JP2001193882A - 継ぎ手とその継ぎ手を用いた耐圧ホースの取り付け方法 - Google Patents

継ぎ手とその継ぎ手を用いた耐圧ホースの取り付け方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編み布状の補強層によって補強された耐圧ホ
ースに取り付けやすく、しかも取り付け部から漏れが無
い継ぎ手と、その取り付け方法を提供すること。 【解決手段】 ニップル部7を備えた継ぎ手本体5と、
雄ネジ8と、雌ネジ10を備えたホースナット6と、弾
性を有する円筒状のスリーブ12とからなり、スリーブ
12が、一方の端部12aに開口し、そこから軸方向に
沿って中間まで延びる1または複数のスリット14と、
円筒を分断する1つの切り割り13とを備えるととも
に、上記スリットが開口していない他方の端部12bを
上記ホース端部に重ねて上記スリーブを被せ、上から上
記ホースナット6を被せて上記雌ネジ10と上記雄ネジ
8とを結合することにより、上記スリーブ12を径方向
に押圧収縮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表面を補強層で
覆った耐圧ホースを取り付けるのに適した継ぎ手と、こ
の継ぎ手を用いた耐圧ホースの取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、耐圧ホース1は、ホ
ース本体2の柔軟性を維持して、しかも、その耐圧強度
を上げるために、ホース本体2の外表面に、金属または
樹脂などの補強糸3で編成した補強層4を被せたものが
有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、補強層
4で補強した耐圧ホース1を、例えば希望の長さでカッ
トすると、その切り口で、補強糸3がばらけてしまう。
ホースの端部には、継ぎ手などをはめることが多いの
で、切り口で補強糸3がばらけてしまうと、継ぎ手など
がはめにくくなってしまう。このように、補強糸3がば
らけてしまうと、継ぎ手の取り付け作業がやりにくくな
るだけでなく、継ぎ手がきちんとはまらないことも有
る。そして、継ぎ手がきちんとはまらなければ、その部
分から液体などが漏れてしまうこともある。
【0004】また、図5には、ホース継ぎ手を示す。こ
の継ぎ手は、継ぎ手本体5とホースナット6からなる。
継ぎ手本体5は、ホースを差し込むニップル部7と、こ
のニップル部7の隣に形成した雄ネジ8を備えるととも
に、上記ニップル部7と反対側には、他の接続部材を取
り付けることができる形状の接続部9を形成している。
一方、ホースナット6の内側には、継ぎ手本体5に形成
した雄ネジ8にかみ合う雌ネジ10を形成している。こ
の雌ネジ10の後方は、後端に向かって径が小さくなる
テーパー部11を形成している。
【0005】このような継ぎ手に、上記耐圧ホース1を
取り付けるには、次のようにする。まず、上記ホースナ
ット6内にホース1を通してから、ホース本体2の端部
に、継ぎ手本体5のニップル部7を挿入する。次に、ホ
ースナット6の雌ネジ10を継ぎ手本体5の雄ネジ8に
締め付ける。ホースナット6が継ぎ手本体5の雄ネジ8
に対して前進すると、ホースナット6内部のテーパー部
11が、ニップル部7の上に進み、ホースナット6の小
径部分がホース1を締め付ける。
【0006】上記のように、耐圧ホース1の端部にニッ
プル部7を挿入するときには、ホース本体2が拡径す
る。これは、継ぎ手に取り付けたホースが抜けにくいよ
うに、ニップル部7の外径をホース本体2の内径よりや
や大きめにしているためである。そして、ホース本体2
がニップル部7によって押し広げられれば、補強層4も
押し広げられ、補強糸3がばらけることになる。ばらけ
た補強糸3が、ホースナット6内で偏ったり、雌ネジ1
0内と雄ネジ8との間に入り込むと、ホースナットを十
分に締め付けることができない。そのため、継ぎ手部分
から、漏れが生じることがあった。
【0007】さらに、ホースナット6を締め付ける際
に、補強層4が一緒に回ってしまって、偏ってしまうこ
