JP2001188686A - データ書換装置、制御方法および記録媒体 - Google Patents

データ書換装置、制御方法および記録媒体

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JP2001188686A
JP2001188686A JP2000294387A JP2000294387A JP2001188686A JP 2001188686 A JP2001188686 A JP 2001188686A JP 2000294387 A JP2000294387 A JP 2000294387A JP 2000294387 A JP2000294387 A JP 2000294387A JP 2001188686 A JP2001188686 A JP 2001188686A
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健一 飯田
Mari Noguchi
真理 野口
Hideji Obayashi
秀次 大林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部装置を必要とせず、携帯端末装置に最適
で、効率的な処理を実現できるデータ書換装置、制御方
法および記録媒体を提供することを課題とする。 【解決手段】 携帯情報端末装置本体20に備えられた
書き換えの制限された不揮発性メモリであるフラッシュ
ROM2に記憶されたデータを、着脱可能な記録媒体で
ある板状メモリ7から供給される更新を実行するプログ
ラムと更新に使用されるデータとを利用して行うもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、装置に備えられ
た書き換え制限がされた不揮発性メモリに記録されたデ
ータの更新を、上記装置に着脱可能な記録媒体から供給
される更新用のプログラムと更新データとに基づいて行
うデータ書換装置、制御方法および記録媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯情報端末装置内部に組み込ま
れたマイクロコンピュータにおいては、プログラムを格
納するROMデータ格納エリアをフラッシュメモリとし
て、基板に実装後もたとえば装置の機能を追加したり性
能の向上を目的としてフラッシュメモリに記憶された装
置を制御するためのプログラムやプログラムの動作時に
必要となるデータを外部から書き換えることのできる機
能を有しているものがある。通常これらのマイクロコン
ピュータに対しては、機能の一部として備えるシリアル
インターフェースや装置外部からの書換を実現するため
にシリアル通信インターフェースを装置に設けて、シリ
アル通信を用いて外部の書き込み装置からROMデータ
を書き換えることができるようにしている。
【0003】一般に、これら機能追加や機能向上のため
のROMデータの書き換え動作は、その装置の動作を決
定する非常に危険な作業であるため、間違って容易に書
き込み状態に入ってはならないように構成されている。
従って、従来は、例えばサービスセンターや修理部門な
どでのROMデータ書き換え時には、装置の外筐を開け
て装置内部の各部品にアクセス可能な状態にしておいて
から書換動作に入るために必要な制御信号を伝達するた
めのハード的な結線を例えばジャンパー線をハンダ付け
したり上記結線の切り換えやスイッチの切り換え等の物
理的な作業により行うようにすることにより、装置に記
憶されているROMデータの書き換えを行うプログラム
をユーザーによる誤操作などによっても誤ってROMデ
ータの書き換え動作に入らないようにしていた。
【0004】また、自動車用のナビゲーション装置で
は、ROMデータの書き換え用のCD−ROMなどをナ
ビゲーション装置に装着して、電源の安定しているナビ
ゲーション装置内に設けられたプログラムローダーによ
りROMデータの書き換えを行うことで新機能の追加や
ナビゲーションに使用するデータの更新への対応を行う
ようにしていた。
【0005】また、インターネットのルーター装置で
は、例えば新たなインターネットプロトコルやネットワ
ークアプリケーションプログラムに対応するための、あ
るいはクラッキング等からLAN(Local Are
a Network)を守るためのプログラムを新たに
追加したりするためにルーター装置内部に持つアップデ
ート用のファイルをダウンロードするプログラムによっ
てサーバーからROMデータの書き換えファイルがルー
ター装置に供給され、同様に、電源の安定しているルー
ター装置内に設けられたプログラムローダーによりRO
Mデータの書き換え動作を行うようにしていた。
【0006】さらに、近年、例えばフラッシュメモリな
どの固体記憶素子を搭載した小型の記憶媒体を形成し、
専用のドライブ装置や、或いはドライブ装置をオーディ
オ/ビデオ機器、情報機器などに内蔵して、コンピュー
タデータ、画像データ、オーディオデータなどを記憶で
きるようにするものが開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したR
OMデータの書き換え作業は、誤操作などから誤ってR
OMデータが書き換わることがないようにするための装
置の電気的回路の切り換えを行うために、サービスマン
やサービスプロバイダなどで装置を分解して行ったり、
ユーザー自らがプログラムの書き換えを行う場合であっ
ても専用の治具を用意して装置の所定の外部端子に接続
したりする必要があるという不都合があった。
【0008】また、電源の安定していない携帯端末装置
に対しては、電源電圧の急激な変動や低下等によってマ
イクロコンピュータの動作が不安定となり、最悪の場合
には暴走によってROMデータの書き換えを行うプログ
ラムが動作してしまう恐れがあるため、ROMデータの
書き換えのためのプログラムローダーを装置内に設ける
ことができないという不都合があった。
【0009】また、このような固体記憶素子を利用した
記憶システムにおいては、記憶したファイルに対する処
理を効率よく行うことが求められている。例えば記憶媒
体内でのファイル処理のために必要となるデータ移動・
複製・書換などが最小限であることや、処理時間や消費
電力を最小限とすることが要求されている。
【0010】これに対して、多くの上述したROMデー
タ等のプログラムの開発環境は、ファイルシステムとし
てFAT(File Allocation Tabl
e)を使用しているため、記録媒体を介してROMデー
タをマイクロコンピュータに書き込む際にもROMデー
タがFAT等のファイルシステムとして記述されている
とROMデータのコピーに便利である。しかしながら、
この場合、装置側では、FAT等の比較的大規模のファ
イルシステムを解釈する必要があるため、記録データの
