JP2001191232A - 板材搬送装置 - Google Patents

板材搬送装置

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JP2001191232A JP2000000338A JP2000000338A JP2001191232A JP 2001191232 A JP2001191232 A JP 2001191232A JP 2000000338 A JP2000000338 A JP 2000000338A JP 2000000338 A JP2000000338 A JP 2000000338A JP 2001191232 A JP2001191232 A JP 2001191232A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数枚あるいは厚板の板材を連続して搬送す
ることにより連続加工を行うことのできる板材搬送装置
を提供する。 【解決手段】 板材収納棚7には、空または1枚の板材
Wのみを載せたパレット5を収納すると共に複数枚の板
材Wを積載したパレット5を収納し、エレベータ41に
より複数枚の板材Wが積載されているパレット5を一枚
取り装置31の段に移動させて、一枚取り装置31によ
り1枚の板材Wを取り上げる。エレベータ41により空
のパレット5を一枚取り装置31の段にセットして、こ
の空のパレット5に一枚取り装置31により取り上げた
板材Wを載置し、このパレット5、あるいは初めから1
枚の板材Wのみが載せられているパレット5をエレベー
タ41により最下段に搬送してパレット交叉手段39
U、39Lに載せて、板材加工機3のパレット5を搬出
すると共に1枚の板材Wを載せたパレット5を板材加工
機3に搬入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工機等
の板材加工機に板材を搬送する板材搬送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、板材加工機に板材を供給する
装置としては、図4に示されているようなものがある。
この板材搬送装置101では、板材加工機であるレーザ
加工機103に隣接して多段の棚105を有する板材収
納棚107を備えており、最下段にはパレット109を
移動させるチェーンコンベア111が設けられている。
この板材収納棚107の外側には、上下移動自在のエレ
ベータ113が設けられており、このエレベータ113
にはパレット109を出し入れするトラバーサ115が
設けられている。
【0003】なお、レーザ加工機103はよく知られた
ものなので、詳細な説明は省略して、概略のみ説明す
る。レーザ加工機103では、門型のフレーム117が
立設されており、このフレーム117に沿ってレーザ加
工ヘッド119がY軸方向(図4中左右方向)に移動・
位置決め自在に設けられている。門型のフレーム117
の下方には、加工する板材W一枚を載置したパレット1
09を支持する加工テーブル121がX軸方向(図4中
紙面直交方向)に移動・位置決め自在に設けられてい
る。
【0004】従って、一枚のワークWを載せたパレット
109を板材収納棚107の上段に準備しておき、使用
時にエレベータ113によりパレット109を最下段に
降ろして、エレベータ113のトラバーサ115と板材
収納棚107最下段のチェーンコンベア111によりパ
レット109をレーザ加工機103に搬送する。
【0005】レーザ加工機103では、板材W一枚を載
置したパレット109を支持する加工テーブル121が
X軸方向に移動・位置決めされ、レーザ加工ヘッド11
9がY軸方向に移動・位置決めされて所望の位置に加工
を行う。加工が終わると、上述した逆の経路で加工後の
板材を載せたパレット109を、板材収納棚107の所
定位置に収容する。
【0006】また、図5に示されているように、特開平
4−169418号公報に示されている板材搬送装置1
23では、レーザ加工機125の近傍には、ロードステ
ーション127を挟んで多段の板材収納棚129が設け
られており、上段には板材Wが複数枚載置されたパレッ
ト131が収納されている。この板材収納棚129の外
側には、収納されているパレット131の出し入れを行
うエレベータ133が上下移動自在に設けられている。
また、板材収納棚129の最下段には、上下移動自在の
リフタ台車135が設けられている。
【0007】前記板材収納棚129から、ロードステー
ション127、レーザ加工機125、集積リフタ137
を跨いでガイドレール139が設けられており、このガ
イドレール139に沿ってローダ・アンローダ141が
移動自在に設けられている。このローダ・アンローダ1
41には、板材Wを一枚づつ取り上げる一枚取り装置と
してのバキュームパット143と、板材Wをすくい上げ
るフォーク145が移動自在に設けられている。
