JP2001189916A - データ再生記録装置およびデータ再生記録方法 - Google Patents

データ再生記録装置およびデータ再生記録方法

Info

Publication number
JP2001189916A
JP2001189916A JP37434299A JP37434299A JP2001189916A JP 2001189916 A JP2001189916 A JP 2001189916A JP 37434299 A JP37434299 A JP 37434299A JP 37434299 A JP37434299 A JP 37434299A JP 2001189916 A JP2001189916 A JP 2001189916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drop
time
drop frame
recording
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37434299A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Takeuchi
成樹 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP37434299A priority Critical patent/JP2001189916A/ja
Publication of JP2001189916A publication Critical patent/JP2001189916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノンドロップフレームの素材とドロップフレ
ームの素材が混在していても、付加装置を設けることな
く、正確に送出時間を調整する。 【解決手段】 システム制御部6は、VTR3に挿入さ
れているテープの音声・映像信号をハードディスク装置
15−1〜15−5に保存する場合、VTR3に現在挿
入されているテープがノンドロップフレームであるか、
ドロップフレームであるかを判別し、判別結果をバック
アップ機能付きメモリ16のクリップ管理テーブルにド
ロップ属性として記憶する。また、システム制御部6
は、ハードディスク装置15−1〜15−5に保存され
ている音声・映像データを再生する場合、再生しようと
している音声・映像データに対応付けて、バックアップ
機能付きメモリ16のクリップ管理テーブルに記憶され
たドロップ属性に従って、再生時間を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCATV
(Cable Television)放送において番組の合間にコマー
シャル(CM)映像を挿入するCMインサーション装置
やビル側面の大型映像装置にCMを送出するといったビ
ルボードシステムに用いて好適なデータ再生記録装置お
よびデータ再生記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CMインサーションシステムやビ
ルボードシステムにおいては、CM用のビデオソースを
VTRから入力し、MPEG(Moving Picture Expert
Group)規格に基づいてエンコードしてデータ再生記録
装置のハードディスク装置に予め保存しておき、再生時
に、保存しておいた音声・映像データを所定のタイミン
グで切り換えながら送出することで、番組の合間にCM
を挿入するようになっていた。
【0003】ここで、図6は、従来技術によるCMイン
サーションシステムの略構成を示すブロック図である。
図において、コンピュータ(パーソナルコンピュータや
ワークステーションなど)1は、ビデオサーバ2にコマ
ンドC1を送出することにより制御し、VTR3からの
音声・映像信号をエンコードしてハードディスク装置へ
記録させたり、ハードディスク装置から音声・映像デー
タを読み出してデコードして送出させたりする。
【0004】ビデオサーバ2は、コンピュータ1から、
図7に示すように、エンコード開始タイムコードおよび
エンコード終了タイムコードが記述されたエンコード命
令を受けると、VTR3を制御信号C2により制御し、
上記エンコード開始タイムコードからエンコード終了タ
イムコードまでの音声・映像データをエンコードしてハ
ードディスク装置へ記録する。また、ビデオサーバ2
は、デコード命令を受けると、ハードディスク装置に記
録されている音声・映像データを読み出してデコード
し、出力V/A1または出力V/A2から送出する。図
示の例では、2つの出力ポートを有しており、例えば、
出力V/A1から番組の音声・映像データを送出し、出
力V/A2からCMの音声・映像データを送出するよう
になっている。スイッチャ4は、2つの出力V/A1,
V/A2からの音声・映像データをコンピュータ1から
のコマンドC3に従って切り換えて出力V/A3から送
出する。
【0005】上記CMインサーションシステムにおいて
は、再生時には、2つの出力V/A1,V/A2からの
