JP2001191384A - 型締装置の機械式安全装置 - Google Patents
型締装置の機械式安全装置Info
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- JP2001191384A JP2001191384A JP2000003878A JP2000003878A JP2001191384A JP 2001191384 A JP2001191384 A JP 2001191384A JP 2000003878 A JP2000003878 A JP 2000003878A JP 2000003878 A JP2000003878 A JP 2000003878A JP 2001191384 A JP2001191384 A JP 2001191384A
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リンク機構やカム機構を組み合わせた複雑な
機構によらずに確実にロック・アンロックを安全扉の開
閉動作に連動させるようにした信頼性の高い型締装置の
機械式安全装置を提供する。 【解決手段】 軸方向に所定の間隔で設けられた複数の
被係合部を有し、移動ダイプレート21に一端部が固定
され他端が型締装置側に向けられた安全棒32と、型締
装置のハウジングに揺動自在に取り付けられ、安全棒3
2のいずれかの被係合部に係合可能なフック部を有する
ロックプレート33と、安全扉30の開閉動作に伴う直
線運動を回転運動に転換するカム機構部と、カム機構部
によって転換された回転運動をロックプレート33伝え
る伝達軸40と、伝達軸40に軸方向に移動自在に嵌合
し、ロックプレート33と連結されたドグ部42とを有
し、伝達軸40は少なくともドグ部が摺動する部分の断
面形状が回転をロックプレート33に伝達可能なような
異形断面形状を有する。
機構によらずに確実にロック・アンロックを安全扉の開
閉動作に連動させるようにした信頼性の高い型締装置の
機械式安全装置を提供する。 【解決手段】 軸方向に所定の間隔で設けられた複数の
被係合部を有し、移動ダイプレート21に一端部が固定
され他端が型締装置側に向けられた安全棒32と、型締
装置のハウジングに揺動自在に取り付けられ、安全棒3
2のいずれかの被係合部に係合可能なフック部を有する
ロックプレート33と、安全扉30の開閉動作に伴う直
線運動を回転運動に転換するカム機構部と、カム機構部
によって転換された回転運動をロックプレート33伝え
る伝達軸40と、伝達軸40に軸方向に移動自在に嵌合
し、ロックプレート33と連結されたドグ部42とを有
し、伝達軸40は少なくともドグ部が摺動する部分の断
面形状が回転をロックプレート33に伝達可能なような
異形断面形状を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の型締
装置に利用される安全装置に関し、特に、安全扉の開閉
に連動して作動し移動ダイプレートの前進を機械的に阻
止する型締装置の機械式安全装置に関する。
装置に利用される安全装置に関し、特に、安全扉の開閉
に連動して作動し移動ダイプレートの前進を機械的に阻
止する型締装置の機械式安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の型締装置では、安全扉を開
いて金型回りの作業を行っている間、移動ダイプレート
が前進して金型が閉じないようにロックが入る機械式安
全装置を備えており、作業員の体が金型の間に挟まれる
等の事故の防止を図っている。一般に、機械式安全装置
は金型の周囲をおおうカバーに設けた安全扉の開閉動作
と連動するようにして安全の確保を図っている。
いて金型回りの作業を行っている間、移動ダイプレート
が前進して金型が閉じないようにロックが入る機械式安
全装置を備えており、作業員の体が金型の間に挟まれる
等の事故の防止を図っている。一般に、機械式安全装置
は金型の周囲をおおうカバーに設けた安全扉の開閉動作
と連動するようにして安全の確保を図っている。
【0003】図8は、この種の機械式安全装置の従来例
を示す図である。移動ダイプレート1には安全棒として
の軸2が固定され、この軸2には型開閉ストローク間の