処理が非常に複雑になる。
【0011】具体的には、フラッシュメモリへの物理的
アクセスに使用するための物理アドレスと、FATを用
いてデータを論理空間で処理するための論理アドレスの
間で、アドレスの変換作業が例えばフラッシュメモリ上
に持つ論理空間で扱われる論理アドレスとフラッシュメ
モリを実際にアクセスする場合に使用する物理アドレス
とを変換するための論理物理アドレス変換テーブルを使
って装置内のメモリアクセスドライバー部において必要
になる。また、フラッシュメモリの消去単位が書き込み
単位よりも大きいという物理的仕様を前提としてこれを
効率よく処理する手段が必要とされている。さらに、F
ATでは、データが上書き可能である記録媒体を前提に
データアクセスが行われるため、消去してから書き込み
を行う必要のあるフラッシュメモリを使用する際には、
FATでの書き込み要求に対して、フラッシュメモリ上
での消去処理および書き込み処理もメモリアクセスドラ
イバにおいて行う必要がある。
【0012】また、ファイルシステムとして、FATを
使用している場合、通常はデータ書き込みの際に、ファ
イルをオープンしてデータを書き込んでいく処理が必要
になるが、この場合の装置の内部処理としては、フラッ
シュメモリの消去単位で消去済みの所定の物理アドレス
のブロックに変更後のデータを書き込んで論理アドレス
を変更前の論理アドレスに変更することにより行われる
データの変更または一部消去を行うブロックのスワップ
処理、およびFATファイルシステムが使用する論理ア
ドレスとフラッシュメモリの物理的並び順である物理ア
ドレスとを変換テーブルにより変換する処理などの複雑
な処理を行うための処理時間を要するという不都合があ
った。本願発明はこのような要望に応じて、外部装置を
必要とせず、携帯端末装置に最適で、効率的な処理を実
現できる記憶システムを構築することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明は、データ書換
装置内部に記憶されているデータを更新するための更新
データと、データ書換装置に更新データを転送するため
のプログラムデータと、更新データ及びプログラムデー
タが記録されていることを識別する識別データが記録さ
れた記録媒体が着脱可能なデータ書換装置において、着
脱可能な記録媒体を装置本体に挿入する挿入手段と、記
録媒体に記録されたデータ書換装置に更新データを転送
するためのプログラムデータが読み込まれて記憶される
第1の記憶手段と、記録媒体から識別データを検出する
検出手段と、書換装置内部にあり、更新されるデータが
記憶されている第2の記憶手段と、検出手段にて記録媒
体から識別データが検出された場合には、検出された識
別データに基づいてデータ書換装置に更新データを転送
するためのプログラムデータを記録媒体から読み出して
第1の記憶手段に記憶させた後、第1の記憶手段に記憶
されたプログラムデータに基づいて記録媒体に記録され
た更新データを読み出してデータ書換装置内部の第2の
記憶手段に記憶されているデータを更新する制御手段と
を備えたことを特徴とするデータ書換装置を提供するこ
とを目的としている。
【0014】更に本願発明は、データ書換装置内部に記
憶されているデータを更新するための更新データと、デ
ータ書換装置に更新データを転送するためのプログラム
データと、更新データ及びプログラムデータが記録され
ていることを識別する識別データとが記録されたデータ
書換装置本体と着脱可能な記録媒体から、更新データを
データ書換装置に転送して記憶させる制御方法におい
て、記録媒体から識別データを検出する検出ステップ
と、記録媒体から識別データが検出された場合には、検
出された識別データに基づいてプログラムデータを記録
媒体から読み出す読み出しステップと、読み出されたプ
ログラムデータに基づいて記録媒体からデータ書換装置
内部に記憶されているデータを更新するための更新デー
タを読み出して読み出された更新データでデータ書換装
置内部に記憶されているデータを更新する更新ステップ
とを備えたことを特徴とする制御方法を提供することを
目的としている。
【0015】更に本願発明は、装着されるデータ書換装
置内部に記憶されているデータを更新するための更新デ
ータが記録される更新データ記録領域と、データ書換装
置に更新データを転送するためのプログラムデータが記
録されるプログラムデータ記録領域と、更新データ及び
プログラムデータが記録されていることを識別する識別
データが記録される識別データ記録領域とを備えた記録
媒体を提供することを目的としている。
【0016】このような本願発明装置によれば以下のよ
うな作用をする。予め制御手段を書き換え可能状態に制
御して、書き換えを可能にするための機能は、記録媒体
に記憶した書き換えプログラムの中に設けるようにし
た。この書き換えプログラムが制御手段の中に読み込ま
れて、初めて制御手段の書き換え禁止状態を解除して書
き換え可能状態に制御され、この書き換えプログラムに
より、新たなプログラムデータを制御手段に書き込むこ
とにより、プログラムデータの書き換えができる。
【0017】即ち本発明では、不用意によるプログラム
データの書き換えまたは消去を防止するための安全性を
考慮すると共に、携帯情報端末の制御手段としてのマイ
クロコンピュータの動作を安定な状態にする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、実施の形態としての記憶媒体は板状
の外形形状を有する板状メモリとし、また本発明の携帯
情報端末装置は、板状メモリに対してファイルの記録再
生を行うことのできる携帯端末が相当するものとする。
【0019】[板状メモリの外形形状]まず、本例の記
憶媒体である、板状メモリの外形形状について説明す
る。板状メモリは、例えば板状の筐体内部に例えば所定
容量のメモリ素子を備える。本例としては、このメモリ
素子としてフラッシュメモリ(Flash Memor
y)が用いられるものである。
【0020】筐体の正面下部から底面側にかけて例えば
9個の電極を持つ端子部が形成されており、この端子部
から、後述する携帯端末本体側の着脱機構を介して内部
のメモリ素子に対する読出又は書込動作が行われる。筐
体の平面方向の左上部は切欠部とされる。この切欠部
は、この板状メモリを、例えば携帯端末本体側の着脱機
構へ装填する際などに挿入方向を誤ることを防止するた
めのものとなる。さらに底面側には、記憶内容の誤消去
を防止する目的のスライドスイッチが形成されている。
【0021】[板状メモリのフォーマット] [メモリファイルシステム処理階層]続いて、板状メモ
リを記憶媒体とするシステムにおけるフォーマットにつ
いて説明していく。図1は、板状メモリを記憶媒体とす
るシステムのファイルシステム処理階層を示すものであ
る。図1に示すように、ファイルシステム処理階層とし