デコードされた音声・映像データを、コンピュータ1か
らの制御に従ってスイッチャ4により切り換えることに
より、番組の音声・映像データの間にCMの音声・映像
データを挿入し、途切れることなく連続的な音声・映像
データとして出力V/A3から出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTR3の
素材にはタイムコードが記録されているが、タイムコー
ドには、ドロップフレームまたはノンドロップフレーム
の2種類のモードがある。フレームレートは、NTSC
(National Television System Committee)方式の場
合、正確には、29.97フレーム/秒であるが、簡略
化して30フレーム/秒としてタイムコードを管理する
ことがある。このように、30フレーム/秒でフレーム
レートを管理すると、実時間との間に誤差が生じる。そ
こで、該誤差を補正するために、タイムコードをドロッ
プするドロップフレームモードが存在する。これに対し
て、例えば民生用など、実時間との誤差を無視可能な場
合には、誤差を補正せず、30フレーム/秒でフレーム
レートを管理するノンドロップフレームモードも存在す
る。したがって、データ再生記録装置のハードディスク
装置には、素材(ビデオテープ)の記録モードに応じ
て、ドロップフレームまたはノンドロップフレームで記
録されることになる。
【0007】また、CMインサーションシステムでは、
VTR3のテープに記録されているタイムコードがドロ
ップフレームであるかノンドロップフレームであるかを
気にすることなく、エンコード開始点とエンコード終了
点を指定し、開始点と終了点の差分の時間だけ音声・映
像データを送出することを可能としている。例えば、開
始タイムコード「00:01:10:00」、終了タイ
ムコード「00:11:10:00」と指定した場合、
利用者は、「00:11:10:00」−「00:0
1:10:00」=10分の間、音声・映像データが再
生されることを期待している。
【0008】しかしながら、ノンドロップフレームの素
材の場合、実際の時間で、10分0秒18フレーム分、
エンコードされてしまうため、ノンドロップフレームの
素材とドロップフレームの素材とを比較した場合、図8
に示すように、ノンドロップフレームの素材の再生時に
は、送出時間が希望するものよりも、ドロップしない時
間分(図示の例では18フレーム分)長くなってしま
う。したがって、ノンドロップフレームの素材およびド
ロップフレームの素材を混在させて連続再生していった
場合には、図9に示すように、ノンドロップフレームの
素材の各々におけるドロップしない時間を累算した時間
分、図示の例では、36フレーム分長くなってしまい、
再生時間が長くなればなるほど、その誤差は顕著にな
る。
【0009】そこで、従来のCMインサーションシステ
ムでは、図6に示すスイッチャ4により、図10に示す
ように、ドロップしない時間分を考慮して、出力V/A
1のノンドロップフレームの音声・映像データから出力
∨/A2のノンドロップフレームの音声・映像データへ
切り換えることにより、送出時間を調整していた。しか
しながら、従来技術では、スイッチャ4を設ける必要が
あるため、制御が複雑になり、制御装置であるコンピュ
ータの負担が大きくなるとともに、コストアップにつな
がるという問題があった。
【0010】そこで本発明は、ノンドロップフレームの
素材とドロップフレームの素材が混在していても、スイ
ッチャなどの付加装置を設けることなく、正確に送出時
間を調整することができるデータ再生記録装置およびデ
ータ再生記録方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明によるデータ再生記録装置は、ビデオ
情報を記憶媒体に記憶するとともに、記憶されたビデオ
情報を再生して送出するデータ再生記録装置において、
前記ビデオ情報のタイムコードがノンドロップフレーム
方式で記録されたかドロップフレーム方式で記録された
かを検知する記録方式検知手段と、前記記録方式検知手
段により検知された記録方式をドロップ属性として記憶
するドロップ属性記憶手段と、前記ドロップ属性記憶手
段に記憶されている記録方式に従って、前記ビデオ情報
の再生時間を調整する再生時間調整手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0012】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載のデータ再生記録装置に
おいて、前記再生時間調整手段は、前記ビデオ情報のタ
イムコードがドロップフレーム方式で記録されたもので
ある場合、記録時間をそのまま再生時間とし、前記ビデ
オ情報がノンドロップフレーム方式で記録されたもので
ある場合、記録時にドロップされなかったフレーム分だ
け再生時間を短縮するするようにしてもよい。
【0013】また、上記目的達成のため、請求項3記載
の発明によるデータ再生記録方法は、ビデオ情報を記憶
媒体に記憶するとともに、記憶されたビデオ情報を再生
して送出するデータ再生記録方法において、前記ビデオ
