JP2001189547A - 電極形成方法及び装置 - Google Patents

電極形成方法及び装置

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JP2001189547A
JP2001189547A JP2000000407A JP2000000407A JP2001189547A JP 2001189547 A JP2001189547 A JP 2001189547A JP 2000000407 A JP2000000407 A JP 2000000407A JP 2000000407 A JP2000000407 A JP 2000000407A JP 2001189547 A JP2001189547 A JP 2001189547A
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Japan
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electrode
forming
female mold
prototype
molding
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JP2000000407A
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Inventor
Shingen Kinoshita
真言 木下
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Ricoh Microelectronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼成体が形成される絶縁性基板上に、形成位
置精度の高い電極を容易且つ安価に形成することができ
る電極形成方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 成形用雌型100の、PDPの背面板2
の電極形成部位と対向する部位に、背面電極4の原材料
としての導電材層4Aを形成し、背面板2上に導電材層
4Aが密着するように成形用雌型100を載置した状態
で、該成形用雌型100の型溝100a内に、バリアリ
ブ6の原材料となるセラミックペースト12を充填し
て、バリアリブ6の原型体6Aを形成した後、該原型体
6A及び導電材層4Aを、焼成炉200内で成形用雌型
100とともに燃焼して、該原型体6A及び導電材層4
Aを焼成するとともに、可燃性材料からなる成形用雌型
100を焼失させる。これにより、焼成時の熱ストレス
によって、背面電極4の形成位置とバリアリブ6の形成
位置とに位置ズレが発生することがなくなり、背面板2
上に形成位置精度の高い背面電極4が容易且つ安価に形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルの背面ガラス基板や表面ガラス基板、あるい
は、静電アクチュエータの固定子などのような絶縁性基
板に電極を形成する電極形成方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(以下、
[PDP]という)の背面ガラス基板(以下、「背面
板」という)には、複数の放電セルの放電空間を仕切る
ためのバリアリブが設けられている。該バリアリブは、
通常、セラミックペーストなどを焼成した焼成体で形成
されている。また、PDPの表面ガラス基板(以下、
「表面板」という)及び背面板には、Ni,Al,A
u,Agなどの導電材からなる陰極及び陽極としての電
極が形成されている。
【0003】カラーPDPは、原理的には、カラー蛍光
灯を微小化してアレイ状に配列したもので、該蛍光灯に
相当する放電セルの放電空間を上記バリアリブで仕切る
ことによって形成したものである。このPDPは、図6
(a)に示すようなDC型と、図6(b)、(c)に示
すようなAC型とに大別され、また、主流になりつつあ
るAC型のPDPには、図6(b)に示すような対向放
電型と、図6(c)に示すような面放電型との2種類が
ある。
【0004】DC型のPDPは、図6(a)に示すよう
に、表面板1に対して所定の高さの放電空間を隔てて対
向配置された背面板2、ITOもしくはSnOをフォ
トエッチング法もしくはリフトオフ法により表面板1の
内面に製膜(パターニング)して設けた陰極としての透
明な表面電極3、Agペーストなどのペースト状の導電
剤を印刷法やフォトエッチング法などにより背面板2の
内面に製膜(パターニング)して設けた陽極としての背
面電極4、背面板に塗布され紫外線によりRGBの3原
色を発光する発光体5、表面板1と背面板2との間の放
電空間をセル状に仕切るためのバリアリブ6、表面電極
3と背面電極4とに直流電圧を印加して表面電極3と背
面電極4との間で放電現象を生じさせることにより表面
