JP2001193697A - 携帯式送風機 - Google Patents
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Abstract
風機17の吸気音低減及び異物の吸込み防止を図る。 【解決手段】 遠心式送風機17は、背負枠11の起立部12
との間に所定の前後方向間隙15を残しつつ、吸気口20を
起立部12側へ向けて、水平部13に載置、固定される。包
囲体25は、剛性シート材27を門形にしつつ、ねじ40,41
を水平部13及び起立部12に当てて、ねじ40,41により背
負枠11に固定され、内側に吸入空間42を画定する。吸入
空間42は、前側及び後ろ側をそれぞれ起立部12の壁面及
び遠心式送風機17により、下側は湾曲部21により、左右
側方は吸音材29により上側は通孔付き部30により、それ
ぞれ画定される。通孔付き部30の網目は、落ち葉等の異
物の通過を阻止する寸法とされる。
Description
ブロア等の携帯式送風機に係り、詳しくは吸気音を低減
した携帯式送風機に関するものである。
動力作業機の騒音防止のために、作業機本体の左右側方
及び後方を遮音シートで覆うことを開示する。
負枠が、作業者の背中に当たる起立部と、起立部の左右
側辺部に連なり組み立て時は起立部に対して90°折曲
する左右の側枠部とを備え、送風機が、左右の側枠部に
支持されつつ、吸入口を起立部に対峙させ、起立部と送
風機との間に間隙空間Aを形成し、間隙空間Aには、そ
の空間幅に等しい幅の燃料タンクを配設し、さらに、閉
鎖材を左右の側枠により燃料タンクや送風機へ押し付け
て、該間隙空間の左右側方を閉鎖している。
号公報の背負式動力作業機及び公知のエンジンブロアで
は、間隙空間Aの上方が開放されているため、落ち葉等
の異物が間隙空間Aへ侵入し、送風機の吸入口へ吸込ま
れ、狭い間隙空間Aを介して送風機の吸入口からの異物
の除去が煩雑になっている。また、公知のエンジンブロ
アの包囲体は、左右に2枚、存在し、製造時の部品管理
及び組付け作業が煩雑になる。
きるを提供することである。
(10)によれば、架台(11)が、水平部(13)と、この水平部
(13)の前端部から起立する起立部(12)とをもち、送風機
(17)が、吸入口(20)を起立部(12)に対峙させつつ、水平
部(13)に載置、固定され、吸入用間隙空間(42)が、架台
(11)の起立部(12)と送風機(17)との間に形成され、かつ
前方及び下方を架台(11)の壁面により遮蔽されている。
この携帯式送風機(10)において、覆い体(27)が長手方向
へ遮音部(28)及び通孔付き部(30)を備えている。覆い体
(27)は吸入用間隙空間(42)の左右側方及び上方の三方を
覆う。通孔付き部(30)の通孔は、所定径以上の異物の通
過を阻止しつつ、外部から吸入用間隙空間(42)への空気
の通過を許容するものである。
エンジンブロアが含まれる。携帯式送風機(10)は、携帯
式であれば、背負式に限定されず、例えば肩掛け式も含
むものとする。携帯式送風機(10)が背負い式の場合は、
水平部(13)について前端部は明確であるが、携帯式送風
機(10)が肩掛け式等、他の形式の場合には、前後方向の
定義に問題が生じる。この明細書において、水平部(13)
の前端部とは、左右側方を規定するための便宜的なもの
であり、起立部(12)が起立している水平部(13)の側縁部
の方を前端部、その側縁部とは反対側の側縁部を後端部
と言うものとする。
る遮音部(28)及び通孔付き部(30)の位置は、遮音部(28)
が左右側方で、通孔付き部(30)が上方であることに限定
されない。通孔付き部(30)が左右側方の一方又は両方
で、他が遮音部(28)であってもよい。
入口(20)に吸引力が生じる。携帯式送風機(10)の周囲の
空気は、送風機(17)の吸入口(20)の吸引力により吸引さ
れ、通孔付き部(30)を経て吸入用間隙空間(42)内へ流入
し、吸入口(20)より送風機(17)内へ流入する。また、落
ち葉等の異物も、また、送風機(17)の吸入口(20)により
吸引されるが、通孔付き部(30)の通孔の所で、通過を阻
まれる。覆い体(27)が存在しないときは、異物は送風機
