JP2001193841A - 密封装置 - Google Patents
密封装置Info
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- seal
- sealing device
- seal cylinder
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/22—Installations of cables or lines through walls, floors or ceilings, e.g. into buildings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
- F16L5/02—Sealing
- F16L5/10—Sealing by using sealing rings or sleeves only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に製造可能とし、迅速かつ簡便に設置し
得ると共に、湿気と液体、特に、水の侵入に対して永続
的に密閉し得る密閉装置を提案することにある。 【解決手段】 本発明による密封装置は、構造素子
(1)内の円筒形状貫通部(2)と貫通部(2)を通過
する少なくとも1個の対象物(3)との間の中空スペー
ス(4)を密閉するシールシリンダ(5)から構成され
る。シールシリンダ(5)は、中空スペース(4)に挿
入可能であり、シリンダ長手方向に延在する少なくとも
1個の貫通開口(6)を具えると共に、湿気及び液体の
侵入により膨潤可能となる材料から全体的又は部分的に
形成される。
得ると共に、湿気と液体、特に、水の侵入に対して永続
的に密閉し得る密閉装置を提案することにある。 【解決手段】 本発明による密封装置は、構造素子
(1)内の円筒形状貫通部(2)と貫通部(2)を通過
する少なくとも1個の対象物(3)との間の中空スペー
ス(4)を密閉するシールシリンダ(5)から構成され
る。シールシリンダ(5)は、中空スペース(4)に挿
入可能であり、シリンダ長手方向に延在する少なくとも
1個の貫通開口(6)を具えると共に、湿気及び液体の
侵入により膨潤可能となる材料から全体的又は部分的に
形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造素子に配置し
た円筒形状貫通部を密閉するシールシリンダよりなる密
封装置に関し、特に、貫通部に挿入可能であると共に、
湿気や液体の侵入により膨潤可能となる材料から全体的
又は部分的に形成したシールシリンダに関するものであ
る。
た円筒形状貫通部を密閉するシールシリンダよりなる密
封装置に関し、特に、貫通部に挿入可能であると共に、
湿気や液体の侵入により膨潤可能となる材料から全体的
又は部分的に形成したシールシリンダに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、導管又はケーブルを壁内の開口
を通過して屋外から屋内へ導入する屋内引き込みの領域
では密閉・シーリングが必要である。この時、導管及び
ケーブルと壁との間に生ずる環状スリットは、様々な方
法により密閉することができる。
を通過して屋外から屋内へ導入する屋内引き込みの領域
では密閉・シーリングが必要である。この時、導管及び
ケーブルと壁との間に生ずる環状スリットは、様々な方
法により密閉することができる。
【0003】この目的の為に、例えば、物理的な密閉が
考えられる。この場合、固形のシール素子をスリットに
充填し、基盤に対する形状結合又は弾力的な圧密によっ
て密閉する。化学的な密閉も実行可能である。その場
合、環状スリットに反応システムを充填し、これが硬化
して貫通部を封鎖する。上述の反応システムは、例え
ば、モルタルのような無機系又はパッキング塊、重合体
フォーム等の有機系とすることができる。更にまた、物
理化学的な密閉も実施可能である。この場合、通常、物
理的な枠を施して、その枠に上述の化学的な充填システ
ムを投入する。
考えられる。この場合、固形のシール素子をスリットに
充填し、基盤に対する形状結合又は弾力的な圧密によっ
て密閉する。化学的な密閉も実行可能である。その場
合、環状スリットに反応システムを充填し、これが硬化
して貫通部を封鎖する。上述の反応システムは、例え
ば、モルタルのような無機系又はパッキング塊、重合体
フォーム等の有機系とすることができる。更にまた、物
理化学的な密閉も実施可能である。この場合、通常、物
理的な枠を施して、その枠に上述の化学的な充填システ
ムを投入する。
【0004】当然のことながら、物理的な解決方法はコ
ストが嵩み、設置に時間と労力を要する。更に、特定の
直径を有する導管、ケーブル、貫通部等に限定される。