板1と背面板2との間の放電空間に封入した水銀ガスに
固有の紫外線を発光させる直流電源7などで構成されて
いる。このDC型のPDPは、表面電極3及び背面電極
4が放電空間に露出しているため、気体イオンによって
該電極がスパッタされ飛散してなくなったり、飛散した
陰極材料が蛍光体5の上に堆積して蛍光体5への紫外線
照射を遮ってしまったりして、寿命が低下する不具合が
ある。
【0005】AC型のPDPは、上記DC型のPDPの
不具合を解消するために、図6(b)、(c)に示すよ
うに、表面電極3及び背面電極4を、誘電体層8と酸化
マグネシウム(MgO)からなる保護層9とで覆って、
放電空間に直接露出しないように構成したものである。
このAC型のPDPの放電は、絶縁物である保護層9の
表面を介して行われるため、交流電源10により行われ
る。つまり、電子回路的には、DC型のPDPをコンデ
ンサを通して駆動するのと同じである。また、酸化マグ
ネシウム(MgO)からなる保護層9は、DC型のPD
Pの陰極の役目をする他、余分な放電電流を抑えたり、
一旦点弧した放電を維持するメモリ機能などの役割を果
たす。なお、図6(b)に示す対向放電型のPDPは、
陰極と陽極との2本の電極を、表面電極3及び背面電極
4として上下対向させて配置したもので、図6(c)に
示す面放電型のPDPは、陰極と陽極とからなる2本の
表面電極3a、3bを、表面板1の内面にほぼ平行に並
べて配置したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のPD
Pにおいては、その背面板2に背面電極4及びバリアリ
ブ6を形成する場合、一般的に、背面電極4を背面板2
に形成した後、この背面電極4が形成された背面板2上
にバリアリブ6を形成している。このように、従来のP
DPでは、その背面電極4とバリアリブ6とが、それぞ
れ独自の加工工程により別々に形成されるため、この背
面電極4の形成位置とバリアリブ6の形成位置とに位置
ズレが発生する虞があった。この位置ズレを解消するに
は、背面電極4の形成位置とバリアリブ6の形成位置と
を厳密に位置合わせする必要があるため、極めて高度な
位置決め技術や高精度な位置決め装置が必要となる。
【0007】しかし、この背面電極4の形成位置とバリ
アリブ6の形成位置とは、該バリアリブ6及び背面板4
が焼成される際の熱ストレスによって、狂いが生じる可
能性が高いため、例え高精度な位置決め装置を用いて高
度な技術を駆使したとしても、それぞれの形成位置の位
置ズレを完全に解消することは難しい。また、上述のよ
うに、背面電極4とバリアリブ6とを、それぞれ独自の
加工工程により別々に形成した場合には、加工工数が多
くなるため、PDPの低コスト化実現の障碍ともなる。
【0008】なお、ここでは、焼成体としてのバリアリ
ブ6が形成されるPDPの背面板2上に、背面電極4を
形成する場合について述べたが、上述のような課題は、
例えば、静電アクチュエータの固定子を焼成体で形成
し、この焼成体からなる固定子に電極を形成する場合で
も生じる。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、焼成体が形成される
絶縁性基板上に、形成位置精度の高い電極を容易且つ安
価に形成することができる電極形成方法及び装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、焼成体が形成される絶縁性基板
に電極を形成する電極形成方法であって、上記焼成体を
象った型溝を有する可燃性材料で形成した成形用雌型
の、上記絶縁性基板の電極形成部位と対向する部位に、
上記電極の原材料としての導電材層を形成した後、該絶
縁性基板上に該導電材層が密着するように該成形用雌型
を載置した状態で、該型成形用雌型の型溝内に該焼成体
の原材料を充填して該絶縁性基板上に焼成体の原型体を
成形し、該成形用雌型と一体の状態で該原型体に対する
焼成処理を行って該成形用雌型を焼失させるとともに該
絶縁性基板上に該焼成体及び該電極を焼成することを特
徴とするものである。
【0011】この電極形成方法においては、まず、焼成
体を象った型溝を有する可燃性材料で形成した成形用雌
型の、絶縁性基板の電極形成部位と対向する部位に、電
極の原材料としての導電材層が形成される。その後、該
絶縁性基板上に該導電材層が密着するように該成形用雌
型が載置された状態で、該型成形用雌型の型溝内に該焼
成体の原材料が充填されて、該絶縁性基板上に焼成体の
原型体が成形される。次いで、該成形用雌型と一体の状
態で該原型体に対する焼成処理が行われる。これによ
り、該成形用雌型が焼失されるとともに該絶縁性基板上
に該焼成体及び該電極が焼成される。つまり、この電極
形成方法においては、電極の原材料としての導電材層が
形成された成形用雌型の型溝内に、該焼成体の原材料が
充填された状態で、該原型体及び導電材層が同時に焼成
