JP2001188959A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. ホットピッツア（Ｐ）の自動販売装置であって、その装置が冷凍区域（３）および加熱区域（４）とに分けられ、互いに分割されかつ連通しているケーシング（１）を包含していることを特徴としており、上記冷凍区域（３）が：
   −多数の予め調理されたピッツア（Ｐ）を収容するように設計された貯蔵ユニット（５）であって、ピッツアの各々は対応する密閉された容器（Ｅ）内に包装されており；
   −上記貯蔵ユニット（５）から１度に１個のピッツアを対応する容器（Ｅ）の周縁を掴むことにより取り出すためのピックアップ手段（７）と；
   −容器（Ｅ）を開くための開口手段（１３）と；
   −容器（Ｅ）からピッツア（Ｐ）を取り出すための搬送手段（１７）とを備え、
   かつ、上記加熱区域が：
   −電気オーブン（３０）と；
   −積み重ねられた使い捨てトレイ（Ｔ）のマガジン（３１）と；
   −上記搬送手段（１７）からのピッツア（Ｐ）を受け取り、それを加熱区域へ搬送してオーブン（３０）内に導入し、それからトレイマガジン（３１）の頂部上に位置するトレイ（Ｔ）上にホットピッツアを載せるように設計された可動支持手段（２５）と；
   −上記ケーシング（１）の外側の対応するトレイ（Ｔ）上にピッツア（Ｐ）を搬送するための搬送手段（３７）とを備え；
   ケーシング（１）の外側から操作され得るモーター駆動の操作手段および制御手段が、上記ピックアップ手段（７）、上記開口手段（１３）、上記搬送手段（１７）、上記可動支持手段（２５）、および上記搬送手段（３７）を予めセットされている自動サイクルにより同期して制御するために備えられていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
2. 請求項１に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
   上記ピックアップ手段（７）は、開閉可能な掴み部材（８）を備え、
   上記掴み部材は、貯蔵ユニット５の前を水平及び垂直方向に移動可能するガイド（１０、１１、１２）により支持されていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
3. 請求項２に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、上記ピックアップ手段（７）は更にトレイ支持体（４８）を備え、その支持体上方に上記掴み部材（８）が別の方法で移動でき、
   上記トレイ支持体（４８）は、上記密閉された容器（Ｅ）を横向きに引張り出すための手段（５０）を備えていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
4. 請求項３に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
   上記貯蔵ユニット（５）は、骨組（４４ａ）を備え、この骨組は多数の水平ガイド（４５）と協働する支柱を備え、上記水平ガイドは、上記密閉された容器（Ｅ）にあるピッツア（Ｐ）を摺動可能に支持するために各支柱の表面に設けてあり、上記骨組（４４ａ）は、上記ケーシング（１）の上記冷凍区域（３）から引き出すことができかつ垂直軸周りに回動し得るように装着されていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
5. 請求項１に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、上記開口手段（１３）が垂直軸周りに回動するナイフ部材（１４）を備え、当該ナイフ部材（１４）が上記容器（Ｅ）の頂部を上記容器（Ｅ）の全周よりも僅かに小さい所定角度の円形切断ラインに沿い切断するように設計されていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
6. 請求項１に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
   上記冷凍区域（３）と上記加熱区域（４）の間に閉じることの出来る連通通路（１８）が配置されていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
7. 請求項４によるホットピッツアの自動販売装置であって、
   上記冷凍区域（３）内の、上記内部連通通路（１８）の近傍に、対応する容器（Ｅ）からピッツア（Ｐ）を取り出すための上記搬送手段（１７）と協働する固定コントラスト要素（４４）を備え、
   上記搬送手段（１７）は、上記固定コントラスト要素（４４）の上方の上記冷凍区域（３）内に位置するピッツア（Ｐ）を掴む第１の位置と、上記ピッツアを可動支持手段（２５）の上方の上記加熱区域（４）内に置く第２の位置との間を水平移動するショベル（２０）と、上記ショベルと連動し、上記第２の位置において垂直方向に移動可能なコントラスト要素（２４）とを備えることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
8. 請求項１に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
   上記搬送手段（１７）は複数の掴み用アーム（５１）を備え、これらのアームは上方から上記容器（Ｅ）内に挿入され、かつピッツア（Ｐ）に下側から係合するように回すことができ、