ては、アプリケーション処理層60の下に、順次、ファ
イル管理処理層61、論理アドレス層62、物理アドレ
ス層63、フラッシュメモリアクセス層64がおかれ
る。この階層では、ファイル管理処理層61がいわゆる
FAT(File Allocation Tabl
e)となる。また、この図から分かるように、本例のフ
ァイルシステムでは論理アドレス及び物理アドレスとい
う概念が導入されているが、これについては後述する。
【0022】特に、本実施の形態では、アプリケーショ
ン処理層60において、専用機器により後述するプログ
ラムデータの書き換えを実行する書き換えプログラムを
記憶したプログラムローダーファイルおよびプログラム
データを記憶したROMデータファイルのアドレス生成
の処理の入力操作を行うことによりアドレスファイルの
処理を開始するアドレスファイル処理部65が設けら
れ、この場合には、直ちにたとえばRAM内に置かれた
物理アドレステーブル67を参照して所定のインデック
スファイルの論理アドレスに対応するフラッシュメモリ
上の物理アドレスを取得して、フラッシュメモリアクセ
ス層64において設けられる物理アドレス書き込み処理
部66により物理アドレスの書き込みが行われる。その
後、専用機器から取り出された板状メモリに対して後述
する情報端末装置においてプログラムローダーファイル
を用いてROMデータファイルの書き込み処理が行われ
る。
【0023】このように、アドレスファイル処理におい
ては、ファイル管理処理層61、論理アドレス層62お
よび物理アドレス層63を使用せずに、直ちにフラッシ
ュメモリアクセス層64を行うことができるので、FA
Tファイルシステムにおけるファイルを使用するにもか
かわらず、FATファイルシステムの複雑な処理を必要
とせず、処理時間を短くすることができる。なお、上述
した専用機器とは、例えばFATファイルシステム等の
論理アドレスと物理アドレスとのアドレス管理を行うフ
ァイルシステムを用いてRAMで構成される物理アドレ
ステーブル67を参照して板状メモリに物理アドレスの
書き込みを行う機能を有するものをいう。
【0024】本実施の形態では、特に、専用機器におい
て、物理アドレステーブル67を設け、操作部のアドレ
スファイルの処理を開始するキーが押下されることによ
りマイクロコンピュータの機能として実現されるアドレ
スファイル処理を開始するアドレスファイル処理部65
により、直ちに物理アドレステーブル67を参照して所
定のプログラムローダーファイルおよびROMデータフ
ァイルの論理アドレスに対応するフラッシュメモリ上の
物理アドレスを取得して、マイクロコンピュータの機能
として実現される物理アドレス書き込み処理部66によ
りフラッシュメモリが内蔵された板状メモリ7に対して
アクセスを行うことによりプログラムローダーファイル
およびROMデータファイルの物理アドレスの書き込み
が行われる。
【0025】なお、記録データファイルまたは再生デー
タファイルの記録または再生処理については、アプリケ
ーション処理層60、ファイル管理処理層61、論理ア
ドレス層62、物理アドレス層63、フラッシュメモリ
アクセス層64がすべて使用される。
【0026】[物理的データ構造]板状メモリ内の記憶
素子である、フラッシュメモリの物理的データ構造を説
明する。フラッシュメモリとしての記憶領域は、セグメ
ントという固定長のデータ単位が大元となる。このセグ
メントは、1セグメントあたり4MB或いは8MBとし
て規定されるサイズであり、1つのフラッシュメモリ内
におけるセグメント数は、そのフラッシュメモリの容量
に依存して異なってくる。
【0027】そして、この1セグメントを、ブロックと
いう固定長のデータ単位として8KB又は16KBによ
り区切るようにされる。原則として、1セグメントは5
12ブロックに区切られることから、ブロックnについ
ては、n=511とされることになる。但し、フラッシ
ュメモリでは、書き込み不可な損傷エリアであるディフ
ェクトエリアとしてのブロック数が所定数の範囲で許可
されているため、データ書き込みが有効とされる実質的
なブロック数を対象とすれば、上記nは511よりも少
なくなる。
【0028】形成されるブロック0〜nのうち、先頭の
2つのブロック0,1はブートブロックといわれる。但
し、実際には有効なブロックの先頭から2つのブロック
がブートブロックとして規定されることになっており、
必ずしもブートブロックがブロック0,1である保証は
ない。そして、残りのブロックが、ユーザデータが格納
されるユーザブロックとなる。
【0029】1ブロックは、ページ0〜mにより分割さ
れる。1ページの容量は、512バイトのデータエリア
と16バイトの冗長部よりなる、528(=512+1
6)バイトの固定長とされる。なお、冗長部の構造につ
いては後述する。また、1ブロック内のページ数として
は、1ブロックの容量が8KBの場合には16ページ、
16KBの場合には32ページとなる。
【0030】このような、ブロック内のページ構造は、
上記ブートブロックとユーザブロックとで共通である。
また、フラッシュメモリでは、データの読み出しおよび
書き込みはページ単位で行われ、データの消去はブロッ
ク単位で行われるものとされる。そして、データの書き
込みは、消去済みのページに対してしか行われないもの
とされている。従って、実際のデータの書き換えや書き
込みは、ブロック単位を対象として行われることにな
る。
【0031】先頭のブートブロックは、ページ0に対し
てヘッダーが格納され、ページ1には初期不良データの
位置としてアドレスを示す情報が格納される。また、ペ
ージ2にはCIS/IDI(Card Informa
tion Structure/Identify D
rive Information)といわれる情報が
格納される。2つめのブートブロックは、ブートブロッ
クとしてのバックアップのための領域とされている。
【0032】[物理アドレス及び論理アドレスの概念]
次に、上述したようなフラッシュメモリの物理的データ
構造を踏まえたうえで、データ書き換え動作に従って、
本例のファイルシステムにおける物理アドレスと論理ア
ドレスの概念について説明する。
【0033】各ブロックに対しては物理アドレスが付さ
れる。この物理アドレスはメモリにおけるブロックの物
理的な配列順に従って決まるもので、或るブロックとこ
れに対応付けされた物理アドレスとの関係は不変とな
る。
【0034】ここで、ブロックデータの記憶されている
使用ブロックと、ブロックデータが消去された即ち、未
記録領域である未使用ブロックとがある。
【0035】そして、論理アドレスは、ブロックに対し
て書き込まれたデータに付随するようにして割り振られ
るアドレスとされる。そして、この論理アドレスが、後
述するFATファイルシステムが利用するアドレスとさ