とがある。ホースナット6の中で、補強層4が偏ってし
まうと、ホースナット6を十分に締め付けることができ
なくなり、これも、漏れの原因となった。この発明の目
的は、編み布状の補強層によって補強された耐圧ホース
に取り付けやすく、しかも取り付け部から漏れが無い継
ぎ手と、その取り付け方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の継ぎ手は、
ホース端部に挿入するニップル部を備えた継ぎ手本体
と、継ぎ手本体外周に形成した雄ネジと、この雄ネジに
結合可能な雌ネジを備えたホースナットと、可撓性を有
する円筒状のスリーブとからなり、上記スリーブが、一
方の端部に開口し、そこから軸方向に沿って中間まで延
びる1または複数のスリットと、円筒を分断する1つの
切り割りとを備えるとともに、上記スリットが開口して
いない他方の端部を上記ホース端部に重ねて上記スリー
ブを被せ、その上から上記ホースナットを被せて上記雌
ネジと上記雄ネジとを結合することにより、上記スリー
ブを径方向に押圧収縮させる点に特徴を有する。
【0009】第2の発明は、スリーブを軸方向に分断す
る切り割りが、その開口幅が、スリットが開口している
スリーブの一方の端部から他方の端部に向かって狭くな
る構成にした点に特徴を有する。第3の発明は、スリー
ブ外表面に、スリーブの取り付け方向を示すマークを設
けた点に特徴を有する。第4の発明は、スリーブ外表面
に、周方向に伸びる溝を形成した点に特徴を有する。
【0010】第5の発明は、請求項1〜4のいずれか1
に記載の継ぎ手を用いた補強ホースの取り付け方法であ
り、補強糸を編んだ編み布状の補強層を外周に備えた耐
圧ホース内に、継ぎ手本体のニップル部を挿入し、上記
耐圧ホース端部の補強層外周に樹脂製テープを巻き付け
るとともに、可撓性を有し、軸方向に設けた切り割りで
分断された円筒状のスリーブを、上記切り割り部分を広
げて上記テープ上に被せ、さらに、上記スリーブにホー
スナットを被せて、このホースナットの雌ネジを上記継
ぎ手本体の雄ネジに締め付けることにより、上記スリー
ブを径方法に押圧収縮させる点に特徴を有する。点に特
徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図2にこの発明の第1実施
例を示す。この第1実施例の継ぎ手は、図1に示すスリ
ーブ12を備えた点が、図5に示す従来の継ぎ手と異な
るが、その他の構成は、従来のものと同じである。した
がって、以下の説明には、図1、図2とともに、従来例
の図4、図5を用いる。上記スリーブ12は、樹脂製の
円筒である。ただし、軸方向に、切り割り13を形成
し、これにより、上記円筒を分断している。また、この
スリーブ12には、切り割り13の他に、軸方向の途中
までの、複数のスリット14が形成されている。これら
のスリット14は、スリーブ12の一方の端部12a
に、開口14aを設け、その閉鎖端部14bをスリーブ
12の軸方向の途中に設けている。
【0012】すなわち、上記スリーブ12の他方の端部
12bは、スリット14の開口14aが無く、周方向に
連続している。そして、上記スリーブ12は、上記他方
の端部12bを継ぎ手本体の雄ネジ8に対向させて、上
記継ぎ手本体5に取り付けた耐圧ホース1と上記ホース
ナット6との間に装着されるものである。
【0013】以下に、この発明の継ぎ手を用いて耐圧ホ
ース1を接続する方法を説明する。まず、ホースナット
6に耐圧ホース1を通し、継ぎ手を取り付ける方の端部
にビニールテープ15を巻き付ける。次に、ホース本体
2(図4参照)内に、継ぎ手本体5のニップル部7を奥
まで挿入する。この時、耐圧ホース1の端部外周には、
テープ15が巻かれているので、補強糸3がバラバラに
なったり、補強層4が広がったりしない。そのため、ニ
ップル部7を挿入し易い。
【0014】この第1実施例では、耐圧ホース1をホー
スナット6に通してから、端部にビニールテープ15を
巻いている。このようにしたのは、ホース1に巻いたテ
ープを擦らないようにするためである。もしも、ホース
