JP2001192151A - ペーパーホルダー及びロール紙用給紙マガジン - Google Patents

ペーパーホルダー及びロール紙用給紙マガジン

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JP2001192151A
JP2001192151A JP2000005227A JP2000005227A JP2001192151A JP 2001192151 A JP2001192151 A JP 2001192151A JP 2000005227 A JP2000005227 A JP 2000005227A JP 2000005227 A JP2000005227 A JP 2000005227A JP 2001192151 A JP2001192151 A JP 2001192151A
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Katsuya Inena
克哉 稲名
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻芯のコードの読み取りに支障がないペーパ
ーホルダー及びロール紙用給紙マガジンを提供する。 【解決手段】 ロール紙12の巻芯14に両側からペー
パーホルダー18,19が装着される。このペーパーホ
ルダー18,19は、円筒形をしたホルダー本体18
a,19aが巻芯14内に挿入される。ホルダー本体1
8aのフランジ55は巻芯14の端面14aに当接し、
ホルダー本体19aのフランジ56は巻芯14の端面1
4bの縁に当接して、ペーパーホルダー18,19は軸
方向の位置を規制する。フランジ56の縁56aにはテ
ーパーがつけられ、巻芯14の端面14bに設けられた
コード50がフランジ56によって隠されることがない
から、コード50は端面14bに対面されたコードセン
サー35によって確実に読み取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙がロール状
に巻き付けられる円筒状の巻芯に装着されるペーパーホ
ルダーと、巻芯の端面に形成されたコードの読み取り機
能を有するロール紙用給紙マガジンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】写真プリンタや感熱プリンタでは、長尺
の印画紙や感熱記録紙を円筒状の巻芯にロール状に巻き
つけたロール紙が使用され、プリント後に規定の大きさ
にカットしている。前記ロール紙は、保湿性と遮光性と
を備えたロール紙用給紙マガジン(以下、給紙マガジン
という。)に収納された状態で、プリンタにセットされ
ている。
【0003】ロール紙を給紙マガジンにセットするに際
しては、巻芯の両側にそれぞれペーパーホルダーが装着
される。各ペーパーホルダーは、巻芯の中空部に嵌入さ
れる円筒形をしたホルダー本体と、これから側方に突出
され、給紙マガジン内のガイド部材に係合される軸部と
からなる。ホルダー本体の軸部側の縁には、巻芯の端面
に当接して、ペーパーホルダーが巻芯の奥側に入り込む
のを防止するフランジが設けられている。
【0004】一方、記録紙は、感度によって記録濃度が
変化する。また、通常の記録紙と、シールプリント用の
記録紙とではプリントする画像が異なる。そこで、例え
ば感熱記録紙では、ロール紙の巻芯の端面に、記録紙の
種類,熱感度,メーカ名等の情報を表すコードを設け、
このコードをプリンタ側に設けられたコード読み取り装
置によって読み取るようにした感熱プリンタが提案され
ている。ロール紙を給紙マガジンに収納してプリンタに
セットする場合には、コード読み取り装置は給紙マガジ
ン内に設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように給紙マ
ガジンにロール紙を収納する際には、ロール紙の巻芯に
ペーパーホルダーを装着する。このため、ペーパーホル
ダーのフランジによってコードが隠され、コードを読み
取ることができないという問題が生じる。コード読み取
り装置側のペーパーホルダーのフランジを省略すればコ
ードを読み取ることができるが、巻芯が動いてしまい、
記録紙が幅方向にずれて給送される。
【0006】本発明は、上記のような事情を考慮してな
されたもので、巻芯のコードの読み取りに支障がないペ
ーパーホルダー及びロール紙用給紙マガジンを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のペーパーホルダーは、記録紙がロール状に
巻き付けられる円筒状の巻芯に装着され、巻芯の端面に
当接されるフランジを有するペーパーホルダーにおい