れている。
【0036】ここで、上記状態から、物理アドレスに格
納されているデータの更新として、内容の書き換え又は
一部消去を行うとする。このような場合、フラッシュメ
モリのファイルシステムでは、同じブロックに対して更
新したデータを再度書き込むことはせずに、未使用のブ
ロックに対してその更新したデータを書き込むようにさ
れる。
【0037】そして、データ更新前の状態では更新前の
物理アドレスに対応していた論理アドレスが、更新され
たデータが書き込まれたブロックの更新後の物理アドレ
スに対応するように、論理アドレスについての変更を行
うものである。
【0038】つまり、物理アドレスはブロックに対して
固有に付されるアドレスであり、論理アドレスは、一旦
ブロックに対して書き込まれたデータに付随するように
してついて回る、ブロック単位の書き込みデータに固有
となるアドレスであるとみることができる。
【0039】このようなブロックのスワップ処理が行わ
れることで、或る同一の記憶領域であるブロックに対し
て繰り返し集中的にアクセスされることが無くなり、書
き換え回数の上限があるフラッシュメモリの寿命を延ば
すことが可能となる。
【0040】そして、この際に論理アドレスを上記のよ
うにして扱うことで、ブロックのスワップ処理によって
更新前と更新後のデータとで書き込まれるブロックの移
動があるようにされても、FATからは同一のアドレス
が見えることになり、以降のアクセスを適正に実行する
ことができるものである。
【0041】なお、後述する論理−物理アドレス変換テ
ーブル上での更新のための管理を簡略にすることなどを
目的として、ブロックのスワップ処理は、1セグメント
内で完結するものとして規定されている。逆に言えば、
ブロックのスワップ処理はセグメント間で跨るようにし
ては行われない。
【0042】[論理−物理アドレス変換テーブル]上記
説明から分かるように、ブロックのスワップ処理が行わ
れることで、物理アドレスと論理アドレスの対応は変化
する。従って、フラッシュメモリに対するデータの書き
込み及び読み出しのためのアクセスを実現するには、物
理アドレスと論理アドレスとの対応が示される論理−物
理アドレス変換テーブルが必要となる。つまり、論理−
物理アドレス変換テーブルをFATが参照することで、
FATが指定した論理アドレスに対応する物理アドレス
が特定され、この特定された物理アドレスにより示され
るブロックにアクセスすることが可能になるものであ
る。逆に言えば、論理−物理アドレス変換テーブルが無
ければ、FATによるフラッシュメモリへのアクセスが
不可能となる。
【0043】論理−物理アドレス変換テーブルの構造例
を示す。論理−物理アドレス変換テーブルは、フラッシ
ュメモリの最後のセグメント内であることが規定される
或るブロックに対して、格納される。先ず、ブロックを
分割するページのうち、ページ0,1からなる2ページ
の領域がセグメント0用の論理−物理アドレス変換テー
ブルとして割り当てられる。例えば、フラッシュメモリ
が4MBの容量であれば1セグメントしか有さないため
に、このページ0,1のみの領域が論理−物理アドレス
変換テーブルの領域となる。
【0044】また、例えばフラッシュメモリが8MBの
容量であれば2セグメントを有するため、セグメント0
用の論理−物理アドレス変換テーブルとして割り当てら
れるページ0,1に加え、これに続くページ2,3の2
ページがセグメント1用の論理−物理アドレス変換テー
ブルとして割り当てられることになる。
【0045】以降、フラッシュメモリの容量の増加に応
じて、続く2ページごとにセグメントごとの論理−物理
アドレス変換テーブルの割り当て領域が設定されていく
ことになる。そして、最大の128MBの容量を有する
場合であれば16セグメントが存在するため、最大で
は、セグメント15用までのページが論理−物理アドレ
ス変換テーブルの領域として割り当てられることにな
る。従って、最大の128MBの容量のフラッシュメモ
リでは、30ページが使用されることになり、ページN
としては、最大でN=29となる。これまでの説明から
分かるように、論理−物理アドレス変換テーブルは、セ
グメントごとに管理されるものである。
【0046】1セグメントあたりの論理−物理アドレス
変換テーブルの構造を示すものとして、2ページ分のデ
ータエリアを抜き出して示している。つまり、1ページ
のデータエリアは512バイトであることから、102
4(=512×2)バイトが展開されている。
【0047】ここで、フラッシュメモリ容量と論理−物
理アドレス変換テーブルのサイズとの関係を説明してお
く。説明したように、1セグメントを管理するための論
理−物理アドレス変換テーブルのサイズは2ページ分の
1024バイト、つまり1KBとなる。従って、フラッ
シュメモリが1セグメントにあたる4MBの容量では論
理−物理アドレス変換テーブルは1KBのサイズとな
る。また、フラッシュメモリの容量が2セグメントにあ
たる8MBでは論理−物理アドレス変換テーブルは4ペ
ージにあたる2KBとなる。
【0048】また、フラッシュメモリの容量が16MB
の場合、2048ブロック=4セグメントのものでは論
理−物理アドレス変換テーブルは8ページにあたる4K
B、1024ブロック=2セグメントのものでは論理−
物理アドレス変換テーブルは4ページにあたる2KBと
なる。
【0049】そして、フラッシュメモリの容量が4セグ
メントにあたる32MBでは論理−物理アドレス変換テ
ーブルは8ページにあたる4KB、フラッシュメモリの
容量が8セグメントにあたる64MBでは論理−物理ア
ドレス変換テーブルは16ページにあたる8KBとな
り、フラッシュメモリの容量が最大の16セグメントに
あたる128MBでは論理−物理アドレス変換テーブル
は32ページにあたる16KBとなる。
【0050】[携帯情報端末および板状メモリの構成]
続いて図2で本例の携帯情報端末および板状メモリの構
成を説明する。図2は、これまで説明した板状メモリに
対応してデータの読出・書込・編集を行うことの出来る
携帯情報端末のセット本体である本体装置の構成を示し
ている。この図に示すセット本体20と板状メモリ7と
により、ファイル記憶システムが構成される。
【0051】なお、セット本体20が、板状メモリ7に
対する書込や読出の対象として扱うことのできる主デー
タの種類は多様であり、例えば動画データ、静止画デー
タ、ボイスデータ等のオーディオデータ、CD(Com
pact Disc)やMD(Mini Disc T
M)等から再生されるような高音質なオーディオデー
タ、制御用データなどがある。
【0052】本例では、説明の簡略化のため、主データ
としてのスピーチデータを記憶および再生するシステム
として説明していくが、セット本体20内に、動画、静
止画、オーディオ等のデータの入出力系および処理系を
