JP2001194342A - 漏洩磁束探傷法 - Google Patents

漏洩磁束探傷法

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JP2001194342A
JP2001194342A JP2000002249A JP2000002249A JP2001194342A JP 2001194342 A JP2001194342 A JP 2001194342A JP 2000002249 A JP2000002249 A JP 2000002249A JP 2000002249 A JP2000002249 A JP 2000002249A JP 2001194342 A JP2001194342 A JP 2001194342A
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Junichi Yotsutsuji
淳一 四辻
Hiroharu Kato
宏晴 加藤
Akio Nagamune
章生 長棟
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定中にリフトオフが変動しても、内部欠陥
をS/Nよく検出することのできる漏洩磁束探傷法を提
供する。 【解決手段】 磁化器3a、磁気センサ4aにより鋼板
1はある磁化状態にて探傷される。磁化器3b、磁気セ
ンサ4bは磁化器3a、磁気センサ4aとは異なる磁化
状態にて鋼板1の探傷を行う。信号処理装置6内では、
磁気センサ4aからの信号出力を距離計5aの値に基づ
きリフトオフ補正装置10aにて、磁気センサ4bから
の信号出力を距離計5bの値に基づき補正装置10bに
て、それぞれ補正して正規化する。正規化された信号
は、バンドパスフィルタ付増幅器11a、11bにより
増幅されて演算装置12に入力される。演算装置12
は、これらの補正後の信号に対して式により、鋼板1上
の同一位置からの信号同士で演算を行い、雑音信号を低
減し、相対的に欠陥を強調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏洩磁束探傷法に
関するものであり、さらに詳しくは、強磁性体被検体を
2つの異なる磁化状態に磁化し、磁気センサにより各々
の磁化状態における漏洩磁束の測定を行い、その測定信
号同士を演算することにより内部欠陥の検出を行う漏洩
磁束探傷法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄のような強磁性体の内部に存在する欠
陥を検出する方法として、漏洩磁束探傷法が広く用いら
れている。その一例として、製鉄プラントにおける製鉄
検査ラインに組み込まれている磁気センサを利用した磁
気探傷装置の構成を図6に示す。
【0003】製品検査ラインを搬送ローラ21、22に
より、ほぼ一定速度Vで搬送される薄鋼帯23の搬送路
に沿って磁気探傷装置24が配設されている。この磁気
探傷装置24は、走行状態の薄鋼帯23に磁界を印加す
る磁化器25と、薄鋼帯23を挟んで磁化器25の対向
位置に配設された磁気センサ26と、この磁気センサ2
6からの検出信号に基づいて薄鋼帯23の内部または表
面の欠陥27を検出する信号処理装置28とで構成され
ている。
【0004】薄鋼帯23に欠陥27が存在すると、この
欠陥27に起因して薄鋼帯23内の磁力線が乱され、薄
鋼帯23の外部に漏洩して漏洩磁束となる。磁気センサ
26はこの漏洩磁束を検出する。漏洩磁束の強度は欠陥
27の大きさに対応するので、磁気センサ26の検出信
号の信号レベルで欠陥27の大きさが評価できる。
【0005】以上のように、従来の、強磁性体金属被検
体の欠陥を、漏洩磁束を測定することによって検出する
方法においては、磁気センサの検出信号の信号レベルに
よって欠陥の大きさを検出していた。しかしながら、磁
気センサによって検出される磁気的な信号には、上記の
欠陥に起因する漏洩磁束信号以外にも、強磁性体金属被
検体における局部的な磁気的特性変化、むらなどに起因
する強磁性体金属被検体外部の磁束分布の乱れや、表面
粗さにより生じる磁束分布の乱れが含まれる場合があ
る。この磁束分布の乱れは、欠陥検出という観点からす
れば、不要な磁束(雑音磁束)である。
【0006】このような雑音磁束による影響を避けるた
め、欠陥漏洩磁束に起因する信号と雑音磁束に起因する
信号とで周波数が異なることを利用して、欠陥を判断す
る方法が用いられることがある。図7は欠陥信号と雑音
磁束の周波数特性の測定結果の一例を示す図である。す
なわち、図7は、薄鋼板を一定速度で走行させた状態に
おいて、欠陥に起因する漏洩磁束を磁気センサで検出し
た場合の欠陥信号の周波数特性と、雑音磁束を磁気セン
サにより検出した場合の周波数特性を示している。
【0007】図7に示されるように、一般に欠陥信号の
方が雑音磁束よりも高い周波数分布を持っている。そこ
で、信号処理装置に遮断周波数fを有するハイパスフィ
