JP2001193829A - 車両用自動変速機の変速制御方法 - Google Patents
車両用自動変速機の変速制御方法Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 走行している車両の運転者の意志及び車両の
走行状態を演算し、最適の燃費及び動力性能が得られる
ような変速ポイントを決定して変速段を制御するための
車両用自動変速機の変速制御方法を提供する。 【解決手段】 走行中の道路の勾配の程度を検出して平
地であるか登坂路であるかを判断する段階と；前記段階
で判断された道路のスロットルバルブ開度量を検出し、
前記検出されたスロットルバルブ開度量によってエコノ
ミーモードまたはパワーモードを選択する段階と；前記
段階で検出されたスロットルバルブ開度量がエコノミー
モード条件である場合には、エコノミーモードアップシ
フトポイントを設定した後、前記設定されたエコノミー
アップシフトポイントに応じて変速段を決定して該当変
速制御信号を出力する段階と；前記段階で検出されたス
ロットルバルブ開度量がパワーモード条件である場合に
は、パワーモードアップシフトポイントを設定した後、
前記設定されたパワーアップシフトポイントに応じて変
速段を決定して該当変速制御信号を出力する段階とから
なる。
走行状態を演算し、最適の燃費及び動力性能が得られる
ような変速ポイントを決定して変速段を制御するための
車両用自動変速機の変速制御方法を提供する。 【解決手段】 走行中の道路の勾配の程度を検出して平
地であるか登坂路であるかを判断する段階と；前記段階
で判断された道路のスロットルバルブ開度量を検出し、
前記検出されたスロットルバルブ開度量によってエコノ
ミーモードまたはパワーモードを選択する段階と；前記
段階で検出されたスロットルバルブ開度量がエコノミー
モード条件である場合には、エコノミーモードアップシ
フトポイントを設定した後、前記設定されたエコノミー
アップシフトポイントに応じて変速段を決定して該当変
速制御信号を出力する段階と；前記段階で検出されたス
ロットルバルブ開度量がパワーモード条件である場合に
は、パワーモードアップシフトポイントを設定した後、
前記設定されたパワーアップシフトポイントに応じて変
速段を決定して該当変速制御信号を出力する段階とから
なる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動変速機に
係わり、さらに詳しくは、走行している車両の運転者の
走行意志及び走行状態の変化を演算し、最適の燃費及び
動力性能が得られる変速ポイントを決定して変速段を制
御する車両用自動変速機の変速制御方法に関するもので
ある。
係わり、さらに詳しくは、走行している車両の運転者の
走行意志及び走行状態の変化を演算し、最適の燃費及び
動力性能が得られる変速ポイントを決定して変速段を制
御する車両用自動変速機の変速制御方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】自動車に用いられる自動変速機は、自動
車の走行速度、スロットルバルブの開度率、その他諸般
の条件を検出し、変速制御装置によって多数のソレノイ
ドバルブを制御して油圧を制御することにより、目標変
速段の変速ギヤを作動させて自動的に変速を行わせるも
のである。
車の走行速度、スロットルバルブの開度率、その他諸般
の条件を検出し、変速制御装置によって多数のソレノイ
ドバルブを制御して油圧を制御することにより、目標変
速段の変速ギヤを作動させて自動的に変速を行わせるも
のである。
【０００３】つまり、運転者がセレクトレバーを所望の
変速段にレンジ変換すると、マニュアルバルブのポート
変換が行われながらオイルポンプから供給される油圧が
ソレノイドバルブのデューティ制御に応じて制御され、
変速ギヤメカニズムの作動要素を選択的に作動させるこ
とで変速が行われるようにする。
変速段にレンジ変換すると、マニュアルバルブのポート
変換が行われながらオイルポンプから供給される油圧が
ソレノイドバルブのデューティ制御に応じて制御され、
変速ギヤメカニズムの作動要素を選択的に作動させるこ
とで変速が行われるようにする。
【０００４】このような作動原理によって変速が行われ
る自動変速機車両は、エンジン負荷の程度によって、ス
ロットル開度量５０％を基準として、中負荷以上の領域
では動力性能が、中負荷以下の領域では燃費が重要視さ
れている。
る自動変速機車両は、エンジン負荷の程度によって、ス
ロットル開度量５０％を基準として、中負荷以上の領域
では動力性能が、中負荷以下の領域では燃費が重要視さ
れている。
【０００５】このような点を勘案して本発明の技術的背
景を見てみると、自動変速機の変速制御においては、燃
費を良くして走行したい時は変速が速くアップシフトさ
れるエコノミーレンジ（Ｅｃｏｎｏｍｙ Ｒａｎｇｅ）
変速パターンに設定したり、エンジンの出力トルクを十
分に発生させてスポーティーに運転したい時は、高い車
速まで低速ギヤを使用することができるように、アップ
シフトポイントを高速側にするパワーレンジ（Ｐｏｗｅ