これらの点で、パッキング塊、フォーム、モルタル等を
環状スリットに充填する化学的な解決方法は不利ではな
い。しかし、特に、浸水に対して、永続的な密閉が保障
されないことも少なくない。
ストが嵩み、設置に時間と労力を要する。更に、特定の
直径を有する導管、ケーブル、貫通部等に限定される。
これらの点で、パッキング塊、フォーム、モルタル等を
環状スリットに充填する化学的な解決方法は不利ではな
い。しかし、特に、浸水に対して、永続的な密閉が保障
されないことも少なくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
に製造可能とし、迅速かつ簡便に設置しうると共に、湿
気と液体、特に、水の侵入に対して永続的に密閉される
新たな密閉装置を提案することにある。
に製造可能とし、迅速かつ簡便に設置しうると共に、湿
気と液体、特に、水の侵入に対して永続的に密閉される
新たな密閉装置を提案することにある。
【0006】本発明による密封装置は、構造素子に配置
した円筒形状貫通部を密閉するシールシリンダよりな
り、該シールシリンダは、前記貫通部に挿入可能である
と共に湿気や液体の侵入により膨潤可能となる材料から
全体的又は部分的に形成される。
した円筒形状貫通部を密閉するシールシリンダよりな
り、該シールシリンダは、前記貫通部に挿入可能である
と共に湿気や液体の侵入により膨潤可能となる材料から
全体的又は部分的に形成される。
【0007】シールシリンダは、先ず、塵芥及び汚れに
対して密閉すると共に、構造素子に圧密するため、貫通
部の良好な密閉も実現する。湿気又は液体が侵入する
と、シールシリンダの材料が膨潤するため、シール効果
は高まり、貫通部は湿気及び液体に対しても封鎖され
る。
対して密閉すると共に、構造素子に圧密するため、貫通
部の良好な密閉も実現する。湿気又は液体が侵入する
と、シールシリンダの材料が膨潤するため、シール効果
は高まり、貫通部は湿気及び液体に対しても封鎖され
る。
【0008】シールシリンダは、例えば、ブラインド栓
として形成可能であり、束状の対象物が通過しない壁内
の未使用の開口を密閉するのに供する。別の実施形態に
おいて、シールシリンダは、貫通部に突入・貫通する対
象物を受けるために、シリンダ長手方向に延在する少な
くとも1個の貫通開口を具えると共に、貫通部と対象物
との間に位置する中空スペースに挿入可能である。従っ
て、貫通部に突入・貫通する少なくとも1個の対象物
と、貫通部の内壁との中間スペースもまた、液体を通さ
ないように密閉される。
として形成可能であり、束状の対象物が通過しない壁内
の未使用の開口を密閉するのに供する。別の実施形態に
おいて、シールシリンダは、貫通部に突入・貫通する対
象物を受けるために、シリンダ長手方向に延在する少な
くとも1個の貫通開口を具えると共に、貫通部と対象物
との間に位置する中空スペースに挿入可能である。従っ
て、貫通部に突入・貫通する少なくとも1個の対象物
と、貫通部の内壁との中間スペースもまた、液体を通さ
ないように密閉される。
【0009】本発明の一実施形態に従い、シールシリン
ダを一体化して形成する限り、アンカの打ち込みと同様
に、シールシリンダは、構造素子内に存在する円筒形状
の貫通部に隙間無く装着することができる。この装着工
程を容易化するために、シールシリンダを弾力的に形成
することも可能である。シールシリンダが束状の対象物
を受けるとするならば、例えば、対象物はシールシリン
ダ内に設けた1個又は複数個の貫通開口を通過し、その
際、必要とあらばスライド手段を使用する。シールシリ
ンダの材料が束状対象物に密接するため、ここでもまた
永続的な密閉が保障される。これを以って、取り付けが
完了する。取り付けについては、別の可能性として、束
状の対象物をシールシリンダに貫通させ、シールシリン
ダと束状対象物とを一緒にして円筒形状の貫通部に装入
することができる。
ダを一体化して形成する限り、アンカの打ち込みと同様
に、シールシリンダは、構造素子内に存在する円筒形状
の貫通部に隙間無く装着することができる。この装着工
程を容易化するために、シールシリンダを弾力的に形成
することも可能である。シールシリンダが束状の対象物
を受けるとするならば、例えば、対象物はシールシリン
ダ内に設けた1個又は複数個の貫通開口を通過し、その
際、必要とあらばスライド手段を使用する。シールシリ
ンダの材料が束状対象物に密接するため、ここでもまた
永続的な密閉が保障される。これを以って、取り付けが
完了する。取り付けについては、別の可能性として、束
状の対象物をシールシリンダに貫通させ、シールシリン
ダと束状対象物とを一緒にして円筒形状の貫通部に装入
することができる。
【0010】シールシリンダの領域で事後的に湿気が生
じるか、あるいはシールシリンダが液体に触れると、シ
ールシリンダの材料は膨潤を開始する。それにより、シ