情報のタイムコードがノンドロップフレーム方式で記録
されたかドロップフレーム方式で記録されたかを検知す
るステップと、前記検知ステップにより検知された記録
方式をドロップ属性として記憶するステップと、前記記
憶ステップで記憶された記録方式に従って、前記ビデオ
情報の再生時間を調整するステップとを有することを特
徴とする。
【0014】本発明では、記憶媒体にビデオ情報を記憶
する際に、前記ビデオ情報のタイムコードがノンドロッ
プフレーム方式で記録されたかドロップフレーム方式で
記録されたかを記録方式検知手段により検知し、該検知
された記録方式をドロップ属性としてドロップ属性記憶
手段に記憶しておき、記憶媒体に記憶されたビデオ情報
を再生する際に、再生時間調整手段によって、前記ドロ
ップ属性記憶手段に記憶されている記録方式に従って、
前記ビデオ情報の再生時間を調整する。したがって、タ
イムコードがノンドロップフレームの素材とドロップフ
レームの素材が混在していても、スイッチャなどの付加
装置を設けることなく、正確に送出時間を調整すること
が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.実施形態 A−1.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。図において、システム制御部6は、コンビュータ1
からのコマンドに従って、ビデオサーバ全体を制御し、
VTR3からの音声・映像データのエンコードおよびハ
ードディスク装置(HDD)15−1〜15−5への保
存、ハードディスク装置15−1〜15−5の音声・映
像データのデコードおよび送出を実行させるものであ
る。時分割制御部7は、HDD制御部14を介してハー
ドディスク装置15−1〜15−5から供給されるエン
コードされた音声・映像データを時分割多重し、ビット
ストリームデータとしてデータバス9を介してそれぞれ
のチャンネルに対応したA/Vデコーダ部10,11に
送出する。A/Vデコード部10,11は、ビットスト
リームデータをデコードし、アナログまたはデジタルの
映像信号および音声信号としてサーバから出力する。な
お、図示の例では、A/Vデコーダ部10,11は、2
チャネル分しか備えられていないが、2チャンネル以上
あってもよいことは言うまでもない。
【0016】A/Vエンコード部12は、コンピュータ
1からのコマンドに従って、VTR3からの映像および
音声信号をエンコードする。このエンコードデータは、
データバス9、時分割多重制御部7を介して、HDD制
御部14により15−1〜15−5へ保存される。ぺリ
フェラルデバイス制御部13は、上記A/Vエンコード
部12によるエンコード処理に同期させてVTR3を制
御し、VTR3からの映像信号および音声信号を当該ビ
デオサーバ5へ入力させる。HDD制御部14は、ハー
ドディスク装置15−1〜15−5と時分割多重制御部
7との間でエンコードされた音声・映像データの授受を
行うものである。
【0017】バックアップ機能付きメモリ16は、図示
しないバッテリによりバックアップされたメモリであ
り、ハードディスク装置15−1〜15−5に保存され
た音声・映像データ毎に、その音声・映像データがノン
ドロップフレームであるか、ドロップフレームであるか
を示すドロップ属性が書き込まれたクリップ管理テーブ
ルを備えている。VTR3からの映像および音声信号を
エンコードしてハードディスク装置15−1〜15−5
に記録する際に、テープに記録されたタイムコードの所
定のビットを参照することで、ノンドロップフレームで
あるか、ドロップフレームであるかを判別するようにな
っている。上記ドロップ属性は、再生時にシステム制御
部2によって読み出されて参照され、再生する音声・映
像データがドロップフレームによるものか、ノンドロッ
プフレームによるものかを判別する際に用いられる。
【0018】図2は、本実施形態のバックアップ機能付
きメモリ16のクリップ管理テーブルに書き込まれる管
理情報の一例を示す概念図である。クリップ管理テーブ
ルには、各音声・映像データ毎に、音声・映像データを
識別するためのファイルID(FileID)、内容を示すタ
イトル(Title)、ノンドロップフレームであるか、ド
ロップフレームであるかを示すドロップ属性(Drop/Non
Drop)、エンコード開始点のタイムコード(In_TimeCod
e)が記憶されている。
【0019】A−2.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。 (1)エンコード記像時の動作 図3は、本実施形態のビデオサーバ5によるエンコード
記録時の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、システム制御部6は、ステップS10で、ハード
ディスク装置15−1〜15−5への記録を開始する前
に、ペリファラレルデバイス制御部13によって、VT
R3をエンコード開始点(In点)の少し前(数秒前)
に巻き戻してから、VTR3を再生させる。次に、ステ
ップS12で、テープに記録されているタイムコードを