ｒ Ｒａｎｇｅ）変速パターンに設定して変速を行うよ
うに制御が行われるが、本発明は、運転者の意志及び車
両の走行状態によって最適の燃費及び動力性能が可能な
変速ポイントを決定する変速制御に関するものである。
景を見てみると、自動変速機の変速制御においては、燃
費を良くして走行したい時は変速が速くアップシフトさ
れるエコノミーレンジ（Ｅｃｏｎｏｍｙ Ｒａｎｇｅ）
変速パターンに設定したり、エンジンの出力トルクを十
分に発生させてスポーティーに運転したい時は、高い車
速まで低速ギヤを使用することができるように、アップ
シフトポイントを高速側にするパワーレンジ（Ｐｏｗｅ
ｒ Ｒａｎｇｅ）変速パターンに設定して変速を行うよ
うに制御が行われるが、本発明は、運転者の意志及び車
両の走行状態によって最適の燃費及び動力性能が可能な
変速ポイントを決定する変速制御に関するものである。
【０００６】つまり、従来は車両の走行中に、運転者が
パターンセレクトスイッチを操作して車両をエコノミー
レンジまたはパワーレンジに選択して走行していた。
パターンセレクトスイッチを操作して車両をエコノミー
レンジまたはパワーレンジに選択して走行していた。
【０００７】しかしながら、従来の技術のように変速制
御装置のメモリに保存されて固定された変速パターンで
は、エンジン負荷の変化、トルクコンバーターの状態の
変化、走行抵抗の変化などによって最適な変速ポイント
が変動するのを抑えることができず、変化に適切に対応
できないため、燃費の悪化及び動力性能の低下が発生す
るという問題点が内包していた。
御装置のメモリに保存されて固定された変速パターンで
は、エンジン負荷の変化、トルクコンバーターの状態の
変化、走行抵抗の変化などによって最適な変速ポイント
が変動するのを抑えることができず、変化に適切に対応
できないため、燃費の悪化及び動力性能の低下が発生す
るという問題点が内包していた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
問題点を解決するためのもので、走行している車両の運
転者の意志及び車両の走行状態を演算し、最適の燃費及
び動力性能が得られるような変速ポイントを決定して変
速段を制御するための車両用自動変速機の変速制御方法
を提供することにある。
問題点を解決するためのもので、走行している車両の運
転者の意志及び車両の走行状態を演算し、最適の燃費及
び動力性能が得られるような変速ポイントを決定して変
速段を制御するための車両用自動変速機の変速制御方法
を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】これを実現するための本
発明は車両用自動変速機の変速制御方法であり、走行中
の道路の勾配の程度を検出して平地であるか登坂路であ
るかを判断する段階と；前記段階で判断された道路のス
ロットルバルブ開度量を検出し、前記検出されたスロッ
トルバルブ開度量によってエコノミーモードまたはパワ
ーモードを選択する段階と；前記段階で検出されたスロ
ットルバルブ開度量がエコノミーモード条件である場合
には、エコノミーモードアップシフトポイントを設定し
た後、前記設定されたエコノミーアップシフトポイント
に応じて変速段を決定して該当変速制御信号を出力する
段階と；前記段階で検出されたスロットルバルブ開度量
がパワーモード条件である場合には、パワーモードアッ
プシフトポイントを設定した後、前記設定されたパワー
アップシフトポイントに応じて変速段を決定して該当変
速制御信号を出力する段階とからなることを特徴とす
る。
発明は車両用自動変速機の変速制御方法であり、走行中
の道路の勾配の程度を検出して平地であるか登坂路であ
るかを判断する段階と；前記段階で判断された道路のス
ロットルバルブ開度量を検出し、前記検出されたスロッ
トルバルブ開度量によってエコノミーモードまたはパワ
ーモードを選択する段階と；前記段階で検出されたスロ
ットルバルブ開度量がエコノミーモード条件である場合
には、エコノミーモードアップシフトポイントを設定し
た後、前記設定されたエコノミーアップシフトポイント
に応じて変速段を決定して該当変速制御信号を出力する
段階と；前記段階で検出されたスロットルバルブ開度量
がパワーモード条件である場合には、パワーモードアッ
プシフトポイントを設定した後、前記設定されたパワー
アップシフトポイントに応じて変速段を決定して該当変
速制御信号を出力する段階とからなることを特徴とす
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例
を、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
を、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
【００１１】図１は、本発明に適用される車両用自動変
速機の変速制御装置の構成ブロック図であり、車両の走
行状態により可変なスロットルバルブ開度量検出部１
１、出力側回転数検出部１２、加速ペダルスイッチ検出
部１３、油温検出部１４、変速レバー位置検出部１５、
