JPH0435602A - 伸縮円筒体およびそれを使用した雨傘カバー - Google Patents

伸縮円筒体およびそれを使用した雨傘カバー

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JPH0435602A
JPH0435602A JP2142690A JP14269090A JPH0435602A JP H0435602 A JPH0435602 A JP H0435602A JP 2142690 A JP2142690 A JP 2142690A JP 14269090 A JP14269090 A JP 14269090A JP H0435602 A JPH0435602 A JP H0435602A
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JP
Japan
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umbrella
cylindrical body
strip
slit
spiral
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JP2142690A
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Fumio Hamada
文男 濱田
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B25/00Details of umbrellas
    • A45B25/24Protective coverings for umbrellas when closed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S224/00Package and article carriers
    • Y10S224/915Carrier for folded umbrella

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は棒状あるいは筒状の部材などを必要に応じて
カバーするに最適な伸縮可能な円筒体に関し、またその
円筒体を用いた雨傘カバー、すなわち雨傘の先端に取付
けて伸長時にその雨傘の全体を覆うようにした雨傘カバ
ーに関するものである。
従来の技術 近年に至り、雨傘の外側を覆うカバーとして、伸縮可能
な円筒体を雨傘の先端部すなわち石突部付近に取付ける
ようにしたものが提案されている。
すなわち、平常時は雨傘の先端部において円筒体を縮小
させておき、雨傘が濡れた状態では自動車や電車等の車
両あるいは各種店内等において円筒体を伸長させて雨傘
の外側を覆うようにした雨傘カバーである。このような
雨傘カバーの例としては、例えば実開昭60−1206
22号や実開昭59−2)2)5号に示されるように、
蛇腹方式によって伸縮可能としたもの、あるいは実開昭
57−27924号に示されるように径の異なる多数の
円筒体を入子状に重ねて伸縮可能としたものなどがある
前述の蛇腹方式の雨傘カバーでは、縮小時に折り込む都
合上、皺が生じやすく、そのため外観が不恰好となる問
題があり、また入子方式の雨傘カバーでは各円筒体の隙
間から水が洩れやすいとともに、円滑に伸縮させること
ができないことも多いという問題がある。
そこで本発明者は既に特願平1−177360号に声い
て、長尺のフィルムテープを渦巻状に巻込んでおき、こ
れをその渦巻の巻軸に沿った方向にフィルムテープを引
出すことにより長尺の円筒体となすようにした伸縮可能
な円筒体を雨傘カバーに用いることを提案している。こ
の提案の雨傘カバーは、具体的には、両側縁に長手方向
に連続する係合突条をそれぞれ備えた1連のフィルムテ
ープを、そのフィルムテープを巻軸と平行な方向CI/
l方向)にスパイラル状に引出し可能に巻き重ねるとと
もに、巻重ね外側端部に環状部を形成し、フィルムテー
プをスパイラル状に縦方向に引出した際に内外に重なっ
ているフィルムテープの内側部分の一側縁の係合突条が
外側部分の他側縁の係合突条に係合してそれ以上の引出
しが規制されるよう構成し、かつフィルムテープの巻重
ね内側端部を、石突部に固定される固定部に取付けた構
成とされている。またこの提案では、スパイラル状に縦
方向に引出されたフィルムテープがバラケでしまうこと