ルタを組み込むことにより、磁気センサから当該信号処
理装置に出力された検出信号の内、欠陥信号を雑音磁束
に比べて相対的に強調して抽出することが可能である。
このように漏洩磁束探傷法において、欠陥検出能を上げ
るため、適当な定数を持つフィルタを使用する方式は実
開昭61−119760号公報にも開示されている。
【0008】しかしながら、図7に示すように、欠陥信
号の周波数特性と雑音磁束の周波数特性は重なり合う部
分もあるため、検出すべき欠陥が小さくて欠陥信号のレ
ベルが小さい場合や、雑音磁束が大きい場合には、たと
え前記のようなハイパスフィルタを設けて欠陥信号を周
波数弁別したとしても、欠陥を検出できるレベルまで、
雑音磁束を除去することは困難であるという問題点があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これら、従来の技術の
問題点を解決するために、発明者らは、強磁性体被検体
を2つの異なるレベルに磁化し、各々の磁化条件での漏
洩磁束を測定し、測定された漏洩磁束を演算して内部欠
陥を精度良く検出する方法を発明し、平成11年特許願
第29782号として特許出願した(以下、「先願発
明」という)。この先願発明の概要を、図8を用いて説
明する。
【0010】製品検査ラインでは、鋼板31が搬送ロー
ル32、33によって、一定速度Vで搬送されている。
鋼板31の搬送路に沿って磁気探傷装置34が設置され
ている。この磁気探傷装置34は主に磁化器35a、3
5b、磁気センサ36a、36b、信号処理装置37に
よって構成されている。磁気センサ36a、36bは、
鋼板31を挟んでそれぞれ磁化器35a、35bの対向
位置に配置されている。
【0011】磁化器35aによる磁化は、磁化器35b
による磁化よりも強く設定され、鋼板31を磁気飽和に
近い程度まで磁化するようになっている。磁気センサ3
6aは、磁化器35aで磁化された状態での鋼板31よ
りの漏洩磁束を測定する。磁気センサ36bは、磁化器
35bで磁化された状態での鋼板31よりの漏洩磁束を
測定する。信号処理装置37は、磁気センサ36a、3
6bで検出された鋼板31の同一位置の磁気信号同士を
演算し、雑音磁束を低減する。これにより、相対的に欠
陥信号が強調され、S/N比が向上する。
【0012】たとえば、磁気センサ36aで検出された
出力をVa、鋼板31の同じ位置において磁気センサ3
6bで検出された信号をVbとすると、信号処理装置の
出力として、 A=k1・(Vaーk2・Vb) …(1) が得られるようにする。ここで、k1、k2は定数であ
り、k2の値は、欠陥28のない場所でAの値が0に近
くなるように設定する。
【0013】図9に信号処理の様子を示す。(a)は磁
気センサ36aの出力で、印加する磁界が強い方の信号
とする。(b)は磁気センサ36bの出力で磁界が弱い
方の出力とする。それぞれ欠陥部と雑音部があるが、欠
陥部と雑音部の出力比が異なっており、雑音部を除去す
るように係数を決定することにより、欠陥部がより強調
される(c)の結果となり、S/N比が向上する。
【0014】しかしながら、先願発明においても、磁気
センサと鋼板等の距離(以後「リフトオフ」という)の
変動により、測定値が影響を受け、ノイズレベルが大き
くなってS/N比が低下するという問題を生じていた。
すなわち、(1)式におけるk2は、リフトオフが所定
値のときのノイズレベルを基準にして決定されるが、一
般にリフトオフが小さくなると、信号、ノイズともレベ
ルが高くなり、リフトオフが小さくなると、信号、ノイ
ズともレベルが低くなる。よって、リフトオフが変動す
ると、(1)式によりうまくノイズを消去できないこと
になるのである。リフトオフが変動する要因としては、
鋼板等の形状が変動したり、リフトオフを一定に保つ追
従機構の追従誤差等があげられる。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、測定中にリフトオフが変動しても、内部欠陥を
S/Nよく検出することのできる漏洩磁束探傷法を提供
することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、強磁性体被検体を2つの異なる磁化状
態に磁化し、磁気センサにより各々の磁化状態における
漏洩磁束の測定を行い、その測定信号同士を演算するこ
とにより内部欠陥の検出を行う漏洩磁束探傷法におい
て、前記強磁性体金属被検体と前記磁気センサとの距離
を測定し、測定された距離に応じて、前記各々の磁気セ
ンサの出力を補正することを特徴とする漏洩磁束探傷法
(請求項1)である。
【0017】前出のように、磁気センサの出力は、一般
にリフトオフが小さくなると、信号、ノイズともレベル
が高くなり、リフトオフが小さくなると、信号、ノイズ
ともレベルが低くなる。よって、各々の磁気センサのリ
フトオフを測定し、その測定値に応じて各磁気センサの
出力を補正して正規化し、正規化された出力同士を演算