ールシリンダは束状対象物の方向にも膨張するため、圧
縮によって水等の浸透性液体にも耐える緊密度が達成さ
れる。シールシリンダには、取り付けの直前又は直後に
適当な液体を触れさせる。従って、シールシリンダの材
料は、既に取り付け時に膨潤することもあり得る。シー
ルシリンダの材料として、水に触れて膨潤するものを選
択するのが好適である。しかしながら、上述の構成を有
するシールシリンダを然るべき周囲環境で使用するなら
ば、基本的に水以外の液体によっても膨潤プロセスが始
まることもある。
じるか、あるいはシールシリンダが液体に触れると、シ
ールシリンダの材料は膨潤を開始する。それにより、シ
ールシリンダは束状対象物の方向にも膨張するため、圧
縮によって水等の浸透性液体にも耐える緊密度が達成さ
れる。シールシリンダには、取り付けの直前又は直後に
適当な液体を触れさせる。従って、シールシリンダの材
料は、既に取り付け時に膨潤することもあり得る。シー
ルシリンダの材料として、水に触れて膨潤するものを選
択するのが好適である。しかしながら、上述の構成を有
するシールシリンダを然るべき周囲環境で使用するなら
ば、基本的に水以外の液体によっても膨潤プロセスが始
まることもある。
【0011】シールシリンダを軸線方向に貫通する束状
の対象物は、多角形状又は円形のような任意の断面形状
を有することができる。シールシリンダ内の貫通開口
は、対応する適切な断面を有する。即ち、束状の対象物
が未だ膨潤していなくとも、シールシリンダの材料がそ
の対象物に隙間無く密接するような断面を選択する。
の対象物は、多角形状又は円形のような任意の断面形状
を有することができる。シールシリンダ内の貫通開口
は、対応する適切な断面を有する。即ち、束状の対象物
が未だ膨潤していなくとも、シールシリンダの材料がそ
の対象物に隙間無く密接するような断面を選択する。
【0012】本発明による極めて有利な別の実施形態に
おいて、シールシリンダは、外周方向に並置した多くの
シリンダセグメントから構成することができる。
おいて、シールシリンダは、外周方向に並置した多くの
シリンダセグメントから構成することができる。
【0013】シールシリンダは、例えば、2個のハーフ
シェル形状のシリンダセグメントから構成したり、外周
方向に各120°だけ延在する3個のシリンダセグメン
トから構成する等の可能性がある。シールシリンダが、
その中央領域に、例えば、唯一の貫通開口を具え、その
貫通開口は円形又はその他の形状の断面を有するなら
ば、建造物の貫通部に束状の対象物を挿入した後、残さ
れた側方の中空スペースにはシリンダセグメントを容易
に押し込むことができる。従って、特に、断面の大きい
束状の対象物の場合、シールシリンダの取り付けが著し
く容易になる。本実施形態においては、既に敷設された
電線や溶接済みの導管のように対象物が非常に長いもの
で、貫通部内に既存する場合でも、シリンダセグメント
から構成したシールシリンダを用いて、それぞれの貫通
部を密閉できるのが大いに有利である。この場合、シリ
ンダセグメントは互いに緊密であると共に、貫通部の周
囲壁及び束状対象物に対しても緊密に配置されるため、
極めて良好な密閉が達成される。特に、液体の侵入に際
しては、シリンダセグメントの材料が膨潤を始めるた
め、一層堅固な封鎖が実現する。
シェル形状のシリンダセグメントから構成したり、外周
方向に各120°だけ延在する3個のシリンダセグメン
トから構成する等の可能性がある。シールシリンダが、
その中央領域に、例えば、唯一の貫通開口を具え、その
貫通開口は円形又はその他の形状の断面を有するなら
ば、建造物の貫通部に束状の対象物を挿入した後、残さ
れた側方の中空スペースにはシリンダセグメントを容易
に押し込むことができる。従って、特に、断面の大きい
束状の対象物の場合、シールシリンダの取り付けが著し
く容易になる。本実施形態においては、既に敷設された
電線や溶接済みの導管のように対象物が非常に長いもの
で、貫通部内に既存する場合でも、シリンダセグメント
から構成したシールシリンダを用いて、それぞれの貫通
部を密閉できるのが大いに有利である。この場合、シリ
ンダセグメントは互いに緊密であると共に、貫通部の周
囲壁及び束状対象物に対しても緊密に配置されるため、
極めて良好な密閉が達成される。特に、液体の侵入に際
しては、シリンダセグメントの材料が膨潤を始めるた
め、一層堅固な封鎖が実現する。
【0014】シリンダセグメントから構成したシールシ
リンダが、複数個の束状対象物を貫通させるのに適する
ものとするために、それぞれの貫通開口を何れか1個の
シリンダセグメント内に配置することができる。この場
合、シリンダセグメントを別個にそれぞれの束状対象物
の上に移動させるか、あるいはシリンダセグメントを貫
通部に挿入した後、対象物を貫通開口に導入・通過させ
