JP2001194331A - ガス警報器及びガス警報方法 - Google Patents

ガス警報器及びガス警報方法

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JP2001194331A
JP2001194331A JP2000004899A JP2000004899A JP2001194331A JP 2001194331 A JP2001194331 A JP 2001194331A JP 2000004899 A JP2000004899 A JP 2000004899A JP 2000004899 A JP2000004899 A JP 2000004899A JP 2001194331 A JP2001194331 A JP 2001194331A
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gas
alarm
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carbon monoxide
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JP2000004899A
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English (en)
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Hiromasa Takashima
裕正 高島
Akira Omura
彰 大村
Satoshi Nagata
敏 永田
Hiroshi Nakae
浩史 中江
Taeko Honjo
妙子 本荘
Shinichi Matsumoto
晋一 松本
Kazuo Okinaga
一夫 翁長
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Tokyo Gas Co Ltd
Yazaki Corp
FIS Inc
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Tokyo Gas Co Ltd
Yazaki Corp
FIS Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた電池容量でガスセンサを駆動させ且
つ高湿中等の過酷な環境条件下でも長期的に安定したセ
ンサ感度を確保することができるガス警報器及びガス警
報方法を提供する。 【解決手段】 センサ駆動回路13は、第1の周期を持
つ第1パルスと第1の周期よりも長い第2の周期を持つ
第2パルスとを有し且つ第1及び第2パルスの各々がハ
イレベルを保持するハイレベル期間とローレベルを保持
するローレベル期間とローレベルよりも小さい零レベル
を保持する零レベル期間を有すると共に第2パルスが第
1パルスよりも大きいパルス駆動信号を生成し、パルス
駆動信号によりガスセンサ1を駆動し、センサ検出回路
9は、第1の周期毎にパルス駆動信号のローレベル期間
においてセンサ素子の出力に基づき一酸化炭素ガス濃度
を検出し、警報判定回路14は、検出された一酸化炭素
ガス濃度が警報点を超えたかどうかを判定し、LED2
1は、一酸化炭素ガス濃度が警報点を超えた場合に一酸
化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不完全燃焼時の一
酸化炭素(CO)ガスをガスセンサで検出し、ガス濃度
が警報点以上となったときにガス濃度が異常である旨の
警報を警報音、警報ランプ、外部出力等で報知する電池
式のガス警報器及びガス警報方法に関し、特に、限られ
た電池容量でガスセンサを駆動させ且つ長期的に安定し
たセンサ感度を確保することができる電池式のガス警報
器及びガス警報方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一酸化炭素ガス警報器用のガスセンサと
しては、一般的に半導体式ガスセンサが用いられてお
り、この半導体式ガスセンサにより一酸化炭素を選択的
に検知するためには、センサ素子の温度を低温度、例え
ば100℃以下に保持する必要がある。
【0003】しかし、ガスセンサを低温度で長期間使用
すると、大気中の温度変化等の影響により、センサ素子
に水分が付着し、空気中のセンサ出力が変化する等の問
題があり、一酸化炭素の濃度を精度良く検知することが
できない。このため、図14に示すように、ガスセンサ
を低温度(例えば100℃を15秒)と高温度(例えば
400℃を5秒)とに周期的に交互に駆動し、ガスセン
サを高温にしてガスセンサの表面をリフレッシュするヒ
ートクリーニングを行う必要があった。
【0004】また、電池を電源として用い、この電池の
電源電圧によりガスセンサを駆動する一酸化炭素ガス警
報器が知られている。この電池式の一酸化炭素ガス警報
器は、電池の電源電圧を受けてパルス駆動信号を生成
し、このパルス駆動信号によりヒータ及びセンサ素子を
有するガスセンサを所定周期で交互にオン/オフ駆動さ
せ、ガスセンサのオフ駆動期間、すなわち、常温で一酸
化炭素ガス濃度を検出している。従来のこの種のガス警
報器としては、例えば、特開平10−38832号公報
に記載されたガス検出方法及びその装置に開示されてい
る。
【0005】この電池式の一酸化炭素ガス警報器では、
通常限られた電池容量で且つ例えば3年間使用できる条
件で、ガスセンサに対して定期的にヒートアップを行う
ことにより、ガスセンサをヒートクリーニングしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電池式