て、前記フランジの縁の厚み方向にテーパーをつけたも
のである。
【0008】本発明のロール紙用給紙マガジンは、記録
紙をロール状に巻き付けた円筒状の巻芯に装着されるフ
ランジ付きの一対のペーパーホルダーと、前記ペーパー
ホルダーを回転可能に収納するマガジン本体と、前記マ
ガジン本体に取り付けられ、マガジン本体内を閉鎖する
蓋と、前記マガジン本体内に設けられ、巻芯の端面に施
されたコードを読み取るためのコードセンサーと、前記
コードセンサーによるコードの読み取りを阻害しないよ
うに、コードセンサーに対面する一方のフランジに設け
たテーパーとからなるものである。また、前記テーパー
は、巻芯に挿入される円筒部から延びているものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】給紙マガジンの外観を示す図2に
おいて、給紙マガジン3は、保湿性と遮光性とを有する
プラスチックで成形されたほぼ半円筒形状をしたマガジ
ン本体5と、このマガジン本体5を開閉するマガジン蓋
6とから構成されている。このマガジン蓋6には、給紙
マガジン3をプリンタに装填する際等に把持されるハン
ドル7が取り付けられている。
【0010】図3に示すように、マガジン蓋6は、ヒン
ジ部8を介してマガジン本体5に開閉自在に取り付けら
れている。また、マガジン本体5の前側開口縁近傍に
は、左右一対にロック部材10が回動自在に取り付けら
れている。このロック部材10は、図2に示すようにマ
ガジン蓋6が閉じられた状態で、マガジン蓋6の前方縁
部に形成された突条部6aに掛けられ、マガジン蓋6が
不用意に開放しないようにロックする。
【0011】ロール紙12は、例えば紙やプラスチック
等から形成された巻芯14に長尺のカラー感熱記録紙
(以下記録紙という)15が巻き付けられて形成されて
いる。このロール紙12を給紙マガジン3にセットする
際には、巻芯14の両側に一対のペーパーホルダー1
8,19が取り付けられる。
【0012】ペーパーホルダー18,19は、図4に示
すように、それぞれ巻芯14の中空部に嵌入される円筒
形をしたホルダー本体18a,19aと、各ホルダー本
体18a,19aにそれぞれ回動自在に設けられ、ロー
ル紙12の側方に突出される軸部18b,19bとから
なる。軸部18b,19bには、ロール紙12を給紙マ
ガジン3にセットする際に把持されるハンドル21,2
2が回動自在に取り付けられている。
【0013】ホルダー本体18a,19aの各円筒部
は、それぞれ先端側がやや細く、軸部18b,19b側
に近づくにつれて巻芯14の中空部の径と同じ太さにな
るように形成されている。ホルダー本体19aの中央部
には、円柱状の突起51が一体に形成され、ホルダー本
体18aの中央部には、突起51を受け入れる凹部52
が形成されている。突起51の周面の一部に溝51aが
形成され、ホルダー本体18a内には、溝51aに係合
する一対の爪部材53,54が設けられている。この爪
部材53,54は、凹部52の壁に形成された穴52
a,52bから凹部52内に突出するようにバネ付勢さ
れている。
【0014】ホルダー本体18a,19aを巻芯14の
中空部に両側からそれぞれ挿入してゆくと、ホルダー本
体19aの突起51がホルダー本体18aの凹部52に
挿入され、爪部材53,54が突起51の溝51aに係
合してホルダー本体18a,19aは互いに結合され
る。この時、ホルダー本体18aの軸部18b側の縁に
ホルダー本体18aの円筒部から延ばされるように形成
されたフランジ55が巻芯14の端面14aに当接する
とともに、ホルダー本体19aの軸部19b側の縁に形
成されたフランジ56が巻芯14の端面14bの縁に当
接し、ホルダー本体18a,19aは巻芯14に固定さ
れる。
【0015】図1に示すように、フランジ56の縁56
aには厚み方向にテーパーがつけられており、巻芯14
の端面14bを隠さないようになっている。これによ
り、コード読み取り用の反射型のコードセンサー35が
端面14bに設けられたコード50(図5参照)を確実
に読み取ることができる。
【0016】マガジン本体5の側壁5a ,5b 近傍の内
側には、軸受け板25,26が取り付けられている。こ
の軸受け板25,26には、軸部18b,19bの細軸
部18c,19c(図5参照)を受け入れるガイド溝2
5a ,26a が形成されている。このガイド溝25a ,
26a は、マガジン本体5の底に対して口の部分が垂
直、それより奥の部分がほぼ45度の角度で傾斜した形
状に形成されている。また、側壁5a ,5b と軸受け板
25,26との間の軸受け板25,26面には、軸抑え
レバー28,29が回動自在に取り付けられている。
【0017】軸抑えレバー28,29は、それぞれのコ