移動ダイプレート1の位置の変化に対応できるように複
数の溝3が軸直角方向に形成されている。固定ダイプレ
ート4には、軸2を案内するブロック5が設けられ、こ
のブロック5の一部にロックプレート6が挿入される切
り欠きが形成されている。ロックプレート6は、軸2と
直交する方向に回動可能なように支持されている。
を示す図である。移動ダイプレート1には安全棒として
の軸2が固定され、この軸2には型開閉ストローク間の
移動ダイプレート1の位置の変化に対応できるように複
数の溝3が軸直角方向に形成されている。固定ダイプレ
ート4には、軸2を案内するブロック5が設けられ、こ
のブロック5の一部にロックプレート6が挿入される切
り欠きが形成されている。ロックプレート6は、軸2と
直交する方向に回動可能なように支持されている。
【0004】安全扉9には、その開閉と連動してロック
プレート6を回動させるための図示しないけり板が取り
付けられている。安全扉9が閉まっている状態では、け
り板はロックプレート6が軸2の溝3に噛み合わない位
置にはね上げられているので、移動ダイプレート1は前
進可能となる。一方、安全扉9が開けられると、安全扉
9の移動にともなつてけり板がロックプレート6から離
れるので、ロックプレート6は自重により下降して軸2
の溝3にかみ合い、これにより移動ダイプレート1の前
進を阻止する。
プレート6を回動させるための図示しないけり板が取り
付けられている。安全扉9が閉まっている状態では、け
り板はロックプレート6が軸2の溝3に噛み合わない位
置にはね上げられているので、移動ダイプレート1は前
進可能となる。一方、安全扉9が開けられると、安全扉
9の移動にともなつてけり板がロックプレート6から離
れるので、ロックプレート6は自重により下降して軸2
の溝3にかみ合い、これにより移動ダイプレート1の前
進を阻止する。
【0005】従来の機械式安全装置では、長さのある安
全棒2が固定ダイプレート4から射出装置側に突き出た
構造となっているので、成形品の取り出し作業や、金型
の交換作業の邪魔になるという問題がある。
全棒2が固定ダイプレート4から射出装置側に突き出た
構造となっているので、成形品の取り出し作業や、金型
の交換作業の邪魔になるという問題がある。
【0006】型締装置の機械式安全装置が射出装置側で
の作業性を阻害しないように、型締装置のハウジング1
2側に配置したものも種々提案されている。この種の型
締装置の機械式安全装置の従来例としては、実公平6−
21698号公報や特開平10−13971号公報に開
示されているのを挙げることができる。
の作業性を阻害しないように、型締装置のハウジング1
2側に配置したものも種々提案されている。この種の型
締装置の機械式安全装置の従来例としては、実公平6−
21698号公報や特開平10−13971号公報に開
示されているのを挙げることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】型締装置側に機械式安
全装置を配置する場合、安全扉の開閉の際の直線運動を
ロックプレートの回転運動に変換して伝達する必要があ
る。この点、実公平6−21698号公報に係る装置で
は、一端にロックプレートを回動させるためのカムを有
するクランクロッドに、安全扉の開閉に伴う直線運動を
回転運動に変換してクランクロッドに伝えるカムとけり
板を組み合わせている。また、特開平10−11397
1号公報に係る装置では、平行リンク機構とカムを組み
合わせている。
全装置を配置する場合、安全扉の開閉の際の直線運動を
ロックプレートの回転運動に変換して伝達する必要があ
る。この点、実公平6−21698号公報に係る装置で
は、一端にロックプレートを回動させるためのカムを有
するクランクロッドに、安全扉の開閉に伴う直線運動を
回転運動に変換してクランクロッドに伝えるカムとけり
板を組み合わせている。また、特開平10−11397
1号公報に係る装置では、平行リンク機構とカムを組み
合わせている。
【0008】しかし、いずれも部品点数が増加して機構
が複雑化し、また、安全扉からロックプレートまで距離
があることから、リンク機構の部材が変形したりすると