をより確実に防止するため、巻重ねられた状態で隣接す
る各巻回毎のフィルムテープの内周面同士を、このフィ
ルムテープの幅よす若干短い長さの線条体によってそれ
ぞれ連結した構成とすることを開示している。
このような雨傘カバーにおいては、渦巻状に巻込まれた
フィルムテープを縦方向に引出すだけで極めて円滑かつ
容易に伸長させて雨傘の外側を覆うことができ、かつ逆
にその引出されたフィルムテープを抑込むだけで極めて
円滑かつ容易に縮小させて元の状態に復帰させることが
できる。また特に皺が生じてしまうことがなく、しかも
デザイン的にも伸長時にすっきりした印象を与えること
ができる。さらには、伸長時には内外に巻重ねられたフ
ィルムテープの相互間の隙間が少なくなるように作動す
るから、水が漏れる心配もない。
発明が解決しようとする課題 前述のように特願平1−177360号で提案している
雨傘カバーは優れた長所を有しているが、その反面法の
ような問題があることが判明した。
すなわち、渦巻状に巻込まれたフィルムテープを縦方向
に引出して伸長させる際にバラヶでしまうことを防止す
るため、前記提案では基本的にはフィルムテープの両側
縁に係合突条を形成して、その係合突条同士を係合させ
ることにより、バラケでしまうほどフィルムテープが引
出されることを規制しているが、このような係合突条の
みによっては実際にはバラケを防止することは困難であ
る。そこで前記提案ではさらに線条体によって内外のフ
ィルムテープを連結してバラケをより一層確実に防止し
ようとしている。しかしながらこのように線条体を取付
けることは実際には極めて面倒であり、製造コストの著
しい増大を招かざるを得ない。すなわちその線条体の取
付は作業は、フィルムテープを渦巻状に巻込んだ状態か
ら少なくとも若干引出した状態で行なわなければならず
、しかも線条体が外部に露出しないようにするためには
、内側に線条体を取付けなければならず、このような作
業は実際上は細心の注意と手先の熟練を要し、実際の製
造ラインでは適用が極めて困難であった。
この発明は以上の事情を背景としてなされたもので、前
述の特願平1−177360号において提案された雨傘
カバーに用いられている伸縮可能な円筒体をさらに改良
し、伸長時にバラケが生じないようにすると同時にコス
トの大幅な上昇を招かないようにした伸縮円筒体および
それを用いた雨傘カバーを提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 請求項1に記載の発明の伸縮円筒体は、可撓性を有する
長尺の帯状体に、その長さ方向に対して所定の角度で傾
斜する多数のスリットが所定間隔を置いて平行に形成さ
れるとともに、その帯状体の幅方向の一方の縁部近傍に
、前記スリットに係合し得る形状の舌片部が所定間隔を
置いて形成され、かつその帯状体が巻き軸と平行な方向
に引出し可能に渦巻状に巻込まれるとともに、その渦巻
の内外に接する部分における一方の側の舌片部が他方の
側のスリットにその長さ方向へ摺動可能に係合されてい
ることを特徴とするものである。
また請求項2の発明の伸縮円筒体においては、前記帯状
体を重ね合せた2枚のフィルムテープによって構成し、
かつその重ね合せた2枚のフィルムテープを少なくとも
幅方向の両縁部で相互に接合し、さらに一方のフィルム
テープに前記スリットを、他方のフィルムテープに前記
舌片部を形成した構成としている。
また請求項3の発明は前述のような伸縮円筒体を用いた
雨傘カバーについてのものであって、具体的には、前記
伸縮円筒体の渦巻内側の端部が、雨傘の石突部に取付け
られる支持部にその伸縮円筒体の軸線が雨傘の軸線と一
致するように固定され、かつ伸縮円筒体の渦巻外側の端
部に、雨傘の軸線と同心となる環状部が形成されている
ことを特徴とするものである。
作   用 この発明の伸縮円筒体においては、渦巻状に巻込まれた
帯状体における渦巻の内外に接する部分において、一方
の側の舌片部が他方の側のスリットにその長さ方向に摺
動可能に係合しており、かつそのスリットは帯状体の長
さ方向に対し所定角度傾斜した状態で形成されているか
ら、帯状体渦巻の外周端部または内周端部を渦巻の中心
軸線に沿った方向の一方へ引けば、舌片部がスリットに
係合した状態で摺動しつつ、帯状体がスパイラル状に引
出されて、円筒体の軸線方向の長さが増大する。すなわ
ち円筒体が伸長される。そして舌片部がスリットの端部
に至ったときでは、その舌片部がスリットの端部に係合
された状態でそれ以上帯状体が引出されることが抑制さ