エンジン回転数検出部１６、勾配路検出部１７からなる
車両走行状態検出部１０と、前記車両走行状態検出部１
０から検出された車両走行状態信号の印加を受けて走行
中の道路の勾配の程度を検出し、前記検出された道路の
勾配の程度によって道路の状態を判断し、走行道路が平
地であると判断される場合には、スロットルバルブ開度
量を検出して前記検出されたスロットルバルブ開度量に
よって走行モードを選択した後、変速段を決定して該当
変速制御信号を出力する変速制御部２０と、前記変速制
御部２０から出力される所定の変速制御信号によってデ
ューティ制御及びオン、オフ制御されて目標変速段に変
速を行う駆動部３０とからなる。
速機の変速制御装置の構成ブロック図であり、車両の走
行状態により可変なスロットルバルブ開度量検出部１
１、出力側回転数検出部１２、加速ペダルスイッチ検出
部１３、油温検出部１４、変速レバー位置検出部１５、
エンジン回転数検出部１６、勾配路検出部１７からなる
車両走行状態検出部１０と、前記車両走行状態検出部１
０から検出された車両走行状態信号の印加を受けて走行
中の道路の勾配の程度を検出し、前記検出された道路の
勾配の程度によって道路の状態を判断し、走行道路が平
地であると判断される場合には、スロットルバルブ開度
量を検出して前記検出されたスロットルバルブ開度量に
よって走行モードを選択した後、変速段を決定して該当
変速制御信号を出力する変速制御部２０と、前記変速制
御部２０から出力される所定の変速制御信号によってデ
ューティ制御及びオン、オフ制御されて目標変速段に変
速を行う駆動部３０とからなる。
【００１２】前記の構成からなる車両用自動変速機の変
速制御方法を、添付した図面を参照して詳細に説明す
る。
速制御方法を、添付した図面を参照して詳細に説明す
る。
【００１３】図２は本発明による自動変速機の変速制御
方法の作動順序図、図３は本発明による自動変速機のエ
コノミーモードアップシフトポイントの設定図、図４は
本発明に適用される自動変速機のエコノミーモードアッ
プ、ダウンシフトのパターン図、図５は本発明による自
動変速機のパワーモードアップシフトポイントの設定
図、図６は本発明に適用される自動変速機のパワーモー
ドアップ、ダウンシフトのパターン図、図７は本発明に
適用される自動変速機の２元化した変速パターン図、図
８は本発明による自動変速機のダウンシフトポイントの
設定図、図９は本発明による自動変速機のダウンシフト
変速許容領域を例示したパターン図である。
方法の作動順序図、図３は本発明による自動変速機のエ
コノミーモードアップシフトポイントの設定図、図４は
本発明に適用される自動変速機のエコノミーモードアッ
プ、ダウンシフトのパターン図、図５は本発明による自
動変速機のパワーモードアップシフトポイントの設定
図、図６は本発明に適用される自動変速機のパワーモー
ドアップ、ダウンシフトのパターン図、図７は本発明に
適用される自動変速機の２元化した変速パターン図、図
８は本発明による自動変速機のダウンシフトポイントの
設定図、図９は本発明による自動変速機のダウンシフト
変速許容領域を例示したパターン図である。
【００１４】図２に示されているように、運転者の操作
状態に応じて変速段を自動的に変える自動変速機を装着
した車両において、前記自動変速機を予め設定されたプ
ログラムによって制御する変速制御部２０は、車両走行
状態検出部１０に所定の制御信号を出力する（Ｓ１０
０）。
状態に応じて変速段を自動的に変える自動変速機を装着
した車両において、前記自動変速機を予め設定されたプ
ログラムによって制御する変速制御部２０は、車両走行
状態検出部１０に所定の制御信号を出力する（Ｓ１０
０）。
【００１５】これにより、車両走行状態検出部１０は、
走行中の車両のスロットルバルブ開度量検出部１１、出
力側回転数検出部１２、加速ペダルスイッチ検出部１
３、油温検出部１４、変速レバー位置検出部１５、エン
ジン回転数検出部１６及び勾配路検出部１７から検出さ
れるスロットルバルブ開度量Ｔｈ、出力側回転数Ｎｏ、
加速ペダルスイッチのオン／オフ状態、油温ＡＴＦ、変
速レバー位置状態、エンジン回転数Ｎｅ、勾配値を変速
制御部２０に伝送する。
走行中の車両のスロットルバルブ開度量検出部１１、出
力側回転数検出部１２、加速ペダルスイッチ検出部１
３、油温検出部１４、変速レバー位置検出部１５、エン
ジン回転数検出部１６及び勾配路検出部１７から検出さ
れるスロットルバルブ開度量Ｔｈ、出力側回転数Ｎｏ、
加速ペダルスイッチのオン／オフ状態、油温ＡＴＦ、変
速レバー位置状態、エンジン回転数Ｎｅ、勾配値を変速
制御部２０に伝送する。
【００１６】変速制御部２０は、前記車両走行状態検出
部１０から入力されるスロットルバルブ開度量Ｔｈ、出
力側回転数Ｎｏ、加速ペダルスイッチのオン／オフ状
態、油温ＡＴＦ、変速レバー位置状態、エンジン回転数
Ｎｅ及び勾配値の印加を受けて、車両が走行している道
路の状態を判断する（Ｓ１１０）。
部１０から入力されるスロットルバルブ開度量Ｔｈ、出
力側回転数Ｎｏ、加速ペダルスイッチのオン／オフ状
態、油温ＡＴＦ、変速レバー位置状態、エンジン回転数
