JP2006116297A - 流体ポートの栓体およびこれを具備する医療用具 - Google Patents

流体ポートの栓体およびこれを具備する医療用具 Download PDF

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Abstract

【課題】打栓及び抜栓が、栓体を押し込むこと、引き抜くことのみで容易であり、打栓時および抜栓時などに流体ポートに直接接触することがなく、かつ、輸送時の振動による衝撃を受けたとき、および、滅菌時や外気の温度変化等によって容器内圧が上昇したときに、栓抜け等により内部流体が漏出することを防止することが可能で、かつ、比較的硬質な材質で構成することが可能な流体ポートの栓体を得ること。
【解決手段】流体ポート6に具備される栓体1であって、頭部2と、円筒部3とを備えており、この円筒部は多段の極薄フィン4を外周に有しており、この極薄フィンの厚みが0.2mm以下であることを特徴とする流体ポートの栓体。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体ポートの栓体およびこれを具備した医療用具に関する。
内部に気体や水、水溶液等の流体が充填された容器、たとえば医療用具、さらにたとえば、白血球除去器、血液成分吸着材、プラズマセパレータ、人工腎臓等は、体液の循環や水、水溶液等の通液のための一個以上の流体ポートを備える。各流体ポートには、滅菌時や輸送時に、内部流体が漏出するのを防止する等の目的で栓体が被冠される。そして、栓体を構成する材質は、柔らかい材質の方が流体ポートに密着させることが出来るため、シリコンなどのゴム弾性体がほとんどであった。図5、図6はその一例であり、栓体は軟質材料で構成されている(それぞれ特許文献1、2参照)。
しかしながら、この場合コストアップに繋がるという問題があった。この問題を解決する方法の一つとして、栓体の材質を比較的硬い樹脂で形成する方法が挙げられる。図7はその一例であり、流体ポート31としての円筒壁32に凸状35a,35bが形成されている(特許文献3参照)。一方、円筒壁32を密封状態に被冠する栓体40には、天板41の裏面に筒状密封体を一体成形すると共に、筒状体42の内周面に、前記凸状35a,35bの侵入部46と、封止のために栓体40を回動したときに侵入部46に侵入した凸状35a,35bが入り込むことのできる凹溝44a,44bが形成されている。この栓体を上方から流体ポートに被冠し、幾分下方に押し付けた状態で栓体を回動することにより、両者間の封止状態が形成され、封止後に、内圧の変動等があっても密封状態はそのまま維持される。
しかしながら、この場合、打栓時に栓体を押し込み、ねじることによって、流体ポート外周面に形成された凸状部が、栓体の内周面に形成された侵入部の凹部に入り込み、密封状態を確保するものである。そのため生産ラインにおいて大量に打栓を行う場合、打栓装置には栓体を押し込む機構だけでなく栓体を回動させる機構をも備える必要があり、生産におけるコストアップは否定できない。また、流体ポートに栓体の内周面に形成された侵入部の凹部に侵入するための凸状部を形成しなければならない、といった問題点を有していた。
実用新案登録第3020188号公報 特開平7−275356号公報 特開2002−172161号公報
本発明は、従来の技術における上述した問題点を解決するもので、安価で比較的硬い樹脂で構成することが可能で、打栓及び抜栓において、栓体を回動させることなく、押し込むことのみで流体ポートと栓体を密封状態にすることが可能であり、滅菌時や輸送時などにおいて容器内圧が上昇したときに、栓抜け等により内部液体が漏出するのを防止することのできる流体ポートの栓体およびそれを用いた医療用具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る栓体は、頭部と、厚みが0.2mm以下である多段の極薄フィンを外周に有する円筒部とを備えており、流体ポートへの挿入時に多段の極薄フィンが流体ポートの内側に押し付けられることで、両者間の封止状態が形成され、封止後に内圧の変動等があっても、密封状態はそのまま維持される。すなわち、流体ポートへの挿入時には、極薄フィンが流体ポート内周に沿って弾性変形し、元の形状に戻ろうとする力を利用して、流体ポートを封止することを特徴とする。
打栓及び抜栓が、栓体を押し込むこと、引き抜くことのみで容易であり、打栓時及び抜栓時などに手などが流体ポートに直接接触することがなく、かつ、輸送時の振動による衝撃を受けたとき、および、滅菌時や外気の温度変化等によって容器内圧が上昇したときに、栓抜け等により内部流体が漏出することを防止することが可能である。