れる。すなわち、内外に帯状体が重なり合っている範囲
を越えて帯状体が引出されてしまうことが抑制され、渦
巻がバラケでしまうことが防止される。
ここで、スリットは単に帯状体にスリット状の長孔を形
成するだけで良いから、帯状体に対するプレス加工によ
り形成することができる。また舌片部は、帯状体から切
り起こせば良いから、舌片部の周囲の境界線部分を切抜
くだけで良(、したがってこれもプレス加工によって形
成することができる。すなわちスリット、舌片部はいず
れも帯状体に対するプレス加工によって形成することが
でき、しかもその間隔も等間隔で良いから、極めて簡単
かつ容易にこれらのスリット、舌片部を形成することが
できる。
帯状体は、−枚のフィルムテープによって構成しても良
いが、その場合にはスリットおよび舌片部の周囲の切込
みが帯状体の表裏を貫通していることになり、したがっ
てその場合は特定の用途、例えば雨傘カバーの用途には
好ましくないこともある。そこで請求項2の発明の伸縮
円筒体では、帯状体を重ね合せた2枚のフィルムテープ
によって構成して、その一方にスリットを、他方に舌片
部をそれぞれ形成しており、このような構成ではスリッ
トの位置と舌片部の位置とをずらせておくことにより、
帯状体にはこれを表裏貫通する孔が存在しないことにな
るから、雨傘カバー等の用途にも最適となる。
さらに請求項3の発明の雨傘カバーにおいては、前述の
ような伸縮円筒体の渦巻の内周側端部が支持部を介して
雨傘の石突部に取付けられ、外周側端部には雨傘の軸線
と同心状となる環状部がフリーな状態で形成されている
から、平常時は雨傘の石突部において縮小させておき、
環状部を雨傘の軸線に沿って引上げることにより伸縮円
筒体を伸長させれば、その円筒体によって雨傘の周囲を
カバーすることができる。
実  施  例 この発明の伸縮円筒体に用いられる帯状体として、2枚
のフィルムテープを重ね合せたものを用いた実施例を以
下に記す。第1図(5)には帯状体に用いられる2枚の
フィルムテープのうち、一方のフィルムテープIAを示
し、第1図(B)には他方のフィルムテープIBを示す
一方のフィルムテープIAは、可撓性を有しかつ比較的
塵の強い合成樹脂フィルム例えばポリエステルフィルム
からなるものであり、このフィルムテープIAには、第
1図四に示すように長円状の多数のスリット2が、フィ
ルムテープIAの長さ方向に間隔を置いて形成されてい
る。これらの多数のスリット2は、フィルムテープIA
の長さ方向に所定角度α傾斜して互いに平行に形成され
たものであって、その間隔は一つ置きに間隔’1+12
に交互に定められている。
他方のフィルムテープIBは、前記同様な材質の合成樹
脂フィルムからなるものであり、このフィルムテープI
Bの幅方向の一方の端縁近傍には、第1図の)に示すよ
うに円弧状の切込み3の両端に小円孔4を形成すること
により区分形成された多数の舌片部5A、5Bが形成さ
れている。ここで近接する一対の舌片部5A、5Bは互
いに反対方向に向くように、かつ互いの間隔13が前記
スリット2の幅Wよりも若干小さくなるように形成され
、しかも各舌片部5A、5Bは、それぞれその両端間を
結ぶ直線PがフィルムテープIBの長さ方向に対してな
す角度βが、前記スリット2のなす角度αとほぼ同じと
なるように定められている。
そしてこのような一対の舌片部5A、5Bを一組とし、
多数組の舌片部がフィルムテープIBの長さ方向に前述
のスリット2の間隔と同じ間隔!□。
!2を置いて形成されている。
第2図には、前述のような2枚のフィルムテープIA、
IBを重ね合せて構成した帯状体1を示す。両フィルム
テープIA、IBは一方のフィルムテープIAのスリッ
ト2の位置と他方のフィルムテープIBの舌片部5A、
5Bの位置とが重ならないような位置関係で重ね合わせ
られ、両端縁部6,7が適宜の接着剤により貼り合わさ
れるかまたは融着されている。
第3図には、上述のような帯状体1を用いたこの発明の
伸縮円筒体8の一例を示す。この伸縮円筒体8は、帯状
体1を渦巻状に巻込み、かつその内周側の端部をプラス
ティックなどからなる環状の支持部9の外周面に接合し
、さらに外周側の端部を同じくプラスティックなどから
なる環状部10の内周面に接合した構成とされている。
ここで、帯状体1の巻込み方向としては、第4図に模式
的に示すように、スリット2が形成されているフィルム
テープIAが内周側に位置し、舌片部5A。
5Bを形成したフィルムテープIBが外周側に位置する
