JP2817686B2 - 消防用ホース継手 - Google Patents

消防用ホース継手

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JP2817686B2
JP2817686B2 JP7342104A JP34210495A JP2817686B2 JP 2817686 B2 JP2817686 B2 JP 2817686B2 JP 7342104 A JP7342104 A JP 7342104A JP 34210495 A JP34210495 A JP 34210495A JP 2817686 B2 JP2817686 B2 JP 2817686B2
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勝 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消防用ホース同士
を連結するための消防用ホース継手に関する。
【0002】
【従来の技術】上記消防用ホース継手として、例えば実
開昭49−74520号公報に示されるものが挙げられ
る。これは、ホース接続部の内筒部傾斜面に抜け止め用
の突状部を形成し、前記内筒部傾斜面に平行に形成され
た外面のうちの前記突状部に対応する部位に段部を有す
る連接リングを前記内筒部傾斜面に挿入し、この連接リ
ングの外面と前記内筒部傾斜面との間に外側に折り返し
た消防用ホースの折り返し部を介挿するとともに、この
状態において連接リングを内筒部傾斜面側に移動操作す
るスレットリングをホース接続部の内側に螺合してあ
り、スレットリングを時計周りに回転操作することによ
って、連接リングを内筒部傾斜面側に接当押圧操作し
て、突状部にこれに接当している消防用ホース部を段部
が押圧し、消防用ホースが接続されるのである。
【0003】上記接続手段では、スレットリングを取外
す構成であるから、このスレットリングを取外すことに
よって、消防用ホースの取替えが容易迅速に行うことが
できるものの、消防用ホースを突状部と段部との一箇所
で押圧保持させている構成であるため、例えば消防用ホ
ース上を消防自動車が次々と踏み付ける等、消防用ホー
スに大きな引っ張り力が作用すると、ホース接続部から
消防用ホースが抜けてしまうことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、消防用ホースの取替
えが容易迅速に行うことができながらも、消防用ホース
が抜けてしまうことを確実に阻止することができるよう
にする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、消防用ホースの先端部を折り重ねた折り重
ね部分をホース連結方向から挿入して収納する凹部を継
手本体に形成し、前記消防用ホースの折り返し部にリン
グ状部材を内装するとともに、前記消防用ホースの折り
重ね部分のうちの少なくとも折り返し部と前記リング状
部材とを前記凹部を構成する壁面に押圧するための押圧
部材を設けてある。従って、折り返し部とリング状部材
とが壁面に押圧される際に、消防用ホースの折り返し部
が押し潰されて凹部壁面に折り返し部とリング状部材と
で隙間のない状態で消防用ホースを押圧保持するのであ
る。しかも、消防用ホースの先端部を折り重ねることに
よって、折り重ね部分において、ホース同士の接触抵抗
が発生し、又、折り返し部を押し潰すことによって、リ
ング状部材の周面に巻き付けた状態にすることができる
とともに、凹部側へ強くホースを押し付けてホースと凹
部とを密接状態にして、その部分でシール機能を発揮さ
せることができる。
【0006】前記凹部を形成する内側壁面を凹部奥側ほ
ど外側に位置するテーパー面に構成し、前記押圧部材
を、前記凹部内にホース連結方向から入り込んでそれの
外面が該凹部を形成する外側壁面に摺接移動する筒状の
リングと、このリングを前記挿入された消防用ホースの
折り返し部側に接当移動操作するための締め付けリング
とから構成するとともに、前記リングの内面を、前記内
側壁面と平行で且つそれの厚みが先端側ほど薄くなるよ
うに先端側ほど外側に位置するテーパー面に形成してあ
るから、消防用ホースの先端を凹部に挿入していくと、
ホースの折り返し部側に行くほど拡径方向に引っ張ら
れ、この引っ張り状態において締め付けリングを締め付
け操作することによって、折り返し部とリング状部材と
を壁面に強固に押圧することができる。しかも、リング
の内面とこれに対向する凹部の内側壁面とが平行である
から、リングの押圧位置に係わらず、リングの内面と内
側壁面との間隔をどの箇所においても同じ間隔の下で折
り重ね部分を壁面に押圧することができる。さらに、リ
ングの先端側ほど厚みが薄くなっているから、挿入され
た消防用ホースに対するリングの移動抵抗を小さくする
