JP2015013687A - 耐圧コック - Google Patents
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Description
すなわち排出管は、流路と密閉空間の双方に面する小径部と、密閉空間にのみ面する大径部とを有する段付きの円筒状内周面を備えるものとし、回転軸は、外周面が円柱状の回転軸本体と、回転軸本体の先部のハンドル側において円周方向全周に亘って突出するフランジ部とを備えるものとし、シール面部は、排出管の小径部と回転軸本体の先端部との内外周面が密接する第1のシール面部と、排出管の大径部とフランジ部との内外周面が密接する第2のシール面部とを備えることである。
すなわち回転軸本体の先端部の外周面とフランジ部の外周面とが連続する境界面を、フランジ部の外周面側へ向うにつれて徐々に大径となるテーパ形状にしてあることである。
すなわち変換機構部として、レールを排出管の内周面に、スライダーを栓体の弁棒の外周面にそれぞれ備え、弁部は、弁棒の先部の外周面から円周方向全周に亘って突出すると共に、その外周面にはレールを通す凹部を有することである。
すなわちハンドルの底板は、凸リングよりもハンドル本体側に位置することである。
管本体26の内部空間は、入口26cの近傍部分を含む注ぎ口28側の空間、いい換えれば交差点を含む片側の空間である流路26aと、流路26aとは反対側の空間、いい換えれば交差点よりも反対側の密閉空間26b(より詳しく言えば入口26cの近傍部分を含まずに注ぎ口28とは反対側の部分)とに便宜上分けられる。
管本体26の円柱状の内部空間は、より詳しく言えば密閉空間26b側から注ぎ口28側へ向かって段階的に口径が小さくなる段付きの円柱状の空間であって、そのため管本体26は、段付きの円筒状内周面となっている。詳しくは管本体26は、密閉空間26bにのみ面する大径部26hと、流路26aと密閉空間26bの双方、より詳しく言えば流路26aのうち入口26cの近傍部分と密閉空間26bの流路側部分との双方に面する小径部26iと、流路26aのうち注ぎ口28側の最小径部26jとを備えている。ちなみに最小径部26jのうちハンドル3側(小径部26iに対する近傍部分)が流路26aの出口26mであって、最小径部26jと小径部26iとの段差部分が後述の弁座部26nとなる。一方、大径部26hと小径部26iとの段差部分は密閉空間26b側に位置する。そして管本体26の密閉空間26b側の端部にはハンドル3が収容されると共に回転可能に支持される。
また回転軸本体32の先端部の外周面とフランジ部33の外周面とが連続する境界面33aを、フランジ部33の外周面側へ向うにつれて徐々に大径となるテーパ形状にし、第1と第2のシール面部6a,6bとなる部分の真円度を高精度に保つようにしてある。つまりハンドル3の成形時に樹脂のヒケによって、第1と第2のシール面部6a,6bとなる部分の真円度ができるだけ歪まないようにし、シール性を向上させている。
レール8aは管本体26の内周面に円周方向に間隔をあけて2本、より詳しく言えば軸線を中心とする対向箇所に1本ずつ形成されている。
一方、スライダー8bは、弁棒41(弁棒本体41a)の外周面のうち先部(回転軸31から突出している部分)に、より詳しく言えば先部のうち基端部側に形成されている。またスライダー8bは、2つのレール8aに対応させて2つ設けられており、2つのスライダー8b,8bは、弁棒本体41aの円周方向に約180度おきに形成されている。さらに各スライダー8bは、レール8aの両側(軸線を中心とする円周方向両側)から間隙を介して挟む一対の案内片8c,8cから構成されている。つまり一対の案内片8c,8cは、弁棒本体41aの外周面において円周方向に間隔をあけて形成されている。
弁部42は、弁棒41の先部の外周面から円周方向全周に亘って突出している。但し弁部42の外径は、小径部26iの内周面よりも小さくしてあり、それ故弁座部26nと弁部42とが密接している状態において、弁座部26nの外周面と小径部26iの内周面との間には僅かな隙間が形成される。但し、弁部42の外周面全周のうち一部に接触片42bが半径方向外側に突出しており、弁棒41の往復動時に接触片42bが干渉する(乗り越える)張出し部26zが小径部26iの内周面うち出口側に形成されている。より詳しく言えば弁部42が弁座部26nに密接している場合の弁部42に対して、ハンドル3側に隣接する位置における小径部26iの内周面には張出し部26zが半径方向内側に突出して形成されている。また弁部42の外周面には軸線方向から見ると、一対のレール8aを通す一対の凹部42a,42aが窪んで形成されており、弁部42がレール8aに干渉しないようにすると共に、弁部42と弁座部26nとの密接面積を広くしてある。
また弁棒41の先端には短い円筒状の栓部43が軸線方向と平行な方向へ突出している。より詳しく言えば、栓部43は、軸線方向を中心にして同心円状に形成されている。そして栓部43の外径は、先部については先端に向かうにつれて先細りとなるように円弧状に丸く面取りされた寸法であり、栓部43の少なくとも根元部(弁部42側)の外径は、最小径部26jの内周面の出口26mの内径以上に形成されている。従って栓部43が出口26mの内側に突入すると、栓部43と出口26mと内外周面が密接する。