また、栓体の材質の曲げ弾性率が100〜1500MPaの比較的硬質な材質で構成可能であるため、ポリオレフィン樹脂で栓体を構成することが可能であり、大幅なコストダウンを見込むことが可能な流体ポートの栓体を提供することができる。
本発明の流体ポートの栓体は、頭部と、多段の極薄フィンを外周に有している円筒部とを備えている。栓体の曲げ弾性率は、1500MPaを超えると極薄フィンの弾性変形が得られにくくなる傾向があるため、1500MPa以下が好ましい。より好ましくは100MPa以上、1000MPa以下である。本発明による栓体は、射出成形機を用いて容易に成形することができる。そのために好ましい材質としては、ポリオレフィン樹脂が挙げられ、その中でも密封性や成形しやすさおよび低コストであることから、ポリプロピレン、ポリエチレンなどが好ましく用いられる。
頭部の径の大きさは、流体ポートの外径より大なることを条件に任意であるが、より良い操作性を得るためには、または、打栓および抜栓時に流体ポートに手などが接触することを極力避けるためには、流体ポートの外径より10mm以上大なることがより好ましい。
頭部の高さは特に限定されないが、より良い操作性を得るためには、5mm以上が好ましい。また、さらにより良い操作性を得るために、頭部の高さ方向の外周面は、小さな溝を幾重にも備えていることが好ましい。操作性を損なわなければ、頭部の高さ方向の外周面には、空洞部があっても構わない。円筒部の外径は、流体ポートの内径よりも小なることを条件に任意であり、円筒部の長さも、多段の極薄フィンを備えることが可能であることを条件に任意である。
極薄フィンは、流体ポートへの挿入時に、流体ポート内側に沿って弾性変形し、元の形状に戻ろうとする力を利用して、流体ポートを封止するため、厚みは適度な極薄肉であることが必要である。ここで、極薄フィンの厚みとは栓体の円筒部中心軸方向における長さを指すものであり、極薄フィンの長さとは栓体の円筒部中心軸から外周方向における極薄フィンの周端部から円筒部の表面までの長さを指すものである。より具体的には図4のAが極薄フィンの厚み、Bが極薄フィンの長さである。極薄フィンの厚みが0.2mmを超えると、弾性変形が困難になるため、繰り返し使用による封止機能の低下が著しく、また、操作が困難になるため好ましくない。また、0.05mm未満である場合、製作が困難になるため好ましくない。そのため、0.05mm以上、0.2mm以下であることが好ましい。
本発明による栓体が備える極薄フィンの外径(または、極薄フィン部を含んだ円筒部の外径)は流体ポートの内径に応じて適宜設定される。操作性の観点から、流体ポートの内径の1.06倍以上、1.2倍以下が好ましい。すなわち、式で示すと次の式を満たすことが好ましい。
d1=a×D(1.06≦a≦1.2)
d1は極薄フィンの外径、Dは流体ポートの内径を示す。
また、極薄フィンの内径(または、極薄フィン部を含まない円筒部の外径)は、極薄フィンの外径同様、流体ポートの内径に応じて、また、求める封止機能から適宜設定される。操作性の観点から、流体ポートの内径の0.45倍以上、0.96倍以下が好ましい。すなわち、式で示すと次の式を満たすことが好ましい。
d0=b×D(0.45≦b≦0.96)
d0は極薄フィンの内径、Dは流体ポートの内径を示す。
栓体が流体ポートを長期に渡って封止する機能を求められる場合には、フィンの塑性変形、およびクリープを最小限にするために、特に上記bの範囲内で小さい数値を選択するのが好ましい。また、短期間での封止機能が求められる、例えば生産工程での一時的な封止などの長期保管等におけるクリープ特性を問題としない場合には、より高い封止機能効果を得ることが可能になるため、特に上記bの範囲内の大きい数値を選択するのが好ましい。
極薄フィンの段数は、所望の封止機能を充分に得るためには、5段以上が好ましい。また、極薄フィンの段数を5段以上にすることで栓体自体も流体ポートに安定して固定され、不用意に栓体が脱栓することを防止することができ、輸送時などにおいて栓体に不用意かつ予期せぬ衝撃が生じることがあっても、緩み等のリスクを低減することができる。
さらに、多段の極薄フィンを外周に有している円筒部は図1〜図3に例示する如く内部が空洞であることが好ましい。内部を空洞化することで、流体ポート内の圧力上昇によって多段フィンを流体ポートの内周に押し付ける力が働くため、より高い封止機能効果を得ることが可能になる。また栓体製造に用いられる樹脂の量を減らすことでさらなるコストダウンを達成可能となる。
栓体の挿入は、栓体の頭部上面を押せばよく、挿入操作は容易であり、かつ、手などが流体ポートに直接接触することは回避できる。また、抜栓するときは、頭部側面を掴んで、栓体を流体ポートの軸方向に引き上げるだけで、抜栓作業は終了する。その作業は容易であり、かつ、流体ポートに直接接触することも回避できる。