される。このように、この電極形成方法においては、該
原型体及び導電材層が成形用雌型の型溝により支承され
た状態で、該原型体と導電材層とが一度の焼成工程によ
り絶縁性基板上に同時に焼成されるので、焼成時の熱ス
トレスによって、該電極の形成位置と該焼成体の形成位
置とに位置ズレが発生することがなくなる。従って、こ
の電極形成方法においては、電極の形成位置と焼成体の
形成位置との厳密な位置合わせを行うことなく、焼成体
が形成される絶縁性基板上に、形成位置精度の高い電極
を容易且つ安価に形成することができる。また、この電
極形成方法では、該原型体を成形用雌型の型溝から型抜
きする必要がないので、該型抜きにより原型体が変形し
たり欠損したりすることがなく、該原型体を高精度且つ
容易に形成できる。更に、この電極形成方法によれば、
原型体を乾燥又は固化あるいは焼成する際に、該原型体
が成形用雌型の型溝により支承された状態となるので、
該原型体の変形(歪み)やひび割れの発生が減少され、
焼成時の歩留まりが向上される。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の電極形成方
法において、上記電極の原材料としての導電材層が、ペ
ースト状の導電剤からなることを特徴とするものであ
る。
【0013】この電極形成方法においては、上記成形用
雌型にペースト状の導電剤を印刷又は塗布して形成され
た導電材層が焼成されることにより、上記絶縁性基板の
所定の位置に電極が形成される。このように、上記成形
用雌型に形成される導電材層をペースト状の導電剤で形
成することにより、周知の印刷法や塗布などにより該導
電剤層を極めて容易に形成することができる。また、該
ペースト状の導電剤のバインダーとして、接着力の高い
バインダーを用いることにより、上記絶縁性基板と電極
との接着性を向上させることが可能になる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2の電極
形成方法において、上記原型体を焼成する焼成炉内に窒
素を導入して該原型体及び上記導電材層を窒素雰囲気中
で焼成した後、該焼成炉内に酸素を導入して上記成形用
雌型を焼失させることを特徴とするものである。
【0015】この電極形成方法においては、上記原型体
及び導電材層が窒素雰囲気中で焼成され、その後、該窒
素雰囲気中に酸素が導入されることによって上記成形用
雌型が焼失される。つまり、該原型体及び導電材層の焼
成が完了するまで、該原型体及び導電材層が成形用雌型
の型溝によって支承された状態となる。これにより、原
型体及び導電材層の焼成時に成形用雌型が先に焼失され
て、該成形用雌型による原型体及び導電材層の支承機能
が損なわれることがなくなり、該原型体及び導電材層の
焼成時における変形(歪み)やひび割れの発生が大幅に
減少され、PDPの歩留まりがより向上される。
【0016】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
電極形成方法において、上記成形用雌型をカーボンで形
成したことを特徴とするものである。
【0017】この電極形成方法においては、上記成形用
雌型がカーボンで形成されているので、該成形用雌型が
焼失される際に、原型体及び導電材層や環境に害を及ぼ
すような有害物質の発生が少なくなる。また、カーボン
からなる成形用雌型の燃焼によって、原型体及び導電材
層の焼成が助長されるので、原型体及び導電材層の焼成
にかかる燃料や時間を節約できるようになる。
【0018】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の電極形成方法において、上記焼成体の原材料が、ガ
ラス成分を含有していることを特徴とするものである。
【0019】この電極形成方法においては、上記焼成体
の原材料にガラス粒子を含有させることで、該焼成体の
原型体が乾燥する際に該原型体に変形(歪み)やひび割
れが生じても、該原型体が成形用雌型の型溝により支承
されて焼成される際に、焼成体の原材料のガラス成分が
溶融して結合することにより、該原型体に生じた変形
(歪み)やひび割れが消滅されるようになる。
【0020】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の電極形成方法において、上記成形用雌型は、焼
成体の雛形を用いて型取りしたカーボンペーストで形成
されていることを特徴とするものである。
【0021】この電極形成方法においては、焼成体の原
型体及び導電材層を焼成する度に、該成形用雌型が焼失
されてしまうため、該成形用雌型を安価な可燃性材料に
より容易に量産できるようにして、焼成体及び電極の生
産性の向上及び生産コストの低減を図ることが求められ
る。この電極形成方法においては、焼成体の雛形を用い
て型取りされたカーボンペーストによって成形用雌型が
形成されるので、該成形用雌型を安価な材料により容易