の一酸化炭素ガス警報器にあっては、限られた電池容量
で且つ例えば3年という長期間、電池をもたせるために
は、定期的にヒートクリーニングに用いる電力は非常に
限られる。
【0007】例えば、2200mAhrの容量のリチウ
ム電池を2本並列に用いて、ガスセンサの素子を400
℃に加温するための電力量が130mA必要であるとし
た場合、電池の使用安全率、警報器としての回路消費電
力及び万一の警報時の消費電力を考慮すると、約10分
間に1秒程度の加熱が限界となる。
【0008】また、前述した条件で且つ通常の雰囲気中
においては、図15の電池式ガス警報器の経時特性に示
すように、経時的に安定したセンサ出力を得ることがで
きる。なお、図15に示す経時特性では、温度を20
℃、湿度を65%とし、図17に示すように、0.9V
を0.8秒、0Vを200秒とするパルスをガスセンサ
に長期間印加(センサ駆動条件)したときの一酸化炭素
の警報点の経時的な変化を示している。また、ガスセン
サを10個とし、図15中の右上のMAXとMINは1
0個のガスセンサでの警報点のバラツキを表している。
【0009】しかしながら、ガスセンサを高温高湿(例
えば温度が50℃で湿度が95%)中に連続放置し且つ
ガスセンサを前記センサ駆動条件で駆動した加速試験を
行った場合には、図16に示すように、加速日数が増加
するに従って、CO警報濃度が上昇する。すなわち、高
湿中(例えば浴室内)で不完全燃焼検知を行う場合に
は、湿度によるガスセンサの感度劣化が大きく影響する
という問題があった。なお、図16に示す例では、3つ
のガスセンサを試験対象とし、図16中の黒丸,黒三
角,黒四角が3つのガスセンサに対応している。
【0010】そこで、本発明は、限られた電池容量でガ
スセンサを駆動させ且つ高湿中等の過酷な環境条件下で
も長期的に安定したセンサ感度を確保することができる
ガス警報器及びガス警報方法を提供することを課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、以下の構成とした。請求項1の発明のガス
警報器は、電池の電源電圧により動作するガス警報器で
あって、ヒータ及びセンサ素子を有するガスセンサと、
第1の周期を持つ第1パルスと第1の周期よりも長い第
2の周期を持つ第2パルスとを有し且つ第1及び第2パ
ルスの各々がハイレベルを保持するハイレベル期間とロ
ーレベルを保持するローレベル期間とローレベルよりも
小さい零レベルを保持する零レベル期間を有すると共に
第2パルスが第1パルスよりも大きいパルス駆動信号を
生成し、該パルス駆動信号により前記ガスセンサを駆動
する駆動手段と、前記第1の周期毎に前記パルス駆動信
号の前記ローレベル期間において前記センサ素子の出力
に基づき一酸化炭素ガス濃度を検出する検出手段と、こ
の検出手段で検出された前記一酸化炭素ガス濃度が警報
点を超えたかどうかを判定する警報判定手段と、前記一
酸化炭素ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前記一酸
化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する報知手段と
を備えることを特徴とする。
【0012】請求項1の発明によれば、駆動手段がパル
ス駆動信号によりガスセンサを駆動するので、第1の周
期毎に第1パルスのハイレベルによりガスセンサが定期
的にヒートアップされてガスセンサをヒートクリーニン
グでき、また、第1の周期よりも長い第2の周期毎に第
1パルスよりも大きい第2パルスのハイレベルにより通
常のヒートクリーニングよりも長時間または高温のヒー
トクリーニングが実施される。このため、高湿中等の過
酷な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度を確保
することができる。
【0013】また、検出手段が、第1の周期毎にパルス
駆動信号のローレベル期間においてセンサ素子の出力に
基づき一酸化炭素ガス濃度を検出する。すなわち、常温
で一酸化炭素を検出せずに、パルス駆動信号のローレベ
ルによるガスセンサの温度(例えば約100℃)で一酸
化炭素を検出するため、一酸化炭素と水素との弁別性を
向上させ且つ高湿中等の過酷な環境条件下でも長期的に
安定したセンサ感度を確保することができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載のガス警
報器において、前記第2パルスのハイレベルのパルス幅
は前記第1パルスのハイレベルのパルス幅よりも大きい
ことを特徴とする。
【0015】請求項2の発明によれば、第2パルスのハ
イレベルのパルス幅が、第1パルスのハイレベルのパル
ス幅よりも大きいので、通常のヒートクリーニングより
も長時間ヒートクリーニングが実施されるため、高湿中
等の過酷な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度
を確保することができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1記載のガス警
報器において、前記第2パルスのハイレベルの波高値は
前記第1パルスのハイレベルの波高値よりも大きいこと
を特徴とする。
【0017】請求項3の発明によれば、第2パルスのハ
イレベルの波高値は第1パルスのハイレベルの波高値よ
りも大きいので、通常のヒートクリーニングよりも高温
のヒートクリーニングが実施されるため、高湿中等の過
酷な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度を確保