ることも可能である。
リンダが、複数個の束状対象物を貫通させるのに適する
ものとするために、それぞれの貫通開口を何れか1個の
シリンダセグメント内に配置することができる。この場
合、シリンダセグメントを別個にそれぞれの束状対象物
の上に移動させるか、あるいはシリンダセグメントを貫
通部に挿入した後、対象物を貫通開口に導入・通過させ
ることも可能である。
【0015】それぞれの貫通開口は、隣接したシリンダ
セグメントにおける互いに接したカット部分によっても
形成されるため、既に長く敷設したケーブル、溶接した
導管等を設けた貫通部も密閉される。
セグメントにおける互いに接したカット部分によっても
形成されるため、既に長く敷設したケーブル、溶接した
導管等を設けた貫通部も密閉される。
【0016】本発明の一実施形態において、シールシリ
ンダ及びそのシリンダセグメントは、膨潤可能なプラス
チックから製造することができる。このプラスチック
は、特に、水に触れると膨らみ始める。このプラスチッ
クは、膨潤性材料の添加によって膨潤可能とするもので
も良い。
ンダ及びそのシリンダセグメントは、膨潤可能なプラス
チックから製造することができる。このプラスチック
は、特に、水に触れると膨らみ始める。このプラスチッ
クは、膨潤性材料の添加によって膨潤可能とするもので
も良い。
【0017】本発明の別の実施形態において、シールシ
リンダ及びそのシリンダセグメントは、膨潤可能なゴム
から製造することができる。例えば、米国特許第453
2298号明細書に記載された適当な膨潤性ポリマーを
添加することにより、ゴムは、特に水に触れると膨潤可
能となる。
リンダ及びそのシリンダセグメントは、膨潤可能なゴム
から製造することができる。例えば、米国特許第453
2298号明細書に記載された適当な膨潤性ポリマーを
添加することにより、ゴムは、特に水に触れると膨潤可
能となる。
【0018】本発明の更に別の実施形態において、シー
ルシリンダ及びシリンダセグメントは、外周側に1個の
シールリップを具えるか、あるいは軸線方向で互いに離
間して包囲する複数個のシールリップを具える。これら
のシールリップは、先ず、円筒形状の貫通部内におい
て、シールシリンダ及びシリンダセグメントを貫通部の
周囲壁に対して支えると共に、貫通部内における束状対
象物の位置を決める。これらのシールリップは、貫通部
の内壁に対して弾力的に押圧されるため、既に或る程度
のシール効果が達成される。それだけでなく、シールリ
ップ間に中空スペースが残されるため、密閉シリンダ及
びそのシリンダセグメントの製造に要する材料が少なく
なる。従って、シールシリンダ及びシリンダセグメント
の製造コストが低下する。
ルシリンダ及びシリンダセグメントは、外周側に1個の
シールリップを具えるか、あるいは軸線方向で互いに離
間して包囲する複数個のシールリップを具える。これら
のシールリップは、先ず、円筒形状の貫通部内におい
て、シールシリンダ及びシリンダセグメントを貫通部の
周囲壁に対して支えると共に、貫通部内における束状対
象物の位置を決める。これらのシールリップは、貫通部
の内壁に対して弾力的に押圧されるため、既に或る程度
のシール効果が達成される。それだけでなく、シールリ
ップ間に中空スペースが残されるため、密閉シリンダ及
びそのシリンダセグメントの製造に要する材料が少なく
なる。従って、シールシリンダ及びシリンダセグメント
の製造コストが低下する。
【0019】更に、シールシリンダ及びシリンダセグメ
ントは、それらの端面にシールリップから外方へ突出す
る1個のフランジを具える。そのため、一種のストッパ
が生じ、この部分に至るまでシールシリンダ及びシリン
ダセグメントが貫通部内に挿入可能となる。その結果、
取り付け時にはシールシリンダ及びシリンダセグメント
の確実な位置決めが実現する。壁の外側に向いたフラン
ジ面には、ブチル粘着テープのような粘着テープを装着
することが可能であり、この粘着テープによって壁の外
側に緊密な固定が実現する。
ントは、それらの端面にシールリップから外方へ突出す
る1個のフランジを具える。そのため、一種のストッパ
が生じ、この部分に至るまでシールシリンダ及びシリン
ダセグメントが貫通部内に挿入可能となる。その結果、
取り付け時にはシールシリンダ及びシリンダセグメント
の確実な位置決めが実現する。壁の外側に向いたフラン
ジ面には、ブチル粘着テープのような粘着テープを装着
することが可能であり、この粘着テープによって壁の外
側に緊密な固定が実現する。
【0020】シールシリンダ及びシリンダセグメント
は、ダイカスト部品として製造可能であるのが好適であ
る。
は、ダイカスト部品として製造可能であるのが好適であ
る。
【0021】本発明の極めて有利な実施形態において、
シールシリンダ及びそのシリンダセグメントはファイバ