使用状況によって、流体ポートの外周部への手などの接触を完全に避けたい場合には、栓体にカバーを取り付けることも可能である。これによって、流体ポートに直接接触することを一層徹底的に回避することができる。よって本発明による栓体は、特に流体ポート外周に接触することを避けたい医療用具の流体ポートの栓体として、有効に用いることができる。
本発明の栓体が適用される流体ポートとは、白血球除去器、血液成分吸着材、プラズマセパレータ、人工腎臓、人工肝臓、人工肺、血漿分離器、限外濾過器、浄水器等の流体の出入口部分を意味し、かかる流体ポートを有する機器の内部には、注射用蒸留水、イオン交換水、限外濾過水等の水、生理食塩水、緩衝液、輸液、透析液等の塩を含有する水溶液に例示される流体が充填される。これらのうち、人工腎臓、人工肝臓、人工肺等は滅菌されるが、滅菌方法としては、高圧蒸気滅菌、加熱滅菌、放射線滅菌、電子線滅菌等の滅菌方法が用いられる。これらはいずれも加熱を伴い、医療用具内の内圧が内容液体の膨張のため上昇することから高い耐圧気密性が要求されるので、本発明による栓体は特に医療用具の流体ポートの栓体として、有効に用いることができる。
また、本発明における流体ポートの栓体は、例えばISO8637:2004(E)および、EN1283:1996規格の流体ポートに好適に使用できる。このため、医療用具でこの規格の流体ポートを有している人工腎臓に対して、本発明の流体ポートの栓体を具備することが最も好ましい。
以下、図面を参照しながら、本発明による流体ポートの栓体の好ましい実施の形態を説明するが、本発明の栓体はこれらに限定されるものではない。
図1は栓体および流体ポートを拡大して示す図であり、栓体を挿入する前の状態を示している。図2aは、図1の打栓前の状態を側面から見た図である。また、図2bは、打栓後の状態を一部断面により示している。
図1に示す流体ポートの栓体1は頭部2とこの頭部より径の小さい円筒部3が備えられてなる栓体であって、この円筒部はその外周に沿って円筒部と同心円状である多段の極薄フィン4を備えており、この円筒部の内部には空洞部5を有している。
図2aは栓体の流体ポート挿入前の状態の断面図である。この状態から栓体を流体ポート6に挿入すると、図2bのように栓体に備えられている極薄フィンが、流体ポートの内周にそって弾性変形を行い、その極薄フィンの変形後に元の形状に戻ろうとする力によって極薄フィンが流体ポート内周に押し付けられることから流体ポートの封止が完成する。図2cは変形後の極薄フィンの拡大図である。
本発明の栓体を打栓および抜栓する際に、流体ポートの外周部への接触を完全に避けたい場合には、図3に示すように栓体にカバー7を取り付けることも可能である。これによって、流体ポートに人の手などが接触することを完全に回避することが可能である。
実施例1〜7
図4に示す栓体と流体ポートとの形状および寸法で、曲げ弾性率がそれぞれ110、165、195、660、1200、1300MPaのポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP、実施例5)を用いて、円筒部外周に厚み0.1mmのフィンを7段有する栓体を作成し、PP製中空糸膜モジュール型人工腎臓の流体ポートに打栓後、人工腎臓内圧を上昇させ、栓体の抜け(脱栓)、栓体の打栓、抜栓時の操作性を確認した(実施例1〜6)。
なお、栓体の抜け(脱栓)の評価において、求められる封止機能は生産工程、滅菌方法等によって異なるが、内圧上昇値0.1MPa程度に対して封止が保たれていれば充分である。
また、図4および表1に示す栓体と流体ポートとの形状および寸法で、曲げ弾性率が1000MPaのポリプロピレンを用いて円筒部外周に厚み0.2mmのフィンを7段有する栓体を作成し、上記と同様の確認を行った(実施例7)。
打栓、抜栓時の繰り返し操作性は実際の作業にて◎(打栓、抜栓作業に支障無く非常に良好)、○(若干力を要するが大きな問題無く総じて良好)、△(作業者によっては打栓、脱栓作業を困難と感じる)、×(打栓、脱栓作業が非常に困難で作業効率が落ちる)の4段階で評価した。結果を表1に示す。
Figure 2006116297
表1の試験結果から明らかなように、上記栓体を構成する材料の曲げ弾性率が110、165、195、660MPaかつフィン厚み0.1mmの栓体では十分な封止が可能であり、脱栓なくかつ操作性も総じて大きな問題無く安全であった。
また、実施例5、6の曲げ弾性率が1200、1300MPaかつフィン厚みが0.1mmの栓体において、さらに実施例7の曲げ弾性率が1000MPaかつフィン厚みが0.2mmの栓体においては若干操作性に難を示したものの、脱栓は無く、封止機能を充分有していることを確認した。
上記実施例1〜6における流体ポートの栓体は、100〜1500MPaの曲げ弾性率を有するポリオレフィン樹脂で構成されている。これは栓体の円筒部に備えられている極薄フィンの弾性変形を発現させるものである。すなわち、全体として見たとき、極薄フィンが流体ポート内周に沿って変形可能な100〜1500MPaの曲げ弾性率内にあれば問題ないことを示す。
実施例8〜9
上記栓体が有する極薄フィンの段数をそれぞれ5、3段とした以外は実施例2と同様の評価を実施した。結果を表2に示す。
Figure 2006116297
表2の試験結果から明らかなように、極薄フィンの段数が3段の栓体は、打栓、抜栓時の操作性は良好であったものの、栓体の固定状態が不安定でありフィンの封止機能が若干劣るものであった。5段以上の栓体の封止機能は良好で操作性および栓体の固定状態も安定していた。これより、極薄フィンは5段以上であることが特に好ましいことが確認された。
本発明によれば、打栓及び抜栓が、栓体を押し込むこと、引き抜くことのみで容易であり、打栓時及び抜栓時などに流体ポートに直接接触することがなく、かつ、輸送時の振動による衝撃を受けたとき、および、滅菌時や外気の温度変化等によって容器内圧が上昇したときに、栓抜け等により内部流体が漏出することを防止することが可能で、かつ、栓体の材質の曲げ弾性率が100〜1500MPaの比較的硬質な材質で構成可能であるため、ポリオレフィン樹脂で栓体を構成することが可能であり、大幅なコストダウンを見込むことが可能な流体ポートの栓体が得られる。
本発明による流体ポートの栓体の一実施形態を示す斜視図。 図1の打栓前の状態を側面から見た図である。 図1の打栓後の状態を一部断面により示している。 変形後の極薄フィンの拡大図である。 栓体にカバーを取り付ける場合の一例を一部断面図により示す図。 実施例1〜6、8、9に用いた栓体の寸法を示す図。 従来の流体ポートの栓体の一例を説明する図。
(実用新案登録第3020188号公報より引用)
従来の流体ポートの栓体の一例を説明する図。
(特開平7−275356号公報より引用)
従来の流体ポートの栓体の一例を説明する図。
(特開2002−172161号公報より引用)
符号の説明
1 栓体
2 頭部
3 円筒部
4 極薄フィン
5 空洞部
6 流体ポート
7 カバー
10 従来のゴム弾性体による栓体
11 平板状頭部
12 円筒部
13 先端部
14 凸状リブ
20 従来のゴム弾性体による栓体
21 保持部(頭部に該当)
22 装着部(円筒部に該当)
23 リブ
30 医療用具
31 流体ポート
32 円筒壁
33 小径部
34 環状陥没部
35a 凸状部
35b 凸状部
36 円筒壁の内周面
40 栓体
41 天板
42 筒状体
43 栓体の下縁
44a 凹溝
44b 凹溝
45 凹溝の端部
46 肉薄部(侵入部)
47 肉薄部の上端壁

Claims (7)

  1. 流体ポートに具備される栓体であって、頭部と、円筒部とを備えており、この円筒部は多段の極薄フィンを外周に有しており、この極薄フィンの厚みが0.2mm以下であることを特徴とする流体ポートの栓体。
  2. 流体ポートに具備される栓体であって、頭部と、円筒部とを備えており、この円筒部は多段の極薄フィンを外周に有しており、この極薄フィンの厚みが0.05mm以上0.2mm以下であることを特徴とする流体ポートの栓体。
  3. 栓体が曲げ弾性率100MPa以上、1500MPa以下の範囲にある材質で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の流体ポートの栓体。
  4. 栓体の材質がポリオレフィン樹脂であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の流体ポートの栓体。
  5. 極薄フィンの内径と、極薄フィンの外径、および流体ポート内径との関係が、次の式で表されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の流体ポートの栓体。
    d0:極薄フィンの内径
    d1:極薄フィンの外径
    D:流体ポートの内径
    d1=a×D (1.06≦a≦1.2)
    d0=b×D (0.45≦b≦0.96)
  6. 極薄フィンの段数が、5段以上であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の流体ポートの栓体。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の流体ポートの栓体を具備する医療用具。
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