備えることにより、これらの動画等のデータファイルの
記憶システムとできることはいうまでもない。
【0053】セット本体20の構成としては、当該セッ
ト本体20が着脱可能に装填される着脱機構13が備え
られ、この着脱機構13に装填された板状メモリ7と、
制御用の組み込み型マイクロコンピュータ1とのデータ
の授受は、図示しないホストインターフェイスICを介
することで行われる。
【0054】また、このセット本体20には、例えば、
図示しないマイクロフォンが備えられて、このマイクロ
フォンにより収音されたスピーチやディクテーション等
のオーディオ信号は、マイクアンプを介してオーディオ
信号としてDSP(Digital Signal P
rocessor)に対して供給される。DSPでは、
この入力されたオーディオ信号をデジタルオーディオデ
ータに変換して、エンコード処理等をはじめとする所要
の信号処理を施し、記録データとしてマイクロコンピュ
ータ1に供給する。マイクロコンピュータ1は、この記
録データをホストインターフェイスICを介して板状メ
モリ7に記録するための処理を実行することが可能とさ
れる。
【0055】また、マイクロコンピュータ1は、板状メ
モリ7に記録されているオーディオデータをホストイン
ターフェイスICを介して読み出し、この読み出したデ
ータをDSPに供給する。DSPでは、供給されたデー
タについて復調処理をはじめとする所要の信号処理を施
して、最終的にはアナログオーディオ信号としてスピー
カアンプに出力する。スピーカアンプでは、入力された
オーディオ信号を増幅してスピーカに出力する。これに
より、再生オーディオが出力される。
【0056】また、マイクロコンピュータ1は、表示ド
ライバを制御することで、表示部に対して、所要の画像
を表示させることが可能とされる。例えばユーザーの操
作のためのメニューやガイド表示、或いは板状メモリ7
に記憶されたファイル内容などの表示が実行される。ま
た、例えば板状メモリ7に対して動画若しくは静止画の
画像データが記録されているとすれば、この画像データ
を読み出して、表示部に表示させるようにすることも可
能とされる。
【0057】ここで、本実施の形態では、マイクロコン
ピュータは、制御用のプログラムデータを記憶したRO
Mデータファイルを記憶するフラッシュROM2と、制
御データおよびプログラムデータの書き換えを実行する
書き換えプログラムを記憶したプログラムローダーファ
イルを記憶する内部RAM3と、フラッシュROM2に
記憶されたプログラムデータの書き換え機能を禁止状態
または有効状態に制御可能なライトイネーブル端子4
と、出力端子5と、ライトイネーブル端子4と出力端子
5とを接続してプログラムデータの書き換え機能を禁止
状態あるいは許可状態の制御信号の伝達に用いられるジ
ャンパー線14とを有して構成される。また、マイクロ
コンピュータ1には、プログラムデータの書き換えを実
行する書き換えプログラムを記憶したプログラムローダ
ーファイルを一時的に記憶する外部RAM6が外部に接
続されている。
【0058】このように、フラッシュROM2の書き換
え機能を有するマイクロコンピュータ1はフラッシュR
OM2の書き換えの可否をハードウエアの機能として制
御するライトイネーブル端子4を備えている。そしてこ
のライトイネーブル端子4をコントロールするためにマ
イクロコンピュータの出力端子5がジャンパー線14に
より接続されていて、通常はライトイネーブル端子4を
書き換え禁止状態に制御している。ここで、出力端子5
からジャンパー線14を介してライトイネーブル端子4
を書き換え可能状態に制御して、フラッシュROM2の
書き換えを可能にするための機能は、初期状態ではセッ
ト本体20側のフラッシュROM2のROMデータには
存在していない。
【0059】本実施の形態では、不用意によるプログラ
ムデータの書き換えまたは消去を防止するための安全性
を考慮して、出力端子5からあらかじめ例えばプリント
基板のプリントパターンによって配線されたジャンパー
線14を介してライトイネーブル端子4を書き換え可能
状態に制御して、フラッシュROM2の書き換えを可能
にするための機能は、板状メモリ7に記憶したソフトウ
エアモジュールで構成されるプログラムローダーの中に
設けるようにした。このプログラムローダーがマイクロ
コンピュータ1の内部RAM3の中に読み込まれて、初
めてライトイネーブル端子4の書き換え禁止状態を解除
して書き換え可能状態に制御され、このプログラムロー
ダーにより、新たなROMデータファイルをフラッシュ
ROM2に書き込むことにより、ROMデータの書き換
えができるように構成されている。
【0060】また、本実施の形態では、板状メモリ7側
には、プログラムデータの書き換えを実行する書き換え
プログラムを記憶したプログラムローダーファイル9
と、新たな制御用のプログラムデータを記憶したROM
データファイル11とが記憶されている。
【0061】また、本実施の形態では、いま携帯情報端
末本体20に脱着機構13を介して接続されている板状
メモリ7には、この板状メモリが正規のプログラムデー
タ書き換え用のプログラムであるプログラムローダーフ
ァイル9およびROMデータファイル11を記憶してい
るか否かを識別するローダー用板状メモリ識別ファイル
8が設けられている。
【0062】このように、板状メモリ7にローダー用板
状メモリ識別ファイル8が設けられていること、および
セット本体20側ではなく板状メモリ7側にプログラム
ローダーファイル9が設けられることにより、携帯情報
端末本体20の電源が不安定となることに起因するマイ
クロコンピュータ1の暴走等の予期しない動作により、
ROMデータが書き換えられて破壊されることを防ぐこ
とができる。
【0063】また、本実施の形態では、板状メモリ7に
はプログラムローダーファイル9のアドレスを記憶した
プログラムローダーアドレスファイル10と、ROMデ
ータファイル11のアドレスを記憶したROMデータア
ドレスファイル12とが設けられている。
【0064】ここで、特に、プログラムローダーアドレ
スファイル10およびROMデータアドレスファイル1
2の物理アドレスの書き込みは以下のようにして行われ
る。図1において説明したように、専用機器において、
たとえばRAM上に物理アドレス変換テーブル67を設
け、操作部のアドレスファイルの処理を開始するキーが
押下されることによりアドレスファイル処理を開始する
マイクロコンピュータの機能として実現されるアドレス
ファイル処理部65により、直ちに物理アドレステーブ
ル67を参照して所定のプログラムローダーファイルお
よびROMデータファイルの論理アドレスに対応するフ
ラッシュメモリ上の物理アドレスを取得して、マイクロ
コンピュータの機能として実現される物理アドレス書き
込み処理部66により板状メモリ7に対してアクセスを