するようにすれば、リフトオフが変動してもその影響を
受けず、S/N比よく内部欠陥を検出することができ
る。
【0018】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、前記強磁性体金属被検体と前
記磁気センサとの距離を測定する距離計は、2つの磁気
センサに対して共通に1つ設けられていることを特徴と
するもの(請求項2)である。
【0019】2つの磁化状態における磁化状態を検出す
る磁化器と磁気センサは、互いに近接して設置されるこ
とが多い。よって、これらの2つの間においては、リフ
トオフはほとんどの場合同一である。従って、このよう
な場合には、2つの磁気センサについて共通に1つの磁
気センサを設けることにより、磁気センサの数を減らす
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施の形態の1例である
漏洩磁束探傷法を実施する装置の概要を示す図であり、
薄鋼板の内部介在物探傷に適用する例を示すものであ
る。図1において、1は薄鋼板、2a、2bは搬送ロー
ラ、3a、3bは磁化器、4a、4bは磁気センサ、5
a、5bは磁気センサのリフトオフを測定する距離計、
6は信号処理装置、7は漏洩磁束探傷装置、8は内部欠
陥、9a、9bは磁化器電源、10a、10bはリフト
オフ補正回路、11a、11bはバンドパスフィルタ付
増幅器、12は演算装置である。
【0021】信号処理装置6は、磁気センサ4a、4b
の出力を、距離計5a、5の出力で補正するリフトオフ
補正回路10a、10b、バンドパスフィルタ付増幅器
11a、11b、補正後のデータを演算する演算装置1
2から構成される。
【0022】この製品検査ラインでは、鋼板1の搬送路
に沿って漏洩磁束探傷装置7が設置されている。この漏
洩磁束探傷装置7は、主に磁気センサ4a、4b、磁化
器3a、3b、信号処理装置6、磁化器電源9a、9b
から構成されている。磁化器3a、3bは磁化器電源9
a、9bにより電力を供給され、鋼板1を磁化する。磁
気センサ4a、4bと鋼板1との距離であるリフトオフ
はL1、L2は、距離計5a、5bにより検出される。
磁化器3a、磁気センサ4aにより鋼板1はある磁化状
態にて探傷される。磁化器3b、磁気センサ4bは磁化
器3a、磁気センサ4aとは異なる磁化状態にて鋼板1
の探傷を行う。
【0023】信号処理装置6内では、磁気センサ4aか
らの信号出力を距離計5aの値に基づきリフトオフ補正
回路10aにて、磁気センサ4bからの信号出力を距離
計5bの値に基づきリフトオフ補正回路10bにて、そ
れぞれ補正して正規化する。正規化された信号は、バン
ドパスフィルタ付増幅器11a、11bにより増幅され
て演算装置12に入力される。
【0024】演算装置12は、これらの補正後の信号に
対して(1)式により、鋼板1上の同一位置からの信号
同士で演算を行い、雑音信号を低減し、相対的に欠陥を
強調する。なお鋼板とセンサの距離は、磁気センサ4
a、4bの設置状況によっては同時に変動する場合もあ
るので、この場合には、1個の距離計にて測定しても構
わない。
【0025】
【実施例】以下、本発明を、薄鋼板中の微小な内部介在
物をオンラインにて検出する装置に適用した例につい
て、図2を参照しながら説明する。以下の図において、
発明の実施の形態以後の図に示された構成要素と同じ構
成要素には、同じ符号を付してその説明を省略すること
がある。図2は実施例である方法を実施するために使用
した漏洩磁束探傷装置の概略ブロック図であり、図1に
示したものとほぼ同じ構成であるが、信号処理装置の中
に遅延回路13、及びA/D変換器14、計算機15が
設置されていることが異なっている。
【0026】製品検査ラインを搬送される薄鋼板1の厚
さは1mmである。また、この鋼板1は搬送ローラ2a、
2bによりほぼ一定速度V=30m/minで搬送される。各
磁気センサ4a、4bのリフトオフL1、L2は、共に
1.0mmに設定されている。図示していないが、複数個の
磁気センサ4a、4bが板幅方向に直線的に5mmピッチ
で配列されており、200組400個の磁気センサにて1m幅
を探傷する。磁気センサ4aの列と4bの列との距離は
1mとした。
【0027】磁化器3a、3bと鋼板との距離はそれぞ
れ5mmとし、磁化器3aの磁化力は4000AT、磁化器3
bの磁化力は1000ATとした。磁気センサ4aの出力
は、距離計5aの信号より求めた係数によりリフトオフ
補正回路10aにて補正されて正規化され、遅延回路1
3にて薄鋼板が磁気センサ4aと4bの間を走行する時
間である2秒遅延される。その後バンドパスフィルタ付
増幅器11aにて100倍増幅され、200Hz〜800Hzの信号
のみが取り出される。
【0028】一方磁気センサ4bの出力は遅延回路を経
ずに、同様にリフトオフ補正回路10b、バンドパスフ
ィルタ付増幅器11bを通る。処理された4a、4bの
それぞれの信号はA/D変換器14にてディジタル化さ