   上記可動支持手段は、ショベル（２０）を備え、上記ショベルは上記冷凍区域（３）内で上記掴みアーム（５１）からピッツア（Ｐ）を受け取る位置と、ピッツア（Ｐ）が上記加熱区域（４）内に供給される受渡し位置との間で可動であることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
9. 請求項７に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
   上記可動支持手段（２５）は、水平（２８）と垂直（２９）の双方に可動のグリル支持体（２６）を備えていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
10. 請求項１に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
    使い捨てトレイ（Ｔ）の上記マガジン（３１）が上記支持手段（２５）と協働する可動コントラスト要素（３５）と支持基部（３２）を備え、支持基部は上記使い捨てトレイ（Ｔ）の積層体を支え、使い捨てトレイの上記積層体の頂部が上記可動コントラスト要素（３５）の直下になるように押し上げ得るようにされていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
11. 請求項１に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
    対応する密閉された容器（Ｅ）内の各ピッツア（Ｐ）は、互いに直角な２個の直径方向線により予め部分的にカットされていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
12. 請求項１０に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
    上記使い捨てトレイ（Ｔ）の各々は実質的に４角形の厚紙または同様材料の板で構成されており、板の隅は各々傾斜した既装備線（Ｌ）および上記既装備線（Ｌ）に近接しかつ平行な２個の折曲げ線（Ｌ１、Ｌ２）により境界が定められていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
13. 請求項１２に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
    上記板（Ｔ）にはその各側辺の対応する中央領域に凹部または切り欠き（Ｎ）が形成されていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
14. 請求項１３に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
    上記搬送手段（３７）は、プッシャー・セパレーターアッセンブリ（３８、３９、４０）を備え、このアッセンブリが使い捨てトレイ（Ｔ）の上記マガジン（３１）の頂部上方の、上記ケーシングの吐出口（３４）に対応する位置で交互に直線運動可能であることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
15. 請求項１４に記載のホットピッツアの自動販売装置であって、
    上記プッシャー・セパレーターアッセンブリは、ピッツア（Ｐ）のエッジに係合するように設計された第１プッシャー（３８）と使い捨てトレイ（Ｔ）の対応する上記切り欠き（Ｎ）の一つに係合するように設計された第２プッシャー（３９）を備えていることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
16. 請求項１によるホットピッツアの自動販売装置であって、
    上記オーブン（３０）は、赤外線マイクロ波オーブンであることを特徴とする、ホットピッツアの自動販売装置。
17. ホットピッツア（Ｐ）の自動販売方法であって、
    −冷凍区域（３）と加熱区域（４）に分けられ互いに分割されているが相互に連通しているケーシング（１）を用意し；
    −上記冷凍区域（３）内に多数の予め調理され、各々が対応する密閉された容器（Ｅ）内にパックされたピッツア（Ｐ）を収容した貯蔵ユニット（５）を用意し、かつ上記加熱区域（４）内に電気オーブン（３０）および互いに積み重ねた使い捨てトレイ（Ｔ）のマガジン（３１）を用意し；
    −上記貯蔵ユニット（５）から対応する容器（Ｅ）の周縁を掴むことにより１度に１個のピッツアを取り出し；
    −容器（Ｅ）を上方からカットすることにより開き、ピッツア（Ｐ）をその容器（Ｅ）から取り出し；
    −ピッツア（Ｐ）を加熱区域に搬送し、かつそれを上記オーブン（３０）内に導入し；
    −トレイの上記マガジン（３１）の頂部上にセットされているトレイ（Ｔ）上にホットピッツアを預け；
    −ピッツア（Ｐ）を上記ケーシング（１）の外側の対応するトレイ（Ｔ）内に搬送する作業を包含していることを特徴とするホットピッツアの自動販売方法。
18. ホットピッツアの自動販売装置に使用し得るピッツアであって、
    予め調理されており、互いに直角な２個の直径方向線により部分的に予めカットされており、かつ対応する密閉された容器（Ｅ）内に収容されていることを特徴とするピッツア。
19. 請求項１８に記載のピッツアにおいて、
    上記密閉された容器（Ｅ）は、底（Ｂ）、蓋（Ｃ）、および突出縁（Ｈ）を備えた円形トレイ状に概ね成形されており、上記蓋（Ｃ）は底（Ｂ）から切り離されていることにより少なくとも大部分が分離可能であることを特徴とするピッツア。
20. 請求項１９に記載のピッツアにおいて、
    上記突出縁（Ｈ）は、四角形状であり、
    上記円形トレイの底（Ｂ）は、ピッツア（Ｐ）のために垂直スペーシング突起（Ｒ）および側方スペーシング突起（Ｓ）を備えていることを特徴とするピッツア。