イルバネ(一方のコイルバネ30のみを図示)によっ
て、マガジン本体5の底側へ付勢されている。また、軸
抑えレバー28,29はレバー31a ,31b に連結さ
れ、このレバー31a ,31bがマガジン蓋6の内側に
設けられたレバー32a ,32b に連結されている。こ
れにより、マガジン蓋6の開閉動作に連動して、軸抑え
レバー28,29が軸部18b,19bを解放する上昇
位置と軸部18b,19bを抑える降下位置との間で変
位される。
【0018】軸受け板26の側壁5b 側と反対の面に
は、軸34がガイド溝26aの傾斜縁に平行に固定され
ており、これにコードセンサー35を保持したセンサー
ホルダー36が移動自在に設けられている。また、軸3
4の下部には、センサーホルダー36を上方に押し上げ
るように付勢するコイルバネ38が軸受け金具39(図
5参照)とセンサーホルダー36との間に設けられてい
る。なお、コイルバネ38の付勢力は、前記コイルバネ
30の付勢力より弱く設定されている。
【0019】図5において、コードセンサー35はセン
サーホルダー36に固定されたプリント基板33に取り
付けられている。このプリント基板33は、接続コード
37及びコネクタ23を介して、給紙マガジン3をプリ
ンタのマガジン装填室に装填した際に、プリンタ側の制
御装置に電気的に接続される。
【0020】軸部19bのガイド溝26aに挿入される
細軸部19cの断面形状は、斜め下方45度に向かう直
角の角と、ガイド溝26aの傾斜縁に平行な2辺と、前
記角と反対側の円弧とからなる。これにより、細軸部1
9cは、ガイド溝26aの口部分にほぼ垂直に落とし込
まれた後、ガイド溝26aに対して回動することなくガ
イド溝26aの傾斜縁に沿って移動可能に挿入される。
なお、軸部18bの細軸部18c及びガイド溝25aも
細軸部19c,ガイド溝26aの構成と同じであるから
説明を省略する。また、軸部19bのホルダ本体19a
に近い部分には、センサーホルダー36の突起部36a
に係合される爪部40aを有するホルダー押下部40が
形成されている。
【0021】ガイド溝26aの傾斜縁に沿った方向のマ
ガジン本体5の底部近傍には、ゴムチューブで被覆され
た給紙ローラ45が設けられ、マガジン本体5に装填さ
れたロール紙12の外周面が当接される。給紙ローラ4
5の一端部はマガジン本体5の外部に突出しており、こ
の先端にギア46(図2,図3参照)が固定されてい
る。このギア46は、給紙マガジン3をプリンタのマガ
ジン装填室に装填した際に、プリンタの駆動機構に連結
して記録紙15の給紙時に回転される。
【0022】マガジン本体5の底部近傍の内側には、ロ
ール紙12から記録紙15の先端を分離する分離爪47
が設けられ、マガジン本体5の底部には、記録紙15を
排出する排出口48が設けられている。また、マガジン
本体5の底部の外壁には、排出口48を開閉する遮蔽蓋
49が回動自在に取り付けられ、排出口48を閉じる方
向にバネ付勢されている。
【0023】巻芯14の端面14bには、記録紙15の
種類,熱感度,メーカ名等の情報を表すコード50が印
刷されている。このコード50は、白色をした円形部5
0aと、黒色をしたその他の領域50bとからなる。円
形部50aが高反射率面を構成する白バーに相当し、領
域50bが低反射率面を構成する黒バーに相当する。コ
ードセンサー35は、投光部と受光部とから構成された
反射型であり、ロール紙12が回転しているときに、コ
ード50を読み取る。
【0024】このように構成された給紙マガジン3を使
用するには、まず、新しいロール紙12の巻芯14の中
空部に両側からペーパーホルダー18,19のホルダー
本体18a,19aをそれぞれ挿入する。ホルダー本体
19aの突起51がホルダー本体18aの凹部52に挿
入され、爪部材53,54が溝51aに係合して、ホル
ダー本体18a,19aが互いに結合される。この時、
ホルダー本体18aのフランジ55は巻芯14の端面1
4aに当接し、ホルダー本体19aのフランジ56は巻
芯14の端面14bの縁に当接する。これにより、ペー
パーホルダー18,19は軸方向にずれることなく、巻
芯14に固定される。
【0025】次に、マガジン蓋6を回動して開けると、
レバー31a,32a及びレバー31b,32bを介し
て軸抑えレバー28,29が上昇位置まで引き上げら
れ、ガイド溝25a,26aの口部分が開放される。ペ
ーパーホルダー18,19のハンドル21,22を左右
の手で把持し、軸部18b,19bの細軸部18c,1
9cをそれぞれガイド溝25a,26aの口部分に落と
し込むようにして、ロール紙12をマガジン本体5内に
ほぼ垂直に挿入する。これにより、細軸部18c,19
cは、ガイド溝25a,26aの口部分から傾斜部分に
移動し、ロール紙12の外周面が給紙ローラ45の周面
に当接する。
【0026】この後、マガジン蓋6を回動して閉じてか
ら、ロック部材10を突条部6aに係合させてマガジン
本体5にマガジン蓋6をロックする。これにより、軸抑
えレバー28,29がコイルバネ30により降下して軸
部18b,19bに係合し、これらを給紙ローラ45側
に押しつける。この軸部18b,19bの給紙ローラ4
5側への付勢により、ホルダー押下部40の爪部40a
がセンサーホルダー36の突起部36aを給紙ローラ4
5側に向かって押圧する。一方、センサーホルダー36
はコイルバネ38によって給紙ローラ45側から離れる
方向に付勢されているから、軸部18b,19bとセン
サーホルダー36とは一体的に移動されるようになる。
すなわち、巻芯14の端面14bとコードセンサー35
とは一体的に移動されるようになり、ロール紙12の径
に関わりなくコードセンサー35は巻芯14の端面14
bに常に相対される。
【0027】フランジ56の縁56aにテーパーがつけ
られているので、巻芯14の端面14bに設けられたコ
ード50がフランジ56によって隠されることがなく、
コードセンサー35は確実にコード50を読み取ること
ができる。
【0028】このようにしてロール紙12が収納された
給紙マガジン3をプリンタのマガジン装填室に挿入する
と、ギア46がプリンタの駆動装置に連結されると同時
に、コネクタ23がプリンタの制御装置のコネクタに接
続される。プリントが開始されると、プリンタの駆動装
置によりギア46を介して給紙ローラ45が図5の時計
方向に回転され、ロール紙12が反時計方向に回転され
る。この回転中にコードセンサー35によって巻芯14
の端面14bのコード50が読み取られる。この読み取
り信号は、プリント基板33,接続コード37,コネク
タ23を経てプリンタの制御装置に取り込まれ、サーマ
ルヘッドの駆動制御に利用される。なお、読み取り信号
から、装填されたロール紙12が本プリンタに適合しな
い種類のものであることが判明した場合には、プリンタ
は警告を発してプリント動作を停止し、ロール紙12の
交換を促す表示を行う。
【0029】一方、ロール紙12の回転により記録紙1
5の先端が分離爪47によってロール紙12から分離さ
れ、排出口48に向かって送られる。記録紙15の先端
は遮光蓋49を押し開けながら排出口48からプリンタ
の記録位置へ向かって送り出される。記録紙15が使わ
れるにつれてロール紙12の径が減少してゆくが、コイ
ルバネ30の付勢力がコイルバネ38より強いから、ロ
ール紙12はガイド溝25a,26aに沿って給紙ロー
ラ45側に移動され、常にロール紙12の外周面は給紙
ローラ45の周面に押しつけられる。
【0030】また、ロール紙12の給紙ローラ45側へ
の移動に従動してセンサーホルダー36が移動し、常に
コードセンサー35が巻芯14の端面14bに相対した
状態が維持される。これにより、例えば、ロール紙12
が残っている状態で給紙マガジン3をプリンタのマガジ
ン装填室から取り出し、再び装填したような場合にも、
コード50の読み取りが支障なく行われる。なお、コー
ドセンサー35によるコード50の読み取りは、例えば
プリント動作を開始する毎に行われる。
【0031】なお、ロール紙12の交換時には、軸部1
8b,19bをそれぞれ左右の手で把持して引き離す方
向に強く引っ張ることにより、爪部材53,54と溝5
1aとの係合が解除されてペーパーホルダー18,19
を巻芯14から取り外すことができる。
【0032】以上説明した実施形態では、円筒状をした
ホルダー本体とフランジとの境界からテーパーをつけた
が、前記境界からフランジを立ち上げて巻芯の端面に当
接する面を形成し、この面の端からテーパーをつけるよ
うにしてもよい。
【0033】また、上記実施形態では、一対のペーパー
ホルダーを巻芯の中で互いに結合させるようにしたが、
本発明はこれに限定されることなく、例えば各ペーパー
ホルダーを巻芯の両端にそれぞれ嵌入させ、少なくとも
一方のペーパーホルダーのフランジの縁をテーパーに形
成してもよい。また、上記実施形態では、一対のペーパ
ーホルダーのうち一方のみのフランジをテーパーに形成
したが、両方のフランジをテーパーに形成してもよい。
【0034】また、上記実施形態では、ホルダー本体同
士の結合を爪部材と溝との係合によって行ったが、本発
明はこれに限定されないのは勿論で、例えば爪部材の代
わりにバネ付勢されたボールを用いてもよい。また、前
記爪部材と溝との係合とは別に、ホルダー本体を巻芯の
中空部に差し込むと、巻芯の内壁との間で摩擦を増大し
てホルダー本体が巻芯から抜けにくくする機構を設けて
もよい。このような機構としては、例えば巻芯の内壁側
にバネ付勢された押圧部材を一方のホルダー本体に設
け、巻芯の内壁に摺接される押圧部材の面に摩擦抵抗が
高い、例えば波状の加工を施したものが使用できる。
【0035】また、上記実施形態では、巻芯の端面に設
けたコードは円形のコードであったが、巻芯の仮想中心
点を中心として放射状にバーを形成したバーコードであ
ってもよい。また、ロール紙の給紙の時に、ロール紙を
逆回転させてロール紙の巻緩みを吸収してから、ロール
紙を正転させて給紙を開始してもよい。この場合は、ロ
ール紙の逆転中に穴コードを読み取るようにしてもよ
い。
【0036】また、本発明は、感熱プリンタ用の感熱記
録紙に限らず、写真プリンタの印画紙ロール等に対して
も適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のペーパーホ
ルダーによれば、巻芯の端面に当接されるフランジの縁
の厚み方向にテーパーをつけたので、巻芯の端面に設け
られたコードがフランジによって隠れず、巻芯の端面に
対面されたコードセンサーによって確実にコードを読み
取ることができる。
【0038】本発明のロール紙用給紙マガジンによれ
ば、フランジ付きの一対のペーパーホルダーを円筒状の
巻芯に装着してマガジン本体に収納し、巻芯の端面に施
されたコードのコードセンサーによる読み取りを阻害し
ないように、コードセンサーに対面する一方のフランジ
にテーパーを設けたので、巻芯の端面に設けられたコー
ドがフランジによって隠れず、コードセンサーによって
確実にコードを読み取ることができる。また、テーパー
は、巻芯に挿入される円筒部から延びているものである
から、巻芯の端面に設けられたコードがフランジによっ
て全く隠れず、コードの読み取りに支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペーパーホルダーのフランジ,巻芯の端面及び
センサとの関係を示す説明図である。
【図2】給紙マガジンの外観を示す斜視図である。
【図3】マガジン蓋を開けた給紙マガジンとロール紙と
を示す斜視図である。
【図4】ペーパーホルダーの結合構造を示すロール紙の
断面図である。
【図5】ペーパーホルダー,巻芯及びセンサーホルダー
の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
3 給紙マガジン 5 マガジン本体 12 ロール紙 14 巻芯 14a,14b 端面 15 記録紙 18,19 ペーパーホルダー 18a,19a ホルダー本体 35 コードセンサー 36 センサーホルダー 50 コード 51 突起 52 凹部 55,56 フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙がロール状に巻き付けられる円筒
    状の巻芯に装着され、巻芯の端面に当接されるフランジ
    を有するペーパーホルダーにおいて、 前記フランジの縁の厚み方向にテーパーをつけたことを
    特徴とするペーパーホルダー。
  2. 【請求項2】 記録紙をロール状に巻き付けた円筒状の
    巻芯に装着されるフランジ付きの一対のペーパーホルダ
    ーと、 前記ペーパーホルダーを回転可能に収納するマガジン本
    体と、 前記マガジン本体に取り付けられ、マガジン本体内を閉
    鎖する蓋と、 前記マガジン本体内に設けられ、巻芯の端面に施された
    コードを読み取るためのコードセンサーと、 前記コードセンサーによるコードの読み取りを阻害しな
    いように、コードセンサーに対面する一方のフランジに
    設けたテーパーとからなることを特徴とするロール紙用
    給紙マガジン。
  3. 【請求項3】 前記テーパーは、巻芯に挿入される円筒
    部から延びていることを特徴とする請求項2記載のロー
    ル紙用給紙マガジン。
JP2000005227A 2000-01-05 2000-01-05 ペーパーホルダー及びロール紙用給紙マガジン Withdrawn JP2001192151A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005154148A (ja) * 2003-10-30 2005-06-16 K D K Kk フィルムシート繰り出し手段

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005154148A (ja) * 2003-10-30 2005-06-16 K D K Kk フィルムシート繰り出し手段

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