ように定められている。そして渦巻状に巻込まれた帯状
体1が内外に接する部分において、第5図に示すように
内周側に位置する帯状体部分11の舌片部5A、5Bが
、外周側に位置する帯状体部分12のスリット2に嵌め
込まれている。
なお伸縮円筒体8の縮小状態においては、舌片部5A、
5Bはスリット2の一方の端部付近に位置するように位
置決めされている。
以上のような実施例の伸縮円筒体8においては、外側の
環状部10もしくは内側の支持部9のうち、いずれか一
方を固定しておき、他方を帯状体1の渦巻の軸線方向に
沿って移動させれば、第6図に示すように帯状体1がス
パイラル状に引出される。
このとき、舌片部5A、5Bはスリット2に係合した状
態でそのスリット2に沿って摺動し、スリット2の端部
に至った時にそれ以上帯状体1が引出されることを阻止
する。
以上のような実施例の伸縮円筒体8では、舌片部5A、
5Bが渦巻状に巻込んだ帯状体1の外周面側に位置する
が、最大伸長時においても舌片部5A、5Bの部分はそ
の外側の帯状体の幅方向縁部によって覆われているから
、舌片部5A、5Bが外側へ露出することがない。もち
ろんスリット2は渦巻状に巻込んだ帯状体1の内周面側
に位置するから外部へ露出することはない。したがって
この実施例では伸長時においても外面がスパイラル状の
段差以外は滑らかであり、デザイン的にも優れている。
但し、場合によっては渦巻状に巻込まれた帯状体1の外
周面側にスリット2が位置し、内周面側に舌片部5A、
5Bが位置するように構成することも可能である。また
場合によっては帯状体1を一枚のフィルムテープによっ
て構成して、その−枚のフィルムテープに対しスリット
と舌片部の両者を形成しても良い。
ここで、スリット2の傾斜角度αは、伸縮円筒体8の径
によって決定され、第6図に示すように伸縮円筒体8が
最大長さにツル巻状に伸長された状態でスリット2の長
さ方向が軸線と平行な方向となるように傾斜角度αを定
めておけば、ツル巻状に伸長させるにあたって帯状体1
の伸長端をほとんど回転させなくて済む。逆に、スリッ
ト2の傾斜角度αを適当な値に設定することによって、
伸長時に帯状体1の伸長端を所定の回転数もしくは所定
の回転角度だけ回転させることも可能である。
なおまた、第1図(B)、第2図に示した例では反対方
向に延出する舌片部5A、5Bを互いに独立に形成して
いるが、場合によっては第7図に示すようにフィルムテ
ープIBにS字状の切込み3Aを形成することによって
舌片部5A、5Bを連続形成しても良い。
以上のような伸縮円筒体8は、雨傘カバーに好適である
ほか、例えば突出長さや外部への露出長さが変化する棒
状体あるいは筒状体における保護カバーとして用いるこ
とができ、具体的には流体圧シリンダのロッドの保護カ
バーや工作機械の送りネジの保護カバーとして好適であ
る。
第8図には前述のような伸縮円筒体8を用いた雨傘カバ
ー13の一実施例を示す。
第8図において、伸縮円筒体8の内周端の支持部9は、
基本的には雨傘20の先端の石突部2)に形成されたネ
ジ穴22にネジこまれる長ネジ91と、この長ネジ91
の基部に固定される石突スリーブ92と、この石突スリ
ーブ92の外周側に回転自在に嵌合される保持スリーブ
93とからなる構成とされ、この保持スリーブ93に伸
縮円筒体8の渦巻状に巻込んだ帯状体1の内周端部が接
合されている。なお伸縮円筒体8の外周端の環状部10
は、その端部が保持スリーブ93の先端内側に着脱可能
に係止される構成とされている。
第8図に示す雨傘カバーを組立てるにあたっては、長ネ
ジ91を石突スリーブ92に貫通させた後、石突スリー
ブ92の外側に保持スリーブ93を外挿し、ナツト94
を長ネジ91にネジ込んで石突スリーブ92を長ネジ9
1に固定する。さらにロックナツト95を所定の位置ま
でネジ込んだ後、長ネジ91を傘先端の石突部2)のネ
ジ穴22に螺合させれば良い。
以上のような雨傘カバー13を実際に使用するにあたっ
ては、伸縮円筒体8を縮小させた状態で第8図に示すよ
うに雨傘20の石突部2)に取付けておき、雨傘の外側
をカバーするにあたっては、第9図に示すように環状部
10を雨傘20の軸線に沿ってその基部へ向い引上げれ
ば良い。このようにすれば、伸縮円筒体8の帯状体1が
ツル巻状に伸長されて雨傘20の外周面を覆うこ七にな
る。
なお第8図の側においては、支持部材9のうち、保持ス
リーブ93は石突スリーブ92に対し回転自在となって
いるため、環状部10を引上げて帯状体1をツル巻状に
