JP2001192067A - 梱包用材料及び梱包方法 - Google Patents

梱包用材料及び梱包方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】梱包物(ダンボール箱等に被梱包物を詰めたも
の)のコンパクト化及び梱包及び開梱時の作業性の大幅
な改善と、梱包に由来して発生するゴミの減量。 【解決手段】被梱包物を、中央部に窓を設けた板材と、
その板材の非窓部分(枠部分)に貼付され、その窓部分
を覆う弾性フィルムからなる梱包用材料の弾性フィルム
部分に挟んで懸垂する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な商品を輸送
する際に用いる梱包用材料、包装箱及び梱包方法に関す
る。更に詳しくは、再利用可能でゴミの減量化に役立つ
梱包用材料、その梱包用材料を含む包装箱、及びその梱
包用材料を用いる弾性フィルムの張力を利用した梱包方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータや各種家電製品等の
商品を輸送する際には、これらを輸送時の衝撃や振動か
ら保護するために、ダンボール製等の外箱に発泡スチロ
ールやバブルラップなどの緩衝材を多量に詰め、その緩
衝材中に商品を埋没させていた。そして、商品を傷つけ
ないために、それら商品の容量に比べてかなり大容量の
外箱が使用されていた。そのため、梱包後の商品の保管
や輸送時に、大きなスペースが必要であった。また、緩
衝材を利用するため、梱包及び開梱時の作業性が不良で
あった。更に、それらの緩衝材は、再利用されることも
あったが、それらは不燃物であるため、ゴミとして処分
される際には埋立て等の方式によることとなり、昨今の
ゴミ及び環境問題の点からも、それらの使用の中止又は
使用量の低減が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、梱包物(ダ
ンボール箱等に被梱包物を詰めたもの)のコンパクト化
及び梱包及び開梱時の作業性の大幅な改善を可能とす
る、梱包用材料、包装箱及び梱包方法の提供を目的とす
る。
【0004】また、本発明は、梱包に由来して発生する
ゴミを減量することができる、梱包用材料、包装箱及び
梱包方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の梱包用材料は、
板材であって、その中央部に窓を設けた板材と、その板
材の非窓部分(以下、枠部分という)に貼付され、その
窓部分を覆う弾性フィルムからなる。
【0006】また、本発明の他の梱包用材料は、板材で
あって、その内部に複数の窓を設けた板材と、その板材
の枠部分に貼付され、その複数の窓部分を覆う弾性フィ
ルムからなる。
【0007】上記梱包用材料の一態様には、前記枠部分
に連続又は接触して、且つ、当該枠部分に対して直角方
向に設けられた又は折り曲げによって枠部分に対して直
角方向となるように構成された支持足を更に含むものが
ある。
【0008】板材の形状が四角形である場合には、前記
支持足は、前記窓部分を囲む四箇所の枠部分の全て又は
その中の相対する二箇所に存在することができる。
【0009】前記窓が複数の場合は、窓同士の間にも、
前記支持足を設けることができる。
【0010】また、前記梱包用材料が前記支持足を含ま
ないような平面的形状である場合には、当該梱包用材料
を後記する支持部材と噛合わせるための切欠き部が存在
してもよい。
【0011】本発明の更に他の梱包用材料は、板材であ
って、その形状が四角形であり且つその中央部に窓を設
けた板材二つと、その板材の枠部分に貼付され、その窓
部分を覆う弾性フィルムと、前記二つの板材が平行とな
るように、当該二つの板材の間に二つの板材の枠部分に
連続又は接触して且つ枠部分に対して直角方向に設けら
れた、又は、前記枠部分を延長して形成されており且つ
折り曲げることによって枠部分に対して直角方向となっ
て前記二つの板材間を繋ぐ支持足からなる。
【0012】本発明の包装箱は、上記の梱包用材料と外
箱からなり、また、梱包用材料の具体的形態によって
は、当該包装箱は、更に、外箱に連続又は接触して設け
られた梱包用材料を支持するための支持部材も有する。
【0013】「支持部材が外箱に連続して設けられる」
とは、支持部材が外箱と一体化して設けられていること
を意味し、一方、「支持部材が外箱に接触して設けられ
る」とは、支持部材が外箱とは一体化されておらず、支
持部材単独で外箱から取り出すことができるが、支持部
材を外箱に入れたときに、支持部材の一部が外箱に接触
している状態となることを意味する。
【0014】本発明の梱包方法は、板材でその周囲が支
持された弾性フィルムで被梱包物を挟み、当該弾性フィ
ルムにて被梱包物を支持することを特徴とする。
【0015】被梱包物の形態によっては、被梱包物の一
部を板材の枠部分で支持し、他の部分を弾性フィルムで
支持してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基
づき、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】初めに、本発明の梱包用材料の実施の形態
を詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の梱包用材料1の一実施例
である。この例では、板材の中央部に窓3が設けられて
いる。この窓部分3は、その周囲が板材の枠部分2に貼
付されている弾性フィルム4で覆われている。また、図
20は、図1の梱包用材料1の変形例であり、この例で
は、その枠部分2の一箇所(一辺)の両端近くに、切欠
き部8、8がある。図22、図23、図24及び図25
は、図1の梱包用材料1の変形例が2枚ずつ重ねられた
(あるいは窓部分3が二箇所ある梱包用材料1が折り曲
げられた)状態を示す。これらにおいては、その枠部分
2の一箇所(一辺)の両端近くに(図22及び図2
5)、あるいはその枠部分2の相対する二箇所(二辺)
のそれぞれ中央部に(図23及び図24)、切欠き部
8、8がある。図26は、図1の梱包用材料1が2枚ず
つ重ねられた(あるいは窓部分3が二箇所ある梱包用材
料1が折り曲げられた)状態を示す。
【0019】図2は、本発明の梱包用材料1の他の実施
例である。この例は、枠部分2に連続する支持足5を、
枠部分2の四辺全てに連続して有する。
【0020】図3は、図2の梱包用材料1の組立て前の
状態を示す。このような組立て前のものも、本発明の梱
包用材料1に包含される。また、支持足5には、いわゆ
る糊代部分があってもよい。そのような糊代部分を介し
た支持足5、5同士の結合は、梱包用材料の製造分野で
通常行われている方法によればよい。そのような方法と
して、例えば、ホッチキスや鳩目による結合(板材がダ
ンボール等の紙製の場合)や接着が挙げられる。
【0021】図4は、本発明の梱包用材料1の更に他の
実施例である。この梱包用材料1は、このまま用いても
よいし、四箇所の枠部分2の中の相対する枠部分2(長
辺二箇所)の、支持足5が不連続となっている箇所に対
応する部分がマチ部分となるように二箇所で折り曲げ
て、この梱包用材料1一つで被梱包物を挟む方式で用い
てもよい。
【0022】図5は、図1に示した本発明の梱包用材料
1の実施例の変形例である。この梱包用材料1は、二つ
の窓部分3a、3bを有する。
【0023】図6は、図2に示した本発明の梱包用材料
1の実施例の変形例である。この梱包用材料1は、二つ
の窓部分3a、3bを有する。
【0024】図7は、図4に示した本発明の梱包用材料
1の実施例の変形例である。この梱包用材料1は、二つ
の窓部分3a、3bを有し、また、窓部分3a、3bの
間に位置する枠部分2aには、折り曲げ可能部分6が形
成されている。この梱包用材料1は、そのまま用いても
よいし、折り曲げ可能部分6で折り曲げて、この梱包用
材料1一つで被梱包物を挟む方式で用いてもよい。
【0025】図8は、図2に示した本発明の梱包用材料
1二つが結合されてなる例であり、その結合部分が、折
り曲げ可能部分6となっている。この梱包用材料1も、
そのまま用いてもよいし、折り曲げ可能部分6で折り曲
げて、この梱包用材料1一つで被梱包物を挟む方式で用
いてもよい。
【0026】図9は、図5に示した本発明の梱包用材料
1の窓部分3a、3bの間に位置する枠部分2aに、折
り曲げ可能部分6を設けてなる例である。この梱包用材
料1は、通常は、折り曲げ可能部分6で折り曲げて、被
梱包物を挟む方式で用いられる。
【0027】図10は、枠部分2cと窓部分3cを有す
る板材と、枠部分2dと窓部分3dを有する板材とが、
四つの支持足5、5、5、5を挟んで平行な位置にあ
る、本発明の梱包用材料1の一実施例である。この梱包
用材料1は、後記するように、本発明の梱包用材料1の
他の実施例との組み合わせで用いられる。
【0028】図11は、本発明の梱包用材料1の更に他
の実施例である。この梱包用材料1は、その断面形状が
円形である。
【0029】本発明の梱包用材料1を、倉庫に荷積みさ
れる輸送箱(外箱)に入れて用いる場合には、梱包用材
料1も輸送箱もその断面形状が四角形のものが好ましい
が、例えば帽子や指輪などを消費者が持ち帰る際に用い
る箱(外箱)に入れて使用される梱包用材料1の場合に
は、この例のように、その外箱共々、商品の形状に合っ
た形状とすることが好ましい。そのようなその断面形状
が四角形以外のものも、本発明の梱包用材料1に包含さ
れる。
【0030】図12は、本発明の梱包用材料1の更に他
の実施例である。この梱包用材料1では、支持足5が、
枠部分2の最外部ではなく中央付近に、枠部分2に直角
に形成されている。
【0031】図13は、本発明の梱包用材料1の一実施
例の組立て前の状態を示す平面図である。この梱包用材
料1の支持足5には、折り曲げ可能部分7が形成されて
いる。この梱包用材料1を組み立てると、支持足5部分
は二重となる。支持足5を強化したい場合には、このよ
うな梱包用材料1が好ましい。なお、組立て後には枠部
分2も二重構造となるように構成することもできる。
【0032】図14は、本発明の梱包用材料1の更に他
の実施例を示す。この例では、枠部分2が二重となって
おり、その間に弾性フィルム4が挟まれている。
【0033】次に、本発明の包装箱の実施の形態を詳細
に説明する。
【0034】図15は、本発明の包装箱10の一実施例
に、被梱包物20が六個梱包された状態を示す断面図で
ある。この例では、本発明の包装箱10は、図1、図9
又は図14に示す梱包用材料1(但し、図1又は図14
に記載のものは、二枚一組で用い、図9に記載のもの
は、折り曲げ可能部分6で折り曲げて用いる)と外箱1
1からなる。また、梱包用材料1には支持足5がないた
め、外箱11は、その内側に、外箱に連続して設けられ
た、梱包用材料1をその枠部分2で支持するための支持
部材12を有する。この支持部材12には、スリットが
あり、そのスリット部分に、梱包用材料1の枠部分2が
挿入される。
【0035】図16は、本発明の包装箱10に、被梱包
物20一つが梱包された状態を示す斜視図である。この
例では、本発明の包装箱10は、図2又は図13に示す
梱包用材料1、二個と外箱11からなる。被梱包物20
は、二つの梱包用材料1、1により、その窓部分3、3
に存在する弾性フィルム4、4部分で支持される。な
お、図16においては、外箱11の内部の状態を分かり
易くするために、外箱11が透明である場合を描写して
いる。しかし、外箱11が透明なものに限定されないこ
とは当然である。以下の図17乃至19に示す例につい
ても同様である。
【0036】図17は、梱包用材料1と外箱11が一体
化されている本発明の包装箱10を示す平面図である。
これを組み立てると、図16に示す包装箱となる。
【0037】また、本発明の包装箱10は、支持部材と
して、外箱11から独立した支持部材13であって、外
箱11の内側に接触させて用いられ得るものを用いても
よい。そのような独立した支持部材13の例として、図
21、図22、図23、図24、図25及び図26に記
載のものを使用し得る。
【0038】図21の独立した支持部材13は、四角形
の上面14とそれに連続して且つ上面14にほぼ直角に
設けられた四角形の二つの側面15、15からなる支持
部分16と、各側面15に連続して且つ各側面にほぼ直
角に設けられた四角形の足部分17とからなる。支持部
分は、梱包用材料1を二つ一組で又は折り曲げられて二
重になった梱包用材料1、一つを支持するための切込み
18を有し、当該切込み18の幅は、上面14の中央部
においては梱包用材料1で包装、支持される被梱包物2
0の厚さ以上であり、且つ、上面14の両側部及び側面
15では、梱包用材料1の板材(枠部分2)二枚の厚さ
にほぼ等しい。
【0039】図21の例では、切込み18は多数存在す
るが、切込み18の数は限定されず、一つでも多数でも
よい。
【0040】図22の独立した支持部材13は、四角形
の底面19と、底面19に連続して且つ底面19にほぼ
直角に設けられた四角形の二つの側面15、15と、各
側面15に連続して且つ各側面15にほぼ直角に設けら
れた四角形の二つの上面14、14からなり、各側面1
5及び各上面14は、梱包用材料1を二つ一組で又は折
り曲げられて二重になった梱包用材料1、一つを支持す
るための切込み18を有し、当該切込み18の幅は、梱
包用材料1の板材(枠部分)二枚の厚さにほぼ等しい。
【0041】図22の例では、切込み18は一つのみ存
在するが、切込み18の数は限定されず、一つでも多数
でもよい。
【0042】図23の独立した支持部材13a、13b
は、それぞれ、底面19と、底面19に連続して且つ底
面19にほぼ直角に設けられた四角形の二つの側面1
5、15と、当該二つの側面15、15をつなぎ且つ各
側面15にほぼ直角に設けられた四角形の上面14から
なる支持部分16からなり、支持部分16は、両側面1
5、15及び上面14に、梱包用材料1を二つ一組で又
は折り曲げられて二重になった梱包用材料1、一つを支
持するための切込み18を有し、当該切込み18の幅
は、梱包用材料1の板材(枠部分)二枚の厚さにほぼ等
しい。
【0043】図24の独立した支持部材13aは、図2
3の独立した支持部材13の変形例であり、切込み18
を三つ有する例である。
【0044】図25の独立した支持部材13も、図23
の独立した支持部材13の変形例である。この例は、支
持部分16が二つある。
【0045】これら外箱11から独立した支持部材13
は、被梱包物20を挟持することによって支持してなる
梱包用材料1をその切込み18に挿入することによって
支持した後、外箱11に入れることができる。勿論、支
持部材13を外箱11に収納した後、被梱包物20を挟
持することによって支持してなる梱包用材料1を切込み
20に挿入してもよい。また、外箱11から取り出した
支持部材13は、そのまま展示等することもできる。
【0046】上記の図に示した例では、切込み18は、
底面19に届くようには形成されていないが、梱包用材
料1が切欠き部8を有しない場合には、切込み18は底
面19に届くように形成される。
【0047】図26の独立した支持部材13は、底面1
9と、底面19に連続して且つ底面19にほぼ直角に設
けられた四角形の二つの側面15、15からなる支持部
分16からなり、支持部分16における両側面15、1
5間の距離は、梱包用材料1の板材(枠部分)二枚の厚
さにほぼ等しい。
【0048】この例では、両側面15、15間に、梱包
用材料1を二つ一組で又は折り曲げられて二重になった
梱包用材料1、一つを挿入し、支持する。この例でも、
支持部分16は複数設けてよい。
【0049】次に、本発明の梱包方法の実施の形態を詳
細に説明する。
【0050】図15に示す例について説明する。
【0051】先ず、図1又は図14に示す梱包用材料
1、二枚で、又は、図9に示す梱包用材料1を折り曲げ
可能部分6で折り曲げて、被梱包物20一個を挟む。被
梱包物20は、梱包用材料1の弾性フィルム4で挟まれ
且つ支持される。次いで、被梱包物20一個とそれを挟
んでいる梱包用材料1(二枚一組又は一個)を一組とし
て、外箱11に入れる。この際、外箱11の支持部材1
2のスリットに、梱包用材料1の枠部分2、二枚を挿入
する。外箱11の蓋(図示せず)を閉め、必要に応じて
その蓋が開かないように、粘着テープで止める等の処理
を行うと、梱包物が出来上がる。
【0052】なお、梱包物は、縦置き、横置きの何れで
保管、輸送してもよい。しかし、被梱包物が重量のある
ものの場合には、その被梱包物の最も面積が大きい面が
水平になるように、梱包物を保管、輸送するのが好まし
い。
【0053】また、被梱包物が比較的軽量である場合な
どでは、梱包用材料1として、図5に記載のものなど、
複数個の被梱包物を挟んで支持できるものを用い、上記
と同様に梱包することができる。
【0054】それとは逆に、被梱包物20をより大きな
力で支持することが必要とされる場合には、図12に示
す梱包用材料1を、隣接する二枚の梱包用材料1、1か
らなる組の異なる組に属する二つの梱包用材料1、1同
士が、支持足5の底部同士で接触するか、あるいは一方
の梱包用材料1の支持足5の底部が他方の梱包用材料1
の枠部分2(支持足5のある側の面)に接触するように
組合わせ、なお且つ、各組を構成する梱包用材料1、1
の枠部分2、2を、外箱11の支持部材12のスリット
に挿入して梱包してもよい。
【0055】次に、図16に示す例について説明する。
【0056】先ず、外箱11に、図2又は図13(但
し、組立て後)に示す梱包用材料1を入れる。この梱包
用材料1には支持足5が存在するために、窓部分3は、
外箱11の底面よりも上方にある。この梱包用材料1の
窓部分3(弾性フィルム4が存在する)に、被梱包物2
0を載置する。次いで、もう一つの梱包用材料1を、先
程外箱11に入れた梱包用材料1とは逆の向きに、即
ち、その窓部分3(弾性フィルム4が存在する)が被梱
包物20を覆うような方向で、外箱11に入れる。この
ようにして、被梱包物20を弾性フィルム4にて支持す
る。外箱11の蓋を閉め、必要に応じてその蓋が開かな
いように、粘着テープで止める等の処理を行うと、梱包
物が出来上がる。
【0057】代わりに、初めに二つの梱包用材料1で被
梱包物20を挟み、その状態で、それらを外箱11に入
れてもよい。
【0058】また、図12に示す梱包用材料1を用い
て、同様に梱包してもよい。
【0059】図17に示す包装箱10(梱包用材料1と
外箱11が一体化されているもの)を用いる場合は、当
該包装箱10を組み立てる工程に、窓部分3(弾性フィ
ルム4が存在する)に被梱包物20を載置する工程を組
込む。
【0060】図4に示す梱包用材料1を用いる場合の梱
包方法の一例は、図18に示す通りである。即ち、先
ず、梱包用材料1を図18(a)に示すように折り曲
げ、その結果形成される弾性フィルム4の間の空間に、
被梱包物20を差し込む。次いで、梱包用材料1と被梱
包物20を、そのままの状態で外箱11に入れる(図1
8(b)参照)。このようにして、被梱包物を弾性フィ
ルム4にて支持する。外箱11の蓋を閉め、必要に応じ
てその蓋が開かないように、粘着テープで止める等の処
理を行うと、梱包物が出来上がる。
【0061】なお、被梱包物20の厚さが小さい場合な
どでは、図4に示す梱包用材料1の代わりに、図7乃至
図9に記載の梱包用材料1を用いることができる。
【0062】図6に示す梱包用材料1を用いる場合の梱
包方法は、図19に示す通りである。即ち、図19
(a)に示すように、先ず、互いに逆向きの二枚の梱包
用材料1、1で、二つの被梱包物20a及び20bを挟
む。この時、これらの被梱包物20a及び20bは、窓
部分3a及び3bに存在する弾性フィルム4それぞれ二
枚で挟まれるようにする。次いで、これらをその状態の
まま、外箱11に入れる(図19(b))。あるいは、
先ず、外箱11に、梱包用材料1を一つ入れ、この梱包
用材料1の窓部分3a及び3b(弾性フィルム4が存在
する)に、被梱包物20a及び20bをそれぞれ載置
し、次いで、もう一つの梱包用材料1を、先程外箱に入
れた梱包用材料1とは逆の向きに、即ち、その窓部分3
a、3b(弾性フィルム4が存在する)が被梱包物20
a、20bをそれぞれ覆うような方向で、外箱11に入
れてもよい。このようにして、被梱包物を弾性フィルム
4にて支持する。外箱11の蓋を閉め、必要に応じてそ
の蓋が開かないように、粘着テープで止める等の処理を
行うと、梱包物が出来上がる。
【0063】本発明の梱包方法の更に他の例として、次
のような方法も挙げられる。先ず、例えば図2に示す梱
包用材料1を、外箱11に入れる。次いで、被梱包物2
0を外箱11内の梱包用材料1の窓部分3(弾性フィル
ム4が存在する)に載置する。次いで、図10に示す梱
包用材料1を、その窓部分3cに存在する弾性フィルム
4が被梱包物20を覆うように、その上に載置する。次
に、図10に示す梱包用材料1の窓部分3dに存在する
弾性フィルム4に、他の被梱包物20を載置する。この
後は、被梱包物20の数に応じて、図10に示す梱包用
材料1を用いる。しかし、最後に用いる梱包用材料1
は、例えば図2に示すものである。このようにして、複
数の被梱包物20を弾性フィルム4で次々に支持し、外
箱11の蓋を閉め、必要に応じてその蓋が開かないよう
に、粘着テープで止める等の処理を行うと、梱包物が出
来上がる。
【0064】この例は、複数の異なる部品で商品が構成
されている場合に、一つの外箱にそれらの部品すべてを
梱包するような場合に適する。
【0065】外箱から独立した支持部材13を用いる場
合は、次のようにして被梱包物20を支持し、梱包す
る。
【0066】例えば図21に示す支持部材13を用いる
場合は、図21に示す梱包用材料1、二枚で(又は、窓
部分3を二つ有する梱包用材料1であって、窓部分3、
3の間の折り曲げ可能部分6で折り曲げると、切欠き部
8、8が重なって図21に示すように二箇所となる梱包
用材料1を折り曲げて)、被梱包物20一個を挟む。被
梱包物20は、梱包用材料1の弾性フィルム4で挟まれ
且つ支持される。次いで、被梱包物20一個とそれを挟
んでいる梱包用材料1(二枚一組又は一個)を一組とし
て、支持部材13の切込み18に、梱包用材料1の枠部
分2、二枚を挿入する。このようにして、所定数の梱包
用材料1が支持部材13の切込み18に挿入されたら、
支持部材13を外箱11に収納する。なお、外箱一つに
複数の支持部材13を収納することも可能である。ま
た、支持部材13を予め外箱11に収納しておき、外箱
内に配置された支持部材13の切込み18に、梱包用材
料1を挿入してもよい。
【0067】図22に示す支持部材13を用いる場合
も、図21に示す支持部材13を用いる場合と同様であ
る。
【0068】図23に示す支持部材13a、13bを用
いる場合は、次のようにして梱包を行う。先ず、支持部
材13aを外箱11内に収納する。次いで、図23示す
梱包用材料1、二枚で(又は、窓部分3を二つ有する梱
包用材料1であって、窓部分3、3の間の折り曲げ可能
部分6で折り曲げると、切欠き部8、8が重なって図2
3に示すように二箇所となる梱包用材料1を折り曲げ
て)、被梱包物20一個を挟む。被梱包物20は、梱包
用材料1の弾性フィルム4で挟まれ且つ支持される。被
梱包物20一個とそれを挟んでいる梱包用材料1(二枚
一組又は一個)を一組として、支持部材13aの切込み
18に、梱包用材料1の枠部分2、二枚を挿入する。こ
のようにして、梱包用材料1の枠部分2、二枚が支持部
材13aの切込み18に挿入されたら、当該梱包用材料
1の枠部分2の他の箇所(支持部材13aの切込み18
に挿入した部分と相対する部分)を、他の支持部材13
bの切込み18と噛合わさせる。
【0069】図24に示す支持部材13aは、被梱包物
20一個とそれを挟んでいる梱包用材料1(二枚一組又
は一個)の組を、複数個支持できる点を除いては、図2
3に示すものと同様である。なお、図24には、図23
における支持部材13bが記載されていないが、この例
でも、同様に、支持部材は二つ(13a、13b)用い
る。したがって、図23について説明したと同様の方法
で、梱包を行うことができる。
【0070】図25に示す支持部材13には、支持部分
16が二つ設けられている。被梱包物20一個とそれを
挟んでいる梱包用材料1(二枚一組又は一個)の組は、
二つの支持部分16、16の切込み18、18に挿入さ
れる。この例では、梱包用材料1の枠部分2の一辺が二
つの支持部分16、16で支持されるので、当該一辺と
相対する他の一辺は、他の支持部材で支持しなくてよ
い。
【0071】図26に示す支持部材13では、支持部分
16は、二枚の側面15、15からなり、それらの側面
15、15間のスリットに、被梱包物20一個とそれを
挟んでいる梱包用材料1(二枚一組又は一個)の組が挿
入される。この例も、梱包用材料1の枠部分2の一辺が
支持部分16によって十分に支持されるので、当該一辺
と相対する他の一辺は、他の支持部材で支持しなくてよ
い。
【0072】図27及び図28に示す例は、本発明の梱
包方法の更に他の実施例である。図27は、模式的斜視
図、図28は、梱包終了後の状態を示す正面図である。
【0073】この例では、外箱11に梱包用材料1aを
収納した後、梱包用材料1aの弾性フィルム4部分と枠
部分2で被梱包物20を支持するように被梱包物20を
収納し、次いで、梱包用材料1bを被梱包物20の上に
載置し、その弾性フィルム4部分で、被梱包物20の上
部を保持する。最後に、外箱11の蓋を閉め、粘着テー
プ等を使用してその蓋を外箱本体に固定すれば、梱包が
終了する。
【0074】なお、外箱内の空間に、被梱包物20の付
属部品を収納することも可能である。
【0075】本発明において用いる弾性フィルムの種類
は、特に限定されない。しかし、本発明の梱包用材料を
実際に商品の梱包に用いる際には、被梱包物の主に重量
に依存して、弾性フィルムの種類を特定する。
【0076】本発明において用いる弾性フィルムを製造
するための原料ポリマーの具体例としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリ塩化ビ
ニル等のビニル系ポリマー類、ポリエチレンテレフタレ
ート等のポリエステル類、セルロースジアセテート等の
セルロースエステルポリマー類、ナイロン6やナイロン
66等のポリアミド類、及びポリイミド、ポリスルホン
等の耐熱性エンジニアリングプラスチックフィルムを与
えるポリマー類、ポリウレタン類等が挙げられる。更
に、セロハン、ビスコースレーヨン等の再生セルロース
も使用可能である。要は、公知の何れかの方法によって
成膜可能なポリマーであればよい。
【0077】ポリマー以外の原料については、ポリマー
をフィルムに加工する際に一般的に用いられているもの
を用いればよい。
【0078】本発明において使用するフィルムは、次の
ような機械的特性を有することが好ましい。
【0079】1) 引張り強さ: 約1〜28kg/m
の広範囲に亘る引張り強さを有するフィルムが使用
可能である。引張り強さが約1kg/mmのフィルム
の例としては、軟質ポリ塩化ビニルフィルムやポリエチ
レンフィルムが挙げられる。また、引張り強さが約28
kg/mmのフィルムの例としては、Tタイプのポリ
エチレンテレフタレートフィルムが挙げられる。例え
ば、コンピュータや大型家電製品の梱包の場合には、用
いるフィルムは、引張り強さが14.0〜24.6kg
/mmのものが好ましく、17.6〜28.1kg/
mmのものがより好ましい。また、宝石等の軽量な商
品の場合には、1.1〜4.3kg/mm程度の引張
り強さのフィルムでもよい。
【0080】2) 破裂強さ: 破壊しないものが最も
よいが、通常は、50〜80kg/cm程度のものが
使用される。
【0081】これらのフィルムは、公知の方法によって
製造してもよいし、多種多様な市販品の中から、適する
ものを選択して用いてもよい。なお、フィルムの選択の
際には、上記機械的特性に加えてフィルム厚も考慮する
と、その選択の幅が広がる。即ち、例えば被梱包物が重
いものである場合には、フィルム厚を大きくすればよ
い。また、フィルムを2枚以上重ねて用いることによ
り、フィルム厚を大きくした場合と実質的に同様の効
果、即ちフィルムの強度等の上昇、を得ることができ
る。
【0082】弾性フィルムは、必ずしも無色透明である
必要はないが、透明であれば、特に無色透明であれば、
外箱の蓋部分を開けたときに、被梱包物を確認できるの
でよい。
【0083】弾性フィルムは、板材の枠部分に貼付され
る。弾性フィルムの板材への貼付のための手段は特に限
定されないが、一般的には、弾性フィルム及び板材の材
質を考慮して選択された接着剤が用いられる。また、弾
性フィルムの外周部を加熱して、板材の枠部分に融着さ
せることによって貼付してもよい。
【0084】弾性フィルムを貼付する板材の材質も、特
に限定されない。その材質は、弾性フィルム同様、被梱
包物に応じて選択される。また、上記した本発明の梱包
用材料の形状により、板材の材質が限定される場合があ
る。例えば、梱包用材料が支持足をも有し、その支持足
が曲面を有する場合であって、板材と支持足とが同じ材
料で作られる場合には、それらの材料の材質は、曲面を
形成できるものに限定される。
【0085】板材の材質の具体例としては、ダンボール
やコートボール紙等の紙類、ABS樹脂、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート等のプラスチック類、木材、鉄、
アルミニウム等の金属が挙げられる。なお、梱包用材料
と外箱とが一体となった包装箱の場合には、板材の材質
として、紙類が最もよく適合する。
【0086】板材の形状も特に限定されないが、本発明
の梱包用材料を用いた梱包物を倉庫に保管する際の利便
性及びスペースの最小化を考慮すると、正方形又は長方
形が好ましい。しかし、被梱包物の形状によっては、円
形や菱形等の他の形状が好ましい場合もある。
【0087】板材に設けられる窓部分の形状は、一般的
には板材自体の形状と同様であるが、例えば正方形の板
材に円形の窓部分を設けるというように、異なった形状
としてもよい。
【0088】支持足は、前記枠部分に連続又は接触し
て、且つ、枠部分に対して直角方向に設けられた又は折
り曲げによって枠部分に対して直角方向となるように構
成される。支持足は、通常は板材と一体で製造されるた
め、その材質も板材の材質と同様である。しかし、外箱
と梱包用材料の枠部分との距離、あるいは一つの外箱に
複数の被梱包物を梱包する場合であって、各被梱包物を
懸垂する梱包用材料の枠部分間の距離を大きくしたい場
合など、支持足がより硬質の材質でなければならない場
合などには、板材とは異なる材料で支持足を作ることも
できる。
【0089】また、例えば板材及び支持足がダンボール
製である場合、支持足部分の強度を高めるために、ダン
ボールの支持足部分を折り曲げによって二重構造として
もよい。
【0090】外箱の材質も、特に限定されない。また、
その例は、板材の材質の具体例と同様である。なお、い
わゆる通い箱として、繰り返し使用する場合には、その
材質は、プラスチック類や木材が好ましい。
【0091】被梱包物も、特に限定されない。コンピュ
ータ、各種家電製品、食器類等の陶磁器類やガラス製
品、果物、宝飾品等、様々な商品が、本発明の梱包用材
料によって支持され、本発明の包装箱によって梱包され
得る。
【0092】先に説明したように、本発明の梱包用材料
が支持足を有し、それによって外箱と梱包用材料の枠部
分との間の距離を、あるいは一つの外箱に複数の被梱包
物を梱包する場合であって、各被梱包物を懸垂する梱包
用材料の枠部分間の距離を、十分且つ適切に確保できる
場合は不要であるが、梱包用材料が支持足を有さないか
あるいは枠部分の一部に連続する支持足を有するが、そ
れのみでは不十分な場合には、外箱内側に支持部材を設
ける。
【0093】本発明の梱包用材料二つを一組として一つ
の被梱包物を挟む場合には、それら二つの梱包用材料を
一緒に、また、梱包用材料一つを折り曲げて、一つの梱
包用材料で一つの被梱包物を挟む場合にはその梱包用材
料を、外箱の内側に設けた支持部材で支持する。支持部
材は、例えば、梱包用材料の枠部分(梱包用材料の枠部
分二枚分を一緒に支持する場合には二枚分)の厚さとほ
ぼ同様の幅のスリットを有する板材で形成される。その
長さは、梱包用材料の枠部分と同様であってもよいし、
あるいは、当該枠部分の中央部のみを支持できる長さで
あってもよいし、更には、当該枠部分の端部二箇所をそ
れぞれ支持できる長さであってもよい。また、その幅
は、最大で支持する枠部分の幅と同様の大きさである
が、例えば被梱包物が水平方向に支持される構造の場
合、弾性フィルムに挟まれて懸垂される被梱包物が垂直
方向下方に垂れ下がらないように、枠部分を支持できる
だけの幅があればよい。支持部材の材質は、通常は外箱
の材質と同様であるが、異なる材質であってもよい。
【0094】また、支持部材は、外箱から独立したもの
であってもよい。支持足のない本発明の梱包用材料二つ
を一組として一つの被梱包物を挟む場合には、それら二
つの梱包用材料を一緒に、また、梱包用材料一つを折り
曲げて、一つの梱包用材料で一つの被梱包物を挟む場合
にはその梱包用材料を、外箱から取り出された又は外箱
内に収納された支持部材に設けられた切込みに挟持させ
る。この時、梱包用材料に切欠き部があると、切込みと
切欠き部の噛み合わせにより、より強固な支持が実現さ
れる。
【0095】本発明の梱包方法では、被梱包物を、梱包
用材料の板材に貼付された弾性フィルムでその上下又は
左右方向から挟むことにより、そのフィルムの張力によ
って支持する。被梱包物は、外箱の底面と平行の平面を
有するフィルムによって支持されてもよいし、外箱の底
面に対して直角方向の平面を有するフィルムによって支
持されてもよい。また、一つの外箱には、被梱包物一つ
のみが梱包されてもよいし、複数の被梱包物が梱包され
てもよい。
【0096】また、被梱包物が重量のあるものであると
か、その形状が複雑である場合などは、梱包用材料の板
材(枠部分)で被梱包物の一部を支持し、弾性フィルム
で被梱包物の他の部分を支持してもよい。
【0097】
【実験例】以下、本発明の梱包用材料を用いて梱包した
商品の輸送試験につき、説明する。
【0098】実験例1 (実験内容)縦45cm、横50cm、厚さ0.5cm
のダンボール製板材の一方の面に、その四辺に沿って且
つ板材に対して直角方向に、高さ17.5cm、厚さ
0.5cmのダンボール製支持足を有する梱包用材料を
用意した。板材の中心部には、縦35cm、横40cm
の大きさの窓が設けられていた。その窓全体を覆うよう
に、引張り強度20kg/mmのポリエチレンテレフ
タレート(PET)製フィルムが、ダンボール製板材の
枠部分にウレタン系接着剤で貼付されていた。このよう
な梱包用材料二枚の間に、重さ約5.2kgのビデオデ
ッキ(奥行き32cm;幅:38cm;高さ:10c
m)をフィルム部分がそれを支持するように挟み、その
ような挟んだ状態で外箱に入れた。外箱は、梱包用材料
に用いたものと同じ材質のダンボールで作製したものを
使用した。
【0099】外箱の蓋を閉め、その状態でビデオデッキ
を輸送した。具体的には、いわゆるRV車の床に、上記
のようにビデオデッキが梱包されてなる包装箱(梱包
物)を置き、延べ2週間にわたり、一般道及び高速道路
を経由して、総延長距離3000kmを超える長距離を
輸送した。
【0100】(実験結果)輸送試験終了後、外箱の蓋を
開け、ビデオデッキを取り出し、目視によってその状態
を観察した。また、梱包用材料の弾性フィルム部分につ
いても、目視によってその状態を観察した。その結果、
ビデオデッキ及びフィルムに破損等の損傷は全く見られ
なかった。
【0101】実験例2 (実験内容)縦15cm、横50cm、厚さ1cmの木
製板材の一方の面に、その四辺に沿って且つ板材に対し
て直角方向に、高さ14cm、厚さ1cmの木製支持足
を有する梱包用材料を用意した。板材の中心部には、縦
13cm、横40cmの大きさの窓が設けられていた。
その窓全体を覆うように、引張り強度17kg/mm
のポリイミド製フィルムが、木製の板材の枠部分にウレ
タン系接着剤で貼付されていた。このような梱包用材料
二枚の間に、重さ約1.8kgのガラス瓶(口部の直
径:1.5cm;底部の直径:7.5cm;高さ:33
cm)を、横置き状態にて前記フィルム部分がそれを支
持するように挟み、そのような挟んだ状態で外箱に入れ
た。外箱も、木製のものを使用した。
【0102】以下、実験例1と同様に試験した。
【0103】(実験結果)輸送試験終了後、実験例1と
同様に、目視によってガラス瓶と梱包用材料の弾性フィ
ルム部分を観察した。その結果、ガラス瓶及びフィルム
に破損等の損傷は全く見られなかった。
【0104】以上の通り、本発明の梱包用材料、包装箱
及び梱包方法は、十分な実用性を有すると判断できる。
【0105】
【発明の効果】従来の梱包形態では、被梱包物を保護す
るために、発泡スチロールやバブルラップなどの緩衝材
が多量に必要であった。しかし、本発明の梱包用材料を
用いると、弾性フィルムが緩衝機能を果たすため、これ
らの緩衝材が不要である。そのため、梱包及び開梱時の
作業性が向上する。
【0106】また、本発明の梱包用材料を用いると、梱
包形態がシンプル且つコンパクトとなるため、梱包や開
梱の作業時間が短縮され、この観点からも、作業性の向
上が達成される。更に、輸送や保管時のスペースも節約
できる。
【0107】本発明の梱包用材料及び包装箱は、その材
質によっては再利用可能であるため、本発明はゴミの減
量に寄与する。
【0108】弾性フィルムが透明、特には無色透明であ
る場合には、外箱の蓋を開けることによって容易に被梱
包物を確認できるため、最終点検作業が迅速に行なうこ
とができる。
【0109】梱包用材料と外箱とが一体に形成された包
装箱の場合には、当該包装箱の製造コストを大幅に節約
できるという効果も得られる。
【0110】また、複数の被梱包物を一つの外箱に収納
することができるような本発明の梱包用材料を用いる場
合には、梱包方式の簡略化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の梱包用材料の一実施例を示す
平面図である。
【図2】図2は、本発明の梱包用材料の他の実施例を示
す斜視図である。
【図3】図3は、図2に示した梱包用材料の組立て前の
状態を示す平面図である。
【図4】図4は、本発明の梱包用材料の更に他の実施例
を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の梱包用材料の更に他の実施例
を示す平面図である。
【図6】図6は、本発明の梱包用材料の更に他の実施例
を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明の梱包用材料の更に他の実施例
を示す斜視図である。
【図8】図8は、本発明の梱包用材料の更に他の実施例
を示す斜視図である。
【図9】図9は、本発明の梱包用材料の更に他の実施例
を示す平面図である。
【図10】図10は、本発明の梱包用材料の更に他の実
施例を示す斜視図である。
【図11】図11は、本発明の梱包用材料の更に他の実
施例を示す斜視図である。
【図12】図12は、本発明の梱包用材料の他の実施例
を示す斜視図である。
【図13】図13は、本発明の梱包用材料の他の実施例
の組立て前の状態を示す平面図である。
【図14】図14は、本発明の梱包用材料の更に他の実
施例を示す斜視図である。
【図15】図15は、本発明の包装箱の一実施例に被梱
包物が梱包された状態の一例を示す断面図である。
【図16】図16は、本発明の包装箱の他の実施例に被
梱包物が梱包された状態を示す斜視図である。なお、こ
の図では、外箱の内部の状態を分かり易くするために、
外箱が透明である場合を描写している。
【図17】図17は、本発明の包装箱の更に他の実施例
(梱包用材料と外箱が一体化されているもの)を示す平
面図である。
【図18】図18は、本発明の梱包方法の一実施例を説
明するための斜視図である。なお、この図では、外箱の
内部の状態を分かり易くするために、外箱が透明である
場合を描写している。
【図19】図19は、本発明の梱包方法の他の実施例を
説明するための斜視図である。なお、この図では、外箱
の内部の状態を分かり易くするために、外箱が透明であ
る場合を描写している。
【図20】図20は、本発明の梱包用材料の一実施例を
示す平面図である。
【図21】図21は、本発明の梱包用材料が独立した支
持部材に支持される状態を説明するための模式的線図で
ある。
【図22】図22は、本発明の梱包用材料が独立した支
持部材に支持される状態を説明するための模式的斜視図
である。
【図23】図23は、本発明の梱包用材料が独立した支
持部材に支持される状態を説明するための模式的斜視図
である。
【図24】図24は、本発明の梱包用材料が独立した支
持部材に支持される状態を説明するための模式的斜視図
である。
【図25】図25は、本発明の梱包用材料が独立した支
持部材に支持される状態を説明するための模式的斜視図
である。
【図26】図26は、本発明の梱包用材料が独立した支
持部材に支持される状態を説明するための模式的斜視図
である。
【図27】図27は、本発明の梱包方法の一実施例を説
明するための斜視図である。
【図28】図28は、図27の梱包方法によって被梱包
物が梱包された状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 梱包用材料 2 枠部分 3 窓又は窓部分 4 弾性フィルム 5 支持足 6 折り曲げ可能部分 7 折り曲げ可能部分 8 切欠き部 10 包装箱 11 外箱 12 支持部材 13 外箱から独立した支持部材 14 上面 15 側面 16 支持部分 17 足部分 18 切込み 19 底面 20 被梱包物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀本 昭敏 埼玉県朝霞市三原5−2−15−414 Fターム(参考) 3E060 AA03 AB03 BA03 BC02 BC04 CC12 CC19 CC52 CC61 DA17 DA30 EA09 EA12 EA14 EA17 3E066 AA38 FA01 GA09 JA01 KA02 KA08 MA09

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に窓を設けた板材と、その板材の
    非窓部分(以下、枠部分という)に貼付され、その窓部
    分を覆う弾性フィルムからなる梱包用材料。
  2. 【請求項2】 更に、前記枠部分に連続又は接触して、
    且つ、当該枠部分に対して直角方向に設けられた又は折
    り曲げによって枠部分に対して直角方向となるように構
    成された支持足を含む、請求項1に記載の梱包用材料。
  3. 【請求項3】 板材の形状が四角形であり、支持足が前
    記窓部分を囲む四箇所の枠部分に存在する、請求項2に
    記載の梱包用材料。
  4. 【請求項4】 板材の形状が四角形であり、支持足が前
    記窓部分を囲む四箇所の枠部分の中の相対する二箇所の
    枠部分にのみ存在する、請求項2に記載の梱包用材料。
  5. 【請求項5】 板材の形状が長方形であり、支持足が前
    記窓部分を囲む二組の相対する枠部分の中のより長さの
    長い一組の枠部分にのみ存在する、請求項2に記載の梱
    包用材料。
  6. 【請求項6】 相対する二箇所の枠部分に存在する支持
    足が、その幅方向中央付近で不連続となっている、請求
    項3又は5に記載の梱包用材料。
  7. 【請求項7】 板材の形状が四角形であり、前記窓部分
    を囲む四箇所の枠部分の中の一箇所の枠部分の中央部分
    又は相対する二箇所の枠部分のそれぞれの中央部分に切
    欠き部が存在する、請求項1に記載の梱包用材料。
  8. 【請求項8】 板材の形状が四角形であり、前記窓部分
    を囲む四箇所の枠部分の中の一箇所の枠部分の両端に近
    い部分又は相対する二箇所の枠部分のそれぞれの両端に
    近い部分に切欠き部が存在する、請求項1に記載の梱包
    用材料。
  9. 【請求項9】 板材の形状が四角形であり、前記窓部分
    を囲む四箇所の枠部分の中の相対する二箇所の枠部分の
    中、一箇所の枠部分の中央部分と、他の一箇所の枠部分
    の両端に近い部分に切欠き部が存在する、請求項1に記
    載の梱包用材料。
  10. 【請求項10】 板材であって、その内部に複数の窓を
    設けた板材と、その板材の枠部分に貼付され、その複数
    の窓部分を覆う弾性フィルムからなる梱包用材料。
  11. 【請求項11】 更に、前記枠部分の中、外周部の枠部
    分に連続又は接触して、且つ、当該枠部分に対して直角
    方向に設けられた又は折り曲げによって枠部分に対して
    直角方向となるように構成された支持足を含む、請求項
    10に記載の梱包用材料。
  12. 【請求項12】 前記板材の形状が四角形であり、前記
    窓部分が二箇所あり、それらの窓部分は互いにほぼ同形
    状且つほぼ同寸法であり、前記枠部分の中、二箇所の窓
    部分の間に存する枠部分には折り曲げ可能部分があり、
    且つ外周部の四箇所の枠部分には支持足が存在する、請
    求項11に記載の梱包用材料。
  13. 【請求項13】 前記板材の形状が四角形であり、前記
    窓部分が二箇所あり、それらの窓部分は互いにほぼ同形
    状且つほぼ同寸法であり、前記枠部分の中、二箇所の窓
    部分の間に存する枠部分には折り曲げ可能部分があり、
    且つ外周部の四箇所の枠部分の中の相対する二箇所の枠
    部分にのみ支持足が存在する、請求項11に記載の梱包
    用材料。
  14. 【請求項14】 相対する二箇所の枠部分が、前記二箇
    所の窓部分の両者について外周部の位置にある、請求項
    13に記載の梱包用材料。
  15. 【請求項15】 相対する二箇所の枠部分に存在する支
    持足が、その幅方向中央付近で不連続となっている、請
    求項12又は14に記載の梱包用材料。
  16. 【請求項16】 二箇所の窓部分の間に存する枠部分の
    非折り曲げ部分であって折り曲げ可能部分よりも各々の
    窓部分に近い箇所に連続又は接触して且つ当該枠部分に
    対して直角方向に設けられた二つの支持足を更に含む、
    請求項15に記載の梱包用材料。
  17. 【請求項17】 前記板材の形状が四角形であり、前記
    窓部分が二箇所あり、それらの窓部分は互いにほぼ同形
    状且つほぼ同寸法であり、前記枠部分の中、二箇所の窓
    部分の間に存する枠部分の二箇所の窓部分からほぼ等距
    離の位置には折り曲げ可能部分がある、請求項10に記
    載の梱包用材料。
  18. 【請求項18】 板材の形状が四角形であり、外周部の
    枠部分四箇所の中の一箇所の枠部分の中央部分又は相対
    する二箇所の枠部分のそれぞれの中央部分に切欠き部が
    存在する、請求項10に記載の梱包用材料。
  19. 【請求項19】 板材の形状が四角形であり、外周部の
    枠部分四箇所の中の一箇所の枠部分の両端に近い部分又
    は相対する二箇所の枠部分のそれぞれの両端に近い部分
    に切欠き部が存在する、請求項10に記載の梱包用材
    料。
  20. 【請求項20】 板材の形状が四角形であり、外周部の
    枠部分四箇所の中の相対する二箇所の枠部分の中、一箇
    所の枠部分の中央部分と、他の一箇所の枠部分の両端に
    近い部分に切欠き部が存在する、請求項10に記載の梱
    包用材料。
  21. 【請求項21】 前記二箇所の窓部分の両者について外
    周部の位置にある、一箇所の枠部分に二箇所の切欠き部
    が存在し、あるいは、相対する二箇所の枠部分のそれぞ
    れに二箇所の切欠き部が存在し、当該切欠き部の位置
    は、前記梱包用材料を前記折り曲げ可能部分で折ったと
    きに一箇所の枠部分に存在する二箇所の切欠き部が互い
    に重なり合い且つ幅方向中央部となる位置である、請求
    項17に記載の梱包用材料。
  22. 【請求項22】 前記二箇所の窓部分の両者について外
    周部の位置にある、一箇所の枠部分の両端に近い部分及
    び中央に近い部分二箇所に切欠き部が存在し、あるい
    は、相対する二箇所の枠部分のそれぞれについて両端に
    近い部分及び中央に近い部分二箇所に切欠き部が存在
    し、前記梱包用材料を前記折り曲げ可能部分で折ったと
    きには、両端に近い部分に存在する二箇所の切欠き部が
    互いに重なり合い且つ中央に近い部分二箇所の切欠き部
    も互いに重なり合う、請求項17に記載の梱包用材料。
  23. 【請求項23】 前記二箇所の窓部分の両者について外
    周部の位置にある相対する二箇所の枠部分の中、一箇所
    の枠部分には二箇所の切欠き部が存在し、当該切欠き部
    の位置は、前記梱包用材料を前記折り曲げ可能部分で折
    ったときに一箇所の枠部分に存在する二箇所の切欠き部
    が互いに重なり合い且つ幅方向中央部となる位置であ
    り、他の一箇所の枠部分には四箇所の切欠き部が存在
    し、当該切欠き部の位置は、前記梱包用材料を前記折り
    曲げ可能部分で折ったときに各二箇所の切欠き部が互い
    に重なり合い且つ両端に近い部分となる位置である、請
    求項17に記載の梱包用材料。
  24. 【請求項24】 板材であって、その形状が四角形であ
    り且つその中央部に窓を設けた板材二つと、その板材の
    枠部分に貼付され、その窓部分を覆う弾性フィルムと、
    前記二つの板材が平行となるように、当該二つの板材の
    間に二つの板材の枠部分に連続又は接触して且つ枠部分
    に対して直角方向に設けられた、又は、前記枠部分を延
    長して形成されており且つ折り曲げることによって枠部
    分に対して直角方向となって前記二つの板材間を繋ぐ支
    持足からなる梱包用材料。
  25. 【請求項25】 請求項1、7、8、9、10、18、
    19又は20に記載の梱包用材料二つ以上(但し、偶数
    である)と、当該梱包用材料を収納する外箱と、外箱に
    連続又は接触して設けられた当該梱包用材料を二つ一組
    で支持する支持部材とからなる包装箱。
  26. 【請求項26】 前記支持部材が外箱に接触して設けら
    れたものであり、且つ、外箱から取り出された状態で独
    立して前記梱包用材料を支持できるものである、請求項
    25に記載の包装箱。
  27. 【請求項27】 前記支持部材が、四角形の上面とそれ
    に連続して且つ上面にほぼ直角に設けられた四角形の二
    つの側面からなる支持部分と、側面に連続して且つ側面
    にほぼ直角に設けられた四角形の足部分とからなり、支
    持部分は、前記梱包用材料を二つ一組で支持するための
    切込みを少なくとも一つ有し、当該切込みの幅は、上面
    の中央部においては前記梱包用材料で包装、支持される
    被梱包物の厚さ以上であり、且つ、上面の両側部及び側
    面では前記梱包用材料の板材二枚の厚さにほぼ等しい、
    請求項26に記載の包装箱。
  28. 【請求項28】 前記支持部材が、四角形の底面と、底
    面に連続して且つ底面にほぼ直角に設けられた四角形の
    二つの側面と、各側面に連続して且つ各側面にほぼ直角
    に設けられた四角形の二つの上面からなり、各側面及び
    各上面は、前記梱包用材料を二つ一組で支持するための
    切込みを少なくとも一つ有し、当該切込みの幅は、前記
    梱包用材料の板材二枚の厚さにほぼ等しい、請求項26
    に記載の包装箱。
  29. 【請求項29】 前記支持部材が、底面と、底面に連続
    して且つ底面にほぼ直角に設けられた四角形の二つの側
    面と、当該二つの側面をつなぎ且つ各側面にほぼ直角に
    設けられた四角形の上面からなる支持部分一つ以上とか
    らなり、各支持部分は、両側面及び上面に前記梱包用材
    料を二つ一組で支持するための切込みを少なくとも一つ
    有し、当該切込みの幅は、前記梱包用材料の板材二枚の
    厚さにほぼ等しい、請求項26に記載の包装箱。
  30. 【請求項30】 前記支持部材が、二つ一組の前記梱包
    用材料をその両側面で又は上面と底面とで支持するため
    に、二つ一組で使用される、請求項29に記載の包装
    箱。
  31. 【請求項31】 前記支持部材が、底面と、底面に連続
    して且つ底面にほぼ直角に設けられた四角形の二つの側
    面からなる支持部分一つ以上とからなり、各支持部分に
    おける両側面間の距離は、前記梱包用材料の板材二枚の
    厚さにほぼ等しい、請求項26に記載の包装箱。
  32. 【請求項32】 前記支持部材が、二つ一組の前記梱包
    用材料をその両側面で又は上面と底面とで支持するため
    に、二つ一組で使用される、請求項31に記載の包装
    箱。
  33. 【請求項33】 請求項2、3、4、5、6、11、1
    2、13、14、15、又は16に記載の梱包用材料二
    つ以上(但し、偶数である)と、当該梱包用材料を収納
    する外箱とからなる包装箱。
  34. 【請求項34】 請求項6、12、13、14、15又
    は16に記載の梱包用材料一つ以上と、当該梱包用材料
    を収納する外箱とからなる包装箱。
  35. 【請求項35】 請求項12、13、14、15、1
    6、17、21、22、又は23に記載の梱包用材料一
    つ以上と、当該梱包用材料を収納する外箱と、外箱に連
    続又は接触して設けられた当該梱包用材料を支持する支
    持部材とからなる包装箱。
  36. 【請求項36】 前記支持部材が外箱に接触して設けら
    れたものであり、且つ、外箱から取り出された状態で独
    立して前記梱包用材料を支持できるものである、請求項
    35に記載の包装箱。
  37. 【請求項37】 前記支持部材が、四角形の上面とそれ
    に連続して且つ上面にほぼ直角に設けられた四角形の二
    つの側面からなる支持部分と、側面に連続して且つ側面
    にほぼ直角に設けられた四角形の足部分とからなり、支
    持部分は、前記梱包用材料を支持するための切込みを少
    なくとも一つ有し、当該切込みの幅は、上面の中央部に
    おいては前記梱包用材料で包装、支持される被梱包物の
    厚さ以上であり、且つ、上面の両側部及び側面では前記
    梱包用材料の板材二枚の厚さにほぼ等しい、請求項36
    に記載の包装箱。
  38. 【請求項38】 前記支持部材が、四角形の底面と、底
    面に連続して且つ底面にほぼ直角に設けられた四角形の
    二つの側面と、各側面に連続して且つ各側面にほぼ直角
    に設けられた四角形の二つの上面からなり、各側面及び
    各上面は、前記梱包用材料を支持するための切込みを少
    なくとも一つ有し、当該切込みの幅は、前記梱包用材料
    の板材二枚の厚さにほぼ等しい、請求項36に記載の包
    装箱。
  39. 【請求項39】 前記支持部材が、底面と、底面に連続
    して且つ底面にほぼ直角に設けられた四角形の二つの側
    面と、当該二つの側面をつなぎ且つ各側面にほぼ直角に
    設けられた四角形の上面からなる支持部分一つ以上とか
    らなり、各支持部分は、両側面及び上面に前記梱包用材
    料を支持するための切込みを少なくとも一つ有し、当該
    切込みの幅は、前記梱包用材料の板材二枚の厚さにほぼ
    等しい、請求項36に記載の包装箱。
  40. 【請求項40】 前記支持部材が、前記梱包用材料をそ
    の両側面で又は上面と底面とで支持するために、二つ一
    組で使用される、請求項39に記載の包装箱。
  41. 【請求項41】 前記支持部材が、底面と、底面に連続
    して且つ底面にほぼ直角に設けられた四角形の二つの側
    面からなる支持部分一つ以上とからなり、各支持部分に
    おける両側面間の距離は、前記梱包用材料の板材二枚の
    厚さにほぼ等しい、請求項26に記載の包装箱。
  42. 【請求項42】 前記支持部材が、二つ一組の前記梱包
    用材料をその両側面で又は上面と底面とで支持するため
    に、二つ一組で使用される、請求項41に記載の包装
    箱。
  43. 【請求項43】 請求項24に記載の梱包用材料一つ以
    上と、請求項2又は11に記載の梱包用材料二つと、当
    該梱包用材料を収納する外箱とからなる包装箱。
  44. 【請求項44】 請求項11に記載の梱包用材料二つ
    と、当該梱包用材料を収納する外箱とからなる包装箱で
    あって、当該二つの梱包用材料と外箱とが一体に形成さ
    れてなる包装箱。
  45. 【請求項45】 板材でその周囲が支持された弾性フィ
    ルムで被梱包物を挟み、当該弾性フィルムにて被梱包物
    を支持することを特徴とする梱包方法。
  46. 【請求項46】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、18、19又は20に記載の梱包
    用材料二つで且つ当該梱包用材料の窓部分を覆う弾性フ
    ィルムで被梱包物を挟み、当該弾性フィルムにて被梱包
    物を支持することを特徴とする梱包方法。
  47. 【請求項47】 請求項6に記載の梱包用材料を幅方向
    1/2付近にて折り曲げることによって当該梱包用材料
    の窓部分を覆う弾性フィルムで被梱包物を挟み、当該弾
    性フィルム部分にて被梱包物を支持することを特徴とす
    る梱包方法。
  48. 【請求項48】 請求項12、13、14、15、1
    6、17、21、22、又は23に記載の梱包用材料を
    前記折り曲げ可能部分で折り曲げることによって当該梱
    包用材料の二つの窓部分を覆う弾性フィルムで被梱包物
    を挟み、当該弾性フィルム部分にて被梱包物を支持する
    ことを特徴とする梱包方法。
  49. 【請求項49】 請求項24に記載の梱包用材料と請求
    項2又は11に記載の梱包用材料で且つ当該梱包用材料
    の窓部分を覆う弾性フィルムで被梱包物を挟み、当該弾
    性フィルムにて被梱包物を支持することを特徴とする梱
    包方法。
  50. 【請求項50】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、18、19又は20に記載の梱包
    用材料二つで被梱包物を挟み、当該被梱包物を支持する
    ことを特徴とする梱包方法であって、当該被梱包物の支
    持を、当該梱包用材料の窓部分を覆う弾性フィルム及び
    板材の両者にて行う、方法。
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