安全扉の開閉とロックプレートが連動しなくなる虞があ
り、作動の信頼性の点で問題がある。
が複雑化し、また、安全扉からロックプレートまで距離
があることから、リンク機構の部材が変形したりすると
安全扉の開閉とロックプレートが連動しなくなる虞があ
り、作動の信頼性の点で問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、固定ダイプレートと移動ダイプ
レートの間に型締装置の機械式安全装置を設けることに
よって射出装置側での作業性を阻害することがなく、し
かも、リンク機構やカム機構を組み合わせた複雑な機構
によらずに確実にロック・アンロックを安全扉の開閉動
作に連動させるようにした信頼性の高い型締装置の機械
式安全装置を提供することにある。
有する問題点を解消し、固定ダイプレートと移動ダイプ
レートの間に型締装置の機械式安全装置を設けることに
よって射出装置側での作業性を阻害することがなく、し
かも、リンク機構やカム機構を組み合わせた複雑な機構
によらずに確実にロック・アンロックを安全扉の開閉動
作に連動させるようにした信頼性の高い型締装置の機械
式安全装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明による型締装置の機械式安全装置は、型締
装置の安全扉が開かれると、移動ダイプレートの前進を
機械的に阻止する型締装置の機械式安全装置において、
軸方向に所定の間隔で設けられた複数の被係合部を有
し、前記移動ダイプレートに一端部が固定され他端が型
締装置側に向けられた安全棒と、型締装置のハウジング
に揺動自在に取り付けられ、前記安全棒のいずれかの被
係合部に係合可能なフック部を有するロックプレート
と、前記安全扉の開閉動作に伴う直線運動を回転運動に
転換するカム機構部と、前記カム機構部によって転換さ
れた回転運動を前記ロックプレート伝える伝達軸と、前
記伝達軸に軸方向に移動自在に嵌合し、前記ロックプレ
ートと連結されたドグ部とを有し、前記伝達軸は少なく
とも前記ドグ部が摺動する部分の断面形状が回転をロッ
クプレートに伝達可能なような異形断面形状を有するこ
とを特徴とするものである。
めに、本発明による型締装置の機械式安全装置は、型締
装置の安全扉が開かれると、移動ダイプレートの前進を
機械的に阻止する型締装置の機械式安全装置において、
軸方向に所定の間隔で設けられた複数の被係合部を有
し、前記移動ダイプレートに一端部が固定され他端が型
締装置側に向けられた安全棒と、型締装置のハウジング
に揺動自在に取り付けられ、前記安全棒のいずれかの被
係合部に係合可能なフック部を有するロックプレート
と、前記安全扉の開閉動作に伴う直線運動を回転運動に
転換するカム機構部と、前記カム機構部によって転換さ
れた回転運動を前記ロックプレート伝える伝達軸と、前
記伝達軸に軸方向に移動自在に嵌合し、前記ロックプレ
ートと連結されたドグ部とを有し、前記伝達軸は少なく
とも前記ドグ部が摺動する部分の断面形状が回転をロッ
クプレートに伝達可能なような異形断面形状を有するこ
とを特徴とするものである。
【0011】本発明に係る型締装置の機械式安全装置に
よれば、複雑なリンク機構を用いずに、伝達軸の回転を
直接的にドグ部を介してロックプレートに伝わるように
構成されているので、伝達機構を簡素にして確実な動作
に対する信頼性を高めることができる。また伝達軸で
は、ドグ部が型厚調整に際して動く範囲が横断面が異形
断面形状になっており、ドグ部がどの位置にあっても伝
達軸の回転はドグ部およびロックプレートに伝えること
ができる。
よれば、複雑なリンク機構を用いずに、伝達軸の回転を
直接的にドグ部を介してロックプレートに伝わるように
構成されているので、伝達機構を簡素にして確実な動作
に対する信頼性を高めることができる。また伝達軸で
は、ドグ部が型厚調整に際して動く範囲が横断面が異形
断面形状になっており、ドグ部がどの位置にあっても伝
達軸の回転はドグ部およびロックプレートに伝えること
ができる。
【0012】本発明の好適な実施形態によれば、前記伝
達軸は、型開閉ストロークに対応した部分の断面形状が
蒲鉾形として構成することができる。
達軸は、型開閉ストロークに対応した部分の断面形状が