【0008】従って、加工時には、エレベータ133が
上昇してパレット131を引き出し、最下段へ降ろして
エレベータ133のトラバーサ147とリフタ台車13
5によりパレット131をバキュームパット143の下
方へ移動させる。バキュームパット143は、板材Wを
一枚取りしてレーザ加工機125に搬送して加工を行
う。加工が終わると、ローダ・アンローダ141のフォ
ーク145が板材Wをすくい上げて、集積リフタ137
に集積する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、以下のような問題がある。
【0010】先に図4において示した板材搬送装置10
1では、パレット109に板材Wを一枚づつ収納してい
るため、板材収納棚107の段数枚の板材Wしか連続加
工できないという問題がある。また、板材Wの一枚当た
りの加工時間が短いと、すぐに段数枚の板材Wの加工が
完了してしまい、全段のパレットを1個づつエレベータ
113で降ろして、作業者が加工済みの板材Wを新しい
板材Wと載せ換えねばならず作業効率が悪いという問題
がある。
【0011】また、図5において示した板材搬送装置1
23では、パレット131に積載されている板材Wが厚
板の場合には、バキュームパット143等による一枚取
りが困難であるという問題がある。また、特殊な板材W
で加工枚数が少ない場合でも、パレット131を占領し
てしまうため、先に示した図4に示されている板材搬送
装置123と同様に、作業効率が悪いという問題があ
る。
【0012】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、多数枚ある
いは厚板の板材を連続して搬送することにより連続加工
を行うことのできる板材搬送装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の板材搬送装置は、板材収納
棚に収納された板材を隣接する板材加工機に搬送する板
材搬送装置であって、前記板材収納棚が、空のパレット
あるいは1枚の板材のみを載せたパレットを収納する段
と、複数枚の板材を積載したパレットを収納する段と、
前記パレットから1枚の板材を取り上げる一枚取り装置
が設けられている段と、最下段に設けられ前記板材加工
機に搬入するパレットと前記板材加工機から搬出される
パレットを交叉させるパレット交叉手段と、前記パレッ
トを取り出すと共に上下移動させて所望の段に収容せし
めるエレベータと、を備えてなることを特徴とするもの
である。
【0014】従って、板材加工機に加工する板材を搬送
する板材収納棚には、空のパレットあるいは1枚の板材
のみを載せたパレットを収納すると共に複数枚の板材を
積載したパレットを収納し、エレベータにより複数枚の
板材が積載されているパレットを一枚取り装置が設けら
れている段に移動させて、一枚取り装置により1枚の板
材を取り上げる。エレベータにより空のパレットを一枚
取り装置の段にセットして、この空のパレットに一枚取
り装置により取り上げた板材を載置する。この1枚の板
材が載置されたパレット、あるいは初めから1枚の板材
のみが載せられているパレットをエレベータにより最下
段に搬送してパレット交叉手段に載せる。板材加工機に
おいて板材の加工が完了したら、パレット交叉手段によ
り板材加工機のパレットを搬出すると共に、パレット交
叉手段にセットされている1枚の板材を載せたパレット
を板材加工機に搬入する。
【0015】請求項2による発明の板材搬送装置は、請
求項1記載の板材搬送装置において、前記板材加工機に
隣接して設けられた集積手段と、前記板材加工機により
加工された製品を前記集積手段に搬出するアンローダ
と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0016】従って、板材加工機において加工された製
品は、アンローダにより取り上げられて、集積手段に搬
出されて集積される。
【0017】請求項3による発明の板材搬送装置は、請
求項1記載の板材搬送装置において、前記板材収納棚
が、空のあるいは1枚の板材のみ載せたパレットを収納
する段からなる空パレットユニットと、前記一枚取り装
置が設けられている一枚取りユニットと、前記パレット
交叉手段が設けられているケージユニットと、を組み合
わせたものであることを特徴とするものである。
【0018】従って、板材収納棚は、空のあるいは1枚
の板材のみ載せたパレットを収納する段からなる空パレ
ットユニットと、前記一枚取り装置が設けられている一
枚取りユニットと、前記パレット交叉手段が設けられて
いるケージユニットとを組み合わせて構成される。
【0019】請求項4による発明の板材搬送装置は、請
求項1または3に記載の板材搬送装置において、前記パ
レット交叉手段が、上下2段のチェーンコンベアと、こ
の上下のチェーンコンベアを一体で支持するケージと、