れ計算機15のメモリーに格納される。計算機15は、
処理された格納された4aの探傷データを前記(1)式
におけるVa、処理されて格納された4bの探傷データ
を前記(1)式におけるVbとして、(1)式により、
Aを求め、Aの値が所定値以上になると欠陥があると判
定する。
【0029】図3に探傷信号例を示す。(a)はある強
い磁化条件による磁気センサ4aの出力信号であり、
(b)は(a)とは異なる弱い磁化条件による磁気セン
サ4bの出力信号である。(1)式による演算後の信号
Aが(c)である。波形(a)中の欠陥a-1と欠陥a-2
は、リフトオフが同じならば同レベルに出力されるはず
の欠陥であるが、実際にはリフトオフが変動しているた
めに、10%程度の差が生じている。
【0030】また、(b)の出力信号にもリフトオフの
ばらつきのために、リフトオフの変動が無い場合には同
じ信号であるはずの信号に、b-1とb-2の如く差が10%程
度生じると、その結果、a-1とb-1の差分c-1((1)式
による演算結果)と、a-2とb-2の差分c-2((1)式に
よる演算結果)のばらつきが大きくなり、本来同じ大き
さであるべきc-1とc-2の大きさが異なることになる。
【0031】そこで、各々のセンサのリフトオフ距離計
5a、5bにて測定し、図4に示すようなグラフに対応
するテーブル用いて係数を求め、リフトオフ補正回路1
0a、10bにて信号の補正(正規化)を行うと、各々
の補正信号は、図5の(a-1)'と(a-2)'、(b-1)'と(b-2)'
のようになり、(1)式による演算結果は、(c-1)'と(c
-2)'のようになって、両者の欠陥信号は同一となる。よ
って、リフトオフの変動に対しても安定して効果的に探
傷が可能となる。なお係数を求めるテーブルは、探傷を
行う磁化条件毎に異なるため、予めその磁化条件にて調
査し、磁化条件毎に準備しておく必要がある。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項1に係る発明においては、リフトオフが変動しても
その影響を受けず、S/N比よく内部欠陥を検出するこ
とができる。
【0033】請求項2に係る発明においては、磁気セン
サの数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例である漏洩磁束探傷
法を実施する装置の概要を示す図である。
【図2】実施例である方法を実施するために使用した漏
洩磁束探傷装置の概略ブロック図である。
【図3】比較例である、リフトオフ補正を行わない場合
の信号波形の例を示す図である。
【図4】各センサのリフトオフと補正係数の関係の例を
示すグラフである。
【図5】本発明の実施例において、リフトオフ補正を行
った場合の、欠陥信号部分の波形を示す図である。
【図6】従来の磁気探傷装置の構成の例を示す図であ
る。
【図7】欠陥信号と雑音磁束の周波数特性の測定結果の
一例を示す図である。
【図8】先願発明による漏洩磁束探傷法を説明するため
の図である。
【図9】先願発明の信号処理方法を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1…薄鋼板、2a、2b…搬送ローラ、3a、3b…磁
化器、4a、4b…磁気センサ、5a、5b…磁気セン
サのリフトオフを測定する距離計、6…信号処理装置、
7…漏洩磁束探傷装置、8…内部欠陥、9a、9b…磁
化器電源、10a、10b…リフトオフ補正回路、11
a、11b…バンドパスフィルタ付増幅器、12…演算
装置、13…遅延回路、14…A/D変換器、15…計
算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長棟 章生 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 2G053 AA02 AA11 AB22 BA02 BA15 BB13 CA03 DA07 DB24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性体被検体を2つの異なる磁化状態
    に磁化し、磁気センサにより各々の磁化状態における漏
    洩磁束の測定を行い、その測定信号同士を演算すること
    により内部欠陥の検出を行う漏洩磁束探傷法において、
    前記強磁性体金属被検体と前記磁気センサとの距離を測
    定し、測定された距離に応じて、前記各々の磁気センサ
    の出力を補正することを特徴とする漏洩磁束探傷法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の漏洩磁束探傷法であっ
    て、前記強磁性体金属被検体と前記磁気センサとの距離
    を測定する距離計は、2つの磁気センサに対して共通に
    1つ設けられていることを特徴とする漏洩磁束探傷法。
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