に量産することが可能になる。
【0022】請求項7の発明は、請求項1、2、3、
4、5又は6の電極形成方法において、上記焼成体は、
プラズマディスプレイパネルの放電セルを仕切るための
バリアリブであり、上記電極は、該プラズマディスプレ
イパネルの背面板上に形成される背面電極であることを
特徴とするものである。
【0023】この電極形成方法においては、上記焼成体
としてのプラズマディスプレイパネル(PDP)の放電
セルを仕切るためのバリアリブ及び電極が、成形用雌型
の型溝により支承された状態で焼成されるので、該バリ
アリブ及び電極の変形(歪み)やひび割れの発生が減少
され、PDPの歩留まりが向上される。
【0024】請求項8の発明は、焼成体が形成される絶
縁性基板に電極を形成する電極形成装置であって、上記
焼成体を象った型溝を有する可燃性材料で形成した成形
用雌型の、上記絶縁性基板の電極形成部位と対向する部
位に、上記電極の原材料としての導電材層を形成する導
電材層形成手段と、該絶縁性基板上に該導電材層が密着
するように該成形用雌型を載置した状態で、該型成形用
雌型の型溝内に該焼成体の原材料を充填して該絶縁性基
板上に焼成体の原型体を成形する原型体形成手段と、該
原型体に対する焼成処理を行って該成形用雌型を焼失さ
せるとともに該絶縁性基板上に該焼成体及び該電極を焼
成する焼成炉とを有することを特徴とするものである。
【0025】この電極形成装置においては、まず、上記
導電材層形成手段により、焼成体を象った型溝を有する
可燃性材料で形成した成形用雌型の、絶縁性基板の電極
形成部位と対向する部位に、電極の原材料としての導電
材層が形成される。その後、上記原型体形成手段によ
り、該絶縁性基板上に該導電材層が密着するように該成
形用雌型が載置された状態で、該型成形用雌型の型溝内
に該焼成体の原材料が充填されて、該絶縁性基板上に焼
成体の原型体が成形される。次いで、上記焼成炉によ
り、該原型体に対する焼成処理が行われる。これによ
り、該成形用雌型が燃焼されて焼失され、該絶縁性基板
上に該焼成体及び該電極が焼成される。つまり、この電
極形成装置においては、電極の原材料としての導電材層
が形成された成形用雌型の型溝内に、該焼成体の原材料
が充填された状態で、該原型体及び電極が同時に焼成さ
れる。このように、この電極形成装置においては、原型
体を乾燥又は固化あるいは焼成する際に、該原型体が成
形用雌型の型溝により支承された状態で、該電極と焼成
体とが一度の焼成工程により絶縁性基板上に同時に形成
されるので、焼成時の熱ストレスによって、該電極の形
成位置と該焼成体の形成位置とに位置ズレが発生するこ
とがなくなる。従って、この電極形成装置においては、
電極の形成位置と焼成体の形成位置との厳密な位置合わ
せを行うことなく、焼成体が形成される絶縁性基板上
に、形成位置精度の高い電極を容易且つ安価に形成する
ことができる。また、この電極形成装置では、該原型体
を成形用雌型の型溝から型抜きする必要がないので、該
型抜きにより原型体が変形したり欠損したりすることが
なく、該原型体を高精度且つ容易に形成できる。更に、
この電極形成装置によれば、原型体及び導電材層を焼成
する際に、該原型体及び導電材層が成形用雌型の型溝に
より支承された状態となるので、該原型体及び導電材層
の変形(歪み)やひび割れの発生が減少され、焼成時の
歩留まりが向上される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、プラズマディス
プレイパネル(PDP)の背面板2上に背面電極4を形
成する場合の電極形成方法に適用した実施形態について
説明する。図1に、本実施形態に係る電極形成方法の一
例を示す。上記背面電極4は、PDPの放電セルを仕切
るバリアリブ6を背面板2上に成形するための、可燃性
材料により作成された成形用雌型100を使用して製造
される。この成形用雌型100には、図1(a)に示す
ように、形成しようとするバリアリブ6を象った型溝1
00aが形成されている。この成形用雌型100の作成
方法については後に詳述することとする。
【0027】上記背面電極4を背面板2上に形成する手
順としては、まず、図1(a)に示すように、上記成形
用雌型100の、PDPの背面板2の電極形成部位と対
向する部位(通常は、放電セルのほぼ中央の部位)に、
背面電極4の原材料としての導電材層4Aを形成する。
この導電材層4Aは、上記成形用雌型100の所定の部
位に、例えば、スクリーンやマスクあるいはロールを用
いて、導電性ペーストを印刷あるいは塗布することによ
り、所定の厚さに形成される。また、導電性ペーストの
材料としては、Au,Ag,Ni等の導電性の高い材
料、又はAl,Cr,Ta,W等の耐スパッタリング性
の高い導電性材料が用いられる。
【0028】次いで、図1(b)に示すように、上記成
形用雌型100の型溝100aがPDPの背面板2に形
成されるバリアリブ6の形成位置に対応し、且つ、背面