行うことによりプログラムローダーファイルおよびRO
Mデータファイルの物理アドレスの書き込みを行う。
【0065】なお、図示しない操作部には、セット本体
20に対する各種操作をユーザが行うための各種キーが
設けられている。マイクロコンピュータ1は、この操作
部に対して行われた操作に応じたコマンドを受信し、コ
マンドに応じた所要の制御処理を実行する。操作内容と
しては、ROMデータ書き換え指示、ファイル記憶指
示、ファイル選択指示、ファイル再生指示、編集指示な
どが可能とされる。
【0066】なお、図2に示すセット本体20の構成は
あくまでも一例であり、これに限定されるものではな
い。つまり、板状メモリ7に対応してデータの送受信が
可能な構成を採る限りは、どのようなタイプの電子機器
とされていても構わないものである。
【0067】次に、図3を使い動作の概要を説明する。
なお、図3に示した各部のうち図2と同一のブロックに
ついては同一の符号を付している。マイクロコンピュー
タ1にはフラッシュROM2とRAM3とが備えられて
おり、図3においては機能ブロックとして説明するため
にフラッシュROM2をフラッシュROMAとフラッシ
ュROMBとに分離して描かれている。しかしこれは物
理的に分離している必要はなく同一のフラッシュROM
を例えばブロックアドレスで分けて使用するなどして実
現することが可能である。
【0068】板状メモリ7には図2に示されているブロ
ックと同様に識別ファイル8、プログラムローダーアド
レスファイル10、プログラムローダーファイル9、R
OMデータアドレスファイル12、ROMデータファイ
ル11とがそれぞれ記憶されている。
【0069】初期状態としてはマイクロコンピュータ1
のフラッシュROMには機能の追加前の制御プログラム
が記憶されており、RMA3には機能追加前の制御プロ
グラムが使用したデータ等が記憶されている。
【0070】マイクロコンピュータ1のフラッシュRO
MAにはフラッシュROMBに記憶されている機能追加
前の制御プログラムを書き換えるための板状メモリ7に
記憶されているプログラムが記憶されているか否かの判
別と、書き換えるためのプログラムとしてのプログラム
ローダーアドレスファイル並びにプログラムローダーを
ロードしてくるためのプログラムとして書換プログラム
ローダー15が記憶されている。
【0071】携帯情報端末20に識別ファイル8、プロ
グラムローダーアドレスファイル10、プログラムロー
ダーファイル9、ROMデータアドレスファイル12、
ROMデータファイル11とがそれぞれ記憶されている
板状メモリ7が装着されるとともに、プログラムのアッ
プデートの指示が入力されるとフラッシュROMAに記
憶された書換プログラムローダー15が実行される。書
換プログラムローダー15は、(1)のように板状メモ
リ7を物理アドレスでアクセスしながら識別ファイル8
をサーチする。識別ファイル8が検出されると現在携帯
情報端末20に装着されている板状メモリ7には、携帯
情報端末20のマイクロコンピュータ1内部に設けられ
たフラッシュROMに記憶されている制御プログラムを
アップデートするためのデータ及びデータの書換プログ
ラムが記憶されていると判断される。
【0072】識別ファイル8が検出されると書換プログ
ラムローダー15は、(2)のように板状メモリ7の内
部を物理アドレスでアクセスしてプログラムローダーア
ドレスファイル10をサーチする。プログラムローダー
アドレスファイル10が検出されると書換プログラムロ
ーダー15は、(3)のようにプログラムローダーアド
レスファイル10に基づいて板状メモリ7に記憶された
プログラムローダー9の記憶されている位置を特定し、
(4)のように特定されたアドレスからプログラムロー
ダー9をマイクロコンピュータ1の内部に設けられてい
るRAM3にロードする。
【0073】すべてのプログラムローダー9がRAM3
にロードされた後、書換プログラムローダー15はRA
M3上に展開されたプログラムローダー16に制御を渡
す。具体的にはRAM3上に展開されたプログラムロー
ダー16の実行開始番地からプログラムがマイクロコン
ピュータ1によって実行されるようにプログラムローダ
ー16の実行開始番地にジャンプする命令をマイクロコ
ンピュータ1に実行させることになる。
【0074】実行制御権を得たRAM3上のプログラム
ローダー16は、(5)のように板状メモリ7を物理ア
ドレスでアクセスしてROMアドレスファイルをサーチ
する。RAM3上のプログラムローダー16は、(6)
のようにROMデータアドレスファイル12が検出され
るとROMデータアドレスファイル12に従って(7)
のように板状メモリ7からROMデータファイル11を
アクセスして読み込まれる書き換え用データ14を、マ
イクロコンピュータ1のフラッシュROMBのアップデ
ートされるプログラムが記録された領域を消去しながら
フラッシュROMBに書き込んでいく。
【0075】板状メモリ7に記憶されたROMデータフ
ァイル11のうちの必要なデータがマイクロコンピュー
タ1のフラッシュROMBにすべて書き込まれるとRA
M3に記憶されているプログラムローダー16は、マイ
クロコンピュータがイニシャライズ動作をするように例
えばRESET命令を実行してフラッシュROM2に記
録された携帯情報端末20を制御するプログラムが動作
するようにマイクロコンピュータ1を制御する。
【0076】マイクロコンピュータ1はイニシャライズ
プログラムを実行することによりRAM3上に記憶され
ていたプログラムローダー16を消去して通常の処理動
作に戻るようになる。
【0077】[フラッシュROM書き換え動作のフロー
チャート]次に、図4のフラッシュROM書き換え動作
のフローチャートを用いて本実施の形態の動作を説明す
る。図4においては、図2に示したROMデータの書き
換え禁止状態に制御された携帯情報端末20に対して板
状メモリ7に記憶されたプログラムローダーファイル9
およびROMデータファイル11を用いてROMデータ
の書き換えを行う場合について説明する。
【0078】図4において、フラッシュROM書き換え
処理を開始して、ステップS1でマイクロコンピュータ
1は携帯情報端末本体に接続された板状メモリ7にロー
ダー用板状メモリ識別ファイル8が記憶されているか否
かを判断する。具体的には、マイクロコンピュータ1
は、ローダー用板状メモリ識別ファイル8に、この板状
メモリが正規のプログラムデータ書き換え用のプログラ
ムローダーファイル9およびROMデータファイル11
を記憶していることを識別するための識別子としてのヘ
ッダーが設けられているか否かを検出する。
【0079】図6に、物理アドレスファイル構成を示
す。図6において、上述した物理アドレスによるフラッ
シュメモリへの書き込み、読み出しまたは消去のための
アクセスは、以下のように実行される。まず、第1に、