このケージを上下移動して上下のチェーンコンベアの一
方を選択的に前記板材加工機の加工テーブルと同じ高さ
に上下移動させるリフタと、を備えてなることを特徴と
するものである。
【0020】従って、パレット交叉手段では、リフタに
よりケージを上下移動させることにより上段のチェーン
コンベアあるいは下段のチェーンコンベアを選択して、
板材加工機の加工テーブルと同じ高さ位置に位置決めし
て、パレットの搬入または搬出を行う。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1および図2には、この発明に係る板材
搬送装置1が示されている。この板材搬送装置1は、板
材加工機であるレーザ加工機3に板材Wを供給し、ある
いは加工された製品Pを搬出するものである。
【0023】この板材搬送装置1は、板材Wが載積され
たパレット5を収納する多段の板材収納棚7と、レーザ
加工機3から製品を搬出する際に使用されるアンローダ
9と、搬出された製品を集積する集積手段11を主に有
している。
【0024】レーザ加工機3はすでによく知られたもの
を使用できるので、詳細な説明は省略して、概略のみ説
明する。レーザ加工機3では、門型のフレーム13が立
設されており、このフレーム13にはY軸モータ15に
より回転されるY軸ボールネジ17が設けられており、
このY軸ボールネジ17によりレーザ光を照射するレー
ザ加工ヘッド19がY軸方向(図1中上下方向)へ移動
・位置決め自在に設けられている。
【0025】また、フレーム13の下方には加工テーブ
ル21が設けられており、X軸モータ23で回転される
X軸ボールネジ25によりX軸方向(図1中左右方向)
に移動・位置決め自在に設けられている。加工テーブル
21は、X軸方向最も左に移動した状態で、板材収納棚
7に隣接するようになっている。
【0026】従って、加工する板材Wを載置した加工テ
ーブル21をX軸モータ23およびX軸ボールネジ25
によりX軸方向に移動・位置決めし、レーザ加工ヘッド
19をY軸モータ15およびY軸ボールネジ17により
Y軸方向へ移動・位置決めして、加工を行う。
【0027】一方、板材収納棚7は、上下方向に多段
(ここでは10段)の棚27を有しており、上の4段に
は空のあるいは1枚の板材Wが載せられたパレット5が
収納され、5〜7段には複数枚の板材Wが積載されたパ
レット5が収納されている。
【0028】第8段目の棚の天井には、上下シリンダ2
9により上下する一枚取り装置としてバキュームパット
31が設けられており、さらに空のパレット5も収納で
きるようにランボード33が設けられている。
【0029】第9段目(下から2段目)の棚には、これ
からレーザ加工機3で加工される板材Wが積載されたパ
レット5を収納できるように、ランボード33が設けら
れている。
【0030】そして、最下段(すなわち第10段目)に
は、ケージ35がリフタ37により上下移動自在に設け
られている。このケージ35の内部にはパレット交叉手
段である上下2段のチェーンコンベア39U、39Lが
設けられており、リフタ37による上下移動で、上下い
ずれかのチェーンコンベア39U、39Lが後述するエ
レベータ41の搬送面およびレーザ加工機3の加工テー
ブル21の支持面と同じ高さ位置となるようになってい
る。
【0031】板材収納棚7の外側には、板材収納棚7に
収納されているパレット5を所望の棚に出し入れするた
めのエレベータ41が上下移動自在に設けられている。
このエレベータ41には前後方向(図1中紙面直交方
向)にガイドレール43が設けられており、このガイド
レール43に沿ってトラバーサ45が移動自在に設けら
れている。このトラバーサ45にはフック47が設けら
れており、パレット5に掛けてパレット5の出し入れを
行う。
【0032】前記レーザ加工機3の加工テーブル21、
および加工テーブル21に隣接して設けられている製品
集積手段11を跨いで門型のガイドフレーム49がY軸
方向に設けられている。このガイドフレーム49には、
アンローダ9がY軸方向に自走で移動自在に設けられて
いる。
【0033】アンローダ9には、上下シリンダ51を介
して複数の歯53Aを備えたフォーク53が上下移動自
在に設けられており、レーザ加工機3の加工テーブル2
1に載置されている製品をすくい上げて、製品集積手段
11に搬出することができるようになっている。
【0034】次に、図1および図2を参照して、上記構
成による動作について説明する。
【0035】まず、加工しようとする板材Wを積載して
いるパレット5をエレベータ41により板材収納棚7の
第9段目へ移動させる。そして、上下シリンダ29によ
りバキュームパット31を下降させて、パレット5上の
板材Wを一枚だけ吸着して第8段目まで吊り上げる。
【0036】エレベータ41は、第1段目〜第4段目か
ら適宜空のパレット5を取り出して第8段目まで移送