Ｎｅ及び勾配値の印加を受けて、車両が走行している道
路の状態を判断する（Ｓ１１０）。
【００１７】前記で走行道路の状態を判断する方法は、
勾配路検出部１７で検出された勾配値が任意の設定基準
範囲（−３．５％＜勾配値＜５％）内にあれば、変速制
御部２０は車両が平地を走行しているものと判断する。
勾配路検出部１７で検出された勾配値が任意の設定基準
範囲（−３．５％＜勾配値＜５％）内にあれば、変速制
御部２０は車両が平地を走行しているものと判断する。
【００１８】しかしながら、前記勾配値が任意の設定基
準範囲の値より大きいと判断されれば、変速制御部２０
は車両が登坂路を走行しているものと判断する。
準範囲の値より大きいと判断されれば、変速制御部２０
は車両が登坂路を走行しているものと判断する。
【００１９】従って、車両が平地を走行している場合、
変速制御部２０は、運転者の加速ペダル操作によって連
動するスロットルバルブの開度量Ｔｈを検出して（Ｓ１
２０）、スロットルバルブ開度量Ｔｈが任意の設定基準
値（例えば５０％）以下であるかを判断する（Ｓ１３
０）。
変速制御部２０は、運転者の加速ペダル操作によって連
動するスロットルバルブの開度量Ｔｈを検出して（Ｓ１
２０）、スロットルバルブ開度量Ｔｈが任意の設定基準
値（例えば５０％）以下であるかを判断する（Ｓ１３
０）。
【００２０】すなわち、スロットルバルブ開度量Ｔｈが
任意の設定基準値（５０％）より小さい場合は、変速制
御部２０は、図３に図示されているようにエコノミーモ
ード（Ｅｃｏｎｏｍｙ Ｍｏｄｅ）を選択し（Ｓ１３
５）、前記スロットルバルブ開度量Ｔｈが任意の設定基
準値（５０％）より大きい場合には、図５に図示されて
いるようなパターンのパワーモード（Ｐｏｗｅｒ Ｍｏ
ｄｅ）を選択する（Ｓ１４５）。
任意の設定基準値（５０％）より小さい場合は、変速制
御部２０は、図３に図示されているようにエコノミーモ
ード（Ｅｃｏｎｏｍｙ Ｍｏｄｅ）を選択し（Ｓ１３
５）、前記スロットルバルブ開度量Ｔｈが任意の設定基
準値（５０％）より大きい場合には、図５に図示されて
いるようなパターンのパワーモード（Ｐｏｗｅｒ Ｍｏ
ｄｅ）を選択する（Ｓ１４５）。
【００２１】従って、変速制御部２０は、前記でスロッ
トルバルブ開度量Ｔｈが任意の設定基準値（５０％）よ
り小さい場合には、図４に示したように、車速変化によ
る燃費設定グラフにおいてエコノミーモードアップシフ
トポイントを設定し（Ｓ１４０）、前記設定されたエコ
ノミーモードアップシフトポイントに応じて変速段を設
定した後、該当変速制御信号を駆動部３０に出力する
（Ｓ１６０）。また、スロットルバルブ開度量Ｔｈが任
意の設定値より大きい場合には、図６に示したように、
パワーモードアップシフトポイントを設定し（Ｓ１５
０）、前記設定されたパワーモードアップシフトポイン
トに応じて変速段を設定した後、該当変速制御信号を駆
動部３０に出力する（Ｓ１６０）。
トルバルブ開度量Ｔｈが任意の設定基準値（５０％）よ
り小さい場合には、図４に示したように、車速変化によ
る燃費設定グラフにおいてエコノミーモードアップシフ
トポイントを設定し（Ｓ１４０）、前記設定されたエコ
ノミーモードアップシフトポイントに応じて変速段を設
定した後、該当変速制御信号を駆動部３０に出力する
（Ｓ１６０）。また、スロットルバルブ開度量Ｔｈが任
意の設定値より大きい場合には、図６に示したように、
パワーモードアップシフトポイントを設定し（Ｓ１５
０）、前記設定されたパワーモードアップシフトポイン
トに応じて変速段を設定した後、該当変速制御信号を駆
動部３０に出力する（Ｓ１６０）。
【００２２】駆動部３０は、変速制御部２０から出力さ
れる変速制御信号の印加を受けて運転者の意志に合う変
速段に変速を行う。
れる変速制御信号の印加を受けて運転者の意志に合う変
速段に変速を行う。
【００２３】次いで、前記エコノミーモードアップシフ
トポイントを設定する方法は、現在の変速段ｎの燃費ラ
インと１速上の変速段ｎ＋１の燃費ラインとが交差する
ポイントをエコノミーモードアップシフトポイントとす
る。
トポイントを設定する方法は、現在の変速段ｎの燃費ラ
インと１速上の変速段ｎ＋１の燃費ラインとが交差する
ポイントをエコノミーモードアップシフトポイントとす
る。
【００２４】但し、前記エコノミーモードアップシフト
ポイントの設定において、スロットルバルブ開度量は変
化のない一定の条件で設定する。
ポイントの設定において、スロットルバルブ開度量は変
化のない一定の条件で設定する。
【００２５】その後、変速制御部２０は、前記設定され
たエコノミーモードアップシフトポイントを用いて変速
段を設定する。
たエコノミーモードアップシフトポイントを用いて変速
段を設定する。
【００２６】前記で変速段を設定する方法は、検出され
たスロットルバルブ開度量Ｔｈを微分して算出し、前記
算出されたスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任意の設定
基準値である１．２５Ｖより大きい値で任意の設定基準
時間である１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴｈ／ｄ