従って流路26aの出口26mを開閉する部分としては、出口26mを直に開閉する部分(出口26mと栓部43)と、出口26mを間接的に開閉する部分(弁座部26nと弁部42の互いの対向面(軸線方向に直交する面)の部分)となる。
流路26aの出口26m側に対する反対側のシール性の確保は、流路26aの出口26mを開いているか、閉じているかに関係なく、密閉空間26b側において排出管25とその中に収容されている回転軸31との内外周面において形成される第1のシール面部6aと第2のシール面部6bとの2か所により行われる。ちなみにハンドル3と栓体4とはネジ部7によって螺合する構造上、回転軸31と弁棒41との内外周面に炭酸液が浸入してくる。しかし回転軸31は回転軸本体32の端部が底板34で塞がれているので、ハンドル本体35の外側に炭酸液が漏れ出ることは無い。また栓体4は、弁棒41(弁棒本体41a)の内部に炭酸液が浸入するが、弁棒本体41aの端部が閉塞板41bで塞がれているので、弁棒本体41aの中から外部に炭酸液が漏れ出ることも無い。
一方、流路26aの出口26m側のシール性の確保は、排出管25の出口26mと栓部43との密接、並びに弁座部26nと弁部42との密接によって行われる。
2 キャップ
21キャップ本体
22外筒
22a雌ネジ
23内筒
24閉鎖板
24a貫通孔
25排出管
26管本体
26a流路
26b密閉空間
26c入口
26h大径部
26i小径部
26j最小径部
26m出口
26n弁座部
26z張出し部
27接合部
28注ぎ口
29変向板
3 ハンドル
31回転軸
32回転軸本体
33フランジ部
33a境界面
34底板
35ハンドル本体
36位置決め鍔
37摘まみ鍔
4 栓体
41弁棒
41a弁棒本体
41b閉塞板
42弁部
42a凹部
42b接触片
43栓部
5 軸受部
5a凸リング
5b凹溝
6 シール面部
6a第1のシール面部
6b第2のシール面部
7 ネジ部
7a雌ネジ部
7b雄ネジ部
8 変換機構部
8aレール
8bスライダー
8c案内片
9 容器本体
9a口部
9b雄ネジ
9c胴部
Claims (5)
- 容器の口部に取り付けるキャップ本体、及びキャップ本体の口径を狭める閉鎖板に形成される貫通孔の貫通方向に対して交差する方向に延長する排出管を有する樹脂製のキャップと、
排出管内において貫通孔の貫通方向に対する交差点よりも片側の密閉空間に収容される円筒状の回転軸、排出管の外部において回転軸を回すハンドル本体、及び回転軸の内部空間をハンドル本体側で閉鎖する底板を有する樹脂製のハンドルと、
回転軸の内部に基端部が収容される弁棒であって排出管内の密閉空間とは反対側の流路に先部が配置される弁棒を有する樹脂製の栓体とを備え、
回転軸を回転可能に支持する軸受部として、排出管の内周面には全周に亘る環状の凹溝を、回転軸の外周面には凹溝に嵌合する環状の凸リングをそれぞれ備え、
弁棒と回転軸の内外周面にはハンドル本体の回転を伝達するネジ部を備え、
ハンドル本体の回転運動を排出管内での弁棒の直線往復運動に変換する変換機構部として、回転軸の軸線方向に対して平行なレールと、レールに沿って移動するスライダーとを、排出管と栓体の弁棒との内外周面に分けて備え、
排出管には流路の出口の内径を狭める弁座部を、栓体の弁棒の先部には弁座部に密接可能な弁部をそれぞれ備え、
軸受部よりも流路側における排出管と回転軸の内外周面には、軸線方向に対して平行な方向に離隔した位置において円周方向全周に亘って密接する複数のシール面部を備えることを特徴とする耐圧コック。 - 排出管は、流路と密閉空間の双方に面する小径部と、密閉空間にのみ面する大径部とを有する段付きの円筒状内周面を備え、
回転軸は、外周面が円柱状の回転軸本体と、回転軸本体の先部のハンドル側において円周方向全周に亘って突出するフランジ部とを備え、
シール面部は、排出管の小径部と回転軸本体の先端部との内外周面が密接する第1のシール面部と、排出管の大径部とフランジ部との内外周面が密接する第2のシール面部とを備えることを特徴とする請求項1記載の耐圧コック。 - 回転軸本体の先端部の外周面とフランジ部の外周面とが連続する境界面を、フランジ部の外周面側へ向うにつれて徐々に大径となるテーパ形状にしてあることを特徴とする請求項2記載の耐圧コック。
- 変換機構部として、レールを排出管の内周面に、スライダーを栓体の弁棒の外周面にそれぞれ備え、
弁部は、弁棒の先部の外周面から円周方向全周に亘って突出すると共に、その外周面にはレールを通す凹部を有することを特徴とする請求項1,2又は3記載の耐圧コック。 - ハンドルの底板は、凸リングよりもハンドル本体側に位置することを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の耐圧コック。
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JPH0577048U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-19 | 凸版印刷株式会社 | 注出コック |
JPH0920397A (ja) * | 1995-07-04 | 1997-01-21 | Toppan Printing Co Ltd | 注出コック |
JP2013507300A (ja) * | 2009-10-09 | 2013-03-04 | キアゲン | クロージャおよびそれを用いる方法 |
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