書き込み、読み出しまたは消去のアクセスを行う正しい
ヘッダー40が来るまで物理アドレス順にブロックの先
頭から検索を行う。第2に、第1の処理で正しいヘッダ
ー40が検索されたら、これに対応する物理アドレス4
1を取得する。このようにして所望の物理アドレスに対
してアクセスが実行される。
【0080】図7A、図7B、図7Cに、識別ファイル
のヘッダーデータの例を示す。プログラムローダーファ
イル9およびROMデータファイル11のロード方法と
して、携帯情報端末本体にインターフェースを介してパ
ーソナルコンピュータが接続されてパーソナルコンピュ
ータからロードする場合と、携帯情報端末本体に板状メ
モリが接続されて板状メモリからロードする場合とがあ
る。
【0081】図7Aにおいて、パーソナルコンピュータ
からのロードの場合には、識別データ50として、AB
C DEF MEMSTICK PROGRAM LO
ADER LOAD FROM PCが記憶され、スペ
ース51に続いて1ブロックあたりの記憶領域を示すペ
ージ数52として32が記録される。
【0082】図7Bにおいて、板状メモリからのロード
の場合には、識別データ53として、ABC DEF
MEMSTICK PROGRAM LOADER L
OAD FROM MSが記憶され、スペース54に続
いて1ブロックあたりの記憶領域を示すページ数55と
して16が記録される。
【0083】このような識別子としてのヘッダーデータ
を検出して正規のROMデータが記録された板状メモリ
であることがマイクロコンピュータ1により認識される
と、ステップS2へ進む。
【0084】次に、ステップS2で、マイクロコンピュ
ータ1は、ソフトウエアモジュールとしてプログラムロ
ーダーのアドレスファイルであるプログラムローダーア
ドレスファイル10を読み込む。具体的には、図1にお
いて説明したように、専用機器において、RAM上に物
理アドレステーブル67を設け、操作部のアドレスファ
イルの処理を開始するキーが押下されることによりアド
レスファイル処理を開始するマイクロコンピュータ1の
機能として実現されるアドレスファイル処理部65によ
り、直ちに物理アドレステーブル67を参照して所定の
プログラムローダーファイルの論理アドレスに対応する
フラッシュメモリ上の物理アドレスを取得して、マイク
ロコンピュータ1の機能として実現される物理アドレス
書き込み処理部66により板状メモリ7に対してアクセ
スを行うことによりプログラムローダーファイルの物理
アドレスの書き込みを行う。このプログラムローダーア
ドレスファイル10を読み込むことにより、携帯情報端
末20のマイクロコンピュータ1は、FAT等の大規模
なプログラムを解釈する必要が無くなる。
【0085】ステップS3で、マイクロコンピュータ1
は、ソフトウエアモジュールとしてプログラムローダー
が記憶されたプログラムローダーファイル9を内部RA
M3上に読み込む。具体的には、マイクロコンピュータ
1は、プログラムローダーアドレスファイル10の物理
アドレスデータを用いて、板状メモリ7の記憶領域をア
クセスして、ソフトウエアモジュールとしてプログラム
ローダーが記憶されたプログラムローダーファイル9を
読み出して、内部RAM3上の所定領域に書き込む。
【0086】図7Cに、プログラムローダーファイルの
ヘッダーデータの例を示す。図7Cにおいて、識別デー
タ56として、ABC DEF MEMSTICK P
ROGRAM LOADERが記憶され、ファイル名5
7としてromdata.datが記録され、スペース
58に続いて物理ブロックアドレスデータ59として0
×00A3,0×003F,0×FFFFが記録され
る。
【0087】ステップS4で、マイクロコンピュータ1
は、ROMデータファイルのアドレスファイルであるR
OMデータアドレスファイル12を読み込む。具体的に
は、図1において説明したように、専用機器において、
RAM上に物理アドレス変換テーブル67を設け、操作
部のアドレスファイルの処理を開始するキーが押下され
ることによりアドレスファイル処理を開始するマイクロ
コンピュータ1の機能として実現されるアドレスファイ
ル処理部65により、直ちにRAM上の物理アドレステ
ーブル67を参照して所定のROMデータファイルの論
理アドレスに対応するフラッシュメモリ上の物理アドレ
スを取得して、マイクロコンピュータ1の機能として実
現される物理アドレス書き込み処理部66により板状メ
モリ7に対してアクセスを行うことによりROMデータ
アドレスファイルの物理アドレスの書き込みを行う。こ
のROMデータアドレスファイル12を読み込むことに
より、携帯情報端末20の組み込みマイクロコンピュー
タ1は、FAT等の大規模なプログラムを解釈する必要
が無くなる。
【0088】なお、上述したプログラムローダーファイ
ル9およびプログラムローダーアドレスファイル10
は、FATファイルシステム上に記録されているので、
パーソナルコンピュータから携帯情報端末20に容易に
書き込むことができる。ステップS5で、マイクロコン
ピュータ1は、ROMデータが記憶されたROMデータ
ファイル11を外部RAM6上に読み込む。具体的に
は、マイクロコンピュータ1は、ROMデータファイル
11の物理アドレスデータを用いて、板状メモリ7の記
憶領域をアクセスして、ROMデータが記憶されたRO
Mデータファイル11を読み出して、外部RAM6上の
所定領域に書き込む。
【0089】図7Cに、ROMデータファイルのヘッダ
ーデータの例を示す。図7Cにおいて、識別データ56
として、ABC DEF MEMSTICK PROG
RAM LOADERが記憶され、ファイル名57とし
てromdata.datが記録され、スペース58に
続いて物理ブロックアドレスデータ59として0×00
A3,0×003F,0×FFFFが記録される。
【0090】ステップS6で、マイクロコンピュータ1
は、内部RAM上のプログラムローダーを起動する。具
体的には、マイクロコンピュータ1は、内部RAMに格
納したプログラムローダーを起動して、出力端子5を制
御して、出力端子5からジャンパー線14を介してライ
トイネーブル端子4に対して書き換え可能状態に制御す
るための制御信号を出力する。
【0091】ステップS7で、マイクロコンピュータ1
は、ライトイネーブル端子4を書き込み可能状態に変更
する。具体的には、マイクロコンピュータ1は、出力端
子5から出力される制御信号に基づいてライトイネーブ
ル端子4が書き換え可能状態になるように出力端子5を
制御する。
【0092】このようにして、フラッシュROM2の書
き換えを可能にするための機能は、板状メモリ7に記憶
したソフトウエアモジュールで構成されるプログラムロ
ーダーの中に設けるようにしているので、このプログラ
ムローダーがマイクロコンピュータ1の内部RAM3の