蒲鉾形として構成することができる。
【0013】また、本発明の他の実施形態によれば、前
記伝達軸は、型開閉ストロークの対応した部分の断面形
状がスプライン軸の断面形状として構成される。
記伝達軸は、型開閉ストロークの対応した部分の断面形
状がスプライン軸の断面形状として構成される。
【0014】さらに、本発明の他の実施形態によれば、
前記伝達軸を、型開閉ストロークに対応した長さを有す
る板部材が軸方向に固着し、前記板部材に前記ロックプ
レートを係合連結させるようにしてもよい。
前記伝達軸を、型開閉ストロークに対応した長さを有す
る板部材が軸方向に固着し、前記板部材に前記ロックプ
レートを係合連結させるようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による型締装置の機
械式安全装置の一実施形態について、添付の図面を参照
しながら説明する。
械式安全装置の一実施形態について、添付の図面を参照
しながら説明する。
【0016】図1は、本発明が適用される射出成形機の
トグル式型締装置の要部を示す側面図である。この図1
において、参照符号20は固定ダイプレートを示し、2
1は移動ダイプレートである。この図1ではそれぞれ固
定ダイプレート20と移動ダイプレート21に取り付け
られる金型の図示は省略されている。固定ダイプレート
20には、4本一組のタイバー22の一端部が結合され
ている。これらのタイバー22は移動ダイプレート21
を挿通し、トグルリンク機構のリンクハウジング24に
連結されている。
トグル式型締装置の要部を示す側面図である。この図1
において、参照符号20は固定ダイプレートを示し、2
1は移動ダイプレートである。この図1ではそれぞれ固
定ダイプレート20と移動ダイプレート21に取り付け
られる金型の図示は省略されている。固定ダイプレート
20には、4本一組のタイバー22の一端部が結合され
ている。これらのタイバー22は移動ダイプレート21
を挿通し、トグルリンク機構のリンクハウジング24に
連結されている。
【0017】トグルリンク機構は、リンクハウジング2
4と、このリンクハウジング24と移動ダイプレート2
1を連結するトグルリンク26a、26bと、クロスヘ
ッド27と、駆動用のサーボモータ28などから構成さ
れている。タイバー22がリンクハウジング24を挿通
して突出する部分には、タイバーナット25が締結され
ている。このようなトグル式型締機構では、サーボモー
タ28に駆動されてクロスヘッド27が前方へ移動する
と、トグルリンク26a、26bが伸びて移動ダイプレ
ート21を固定ダイプレート20へ向かって前進せしめ
型締が行われる。
4と、このリンクハウジング24と移動ダイプレート2
1を連結するトグルリンク26a、26bと、クロスヘ
ッド27と、駆動用のサーボモータ28などから構成さ
れている。タイバー22がリンクハウジング24を挿通
して突出する部分には、タイバーナット25が締結され
ている。このようなトグル式型締機構では、サーボモー
タ28に駆動されてクロスヘッド27が前方へ移動する
と、トグルリンク26a、26bが伸びて移動ダイプレ
ート21を固定ダイプレート20へ向かって前進せしめ
型締が行われる。
【0018】このような型締装置全体は、図示しないカ
バーで覆われており、このカバーに安全扉30が設けら
れている。成形品の取り出しや金型の交換等の作業は、
安全扉30を開けて行われる。本発明による型締装置の
機械式安全装置は、安全扉30を開けてあるときに移動
ダイプレート21の前進を機械的に阻止して誤動作等に
より型締が行われないようにするものである。
バーで覆われており、このカバーに安全扉30が設けら
れている。成形品の取り出しや金型の交換等の作業は、
安全扉30を開けて行われる。本発明による型締装置の
機械式安全装置は、安全扉30を開けてあるときに移動
ダイプレート21の前進を機械的に阻止して誤動作等に
より型締が行われないようにするものである。
【0019】32は安全棒で、33はロックプレートで
ある。安全棒32は、その基端部が移動ダイプレート2
1に固定されて水平に支持されている。型開閉動作によ
って安全棒32が移動するため、リンクハウジング24
に形成されている突出部34の孔部34aにその先端部