することができる。
【0018】請求項4の発明は、電池の電源電圧により
動作するガス警報器であって、ヒータ及びセンサ素子を
有するガスセンサと、所定周期を持つパルスを有し且つ
該パルスがハイレベルを保持するハイレベル期間とロー
レベルを保持するローレベル期間とローレベルよりも小
さい零レベルを保持する零レベル期間を有するパルス駆
動信号を生成し、該パルス駆動信号により前記ガスセン
サを駆動する駆動手段と、前記所定周期毎に前記パルス
駆動信号の前記ローレベル期間において前記センサ素子
の出力に基づき一酸化炭素ガス濃度を検出する検出手段
と、この検出手段で検出された前記一酸化炭素ガス濃度
が警報点を超えたかどうかを判定する警報判定手段と、
前記一酸化炭素ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前
記一酸化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する報知
手段とを備えることを特徴とする。
【0019】請求項4の発明によれば、駆動手段がパル
ス駆動信号によりガスセンサを駆動するので、所定周期
毎にパルスのハイレベルによりガスセンサが定期的にヒ
ートアップされてガスセンサをヒートクリーニングでき
る。また、検出手段が、所定周期毎にパルス駆動信号の
ローレベル期間においてセンサ素子の出力に基づき一酸
化炭素ガス濃度を検出する。すなわち、常温で一酸化炭
素を検出せずに、パルス駆動信号のローレベルによるガ
スセンサの温度(例えば約100℃)で一酸化炭素を検
出するため、一酸化炭素と水素との弁別性を向上させ且
つ高湿中等の過酷な環境条件下でも長期的に安定したセ
ンサ感度を確保することができる。
【0020】請求項5の発明は、電池の電源電圧により
動作しガス警報を行うガス警報方法であって、第1の周
期を持つ第1パルスと第1の周期よりも長い第2の周期
を持つ第2パルスとを有し且つ第1及び第2パルスの各
々がハイレベルを保持するハイレベル期間とローレベル
を保持するローレベル期間とローレベルよりも小さい零
レベルを保持する零レベル期間を有すると共に第2パル
スが第1パルスよりも大きいパルス駆動信号を生成し、
該パルス駆動信号によりガスセンサを駆動する駆動ステ
ップと、前記第1の周期毎に前記パルス駆動信号の前記
ローレベル期間において前記ガスセンサに有するセンサ
素子の出力に基づき一酸化炭素ガス濃度を検出する検出
ステップと、検出された前記一酸化炭素ガス濃度が警報
点を超えたかどうかを判定する警報判定ステップと、前
記一酸化炭素ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前記
一酸化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する報知ス
テップとを備えることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明は、請求項5記載のガス警
報方法において、前記第2パルスのハイレベルのパルス
幅は前記第1パルスのハイレベルのパルス幅よりも大き
いことを特徴とする。
【0022】請求項7の発明は、請求項5記載のガス警
報方法において、前記第2パルスのハイレベルの波高値
は前記第1パルスのハイレベルの波高値よりも大きいこ
とを特徴とする。
【0023】請求項8の発明は、電池の電源電圧により
動作し、ガス警報を行うガス警報方法であって、所定周
期を持つパルスを有し且つ該パルスがハイレベルを保持
するハイレベル期間とローレベルを保持するローレベル
期間とローレベルよりも小さい零レベルを保持する零レ
ベル期間を有するパルス駆動信号を生成し、該パルス駆
動信号によりガスセンサを駆動する駆動ステップと、前
記所定周期毎に前記パルス駆動信号の前記ローレベル期
間において前記ガスセンサに有するセンサ素子の出力に
基づき一酸化炭素ガス濃度を検出する検出ステップと、
検出された前記一酸化炭素ガス濃度が警報点を超えたか
どうかを判定する警報判定ステップと、前記一酸化炭素
ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前記一酸化炭素ガ
ス濃度の異常を示す警報を報知する報知ステップとを備
えることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガス警報器及びガ
ス警報方法の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0025】(第1の実施の形態)図1は第1の実施の
形態の電池式のガス警報器の基本的な回路構成図であ
る。図2は第1の実施の形態の電池式のガス警報器の具
体的な回路構成図である。図3及び図4は第1の実施の
形態の電池式のガス警報器におけるパルス駆動信号のタ
イミングチャートである。
【0026】図1に示すガス警報器は、電池を用いた一
酸化炭素ガス警報器であり、ガスセンサ1、直流電圧
(例えば5V)を有するリチウム電池等の電池5、中央
処理装置(CPU)11、電池5の電源電圧をCPU1
1に供給する電源回路7を有して構成される。
【0027】ガスセンサ1は、例えば、半導体式ガスセ
ンサからなり、ガスを検知するセンサ素子3とこのセン
サ素子3を加熱するためのヒータ2を有する。CPU1
1は、電池電源検出回路12、センサ駆動回路13、警
報判定回路14を有して構成される。
【0028】電池電源検出回路12は、電源回路7から
の電池電源の電圧を検出し、検出された電池電圧が一定
値以下になった場合には、電池異常信号を例えば警報回
路18に出力する。
【0029】センサ駆動回路13は、電源回路7からの