検知し、該タイムコードがエンコード開始点に達したか
否かを判断し、エンコード開始点に達するまで待機す
る。そして、エンコード開始点まで再生されると、ステ
ップS14へ進み、VTR3からの音声信号および映像
信号をA/Vエンコード部12によりエンコードし、H
DD制御部14により、ハードディスク装置15−1〜
15−5への記録を開始する。該記録過程においては、
ステップS16で、VRT3のタイムコードを検知し、
そのタイムコードがエンコード終了点に達したか否かを
判断し、エンコード終了点に達するまで記録を継続す
る。そして、エンコード終了点に達すると、ステップS
18へ進み、ハードディスク装置15−1〜15−5へ
の音声・映像データの記録を終了する。
【0020】次に、ステップS20で、VTR3に現在
挿入されているテープのドロップ属性を問い合わせし、
ノンドロップフレームであるか、ドロップフレームであ
るかを判断する。そして、ドロップフレームである場合
には、ステップS22へ進み、バックアップ機能付きメ
モリ16のクリップ管理テーブルにおける該音声・映像
データのドロップ属性を「ドロップ」とする。続いて、
ステップS24で、音声・映像データのタイトルを、バ
ックアップ機能付きメモリ16のクリップ管理テーブル
へ書き込み、当該処理を終了する。
【0021】一方、ノンドロップフレームである場合に
は、ステップS26へ進み、バックアップ機能付きメモ
リ16のクリップ管理テーブルにおける当該音声・映像
データのドロップ属性を「ノンドロップ」とする。続い
て、ステップS24で、当該音声・映像データのタイト
ルを、バックアップ機能付きメモリ16のクリップ管理
テーブルへ書き込み、当該処理を終了する。バックアッ
プ機能付きメモリ16のクリップ管理テーブルに書き込
まれた管理情報は、音声・映像データがハードディスク
装置15−1〜15−5に書き込まれてから消去される
まで管理される。
【0022】(2)連続送出時の動作 図4は、本実施形態のビデオサーバ5による連続送出時
の動作を説明するためのフローチャートである。まず、
ステップS30で、再生すべき音声・映像データに対応
するドロップ属性を、バックアップ機能付きメモリ16
のクリップ管理テーブルから読み出し、ノンドロップの
テープからエンコードしたものであるか否かを判断す
る。そして、ドロップ属性がノンドロップであれば、ス
テップS32で、図5に示すように、ノンドロップフレ
ームの音声・映像データを再生する際に、余分な部分
(斜線部分)を再生しないように、記録された時間を補
正して再生管理用カウンタに設定する。例えば、図5に
示す例では、10分の再生において、18フレーム分短
くなるような値を設定する。一方、ドロップ属性がドロ
ップフレームであれぱ、ステップS34へ進み、補正を
行わず、記録された時間をそのまま再生管理用カウンタ
に設定する。
【0023】次に、ステップS36で、再生カウンタに
従って、A/Vデコード部10,11のいずれかで再生
を続ける。そして、再生が終了すると、ステップS38
で、再生すべき次の音声・映像データがあるか否かを判
断し、次の音声・映像データがあれば、ステップS30
へ戻り、上述したステップS30〜S38を繰り返し実
行し、音声・映像データの連続再生を行う。この結果、
図5に示す例では、最初のドロップフレームの音声・映
像データに対しては、そのまま10分間再生される。次
のノンドロップフレームの音声・映像データに対して
は、タイムコードで18フレーム分短い時間だけ再生さ
れる。この結果、実際の時間ではちょうど10分間再生
される。同様に、次のドロップフレームの音声・映像デ
ータに対しては、そのまま10分間再生された後、次の
ノンドロップフレームの音声・映像データに対しては、
タイムコードで18フレーム分短い時間だけ再生され
る。したがって、本実施形態によれば、ノンドロップフ
レームの素材とドロップフレームの素材が混在していて
も、付加装置を設けることなく、全体の再生時間を、オ
ペレータが意図した再生時間である40分に正確に一致
させることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、記憶媒体
にビデオ情報を記憶する際に、前記ビデオ情報のタイム
コードがノンドロップフレーム方式で記録されたかドロ
ップフレーム方式で記録されたかを記録方式検知手段に
より検知し、該検知された記録方式をドロップ属性とし
てドロップ属性記憶手段に記憶しておき、記憶媒体に記
憶されたビデオ情報を再生する際に、再生時間調整手段
によって、前記ドロップ属性記憶手段に記憶されている
記録方式に従って、前記ビデオ情報の再生時間を調整す
るようにしたので、ノンドロップフレームの素材とドロ
ップフレームの素材が混在していても、スイッチャなど
の付加装置を設けることなく、正確に送出時間を調整す
ることができるという利点が得られる。ゆえに、素材が
ドロップ、ノンドロップであっても、気にすることな
く、タイムコードにより、エンコード開始点、エンコー
ド終了点を指示するだけで、送出時間を希望通りのもの
とできるという利点が得られる。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、前記