1に予めテープ15を巻いておいて、後から、ホース1
をホースナット6に通すと、ホースナット6によってテ
ープ15が擦られて剥がれてしまうこともある。また、
上記ホース1の端部は、内部にニップル部7を挿入する
ことによってホース本体2の径が押し広げられ、外側の
補強層4も広げられる。この時、外周に巻かれたテープ
15も伸びなければならないので、このテープ15は、
伸びる材質で作られている。
【0015】ニップル部7を挿入することで、上記補強
層4が広げられた場合、テープ15が無ければ、補強糸
3がバラバラになってしまう。しかし、この第1実施例
では、補強糸3を押さえつけるように、予めテープ15
を巻き付けてあるので、補強層4が広げられても、補強
糸3がバラバラになることがない。上記のように、耐圧
ホース1の端部にニップル部7を挿入したら、図1のス
リーブ12を、上記テープ15の上に被せる。このと
き、スリーブ12の切り割り13の部分を、図1の矢印
方向に開き、上記耐圧ホース1の径より大きくした隙間
から耐圧ホース1のテープ15部分を挿入し、上記テー
プ15の上にスリーブ12を被せる。
【0016】このように、スリーブ12を取り付けると
きにも、耐圧ホース1上で滑らせるように移動させな
い。スリーブ12を滑らせると、これに擦られて、上記
ビニールテープ15が剥れてしまうことがあるからであ
る。そのため、スリーブ12に耐圧ホース1を予め通し
ておくことはしないで、耐圧ホース1の側面からスリー
ブ12の弾性を利用して被せるようにしている。また、
このとき、上記スリーブ12の他方の端部12bを、ニ
ップル部7を挿入したホース1の端部に重ねるようにす
る。
【0017】上記のように、スリーブ12に切り割り1
3が有るため、耐圧ホース1にテープ15を巻いた後か
らでも、スリーブ12を装着できる。上記切り欠き13
が無ければ、耐圧ホース1の端部にニップル部7を挿入
する前にスリーブ12にホース1を通して置かなければ
ならない。もしも、スリーブ12を装着し忘れて、耐圧
ホース1にニップル部7を挿入してしまった場合には、
耐圧ホース1を、一旦、ニップル部7からはずして、ス
リーブ12を装着してから、ニップル部7を挿入し直さ
なければならないこともある。
【0018】上記のようにして、スリーブ12を被せた
ら、ホースナット5を耐圧ホース1に沿って移動させ
る。そして、ホースナット5で上記スリーブ12を覆
い、ホースナット5の上記雌ネジ10を上記継ぎ手本体
5の雄ネジ8に締め付けて固定する。上記雌ネジ10と
雄ネジ8とを結合し、ホースナット6が雄ネジ8側へ移
動すると、テーパー部11が上記スリーブ12を締め付
ける。スリーブ12は、切り割り13と、スリット14
部分が狭まり、スリーブ12が径方向に収縮することに
なる。
【0019】以上の手順によって、耐圧ホース1を継ぎ
手に取り付ける。なお、上記スリーブ12には、切り割
り13や複数のスリット14が形成されているため、上
記ホースナット6を締め付けたときに、スリーブ12が
径方向に収縮し、このスリーブ12を介して、耐圧ホー
ス1を締め付けることができる。また、耐圧ホース1
は、ニップル部7が挿入された部分が特に太くなってい
るが、上記切り割り13やスリット14が有るので、ホ
ースナット6で締め付けることによって、スリーブ12
が、上記のようなホース1の径の変化に対応できる。
【0020】この第1実施例では、端部にビニールテー
プ15を巻いてから、ニップル部7を挿入するようにし
ているので、ニップル部7を挿入するときには、補強層
4の端部が広がったり、補強糸3がほつれたりしていな
い。そのため、ニップル部7をきちんと奥まで挿入する
ことが容易である。さらに、ビニールテープ15を巻い
た上を、スリーブ12で覆ってから、ホースナット6を
被せるので、ホースナット6の中で、補強層4が偏った
りするようなことがなく、耐圧ホース1を均等に締め付
けることができる。したがって、継ぎ手部分から、漏れ
が発生することがない。
【0021】なお、ビニールテープ15を巻かないで、
スリーブ12を被せるだけでも、従来と比べて、補強層