電池電源の電圧を受けて、図3に示すようなパルス駆動
信号を生成し、該パルス駆動信号によりガスセンサ1を
駆動する。
【0030】パルス駆動信号は、第1の周期T1を持つ
第1パルスPLS1と第1の周期T1よりも長い第2の
周期T2を持つ第2パルスPLS2とを有し且つ第1パ
ルスPLS1がハイレベルHIを保持するハイレベル期
間(例えば1秒)とローレベルLOを保持するローレベ
ル期間(例えば5秒)とローレベルLOよりも小さい零
レベルOFFを保持する零レベル期間(例えば891
秒)を有し、第2パルスPLS2がハイレベル期間(例
えば2秒)とローレベル期間(例えば12秒)と零レベ
ル期間を有する。
【0031】すなわち、第2パルスPLS2のハイレベ
ル及びローレベルのパルス幅が、第1パルスPLS1の
ハイレベル及びローレベルのパルス幅よりも大きい。第
2の周期T2は、例えば1日(86400秒)である。
ハイレベルは、例えば0.9Vであり、ローレベルは例
えば0.2Vである。このため、ガスセンサ1の温度が
高温400℃と中温(例えば約100℃)と常温(例え
ば20℃)とに周期的に交互に変化するようになってい
る。
【0032】なお、図3に示すパルス駆動信号に代え
て、図4に示すパルス駆動信号を用いても良い。図4に
示すパルス駆動信号は、第1の周期T1を持つ第1パル
スPLS1と第1の周期T1よりも長い第2の周期T2
を持つ第2パルスPLS3とを有し且つ第1及び第3パ
ルスPLS1,PLS3の各々がハイレベル期間(例え
ば1秒)とローレベル期間(例えば5秒)と零レベル期
間(例えば891秒)とを有し、第3パルスPLS3の
ハイレベル及びローレベルの波高値V3,V4が、第1
パルスPLS1のハイレベル及びローレベルの波高値V
1,V2よりも大きい。
【0033】センサ駆動回路13は負荷抵抗RLを介し
てセンサ素子3に接続されている。センサ検出回路9
は、第1の周期T1毎にパルス駆動信号のローレベル期
間中の検知ポイント(図3または図4中の黒丸印P1,
P2・・・)において、センサ素子3からのガスセンサ
入力により、一酸化炭素のガス濃度を検出する。
【0034】警報判定回路14は、一酸化炭素ガス濃度
が予め定められた警報点以上になったかどうかを判定
し、一酸化炭素ガス濃度が予め定められた警報点以上に
なった場合には、警報信号を警報回路18に出力する。
LED21は、点灯により一酸化炭素ガスのガス濃度の
異常を示す警報を報知する。ブザー19は、一酸化炭素
ガスのガス濃度の異常を示す警報を報知する。
【0035】図2に示す具体的なガス警報器において、
基準クロック発生部33は、基準クロックを発生する水
晶発振器32を有し、発生した基準クロックをCPU1
1に出力する。センサ駆動回路13は、基準クロックに
基づいて図3または図4に示すパルス駆動信号を生成
し、このパルス駆動信号を出力ポートO3及び抵抗R9
を介してトランジスタTr5に出力してトランジスタT
r5をオン/オフさせて、ヒータ2をパルス駆動する。
【0036】センサ素子3には検出抵抗R2,検出抵抗
R3,検出抵抗R20が接続され、この検出抵抗R20
とコンデンサC12とでセンサ検出回路9を構成する。
また、CPU11は、検出抵抗駆動信号を出力ポートO
1からトランジスタTr1に出力し、検出抵抗駆動信号
を出力ポートO2からトランジスタTr2に出力し、ト
ランジスタTr1,Tr2をそれぞれオン/オフさせ
る。
【0037】トランジスタTr1及びトランジスタTr
2が共にオフのときには、ガスセンサ1に接続される検
出抵抗は、R20のみであり、トランジスタTr1及び
トランジスタTr2が共にオンのときには、ガスセンサ
1に接続される検出抵抗は、R20とR2とR3との並
列抵抗となる。
【0038】また、抵抗R3の一端と大地との間には直
列に接続された抵抗R10及びガスセンサ温度補正用の
サーミスタTHが設けられ、CPU11は、サーミスタ
THから入力ポートI1を介してサーミスタ入力を取り
込み、このサーミスタ入力によりガスセンサ1の温度補
正を行う。
【0039】また、抵抗R3の一端と大地との間には直
列に接続された抵抗R11,ボリュームVR1及び抵抗
R12が設けられ、ボリュームVR1から入力ポートI
2を介して警報判定回路14に前記CO警報点が入力さ
れる。
【0040】抵抗R3の一端と大地との間には直列に接
続された抵抗R13,ボリュームVR2及び抵抗R14
が設けられ、ボリュームVR2からの電圧が入力ポート
I3を介してCPU11に入力される。
【0041】警報回路18は、LED21、ブザーB
Z、集積回路(IC4)を有し、ブザーBZはIC4に
より駆動する。CPU駆動回路31は、IC1を有し、
CPU11を一定周期で駆動するための駆動信号を生成
し、この駆動信号をCPU11に出力している。
【0042】次に、このように構成された第1の実施の
形態のガス警報器の動作、すなわちガス警報方法を図1
に示す回路構成図及び図5に示すフローチャートを参照
して説明する。ここでは、浴室等の高温高湿中において
ガス濃度の検出を行うものとする。
【0043】まず、電池5の電源電圧を受けて、センサ
駆動回路13が図3または図4に示すような、第1の周
期T1を持つ第1パルスPLS1と第2の周期T2を持
つ第2パルスPLS2を有するパルス駆動信号を生成す
る(ステップS11)。
【0044】そして、センサ駆動回路13は、パルス駆
動信号をガスセンサ1に有するヒータ2に印加すると
(ステップS13)、第1の周期T1毎に第1パルスP
LS1のハイレベルを持つHIパルスによりガスセンサ
1をヒートアップする。すなわち、ガスセンサ1のヒー
トクリーニングを開始する(ステップS15)。