(17)の吸入口(20)の網体等の所に溜まり、除去に手間が
かかるが、この携帯式送風機(10)では、覆い体(27)の通
孔付き部(30)の所になるので、溜まった異物の除去が簡
単となる。
音材(29)が遮音部(28)の内面側に固定されている。
お、吸音材(29)は、音の吸収機能と共に、遮音機能も備
える。遮音機能は、単なる閉鎖によって得られる。
れ、その分、周囲へ放散される吸気音が低下し、作業者
に届く騒音で低減できる。
孔付き吸音材(44)が通孔付き部(30)の内面側に固定さ
れ、通孔(43)が通孔付き部(30)及び通孔付き吸音材(44)
を貫通して穿設されている。
き部(30)の範囲においても、吸気音の吸収が行われ、周
囲へ拡散される騒音を低減できる。
台(11)への覆い体(27)の組付け時には、通孔付き部(30)
及び遮音部(28)はそれぞれ吸入用間隙空間(42)の上方及
び左右側方に位置している。
部の通孔付き部(30)を介して吸入用間隙空間(42)へ進入
し、遮音は左右の遮音部(28)により、また、吸気音吸収
は、左右の吸音材(29)、及び/又は上部の通孔付き吸音
材(44)により行われる。さらに、通孔付き部(30)及び遮
音部(28)はそれぞれ吸入用間隙空間(42)の上方及び左右
側方に配置することにより、騒音は、人の存在しない上
方へ専ら向かい、かつ水平方向へ発せられる騒音を優先
的に遮音することになり、周囲の人間が感じる騒音負担
を軽減できる。
音部(28)は所定の剛性を有し、吸音材(29)は、弾力をも
つ材料から成り、遮音部(28)の内面側に固定され、かつ
架台(11)への遮音部(28)の固定に伴い、後端部において
送風機(17)の外面に押し付けられて、送風機(17)のとの
間の隙間を埋めるようになっている。
ば、遮音部(28)の前端部や下端部における架台(11)の起
立部(12)や水平部(13)の外側側面へのねじ締めにより行
われる。遮音部(28)は、その剛性により架台(11)への組
付けに伴い、吸音材(29)を内側へ押圧することになり、
結果、吸音材(29)は弾力により送風機(17)の左右側面部
に押し付けられて、送風機(17)との間の隙間を埋める。
これにより、送風機(17)の左右側面と覆い体(27)との間
から異物が進入したり、吸気音の増大原因になったりす
るのが防止される。
い体(27)は一体成形品から成る。
を備える覆い体(27)が一体成形品からなるので、遮音部
(28)及び通孔付き部(30)を1個の部品として管理できる
とともに、組付けの手間も合理化できる。
台(11)が、水平部(13)と、この水平部(13)の前端部から
起立する起立部(12)とをもち、送風機(17)が、吸入口(2
0)を起立部(12)に対峙させつつ、水平部(13)に載置、固
定され、吸入用間隙空間(42)が、架台(11)の起立部(12)
と送風機(17)との間に形成され、かつ前方及び下方を前
記架台(11)の壁面により遮蔽されている。この携帯式送
風機(10)において、通孔付き部材(45)が吸入用間隙空間
(42)の左右側方及び上方の三方を覆い、通孔付き部材(4
5)の通孔(46)は、所定径以上の異物の通過を阻止しつ
つ、外部から吸入用間隙空間(42)内への空気の通過を許
容するものである。
上方及び左右側方の三方から吸入用間隙空間(42)を包囲
する。送風機(17)の作動に伴い、周囲の空気は、通孔付
き部材(45)の通孔(46)を介して吸入用間隙空間(42)内へ
流入する。落ち葉等の所定径以上の異物は、通孔付き部
材(45)の通孔(46)を通過できず、吸入用間隙空間(42)へ
の進入を阻止される。
の上方及び左右側方の三方から吸入用間隙空間(42)を閉
鎖し、吸入用間隙空間(42)への吸入空気の進入の許容
と、吸入用間隙空間(42)への異物の進入の阻止とを図
る。
音材(29)が通孔付き部材(45)の内面側に固着されてい
る。
されている吸音材(29)にも通孔が設けられ、通孔付き部
材(45)の通孔(46)は吸音材(29)の通孔に連通して、吸入
用間隙空間(42)内へ連通するようになっていてもよい
し、また、吸音材(29)には、通孔が設けられず、吸音材
(29)が固着されている通孔付き部材(45)の範囲では、そ