が臨入するようになっている。安全棒32自体は、この
種の型締装置の機械式安全装置に従来から利用されてい
るものである。移動ダイプレート21の位置がどこにあ
っても安全扉30を開いた場合、ロックプレート33が
安全棒32に係合できるように、所要数の段部35と、
この段部35から後退方向に向かって縮径していくテー
パを有するテーパ部36とが一定間隔で型開閉ストロー
クSに応じた長さにわたって形成されている。
ある。安全棒32は、その基端部が移動ダイプレート2
1に固定されて水平に支持されている。型開閉動作によ
って安全棒32が移動するため、リンクハウジング24
に形成されている突出部34の孔部34aにその先端部
が臨入するようになっている。安全棒32自体は、この
種の型締装置の機械式安全装置に従来から利用されてい
るものである。移動ダイプレート21の位置がどこにあ
っても安全扉30を開いた場合、ロックプレート33が
安全棒32に係合できるように、所要数の段部35と、
この段部35から後退方向に向かって縮径していくテー
パを有するテーパ部36とが一定間隔で型開閉ストロー
クSに応じた長さにわたって形成されている。
【0020】図2および図3は、本実施の形態による型
締装置の機械式安全装置をさらに詳細に示す図である。
ロックプレート33は、支軸37を介してリンクハウジ
ング24に揺動自在に支持され、突出部34の切込部3
4bに出入可能になっている。また、ロックプレート3
3の先端部にはフック部として切欠き部38が形成さ
れ、この切欠き部38は安全棒32の段部35の間の細
くなった軸部にちょうど嵌合する半円状のものである。
ロックプレート33は、自重により吊り下がった位置が
ロック位置であり、安全棒32の段部35に係合するよ
うになっている。
締装置の機械式安全装置をさらに詳細に示す図である。
ロックプレート33は、支軸37を介してリンクハウジ
ング24に揺動自在に支持され、突出部34の切込部3
4bに出入可能になっている。また、ロックプレート3
3の先端部にはフック部として切欠き部38が形成さ
れ、この切欠き部38は安全棒32の段部35の間の細
くなった軸部にちょうど嵌合する半円状のものである。
ロックプレート33は、自重により吊り下がった位置が
ロック位置であり、安全棒32の段部35に係合するよ
うになっている。
【0021】次に、安全扉30の開閉とロックプレート
33とを連動させるためのリンク機構について説明す
る。40は伝達軸であり、図1に示すように、固定ダイ
プレート20とリンクハウジング24に設けられたそれ
ぞれ軸受41a、41bによってその両端部で回転自在
に支持されている。この伝達軸40は、ちょうど型開閉
ストロークSに対応する長さにわたって長さ方向に平坦
に削られた平坦部40aが形成されており、この平坦部
40aの部分では蒲鉾形の横断面形状になっているが、
残余の部分は円形断面である。
33とを連動させるためのリンク機構について説明す
る。40は伝達軸であり、図1に示すように、固定ダイ
プレート20とリンクハウジング24に設けられたそれ
ぞれ軸受41a、41bによってその両端部で回転自在
に支持されている。この伝達軸40は、ちょうど型開閉
ストロークSに対応する長さにわたって長さ方向に平坦
に削られた平坦部40aが形成されており、この平坦部
40aの部分では蒲鉾形の横断面形状になっているが、
残余の部分は円形断面である。
【0022】ドグ部42は、伝達軸40の蒲鉾型断面の
部分に嵌合できるように、同様に蒲鉾型孔43が形成さ
れており、ドグ部42は、異形断面部に対して軸方向に
摺動自在に嵌合するようになっている。また、ドグ部4
2には、ロックプレート33の上端が係合する溝44が
形成されている。この溝44とロックプレート33の上
端は、伝達軸40の軸方向の相対的な移動を規制するよ
うに係合されている。
部分に嵌合できるように、同様に蒲鉾型孔43が形成さ
れており、ドグ部42は、異形断面部に対して軸方向に
摺動自在に嵌合するようになっている。また、ドグ部4
2には、ロックプレート33の上端が係合する溝44が
形成されている。この溝44とロックプレート33の上
端は、伝達軸40の軸方向の相対的な移動を規制するよ