【0045】次に、センサ検出回路9は、第1の周期T
1毎に、すなわち、通常のヒートクリーニング毎に、パ
ルス駆動信号の第1パルスPLS1のローレベルを持つ
LOパルスにおける検知ポイント(図3または図4中の
黒丸印P1,P2・・・)において、センサ素子3から
のガスセンサ入力により、一酸化炭素のガス濃度を検出
する(ステップS17)。
【0046】さらに、センサ駆動回路13は、第2の周
期T2毎に第2パルスPLS2のハイレベルを持つHI
パルスによりガスセンサ1をヒートアップする(ステッ
プS19)。第2の周期T2毎にパルス駆動信号の第2
パルスPLS2のローレベルを持つLOパルスにおける
検知ポイント(図3のP3)において、センサ素子3か
らのガスセンサ入力により一酸化炭素のガス濃度を検出
する(ステップS20)。
【0047】次に、警報判定回路14は、センサ検出回
路9で検出された一酸化炭素ガス濃度が予め定められた
CO警報点を超えているかどうかを判定し(ステップS
21)、一酸化炭素のガス濃度がCO警報点を超えた場
合には、警報判定回路14は、警報信号を警報回路18
に出力するため、警報回路18は、ブザー19及びLE
D21により警報を行う(ステップS23)。
【0048】このように、第1の実施の形態のガス警報
器及びガス警報方法によれば、第1の周期T1よりも長
い第2の周期T2毎に、第1パルスPLS1のハイレベ
ルのパルス幅よりも大きい第2パルスPLS2のハイレ
ベルにより、通常のヒートクリーニングよりも長時間ま
たは高温のヒートクリーニングが実施される。このた
め、高湿中等の過酷な環境条件下でも長期的に安定した
センサ感度を確保することができる。
【0049】また、図4に示すようなパルス駆動信号を
用いても、第2パルスPLS2のハイレベルの波高値が
第1パルスPLS1のハイレベルの波高値よりも大きい
ので、同様な効果が得られる。
【0050】さらに、常温で一酸化炭素を検出せずに、
パルス駆動信号のローレベルによるガスセンサ1の温度
(例えば100℃)で一酸化炭素を検出するため、一酸
化炭素と水素との弁別性を向上させ且つ高湿中等の過酷
な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度を確保す
ることができる。
【0051】図6は第1の実施の形態の電池式のガス警
報器におけるガスセンサに対して高温高湿中で定期的に
ヒートアップを行った高温高湿加速試験結果を示す図で
ある。そのときの加速条件としては、温度が50℃で湿
度が95%でガスセンサ1を連続放置し、センサ駆動条
件としては、図3または図4に示すようなタイミングで
ガスセンサ1を駆動する。
【0052】図6において、横軸は、加速日数を示し、
縦軸はCO警報濃度を示している。図6中の黒丸、黒四
角は試験対象となった2つのガスセンサを示している。
図6から、加速日数が増加してもCO警報濃度がほとん
ど上昇していないことがわかる。すなわち、高湿中でも
安定したセンサ感度を確保することができる。
【0053】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態のガス警報器及びガス警報方法を説明する。図7は
第2の実施の形態の電池式のガス警報器の基本的な回路
構成図である。図8は第2の実施の形態の電池式のガス
警報器におけるパルス駆動信号のタイミングチャートで
ある。
【0054】第2の実施の形態のガス警報器は、センサ
駆動回路13aの構成が異なる点を除いて、第1の実施
の形態のガス警報器と同一構成である。センサ駆動回路
13aは、図8に示すように、第1の周期T1を持つ第
1パルスPLS1を有し且つ該第1パルスPLS1がハ
イレベルを保持するハイレベル期間(例えば1秒)とロ
ーレベルを保持するローレベル期間(例えば5秒)とロ
ーレベルよりも小さい零レベルを保持する零レベル期間
(例えば891秒)を有するパルス駆動信号を生成し、
該パルス駆動信号によりガスセンサ1を駆動する。
【0055】また、センサ検出回路9は、第1の周期T
1毎にパルス駆動信号のローレベル期間中の検知ポイン
ト(図8中の黒丸印P1,P2,P3・・・)におい
て、センサ素子3からのガスセンサ入力により、一酸化
炭素のガス濃度を検出する。
【0056】なお、図7に示すガス警報器のその他の構
成は、図1に示すガス警報器と同一構成であり、同一部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0057】次に、このように構成された第2の実施の
形態のガス警報器の動作、すなわちガス警報方法を図7
に示す回路構成図及び図10に示すフローチャートを参
照して説明する。ここでは、浴室等の高温高湿中におい
てガス濃度の検出を行うものとする。
【0058】まず、センサ駆動回路13aが図8に示す
ような、第1の周期T1を持つ第1パルスPLS1を有
するパルス駆動信号を生成する(ステップS31)。そ
して、センサ駆動回路13aは、パルス駆動信号をガス
センサ1に有するヒータ2に印加すると(ステップS3
3)、第1の周期T1毎に第1パルスPLS1のハイレ
ベルを持つHIパルスによりガスセンサ1をヒートアッ
プする。すなわち、ガスセンサ1のヒートクリーニング
を開始する(ステップS35)。
【0059】次に、センサ検出回路9は、第1の周期T
1毎に、すなわち、ヒートクリーニング毎に、パルス駆
動信号の第1パルスPLS1のローレベルを持つLOパ
ルスにおける検知ポイント(図8中の黒丸印P1,P
2,P3・・・)において、センサ素子3からのガスセ
ンサ入力により、一酸化炭素のガス濃度を検出する(ス
テップS37)。