板2上に上記導電材層4Aが密着するように、該成形用
雌型100を背面板2上に配設する。その後、図1
(c)に示すように、背面板2上に導電材層4Aが密着
するように成形用雌型100が載置された状態で、該成
形用雌型100の型溝100a内に、バリアリブ6の原
材料となるセラミックペースト12を、スキージングあ
るいは塗布などの方法により充填する。これにより、該
成形用雌型100の型溝100a内に充填されたセラミ
ックペースト12により、焼成体としてのバリアリブ6
の原型体6Aが形成される。
【0029】次いで、図1(d)に示すように、セラミ
ックペースト12からなるバリアリブ6の原型体6A及
び上記導電材層4Aを、焼成炉200内で成形用雌型1
00とともに焼成処理する。この焼成処理により該バリ
アリブ6の原型体6A及び導電材層4Aが焼成され、且
つ、可燃性材料からなる成形用雌型100が焼失され
る。これにより、図1(e)に示すように、背面板2上
の所定の位置に、成形用雌型100の型溝100aによ
り成形された所定の幅及び高さのバリアリブ6が焼成さ
れるとともに、該バリアリブ6により仕切られた放電セ
ルに対応する背面板2上の所定部位に背面電極4が焼成
される。
【0030】このように、本実施形態に係る電極形成方
法においては、バリアリブ6の原型体6Aが成形用雌型
100の型溝100aにより支承され、且つ、上記背面
電極4の原材料としての導電材層4Aが成形用雌型10
0に形成された状態で、該導電材層4Aと原型体6Aと
が一度の焼成工程により背面板2上に同時に焼成される
ので、焼成時の熱ストレスによって、背面電極4の形成
位置とバリアリブ6の形成位置とに位置ズレが発生する
ことがなくなる。従って、この電極形成方法において
は、背面電極4の形成位置とバリアリブ6の形成位置と
の厳密な位置合わせを行うことなく、バリアリブ6が形
成される背面板2上に、形成位置精度の高い背面電極4
を容易且つ安価に形成することができる。また、この電
極形成方法では、バリアリブ6の原型体6Aを成形用雌
型100の型溝100aから型抜きする必要がないの
で、この型抜きにより原型体6Aが変形したり欠損した
りすることがなく、該原型体6Aを高精度且つ容易に形
成できる。更に、この電極形成方法によれば、原型体6
Aを乾燥又は固化あるいは焼成する際に、該原型体6A
が成形用雌型100の型溝100aにより支承された状
態となるので、該原型体6Aの変形(歪み)やひび割れ
の発生が減少され、焼成時の歩留まりが向上される。
【0031】上記電極形成方法においては、図1(d)
に示す焼成工程において、まず、焼成炉200内に吸気
バルブ200aを通して窒素を導入して、上記原型体6
A及び上記導電材層4Aを窒素雰囲気中で焼成した後、
排気バルブ200bを通して該焼成炉200内の窒素を
排気し、次いで、焼成炉200内に他の吸気バルブ20
0cを通して酸素を導入して、上記成形用雌型100を
焼失させることが好ましい。このように、原型体6A及
び導電材層4Aを窒素雰囲気中で焼成した後、該焼成炉
200内に酸素を導入して成形用雌型100を焼失させ
ることによって、該原型体6A及び導電材層4Aの焼成
が完了するまで、該原型体6A及び導電材層4Aが成形
用雌型100によって支承された状態となる。これによ
り、原型体6A及び導電材層4Aの焼成時に成形用雌型
100が先に焼失されて、該成形用雌型100による原
型体6A及び導電材層4Aの支承機能が損なわれること
がなくなり、該原型体6A及び意導電材層4Aの変形
(歪み)やひび割れの発生が大幅に減少され、PDPの
歩留まりがより向上される。
【0032】また、上記成形用雌型100を作成するた
めの可燃性材料は、乾燥や固化により雌型としての適度
な剛性を呈し且つ燃焼により焼失されるものであれば、
例えば可燃性の樹脂など、どのようなものでもよいが、
この成形用雌型100を作成する可燃性材料としてはカ
ーボンを使用することが好ましい。すなわち、成形用雌
型100をカーボンで作成することにより、該成形用雌
型100が焼失される際に、原型体6Aや環境に害を及
ぼすような有害物質の発生が少なくなる。また、カーボ
ンからなる成形用雌型100の燃焼によって、原型体6
Aの焼成が助長されるので、原型体6Aの焼成にかかる
燃料や時間を節約することができるようになる。
【0033】また、上記背面板2上に配設された成形用
雌型100の型溝100a内に充填されるバリアリブ6
の原材料は、焼成されることによってバリアリブ6とし
ての機能や強度を呈するものであればどのようなもので
もよいが、このバリアリブ6の原材料としてはセラミッ
クペースト12のようなガラス成分を含んでいるものを
使用することが好ましい。すなわち、バリアリブ6の原
材料としてセラミックペースト12を用いた場合には、
バリアリブ6の原型体6Aが乾燥する際に該原型体6A
に変形(歪み)やひび割れが生じても、該原型体6Aが