ーを含有する。このファイバーは、シールシリンダ及び
シリンダセグメントの内部でシリンダの軸線方向に延在
する。これらのファイバーは、例えば、プラスチック又
は金属繊維から成るファイバーである。これらのファイ
バーにより、シールシリンダ及びシリンダセグメントの
膨潤に際し、半径方向の圧縮に係る体積増加が所与とな
る。従って、ファイバーは、シリンダの軸線方向におけ
る密閉シリンダ及びシリンダセグメントの膨張を十二分
に阻止すると共に、膨潤に際して、材料をシリンダの半
径方向に移動可能とする。
シールシリンダ及びそのシリンダセグメントはファイバ
ーを含有する。このファイバーは、シールシリンダ及び
シリンダセグメントの内部でシリンダの軸線方向に延在
する。これらのファイバーは、例えば、プラスチック又
は金属繊維から成るファイバーである。これらのファイ
バーにより、シールシリンダ及びシリンダセグメントの
膨潤に際し、半径方向の圧縮に係る体積増加が所与とな
る。従って、ファイバーは、シリンダの軸線方向におけ
る密閉シリンダ及びシリンダセグメントの膨張を十二分
に阻止すると共に、膨潤に際して、材料をシリンダの半
径方向に移動可能とする。
【0022】本発明の更に別の実施形態において、シー
ルシリンダ及びこれを形成するシリンダセグメントは、
外側と軸線方向とに円錐形状のテーパを有するベース本
体を具える。従って、直径の異なる貫通部の密閉に一層
適するのが有利である。
ルシリンダ及びこれを形成するシリンダセグメントは、
外側と軸線方向とに円錐形状のテーパを有するベース本
体を具える。従って、直径の異なる貫通部の密閉に一層
適するのが有利である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の好適な実施
形態について更に具体的に説明する。
形態について更に具体的に説明する。
【0024】図1に示すように、例えば、建造物の壁と
する構造素子1の内部に円筒形状の貫通部2及び孔を設
ける。この円筒形状の貫通部2には、構造素子1の一方
の側から本発明の密封装置としてのシールシリンダを隙
間無く挿入する。シールシリンダは、アンカと同じよう
に貫通部2に導かれる。本実施形態においては、シール
シリンダを一体化して形成する。
する構造素子1の内部に円筒形状の貫通部2及び孔を設
ける。この円筒形状の貫通部2には、構造素子1の一方
の側から本発明の密封装置としてのシールシリンダを隙
間無く挿入する。シールシリンダは、アンカと同じよう
に貫通部2に導かれる。本実施形態においては、シール
シリンダを一体化して形成する。
【0025】図2は、シールシリンダ5の中央のシリン
ダ貫通開口6に、ここでは導管とする円筒形状対象物3
を隙間無く導入した状態を示している。
ダ貫通開口6に、ここでは導管とする円筒形状対象物3
を隙間無く導入した状態を示している。
【0026】図3は、この状態をより分かりやすく表
し、図2に示した構成・配置を縦断面図として示してい
る。シールシリンダ5は、その外側に取り囲む軸線方向
で互いに離間して配置した4個のシールリップ7を具え
る。このシールリップ7は円形に形成され、実際にはシ
ールシリンダ5の全周に亙って位置する。これらのシー
ルリップ7は、既にシールシリンダ5を貫通部2に挿入
する際に、貫通部2の内周壁を弾力的に押圧すると共
に、一定のシール効果のみならず、対象物3に係る支持
効果も実現する。図3のシールシリンダ5の左側に位置
する端面側のフランジ8は、シールシリンダ5が過度に
貫通部2内に進入するのを阻止するものとする。図3に
示すフランジ8は、未だ最終位置に到達していない。
し、図2に示した構成・配置を縦断面図として示してい
る。シールシリンダ5は、その外側に取り囲む軸線方向
で互いに離間して配置した4個のシールリップ7を具え
る。このシールリップ7は円形に形成され、実際にはシ
ールシリンダ5の全周に亙って位置する。これらのシー
ルリップ7は、既にシールシリンダ5を貫通部2に挿入
する際に、貫通部2の内周壁を弾力的に押圧すると共
に、一定のシール効果のみならず、対象物3に係る支持
効果も実現する。図3のシールシリンダ5の左側に位置
する端面側のフランジ8は、シールシリンダ5が過度に
貫通部2内に進入するのを阻止するものとする。図3に
示すフランジ8は、未だ最終位置に到達していない。
【0027】図3に示すように、シールシリンダ5は、
図3で右方の外側へ円錐形状のテーパを有するベース本
体10から形成される。しかしながら、中央の貫通開口
6の内径は一定に保たれる。すべてのシールリップ7も
また、等しい外径を有する。ベース本体10の円錐形状
テーパにより、一体化して形成したシールシリンダ5を
様々な内径の貫通部2に使用できるのが有利である。貫
通部2の内径に応じて、シールシリンダは多かれ少なか