うに係合されている。
【0023】一方、図2に示すように、伝達軸40の安
全扉30側の端部には、軸方向と直角なレバー45が取
り付けられており、このレバー45の先端にはローラコ
ロ46が設けられている。図4に示すように、安全扉3
0の内側には、板カム47が取り付けられている。この
板カム47は、平行な両端部47a、47bの中間が傾
斜部47cとなっている。この場合、図4に一点鎖線で
示しているのは、安全扉30が閉まった状態でのローラ
コロ46と板カム47の位置関係である。安全扉30を
開けることよって板カム47が左側に移動すると、ロー
ラコロ46が傾斜部47cを転動し端部47bに到達す
る間に伝達軸40は30度回転するようになっている。
逆に、安全扉を閉めると、端部47aに到達する間に伝
達軸40は逆方向に30度回転することができる。
全扉30側の端部には、軸方向と直角なレバー45が取
り付けられており、このレバー45の先端にはローラコ
ロ46が設けられている。図4に示すように、安全扉3
0の内側には、板カム47が取り付けられている。この
板カム47は、平行な両端部47a、47bの中間が傾
斜部47cとなっている。この場合、図4に一点鎖線で
示しているのは、安全扉30が閉まった状態でのローラ
コロ46と板カム47の位置関係である。安全扉30を
開けることよって板カム47が左側に移動すると、ロー
ラコロ46が傾斜部47cを転動し端部47bに到達す
る間に伝達軸40は30度回転するようになっている。
逆に、安全扉を閉めると、端部47aに到達する間に伝
達軸40は逆方向に30度回転することができる。
【0024】安全扉30が 開いている場合、図2およ
び図3に示すように、ロックプレート33は自重によっ
て鉛直に垂下しているロック位置にある。このとき、ロ
ックプレート33のフック部の半円切欠き38は、安全
棒32の段部35とテーパ部36の間の溝に係合してお
り、ロックプレート33は、安全棒32を介して移動ダ
イプレート21の前進を規制することができる。
び図3に示すように、ロックプレート33は自重によっ
て鉛直に垂下しているロック位置にある。このとき、ロ
ックプレート33のフック部の半円切欠き38は、安全
棒32の段部35とテーパ部36の間の溝に係合してお
り、ロックプレート33は、安全棒32を介して移動ダ
イプレート21の前進を規制することができる。
【0025】安全扉30が閉められると、前記したよう
に伝達軸40が30度だけ反時計回りに回転する。図5
に示すように、この伝達軸40の回転はドグ部42に伝
わり、ドグ部42は、ロックプレート33をアンロック
位置まで反時計回りに回動させ、そのフック部を安全棒
32から離脱させる。これにより、ロック状態は解除さ
れて、移動ダイプレート21は型締めのために前進が可
能となる。以上のように、複雑なリンク機構を用いず
に、伝達軸40の回転を直接的にドグ部42を介してロ
ックプレート33に伝わるように構成されているので、
伝達機構を簡素にして確実な動作に対する信頼性を高め
ることができる。
に伝達軸40が30度だけ反時計回りに回転する。図5
に示すように、この伝達軸40の回転はドグ部42に伝
わり、ドグ部42は、ロックプレート33をアンロック
位置まで反時計回りに回動させ、そのフック部を安全棒
32から離脱させる。これにより、ロック状態は解除さ
れて、移動ダイプレート21は型締めのために前進が可
能となる。以上のように、複雑なリンク機構を用いず
に、伝達軸40の回転を直接的にドグ部42を介してロ
ックプレート33に伝わるように構成されているので、
伝達機構を簡素にして確実な動作に対する信頼性を高め
ることができる。
【0026】伝達軸40は、ドグ部42が型開閉に際し
て動く範囲の横断面が蒲鉾形状になっており、ドグ部4
2がどの位置にあっても伝達軸40の回転はドグ部42
およびロックプレート33に伝えることができる。した
がって、安全扉30の開閉に連動して確実にロックプレ
ート33が作動することができるようになっている。
て動く範囲の横断面が蒲鉾形状になっており、ドグ部4
2がどの位置にあっても伝達軸40の回転はドグ部42
およびロックプレート33に伝えることができる。した
がって、安全扉30の開閉に連動して確実にロックプレ