の通孔付き部材(45)の通孔(46)は吸音材(29)に塞がれて
いてもよい。吸音材(29)により、吸入用間隙空間(42)内
の通孔(46)が吸収され、周囲へ放散される騒音を低減で
きる。
孔付き部材(45)は吸音材でもある。
ニカム構造のように、構造により実行されてもよいし、
吸音作用をもつ材料により実行されてもよい。
孔付き部材(45)が一体成形品から成る。
で、架台(11)への通孔付き部材(45)の組付け作業を能率
化できるとともに、通孔付き部材(45)は、1個の部品と
して取り扱われ、部品管理上、合理化に寄与する。
図面を参照して説明する。図1は包囲体25を組み付けた
状態から包囲体25の側部は除去して側方から背負式エン
ジンブロア10を見た図、図2及び図3は包囲体25を組み
付けた状態で背負式エンジンブロア10を側方及び上方か
ら見た図である。図1において、背負枠11は、前後方向
へほぼ水平に延びる水平部13と、水平部13の前端部から
ほぼ鉛直方向へ起立して前面側には作業者の背中に当て
られるようになっている起立部12とを有している。貫通
孔14は、起立部12の上端部に設けられ、起立部12を前後
方向へ貫通し、図示しない2本の肩掛けバンドの上端部
を取り付けるために利用される。遠心式送風機17は、起
立部12の後面側との間に前後方向間隙15を残して、かつ
吸気口20を起立部12の後面側に対峙させて、下端部にお
いて水平部13に固定されている。ゴムマウント16は、起
立部12の後面側と遠心式送風機17の上端部との間に介在
して、両者を結合するとともに、前後方向間隙15の間隔
を保持する。燃料タンク18は、遠心式送風機17の後ろ側
に配置され、水平部13の後端部に載置、固定される。エ
ンジンは、遠心式送風機17の後面中央部に固定され、燃
料タンク18から燃料を吸入して、作動し、遠心式送風機
17の回転翼を駆動する。湾曲部21は、起立部12及び水平
部13の左右両端部を除く左右方向範囲において起立部12
と水平部13との移行範囲に広がっている。エアクリーナ
22は、遠心式送風機17の上部に載置、固定され、設けら
れ、接続管23を介してエンジン19の気化器へ連通してい
る。
は包囲体25を展開して内面側から示しており、(b)は
(a)を正面図としたときの右側面図である。剛性シー
ト材27は例えばポリプロビレンから成る平板状部材であ
り、展開時の延び方向へ両端側の遮音部28と、中央の通
孔付き部30とから成る。通孔付き部30の各網目は、落ち
葉等の所定径以上の異物を通過させない径に設定されて
いる。角型の吸音材29は、例えばウレタンから成り、各
遮音部28において剛性シート材27の後縁(図4では、上
側及び下側が背負式エンジンブロア10の後ろ側及び前側
に対応する。)から後方へ所定寸法、突出するように、
各遮音部28の内面に接着剤により固着される。遮音部28
への吸音材29の固着状態において、31は、包囲体25の延
び方向(図4では左右方向となっている。)へ外側へ突
出している遮音部28の部分であり、32は、包囲体25の前
後方向へ吸音材29の前縁から前方へ突出している遮音部
28の部分である。通孔付き部30は後縁において剛性シー
ト材27の後縁に一致させる。前方張出し部35は、吸音材
29の前縁より前方へ突出している通孔付き部30の部分で
ある。2個の挿通孔36は、相互の間に所定の間隔を開け
て前方張出し部32に穿設される。1個の挿通孔37は、下
方張出し部31に形成される。
きの形状で示す図である。剛性シート材27は門形に折曲
され、通孔付き部30は門の上辺を、また、遮音部28は門
の左右の側辺を、それぞれ形成するようになっている。
25の組付けでは、吸音材29の前縁が前後方向間隙15の前
縁に一致させられ、遮音部28の後縁は前後方向間隙15の
後縁に一致させられ、吸音材29の下縁は水平部13の上縁
に一致させられる。剛性シート材27の下方張出し部31及
び前方張出し部32はそれぞれ水平部13及び起立部12に当
てられ、ねじ40が、下方張出し部31の挿通孔37に挿通さ
れてから水平部13の所定のねじ孔に螺合して、下方張出
し部31を水平部13に締め付け、また、2個のねじ41が、
前方張出し部32の挿通孔36に挿通されてから、起立部12
の所定のねじ孔に螺合して、前方張出し部32を起立部12
に締め付ける。遮音部28は所定の剛性を有し、また、吸
音材29は所定の弾力を有し、これにり、吸音材29は、ね
じ40,41による背負枠11への遮音部28の締め付けにより
遠心式送風機17の部分においても遠心式送風機17の外面
に押圧されて、弾力により遠心式送風機17の外面形状に
対応する形状へ弾性変形し、遠心式送風機17の外面に密
着する。貫通孔14の下端部は、鉛直方向へ通孔付き部30
と同一の高さに位置し、前方張出し部35は、貫通孔14内
へ突入して、貫通孔14の下端部に接触している。前後方
向間隙15の内、包囲体25の内側に画定される空間を吸入
空間42と定義すると、吸入空間42は、前側及び後ろ側を
それぞれ起立部12の覆い部及び遠心式送風機17の前面側
に画定され、下側を湾曲部21により画定され、上方を通
孔付き部30により画定され、左右側方を吸音材29により
画定される。したがって、吸入空間42は、通孔付き部30
のみを介して外部へ連通している。
に担いで、清掃作業を行う。エンジン19の作動に伴い、
遠心式送風機17の回転翼が回転し、これに伴い、遠心式
送風機17の吸気口20に空気吸引力が生じ、背負式エンジ
ンブロア10の周囲の空気、特に背負式エンジンブロア10
の上方の空気が通孔付き部30を介して吸入空間42へ導入
され、さらに、遠心式送風機17の吸気口20から遠心式送
風機17内へ導入される。遠心式送風機17は、吸気口20か
ら空気を吸入して、風を生成し、吐出口(図示せず)へ
接続されている噴管へ吐出する。作業者は、噴管を把持
しつつ、噴管の先端部を対象に向けて、噴管の先端から
風を吹き出す。遠心式送風機17による空気吸入に伴い、
落ち葉等の異物も遠心式送風機17の吸気口20へ吸入され
ようとするが、吸入空間42の左右側方では、遮音部28に
より阻まれ、また、吸入空間42の上方では通孔付き部30
の網目の径より大きい径の物は、通孔付き部30の網目を
通過できないので、異物が遠心式送風機17の吸気口20か
ら遠心式送風機17内へ吸入されるのが防止される。従来
の背負式エンジンブロアでは、落ち葉等の異物が、吸気
口20の所の網目に溜まり、除去が煩雑であったが、この
背負式エンジンブロア10では、通孔付き部30の所に溜ま
り、簡単に除去できる。吸入空間42内の吸気音は左右側
方の吸音材29により吸収される。こうして、背負式エン
ジンブロア10の周囲へ放散される吸気音は大幅に低減さ
れる。
の包囲体25の展開図、図7は図6の通孔付き部30の範囲
において前後方向に沿う断面図である。図6では、包囲
体25を外面側から見ている。図4の包囲体25との相違点
を中心に説明する。通孔付き吸音材44は、吸音材29と同
様に、吸音機能をもつ材料から成り、前後方向へは吸音
材29と同一範囲に、また、剛性シート材27の延び方向へ
は通孔付き部30の範囲に位置し、剛性シート材27の内面
側に固着される。丸穴43は、通孔付き部30の範囲に一様
な分布で穿設され、通孔付き吸音材44を貫通して、両端
をそれぞれ剛性シート材27の上面及び通孔付き吸音材44
の下面へ開口している。丸穴43の径は、通孔付き部30の
径と同様に、落ち葉等の異物が通過できない径に設定さ
れている。吸入空間42内の吸気音は、吸入空間42の上方
においても通孔付き吸音材44により吸収され、背負式エ
ンジンブロア10の周囲への吸気音の放散を一層低減でき
る。
時の形状で示す図である。図2の包囲体25と同一の部分
については、同符号で指示して、説明は省略し、相違点
を中心に説明する。ハニカム構造部材45は、背負枠11へ
の組付け時では、門形となり、肉厚方向へ貫通する通孔
46を一様な分布密度で有している。ハニカム構造部材45
に対する吸音材29の相対位置関係は、図2の包囲体25に
おける剛性シート材27に対する相対位置関係と同一に設
定される。ハニカム構造部材45において、吸音材29が固
着されている部分の通孔46は、吸音材29に内面側の端を
閉鎖され、結局、外部の空気から吸入空間42内へ導入で
きる通孔46は、ハニカム構造部材45の上壁の通孔46のみ
である。通孔46の径は、通孔付き部30の網目及び丸穴43
の径よりは小さく、通孔46は、当然に、落ち葉等の異物
の通過を阻止しつつ、空気の通過を許容する。ハニカム
構造部材45はハニカム構造として吸入空間42内の吸気音
の吸収吸音機能も果たす。
図、
アを側方から見た図である。
アを上方から見た図である。
図である。
開図である。
う断面図である。
図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 架台(11)が、水平部(13)と、この水平部
(13)の前端部から起立する起立部(12)とをもち、 送風機(17)が、吸入口(20)を前記起立部(12)に対峙させ
つつ、前記水平部(13)に載置、固定され、 吸入用間隙空間(42)が、前記架台(11)の前記起立部(12)
と前記送風機(17)との間に形成され、かつ前方及び下方
を前記架台(11)の壁面により遮蔽されている携帯式送風
機(10)において、 覆い体(27)が長手方向へ遮音部(28)及び通孔付き部(30)
を備え、 前記覆い体(27)が前記吸入用間隙空間(42)の左右側方及
び上方の三方を覆い、 前記通孔付き部(30)の通孔は、所定径以上の異物の通過
を阻止しつつ、外部から前記吸入用間隙空間(42)への空
気の通過を許容するものであることを特徴とする携帯式
送風機。 - 【請求項2】 吸音材(29)が前記遮音部(28)の内面側に
固定されていることを特徴とする請求項1記載の携帯式
送風機。 - 【請求項3】 通孔付き吸音材(44)が前記通孔付き部(3
0)の内面側に固定され、通孔(43)が前記通孔付き部(30)
及び前記通孔付き吸音材(44)を貫通して穿設されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯式送風機。 - 【請求項4】 前記架台(11)への前記覆い体(27)の組付
け時には、前記通孔付き部(30)及び前記遮音部(28)はそ
れぞれ前記吸入用間隙空間(42)の上方及び左右側方に位
置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の携帯式送風機。 - 【請求項5】 遮音部(28)は所定の剛性を有し、前記吸
音材(29)は、弾力をもつ材料から成り、前記遮音部(28)
の内面側に固定され、かつ前記架台(11)への前記遮音部
(28)の固定に伴い、後端部において前記送風機(17)の外
面に押し付けられて、前記送風機(17)のとの間の隙間を
埋めるようになっていることを特徴とする請求項4記載
の携帯式送風機。 - 【請求項6】 前記覆い体(27)が一体成形品から成るこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の携帯式
送風機。 - 【請求項7】 架台(11)が、水平部(13)と、この水平部
(13)の前端部から起立する起立部(12)とをもち、 送風機(17)が、吸入口(20)を前記起立部(12)に対峙させ
つつ、前記水平部(13)に載置、固定され、 吸入用間隙空間(42)が、前記架台(11)の前記起立部(12)
と前記送風機(17)との間に形成され、かつ前方及び下方
を前記架台(11)の壁面により遮蔽されている携帯式送風
機(10)において、 通孔付き部材(45)が前記吸入用間隙空間(42)の左右側方
及び上方の三方を覆い、前記通孔付き部材(45)の通孔(4
6)は、所定径以上の異物の通過を阻止しつつ、外部から
前記吸入用間隙空間(42)内への空気の通過を許容するも
のであることを特徴とする携帯式送風機。 - 【請求項8】 吸音材(29)が前記通孔付き部材(45)の内
面側に固着されていることを特徴とする請求項7記載の
携帯式送風機。 - 【請求項9】 前記通孔付き部材(45)は吸音材でもある
ことを特徴とする請求項7又は8記載の携帯式送風機。 - 【請求項10】 前記通孔付き部材(45)が一体成形品か
ら成ることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載
の携帯式送風機。
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