JPS624638Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624638Y2 JPS624638Y2 JP1980190601U JP19060180U JPS624638Y2 JP S624638 Y2 JPS624638 Y2 JP S624638Y2 JP 1980190601 U JP1980190601 U JP 1980190601U JP 19060180 U JP19060180 U JP 19060180U JP S624638 Y2 JPS624638 Y2 JP S624638Y2
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- JP
- Japan
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- water
- plug
- absorbing
- grout hole
- groove
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、シールド工法、推進工法、プレハ
ブカルバートボツクス工法等に使われているセグ
メント、ヒユーム管及びプレハブカルバートボツ
クスなど（以下躯体という）のグラウトホールに
挿入する止水栓に関するものである。
ブカルバートボツクス工法等に使われているセグ
メント、ヒユーム管及びプレハブカルバートボツ
クスなど（以下躯体という）のグラウトホールに
挿入する止水栓に関するものである。
シールド工法、推進工法及びプレハブカルバー
ト工法は、上下水道、電力、通信、地下鉄、ガ
ス、共同溝、地下道のトンネル工事に対して行わ
れる工法であつて、躯体を組み立て、あるいは設
置後に、躯体に開孔されたグラウトホールにグラ
ウトポンプにより砂、モルタル、ベントナイト、
薬液等を注入してトンネルの裏込、漏水防水等の
覆工を施すものである。
ト工法は、上下水道、電力、通信、地下鉄、ガ
ス、共同溝、地下道のトンネル工事に対して行わ
れる工法であつて、躯体を組み立て、あるいは設
置後に、躯体に開孔されたグラウトホールにグラ
ウトポンプにより砂、モルタル、ベントナイト、
薬液等を注入してトンネルの裏込、漏水防水等の
覆工を施すものである。
ところで、前記躯体に設けられたグラウトホー
ルには、未使用時又はグラウト材料の注入後、栓
体が嵌挿されているが、この栓体としては通常、
鋼板製セグメントにおいては単なる管用ねじ栓
（プラグ）をねじ込んで用いるだけであるため、
充分な止水が望めないし、また鋳鉄製セグメント
又は鋼板、コンクリート合成セグメントには第２
図に示すようなリング状ゴムパツキンイを嵌装し
たつば付きねじ栓ロが用いられているが、グラウ
トホール内にグラウト材料が充満することもあ
り、ゴムパツキンイを充分に圧縮するまで締め付
けができない場合があつて不便であつた。
ルには、未使用時又はグラウト材料の注入後、栓
体が嵌挿されているが、この栓体としては通常、
鋼板製セグメントにおいては単なる管用ねじ栓
（プラグ）をねじ込んで用いるだけであるため、
充分な止水が望めないし、また鋳鉄製セグメント
又は鋼板、コンクリート合成セグメントには第２
図に示すようなリング状ゴムパツキンイを嵌装し
たつば付きねじ栓ロが用いられているが、グラウ
トホール内にグラウト材料が充満することもあ
り、ゴムパツキンイを充分に圧縮するまで締め付
けができない場合があつて不便であつた。
これに対し、この考案の止水栓は、ねじ込みプ
ラグのねじ山部分の一部に所要寸法の凹溝２を環
設し、リング状の吸水膨張性材料４を、該凹溝２
を充塞するように嵌装した構造を有するものであ
る。
ラグのねじ山部分の一部に所要寸法の凹溝２を環
設し、リング状の吸水膨張性材料４を、該凹溝２
を充塞するように嵌装した構造を有するものであ
る。
この考案の実施例を図面について説明すると、
第１図はこの考案の止水栓の側方断面図であつ
て、周面にねじ山５を刻設した栓主体３の後面に
スパナ係合部６が一体的に設けられたねじ込みプ
ラグのねじ山部分中間部に凹溝２が環設され、こ
こにリング状の吸水膨張性材料４が嵌装されてい
る。この吸水膨張性材料４としては、例えばα−
オレフインと無水マレイン酸との共重合体をアル
カリ性物質と反応させて、カルボキシ基を塩の形
に変えたのち架橋することによつて得られたもの
（特公昭53−24455号公報）や吸水性物質を合成ゴ
ムに配合したもの（特開昭51−96848号、同53−
143653号公報、同54−7461号公報、同54−7433号
公報、同54−20066号公報）などが用いられる。
また、これらは不織布や織布に含浸させて用いる
こともできる。
第１図はこの考案の止水栓の側方断面図であつ
て、周面にねじ山５を刻設した栓主体３の後面に
スパナ係合部６が一体的に設けられたねじ込みプ
ラグのねじ山部分中間部に凹溝２が環設され、こ
こにリング状の吸水膨張性材料４が嵌装されてい
る。この吸水膨張性材料４としては、例えばα−
オレフインと無水マレイン酸との共重合体をアル
カリ性物質と反応させて、カルボキシ基を塩の形
に変えたのち架橋することによつて得られたもの
（特公昭53−24455号公報）や吸水性物質を合成ゴ
ムに配合したもの（特開昭51−96848号、同53−
143653号公報、同54−7461号公報、同54−7433号
公報、同54−20066号公報）などが用いられる。
また、これらは不織布や織布に含浸させて用いる
こともできる。
この考案の止水栓は、従来のグラウトホール用
ねじ込みプラグと同様に、躯体のグラウトホール
にねじ込んで使用され、このようにすれば吸水膨
張性材料４が地山からの水分により膨張してグラ
ウトホール内面のねじ山に喰い込み、充分の止水