成形用雌型100に支承されて焼成される際に、セラミ
ックペースト12のガラス成分が溶融して結合すること
により、該原型体6Aに生じた変形(歪み)やひび割れ
が消滅されるようになる。
【0034】ところで、上述の電極形成方法では、その
原型体6A及び導電材層4Aを焼成する度に、成形用雌
型100が焼失されてしまうため、該成形用雌型100
を安価な可燃性材料により容易に量産できるようにし
て、バリアリブ6及び背面電極4の生産性の向上及び生
産コストの低減を図ることが重要となる。そこで、この
電極形成方法においては、該バリアリブ6の雛形を用い
て型取りしたカーボンペーストによって成形用雌型10
0を作成するようにする。すなわち、前述したように、
成形用雌型100を作成する可燃性材料としてはカーボ
ンを使用することが好ましく、該カーボンをペースト状
にしたカーボンペーストは比較的安価で且つ容易に入手
できる。また、カーボンペーストはその取り扱いも容易
であるので、複雑且つ高価な設備も不要となる。成形用
雌型100を、バリアリブ6の雛形を用いて型取りして
形成することで、該成形用雌型100を容易に量産する
ことが可能になる。
【0035】ところで、AC型のPDPの放電セルを仕
切るバリアリブ6は、周知のように、細かなピッチのス
トライプ形状に形成されている。また、DC型のPDP
の放電セルを仕切るバリアリブ6は、細かなピッチのメ
ッシュ形状に形成されている。従って、これらのバリア
リブ6の成形用雌型100の型溝100aは、このバリ
アリブ6に対応したストライプ形状あるいはメッシュ形
状に形成される。このため、この成形用雌型100を上
記背面板2に一体的に形成する場合には、該背面板2が
該成形用雌型100の支持体として機能するので、該成
形用雌型100の型溝100aを、図1に示すような貫
通開口とすることができる。しかしながら、この成形用
雌型100を上記背面板2から分離独立して形成する場
合には、該成形用雌型100の型溝100aを貫通開口
とすると、該成形用雌型100の支持体が存在しなくな
るため、AC型のPDPの放電セルを仕切るバリアリブ
6の成形用雌型100の場合には強度が著しく低下し、
また、DC型のPDPの放電セルを仕切るバリアリブ6
の成形用雌型100の場合には型溝100a自体を形成
することができなくなる。
【0036】そこで、上述のように、上記成形用雌型1
00を上記背面板2から分離独立して形成する場合に
は、該成形用雌型100の型溝100aを、図11に示
した金型20の型溝20aのように、ハーフエッチング
形状に形成する。この型溝100aをハーフエッチング
形状に形成した、DC型のPDPの放電セルを仕切るバ
リアリブ6の成形用雌型100の一例を図2(a)に、
AC型のPDPの放電セルを仕切るバリアリブ6の成形
用雌型100の一例を図2(b)に示す。このような型
溝100aをハーフエッチング形状に形成した成形用雌
型100を用いて、背面板2上に背面電極4及びバリア
リブ6を形成する場合には、例えば、図3(a)に示す
ように、まず、該成形用雌型100の型溝100aが形
成されている面に、前述した導電材層4Aを印刷又は塗
布した後、バリアリブ6の原材料であるセラミックペー
スト12をスキージ13により該成形用雌型100の型
溝100a内に充填する。次いで、図3(b)に示すよ
うに、この成形用雌型100に印刷又は塗布した導電材
層4A及び型溝100a内に充填されたセラミックペー
スト12が背面板2の上面に密着するように、該成形用
雌型100を背面板2上に位置決めする。そして、この
状態で、図1(d)に示したように、焼成炉200内
で、成形用雌型100に印刷又は塗布した導電材層4A
及び型溝100a内に充填されたセラミックペースト1
2を焼成処理する。これにより、該導電材層4A及びバ
リアリブ6の原型体6Aであるセラミックペースト12
が焼成され且つ可燃性材料からなる成形用雌型100が
焼失される。そして、図3(c)に示すように、成形用
雌型100の型溝100aにより成形された所定の幅及
び高さのバリアリブ6が、背面板2上の所定の位置に焼
成されるとともに、該バリアリブ6により仕切られた放
電セルに対応する背面板2上の所定部位に背面電極4が
焼成される。
【0037】一方、上記バリアリブ6の形状は、台形状
であることが望ましい。すなわち、このPDPの放電セ
ルを仕切るためのバリアリブ6を台形状に形成した場合
には、図4に示すように、該バリアリブ6の壁面(側
面)に塗布された該蛍光体5の、PDPの視覚領域にお
いて直視できる面積が、バリアリブ6を矩形状に形成し
た場合よりも増大されるので、PDPの輝度を向上させ
ることができる。このような台形状のバリアリブ6は、
図5に示すように、上記成形用雌型100の型溝100
aの形状を予め台形状に形成しておくことで、容易に形
成することができる。また、このように、バリアリブ6
の形状を台形状に形成することで、その成形用雌型10