4がばらけたり、ずれたりすることを防止して、ホース
ナット6を確実に締め込むことができる。ただし、テー
プ15を用いない場合には、スリーブ12を装着する際
に、バラバラになった補強糸3が切り割り13からはみ
出さないように注意しなければならない。この場合に
も、スリーブ12の他方の端部12bを継ぎ手本体5の
雄ネジ8側へ向けて被せるようにする。上記他方の端部
12bには、スリット14が開口していないので、この
端部12bを耐圧ホース1の端部に重ねれば、バラバラ
になった補強糸3の端部が、スリット14からはみ出す
ことがない。
【0022】図3に、第2実施例のスリーブ16を示
す。この第2実施例では、スリーブ16に形成した切り
割り17が、図1に示した第1実施例のスリーブ12の
切り割り13と異なるが、その他の構成は第1実施例と
同じなので、個々の説明は省略する。上記スリーブ16
に形成した切り割り17は、その幅が、スリーブ16の
軸方向に沿って一定ではない。上記切り割り16の開口
幅は、スリーブ16の一方の端部16a側の方が広く、
一方の端部16aから他方の端部16bに向かって連続
的に狭くなっている。
【0023】また、スリーブ16の外周には、ホース1
に対する取り付け方向を示すマークとして、矢印18が
設けられている。この矢印18の先端を継ぎ手本体5側
に向けて耐圧ホース1に被せるようにする。さらに、ス
リーブ16の外周には、周方向に沿った複数の溝19が
形成されている。この溝19によって、スリーブ16
は、径方向に曲がり易くなる。
【0024】このようなスリーブ16は、外側から締め
付けられたとき、切り割り17の部分が閉まることによ
り、スリーブ16の一方の端部側が自然に狭くなる。そ
のため、ホースナット6を締め付ける際に、スリーブ1
6がテーパー部11に沿いやすく、より締め付けやす
い。ホースナット6を締め付けたとき、ホース1ととも
にスリーブ16の縮径して径が大きく変化するのはホー
スナット6の後方である。そこで、この第2実施例で
は、スリーブ16の一方の端部16a側で、大きな径の
変化に対応できるように、切り割り17の開口幅を大き
くしているのである。
【0025】切り割り17の開口幅を均一にして、大き
な変化に対応できるようにする場合には、切り割りの幅
を全体に大きくしなければならない。それでは、あまり
縮径しない他方の端部16b側で、耐圧ホース1の補強
層4がはみ出してしまうこともある。その上、スリーブ
16の外周には、周方向の溝19が形成されていて径方
向に変形し易く構成している。そのため、スリーブ16
は、耐圧ホース1の外径の変化によりスムーズに対応し
て沿うことができる。したがって、継ぎ手部分から流体
が漏れることがない。
【0026】
【発明の効果】第1の発明の継ぎ手によれば、編み布状
の補強層で補強された耐圧ホースを取り付ける際に、ス
リーブで耐圧ホース外周を覆ってからホースナットを締
め込むことができるので、ホースナット内で補強層が偏
ることがない。そのため、ホースナットを十分に締め込
むことができるとともに、スリーブを介して、耐圧ホー
ス外周を均等に締め付けることができる。したがって、
継ぎ手部分から、流体が漏れることが無い。また、軸方
向に形成したスリットおよび切り割りによって、スリー
ブが縮径し易い。
【0027】しかも、スリーブは軸方向に形成された切
り割りによって、分断されているので、このスリットを
広げることにより、スリーブに予めホースを通しておか
なくても、ホース外周にスリーブを被せることができ
る。これにより、例えば、耐圧ホースの端部にテープを
巻いて、補強糸のばらつきを防止するような場合に、ス
リーブを移動させることによって、上記テープを剥がし
てしまうようなことが無くなる。さらに、スリットの開
口が無い端部を、ホース端部に重ねることにより、補強
糸端部がバラバラになることを防止できる。
【0028】また、第2の発明によれば、ホースナット
を締め付けることによる径の変化を、スリーブがより吸
収しやすくなる。第3の発明によれば、スリーブの取り
付け方向がわかりやすくなる。第4の発明によれば、ス