し、先に一枚取りした板材Wを第8段目に移送された空
のパレット5の上に降ろす。一方、最下段においては、
リフタ37によりケージ35を下降させて上段のチェー
ンコンベア39Uの搬送面がエレベータ41の搬送面と
同じ高さとなるようにしておく。
【0037】エレベータ41は、板材Wが載置されたパ
レット5を第8段目から引き出して、最下段の上段のチ
ェーンコンベア39Uに搬送する。この時、レーザ加工
機3においてはまだ前の板材Wが加工中であるので、リ
フタ37によりケージ35を上昇させて下段のチェーン
コンベア39Lの搬送面が、加工テーブル21およびエ
レベータ41の搬送面と同じ高さとなるようにしてお
く。
【0038】レーザ加工機3において前の板材Wの加工
が完了したら、アンローダ9の上下シリンダ51により
フォーク53を下降させて、レーザ加工機3の加工テー
ブル21と板材Wとの間にフォーク53を挿入する。上
下シリンダ29によりフォーク53を上昇させて製品P
を持ち上げ、アンローダ9をガイドフレーム49に沿っ
て移動させて製品Pを集積手段11に集積する。
【0039】一方、レーザ加工機3の加工テーブル21
上の空になったパレット5は、リフタ37を上昇させて
下段のチェーンコンベア39Lによりケージ35に搬出
され、エレベータ41により板材収納棚7の第1段〜第
4段の適宜な棚に戻される。
【0040】その後、リフタ37を下降させて、ケージ
35の上段のチェーンコンベア39Uで待機していた次
に加工する板材Wを載せたパレット5をレーザ加工機3
の加工テーブル21に搬送して加工を開始し、上述した
工程を繰り返す。なお、上下のチェーンコンベア39
U、39Lの使い方を逆にしてもよい。
【0041】以上の結果から、複数枚の板材Wを積載し
たパレット5から一枚取りして空のパレット5に載せる
と共に上下2段のチェーンコンベア39U、39Lの一
方に載せ、レーザ加工機3において加工された製品を搬
出した後の空のパレット5を上下2段のチェーンコンベ
ア39U、39Lの他方に載せて取り出した後に前記一
方のチェーンコンベア39U、39Lにより板材Wを載
せたパレット5を加工テーブル21に搬入するので、多
数枚の板材Wを積載したパレットから連続して板材Wを
レーザ加工機3に搬入することができる。これにより、
多数の板材Wの連続加工を行うことのできる。
【0042】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、上述
した発明の実施の形態は、板材Wが比較的薄く、また板
材W1枚当たりの加工所要時間が比較的短く、板材Wの
搬入出が頻繁である場合に適するが、板材Wが厚板で一
枚取り装置のバキュームパット31でパレット5から1
枚取り出すことが困難である場合や、特殊な板材Wであ
る場合には、空のパレット5をエレベータ41により最
下段に降ろした後、作業者の人手により板材Wを載せる
ようにすることにより厚板の板材Wの供給を行うことが
できる。また、この板材Wを載せたパレット5は、すぐ
にレーザ加工機3に搬入するために板材収納棚7の最下
段のケージ35内に待機させてもよいし、あるいは、後
で加工を行う場合には、一旦板材収納棚7の第1段〜第
4段に収納するようにしてもよい。また、レーザ加工機
3で加工を終えた後の板材Wは、パレット5に載置した
まま一旦板材収納棚7の第1〜第4段に戻して収納して
もよい。
【0043】また、図3に示されているように、板材収
納棚7を、ケージユニット55、一枚取りユニット5
7、空パレットユニット59、エレベータユニット61
を組み合わせて構成し、必要に応じて一枚取りユニット
57を空パレットユニット63に置きかえると、厚板加
工が多い場合や、1枚当たりの加工時間が長い場合に適
する装置となる。あるいは、図示は省略するが、空パレ
ットユニット59を段間隔の広いものに置き換え、板材
Wを積載したパレット5を収納できるようにすると、板
材Wの搬入出が頻繁である加工に適する装置となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる板材搬送装置では、板材収納棚には、空のパレット
あるいは1枚の板材のみを載せたパレットを収納すると
共に複数枚の板材を積載したパレットを収納し、エレベ
ータにより複数枚の板材が積載されているパレットを一
枚取り装置が設けられている段に移動させて、一枚取り
装置により1枚の板材を取り上げる。エレベータにより
空のパレットを一枚取り装置の段にセットして、この空
のパレットに一枚取り装置により取り上げた板材を載置
する。この1枚の板材が載置されたパレット、あるいは
初めから1枚の板材のみが載せられているパレットをエ
レベータにより最下段に搬送してパレット交叉手段に載
せる。板材加工機において板材の加工が完了したら、パ
レット交叉手段により板材加工機のパレットを搬出する
と共に、パレット交叉手段にセットされている1枚の板