再生時間調整手段によって、前記ビデオ情報のタイムコ
ードがドロップフレーム方式で記録されたものである場
合、記録時間をそのまま再生時間とし、前記ビデオ情報
のタイムコードがノンドロップフレーム方式で記録され
たものである場合、記録時にドロップされなかったフレ
ーム分だけ再生時間を短縮して、再生するようにしたの
で、ノンドロップフレームの素材とドロップフレームの
素材が混在していても、スイッチャなどの付加装置を設
けることなく、正確に送出時間を調整することができる
という利点が得られる。
【0026】また、請求項3記載の発明によれば、記憶
媒体にビデオ情報を記憶する際に、前記ビデオ情報のタ
イムコードがノンドロップフレーム方式で記録されたか
ドロップフレーム方式で記録されたかを検知し、該検知
された記録方式をドロップ属性として記憶しておき、ビ
デオ情報を再生する際に、記憶しておいた該ビデオ情報
の記録方式に従って、前記ビデオ情報の再生時間を調整
するようにしたので、ノンドロップフレームの素材とド
ロップフレームの素材が混在していても、スイッチャな
どの付加装置を設けることなく、正確に送出時間を調整
することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるビデオサーバの構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施形態のバックアップ機能付きメモリのク
リップ管理テーブルに書き込まれる管理情報の一例を示
す概念図である。
【図3】本実施形態のビデオサーバによるエンコード記
録時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本実施形態のビデオサーバによる連続送出時の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本実施形態の動作により、連続再生された場合
の様子を示す概念図である。
【図6】従来技術によるCMインサーションンシステム
の略構成を示すブロック図である。
【図7】コンピュータからビデオサーバへ供給されるエ
ンコード命令を示す概念図である。
【図8】ノンドロップフレームの素材とドロップフレー
ムの素材とを再生した場合の再生時間の違いを説明する
ための概念図である。
【図9】ノンドロップフレームの素材とドロップフレー
ムの素材とを混在させて連続再生した場合の再生時間の
違いを説明するための概念図である。
【図10】従来技術によるCMインサーションンシステ
ムにおいて、スイッチャを用いてノンドロップフレーム
の素材とドロップフレームの素材とを連続再生する様子
を示す概念図である。
【符号の説明】
1……コンピュータ、3……VTR、5……ビデオサー
バ、6……システム制御部(記録方式検知手段、再生時
間調整手段)、7……時分割多重制御部、8,9……デ
ータバス、10,11……A/Vでコード部、12……
A/Vエンコード部、13……ペリフェラルデバイス制
御部、14……HDD制御部、15−1〜15−5……
ハードディスク装置、16……バックアップ機能付きメ
モリ(ドロップ属性記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ情報を記憶媒体に記憶するととも
    に、記憶されたビデオ情報を再生して送出するデータ再
    生記録装置において、 前記ビデオ情報のタイムコードがノンドロップフレーム
    方式で記録されたかドロップフレーム方式で記録された
    かを検知する記録方式検知手段と、 前記記録方式検知手段により検知された記録方式をドロ
    ップ属性として記憶するドロップ属性記憶手段と、 前記ドロップ属性記憶手段に記憶されている記録方式に
    従って、前記ビデオ情報の再生時間を調整する再生時間
    調整手段とを具備することを特徴とするデータ再生記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記再生時間調整手段は、 前記ビデオ情報のタイムコードがドロップフレーム方式
    で記録されたものである場合、記録時間をそのまま再生
    時間とし、前記ビデオ情報のタイムコードがノンドロッ
    プフレーム方式で記録されたものである場合、記録時に
    ドロップされなかったフレーム分だけ再生時間を短縮す
    ることを特徴とすることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ再生記録装置。
  3. 【請求項3】 ビデオ情報を記憶媒体に記憶するととも
    に、記憶されたビデオ情報を再生して送出するデータ再
    生記録方法において、 前記ビデオ情報のタイムコードがノンドロップフレーム
    方式で記録されたかドロップフレーム方式で記録された
    かを検知するステップと、 前記検知ステップにより検知された記録方式をドロップ
    属性として記憶するステップと、 前記記憶ステップで記憶された記録方式に従って、前記