【0060】次に、警報判定回路14は、センサ検出回
路9で検出された一酸化炭素ガス濃度が予め定められた
CO警報点を超えているかどうかを判定し(ステップS
39)、一酸化炭素のガス濃度がCO警報点を超えた場
合には、警報判定回路14は、警報信号を警報回路18
に出力するため、警報回路18は、ブザー19及びLE
D21により警報を行う(ステップS41)。
【0061】このように、第2の実施の形態のガス警報
器及びガス警報方法によれば、常温で一酸化炭素を検出
せずに、パルス駆動信号のローレベルによるガスセンサ
1の温度(例えば100℃)で一酸化炭素を検出するた
め、一酸化炭素と水素との弁別性を向上させ且つ高湿中
等の過酷な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度
を確保することができる。
【0062】図9は第2の実施の形態の電池式のガス警
報器におけるガスセンサに対して高温高湿中で定期的に
ヒートアップを行った高温高湿加速試験結果を示す図で
ある。そのときの加速条件としては、温度が50℃で湿
度が95%でガスセンサ1を連続放置し、センサ駆動条
件としては、図8に示すようなタイミングでガスセンサ
1を駆動する。
【0063】図9において、横軸は、加速日数を示し、
縦軸はCO警報濃度を示している。図9中の黒丸、黒四
角は試験対象となった2つのガスセンサを示している。
図9から、加速日数が増加してもCO警報濃度がほとん
ど上昇していないことがわかる。すなわち、高温高湿中
でも安定したセンサ感度を確保することができる。
【0064】なお、図9に示す試験結果と図6に示す試
験結果とを比較すると、図6に示す試験結果の方が良い
ことがわかる。これは、図3または図4に示すパルス駆
動信号は、図8に示すパルス駆動信号に対して、さらに
第2パルスが含まれており、この第2パルスにより長期
間または高温のヒートクリーニングが行われるからであ
る。
【0065】図11はヒータHI/LO時間に対する一
酸化炭素濃度劣化特性を示す図である。ここで、ヒータ
HI時間とは、図8のハイレベル期間に対応し、ヒータ
LO時間はローレベル期間に対応する。図11(a)
は、温度50℃、湿度95%での高温高湿連続耐久試験
後のヒータHI/LO時間と一酸化炭素警報濃度変動量
との関係を示し、図11(b)は、温度40℃、湿度9
0%と温度0℃とを42サイクル行った温度サイクル耐
久試験後のヒータHI/LO時間と一酸化炭素警報濃度
変動量との関係を示している。一酸化炭素濃度の初期値
は100ppmであり、図11では、その後の変動量を
示している。
【0066】図11(a),図11(b)からもわかる
ように、HI時間を0.8秒とし、LO時間を設けずに
零レベル(OFF)を設けた場合には、一酸化炭素警報
濃度変動量は、250ppmとなり、この変動量は、日
ガス検検定規定の最大値となっている。変動量は、15
0ppm(検定レベル)以下であることが好ましい。ま
た、LO時間で一酸化炭素を検出すると、150ppm
以下となる。LO時間をさらに大きくすると、一酸化炭
素警報濃度変動量がさらに小さくなることがわかる。す
なわち、LO時間で一酸化炭素を検出することにより、
高湿中でも安定したセンサ感度を確保できることができ
る。
【0067】図12はヒータLO時間に対する水素警報
濃度特性を示す図である。図12中において、黒四角は
HI時間を1.5秒とし、黒丸はHI時間を2秒とし、
黒三角はHI時間を2.5秒とし、黒ひし形はHI時間
を3秒とした場合における水素警報濃度特性を示す。ま
た、図12では、一酸化炭素濃度が100ppm設定時
における水素警報濃度を示している。
【0068】図12からもわかるように、水素警報濃度
は、HI時間と関係が小さく、LO時間を延長させて検
出することで相対感度が向上する。すなわち、一酸化炭
素と水素との弁別性を向上させることができる。なお、
LO時間が2秒以上であれば、水素警報濃度が検定レベ
ル(500ppm)を超えるから、日ガス検検定規定を
満たすことができる。
【0069】図13はヒータHI/LO時間に対する電
池寿命特性を示す図である。図13において、横軸はヒ
ータHI/LO時間を示し、縦軸は電池寿命年数を示
す。黒丸は、リチウム電池4本の場合を示し、○はリチ
ウム電池8本の場合を示す。水素警報濃度特性、及び湿
度特性を考慮し、且つ電池の寿命を3年以上とすると、
図13に示すように、HI時間/LO時間が制限され
る。
【0070】なお、本発明は、前述した実施の形態のガ
ス警報器に限定されるものではなく、このほか、本発明
の技術的思想を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能
であるのは勿論である。
【0071】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1の周期よ
りも長い第2の周期毎に第1パルスよりも大きい第2パ
ルスのハイレベルにより通常のヒートクリーニングより
も長時間または高温のヒートクリーニングが実施される
ため、高湿中等の過酷な環境条件下でも長期的に安定し
たセンサ感度を確保することができる。また、常温で一
酸化炭素を検出せずに、パルス駆動信号のローレベルに
よるガスセンサの温度で一酸化炭素を検出するため、一
酸化炭素と水素との弁別性を向上させ且つ高湿中等の過
酷な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度を確保
できる。
【0072】請求項2の発明によれば、第2パルスのハ
イレベルのパルス幅が、第1パルスのハイレベルのパル
ス幅よりも大きいので、通常のヒートクリーニングより