ｔ）＞１．２５Ｖ／ｓｅｃ〕、変速制御部２０はパワー
ファクターカウンター（Ｐｏｗｅｒ Ｆａｃｔｏｒ Ｃ
ｏｕｎｔｅｒ）を任意の設定値である０．１だけ増加さ
せ、前記算出されたスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任
意の設定基準値である１．２５Ｖより小さい値で任意の
設定基準時間である１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴ
ｈ／ｄｔ）＜１．２５Ｖ／ｓｅｃ〕、パワーファクター
カウンターを任意の設定値である０．１だけ減少させ
る。
たスロットルバルブ開度量Ｔｈを微分して算出し、前記
算出されたスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任意の設定
基準値である１．２５Ｖより大きい値で任意の設定基準
時間である１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴｈ／ｄ
ｔ）＞１．２５Ｖ／ｓｅｃ〕、変速制御部２０はパワー
ファクターカウンター（Ｐｏｗｅｒ Ｆａｃｔｏｒ Ｃ
ｏｕｎｔｅｒ）を任意の設定値である０．１だけ増加さ
せ、前記算出されたスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任
意の設定基準値である１．２５Ｖより小さい値で任意の
設定基準時間である１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴ
ｈ／ｄｔ）＜１．２５Ｖ／ｓｅｃ〕、パワーファクター
カウンターを任意の設定値である０．１だけ減少させ
る。
【００２７】次いで、変速制御部２０は，前記で増減さ
れたパワーファクターカウンターを所定時間累積（ＳＵ
Ｍ（Ｐｏｗｅｒ Ｆａｃｔｏｒ Ｃｏｕｎｔｅｒ）：Ｓ
ＵＭ（ＰＦＣ））させ、累積したパワーファクターカウ
ンターで下記数［式１］のように車速Ｎｏを算出した
後、算出された車速Ｎｏと検出されるスロットルバルブ
開度量Ｔｈとにより変速しようとする目標変速段を求め
る。
れたパワーファクターカウンターを所定時間累積（ＳＵ
Ｍ（Ｐｏｗｅｒ Ｆａｃｔｏｒ Ｃｏｕｎｔｅｒ）：Ｓ
ＵＭ（ＰＦＣ））させ、累積したパワーファクターカウ
ンターで下記数［式１］のように車速Ｎｏを算出した
後、算出された車速Ｎｏと検出されるスロットルバルブ
開度量Ｔｈとにより変速しようとする目標変速段を求め
る。
【００２８】
【数１】
【００２９】但し、前記で所定の変数であるパワーファ
クターカウンターの和（ＳＵＭ（ＰＦＣ））は０＜ＳＵ
Ｍ（ＰＦＣ）＜１の条件を満たさなければならず、変速
レバーの位置がＮ、Ｐ、Ｒレンジである場合には、所定
の変数であるパワーファクターカウンターの和（ＳＵＭ
（ＰＦＴ））は０に設定する。
クターカウンターの和（ＳＵＭ（ＰＦＣ））は０＜ＳＵ
Ｍ（ＰＦＣ）＜１の条件を満たさなければならず、変速
レバーの位置がＮ、Ｐ、Ｒレンジである場合には、所定
の変数であるパワーファクターカウンターの和（ＳＵＭ
（ＰＦＴ））は０に設定する。
【００３０】前記でパワーモードアップシフトポイント
を設定する方法は、現在の変速段ｎのトルクラインと１
速上の変速段ｎ＋１の燃費ラインとが交差するポイント
をパワーモードアップシフトポイントとする。
を設定する方法は、現在の変速段ｎのトルクラインと１
速上の変速段ｎ＋１の燃費ラインとが交差するポイント
をパワーモードアップシフトポイントとする。
【００３１】但し、前記パワーモードアップシフトポイ
ントの設定において、スロットルバルブ開度量は変化の
ない一定の条件で設定する。
ントの設定において、スロットルバルブ開度量は変化の
ない一定の条件で設定する。
【００３２】その後、変速制御部２０は、前記で設定さ
れたパワーモードアップシフトポイントを用いて変速段
を設定する。
れたパワーモードアップシフトポイントを用いて変速段
を設定する。
【００３３】前記で変速段を設定する方法は、微分され
たスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任意の設定基準値で
ある１．２５Ｖより大きい値で任意の設定基準時間であ
る１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴｈ／ｄｔ）＜１．
２５Ｖ／ｓｅｃ〕、変速制御部２０はパワーファクター
カウンターを任意の設定値である０．１だけ増加させ、
前記微分されたスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任意の
設定基準値である１．２５Ｖより小さい値で任意の設定
基準時間である１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴｈ／
ｄｔ）＜１．２５Ｖ／ｓｅｃ〕、パワーファクターカウ
ンターを任意の設定値である０．１だけ減少させる。
たスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任意の設定基準値で
ある１．２５Ｖより大きい値で任意の設定基準時間であ
る１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴｈ／ｄｔ）＜１．
２５Ｖ／ｓｅｃ〕、変速制御部２０はパワーファクター
カウンターを任意の設定値である０．１だけ増加させ、
前記微分されたスロットルバルブ開度量ｄＴｈが任意の
設定基準値である１．２５Ｖより小さい値で任意の設定
基準時間である１６ｍｓの間検出されると〔（ｄＴｈ／
ｄｔ）＜１．２５Ｖ／ｓｅｃ〕、パワーファクターカウ
ンターを任意の設定値である０．１だけ減少させる。
【００３４】次いで、変速制御部２０は、前記で増減さ
れたパワーファクターカウンターを所定時間の間累積
（ＳＵＭ（Ｐｏｗｅｒ Ｆａｃｔｏｒ Ｃｏｕｎｔｅ
ｒ）：ＳＵＭ（ＰＦＣ））させ、前記累積したパワーフ
ァクターカウンターで上記数１のように車速Ｎｏを算出
した後、前記算出された車速Ｎｏと検出されるスロット
ルバルブ開度量Ｔｈとにより変速しようとする目標変速
段を求める。
れたパワーファクターカウンターを所定時間の間累積
（ＳＵＭ（Ｐｏｗｅｒ Ｆａｃｔｏｒ Ｃｏｕｎｔｅ
ｒ）：ＳＵＭ（ＰＦＣ））させ、前記累積したパワーフ
ァクターカウンターで上記数１のように車速Ｎｏを算出
した後、前記算出された車速Ｎｏと検出されるスロット
ルバルブ開度量Ｔｈとにより変速しようとする目標変速
段を求める。
【００３５】従って、変速制御部２０は、図７に図示さ
れているように２元化した変速パターンを設定する。
れているように２元化した変速パターンを設定する。
【００３６】また、変速制御部２０は、平地走行時にパ
ワーオンダウンシフトが発生すると、前記で設定された
アップシフトポイントを基準にして、頻繁に変速しない
ようにヒステリシス（Ｈｙｓｔｅｒｉｓｉｓ）を勘案し
たダウンシフトラインを設定する。
ワーオンダウンシフトが発生すると、前記で設定された
アップシフトポイントを基準にして、頻繁に変速しない
ようにヒステリシス（Ｈｙｓｔｅｒｉｓｉｓ）を勘案し
たダウンシフトラインを設定する。
【００３７】前記走行道路の勾配を判断する段階（Ｓ１
１０）で車両が登坂路を走行していると判断されると、
変速制御部２０は登坂路走行アップシフトポイントを設
定し（Ｓ１５１）、前記設定された登坂路走行アップシ
フトポイントに応じて変速段を設定した後、変速制御信
号を駆動部３０に出力する（Ｓ１６０）。
１０）で車両が登坂路を走行していると判断されると、
変速制御部２０は登坂路走行アップシフトポイントを設
定し（Ｓ１５１）、前記設定された登坂路走行アップシ
フトポイントに応じて変速段を設定した後、変速制御信
号を駆動部３０に出力する（Ｓ１６０）。
【００３８】駆動部３０は変速制御部２０から出力され
る変速制御信号の印加を受け、変速段を運転者の意志に
合う変速段まで変速を行う。
る変速制御信号の印加を受け、変速段を運転者の意志に
合う変速段まで変速を行う。
【００３９】次いで、登坂路走行アップシフトポイント
の設定方法は、図８に図示されているように、現在の変
速段ｎの駆動力と１段上の変速段ｎ＋１の計算された駆
動力とが交差するポイントを登坂路走行アップシフトポ
イントとする。
の設定方法は、図８に図示されているように、現在の変
速段ｎの駆動力と１段上の変速段ｎ＋１の計算された駆
動力とが交差するポイントを登坂路走行アップシフトポ
イントとする。
【００４０】前記で車両駆動力は次の数式によって演算
される。まず、走行車両の走行抵抗ＲＬは、下記［数
２］によって演算される。
される。まず、走行車両の走行抵抗ＲＬは、下記［数
２］によって演算される。
【００４１】
【数２】
【００４２】車輪駆動力Ｆｗは、下記［数３］により演
算される。
算される。
【００４３】
【数３】
【００４４】余裕駆動力Ｆは、下記［数４］により演算
される。
される。
【００４５】
【数４】
【００４６】［数４］により、現在の変速段Ｆｎ及び
上、下変速段Ｆｎ＋１、Ｆｎ−１を計算することができ
る。
上、下変速段Ｆｎ＋１、Ｆｎ−１を計算することができ
る。
【００４７】従って、現在の変速段Ｆｎは［数４］によ
って演算し、上、下変速段Ｆｎ＋１、Ｆｎ−１は、変速
前、後の走行抵抗の差が微小であるため同一であると仮
定して変速後のエンジン回転数ｒｐｍを演算し、エンジ
ントルクＴｅを予測する。
って演算し、上、下変速段Ｆｎ＋１、Ｆｎ−１は、変速
前、後の走行抵抗の差が微小であるため同一であると仮
定して変速後のエンジン回転数ｒｐｍを演算し、エンジ
ントルクＴｅを予測する。
【００４８】エンジントルクＴｅはエンジントルク情報
を用いて運転状態のエンジントルクを計算するものであ
り、［数５］により演算する。
を用いて運転状態のエンジントルクを計算するものであ
り、［数５］により演算する。
【００４９】
【数５】
【００５０】変速段の設定方法は、図９に図示されてい
るように、前記設定された登坂路走行アップシフトポイ
ントが任意の勾配値以下にあれば、変速段を１速上昇さ
せて変速が‘Ａ’、‘Ｂ’領域で行われるようにし、前
記設定された登坂路走行アップシフトポイントが任意の
勾配値以上にあれば、現在の変速段を維持するために
‘Ａ’領域にする。
るように、前記設定された登坂路走行アップシフトポイ
ントが任意の勾配値以下にあれば、変速段を１速上昇さ
せて変速が‘Ａ’、‘Ｂ’領域で行われるようにし、前
記設定された登坂路走行アップシフトポイントが任意の
勾配値以上にあれば、現在の変速段を維持するために
‘Ａ’領域にする。
【００５１】
【発明の効果】以上のように、本発明の実施例による車
両用自動変速機の変速制御方法は、走行している車両の
運転者の意志及び車両の走行状態を演算して最適な燃費
及び動力性能が可能な変速ポイントを決定した後、それ
に伴う該当変速段を制御するための変速制御信号を出力
することにより、運転者が運転中にパターンセレクトス
イッチを操作しなくても、固定された変速パターンでエ
ンジン負荷変化、トルクコンバーター状態変化、走行抵
抗変化などに対応する最適な変速段を決定することがで
き、車両製作時の部品減少により単価を節減することが
できるという効果がある。
両用自動変速機の変速制御方法は、走行している車両の
運転者の意志及び車両の走行状態を演算して最適な燃費
及び動力性能が可能な変速ポイントを決定した後、それ
に伴う該当変速段を制御するための変速制御信号を出力
することにより、運転者が運転中にパターンセレクトス
イッチを操作しなくても、固定された変速パターンでエ
ンジン負荷変化、トルクコンバーター状態変化、走行抵
抗変化などに対応する最適な変速段を決定することがで
き、車両製作時の部品減少により単価を節減することが
できるという効果がある。
【図１】本発明に適用される自動変速機の変速制御装置
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図２】本発明による自動変速機の変速制御方法の作動
順序図である。
順序図である。
【図３】本発明による自動変速機のエコノミーモードア
ップシフトポイントの設定図である。
ップシフトポイントの設定図である。
【図４】本発明に適用される自動変速機のエコノミーモ
ードアップ、ダウンシフトのパターン図である。
ードアップ、ダウンシフトのパターン図である。
【図５】本発明による自動変速機のパワーモードアップ
シフトポイントの設定図である。
シフトポイントの設定図である。
【図６】本発明に適用される自動変速機のパワーモード
アップ、ダウンシフトのパターン図である。
アップ、ダウンシフトのパターン図である。
【図７】本発明に適用される自動変速機の２元化した変
速パターン図である。
速パターン図である。
【図８】本発明による自動変速機のダウンシフトポイン
トの設定図である。
トの設定図である。
【図９】本発明による自動変速機のダウンシフト変速許
容領域を例示したパターン図である。
容領域を例示したパターン図である。
１０ ： 車両走行状態検出部 １１ ： スロットルバルブ開度量検出部 １２ ： 出力側回転数検出部 １３ ： 加速ペダルスイッチ検出部 １４ ： 油温検出部 １５ ： 変速レバー位置検出部 １６ ： エンジン回転数検出部 １７ ： 勾配路検出部 ２０ ： 変速制御部 ３０ ： 駆動部
Claims (15)
- 【請求項１】 走行中の道路の勾配の程度を検出して平
地であるか登坂路であるかを判断する段階と；前記段階
で判断された道路のスロットルバルブ開度量を検出し、
前記検出されたスロットルバルブ開度量によってエコノ
ミーモードまたはパワーモードを選択する段階と；前記
段階で検出されたスロットルバルブ開度量がエコノミー
モード条件である場合には、エコノミーモードアップシ
フトポイントを設定した後、前記設定されたエコノミー
アップシフトポイントに応じて変速段を決定して該当変
速制御信号を出力する段階と；前記段階で検出されたス
ロットルバルブ開度量がパワーモード条件である場合に
は、パワーモードアップシフトポイントを設定した後、
前記設定されたパワーアップシフトポイントに応じて変
速段を決定して該当変速制御信号を出力する段階とから
なることを特徴とする車両用自動変速機の変速制御方
法。 - 【請求項２】 平地であるか登坂路であるかを判断する
段階は、検出された走行道路の勾配値が任意の設定基準
範囲内である場合に平地であるとし、検出された走行道
路の勾配値が任意の設定基準範囲以上である場合は登坂
路とすることを特徴とする請求項１記載の車両用自動変
速機の変速制御方法。 - 【請求項３】 任意の設定基準範囲は、−３．５％＜勾
配値＜５％であることを特徴とする請求項２記載の車両
用自動変速機の変速制御方法。 - 【請求項４】 走行道路が登坂路である場合には、登坂
路走行アップシフトポイントを設定する段階と；前記登
坂路走行アップシフトポイントに応じて変速段を設定し
て該当変速制御信号を出力する段階とからなることを特
徴とする請求項１記載の車両用自動変速機の変速制御方
法。 - 【請求項５】 登坂路走行アップシフトポイントは、現
在の変速段の駆動力と１段上の変速段の計算された駆動
力とが交差するポイントに設定する請求項４記載の車両
用自動変速機の変速制御方法。 - 【請求項６】 変速段は、登坂路走行アップシフトポイ
ントが任意の勾配値以下にある場合には１速上げ、登坂
路走行アップシフトポイントが任意の勾配値以上にある
場合には現在の変速段を維持することからなることを特
徴とする請求項４記載の車両用自動変速機の変速制御方
法。 - 【請求項７】 登坂路走行時の走行モードは、パワーモ
ードを基本制御モードとして設定することを特徴とする
請求項４記載の車両用自動変速機の変速制御方法。 - 【請求項８】 エコノミーモードの走行条件は、検出さ
れたスロットルバルブ開度量が任意の設定基準値より小
さいことであり、パワーモード走行条件は、検出された
スロットルバルブ開度量が任意の設定基準値より大きい
ことであることを特徴とする請求項１記載の車両用自動
変速機の変速制御方法。 - 【請求項９】 任意の設定基準値は、スロットルバルブ
開度量５０％であることを特徴とする請求項８記載の車
両用自動変速機の変速制御方法。 - 【請求項１０】 エコノミーモード設定時のエコノミー
モードアップシフトポイントは、現在の変速段の燃費ラ
インと１速上の変速段の燃費ラインとが交差するポイン
トに設定することを特徴とする請求項１記載の車両用自
動変速機の変速制御方法。 - 【請求項１１】 パワーモード設定時のパワーモードア
ップシフトポイントは、現在の変速段のトルクラインと
１速上の変速段のトルクラインとが交差するポイントに
設定することを特徴とする請求項１記載の車両用自動変
速機の変速制御方法。 - 【請求項１２】 アップシフトポイント設定時のスロッ
トルバルブ開度量は、任意の値で変化のない条件である
ことを特徴とする請求項１０または１１記載の車両用自
動変速機の変速制御方法。 - 【請求項１３】 パワーモード及びエコノミーモードの
アップシフト変速時の変速制御決定は、エコノミーモー
ド変速パターン上の現在の変速段車速とパワーモード変
速パターン上の現在の変速段車速とに、パワーファクタ
ーカウンターの和を演算して目標車速を算出する段階
と；前記段階で算出された目標車速と検出されたスロッ
トルバルブ開度量とで変速段を決定する段階とからなる
ことを特徴とする請求項１記載の車両用自動変速機の変
速制御方法。 - 【請求項１４】 パワーファクターカウンターの和（Ｓ
ＵＭ（ＰＦＣ））は、０＜ＳＵＭ（ＰＦＣ）＜１の条件
を満たすことを特徴とする請求項１３記載の車両用自動
変速機の変速制御方法。 - 【請求項１５】 パワーファクターカウンターの和（Ｓ
ＵＭ（ＰＦＣ））は、変速レバーの位置がＮ、Ｐ、Ｒレ
ンジである場合には０に設定されることを特徴とする請
求項１３記載の車両用自動変速機の変速制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019990056526A KR100335916B1 (ko) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 차량용 자동 변속기의 변속 제어 방법 |
| KR1999/P56526 | 1999-12-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001193829A true JP2001193829A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=19624843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000373144A Pending JP2001193829A (ja) | 1999-12-10 | 2000-12-07 | 車両用自動変速機の変速制御方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6421596B2 (ja) |
| JP (1) | JP2001193829A (ja) |
| KR (1) | KR100335916B1 (ja) |
| CN (1) | CN1299751A (ja) |
| DE (1) | DE10060897A1 (ja) |
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| US8313414B2 (en) | 2007-10-22 | 2012-11-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shift control device and shift control method for automatic transmission |
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1999
- 1999-12-10 KR KR1019990056526A patent/KR100335916B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2000
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