効果を生ずるとともに止水栓の抜け出しが防止さ
れる。
ねじ込みプラグと同様に、躯体のグラウトホール
にねじ込んで使用され、このようにすれば吸水膨
張性材料４が地山からの水分により膨張してグラ
ウトホール内面のねじ山に喰い込み、充分の止水
効果を生ずるとともに止水栓の抜け出しが防止さ
れる。
この考案は上記の構造により、前記したように
躯体のグラウトホール内にグラウト材料を注入し
てこのグラウト材料が溢出する状態であつても容
易に装填することができ、この止水は従来のよう
に止水栓のねじ山部又はゴムパツキンと躯体間で
行われるのとは異なり、吸水膨張性材料４がグラ
ウトホール内面のねじ山と止水栓の凹溝２内面と
の間で吸水膨張して行われるものであるから、非
常に効果的である。そして、ねじ山５は単にこの
止水栓が抜け出すのを防止する程度の強度があれ
ばよいから、全体は合成樹脂等で安価に製造でき
るという利点がある。
躯体のグラウトホール内にグラウト材料を注入し
てこのグラウト材料が溢出する状態であつても容
易に装填することができ、この止水は従来のよう
に止水栓のねじ山部又はゴムパツキンと躯体間で
行われるのとは異なり、吸水膨張性材料４がグラ
ウトホール内面のねじ山と止水栓の凹溝２内面と
の間で吸水膨張して行われるものであるから、非
常に効果的である。そして、ねじ山５は単にこの
止水栓が抜け出すのを防止する程度の強度があれ
ばよいから、全体は合成樹脂等で安価に製造でき
るという利点がある。
第１図は、この考案の側方断面図、第２図は従
来のものの一例を示す側面図である。 図中符号１は止水栓全体、２は凹溝、３は栓主
体、４は吸水膨張性材料、５はねじ山、６はスパ
ナ係合部を示す。
来のものの一例を示す側面図である。 図中符号１は止水栓全体、２は凹溝、３は栓主
体、４は吸水膨張性材料、５はねじ山、６はスパ
ナ係合部を示す。
Claims (1)
- ねじ込みプラグのねじ山部分の一部に所要寸法
の凹溝２を環設し、リング状の吸水膨張性材料４
を該凹溝２を充塞するように嵌装してなるグラウ
トホール止水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980190601U JPS624638Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980190601U JPS624638Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57114894U JPS57114894U (ja) | 1982-07-16 |
| JPS624638Y2 true JPS624638Y2 (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=29994999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980190601U Expired JPS624638Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS624638Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53143653A (en) * | 1977-05-21 | 1978-12-14 | Three Bond Co Ltd | Swelling adherent waterstopping material production process |
| JPS5420066A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Asahi Denka Kogyo Kk | Caulking composition |
| JPS5487791A (en) * | 1977-12-26 | 1979-07-12 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Preparation of hydrophilic polymer |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5368533U (ja) * | 1976-11-12 | 1978-06-08 |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP1980190601U patent/JPS624638Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53143653A (en) * | 1977-05-21 | 1978-12-14 | Three Bond Co Ltd | Swelling adherent waterstopping material production process |
| JPS5420066A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Asahi Denka Kogyo Kk | Caulking composition |
| JPS5487791A (en) * | 1977-12-26 | 1979-07-12 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Preparation of hydrophilic polymer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57114894U (ja) | 1982-07-16 |
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