ート33が作動することができるようになっている。
【0027】次に、本発明による型締装置の機械式安全
装置の他の実施形態について、図6を参照して説明す
る。
装置の他の実施形態について、図6を参照して説明す
る。
【0028】図6は、他の実施形態よる伝達軸50の断
面を示すもので、蒲鉾形の断面に替えてスプライン軸の
断面形状を型開閉ストロークSに対応する範囲にわたっ
てもつようにしたものである。ドグ部42の方には、こ
のスプライン軸断面に対応した形状の穴が形成されてお
り、したがって、ドグ部42は型厚調整時に軸方向に移
動可能であるとともに、安全扉30の開閉に応じた伝達
軸50の回転が確実に伝えることができる。
面を示すもので、蒲鉾形の断面に替えてスプライン軸の
断面形状を型開閉ストロークSに対応する範囲にわたっ
てもつようにしたものである。ドグ部42の方には、こ
のスプライン軸断面に対応した形状の穴が形成されてお
り、したがって、ドグ部42は型厚調整時に軸方向に移
動可能であるとともに、安全扉30の開閉に応じた伝達
軸50の回転が確実に伝えることができる。
【0029】図7は、さらに他の実施形態による伝達軸
52を示す。伝達軸52自体は、横断面は円形である
が、ちょうど型開閉ストロークSと略同じ長さの帯板5
4を伝達軸52の軸方向に平行に溶接により固着するこ
とにより、この部分の断面が異形断面になっている。帯
板54は移動可能にロックプレート33と係合してお
り、したがって、伝達軸52の回転が確実にロックプレ
ート33へ伝えられる。
52を示す。伝達軸52自体は、横断面は円形である
が、ちょうど型開閉ストロークSと略同じ長さの帯板5
4を伝達軸52の軸方向に平行に溶接により固着するこ
とにより、この部分の断面が異形断面になっている。帯
板54は移動可能にロックプレート33と係合してお
り、したがって、伝達軸52の回転が確実にロックプレ
ート33へ伝えられる。
【0030】以上、本発明について、好適な実施形態を
挙げて説明したが、本発明において伝達軸の形状は図示
した以外にも、例えば、断面多角形にするというように
してもよい等、種々の設計の変更が可能である。
挙げて説明したが、本発明において伝達軸の形状は図示
した以外にも、例えば、断面多角形にするというように
してもよい等、種々の設計の変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、固定ダイプレートと移動ダイプレートの間に
型締装置の機械式安全装置を設けることによって射出装
置側での作業性を阻害することがなく、しかも、リンク
機構やカム機構を組み合わせた複雑な機構によらずに確
実にロック・アンロックを安全扉の開閉動作に連動させ
ることができ、信頼性を高めることができる。
によれば、固定ダイプレートと移動ダイプレートの間に
型締装置の機械式安全装置を設けることによって射出装
置側での作業性を阻害することがなく、しかも、リンク
機構やカム機構を組み合わせた複雑な機構によらずに確
実にロック・アンロックを安全扉の開閉動作に連動させ
ることができ、信頼性を高めることができる。
【図1】本発明による型締装置の機械式安全装置の一実
施形態を示す側面図。
施形態を示す側面図。
【図2】同実施形態による型締装置の機械式安全装置の
ロックプレートがロック位置にある状態を示す図。
ロックプレートがロック位置にある状態を示す図。
【図3】同実施形態による型締装置の機械式安全装置の
ロックプレートとドグ部を示す斜視図。
ロックプレートとドグ部を示す斜視図。
【図4】同実施形態による型締装置の機械式安全装置に
おいて、安全扉に設けられる板カムを示す平面図。
おいて、安全扉に設けられる板カムを示す平面図。
【図5】同実施形態による型締装置の機械式安全装置の
ロックプレートがアンロック位置にある状態を示す図。
ロックプレートがアンロック位置にある状態を示す図。
【図6】本発明による型締装置の機械式安全装置の伝達
軸の他の変形例を示す断面図。
軸の他の変形例を示す断面図。
【図7】本発明による型締装置の機械式安全装置の伝達
軸のさらに他の変形例を示す断面図。
軸のさらに他の変形例を示す断面図。
【図8】従来の型締装置の機械式安全装置を示す側面
図。