も長時間ヒートクリーニングが実施されるため、高湿中
等の過酷な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度
を確保することができる。
【0073】請求項3の発明によれば、第2パルスのハ
イレベルの波高値は第1パルスのハイレベルの波高値よ
りも大きいので、通常のヒートクリーニングよりも高温
のヒートクリーニングが実施されるため、高湿中等の過
酷な環境条件下でも長期的に安定したセンサ感度を確保
することができる。
【0074】請求項4の発明によれば、常温で一酸化炭
素を検出せずに、パルス駆動信号のローレベルによるガ
スセンサの温度で一酸化炭素を検出するため、一酸化炭
素と水素との弁別性を向上させ且つ高湿中等の過酷な環
境条件下でも長期的に安定したセンサ感度を確保するこ
とができる。
【0075】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
の効果と同様な効果が得られる。請求項6の発明によれ
ば、請求項2の発明の効果と同様な効果が得られる。請
求項7の発明によれば、請求項3の発明の効果と同様な
効果が得られる。請求項8の発明によれば、請求項4の
発明の効果と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の電池式のガス警報器の基本
的な回路構成図である。
【図2】第1の実施の形態の電池式のガス警報器の具体
的な回路構成図である。
【図3】第1の実施の形態の電池式のガス警報器におけ
るパルス駆動信号のタイミングチャートである。
【図4】第1の実施の形態の電池式のガス警報器におけ
るパルス駆動信号のタイミングチャートである。
【図5】第1の実施の形態のガス警報器により実現され
るガス警報方法を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態の電池式のガス警報器におけ
るガスセンサに対して高温高湿中で定期的にヒートアッ
プを行った高温高湿加速試験結果を示す図である。
【図7】第2の実施の形態の電池式のガス警報器の基本
的な回路構成図である。
【図8】第2の実施の形態の電池式のガス警報器におけ
るパルス駆動信号のタイミングチャートである。
【図9】第2の実施の形態の電池式のガス警報器におけ
るガスセンサに対して高温高湿中で定期的にヒートアッ
プを行った高温高湿加速試験結果を示す図である。
【図10】第2の実施の形態のガス警報器により実現さ
れるガス警報方法を示すフローチャートである。
【図11】ヒータHI/LO時間に対する一酸化炭素濃
度劣化特性を示す図である。
【図12】ヒータLO時間に対する水素警報濃度特性を
示す図である。
【図13】ヒータHI/LO時間に対する電池寿命特性
を示す図である。
【図14】従来のガス警報器においてパルス駆動信号に
より駆動されたガスセンサの温度のタイミングチャート
である。
【図15】従来の電池式のガス警報器の経時特性を示す
図である。
【図16】従来の電池式のガス警報器の高温高湿連続放
置試験結果を示す図である。
【図17】従来の電池式のガス警報器の高温高湿連続放
置試験におけるセンサ駆動条件を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 ガスセンサ 2 ヒータ 3 センサ素子 5 電池 7 電源回路 9 センサ検出回路 11 CPU 12 電池電源検出回路 13 センサ駆動回路 14 警報判定回路 18 警報回路 19 ブザー 21 LED P1、P2 検知ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高島 裕正 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 大村 彰 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 永田 敏 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 中江 浩史 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 本荘 妙子 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 松本 晋一 大阪府池田市鉢塚2丁目5番26号 エフア イエス株式会社内 (72)発明者 翁長 一夫 大阪府池田市鉢塚2丁目5番26号 エフア イエス株式会社内 Fターム(参考) 2G046 AA11 BE05 BJ02 DA05 DB02 DB03 DB04 DB05 DC12 DC14 DC17 DC18 DD01 FB01 2G060 AA03 AB08 AE19 AF04 AF07 BA01 BB02 BB09 BD02 HA03 HB02 HB03 HB05 HB06 HC03 HC21 HC22 HD01 HD02 HD07 HE02 5C087 AA23 AA42 CC48 DD07 DD24 EE07 EE10 FF01 FF04 FF13 GG08 GG30 GG36 GG59

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池の電源電圧により動作するガス警報
    器であって、 ヒータ及びセンサ素子を有するガスセンサと、 第1の周期を持つ第1パルスと第1の周期よりも長い第
    2の周期を持つ第2パルスとを有し且つ第1及び第2パ
    ルスの各々がハイレベルを保持するハイレベル期間とロ
    ーレベルを保持するローレベル期間とローレベルよりも
