US6068150A (en) * 1999-01-27 2000-05-30 Coulter International Corp. Enclosure cap for multiple piercing
JP4043674B2 (ja) * 1999-11-18 2008-02-06 日東電工株式会社 通気キャップおよびそれを用いた屋外用ランプ,自動車用ランプならびに自動車用電装部品
DE10159804B4 (de) * 2001-12-05 2004-09-16 Eppendorf Ag Deckelgefäß
US7204253B2 (en) * 2003-05-22 2007-04-17 Clarity Corporation Punctum plug
US6975006B2 (en) * 2003-07-25 2005-12-13 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Semiconductor device with modified channel compressive stress
US20060138146A1 (en) * 2004-12-16 2006-06-29 Eastman Kodak Company Moisture proof container

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001503718A (ja) * 1996-11-12 2001-03-21 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション 万能プラグ
JP2002148923A (ja) * 2000-11-15 2002-05-22 Ricoh Co Ltd トナー容器
JP2004189265A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Teruaki Ito チューブ形検体容器用の栓
JP2006116297A (ja) * 2004-09-21 2006-05-11 Toray Ind Inc 流体ポートの栓体およびこれを具備する医療用具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013687A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 シロウマサイエンス株式会社 耐圧コック
WO2023089900A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 株式会社日立製作所 チューブ用フランジ付きマルチキャップ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011043783A2 (en) 2011-04-14
WO2011043783A3 (en) 2016-04-07
TW201113198A (en) 2011-04-16
EP2485958A2 (en) 2012-08-15
US20110084045A1 (en) 2011-04-14
CA2777293A1 (en) 2011-04-14
AU2009353641A1 (en) 2012-05-31
JP5615370B2 (ja) 2014-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5615370B2 (ja) クロージャおよびそれを用いる方法
JP5911433B2 (ja) 弾性材料から射出成形された一体型フラップデバイス
JP5963862B2 (ja) キャップ操作ツール及び使用方法
USRE42606E1 (en) Low insertion force tip/mandrel
AU2014224240B2 (en) Connector cap assembly
JP6271542B2 (ja) ピペットチップ連結用の、ピペット装置のピペット導管の連結構造
JP5554717B2 (ja) バイアルキャップ、管部材および流体移送システム
JP2011508710A (ja) モジュール式コンベアベルト用のモジュール
JP2014506858A (ja) 容器をシールするためのキャップ
JP6486402B2 (ja) 把持ツール、把持システム、および把持部の製造方法
JP5700226B2 (ja) シッピングプラグ
EP2921420B1 (en) Canister for containing an active agent and method for its manufacture
JP2008114877A (ja) ゲートバルブ装置
CN108155536A (zh) 用于相对于接线盒操纵导线的设备和方法
US11553904B2 (en) Cell isolation instrument
KR101354156B1 (ko) 퀵 커넥터
KR20190008217A (ko) 피펫 시스템을 위한 샘플링 원추체의 지지 하우징
KR102161490B1 (ko) 연결용 이중 잠금 장치
CN105815925B (zh) 周转箱安全锁
JP2009239087A (ja) 盲栓
WO2018005000A1 (en) Containers for holding and dispensing stacks of electronic device components
JP2001058694A (ja) ゴム栓

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130930

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140117

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5615370

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees