JP2014506858A - 容器をシールするためのキャップ - Google Patents

容器をシールするためのキャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2014506858A
JP2014506858A JP2013545320A JP2013545320A JP2014506858A JP 2014506858 A JP2014506858 A JP 2014506858A JP 2013545320 A JP2013545320 A JP 2013545320A JP 2013545320 A JP2013545320 A JP 2013545320A JP 2014506858 A JP2014506858 A JP 2014506858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
flaps
cap
opening
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013545320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5990534B2 (ja
Inventor
フルニエ,ロラン
ヴァンテュリ,ジル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bio Rad Innovations SAS
Original Assignee
Bio Rad Innovations SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bio Rad Innovations SAS filed Critical Bio Rad Innovations SAS
Publication of JP2014506858A publication Critical patent/JP2014506858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5990534B2 publication Critical patent/JP5990534B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/52Containers specially adapted for storing or dispensing a reagent
    • B01L3/523Containers specially adapted for storing or dispensing a reagent with means for closing or opening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/508Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
    • B01L3/5082Test tubes per se
    • B01L3/50825Closing or opening means, corks, bungs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/2018Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L2300/00Additional constructional details
    • B01L2300/04Closures and closing means
    • B01L2300/041Connecting closures to device or container
    • B01L2300/044Connecting closures to device or container pierceable, e.g. films, membranes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

本発明は、本体(32)と、キャップ(30)を貫通し、これにより少なくとも1つの物質搬送部材(20)が貫通するように適合された開口(34)と、静止状態で前記開口(34)を閉じる膜(40)とを含むキャップに関する。膜(40)は、開口(34)に展開するとともに、2つの傾斜面(45A,45B)を定める主部を有し、それぞれの傾斜面は遠端部(46A,46B)を有する。2つの傾斜面(45A,45B)は、膜(40)が静止状態にあるときに二面体を形成し、2つの傾斜面の遠端部(46A,46B)は二面体の先端において接合している。キャップ(30)は、開口(34)に展開する少なくとも2つのフラップ(35A,35B)を膜(40)の上方に備え、膜の2つの傾斜面(45A,45B)は各々2つのフラップ(35A,35B)により覆われ、それぞれのフラップは、対応する傾斜面の遠端部に沿って延びる自由端(36A,36B)を有する。
【選択図】図3

Description

(関連出願のクロスリファレンス)
この出願は、2010年12月21日に出願されたフランス特許出願No. 1060947および2010年3月14日に出願されたアメリカ仮出願No. 61/452426の利益を主張する。これら出願の全体は、参照により、本明細書に組み入れられる。
(技術分野)
本開示は、容器をシールするためのキャップに関する。
このようなキャップは、いかなる種類の容器、特に試薬(reagent)を収容する容器、を塞ぐために使用できる。
実験分析(化学的、生物的、生化学的、免疫化学的分析など)の分野において、分析操作の全てまたは一部を実行する機器が、ますます頻繁に使用されている。これらの機器には、一般に、分析反応に必要な試薬を収容する容器が使用される。
試薬、特に生物的試薬、の安定性を保つために、当該試薬はその製造から使用まで容器内にとどめておくべきである。この容器は、特に、試薬の汚染(contamination)、試薬が液体であれば当該試薬に含まれる溶媒の蒸発、あるいは試薬が凍結乾燥されている場合には当該試薬への不意の水の浸入を避けるように可能な限りシール(封止)されるべきである。
そのために、容器内に収容された試薬に分析機器が容易にアクセスできながら、試薬を収容する容器を封止可能に塞ぐ特別なシールが開発されてきた。
特に、番号WO 2008/130929として公開されたPCT出願には、容器にネジ止めされる本体(body)、本体を貫通する開口(opening)、及び当該開口を閉じる、孔をあけうる(pierceable)膜を含む特別なキャップを備えるシステムが開示されている。このシステムでは、分析機器に備えつけられた使い捨てのピペットチップが膜に孔を開けて当該膜を貫通して、容器に収容された試薬が取り去られる。しかし、このようなシステムでは、いくつかの問題が生じうる。
第一に、チップが膜に対して不十分に位置することによって、あるいはチップが膜に接触したときにねじれ、曲がり、または壊れることによって、膜に孔をあけることが難しいか、それどころか不可能であることがある。
次に、チップと膜との間に存在する摩擦によって、膜にチップが突き刺さったままになることがある。この場合、ユーザーは、チップを戻すために機器を停止させることが要求される。
最後に、チップが膜に突き刺さったままとならない場合に、同じくチップと膜との間に存在する摩擦によって、チップを取り除くときに膜がチップに持っていかれることがある。これにより膜が変形し、チップが取り除かれた時点で正しく「塞がれる」ことが妨げられる。容器の封止および試薬の寿命が、これによって影響を受ける。
このため、上述した問題の少なくとも1つを、部分的にではあっても解消することを可能とする解決策への要求がある。
本開示はキャップに関し、当該キャップは、本体(body)と、前記キャップを貫通し、これにより少なくとも1つの物質搬送部材(product transfer member)が貫通するように適合された開口(opening)と、静止状態で前記開口を閉じる膜とを含む。前記膜は、前記開口に展開するとともに、2つの傾斜面(inclined face)を定める主部(main portion)を有し、それぞれの前記傾斜面は遠端部(distal edge)を有し、前記2つの傾斜面は、前記膜が静止状態にあるときに二面体(dihedron)を形成し、前記2つの傾斜面の前記遠端部は前記二面体の先端(apex)において接合している(coming together)。このキャップは、また、前記開口に展開する少なくとも2つのフラップを前記膜の上方に備え、前記膜の前記2つの傾斜面は各々前記2つのフラップにより覆われ、それぞれの前記フラップは、対応する前記傾斜面の前記遠端部に沿って延びる自由端(free edge)を有しており、これにより、前記搬送部材が前記開口および前記膜を貫通するときに、前記2つのフラップの前記自由端が各々前記2つの傾斜面の遠端部を押し動かす。
本記載は、また、このようなキャップと容器とを含み、前記キャップが前記容器を塞ぐシステムに関する。
ある実施形態では、前記システムは、前記開口と前記キャップの前記膜とを貫通し、前記容器の内部から外部へと、または外部から内部へと物質を搬送するように構成された物質搬送部材をもまた含む。この搬送部材は、例えば、ピペットチップのようなチップでありうる。この搬送部材は、プラスチック、例えばポリプロピレンから作られうる。この搬送部材は、使い捨てでありうる。
膜が搬送部材によって圧力を加えられていないとき、膜が「静止状態にある(at rest)」という。この膜は、エラストマーから作られうる。
静止状態では、膜の2つの傾斜面が二面体を形成し、2つの傾斜面の遠端部は、当該二面体の先端において接合している。二面体の角度は、20°から160°の間に含まれうる。また、二面体の先端に垂直な平面内の断面において、2つの傾斜面は、チップが下方に、すなわち容器の内部に、向けられるV字を形成する。このような構成は、特に、搬送部材を当該部材が挿入されるときに二面体の先端に向けて導くこと、搬送部材の変形の問題、および搬送部材を取り除く際の膜の変形の問題を避けることを可能にする。膜は、自ずとそのV形を保つ傾向にある。さらに、フラップによって、搬送部材を取り除くときに膜が裏返る、すなわち下を向いたV形から上を向いたV形に変化する、ことが抑えられる。
フラップによって搬送部材との好ましい接触領域が形成され、搬送部材は、膜よりもフラップに、より接触する。これにより、搬送部材と膜との接触が最小限となり、それ故、搬送部材が膜に突き刺さったままとなる、あるいは搬送部材を取り除く際に当該部材により膜が持って行かれるリスクが形成される。
フラップは、硬い材料、例えば硬質ポリプロピレン(hard polypropylene)のような硬いプラスチックから作られうる。
搬送部材とキャップとの間の相対的な位置決めが不十分であるときには、搬送部材はフラップのうちの一つと接触し、二面体の先端に到達するまでその上をスライドする。フラップによって、それ故、搬送部材を二面体の先端に向けて導くことが可能となる。
搬送部材を挿入し、取り除く双方の際に、2つのフラップの自由端は各々2つの傾斜面の遠端部を押し動かす。これにより、遠端部の変形、特にその湾曲、を可能な限り制限しながら、遠端部を離すように動かすことが可能となる。この方法では、搬送部材が取り除かれた時点で、これら遠端部が本来の形状(すなわち、静止状態において有していた形状)に復帰し、その全体の長さにわたって互いに接近する(理想的には、互いに接する)ことがより容易となり、これにより、容器の次回の使用まで、とりうる最良の封止を保証することが可能となる。
既に示したように、フラップの自由端は、対応する傾斜面の遠端部に沿って延びる、すなわち、遠端部に接近している状態にある間、遠端部に追従している(follow)。これにより、搬送部材によって与えられた力を、その力が与えられた点に集中させるよりは、遠端部の長さに分散させることが可能となる。遠端部の長さに沿ったこのような力の分散は、膜が、二面体の先端に沿ってきれいに開くことができることから、搬送部材を挿入する際に利益となる。
ある実施形態では、膜が孔をあけうる(pierceable)および/または裂けうる(tearable)。そして、上記力の分散によって、二面体の先端に沿って膜をきれいに裂くことが可能となる。
フラップの自由端が対応する傾斜面の遠端部に沿って延びるということにより、また、搬送部材が貫通したときに膜が二面体の先端に沿って幅広く開くことが可能となる。この方法では、搬送部材の両側から空気を逃がしながら、搬送部材が容器に入ることができる。これにより、容器内が過圧となる、容器の内容物の一部が外部に拡がるおそれがあるような過圧となる、のを避けることが可能となる。さらに、搬送部材が容器内の内容物を吸引するのに使用される、あるいは搬送部材が容器の外に出る場合に、空気が搬送部材の両側から容器内に入ることができる。これにより、外部の汚染物質の侵入を容易にするおそれを生じさせるであろう容器内の負圧の発生を避けることが可能となる。それ故、提案された構成により、容器内に過圧/負圧が発生しないように、搬送操作の間、空気を導入し、排出することができる。
ある実施形態では、搬送部材は、傾斜面の遠端部の長さよりも小さい幅の横断面を有しており、フラップの自由端は、当該横断面の幅と遠端部の長さとの間に含まれる長さを有している。このような構成により、搬送部材によって膜が貫通される際に、遠端部の長さに沿って力がより良く分散され、二面体の先端に沿って膜が幅広く開くことができることから、上述した有利な点がより強固となる。
それぞれのフラップは、膜に面する下面と、当該下面とは反対側の上面とを有する。ある実施形態では、それぞれのフラップは、その上面上に、当該フラップの自由端に沿って拡がる膜厚部(overthickness)を有する。
自由端を強化することに加えて、このような膜厚部によって、搬送部材が開口を貫通するときに搬送部材がフラップの他の部分または膜とわずかに接触するかあるいは接触しない、好ましい、あるいは現実には唯一ですらある、搬送部材との接触領域を作ることが可能となる。限られた表面を持つこの接触領域によって、搬送部材とキャップとの間の摩擦がさらに低減される。それ故、搬送部材がキャップに突き刺さるおそれがさらに低減される。
ある実施形態では、膜厚部が、リブ(rib)またはビード(bead)により形成されている。
ある実施形態では、膜厚部が、フラップにおけるその厚さが自由端に近づいていくにつれて連続的に増加している部分により形成される。この構成により、搬送部材がキャップに挿入されるときに、フラップの上面上への障害(stop)の形成を避けることができる。このような障害は、フラップの上面を搬送部材がスライドすることを妨げるおそれがあるためである。
それぞれのフラップは、膜に面する下面と、当該下面とは反対側の上面とを有する。ある実施形態では、それぞれのフラップは、その下面上または下面内に、突起(protuberance)または窪み(cavity)を有し、当該突起または窪みは、膜の傾斜面内または傾斜面上に設けられた、当該突起または窪みを補完する形状を有する窪みまたは突起に収容されている。突起および窪みの協働(cooperation)によって、物理的にフラップを膜に接続させることが可能となり、このため、フラップの動きの膜の動きへの追従、および膜の動きのフラップの動きへの追従を確実にすることが可能となる。
キャップの開口が、流入口(intake orifice)と主膜部(main membrane portion)との間に軸方向に延び、二面体の先端が、中央部と中央部の双方の側方に位置している2つの相対する末端(end)とを有するとすることができる。ある実施形態では、キャップは、開口の周縁において、各々流入口と上記先端(apex)の2つの末端との間に延びる2つのガイド部(guide element)を含む。これらの2つのガイド部によって、搬送部材を二面体の先端の中央部に向けて導くこと、および、特に、搬送部材が上記相対する末端において膜を貫通することを防ぐことが可能となる。
ある実施形態では、キャップの本体、フラップおよび/またはガイド部が、一つの部材として作られている。例えば、これらはプラスチックから、成形(molding)により作ることができる。
ある実施形態では、膜が第1の材料により作られ、フラップが、第1の材料に比べてより硬い第2の材料により作られる。例えば、第1の材料は、柔軟な弾性材料、例えばエラストマー、であり、一方、第2の材料は硬質プラスチック(hard plastic)である。
ある実施形態では、膜が第1の材料により作られ、フラップが、第1の材料とは異なる第2の材料により作られ、これにより、第2の材料への搬送部材の摩擦の係数が、第1の材料への搬送部材の摩擦の係数に比べて小さい。これにより、搬送部材とキャップとの間の摩擦がさらに最小限とされ、搬送部材は主としてフラップと接する。このため、搬送部材がキャップに突き刺さるおそれが低減される。
ある実施形態では、膜は、二面体の先端にそって孔をあけうる、および/または裂けうる。典型的には、二面体の先端に沿った膜の材料および/または膜の厚さが、膜がその位置で容易に孔があけられ、および/または裂けるように選ばれる。
他の実施形態では、膜は、二面体の先端に沿って予め穴が開けられ、またはスリットされている。後者の場合、膜は、二面体の先端に沿った、少なくとも当該先端の中央部に、スリットを有する。静止状態において当該スリットは、可能な限りの最良な封止を保証するために、可能な限りの最小の幅を有するか、あるいはまさに幅を有さない。
この明細書には、いくつかの実施形態または例が記載されている。しかし、他の事項が示されていない限り、どの一つの実施形態または例に関して記載された特徴は、他の実施形態または例に適用できる。
添付の図面は、本発明の本質(principle)を説明することを目的としている。
図面において、一つの図(FIG)から次の図まで、同一の部材(または部材の部分)は同じ参照番号を有する。これに加えて、異なる実施形態に属するが同じ機能を有する部材(または部材の部分)は、図中、100、200などの間隔をおいた参照番号を用いて参照される。
図1は、斜視図によって、キャップにより塞がれた容器と、容器の外側、キャップの上方に位置している搬送部材とを示す。 図2は、斜視図によって、図1のキャップを示す。 図3は、斜視および平面III-IIIに沿った断面図によって、キャップの膜のちょうど上に位置している図1の搬送部材とともに図2のキャップを示す。 図4は、矢印IVに沿った、キャップおよび図3の搬送部材の上面図である。 図5は、膜を貫通している搬送部材を示す、図3の断面図と同様の断面図である。 図6は、斜視図によって、容器の外側、キャップの上方に位置している搬送部材とともに、キャップによって塞がれた容器の別の例を示す。
添付の図面を参照しながら、いくつかの例について、以下、詳細に示す。これらの例により、本発明の特徴および有利な点が説明される。しかし、本発明はこれらの例に限定されない。
図1は、キャップ30により塞がれた容器10と、容器10の外側、キャップ30の上方に位置しているチップ20とを示す。
この例では、容器10は、自動分析装置(図示せず)への装着に適合した容器である。この容器10には試薬が収容され、試薬は典型的には液体状である。試料を分析するために、特定の量の試薬がチップ20を介して容器10の内側から取り出される。この試薬の量は、続いて搬送され、反応域(例えば試験管またはウェル(well))に置かれ、そこで、分析手順の詳細に応じて、分析するべき試料の一部(aliquot)と混合される。
分析装置において、容器10は実質的に直立に保たれる。容器10は、その上部に一つの開口を有し、当該開口はキャップ30によって塞がれる。試薬を取り去るためにチップ20は、キャップ30を通して、容器10の下部に存在する試薬に届くまで下げられなければならない。試薬の入っている高さは、チップ20によって、例えばチップの容量を変更し、あるいはチップ20における圧力変化を検出することによって、検出できる。
チップ20は、本発明の趣旨の範囲内における搬送部材の一例である。このチップ20は、分析装置のピペット(図示せず)に接続されており、ピペットは、チップの内側に試薬を吸引することを可能にするシリンジに接続されている。チップ20は、続いて、機械により移動され、試薬は、続いて、チップ20から吐出されて反応域内に載置される。チップ20は使い捨てである。試薬を反応域内に載置した後、例えば垂直な力をチップに加えてピペットからチップを分離することによって、チップは廃棄される。この力は、チップとピペットの先端との間の摩擦力に比べて大きくなければならない。チップ20は、例えば、プラスチックにより作られる。
もちろん、本発明は上述した実施形態に限定されず、容器の内容物にかかわらず、どんな他の種類の容器にも適用することができる。同様に、チップ20は取り去るためではなく、物質を容器10の中に導入するために使用することができる。これは、概して、容器10の内側からその外側に物質を搬送するか、または外側から内側に物質を搬送するかの問題である。
図2から図5への参照によれば、キャップ30は本体32を含む。示された例では、本体32は、レーザー溶着、赤外線溶着、超音波溶着、溶着具を用いた溶着のような公知の手法を用いて、容器10の上に溶着されている。重要な点は、溶着域において最大限の封止を保証することである。他の例では、本体32は容器10の上に接着され、または螺合されている。後者の場合、本体32および容器10は、補完的なネジ山(thread)を有する。
キャップ30は、開口34を貫通している。開口34は、これにより、チップ20が貫通するように適合されている。図3に示すように、キャップ30は、また、膜40を含み、当該膜は、チップ20によって貫通されていないとき、すなわち膜が「静止状態にある」ときに、開口34を閉じている。
膜40は、開口34に沿って展開するとともに、2つの傾斜面45A,45Bを定める主部を有する。この主部は、周縁の枠(rim)42によって囲まれており、この枠を介して、膜40はキャップの本体32に接続されている。例えば、膜40は、本体32に溶着されている。
膜40のそれぞれの傾斜面45A,45Bは遠端部46A,46Bを有し、この2つの傾斜面は、膜40が静止状態にあるときに、二面体を形成している。2つの傾斜面45A,45Bの遠端部46A,46Bは、二面体の先端47において接合している。
キャップ30は、また、膜40の上方で、開口34に展開する2つのフラップ35A,35Bを含む。2つの傾斜面45A,45Bは、各々2つのフラップ35A,35Bにより覆われている。それぞれのフラップ35A,35Bは、実質的に台形状を有し、この例では鳩尾形(dovetail)となっている。フラップの最も狭い側は、ヒンジ39によってキャップの本体32に接続されており、最も広い側は、フラップの、遠端部または自由端に対応している。
それぞれのフラップ35A,35Bは、実質的に二面体の先端47に至るまで展開しており、二面体の先端47に沿って延びる、実質的に直線形の自由端36A,36Bを有する。これにより、チップ20が開口34を貫通するときに、2つのフラップの自由端36A,36Bは、各々2つの傾斜面の遠端部46A,46Bを押し動かす。したがって、チップ20が開口34を貫き通るときに、自由端36A,36Bは2つの傾斜面46A,46Bを離れさせ、膜40は二面体の先端47に沿って裂ける。
膜40の構成材料の選択は、例えば柔軟なエラストマーであり、当該膜40の先端47における低減された厚さ(reduced thickness)は、例えば0.3mmと0.8mmとの間であり、これにより、チップ20からの圧力により膜40は容易に裂けることができる。
チップ20は、幅L1の横断面を有する。この例では、チップ20は円形の横断面を有し、細長く(その断面は先に向けて減じている)なっている。幅L1は、開口34を貫通することを目的としているチップ部の最大直径に対応している。当該幅L1は、図3および図4で参照されている。この幅L1は、図4で参照されるように、二面体の先端47の幅L3に比べて小さい。
フラップの自由端36A,36Bは、上記横断面の幅L1と先端47の長さL3との間に含まれる長さL2を有する(図4参照)。これら自由端36A,36Bは十分に硬く、チップ20が開口34を貫通するときに、チップ20の幅L1に比べて大きい長さ以上に、傾斜面の遠端部46A,46Bを離し動かす。これにより、チップが導入されたとき、チップが取り除かれたとき、および試薬を吸引する段階の間に、チップ20のそれぞれの側を空気が通過することが容易となる。これにより、容器10内の過圧/負圧の発生が避けられる。
それぞれのフラップ35A,35Bは、膜40に面する(すなわち、図3における下方に面する)下面と、当該下面とは反対側の(すなわち、図3における上方に面する)上面とを有する。
その上面上に、それぞれのフラップは、フラップの自由端36A,36Bに沿って延びる膜厚部37A,37Bを有する。この膜厚部37A,37Bは、この例では、フラップ35A,35Bの端部によって形成され、その厚さは、フラップの自由端36A,36Bに近づいていくにつれて連続的に増加する(図3参照)。この例では、フラップ35A,35Bの厚さは、フラップの中央領域(middle region)から、その自由端36A,36Bに至るまで増加している。図5に示すように、この膜厚部37A,37Bのおかげで、チップ20とそれぞれのフラップ35A,35Bとの間の接触面積は、膜厚部37A,37Bの先端にまで限定される。さらに、この膜厚部によって、チップ20の通過の間、傾斜面の自由端46A,46Bを、膜40からより広く離れさせることが可能となる。
図3および図4に示すように、キャップの開口34は、主軸Aに沿って、キャップ30の上面に位置している流入口33と、膜40の主部との間に軸方向に延びている。さらに、二面体の先端47は、開口34の周縁に位置している、対向する2つの末端47Eの間に延びている。
キャップ30は、それぞれ開口34の周縁において、流入口33と先端47の2つの末端47Eの一つとの間に延びる2つのガイド部50を含む。これらガイド部50は、主軸Aに実質的に平行に延びている。
チップ20が開口34に挿入されたとき、チップ20はフラップ35A,35Bによって先端47に向けて導かれ、ガイド部50によって先端47の中央部に向けて導かれる。こうして、この挿入の間、チップ20は、先端47の中央部において膜40を裂き始める。
それぞれのフラップ35A,35Bは、その下面(すなわち、膜40に面する表面)上に、この例では角(spur)により形成され、膜40の傾斜面45A,45B内に設けられた窪み52に収容された、突起51を有する。これら窪み52は、上記角の形状を補完する形状を有する。これら突起51および窪み52のおかげで、フラップ35A,35Bと膜40とが物理的に接続され、フラップ35A,35Bは膜40の動きに追従し、膜40はフラップ35A,35Bの動きに追従する。もちろん、同様の結果を達成することが可能となる他の種類の機械的な接続が考えられる。例えば、フラップ35A,35Bは、膜40に接着されうる。
フラップ35A,35Bは、ヒンジ39によって、すなわち関節領域(articulation areas)によって、本体32に接続される。それぞれのヒンジ39は、チップ20が取り除かれたときに、その元々の形状に回復しようとするように、硬質な材料(一般に、フラップ35A,35Bの材料と同じ材料)から作られ、弾性的に変形可能に構成される。この方法では、チップ20が取り除かれたときに、ヒンジ39がフラップ35A,35Bを上方に引っ張る。膜40(柔軟な弾性的な材料から作られる)もまた、その弾性的特性によりその元々の形状(すなわち、静止状態での形状)に自然に回復しようとすることとが組み合わされ、これにより、膜40は、チップ20の除去の後でその元々の形状に回復できる。特に、先端に沿って生じたスリットの幅は、理想的にはゼロになるよう減少する。
このため、膜40、フラップおよびヒンジ39の構成材料の選択、ならびにフラップ35A,35Bと膜40との間の物理的な接続によって、チップ20の除去の後で、膜がその元々の形状を回復することができる。これにより、容器10の封止を保つこと、それ故、容器の最初の使用の後で試薬の寿命を延ばすこと、が可能となる。
容器110およびキャップ130を含むシステムのもう一つの例が、図6に示される。キャップ130は、容器110の上部の空間を塞ぐ。この例は、これまでの図の例とは、容器110を塞ぐキャップ130の開口134が円形ではなく、長方形(oblong)であり、開口134が軸Bに沿って縦に長く延びている点で異なる。静止状態にある膜140の傾斜面145A,145Bによって形成された、二面体の先端147もまた、軸Bに沿って、あるいは当該軸と平行に延びている。容器110は、また、軸Bにそった細長い形状を有しており、1またはそれを超える試薬を含んでいる。容器110は、パーティション112によって分けられた2つの区画111を有することができる。これら2つの区画111は、同一のまたは異なる試薬を含むことができる。
さらに、このシステムは2つのチップ120を含む。これらのチップ120によって、容器110に収容された1または複数の試薬を取り去ることが可能となる。そのためには、チップ120はキャップ130を通して下げられる。
フラップ135A,135Bのペアは、それぞれのチップ120に関連づけられている。このため、全部で、135Aで参照される2つのフラップおよび2つの他のフラップ135Bによる2つのペアがある。フラップ135A,135Bは、上記記載したフラップ35A,35Bと同様である。特に、同じペアのフラップ135A,135Bは、膜140の上方で、開口134に展開している。膜140の傾斜面145Aは、2つのフラップ135A、すなわち各ペアの1つのフラップ135A、によって覆われ、傾斜面145Bは、2つのフラップ135B、すなわち各ペアの1つのフラップ135B、によって覆われている。それぞれのフラップ135A,135Bは、対応する傾斜面145A,145Bの遠端部146A,146Bに沿って延びる自由端136A.136Bを有する。
チップ120は、フラップ135A,135Bのそれぞれのペアに面するように位置決めされ、これにより、それぞれのチップ120は、図1〜5のチップ20がフラップ35A,35Bと協働するのと同じ様に、同じペアの2つのフラップ135A,135Bと協働する。この方法では、2つのチップ120が開口134および膜140を貫通するときに、フラップの自由端136A,136Bが各々、膜の2つの傾斜面の遠端部146A,146Bを押し動かす。
ここに記載された実施形態または例は、説明により与えられ、そして限定されない。当業者は、この明細書を踏まえることで、本発明の範囲内において、容易にこれらの実施形態または例を変更し、あるいは他のものを検討することができる。
さらに、これらの実施形態または例の種々の特徴は、単独で、あるいは組み合わせて使用することができる。これらを組み合わせる場合、これらの特徴は上述したように、あるいは異なるように組み合わせることができ、本発明は、ここに記載されている特定の組み合わせに限定されない。特に、他に示さない場合、一つの実施形態または例に関連して記載された特徴は、他の実施形態または例に同様に適用できる。
(関連出願のクロスリファレンス)
この出願は、2010年12月21日に出願されたフランス特許出願No. 1060947および201年3月14日に出願されたアメリカ仮出願No. 61/452426の利益を主張する。これら出願の全体は、参照により、本明細書に組み入れられる。
(技術分野)
本開示は、容器をシールするためのキャップに関する。

Claims (14)

  1. キャップであって、
    前記キャップは、
    本体(32)と、
    前記キャップ(30)を貫通し、これにより、少なくとも1つの物質搬送部材(20)が貫通するように適合された開口(34)と、
    静止状態で前記開口(34)を閉じる膜(40)と、を含み、
    前記膜(40)は、前記開口(34)に展開するとともに、2つの傾斜面(45A,45B)を定める主部を有し、それぞれの前記傾斜面は遠端部(46A,46B)を有し、
    前記2つの傾斜面(45A,45B)は、前記膜(40)が静止状態にあるときに二面体を形成し、前記2つの傾斜面の前記遠端部(46A,46B)は前記二面体の先端(47)において接合し、
    前記キャップ(30)は、前記開口(34)に展開する少なくとも2つのフラップ(35A,35B)を前記膜(40)の上方に備え、前記膜の前記2つの傾斜面(45A,45B)は各々前記2つのフラップ(35A,35B)により覆われ、それぞれの前記フラップは、対応する前記傾斜面の前記遠端部に沿って延びる自由端(36A,36B)を有しており、これにより、前記搬送部材(20)が前記開口(34)および前記膜(40)を貫通するときに、前記2つのフラップの前記自由端(36A,36B)が各々前記2つの傾斜面の遠端部(46A,46B)を押し動かすことを特徴とする、
    キャップ。
  2. それぞれの前記フラップ(35A,35B)が前記膜(40)に面する下面と、前記下面とは反対側の上面とを有し、
    それぞれの前記フラップ(35A,35B)は、その前記上面上に、当該フラップの前記自由端(36A,36B)に沿って拡がる厚膜部(37A,37B)を有する、請求項1に記載のプラグ。
  3. 前記厚膜部(37A,37B)が、リブまたはビードにより形成されている、請求項2に記載のプラグ。
  4. 前記厚膜部(37A,37B)が、前記フラップにおけるその厚さが前記自由端(36A,36B)に近づいていくにつれて連続的に増加している部分により形成されている、請求項2に記載のプラグ。
  5. 前記開口(34)は、流入口(33)と前記主膜部(40)との間に軸方向に延び、
    前記二面体の前記先端(47)は、2つの相対する末端(47E)を有し、
    前記キャップ(30)は、前記開口(34)の周縁において、前記流入口(33)と前記先端の前記2つの末端(47E)との間に延びる2つのガイド部(50)を含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載のプラグ。
  6. それぞれの前記フラップ(35A,35B)が前記膜(40)に面する下面と、前記下面とは反対側の上面とを有し、
    それぞれの前記フラップ(35A,35B)は、その前記下面上または下面内に、突起(51)または窪みを有し、
    当該突起(51)または窪みは、前記膜(40)の前記傾斜面(45A,45B)内または傾斜面上に設けられた、当該突起(51)または窪みと補完する形状を有する窪み(52)または突起に収容されている、請求項1〜5のいずれか1つに記載のプラグ。
  7. 前記膜(40)が第1の材料により作製され、
    前記フラップ(35A,35B)が、前記第1の材料に比べてより硬い第2の材料により作製されている、請求項1〜6のいずれか1つに記載のプラグ。
  8. 前記膜(40)が第1の材料により作製され、前記フラップ(35A,35B)が前記第1の材料とは異なる第2の材料により作製され、
    これにより、前記第2の材料への前記搬送部材(20)の摩擦の係数が、前記第1の材料への前記搬送部材(20)の摩擦の係数に比べて小さい、請求項1〜7のいずれか1つに記載のプラグ。
  9. 前記膜(40)が、前記二面体の前記先端(47)に沿って孔をあけうる、および/または裂けうる、請求項1〜8のいずれか1つの記載のプラグ。
  10. 前記傾斜面の前記遠端部(46A,46B)および前記フラップの前記自由端(36A,36B)が実質的に互いに平行である、請求項1〜9のいずれか1つに記載のプラグ。
  11. 前記傾斜面の前記遠端部(46A,46B)および前記フラップの前記自由端(36A,36B)が実質的に直線から構成される、請求項1〜10のいずれか1つに記載のプラグ。
  12. 前述の請求項のいずれか1つに記載のプラグ(30)と、容器(10)とを含み、
    前記プラグが前記容器を塞ぐ、システム。
  13. 前記開口(34)および前記膜(40)を貫通し、前記容器(10)の内部から外部へと、または外部から内部へと物質を搬送するように構成された物質搬送部材(20)をもまた含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記搬送部材(20)は、前記傾斜面の前記遠端部の長さ(L3)よりも小さい幅(L1)の横断面を有し、
    前記フラップの前記自由端(36A,36B)は、前記横断面の幅(L1)と前記遠端部(37A,37B)の前記長さ(L3)との間に含まれる長さ(L2)を有する、請求項13に記載のシステム。
JP2013545320A 2010-12-21 2011-12-20 容器をシールするためのキャップ Expired - Fee Related JP5990534B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1060947 2010-12-21
FR1060947A FR2969128B1 (fr) 2010-12-21 2010-12-21 Bouchon pour fermer un recipient
US201161452426P 2011-03-14 2011-03-14
US61/452,426 2011-03-14
PCT/EP2011/073460 WO2012084989A1 (en) 2010-12-21 2011-12-20 Cap for sealing a container

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014506858A true JP2014506858A (ja) 2014-03-20
JP5990534B2 JP5990534B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=44317642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013545320A Expired - Fee Related JP5990534B2 (ja) 2010-12-21 2011-12-20 容器をシールするためのキャップ

Country Status (13)

Country Link
US (1) US9636679B2 (ja)
EP (1) EP2654959B1 (ja)
JP (1) JP5990534B2 (ja)
CN (1) CN103459036B (ja)
AU (1) AU2011347419B2 (ja)
BR (1) BR112013015910B1 (ja)
CA (1) CA2820438C (ja)
ES (1) ES2638918T3 (ja)
FR (1) FR2969128B1 (ja)
MX (1) MX2013007102A (ja)
RU (1) RU2597565C2 (ja)
SG (1) SG191136A1 (ja)
WO (1) WO2012084989A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533820A (ja) * 2015-04-02 2017-11-16 ウシィ カイシュン メディカル デバイス マニュファクチャリング カンパニー リミテッド 液採取部材とチューブアセンブリの係合構造
JPWO2017086199A1 (ja) * 2015-11-16 2018-08-30 コニカミノルタ株式会社 検査キット、検査キットを使用した送液方法及び検査装置
JP2020160020A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 シスメックス株式会社 試料容器およびキャップ

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10456786B2 (en) * 2013-03-12 2019-10-29 Abbott Laboratories Septums and related methods
GB201304797D0 (en) * 2013-03-15 2013-05-01 Diagnostics For The Real World Ltd Apparatus and method for automated sample preparation and adaptor for use in the apparatus
WO2016155617A1 (zh) * 2015-04-02 2016-10-06 无锡市凯顺医疗器械制造有限公司 一种取液件与试管组件的配合结构
HUE054412T2 (hu) 2016-05-16 2021-09-28 Haemonetics Corp Tömítõ nélküli plazmapalack és felsõrész ugyanahhoz
US11648179B2 (en) 2016-05-16 2023-05-16 Haemonetics Corporation Sealer-less plasma bottle and top for same
CN108568322A (zh) * 2017-03-09 2018-09-25 无锡市凯顺医疗器械制造有限公司 一种防漏件与试管及取液件的配合结构及防漏件
CN208193123U (zh) * 2017-07-04 2018-12-07 无锡市凯顺医疗器械制造有限公司 一种防漏件与试管及取液件的配合结构
CN111172008B (zh) * 2018-11-09 2021-09-28 开启基因股份有限公司 自动化核酸萃取的方法及装置
WO2020142592A1 (en) * 2019-01-04 2020-07-09 Instrumentation Laboratory Company Container stopper for high pierce count applications
CN113135341A (zh) * 2021-05-21 2021-07-20 中南大学湘雅三医院 一种感染科血液样品存储隔离盒

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910349A (ja) * 1982-06-18 1984-01-19 フエルナンド・サラバデ−ル・ミラマンダ 分析用容器の密栓
US20060135978A1 (en) * 2004-12-17 2006-06-22 Franer Paul T Duckbill seal protector
US20060135976A1 (en) * 2004-12-20 2006-06-22 Perkins James T No port phacoemulsification needle sleeve
US20080251489A1 (en) * 2007-04-16 2008-10-16 Becton, Dickinson And Company Pierceable cap
JP2010524788A (ja) * 2007-04-16 2010-07-22 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 突き刺し可能な蓋

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2013017A6 (es) * 1989-02-10 1990-04-16 Xalabarder Miramanda Fernando Tapon elastico para recipientes.
GB9103122D0 (en) * 1991-02-14 1991-04-03 Wallace Ltd H G Resealable sampling port
US5202093A (en) * 1991-05-20 1993-04-13 Medical Robotics, Inc. Sealing cap with a one way valve having semi-cylindrical valve closure springs
US5342315A (en) * 1993-04-12 1994-08-30 Ethicon, Inc. Trocar seal/protector assemblies
US5628732A (en) * 1996-01-19 1997-05-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Trocar with improved universal seal
FR2745794B1 (fr) * 1996-03-05 1998-05-22 Rumpler Technologies Dispositif de bouchage pour un recipient tel qu'en particulier un flacon a usage medical
US6258065B1 (en) * 1999-03-26 2001-07-10 Core Dynamics, Inc. Surgical instrument seal assembly
US6716396B1 (en) * 1999-05-14 2004-04-06 Gen-Probe Incorporated Penetrable cap
CN2401483Y (zh) * 1999-12-07 2000-10-18 珠海市加林股份有限公司 一种带有易穿透内盖的新型饮料瓶盖
DE10105753C1 (de) * 2001-02-08 2002-03-28 Merck Patent Gmbh Verschluß für Reagenzbehälter
EP1443991A4 (en) * 2001-11-13 2007-03-14 Applied Med Resources TROCAR SYSTEM WITH MULTIPLE CLOSURE
US9486241B2 (en) * 2003-03-21 2016-11-08 Ethicon Endo-Surgery, Llc Trocar seal assembly
WO2005013883A1 (en) * 2003-08-12 2005-02-17 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Closure device for a container
EP1986719A2 (en) * 2006-02-22 2008-11-05 Applied Medical Resources Corporation Trocar seal
US8579807B2 (en) * 2008-04-28 2013-11-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Absorbing fluids in a surgical access device
US20080171988A1 (en) * 2007-01-17 2008-07-17 Erblan Surgical, Inc. Double-cone sphincter introducer assembly and integrated valve assembly
US20090093682A1 (en) * 2007-10-05 2009-04-09 Tyco Healthcare Group Lp Surgical portal with foam and fabric composite seal assembly
US8870747B2 (en) * 2008-04-28 2014-10-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Scraping fluid removal in a surgical access device
US8430812B2 (en) * 2009-10-05 2013-04-30 Covidien Lp Surgical access assembly

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910349A (ja) * 1982-06-18 1984-01-19 フエルナンド・サラバデ−ル・ミラマンダ 分析用容器の密栓
US4515752A (en) * 1982-06-18 1985-05-07 Miramanda Fernando X Stopper for containers for use in analyses
US20060135978A1 (en) * 2004-12-17 2006-06-22 Franer Paul T Duckbill seal protector
JP2006167474A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Ethicon Endo Surgery Inc ダックビル・シール・プロテクタ
US20060135976A1 (en) * 2004-12-20 2006-06-22 Perkins James T No port phacoemulsification needle sleeve
US20080251489A1 (en) * 2007-04-16 2008-10-16 Becton, Dickinson And Company Pierceable cap
JP2010524788A (ja) * 2007-04-16 2010-07-22 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 突き刺し可能な蓋

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533820A (ja) * 2015-04-02 2017-11-16 ウシィ カイシュン メディカル デバイス マニュファクチャリング カンパニー リミテッド 液採取部材とチューブアセンブリの係合構造
JPWO2017086199A1 (ja) * 2015-11-16 2018-08-30 コニカミノルタ株式会社 検査キット、検査キットを使用した送液方法及び検査装置
US11333674B2 (en) 2015-11-16 2022-05-17 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Test kit, liquid delivery method and testing apparatus using test kit
JP2020160020A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 シスメックス株式会社 試料容器およびキャップ
WO2020196135A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 シスメックス株式会社 試料容器およびキャップ
JP7297495B2 (ja) 2019-03-28 2023-06-26 シスメックス株式会社 試料容器およびキャップ

Also Published As

Publication number Publication date
FR2969128A1 (fr) 2012-06-22
MX2013007102A (es) 2013-07-29
RU2597565C2 (ru) 2016-09-10
CA2820438C (en) 2018-06-05
FR2969128B1 (fr) 2012-12-28
BR112013015910B1 (pt) 2020-10-27
US20140041758A1 (en) 2014-02-13
BR112013015910A2 (pt) 2016-09-20
WO2012084989A1 (en) 2012-06-28
ES2638918T3 (es) 2017-10-24
CN103459036A (zh) 2013-12-18
SG191136A1 (en) 2013-07-31
CN103459036B (zh) 2015-08-12
CA2820438A1 (en) 2012-06-28
EP2654959B1 (en) 2017-05-31
EP2654959A1 (en) 2013-10-30
RU2013133893A (ru) 2015-01-27
US9636679B2 (en) 2017-05-02
AU2011347419B2 (en) 2015-02-19
AU2011347419A1 (en) 2013-07-04
JP5990534B2 (ja) 2016-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5990534B2 (ja) 容器をシールするためのキャップ
US11389802B2 (en) Pierceable cap
AU2008290599B2 (en) Apparatus and process for removing substances from pre-filled containers
EP3871775A1 (en) Specimen collection container assembly
CN213567462U (zh) 用于医疗样品运输和处理的重新闭合隔膜盖
WO2023026359A1 (ja) セプタ
WO2023182166A1 (ja) 液体容器
LU102954B1 (en) Device for sealing of a reagent container

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5990534

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees