JP2001191958A - 作業用車両 - Google Patents

作業用車両

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JP2001191958A
JP2001191958A JP2000001298A JP2000001298A JP2001191958A JP 2001191958 A JP2001191958 A JP 2001191958A JP 2000001298 A JP2000001298 A JP 2000001298A JP 2000001298 A JP2000001298 A JP 2000001298A JP 2001191958 A JP2001191958 A JP 2001191958A
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bonnet
driver
vehicle
seat
hood
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JP2000001298A
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Fumio Mizuta
文雄 水田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的大型の小荷物入れをもち、しかも荷物
の出し入れが容易な作業用車両を提供する。 【解決手段】 後ろに荷台5を備えていて運転席4のま
わりにキャビンフレーム20を有する作業用車両におい
て、運転席4の前方に小荷物収納ケースを配置するとと
もに、該収納ケースを覆い、後ろ向きに運転席4から開
閉され得るようにボンネット30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】請求項に係る発明は、後ろに
荷台を備えていて不整地等において荷物類を運搬するの
に好適な作業用車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】四輪型の作業用車両は一般的に図9
(a)・(b)のように構成されている。金属製の車体
フレーム10に、前輪2・後輪3の合計4輪と、エンジ
ン等の走行駆動手段(図示せず)、運転席4などを含
み、運転席4の後ろに荷台5を備えている。不整地での
走行に好適な幅の広いタイヤを装備していることも多
い。
【0003】荷台5の前方には、通常、運転席4の前後
左右を囲うようにキャビンフレーム20’が設けられて
いる。キャビンフレーム20’は、鉄パイプ等によって
組み付けられ、運転者を保護するほか、屋根や幌など
(図示せず)の取り付けを可能にして運転席4への雨や
日差しを遮り、または照明機器7の取り付けを可能にし
て夜間作業を行いやすくしたりする。その前方部分2
1’は図9(a)のように四角形の枠状構造になってい
て、左右の下部は、水平な板状の継手23’を上方から
重ねることによって車体フレーム10上に結合されてい
る。
【0004】キャビンフレーム20を備えてはいても、
この種の作業用車両は、運転席の側部にドアを備えては
おらず、また前部にフロントガラスを有するわけでもな
い。ドアやフロントガラスがないのは、作業用車両であ
るために走行可能な速度(能力的な上限)が低く設定さ
れていること、および、作業能率の観点から乗降を容易
にすべきであること、が理由である。
【0005】また従来、この種の作業用車両には、車両
の前部において前輪2やステアリング装置等を覆うカバ
ーが設けられてはいるものの、エンジンやトランク(小
荷物入れ)を覆う開閉式のボンネットが設けられること
はなかった。エンジン等は、後輪3に近い荷台5の下に
配置されていて、荷台5の側方から、または荷台5を上
へ移動させることによってメンテナンスを行えるほか、
小荷物類は、荷台5に載せたり、運転席4付近に設けら
れるボックス内に入れたりすることが可能だからであ
る。なお当該図9は、実開昭63−202579号公報
に掲載されたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】作業用車両にボンネッ
トが備わっておらず、したがって後ろの荷台上か運転席
付近のボックス内に小荷物を入れることとした場合、小
荷物の種類や量によっては不都合を生じることがある。
たとえば、やや大きめの衣類(運転者の上着やコートな
ど)を載せたい場合、荷台上では雨に濡れたり汚れたり
することがある一方、運転席付近に配置されるボックス
では、載せるスペースが足りなくなることも考えられ
る。運転席付近から車体前方または後方へと続く奥行き
の深いボックスを設けるなら、ある程度のスペースを確
保できるが、そのボックスの奥の方に入った小荷物を取
り出すのは容易でなくなる。
【0007】車体のどこかにボンネットを設け、その内
側にあまり深くない小荷物入れを設けておけば、かなり
大きめの小荷物でも汚れたり濡れたりしないように載せ
ておけるうえ、その出し入れも容易に行える。しかし、
作業用車両用として好適なボンネットは容易には構成さ
れ得ない。すなわち作業用車両用のボンネットには、開
閉が円滑であることはもちろん、作業能率を高くする観
点から、運転者すなわち作業者が容易に開閉することが
できて容易に全開状態を保つことができ、しかも構造が
簡単であることが要求されるからである。また、図9の
ようにキャビンフレーム20’の前方下部の継手23’
を車体フレーム10に対し上方から重ねて結合するな
ら、ボンネットはその結合部分を避けた内側に小さく設
けられるにすぎないため、十分な容積を確保しがたい、
という課題もある。
【0008】本願発明は、上記の課題を解決するための
もので、比較的大型の小荷物入れをもちしかも荷物の出
し入れが容易な作業用車両を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した作業
用車両は、後ろに荷台を備えていて運転席まわりにキャ
ビンフレームを有するもので、運転席の前方に小荷物収
納ケースを配置するとともに、該収納ケースを覆い、後
ろ向きに(つまりボンネットのうち後ろ側が大きく口を
開く形で)運転席から開閉され得るようにボンネットを
設けたことを特徴とする。なお、本明細書では、上記し
た「後ろ」や「前方」を含めて「左」「右」「前」
「後」等の語句を使用するが、特記することなく用いる
場合のそれらは作業用車両の進行方向におけるものをい
い、また「左右」「前後」「鉛直」「水平」等は、厳密
な意味での左右等ではなく概ねの方向を示す。
【0010】この作業用車両は、特別な遠隔操作手段を
含まない簡単な開閉機構をもつ構成としながらも、運転
席から運転者等が極めて容易に開閉することができるも
のである。ボンネットの開閉は、一般道路を走行する通
常の自動車では、運転者等が運転席から降りて行うか、
または特別な遠隔操作手段を使用して操作するかでない
と行えない。しかし、本願発明の作業用車両では、運転
席から前方に手を伸ばしてボンネット本体やその開閉機
構を運転者が直接かつ容易に操作できる。そして上記の
ように後ろ向きに開くものであるから、ボンネットの下
の小荷物収納ケース内に物を入れ、またはそれより取り
出すことも容易に行える。このボンネットは、エンジン
等ではなく小荷物収納ケースを覆うものであるため、各
種機器のメンテナンスのための便宜等を考慮しなくとも
任意にその前後方向の長さを定められる。この点も、運
転席からのボンネットの開閉を容易にし得る理由であ
る。
【0011】運転席に乗ったまま運転者がボンネットを
開閉できてその内方にある収納ケースに小荷物を出し入
れできることは、運転席にドアを設けていないことと同
様、作業用車両を用いての作業の能率を高められるとい
うメリットに直結する。
【0012】請求項2に記載した作業用車両はとくに、
車体フレームに対するボンネット本体の取り付けを、同
フレーム上の前部に設けられる旋回中心部と、当該中心
部から半径方向(旋回半径の方向)に離れた箇所でボン
ネット本体を支持する旋回移動部とを有する支持アーム
(たとえば図2・図3中の符号32)を介して行ってい
る。そしてそれによりボンネット本体が、開放されると
き前方上部へ移動することにより車両の各部(車体フレ
ームやヘッドランプグリル、収納ケースなど)から離れ
るようにしている。
【0013】この作業用車両では、旋回して開閉し得る
ようにボンネット本体を車体フレームに取り付けるに当
たり、ここに記した支持アームを使用している。その支
持アームでは、旋回中心部と旋回移動部との間に任意の
距離や角度をとることができるので、車体フレーム上の
固定点である旋回中心部に対するボンネット本体の旋回
軌道を任意に定めることができる。またこの作業用車両
では、当該支持アームについて上記の距離や角度を適切
に定めることにより、開放時にボンネット本体が前方上
部へ移動して車両各部から離れ、車体フレーム等と接触
する不都合が生じないようにしている。つまり、旋回中
心との間に任意の距離をとることができない単純な蝶番
状の継手を介して取り付けた場合とは違って、この作業
用車両のボンネットでは、ボンネット本体と車両各部と
の接触が容易に避けられ、したがって、接触防止の目的
で車体各部の形状やレイアウトを変更する必要がない。
【0014】請求項3に記載の作業用車両は、上記の支
持アームを、旋回中心部として車両の幅方向に延びた部
分と、旋回移動部としてボンネットの前後方向に延びた
部分とを一連に備える屈曲した棒状体(金属棒や金属パ
イプなど)を含めて構成している。
【0015】このように構成した支持アームについて、
旋回中心部を車体フレームの前部に回転可能に取り付け
るとともに旋回移動部にボンネット本体を固定すれば、
ボンネット本体は、車両の幅方向に存在する上記旋回中
心部を中心にして後ろの側が口を開ける形で開閉する。
しかも、旋回移動部の根元から先端までの長さや向きに
よって旋回中心部・旋回移動部間の上記した距離や角度
を適切に定めると、ボンネット本体の旋回軌道を好まし
く設定することができる。旋回中心部から旋回移動部ま
でを一連に備えるものを金属棒などによって製造するの
は容易であり部品数も抑えられるほか、上記のように旋
回中心部を車体フレームに取り付けるとともに旋回移動
部にボンネット本体を固定することも難しくはないの
で、この作業用車両ではボンネットが低コストで容易に
構成されるといえる。
【0016】請求項4に記載の作業用車両はとくに、前
記キャビンフレームの前方下部を、車体フレームに対し
て左右外側から鉛直な接合面を重ねて結合し、ボンネッ
ト本体の左右の縁部を上記接合面の上方に位置させたこ
とを特徴とする。
【0017】したがって、この作業用車両における開閉
可能なボンネットは、運転席まわりにあるキャビンフレ
ームの内側(左右にある前方下部の間)にはまり込むよ
うに配置するにもかかわらず、幅(車両の幅方向の寸
法)の広い、したがって面積の大きなものとすることが
できる。キャビンフレーム付きの作業用車両の場合、キ
ャビンフレームの前方下部を前述の図9のとおり水平な
継手を上方から重ねて車体フレーム上に結合するとした
ら、継手を避けた内側の部分のみにボンネットを設ける
のでなければそれを自在に開閉することはできず、した
がってボンネットの幅が小さく制限されてしまう。しか
し、上記のように、キャビンフレームの前方下部を車体
フレームに対し左右外側から鉛直な接合面を重ねて結合
するなら、接合強度を確保すべく各側の接合面を大きく
形成したとしてもそれらの内側に大きな間隔をとること
が可能である。そうして間隔を広げた左右の各接合面の
上方にボンネット本体の左右の各縁部を位置させるな
ら、ボンネットの幅を大きく広げ、したがってその面積
を大きくすることが可能になる。ボンネットの面積を大
きくすると、その内側に、開口が大きくて小荷物の出し
入れが容易な小荷物収納ケースを配置することができ
る。
【0018】請求項5に記載の作業用車両はさらに、ボ
ンネット本体を下記のような組リンクにて車体フレーム
と接続したことを特徴とする。その組リンクとは、たと
えば図2・図3中で符号34を付したもので、ピン結合
された2本のリンクと、それらリンク間の一定向きへの
角度変位を制限するストッパーと、当該一定向きに力を
及ぼすスプリングとを含めて構成し、ボンネットが閉じ
たとき屈曲状態にあり、ボンネットが開いたときには、
当該屈曲状態から直線的な伸長状態になったうえスプリ
ングの作用でその伸長状態を越え、ストッパーにて規定
される一定角度の状態にまで変位するようにしたもので
ある。なお、組リンクの直線的な伸長状態とストッパー
にて規定される一定角度の状態との間はわずかとする。
【0019】この作業用車両のボンネットは、一旦全開
状態にすると、ボンネット本体に強い風が当たるなどし
ても開度がほとんど変化しない。その理由はつぎのとお
りである。すなわち、ボンネット本体と車体フレームと
を接続している上記の組リンクは、ボンネットを閉じて
いるとき屈曲状態にあるものの、ボンネットを全開にす
ると、当該屈曲状態から直線的な伸長状態(180°に
開いた状態)を越えてさらに角度変位をし、ストッパー
が定める一定角度にまで変位する。そのように全開にな
った状態で、風などによりたとえばボンネットをさらに
開く向きに外力が作用したとすると、a)外力が弱い場合
には、上記スプリングの力とストッパーの作用とによっ
て組リンクは一定角度に保たれ、b)外力がもっと強けれ
ば、当該スプリングの力に抗して組リンクを伸長させ直
線的な伸長状態に戻すまで変位させることになるが、そ
の間の組リンクの変位は上記のとおりわずかであるた
め、ボンネット本体が変位する角度はごく小さい。また
逆に、風などによってボンネットを閉じる向きに外力が
作用したときは、c)組リンクは、ボンネットが閉じたと
きの屈曲状態から直線的な伸長状態を越えて角度変位を
しているので元の屈曲状態に向かう力を受けることはな
く、その逆向きに屈曲させる力を受けるもののストッパ
ーにて変位を止められ、全開状態に保たれる。
【0020】以上のように、一旦ボンネットを全開にす
ると、運転者等が上記の組リンクを動かす(直線的な伸
長状態を越えて元の屈曲状態に近づく向きに変位させ
る)とともにボンネットを閉じる操作をしない限り、ボ
ンネットが閉じることがない。もちろん、それとは逆に
ボンネットが勝手に大きく開くことも、組リンクが伸び
変形をすることがない限りあり得ない。このような作用
があることは、支持棒などを使用することなくボンネッ
トを容易に開閉することができ、したがって作業用車両
による本来の作業について能率を高められるというメリ
ットにつながる。
【0021】請求項6に記載の作業用車両は、ボンネッ
トに関し、以上のほか、全閉にされたボンネット本体に
自動的に係合して(つまり引っ掛かって)その全閉状態
を保持する全閉保持部材と、全閉にされたボンネット本
体に上向きのバネ力(バネによる弾性力)を及ぼす押上
げ部材と、運転席から操作されて全閉保持部材を変位さ
せ上記全閉状態を解除できる操作部材とを、ボンネット
本体の内側に付設したことを特徴とする。
【0022】走行中もボンネットを閉じた状態に保持す
るためには、通常、何らかの手段を用いてボンネット本
体を留めておく必要がある。この請求項の作業用車両な
ら、そのようにボンネット本体を留めるとともに必要時
にそれを解除することを容易にし、かつそのための手段
を簡単化できる。すなわち、まずボンネットを閉じたう
え上記押上げ部材のバネ力に抗してボンネット本体を押
さえれば、上記の全閉保持部材にボンネット本体が自動
的に係合して全閉状態が保たれるようになる。そのボン
ネットを開くときには、上記の操作部材を運転席から操
作して全閉保持部材を変位させれば、それとボンネット
本体との係合状態が解かれるとともに押上げ部材から上
向きのバネ力が作用して、ボンネット本体が上に変位す
る。こうなると、操作部材を元に戻してもそれだけでは
再び係合状態になることはないので、運転者等がボンネ
ット本体を操作することによりそれを開くことができ
る。また、上記のような全閉保持部材と押上げ部材・操
作部材はそれぞれ容易に構成できるものであるため、そ
れらによってボンネットの構成が複雑化または高コスト
化することはない。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜図8に、発明の実施につい
ての一形態を示す。図1は四輪型の作業用車両を全体的
に示す側面図、図2はその車両のボンネット30等を示
す側面図である。図3・図4のそれぞれは、図2におけ
るIII部およびIV部の拡大詳細図。図5・図6のそれぞ
れは、図2に示したボンネット30等についての平面図
および正面図である(閉じたボンネット30について外
形を示しながら、その内部を透視して示している)。ま
た、図7・図8のそれぞれは、作業用車両を全体的に示
す正面図および斜視図である(ただし図7(b)は同
(a)中のb部の詳細図である)。
【0024】図8のように、この作業用車両は、鉄鋼製
の車体フレーム10に前輪2・後輪3の各2輪(合計4
輪)と、運転席4、荷台5などを備えていて、荷台5の
下に配置した走行駆動手段(エンジン等。図示せず)に
より後輪3(または前輪2と後輪3との全輪)を駆動す
ることによって走行する。不整地での走行を行いやすい
ように、各車輪には幅の広いタイヤを装着している。運
転席4の前部にフロントガラスは有していない。ただ
し、以上の点は、図9に示した従来の作業用車両と実質
的な相違はない。
【0025】図1・図7・図8に示すように、車体フレ
ーム10の前部に前輪2が、後部に後輪3が配設されて
いる。そして、前輪2の上方には開閉可能なボンネット
30と、その下に荷物の収納ケース51が設けられてい
る(図2参照)。ボンネット30の後方には運転席4
が、さらにその後方に荷台5が設けられている。荷台5
は運転席4の後部に近接した位置から後輪3の上方を後
方に向かって延設されている。そしてキャビンフレーム
20が車体フレーム10の前部からボンネット30の側
方を通り運転席4をおおうように後方に延び、運転席4
の後部で荷台5の前部に達するように設けられている。
図1〜図8の作業用車両では、キャビンフレーム20の
構成や取り付け方、およびボンネット30や収納ケース
51〜53等を新たに設けた点などにおいて従来のもの
(図9)と相違し、それらが大きな特徴となっている。
以下、その特徴的な事項を、キャビンフレーム20の構
成等に関するものから順に説明する。
【0026】キャビンフレーム20における前方部分2
1は、図7のように正面から見た形状が門形になるよう
に鉄鋼製パイプにより形成している。つまり、車両の両
側で上下に延びた部材21aと、最上部で水平に延びた
部材21bとを一体化して前方部分21を構成し、下方
に近い部分にクロスバー(図9の例における符号21
h’)を配置してはいない。前方部分21をこのように
門形にしてクロスバーを使用しなかったのは、前方部分
21の上下に延びた部材21aをボンネット30の側方
に位置させ、それによって、大型で大きく開閉のできる
ボンネット30を車体前部のキャビンフレーム20の前
方部分21の下方にかつ車両の運転席4の前部に隣接し
て設けるためである。
【0027】前方部分21の下端部には、図7(b)に
示すように鉛直の接合面23aを有する継手23を一体
化し、その接合面23aを車体フレーム10の左右の接
合面13aに重ねたうえ、左右方向に軸心を向けたボル
ト23xによって当該継手23と車体フレーム10との
間を結合している。このような結合形態をとれば、継手
23を大きくして接合面13aに十分な面積をもたせて
も、それによってボンネット30の左右幅(開閉可能な
部分の車体幅方向への寸法)を縮小する必要がない。し
たがって、ボンネット30の前後方向の長さを短くする
としても大きな開閉面積を確保することができる。
【0028】車体フレーム10のうち、キャビンフレー
ム20の上記継手23を接合した部分は、図7(b)に
示すとおり、四角形断面の中空の棒状部材11を左右の
メーンフレーム間に架け渡し、すなわち車両の幅いっぱ
いに架け渡し、その両端部にブラケット13を溶接する
ことにより構成している。鉄鋼製の角パイプからなる棒
状部材11は機械的剛性が高いことから、キャビンフレ
ーム20の前方部分21は高い剛性をもってしっかりと
車体フレーム10に支持される。
【0029】キャビンフレーム20のうち図1に示す後
方部分22は、前方部分21の上方から後方へ延びた部
材21c(図7のように左右に二本ある)の後端に、分
離可能な継手24・25を介して一体的に連結してい
る。その後方部分22の下部と車体フレーム10との間
は、図1および図8に示すように継手26を介して結合
している。後方部分22の下端部に溶接したその継手2
6は、水平接合面と鉛直接合面(正確には斜め下方に広
がる接合面)とを一体に有する屈曲形状のもので、それ
ら各面においてボルト(図示せず)を使用することによ
り、キャビンフレーム20の後方部分22は車体フレー
ム10上に強く結合される。
【0030】図1や図7・図8のように、運転席4の前
方でキャビンフレーム20の前方部分21に左右をはさ
まれた部分には、開閉可能なボンネット30を設けてい
る。この作業用車両では、図2のとおりダッシュボード
4aよりも前方の位置に上部を開口させて小荷物収納ケ
ース51を配置しており、ボンネット30は、その収納
ケース51を覆うものである。収納ケース51は上部前
面に開口を有するプラスチック(ポリエチレン)製のも
ので、ボンネット30を閉じたとき、上縁部のパッキン
51aとボンネット本体31の下面との間で密閉される
(図4参照)。
【0031】ボンネット30のうち、支持や開閉のため
の構造部分を除くボンネット本体31については、前後
方向には図1のように運転席4の前部のダッシュボード
4aの上部から車体最前部に及ぶ寸法をもたせ、左右に
は、図1や図7・図8のように左右の縁部がキャビンフ
レーム20の前方部分21の直ぐ内側(つまり下部の継
手23における接合面23aの上方)に位置するように
して全幅を車体の全幅に近づけている。こうして幅を大
きくとることにより、前記のようにボンネット30に十
分な開閉面積を確保し、開口の大きな収納ケース51の
設置を可能にしてそれに対する小荷物の出し入れを容易
にすることができた。なお、図1等に表れるボンネット
本体31やフェンダー60、およびヘッドランプグリル
65は、それぞれ鉄板で形成することも可能だが、この
例では、いずれもプラスチック(ポリエチレン)製とし
ている。
【0032】ボンネット30の一部であってボンネット
本体31を支持する構造としては、図2・図3等に示す
ように支持部材14や支持アーム32などを設けてい
る。支持部材14は、車体の最前部付近において車体フ
レーム10中の前記棒状部材11と一体的に設けた鉄製
フレームである。また支持アーム32は、円形断面の鉄
棒を曲げ加工して形成したもので、車体の幅方向に延び
た旋回中心部32aと、ボンネット本体31の前後方向
に延びた旋回移動部32bとを図5・図6のように左右
対称に一連に備える屈曲棒である。このアーム32のう
ち旋回中心部32aを、図3のように支持部材14によ
って回転可能に支持させるとともに、旋回移動部32b
の上に、溶接でアーム32に一体化したブラケット32
cとボルト等(図示せず)を用いてボンネット本体31
を固定している。これによりボンネット本体31は、支
持部材14上にある旋回中心部32aを中心として、後
ろ側、すなわち運転席4に近い側を大きく開く形で開閉
することができる。とくに、旋回中心部32aと旋回移
動部32bとの間には適切な距離(旋回半径。この例で
は最小で約50mm)と角度とをもたせたので、開閉の
際のボンネット本体31は、車体フレーム10やヘッド
ランプグリル65などに接触しない適切な軌道を描いて
前方上部へ旋回移動する。
【0033】開いたボンネット本体31を安定的に全開
状態に保つための手段として、図2・図3等に示すとお
り一組の組リンク34を使用している。組リンク34は
図3のように、ボンネット本体31に一体化したブラケ
ット35と、車体フレーム10の一部である前記棒状部
材11上に一体的に固定された支持部材15にさらに一
体化したブラケット38との間を、2本のリンク36・
37および3個のピンpによって連結したものである。
ただし、ブラケット35とリンク36との間には、リン
ク36に対して図3上で常に左回りの回転力を与えるス
プリング36aを取り付けている。またリンク36のう
ちリンク37寄りの先端部には、リンク36・37間が
上縁側において180°をわずかに越えた所定角度(本
例では約195°)以上に開かないよう制限するための
ストッパー36bを一体化している。このストッパー3
6bがあるために、リンク36・37間は、上縁側が上
記一定角度を越えるようには角度変位することができな
い。したがってこの組リンク34は、ボンネット本体3
1を閉じているとき屈曲状態(図3に仮想線で示すよう
にリンク36・37間が屈曲した状態)にあるものの、
ボンネット本体31を全開にするときには、当該屈曲状
態から直線的な伸長状態(リンク36・37間が180
°に開いた状態)にまで伸び、さらにスプリング36a
の作用によりその伸長状態を越えて角度変位をし、スト
ッパー36bが定める上記の所定角度にまで変位するこ
とになる。
【0034】このような組リンク34によって車体フレ
ーム10と連結されたボンネット本体31は、一旦全開
状態にされると、風などによる外力を受けても開度がほ
とんど変化しない。その理由はつぎのとおりである。ま
ず、図3のように全開になった状態(実線で示すもの)
からボンネット本体31をさらに開く向き(図の左向
き)に外力が作用したとする。その外力が弱い場合に
は、スプリング36aの力とストッパー36bの作用と
によってリンク36・37間は上記の所定角度(約19
5°)に保たれる。その外力が強ければ、当該スプリン
グ36aの力に抗してリンク36・37間を開き、直線
的な伸長状態に変位させることになるが、その間のリン
ク36・37間の変位は本例の場合約15°(=195
°−180°)とわずかであるため、ボンネット本体3
1の角度変位はきわめて小さい(5°前後にとどま
る)。本例の場合所定角度を約195°としたが、実用
性を考え、180°以上の所定角度とすればよい。また
逆に、風などによってボンネット本体31を閉じる向き
(図の右向き)に外力が作用したときは、直線的な伸長
状態を越えた変位状態にあるリンク36・37間が上縁
側の角度(図では約195°をなすもの)を増す向きに
屈曲しようとするものの、ストッパー36bにて変位を
止められるため全開状態に保持される。
【0035】以上のように安定的に全開状態に保たれる
ボンネット本体31は、一旦全開にすると、それを押し
たり引いたりするだけでは閉じることができない。リン
ク36のストッパー36bは、操作しやすいように水平
に張り出した形状にしている(図5参照)ので、それを
運転者等が下向きに押してリンク36・37間を下向き
に屈曲させ(つまり上縁側の角度を180°未満に
し)、そのうえでボンネット本体31を閉じる。リンク
36・37間を下向きに屈曲させたうえで本体31を右
下方に動かすなら、リンク36・37が元の状態(仮想
線の状態)に近づく向きに屈曲しながら、本体31が円
滑に閉じられる。なお、ストッパーは、取り扱いやすい
形状のものであればよく、必ずしも図5に示す形状のも
のでなければならないわけではない。運転者が直接手で
押すものに限るわけでもない。
【0036】全閉にしたボンネット本体31をその状態
に保持するためには、図4に示すように、本体31の内
側にフック41を取り付けるとともに、車体フレーム1
0の一部に全閉保持部材42を設けている。その部材4
2は、車体フレーム10の一部に支持された支軸42b
を中心に前後に揺動し得るもので、フック41に引っ掛
かる係合ロッド42aを備えている。下向きの力をかけ
てボンネット本体31を全閉にすると、フック41は、
下方の斜辺41aによりロッド42aを押して上記部材
42を一旦揺動させたうえ、図示のようにロッド42a
と係合する。全閉保持部材42は、図6に示すスプリン
グ42cによって図4の左回りに力を受けているため、
上記の係合状態が安定的に持続され、したがって走行中
の振動等によってボンネット30が開くことがない。
【0037】全閉状態に保持されたボンネット本体31
を開くためには、ダッシュボード4aに取り付けたレバ
ー48と連結棒49とを含む操作部材47、および、コ
イルスプリング45などを含む押上げ部材43を設けて
いる。レバー48は、支軸48aを中心に回転し得るよ
うダッシュボード4a上に取り付けたもの。連結棒49
は、そのレバー48の上部と全閉保持部材42の係合ロ
ッド42aとを連結したものである。押上げ部材43
は、車体フレーム10の一部に固定する座金44の上部
にコイルスプリング45の下端部を取り付けて、全体を
ゴム製カバー46により覆ったものである。ボンネット
30が全閉の状態では、本体31の下面に押上げ部材4
3の上端が押し当てられて上向きの力を作用させてい
る。その状態で運転席4(図1)から運転者等がレバー
48の下部を押す操作をすれば、レバー48が図4にお
いて右回りに回転して連結棒49を引き、その連結棒4
9が全閉保持部材42を右回りに揺動させる。部材42
が右回りに揺動するとロッド42aとフック41との係
合が外れ、ボンネット30の本体31が押上げ部材43
の作用で数センチだけ上方へ移動する。その時点では、
レバー48から手を離したとしてもフック41が再び部
材42のロッド42aと係合することはあり得ないか
ら、運転者等が本体31を上向きに動かすことによりボ
ンネット30を開くことができる。
【0038】図7や図8のように運転席4の周囲にはキ
ャビンフレーム20を設けているものの、前部は門形の
キャビンフレームで開放されているので、この作業用車
両では、図2等のレバー48を操作することに続くボン
ネット本体31の開閉も、運転者等が運転席4から行う
ことができる。すなわち、上記のようにしてボンネット
本体31を上方へ数センチ移動したのち、運転席4から
手を伸ばし、その本体31の縁部をつかんで前方上部へ
移動すれば、図2に実線で示すようにボンネット本体3
1を全開にすることができる。その後、収納ケース51
に対して小荷物類を出し入れし、さらに再びリンク36
のストッパー36b(図3または図5)を押しながら本
体31を引き下げて全閉にする、といった操作も運転席
4内から運転者等が行える。本例の作業用車両の場合、
ボンネット30は、運転席4の前部のダッシュボード4
aに隣接して前方に配置し、さらに、車体幅の方向への
寸法を拡大し前後方向への寸法を短くしたので、全開状
態の本体31やリンク36にも運転席4から手を伸ばす
ことが可能なのである。以上により、この作業用車両で
は、ボンネット30の開閉と収納ケース51に対する小
荷物類の出し入れとのすべてを運転席4にいながら行う
ことができ、そのために運転者等が降車する必要がな
い。したがってこの作業用車両においては、実施予定の
本来の作業を能率的に進めることができるといえる。
【0039】なお、この作業用車両では図2のように、
上記した収納ケース51とともに収納ケース52・53
をも車体前部に設置している。これらのケース52・5
3は、ダッシュボード4aの左右に後ろ向き上部に開口
を有し、やはりプラスチック(ポリエチレン)製であり
ケース51とともに小荷物類を収納できる。ケース51
を含めた3つの収納ケース51〜53は、相互に接合
し、安定した集合体として車体前部に固定している。す
なわち、ケース51の底面とケース52・53の各上面
とは図2・図5のように留め具51cにより接合して一
体化し、ケース51の底部をボルト51bによって角パ
イプ11(車体フレーム10)に固定するとともに、ケ
ース52・53において図5のように後方上部の各左右
にあるフランジ52a・53aをボルト52b・53b
にて車体フレーム10に固定している。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載した作業用車両は、運転
席の前方に小荷物収納ケースを設けるとともに、それを
覆うボンネットを、特別な遠隔操作手段を含まない簡単
な開閉機構をもつ構成とし、かつ、運転席からの極めて
簡単な操作によって開閉できるようにしたので、ボンネ
ットの下の小荷物収納ケースに対して物を出し入れする
ことが容易である。運転者等が運転席に乗ったり降りた
りしなくてもボンネットの開閉と小荷物等の出し入れが
できるので、作業用車両を用いて行う本来の作業の能率
を高められる。
【0041】請求項2に記載の作業用車両では、車体フ
レーム上でのボンネット本体の旋回軌道を任意に定める
ことができるため、ボンネット本体と車両各部との接触
を避けることが容易であり、接触防止を目的として車体
各部の形状やレイアウトを変更する必要がない。
【0042】請求項3に記載の作業用車両は、ボンネッ
トの支持アームを少数部品にて簡単に製造できること等
から、低コストで容易に構成される。
【0043】請求項4の作業用車両はとくに、運転席ま
わりにキャビンフレームが設けられるにもかかわらず、
車両前部のボンネットを、幅が広くて面積の大きなもの
とすることができる。そのため、開口が大きくて小荷物
の出し入れが容易な小荷物収納ケースを運転席の近傍前
部に配置することが可能である。
【0044】請求項5の作業用車両ではさらに、ボンネ
ットが一旦全開状態になったなら、ボンネット本体に強
い風が当たるなどしてもその開度がほとんど変化せず、
運転者等が特定の操作をしない限りボンネットが閉じる
ことがない。つまり、支持棒などを使用しなくとも、ボ
ンネットを簡単かつ確実に開閉することができる。また
そのために、作業用車両による本来の作業について能率
を高めることが可能になる。
【0045】請求項6の作業用車両ではさらに、ボンネ
ット本体を全閉状態に留めるとともに必要時にそれを解
除することを容易にし、かつそのための手段を簡単化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、発明の実施についての一形態を示す図
であって、作業用車両を全体的に示す側面図である。
【図2】図1の作業用車両についてボンネット30とそ
の内部を示す側面図であり、図7におけるII−II断面図
である。
【図3】図2におけるIII部の拡大詳細図であって、ボ
ンネット30の支持アーム32等を示す側面図である。
【図4】図2におけるIV部の拡大詳細図であって、ボン
ネット30の全閉保持部材42などを示す側面図であ
る。
【図5】作業用車両のボンネット30とその内部を示す
平面図で、図2におけるV−V矢視図である。閉じた状
態のボンネット30について外形を示しながら、それを
透視した内部を図示している。
【図6】作業用車両のボンネット30とその内部を示す
正面図で、図2におけるVI−VI矢視図である。閉じた状
態のボンネット30について外形を示しながら、それを
透視した内部を図示している。
【図7】図7(a)は図1の作業用車両を全体的に示す
正面図で、図7(b)は同(a)中のb部に関し内部の
結合状態を示す詳細図である。
【図8】図1の作業用車両を全体的に示す斜視図であ
る。
【図9】従来の作業用車両を全体的に示す図であり、図
9(a)は正面図、図9(b)は側面図である。
【符号の説明】
4 運転席 5 荷台 10 車体フレーム 20 キャビンフレーム 21 前方部分 23a 接合面 30 ボンネット 31 ボンネット本体 32 支持アーム 32a 旋回中心部 32b 旋回移動部 34 組リンク 36・37 リンク 36a スプリング 36b ストッパー 42 全閉保持部材 43 押上げ部材 47 操作部材 51 小荷物収納ケース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 33/06 B62D 33/06 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後ろに荷台を備えていて運転席まわりに
    キャビンフレームを有する作業用車両であって、 運転席の前方に小荷物収納ケースを備えるとともに、該
    収納ケースを覆っていて運転席から後ろ向きに開閉され
    得るボンネットを有することを特徴とする作業用車両。
  2. 【請求項2】 車体フレームの前部に設けられる旋回中
    心部と当該中心部から半径方向に離れた箇所でボンネッ
    ト本体を支持する旋回移動部とを有する支持アームを介
    して、ボンネット本体が、開放されるとき前方上部へ移
    動することにより車両の各部から離れるように車体フレ
    ームに取り付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の作業用車両。
  3. 【請求項3】 上記の支持アームが、旋回中心部として
    車両の幅方向に延びた部分と、旋回移動部としてボンネ
    ット本体の前後方向に延びた部分とを一連に備える屈曲
    した棒状体を含むものであることを特徴とする請求項2
    に記載の作業用車両。
  4. 【請求項4】 前記キャビンフレームの前方下部が、車
    体フレームに対して左右外側から鉛直な接合面を重ねて
    結合されており、 ボンネット本体の左右の縁部が上記接合面の上方に位置
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    作業用車両。
  5. 【請求項5】 ボンネット本体が組リンクにて車体フレ
    ームと接続され、当該組リンクは、ピン結合された2本
    のリンクと、それらリンク間の一定向きへの角度変位を
    制限するストッパーと、当該一定向きに力を及ぼすスプ
    リングとを含んでいて、ボンネットが閉じたときは屈曲
    状態にあり、ボンネットが開いたときには、当該屈曲状
    態から直線的な伸長状態になったうえスプリングの作用
    でその伸長状態を越え、ストッパーにて規定される一定
    角度の状態にまで変位するものであることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の作業用車両。
  6. 【請求項6】 全閉にされたボンネット本体に自動的に
    係合してその全閉状態を保持する全閉保持部材と、全閉
    にされたボンネット本体に上向きのバネ力を及ぼす押上
    げ部材と、運転席から操作されて全閉保持部材を変位さ
    せ上記全閉状態を解除できる操作部材とがボンネット本
    体の内側に付設されていることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載の作業用車両。
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