    小さい零レベルを保持する零レベル期間を有すると共に
    第2パルスが第1パルスよりも大きいパルス駆動信号を
    生成し、該パルス駆動信号により前記ガスセンサを駆動
    する駆動手段と、 前記第1の周期毎に前記パルス駆動信号の前記ローレベ
    ル期間において前記センサ素子の出力に基づき一酸化炭
    素ガス濃度を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された前記一酸化炭素ガス濃度が警
    報点を超えたかどうかを判定する警報判定手段と、 前記一酸化炭素ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前
    記一酸化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する報知
    手段と、を備えることを特徴とするガス警報器。
  2. 【請求項2】 前記第2パルスのハイレベルのパルス幅
    は前記第1パルスのハイレベルのパルス幅よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1記載のガス警報器。
  3. 【請求項3】 前記第2パルスのハイレベルの波高値は
    前記第1パルスのハイレベルの波高値よりも大きいこと
    を特徴とする請求項1記載のガス警報器。
  4. 【請求項4】 電池の電源電圧により動作するガス警報
    器であって、 ヒータ及びセンサ素子を有するガスセンサと、 所定周期を持つパルスを有し且つ該パルスがハイレベル
    を保持するハイレベル期間とローレベルを保持するロー
    レベル期間とローレベルよりも小さい零レベルを保持す
    る零レベル期間を有するパルス駆動信号を生成し、該パ
    ルス駆動信号により前記ガスセンサを駆動する駆動手段
    と、 前記所定周期毎に前記パルス駆動信号の前記ローレベル
    期間において前記センサ素子の出力に基づき一酸化炭素
    ガス濃度を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された前記一酸化炭素ガス濃度が警
    報点を超えたかどうかを判定する警報判定手段と、 前記一酸化炭素ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前
    記一酸化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する報知
    手段と、を備えることを特徴とするガス警報器。
  5. 【請求項5】 電池の電源電圧により動作しガス警報を
    行うガス警報方法であって、 第1の周期を持つ第1パルスと第1の周期よりも長い第
    2の周期を持つ第2パルスとを有し且つ第1及び第2パ
    ルスの各々がハイレベルを保持するハイレベル期間とロ
    ーレベルを保持するローレベル期間とローレベルよりも
    小さい零レベルを保持する零レベル期間を有すると共に
    第2パルスが第1パルスよりも大きいパルス駆動信号を
    生成し、該パルス駆動信号によりガスセンサを駆動する
    駆動ステップと、 前記第1の周期毎に前記パルス駆動信号の前記ローレベ
    ル期間において前記ガスセンサに有するセンサ素子の出
    力に基づき一酸化炭素ガス濃度を検出する検出ステップ
    と、 検出された前記一酸化炭素ガス濃度が警報点を超えたか
    どうかを判定する警報判定ステップと、 前記一酸化炭素ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前
    記一酸化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する報知
    ステップと、を備えることを特徴とするガス警報方法。
  6. 【請求項6】 前記第2パルスのハイレベルのパルス幅
    は前記第1パルスのハイレベルのパルス幅よりも大きい
    ことを特徴とする請求項5記載のガス警報方法。
  7. 【請求項7】 前記第2パルスのハイレベルの波高値は
    前記第1パルスのハイレベルの波高値よりも大きいこと
    を特徴とする請求項5記載のガス警報方法。
  8. 【請求項8】 電池の電源電圧により動作し、ガス警報
    を行うガス警報方法であって、 所定周期を持つパルスを有し且つ該パルスがハイレベル
    を保持するハイレベル期間とローレベルを保持するロー
    レベル期間とローレベルよりも小さい零レベルを保持す
    る零レベル期間を有するパルス駆動信号を生成し、該パ
    ルス駆動信号によりガスセンサを駆動する駆動ステップ
    と、 前記所定周期毎に前記パルス駆動信号の前記ローレベル
    期間において前記ガスセンサに有するセンサ素子の出力
    に基づき一酸化炭素ガス濃度を検出する検出ステップ
    と、 検出された前記一酸化炭素ガス濃度が警報点を超えたか
    どうかを判定する警報判定ステップと、 前記一酸化炭素ガス濃度が前記警報点を超えた場合に前
    記一酸化炭素ガス濃度の異常を示す警報を報知する報知
    ステップと、を備えることを特徴とするガス警報方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106530632A (zh) * 2016-11-24 2017-03-22 北京长城金点物联网科技股份有限公司 一种报警器的控制方法及报警器

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