0及びバリアリブ6自体の強度も向上される。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至7の発明によれば、原型体
及び導電材層が成形用雌型の型溝により支承された状態
で、該原型体と導電材層とが一度の焼成工程により絶縁
性基板上に同時に焼成されるので、焼成時の熱ストレス
によって、該電極の形成位置と該焼成体の形成位置とに
位置ズレが発生することがなくなる。従って、この電極
形成方法においては、電極の形成位置と焼成体の形成位
置との厳密な位置合わせを行うことなく、焼成体が形成
される絶縁性基板上に、形成位置精度の高い電極を容易
且つ安価に形成することができる。また、この電極形成
方法では、該原型体及び導電材層を成形用雌型から型抜
きする必要がないので、該型抜きにより原型体及び導電
材層が変形したり欠損したりすることがなく、該原型体
及び導電材層を高精度且つ容易に形成できる。更に、こ
の電極形成方法によれば、原型体及び導電材層を焼成す
る際に、該原型体及び導電材層が成形用雌型の型溝によ
り支承された状態となるので、該原型体及び導電材層の
変形(歪み)やひび割れの発生が減少され、焼成時の歩
留まりを向上できるという優れた効果がある。
【0039】特に、請求項2の発明によれば、上記成形
用雌型に形成される導電材層をペースト状の導電剤で形
成することにより、周知の印刷法や塗布などにより該導
電剤層を極めて容易に形成することができる。また、該
ペースト状の導電剤のバインダーとして、接着力の高い
バインダーを用いることにより、上記絶縁性基板と電極
との接着性を向上させることが可能になるという優れた
効果がある。
【0040】また、請求項3の発明によれば、上記原型
体の焼成が完了するまで、該原型体が成形用雌型の型溝
によって支承された状態となるので、該原型体の焼成時
に成形用雌型が先に焼失されて、該成形用雌型の型溝に
よる原型体の支承機能が損なわれることがなくなり、該
原型体や焼成体の変形(歪み)やひび割れの発生が大幅
に減少され、PDPの歩留まりをより向上できるという
優れた効果がある。
【0041】また、請求項4の発明によれば、上記成形
用雌型がカーボンで形成されているので、該成形用雌型
が焼失される際に、原型体や環境に害を及ぼすような有
害物質の発生が少なくなる。また、カーボンからなる成
形用雌型の燃焼によって、原型体の焼成が助長されるの
で、原型体の焼成にかかる燃料や時間を節約できるよう
になるという優れた効果がある。
【0042】請求項5の発明によれば、上記焼成体の原
材料にガラス粒子を含有させることで、該焼成体の原型
体が乾燥する際に該原型体に変形(歪み)やひび割れが
生じても、該原型体が成形用雌型の型溝により支承され
て焼成される際に、焼成体の原材料のガラス成分が溶融
して結合することにより、該原型体に生じた変形(歪
み)やひび割れが消滅されるようになるという優れた効
果がある。
【0043】請求項6の発明によれば、焼成体の雛形を
用いて型取りされたカーボンペーストによって上記成形
用雌型が形成されるので、該成形用雌型を安価な材料に
より容易に量産することが可能になるという優れた効果
がある。
【0044】請求項7の発明によれば、上記焼成体とし
てのPDPの放電セルを仕切るためのバリアリブ、及
び、PDPの背面板上の背面電極が、成形用雌型の型溝
により支承された状態で焼成されるので、該バリアリブ
及び背面電極の変形(歪み)やひび割れの発生が減少さ
れ、PDPの歩留まりが向上されるという優れた効果が
ある。
【0045】請求項8の発明によれば、原型体及び導電
材層が成形用雌型の型溝により支承された状態で、該原
型体と導電材層とが一度の焼成工程により絶縁性基板上
に同時に焼成されるので、焼成時の熱ストレスによっ
て、該電極の形成位置と該焼成体の形成位置とに位置ズ
レが発生することがなくなる。従って、この電極形成装
置においては、電極の形成位置と焼成体の形成位置との
厳密な位置合わせを行うことなく、焼成体が形成される
絶縁性基板上に、形成位置精度の高い電極を容易且つ安
価に形成することができる。また、この電極形成装置で
は、該原型体及び導電材層を成形用雌型から型抜きする
必要がないので、該型抜きにより原型体及び導電材層が
変形したり欠損したりすることがなく、該原型体を高精
度且つ容易に形成できる。更に、この電極形成装置によ
れば、原型体及び導電材層を焼成する際に、該原型体及
び導電材層が成形用雌型の型溝により支承された状態と
なるので、該原型体及び導電材層の変形(歪み)やひび
割れの発生が減少され、焼成時の歩留まりを向上できる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(e)は、本発明の実施形態に係る
背面電極及びバリアリブの製造工程を示す概略工程図。
【図2】(a)は、DC型のPDPの放電セルを仕切る
バリアリブの成形用雌型の一例を示す部分斜視図。