    ビデオ情報の再生時間を調整するステップとを有するこ
    とを特徴とするデータ再生記録方法。
JP37434299A 1999-12-28 1999-12-28 データ再生記録装置およびデータ再生記録方法 Pending JP2001189916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37434299A JP2001189916A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 データ再生記録装置およびデータ再生記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37434299A JP2001189916A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 データ再生記録装置およびデータ再生記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001189916A true JP2001189916A (ja) 2001-07-10

Family

ID=18503690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37434299A Pending JP2001189916A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 データ再生記録装置およびデータ再生記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001189916A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3355825B2 (ja) 放送受信記録装置
EP0726574B1 (en) Apparatus and method for recording and reproducing data
JPH0998362A (ja) マルチメディア通信システム
KR20010092315A (ko) 화질 조정 방법 및 화질 조정 장치
JPH11155128A (ja) 映像情報の記録再生システム及び同システムに適用する映像編集方法
JP4297080B2 (ja) 再生装置および制御方法
JP3997323B2 (ja) ダビング装置
JP2002109825A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JP2000069414A (ja) 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、cm検出方法
JP2001189916A (ja) データ再生記録装置およびデータ再生記録方法
JPH11185317A (ja) ディジタルデータ記録再生方法および装置、ディジタルデータ記録方法および装置、ディジタルデータ再生方法および装置
JP4005505B2 (ja) 情報記録媒体のプログラム仕様情報提供方法
JP2000200465A (ja) オ―ディオ信号処理装置
JP4168514B2 (ja) 動画像再生方法
US7203012B2 (en) Signal processing apparatus
JPH02165490A (ja) 再生装置
JP2003319280A (ja) ディジタル放送受信システム
JP3126030U (ja) 複合型記録再生装置
JPH05314728A (ja) 磁気記録媒体の自動編集システムおよび部分再生システム
US20050027937A1 (en) Information recording apparatus, information recording method, information recording program and information recording medium on which the information recording program is recorded
JPH11317058A (ja) 再生装置及び記録再生装置
JP2002135728A (ja) 録画再生装置
JP3755486B2 (ja) 放送記録再生装置および放送記録再生方法
JP3815025B2 (ja) ビデオ情報記録再生装置および方法、並びに情報記録媒体
JP3775505B2 (ja) 複合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060302

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060302

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080916

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081024

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081118