ことができる。
【0007】前記締め付けリングを前記継手本体に着脱
自在にホース連結方向で螺合させてあるから、締め付け
リングを継手本体から取り外すことによって、消防用ホ
ース及びこれに内装された筒状のリングを一挙に継手本
体から外して、他の消防用ホースを付替えることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明の消防用ホース継手
を示している。この消防用ホース継手は、両側から消防
用ホース1,1の先端部を折り重ねた折り重ね部分1
A,1Aをそれぞれ挿入して収納する凹部2Aが形成さ
れた一対の筒状の継手本体2,3を備え、これら継手本
体2,3のうちの一方の継手本体3の連結側端部に、締
め輪4をボール5を介して回転自在に外嵌するととも
に、該ボール5を止めネジ6にて該他方の継手本体3外
面に押し付けて該締め輪4が継手本体3から抜けてしま
うことを阻止するようにしている。そして、前記継手本
体3の締め輪4の内面に形成している螺子部に、他方の
継手本体2の連結端部外面に形成の螺子部を螺合するこ
とによって、前記両継手本体2,3を連結するようにし
ている。前記他方の継手本体2の締め輪4は、該継手本
体2に一体形成している。
【0009】前記消防用ホース1は、最外方に位置する
ポリエステル繊維からなるジャケット7と、このジャケ
ット7の内方に位置するポリウレタン樹脂からなる内張
8とから構成している。図1に示す9,9は、前記継手
本体2,3の外面に装着される筒体保護用の保護バンド
である。また、図1に示す10は、前記継手本体2,3
の連結端部をシールするためのゴム製パッキンである。
前記ジャケット7及び内張8の材質は、上記したものに
限定されるものではない。
【0010】前記消防用ホース1を連結するための前記
継手本体2,3の内部構造がいずれも同一であるため、
一方の継手本体2について説明する。図1〜図3に示す
ように、前記継手本体2に形成された凹部2Aは、該継
手本体2の外面と平行な外側壁面2aと、該継手本体2
の内面に対してホース挿入方向手前側ほど内面側に位置
する傾斜面を有する内側壁面2bと、これら外側壁面2
aと内側壁面2bとにホース挿入方向奥側で渡る底側壁
面2cとから構成されており、筒状の該継手本体2のホ
ース挿入方向端面からホース挿入方向奥部側ほど径方向
の幅が狭くなるようにしている。
【0011】前記消防用ホース1の折り返し部1Bに断
面形状円形のリング状部材11を内装するとともに、前
記折り返し部1Bとリング状部材11とを前記壁面2
a,2b,2cに押圧するための押圧部材12を設け
て、押圧部材12の押圧力により消防用ホース1を固定
するようにしている。
【0012】前記押圧部材12は、前記凹部2A内に入
り込んでそれの外面13Aが凹部2Aの外側壁面2aに
摺接移動する筒状のリング13と、このリング13を前
記折り返し部1B側に接当移動操作するための締め付け
リング14とから構成されている。そして、前記リング
13の内面13Bを、前記内側壁面2bと平行で且つそ
れの厚みが先端側ほど薄くなるように先端側ほど外側に
位置するテーパ面に形成している。
【0013】前記締め付けリング14は、前記凹部2A
に入り込むと共に前記リング13の後端に接当して該リ
ング13を前記折り返し部1B側に移動操作する押圧部
14Aと、前記継手本体2,3のホース挿入方向手前側
外面に形成の螺子部2B,3Bに螺合する螺子部を備え
た外嵌部14Bと、前記押圧部14Aと外嵌部14Bと
を連結する連結部14Cとから構成され、継手本体2,
3の螺子部2B,3Bに外嵌部14Bを螺合させること
によって、押圧部14Aを折り返し部1B側に移動させ
てリング13を折り返し部1B側に接当移動操作するよ
うにしている。前記締め付けリング13にてリング13
を消防用ホース1連結方向から接当移動操作するように
したが、リング13を消防用ホース1連結方向と直交す
る方向から接当移動操作する押圧部材を設けて実施して
もよい。また、この押圧部材を消防用ホース1の折り返
し部1Bとリング状部材11とにのみ押圧作用するよう
に構成してもよい。
【0014】前記消防用ホース1を継手本体2にて連結
する場合には、まず最初に消防用ホース1の先端部を折
り重ねるとともに、この折り返し部1Bにリング状部材
11を内装した状態で、この折り重ね部分1Aを凹部2
Aに挿入したのち、前記折り重ね部分1Aと継手本体2
の凹部2Aの外側壁面2aとの間に、リング13を挿入
し、締め付けリング14を螺合させて、折り重ね部分1
Aを凹部2Aの内側壁面2bに押圧すると共に折り返し
部1B及びリング状部材11を凹部2Aの壁面2a,2
b,2cに押圧して、凹部2A内に消防用ホース1先端
を強固に固定することができるようにしている。このと
き、折り返し部1Bを押し潰すことによって、リング状
部材11の周面に巻き付けた状態にすることができると
ともに、凹部2A側へ強くホース1を押し付けてホース
1と凹部2Aとを密接状態にして、その部分でシール機
能を発揮させることができるのである。
【0015】前記凹部2A及びリング13を、図4に示
すように構成してもよい。つまり、厚みが先端側ほど薄
くなるように外面が先端側ほど内側に位置するテーパ面
13Dを有する筒状のリング13に形成するとともに、
前記外側壁面2aを継手本体2の内面に対してホース挿
入方向奥側ほど内面側に位置する傾斜面を有するように
且つ内側壁面2bを継手本体2の内面と平行に形成して
凹部2Aを形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】請求項1により、折り返し部とリング状
部材とで隙間のない状態で消防用ホースを押圧保持する
だけでなく、折り返し部を押し潰してリング状部材に巻
き付けて強固に固定することができるから、消防用ホー
スに大きな引っ張り力が加わっても、消防用ホースがホ
ース接続部から抜けてしまうことを確実に阻止すること
ができるだけでなく、消防用ホースへの押圧を解除すれ
ば、消防用ホースを継手から外すことができ、従来と同
様に消防用ホースの取替えが容易迅速に行えるのであ
る。しかも、折り返し部を押し潰すことによって、消防
用ホースと継手の間にシール部材を介在させなくても、
シール機能を発揮させることができ、部品点数の削減化
及びこれに伴う組付け作業の削減化を図ることができ
る。また、前記のように折り返し部を押し潰すことで、
消防用ホースを構成する内張りがポリウレタン樹脂等の
シール性に優れた材料で構成されている場合に特に、消
防用ホースの内面とこれに接触する凹部の壁面との間の
シール性をより一層高めることができるのである。
【0017】請求項2により、消防用ホースを張った状
態で締め付けることによって、消防用ホースがホース接
続部から抜けてしまうことを、より一層確実に阻止する
ことができ、しかも、消防用ホースのリング状部材が内
装された部分を除いた折り重ね部分をどの箇所において
も、消防用ホースに対する押圧力を同じにすることがで
き、広い範囲で強固に押圧することができる。
【0018】請求項3により、継手本体に対して締め付
けリングを螺合及び螺合解除するだけで、消防用ホース
を継手本体から外したり取付けたりすることができるか
ら、消防用ホースの付替え作業をより一層迅速に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】消防用ホースの連結状態を示す消防用ホース継
手の一部切欠き平面図
【図2】消防用ホース継手の要部断面図
【図3】消防用ホースを連結する前の分解断面図
【図4】消防用ホース継手の別実施例を示す要部断面図
【符号の説明】
1 消防用ホース 1A 折り重ね部分 1B 折り返し部 2 継手本体 2A 凹部 2B 螺子部 2a 外側壁面 2b 内側壁面 2c 底側壁面 3 継手本体 3B 螺子部 4 締め輪 5 ボール 6 ネジ 7 ジャケット 8 内張り 9 保護バンド 10 パッキン 11 リング状部材 12 押圧部材 13 リング 13A 外面 13B 内面 14 締め付けリング 14A 押圧部 14B 外嵌部 14C 連結部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消防用ホースの先端部を折り重ねた折り
    重ね部分をホース連結方向から挿入して収納する凹部を
    継手本体に形成し、前記消防用ホースの折り返し部にリ
    ング状部材を内装するとともに、前記消防用ホースの折
    り重ね部分のうちの少なくとも折り返し部と前記リング
    状部材とを前記凹部を構成する壁面に押圧するための押
    圧部材を設けてある消防用ホース継手。
  2. 【請求項2】 前記凹部を形成する内側壁面を凹部奥側
    ほど外側に位置するテーパー面に構成し、前記押圧部材
    を、前記凹部内にホース連結方向から入り込んでそれの
    外面が該凹部を形成する外側壁面に摺接移動する筒状の
    リングと、このリングを前記挿入された消防用ホースの
    折り返し部側に接当移動操作するための締め付けリング
    とから構成するとともに、前記リングの内面を、前記内
    側壁面と平行で且つそれの厚みが先端側ほど薄くなるよ
    うに先端側ほど外側に位置するテーパー面に形成してあ
    る請求項1記載の消防用ホース継手。
  3. 【請求項3】 前記締め付けリングを前記継手本体に着
    脱自在にホース連結方向で螺合させてある請求項1又は
    2記載の消防用ホース継手。
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