(b)は、AC型のPDPの放電セルを仕切るバリアリ
ブの成形用雌型の一例を示す部分斜視図。
【図3】(a)乃至(c)は、本発明の実施形態に係る
背面電極及びバリアリブの他の製造工程を示す概略工程
図。
【図4】上記バリアリブを台形状に形成したPDPの概
略断面図。
【図5】上記台形状のバリアリブを形成するための成形
用雌型の概略断面図。
【図6】(a)は、従来のDC型のPDPの放電セルの
構成を示す概略断面図。(b)は、従来のAC型・対向
放電型のPDPの放電セルの構成を示す概略断面図。
(c)は、従来のAC型・面放電型のPDPの放電セル
の構成を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 表面ガラス基板(表面板) 2 背面ガラス基板(背面板) 3 表面電極 4 背面電極 4A 背面電極の原材料からなる導電材層 5 発光体 6 バリアリブ 6A バリアリブの原型体 7 直流電源 8 誘電体層 9 保護層 10 交流電源 11 スクリーン 12 セラミックペースト 13 スキージ 14 セラミック板 15 感光樹脂層 16 フィルム 17 印刷マスク 20 金型 20a 型溝 100 成形用雌型 100a 成形用雌型の型溝 200 焼成炉 200a、200c 吸気バルブ 200b 排気バルブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼成体が形成される絶縁性基板に電極を形
    成する電極形成方法であって、 上記焼成体を象った型溝を有する可燃性材料で形成した
    成形用雌型の、上記絶縁性基板の電極形成部位と対向す
    る部位に、上記電極の原材料としての導電材層を形成し
    た後、該絶縁性基板上に該導電材層が密着するように該
    成形用雌型を載置した状態で、該型成形用雌型の型溝内
    に該焼成体の原材料を充填して該絶縁性基板上に焼成体
    の原型体を成形し、該成形用雌型と一体の状態で該原型
    体に対する焼成処理を行って該成形用雌型を焼失させる
    とともに該絶縁性基板上に該焼成体及び該電極を焼成す
    ることを特徴とする電極形成方法。
  2. 【請求項2】請求項1の電極形成方法において、 上記電極の原材料としての導電材層が、ペースト状の導
    電剤からなることを特徴とする電極形成方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の電極形成方法において、 上記原型体を焼成する焼成炉内に窒素を導入して該原型
    体及び上記導電材層を窒素雰囲気中で焼成した後、該焼
    成炉内に酸素を導入して上記成形用雌型を焼失させるこ
    とを特徴とする電極形成方法。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の電極形成方法におい
    て、 上記成形用雌型をカーボンで形成したことを特徴とする
    電極形成方法。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の電極形成方法に
    おいて、 上記焼成体の原材料が、ガラス成分を含有していること
    を特徴とする電極形成方法。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の電極形成方
    法において、 上記成形用雌型は、焼成体の雛形を用いて型取りしたカ
    ーボンペーストで形成されていることを特徴とする電極
    形成方法。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6の電極形
    成方法において、 上記焼成体は、プラズマディスプレイパネルの放電セル
    を仕切るためのバリアリブであり、 上記電極は、該プラズマディスプレイパネルの背面板又
    は表面板上に形成される背面電極又は表面電極であるこ
    とを特徴とする電極形成方法。
  8. 【請求項8】焼成体が形成される絶縁性基板に電極を形
    成する電極形成装置であって、 上記焼成体を象った型溝を有する可燃性材料で形成した
    成形用雌型の、上記絶縁性基板の電極形成部位と対向す
    る部位に、上記電極の原材料としての導電材層を形成す
    る導電材層形成手段と、 該絶縁性基板上に該導電材層が密着するように該成形用
    雌型を載置した状態で、該型成形用雌型の型溝内に該焼
    成体の原材料を充填して該絶縁性基板上に焼成体の原型
    体を成形する原型体形成手段と、 該原型体に対する焼成処理を行って該成形用雌型を焼失
    させるとともに該絶縁性基板上に該焼成体及び該電極を
    焼成する焼成炉とを有することを特徴とする電極形成装
    置。
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