れ貫通部に押し込まれるが、液体に対しても極めて良好
な密閉を可能とする。シールリップ7は、シールシリン
ダ5の膨潤工程により、常に貫通部2の内壁に圧密する
からである。
図3で右方の外側へ円錐形状のテーパを有するベース本
体10から形成される。しかしながら、中央の貫通開口
6の内径は一定に保たれる。すべてのシールリップ7も
また、等しい外径を有する。ベース本体10の円錐形状
テーパにより、一体化して形成したシールシリンダ5を
様々な内径の貫通部2に使用できるのが有利である。貫
通部2の内径に応じて、シールシリンダは多かれ少なか
れ貫通部に押し込まれるが、液体に対しても極めて良好
な密閉を可能とする。シールリップ7は、シールシリン
ダ5の膨潤工程により、常に貫通部2の内壁に圧密する
からである。
【0028】既述のように、シールシリンダ5は膨潤可
能な材料から形成される。この材料は、例えば、湿気及
び水のような液体に触れると、膨潤する。この場合、シ
ールシリンダ5は、ほぼ半径方向、即ち、中央の貫通開
口6の長手方向軸線9に対して垂直に膨張する。従っ
て、シールリップ7は貫通部2の外周表面に対して一層
強く押圧されると共に、環状スリット4を完全に密閉す
る。同時に、シールシリンダ5は対象物3に対しても押
圧され、この領域でも良好な密閉が実現する。
能な材料から形成される。この材料は、例えば、湿気及
び水のような液体に触れると、膨潤する。この場合、シ
ールシリンダ5は、ほぼ半径方向、即ち、中央の貫通開
口6の長手方向軸線9に対して垂直に膨張する。従っ
て、シールリップ7は貫通部2の外周表面に対して一層
強く押圧されると共に、環状スリット4を完全に密閉す
る。同時に、シールシリンダ5は対象物3に対しても押
圧され、この領域でも良好な密閉が実現する。
【0029】貫通開口6の中心軸線9の長手方向に延在
するファイバーがシールシリンダの内部に存在すること
により、シールシリンダ5の膨潤に際する半径方向の膨
張が決定される。例えば,プラスチックの糸又は繊維、
あるいは金属性の糸又は繊維とするファイバーは、シー
ルシリンダ5の軸線方向における膨張を大いに阻止する
と共に,シールシリンダ5の半径方向における体積増加
の方向性と、半径方向の圧縮強度とを決定する。
するファイバーがシールシリンダの内部に存在すること
により、シールシリンダ5の膨潤に際する半径方向の膨
張が決定される。例えば,プラスチックの糸又は繊維、
あるいは金属性の糸又は繊維とするファイバーは、シー
ルシリンダ5の軸線方向における膨張を大いに阻止する
と共に,シールシリンダ5の半径方向における体積増加
の方向性と、半径方向の圧縮強度とを決定する。
【0030】図4に示す別のシールシリンダ11は、2
個のハーフシェル12,13から構成され、その他では
図1〜図3に示したシールシリンダ5と同じである。ハ
ーフシェル12,13は、それぞれに外周方向で180
°を成して延在する。これらのハーフシェルは、既述し
たフランジ8とシール連鎖7とを具えると共に、円筒形
状の貫通開口11aを形成する。
個のハーフシェル12,13から構成され、その他では
図1〜図3に示したシールシリンダ5と同じである。ハ
ーフシェル12,13は、それぞれに外周方向で180
°を成して延在する。これらのハーフシェルは、既述し
たフランジ8とシール連鎖7とを具えると共に、円筒形
状の貫通開口11aを形成する。
【0031】図5は、別のシールシリンダ14を示して
いる。このシールシリンダは一体化して形成され、その
外周領域には既述のシールリップ7を具える。シリンダ
の長手方向では、円形の断面とする2個の貫通開口1
5,16をシリンダ内部に配置する。これらの貫通開口
は離間して並置される。
いる。このシールシリンダは一体化して形成され、その
外周領域には既述のシールリップ7を具える。シリンダ
の長手方向では、円形の断面とする2個の貫通開口1
5,16をシリンダ内部に配置する。これらの貫通開口
は離間して並置される。
【0032】図6に示すシールシリンダ17は、2個の
シリンダセグメント12a,13bだけを具えるシール
シリンダ11に一致するが、ここでは3個のシリンダセ
グメント18,19,20を具えている。それぞれのシ
リンダセグメント18,19,20は、120°の角度
範囲に亙る外周方向に延在する。それ以外では、再び既
述のフランジ8を具え、外周側では前出のシールリップ
7を具える。それぞれに隣接する2個のシリンダセグメ
ントの対置する側には、カット部分及び半円形状の凹所
21,22を設ける。これらは、シリンダセグメントを
シールシリンダ17に構成した状態において、各1個の
貫通開口23を形成する。全部で3個の貫通開口23が
存在し、それらは外周方向で互いに120°だけ離間し
ている。
シリンダセグメント12a,13bだけを具えるシール
シリンダ11に一致するが、ここでは3個のシリンダセ
グメント18,19,20を具えている。それぞれのシ
リンダセグメント18,19,20は、120°の角度
範囲に亙る外周方向に延在する。それ以外では、再び既
述のフランジ8を具え、外周側では前出のシールリップ
7を具える。それぞれに隣接する2個のシリンダセグメ
ントの対置する側には、カット部分及び半円形状の凹所
21,22を設ける。これらは、シリンダセグメントを
シールシリンダ17に構成した状態において、各1個の
貫通開口23を形成する。全部で3個の貫通開口23が
存在し、それらは外周方向で互いに120°だけ離間し
ている。
【0033】既述の一体化した全てのシリンダと、複数
のシリンダセグメントから構成した全てのシリンダにつ
いては、貫通開口の内壁に更なるシールリップを配置
し、シール効果を高めることができる。
のシリンダセグメントから構成した全てのシリンダにつ
いては、貫通開口の内壁に更なるシールリップを配置
し、シール効果を高めることができる。
【0034】図7は、本発明によるシール栓として形成
したシールシリンダを示している。このシールシリンダ
24は、閉鎖した前面壁25と、この前面壁に連なる円
筒形状の付加部分26とから構成される。円筒形状の付
加部分26は、内実シリンダ又は中空シリンダとして形
成することが可能であり、前面壁25と結合して一体化
する。従って、前面壁25は貫通開口を具えずに、付加
部分26と合一して、束状の対象物が通過しない貫通部
2を封鎖することに供する。前面壁25の直径は、貫通
部2の内径より大とするように選択する。その結果、既
述のように、貫通部2内にシールシリンダ24を位置極
めするアウターフランジが生ずる。その他の点について
は、図1〜図3に示したシールシリンダ5と同様にシー
ルシリンダ24を構成することができる。
したシールシリンダを示している。このシールシリンダ
24は、閉鎖した前面壁25と、この前面壁に連なる円
筒形状の付加部分26とから構成される。円筒形状の付
加部分26は、内実シリンダ又は中空シリンダとして形
成することが可能であり、前面壁25と結合して一体化
する。従って、前面壁25は貫通開口を具えずに、付加
部分26と合一して、束状の対象物が通過しない貫通部
2を封鎖することに供する。前面壁25の直径は、貫通
部2の内径より大とするように選択する。その結果、既
述のように、貫通部2内にシールシリンダ24を位置極
めするアウターフランジが生ずる。その他の点について
は、図1〜図3に示したシールシリンダ5と同様にシー
ルシリンダ24を構成することができる。
【0035】図4〜図7に示すシールシリンダ及びシリ
ンダセグメントを形成する材料は、シールシリンダ5の
材料と一致する。
ンダセグメントを形成する材料は、シールシリンダ5の
材料と一致する。
【図1】 本発明による貫通部に装着したシールシリン
ダを示す斜視図である。
ダを示す斜視図である。
【図2】 図1に示したシールシリンダに挿入した円筒
形状の対象物を示す斜視図である。
形状の対象物を示す斜視図である。
【図3】 図2に示した配置・構成を破断して示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】 2個のハーフシェルから成り、中央に1個の
貫通開口を具えるシールシリンダを示す斜視図である。
貫通開口を具えるシールシリンダを示す斜視図である。
【図5】 離間して並置した2個の貫通開口を具えて一
体化したシールシリンダを示す斜視図である。
体化したシールシリンダを示す斜視図である。
【図6】 束状の対象物のための3個の貫通開口を具
え、3個のシリンダセグメントから構成されたシールシ
リンダを示す斜視図である。
え、3個のシリンダセグメントから構成されたシールシ
リンダを示す斜視図である。
【図7】 ブラインド栓として形成したシールシリンダ
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 構造素子 2 貫通部 3 対象物 4 環状スリット 5,11,14,24 シールシリンダ 6,23 貫通開口 7 パッキングリップ 8 フランジ 9 長手方向軸線 12,13 ハーフシェル 18,19,20 シリンダセグメント 21,22 凹所 25 前面壁 26 付加部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シルヴィア フーバー ドイツ国 86356 ノイゼッス ブレスラ ウシュトラーセ 10 (72)発明者 ペーター フォーゲル ドイツ国 86836 ウンターマイティンゲ ン ニーベルンゲンリンク 32
Claims (13)
- 【請求項1】 構造素子(1)に配置した円筒形状貫通
部(2)を密閉するシールシリンダ(5;11;14;
17;24)よりなり、貫通部(2)に挿入可能である