リーブが耐圧ホースの径の変化により対応しやすくな
る。
【0029】第5の発明の継ぎ手の取り付け方法によれ
ば、編み布状の補強層で補強された耐圧ホースの端部
に、補強糸の乱れが無いので、継ぎ手本体のニップル部
を、簡単に、奥まで挿入することができる。また、テー
プの上にスリーブを被せることにより、ホースナットを
締める際にテープがよれたり剥がれたりすることを防止
できるとともに、スリーブを介して、耐圧ホース外周を
均等、かつ、強力に締め付けることができる。さらに、
スリーブを被せる際に、ホース端部に巻いたテープを剥
がしてしまうことがない。したがって、継ぎ手部分か
ら、流体が漏れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の継ぎ手を構成するスリ
ーブの斜視図である。
【図2】第1実施例の継ぎ手を取り付けている途中を表
した図である。
【図3】第2実施例の継ぎ手を構成するスリーブの斜視
図である。
【図4】耐圧ホースの斜視図である。
【図5】従来例の継ぎ手を構成する部品の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 耐圧ホース 2 ホース本体 3 補強糸 4 編み布 5 継ぎ手本体 6 ホースナット 7 ニップル部 8 雄ネジ 10 雌ネジ 12 スリーブ 12a 一方の端部 12b 他方の端部 13 切り割り 14 スリット 14a 開口 15 テープ 16 スリーブ 16a 一方の端部 16b 他方の端部 17 切り割り 18 矢印 19 溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホース端部に挿入するニップル部を備え
    た継ぎ手本体と、継ぎ手本体外周に形成した雄ネジと、
    この雄ネジに結合可能な雌ネジを備えたホースナット
    と、弾性を有する円筒状のスリーブとからなり、上記ス
    リーブが、一方の端部に開口し、そこから軸方向に沿っ
    て中間まで延びる1または複数のスリットと、円筒を分
    断する1つの切り割りとを備えるとともに、上記スリッ
    トが開口していない他方の端部を上記ホース端部に重ね
    て上記スリーブを被せ、その上から上記ホースナットを
    被せて上記雌ネジと上記雄ネジとを結合することによ
    り、上記スリーブを径方向に押圧収縮させることを特徴
    とする継ぎ手。
  2. 【請求項2】 スリーブを軸方向に分断する切り割り
    が、その開口幅が、スリットが開口しているスリーブの
    一方の端部から他方の端部に向かって狭くなる構成にし
    た請求項1に記載の継ぎ手。
  3. 【請求項3】 スリーブ外表面に、取り付け方向を示す
    マークを設けたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の継ぎ手。
  4. 【請求項4】 スリーブ外表面に、周方向に伸びる溝を
    形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に
    記載の継ぎ手。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1に記載の継ぎ
    手を用いた補強ホースの取り付け方法において、補強糸
    を編んだ編み布状の補強層を外周に備えた耐圧ホース内
    に、継ぎ手本体のニップル部を挿入し、上記耐圧ホース
    端部の補強層外周に樹脂製テープを巻き付けるととも
    に、可撓性を有し、軸方向に設けた切り割りで分断され
    た円筒状のスリーブを、上記切り割り部分を広げて上記
    テープ上に被せ、さらに、上記スリーブにホースナット
    を被せて、このホースナットの雌ネジを上記継ぎ手本体
    の雄ネジに締め付けることにより、上記スリーブを径方
    法に押圧収縮させる耐圧ホースの取り付け方法。
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