材を載せたパレットを板材加工機に搬入するので、多数
枚の板材を積載したパレットから連続して1枚の板材を
板材加工機に搬入することができる。これにより、多数
の板材の連続加工を行うことのできる。また、空のパレ
ットをエレベータにより最下段に降ろした後、作業者の
人手により板材をパレットに載せるようにすれば、厚板
の板材の供給を行うこともできる。
【0045】請求項2の発明による板材搬送装置では、
板材加工機において加工された製品は、アンローダによ
り取り上げて、集積手段に搬出されて集積することがで
きる。
【0046】請求項3の発明による板材搬送装置では、
板材収納棚は、空のあるいは1枚の板材のみ載せたパレ
ットを収納する段からなる空パレットユニットと、前記
一枚取り装置が設けられている一枚取りユニットと、前
記パレット交叉手段が設けられているケージユニットか
ら構成されるので、必要に応じて、機能や性能の異なる
ユニットを組み合わせることができ、幅広い板材加工を
行うことができる。
【0047】請求項4の発明による板材搬送装置では、
パレット交叉手段は、リフタによりケージを上下移動さ
せることにより上段のチェーンコンベアあるいは下段の
チェーンコンベアを選択して、板材加工機の加工テーブ
ルと同じ高さ位置に位置決めするので、パレットの搬入
または搬出を行う短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る板材搬送装置を示す正面図であ
る。
【図2】図1中II方向から見た平面図である。
【図3】板材収納棚を構成するユニットを示す説明図で
ある。
【図4】従来の板材搬送装置を示す正面図である。
【図5】従来の別の板材搬送装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 板材搬送装置 3 レーザ加工機(板材加工機) 5 パレット 7 板材収納棚 9 アンローダ 11 集積手段 21 加工テーブル 31 バキュームパット(一枚取り装置) 35 ケージ 37 リフタ 39U、39L チェーンコンベア(パレット交叉手
段) 41 エレベータ 55 ケージユニット 57 一枚取りユニット 59 空パレットユニット W 板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 1/04 561 B65G 1/04 561

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材収納棚に収納された板材を隣接する
    板材加工機に搬送する板材搬送装置であって、前記板材
    収納棚が、空のパレットあるいは1枚の板材のみを載せ
    たパレットを収納する段と、複数枚の板材を積載したパ
    レットを収納する段と、前記パレットから1枚の板材を
    取り上げる一枚取り装置が設けられている段と、最下段
    に設けられ前記板材加工機に搬入するパレットと前記板
    材加工機から搬出されるパレットを交叉させるパレット
    交叉手段と、前記パレットを取り出すと共に上下移動さ
    せて所望の段に収容せしめるエレベータと、を備えてな
    ることを特徴とする板材搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記板材加工機に隣接して設けられた集
    積手段と、前記板材加工機により加工された製品を前記
    集積手段に搬出するアンローダと、を備えてなることを
    特徴とする請求項1記載の板材搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記板材収納棚が、空のあるいは1枚の
    板材のみ載せたパレットを収納する段からなる空パレッ
    トユニットと、前記一枚取り装置が設けられている一枚
    取りユニットと、前記パレット交叉手段が設けられてい
    るケージユニットと、を組み合わせたものであることを
    特徴とする請求項1記載の板材搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記パレット交叉手段が、上下2段のチ
    ェーンコンベアと、この上下のチェーンコンベアを一体
    で支持するケージと、このケージを上下移動して上下の
    チェーンコンベアの一方を選択的に前記板材加工機の加
    工テーブルと同じ高さに上下移動させるリフタと、を備
    えてなることを特徴とする請求項1または3に記載の板
    材搬送装置。
JP2000000338A 1999-01-11 2000-01-05 板材搬送装置 Expired - Fee Related JP4598215B2 (ja)

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