図。
20 固定ダイプレート 21 移動ダイプレート 24 リンクハウジング 30 安全扉 32 安全棒 33 ロックプレート 35 段部 36 テーパ部 38 切欠き部(フック部) 40 伝達軸 42 ドグ部 45 レバー 46 ローラコロ 47 板カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AM05 AM07 CA11 CB01 CL31 CL50 4F206 AM05 AM07 JA07 JM02 JN31 JP15 JQ90 JT05 JT11 JT40
Claims (4)
- 【請求項1】型締装置の安全扉が開かれると、移動ダイ
プレートの前進を機械的に阻止する型締装置の機械式安
全装置において、 軸方向に所定の間隔で設けられた複数の被係合部を有
し、前記移動ダイプレートに一端部が固定され他端が型
締装置側に向けられた安全棒と、 型締装置のハウジングに揺動自在に取り付けられ、前記
安全棒のいずれかの被係合部に係合可能なフック部を有
するロックプレートと、 前記安全扉の開閉動作に伴う直線運動を回転運動に転換
するカム機構部と、 前記カム機構部によって転換された回転運動を前記ロッ
クプレート伝える伝達軸と、 前記伝達軸に軸方向に移動自在に嵌合し、前記ロックプ
レートと連結されたドグ部とを有し、 前記伝達軸は少なくとも前記ドグ部が摺動する部分の断
面形状が回転をロックプレートに伝達可能なような異形
断面形状を有することを特徴とする型締装置の機械式安
全装置。 - 【請求項2】前記伝達軸は、型開閉ストロークに対応し
た部分の断面形状が蒲鉾形であることを特徴とする請求
項1に記載の型締装置の機械式安全装置。 - 【請求項3】前記伝達軸は、型開閉ストロークの対応し
た部分の断面形状がスプライン軸の断面形状であること
を特徴とする請求項1に記載の型締装置の機械式安全装
置。 - 【請求項4】前記伝達軸は、前記ドグ部に代えて型開閉
ストロークに対応した長さを有する板部材が軸方向に固
着され、前記板部材に前記ロックプレートが係合連結し
ていることを特徴とする請求項1に記載の型締装置の機
械式安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003878A JP2001191384A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 型締装置の機械式安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003878A JP2001191384A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 型締装置の機械式安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001191384A true JP2001191384A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18532750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000003878A Withdrawn JP2001191384A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 型締装置の機械式安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001191384A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100461386B1 (ko) * | 2002-06-28 | 2004-12-13 | 현대자동차주식회사 | 히든파팅금형 |
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-
2000
- 2000-01-12 JP JP2000003878A patent/JP2001191384A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |