JPS6120155Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120155Y2 JPS6120155Y2 JP19060280U JP19060280U JPS6120155Y2 JP S6120155 Y2 JPS6120155 Y2 JP S6120155Y2 JP 19060280 U JP19060280 U JP 19060280U JP 19060280 U JP19060280 U JP 19060280U JP S6120155 Y2 JPS6120155 Y2 JP S6120155Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- plug
- grout
- absorbing
- grout hole
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、シールド工法、推進工法、プレハ
ブカルバートボツクス工法等に使われているセグ
メント、ヒユーム管及びプレハブカルバートボツ
クスなど（以下躯体という）のグラウトホールに
挿入する止水用差し込み栓に関するものである。
ブカルバートボツクス工法等に使われているセグ
メント、ヒユーム管及びプレハブカルバートボツ
クスなど（以下躯体という）のグラウトホールに
挿入する止水用差し込み栓に関するものである。
シールド工法、推進工法及びプレハブカルバー
トボツクス工法は上下水道、電力、通信、地下
鉄、ガス、共同溝、地下道などのトンネル工事に
対して行なわれる工法であつて、躯体を組み立
て、あるいは設置後に、この躯体に開孔されたグ
ラウトホールからグラウトポンプにより砂、モル
タル、ベントナイト、薬液等を注入してトンネル
の裏込、漏水防水等の覆工を施すものである。
トボツクス工法は上下水道、電力、通信、地下
鉄、ガス、共同溝、地下道などのトンネル工事に
対して行なわれる工法であつて、躯体を組み立
て、あるいは設置後に、この躯体に開孔されたグ
ラウトホールからグラウトポンプにより砂、モル
タル、ベントナイト、薬液等を注入してトンネル
の裏込、漏水防水等の覆工を施すものである。
ところで、前記躯体に設けられたグラウトホー
ルには、未使用時又はグラウト材料の注入後、栓
体が嵌挿されているが、この栓体としては通常、
鋼板製セグメント、推進ヒユーム管、カルバート
ボツクスにおいては単なる管用ねじ栓（プラグ）
をねじ込んで用いるだけであるため、充分な止水
が望めないし、また鋳鉄製セグメント又は鋼板、
コンクリート合成セグメントには第３図に示すよ
うなリング状ゴムパツキンイを嵌装したつば付き
ねじ栓ロが用いられるが、グラウトホール内にグ
ラウ材料が充満していることもあり、ゴムパツキ
ンイを充分に圧縮するまで締め付けができない場
合があつて不便であつた。
ルには、未使用時又はグラウト材料の注入後、栓
体が嵌挿されているが、この栓体としては通常、
鋼板製セグメント、推進ヒユーム管、カルバート
ボツクスにおいては単なる管用ねじ栓（プラグ）
をねじ込んで用いるだけであるため、充分な止水
が望めないし、また鋳鉄製セグメント又は鋼板、
コンクリート合成セグメントには第３図に示すよ
うなリング状ゴムパツキンイを嵌装したつば付き
ねじ栓ロが用いられるが、グラウトホール内にグ
ラウ材料が充満していることもあり、ゴムパツキ
ンイを充分に圧縮するまで締め付けができない場
合があつて不便であつた。
これに対し、この考案の止水用めくら栓は、吸
水膨張性材料を周囲環状にはめ込むことにより、
グラウトホール内に普通のプラグにより軽く支持
させるだけで充分の止水効果が得られるように構
成したものである。
水膨張性材料を周囲環状にはめ込むことにより、
グラウトホール内に普通のプラグにより軽く支持
させるだけで充分の止水効果が得られるように構
成したものである。
この考案の実施例を添付図面について説明する
と、第１図はその１例の側方断面図であつて、例
えば硬質合成樹脂をもつて、短円杆１の周面に所
要寸法の凹溝２を環設した栓主体３を型造すると
ともに、この凹溝２内に密嵌される断面寸法を有
するする吸水膨張性材料４を、この凹溝２内に充
てんさせて一体の止水栓を構成したものである。
上記の吸水膨張性材料４としては、例えばα−オ
レフインと無水マレイン酸との共重合体をアルカ
リ性物質と反応させて、カルボキシル基を塩の形
に変えたのち架橋することによつて得られたもの
（特公昭53−24455号公報）や吸水性物質を合成ゴ
ムに配合したもの（特開昭53−143653号公報、同
51−96848号公報、同54−7461号公報、同54−
7433号公報、同54−20066号公報）などが用いら
れる。また、これらは、不織布や織布に含浸させ
て用いることもできる。
と、第１図はその１例の側方断面図であつて、例
えば硬質合成樹脂をもつて、短円杆１の周面に所
要寸法の凹溝２を環設した栓主体３を型造すると
ともに、この凹溝２内に密嵌される断面寸法を有
するする吸水膨張性材料４を、この凹溝２内に充
てんさせて一体の止水栓を構成したものである。
上記の吸水膨張性材料４としては、例えばα−オ
レフインと無水マレイン酸との共重合体をアルカ
リ性物質と反応させて、カルボキシル基を塩の形
に変えたのち架橋することによつて得られたもの
（特公昭53−24455号公報）や吸水性物質を合成ゴ
ムに配合したもの（特開昭53−143653号公報、同
51−96848号公報、同54−7461号公報、同54−
7433号公報、同54−20066号公報）などが用いら
れる。また、これらは、不織布や織布に含浸させ
て用いることもできる。
このような止水用差し込み栓を用いるには、こ
れを躯体のグラウトホールに挿入し、次いで通常
用いられている任意のプラグを若干ねじ込むだけ
でよく、このようにすれば、吸水膨張性材料４が
地山からの水分により膨張してグラウトホール内
面のねじ山に喰い込み、充分の止水効果を生ずる
とともに、その抜け出しがプラグにより防止され
るのである。
れを躯体のグラウトホールに挿入し、次いで通常
用いられている任意のプラグを若干ねじ込むだけ
でよく、このようにすれば、吸水膨張性材料４が
地山からの水分により膨張してグラウトホール内
面のねじ山に喰い込み、充分の止水効果を生ずる
とともに、その抜け出しがプラグにより防止され
るのである。
次に、第２図に示す実施例においては、前記栓
主体３の後面に軟質発泡樹脂等の柔軟な円柱状接
続部材５が接着されており、使用に当つては別に
前面にこの接続部材５を圧入できる寸法の接続穴
６を有するねじ込みプラグ７を接続して用いるも
のであつて、第１図の場合に比べて、プラグが一
体となつており、しかも接続部材６を介して相互
に方向性を多少変え得るから、使用に際して止水
用めくら栓がグラウトホール内で傾倒するおそれ
がなく、特に下向きに開口するグラウトホールに
対して挿入が容易になるという利点がある。
主体３の後面に軟質発泡樹脂等の柔軟な円柱状接
続部材５が接着されており、使用に当つては別に
前面にこの接続部材５を圧入できる寸法の接続穴
６を有するねじ込みプラグ７を接続して用いるも
のであつて、第１図の場合に比べて、プラグが一
体となつており、しかも接続部材６を介して相互
に方向性を多少変え得るから、使用に際して止水
用めくら栓がグラウトホール内で傾倒するおそれ
がなく、特に下向きに開口するグラウトホールに
対して挿入が容易になるという利点がある。
この考案は上記の構造により、前記したように
躯体のグラウトホール内にグラウト材料を注入し
てこのグラウト材料が溢出する状態であつても容
易に装填することができ、この止水は従来のよう
に止水栓のねじ山部又はゴムパツキンと躯体間で
行われるのとは異なり、吸水膨張性材料４がグラ
ウトホール内面のねじ山とめくら栓の凹溝２内面
との間で吸水膨張して行われるものであるから、
非常に効果的である。そして、ねじ山は単にこの
めくら栓が抜け出すのを防止する程度の強度があ
ればよいから、全体は合成樹脂等で安価に製造で
きるという利点がある。
躯体のグラウトホール内にグラウト材料を注入し
てこのグラウト材料が溢出する状態であつても容
易に装填することができ、この止水は従来のよう
に止水栓のねじ山部又はゴムパツキンと躯体間で
行われるのとは異なり、吸水膨張性材料４がグラ
ウトホール内面のねじ山とめくら栓の凹溝２内面
との間で吸水膨張して行われるものであるから、
非常に効果的である。そして、ねじ山は単にこの
めくら栓が抜け出すのを防止する程度の強度があ
ればよいから、全体は合成樹脂等で安価に製造で
きるという利点がある。
第１図はこの考案の側方断面図、第２図は第１
図の他の一例とそれと組み合わせ用いるプラグの
側方断面図、第３図は従来のものの一例を示す側
面図である。 図中符号２は凹溝、３は栓主体、４は吸水膨張
性材料、５は接続部材、６は接続穴である。
図の他の一例とそれと組み合わせ用いるプラグの
側方断面図、第３図は従来のものの一例を示す側
面図である。 図中符号２は凹溝、３は栓主体、４は吸水膨張
性材料、５は接続部材、６は接続穴である。
Claims (1)
- 短円杆１の周面に所要寸法の凹溝２を環設した
形状の栓主体３に上記凹溝２内を充塞してリング
状の吸水膨張性材料４を嵌装してなるグラウトボ
ール止水用差し込み栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19060280U JPS6120155Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19060280U JPS6120155Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57114895U JPS57114895U (ja) | 1982-07-16 |
| JPS6120155Y2 true JPS6120155Y2 (ja) | 1986-06-17 |
Family
ID=29995000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19060280U Expired JPS6120155Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120155Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP19060280U patent/JPS6120155Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57114895U (ja) | 1982-07-16 |
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