伸長させる際にスリット2の傾斜角度の関係等から保持
スリーブ93にこれを回転させる方向の力が加わ7ても
保持スリーブ93の回転を許容することができ、したが
ってスムーズに環状部10を引上げて帯状体1を円滑に
ツル巻状に伸長させることができる。
発明の効果 前述の説明で明らかなように、請求項1に記載の発明の
伸縮円筒体は、渦巻状に巻込まれた帯状体の内外に接す
る部分において一方の側の舌片部が他方の側のスリット
に係合されて、そのスリットの長さによって帯状体のツ
ル巻状伸長時の引出し量が規制されて、円筒体のバラケ
が防止される。
そしてこれらのスリットおよび舌片部は帯状体を切抜く
かまたは切込むだけで形成することができるため、プレ
ス加工によって簡単かつ容易に形成することができ、し
たがって伸縮円筒体製造コストを低廉に抑えることがで
きる。
また請求項2の発明の伸縮円筒体では、帯状体を2枚の
重ね合せたフィルムテープによって構成し、一方のフィ
ルムテープにスリットを、他方のフィルムテープに舌片
部を形成しているから、帯状体の全厚みを表裏貫通する
孔や切抜き部分が存在しないようにすることができ、そ
の場合は伸縮円筒体のツル巻状伸長時における液密性を
高めることができるとともに、外観も美麗となる。
さらに請求項3の発明の雨傘カバーは、帯状体をツル巻
状に伸長させることによって円滑かつ容易に雨傘の外側
を覆うことができ、かつその状態での外観も美麗でしか
も製造コストも安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図(5)、(B)はこの発明の伸縮円筒体に使用さ
れる帯状体を2枚のフィルムテープで構成した場合の各
フィルムテープの例を示す部分拡大平面図、第2図は第
1図(5)、田)に示されるフィルムテープを用いた帯
状体を示す部分拡大平面図、第3図はこの発明の伸縮円
筒体の一例を示す縦断斜視図、第4図は第3図の伸縮円
筒体における帯状体の巻方向とスリット、舌片部との関
係を模式的に示す断面図、第5図は第3図の伸縮円筒体
における帯状体のスリットおよび舌片部の係合状態を模
式的に示す断面図、第6図は第3図の伸縮円筒体をツル
巻状に伸長させた状態を示す正面図、第7図は帯状体に
形成される舌片部の他の例を示すフィルムテープの平面
図、第8図は伸縮円筒体を用いた雨傘カバーの縮小時に
おける縦断面図、第9図は同上雨傘カバーの伸長時にお
ける正面図である。 1・・・帯状体、IA、IB・・・フィルムテープ、2
・・・スリット、 5A、5B・・・舌片部、 8・・
・伸縮円筒体、 9・・・支持部、 10・・・環状部
、 13・・・雨傘カバー  20・・・雨傘、 2)
・・・石突部。 第3図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有する長尺の帯状体に、その長さ方向に
    対して所定の角度で傾斜する多数のスリットが所定間隔
    を置いて平行に形成されるとともに、その帯状体の幅方
    向の一方の縁部近傍に、前記スリットに係合し得る形状
    の舌片部が所定間隔を置いて形成され、かつその帯状体
    が巻き軸と平行な方向に引出し可能に渦巻状に巻込まれ
    るとともに、その渦巻の内外に接する部分における一方
    の側の舌片部が他方の側のスリットにその長さ方向へ摺
    動可能に係合されていることを特徴とする伸縮円筒体。
  2. (2)前記帯状体が、重ね合せた2枚のフィルムテープ
    によって構成され、かつその重ね合せた2枚のフィルム
    テープは、少なくともその幅方向の両縁部で相互に接合
    され、さらに一方のフィルムテープに前記スリットが、
    他方のフィルムテープに前記舌片部が形成されている請
    求項1記載の伸縮円筒体。
  3. (3)請求項1記載の伸縮円筒体もしくは請求項2記載
    の伸縮円筒体の渦巻内側の端部が、雨傘の石突部に取付
    けられる支持部にその伸縮円筒体の軸線が雨傘の軸線と
    一致するように固定され、かつ伸縮円筒体の渦巻外側の
    端部に雨傘の軸線と同心となる環状部が形成されている
    ことを特徴とする雨傘カバー。
JP2142690A 1990-05-31 1990-05-31 伸縮円筒体およびそれを使用した雨傘カバー Pending JPH0435602A (ja)

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