と共に湿気や液体の侵入で膨潤可能となる材料から全体
的又は部分的に形成してなることを特徴とする密封装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、シールシ
リンダは貫通部(2)に突入・貫通する対象物(3)を
受けるために、シリンダ長手方向に延在する少なくとも
1個の貫通開口(6;11a;15,16;23)を具
えると共に、貫通部(2)と対象物(3)との間に位置
する中空スペース(4)に挿入可能であることを特徴と
する密封装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の装置において、
シールシリンダ(5;14)を一体化して形成したこと
を特徴とする密封装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の装置において、
シールシリンダ(11;17)を、外周方向で並置した
多くのシリンダセグメント(12a,13b;18,1
9,20)から構成したことを特徴とする密封装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の装置において、それぞれ
の貫通開口は、完全に各1個のシリンダセグメント内に
位置することを特徴とする密封装置。 - 【請求項6】 請求項4記載の装置において、それぞれ
の貫通開口(23)を、隣接したシリンダセグメント
(18,19)における互いに接したカット部分(2
1,22)から形成したことを特徴とする密封装置。 - 【請求項7】 請求項2〜6の何れか一項に記載の装置
において、貫通開口の断面形状は円形であることを特徴
とする密封装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7の何れか一項に記載の装置
において、シールシリンダ又はシリンダセグメントを、
膨潤可能なプラスチックから形成したことを特徴とする
密封装置。 - 【請求項9】 請求項1〜7の何れか一項に記載の装置
において、シールシリンダ又はシリンダセグメントを、
膨潤可能なゴムから形成したことを特徴とする密封装
置。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れか一項に記載の装
置において、シールシリンダ又はシリンダセグメント
は、外周側に軸線方向で互いに離間した1個又は複数個
のシールリップ(7)を具えることを特徴とする密封装
置。 - 【請求項11】 請求項1〜10の何れか一項に記載の
装置において、シールシリンダ又はシリンダセグメント
は、表側に貫通部(2)から突出するフランジ(8)を
具えることを特徴とする密封装置。 - 【請求項12】 請求項10又は11に記載の装置にお
いて、シールシリンダ又はシリンダセグメントは、外側
及び軸線方向に円錐形状のテーパを有するベース本体
(10)を具えることを特徴とする密封装置。 - 【請求項13】 請求項1〜12の何れか一項に記載の
装置において、シールシリンダ又はシリンダセグメント
は、軸線方向に延在するファイバーを含有することを特
徴とする密封装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19955762:4 | 1999-11-19 | ||
DE1999155762 DE19955762C1 (de) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | Hülsenförmiges Abdichtelement zum Abdichten des Ringspalts zwischen einem zylindrischen Gegenstand und einer in einem Bauelement vorhandenen zylindrischen Druchführung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193841A true JP2001193841A (ja) | 2001-07-17 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000352758A Pending JP2001193841A (ja) | 1999-11-19 | 2000-11-20 | 密封装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1101992A3 (ja) |
JP (1) | JP2001193841A (ja) |
CA (1) | CA2325183A1 (ja) |
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