中に読み込まれて、初めてライトイネーブル端子4の書
き換え禁止状態を解除して書き換え可能状態に制御する
ことができる。
【0093】ステップS8で、マイクロコンピュータ1
は、外部RAM上のROMデータファイルを書き込む。
具体的には、マイクロコンピュータ1は、外部RAM6
に格納したROMデータをフラッシュROM2へ書き込
む。
【0094】このようにして、プログラムローダーによ
り、新たなROMデータファイルをフラッシュROM2
に書き込むことにより、ROMデータの書き換えが実行
される。
【0095】[必要なデータ作成動作のフローチャー
ト]次に、図5の必要なデータ作成動作のフローチャー
トを用いて本実施の形態の動作を説明する。図5におい
ては、図2に示した板状メモリ7に記憶されるローダー
用板状メモリ識別用ファイル8、プログラムローダーフ
ァイル9、ROMデータファイル11、プログラムロー
ダーアドレスファイル10、ROMデータアドレスファ
イル12を専用機器またはパーソナルコンピュータなど
の外部装置により作成する場合について説明する。
【0096】図5において、データ作成処理を開始し
て、ステップS11で板状メモリを専用機器で初期化す
る。具体的には、板状メモリをFAT等のファイルシス
テム用にフォーマット可能な専用機器に接続して不要な
データ等を消去するように初期化する。
【0097】ステップS12で、板状メモリをパーソナ
ルコンピュータへ接続する。具体的には、板状メモリを
所定のインターフェースを介してパーソナルコンピュー
タへ接続する。
【0098】ステップS13で、プログラムローダーフ
ァイルをパーソナルコンピュータから書き込む。具体的
には、板状メモリを専用機器でFAT等のファイルシス
テム用にフォーマットすることにより、FATファイル
システム上に予めパーソナルコンピュータ上で作成され
たプログラムローダーファイルを記録することができる
ので、パーソナルコンピュータから板状メモリ7に容易
にプログラムローダーファイルを書き込むことができ
る。
【0099】図7Cに、プログラムローダーファイルの
ヘッダーデータの例を示す。図7Cにおいて、識別デー
タ56として、ABC DEF MEMSTICK P
ROGRAM LOADERが記憶され、ファイル名5
7としてromdata.datが記録され、スペース
58に続いて物理ブロックアドレスデータ59として0
×00A3,0×003F,0×FFFFが記録され
る。
【0100】ステップS14で、ROMデータファイル
をパーソナルコンピュータから書き込む。具体的には、
板状メモリを専用機器でFAT等のファイルシステム用
にフォーマットすることにより、FATファイルシステ
ム上に予めパーソナルコンピュータ上で作成されたRO
Mデータファイルを記録することができるので、パーソ
ナルコンピュータから板状メモリ7に容易にROMデー
タファイルを書き込むことができる。
【0101】図7Cに、ROMデータファイルのヘッダ
ーデータの例を示す。図7Cにおいて、識別データ56
として、ABC DEF MEMSTICK PROG
RAM LOADERが記憶され、ファイル名57とし
てromdata.datが記録され、スペース58に
続いて物理ブロックアドレスデータ59として0×00
A3,0×003F,0×FFFFが記録される。
【0102】ステップS15で、板状メモリをパーソナ
ルコンピュータから外す。具体的には、板状メモリを所
定のインターフェースから外すことにより、パーソナル
コンピュータから外す。
【0103】ステップS16で、専用機器にてローダー
用板状メモリ識別用ファイルを作成する。具体的には、
図6に示した、物理アドレスファイル構成において、ヘ
ッダー40の位置に、例えば、図7Aに示した、識別フ
ァイルのヘッダーデータとして、パーソナルコンピュー
タからのロードの場合には、識別データ50として、A
BC DEF MEMSTICK PROGRAM L
OADER LOADFROM PCが記憶され、スペ
ース51に続いて1ブロックあたりの記憶領域を示すペ
ージ数52として32が記録される。また、図7Bにお
いて、板状メモリからのロードの場合には、識別データ
53として、ABC DEF MEMSTICK PR
OGRAM LOADER LOAD FROM MS
が記憶され、スペース54に続いて1ブロックあたりの
記憶領域を示すページ数55として16が記録される。
【0104】ステップS17において、専用機器にてプ
ログラムローダーファイルのアドレスファイルを作成す
る。具体的には、図1において説明したように、専用機
器において、たとえばRAM内に物理アドレステーブル
67を設け、操作部のアドレスファイルの処理を開始す
るキーが押下されることによりアドレスファイル処理を
開始するマイクロコンピュータ1の機能によって実現さ
れるアドレスファイル処理部65により、直ちに物理ア
ドレステーブル67を参照して所定のプログラムローダ
ーファイルの論理アドレスに対応するフラッシュメモリ
上の物理アドレスを取得して、マイクロコンピュータ1
の機能によって実現される物理アドレス書き込み処理部
66により板状メモリ7に対してアクセスを行うことに
よりプログラムローダーファイルの物理アドレスの書き
込みを行う。
【0105】ステップS18において、専用機器にてR
OMデータファイルのアドレスファイルを作成する。具
体的には、図1において説明したように、専用機器にお
いて、たとえばRAM内に物理アドレステーブル67を
設け、操作部のアドレスファイルの処理を開始するキー
が押下されることによりアドレスファイル処理を開始す
るマイクロコンピュータ1の機能によって実現されるア
ドレスファイル処理部65により、直ちに物理アドレス
テーブル67を参照して所定のROMデータファイルの
論理アドレスに対応するフラッシュメモリ上の物理アド
レスを取得して、マイクロコンピュータ1の機能によっ
て実現される物理アドレス書き込み処理部66により板
状メモリ7に対してアクセスを行うことによりROMデ
ータファイルの物理アドレスの書き込みを行う。
【0106】次に図8を用いて図2においてマイクロコ
ンピュータ1に内蔵されたフラッシュROM2に記憶さ
れたプログラムを書き換える動作を説明する。図8は板
状メモリ7内部のROMに記憶されたデータを物理ブロ
ックアドレスを付して示している。
【0107】図8の物理ブロックアドレスの0×000
4には図7Bの識別用ファイルが記録されている。これ
は、図2の板状メモリ7内に記憶されているローダー用
板状メモリ識別ファイルである。
【0108】図8の物理ブロックアドレスの0×005
2には図7CのROMデータアドレスファイルが記録さ
れている。これは、図2の板状メモリ7内に記憶されて
いるROMデータアドレスファイル12である。
【0109】図8の物理ブロックアドレスの0×00A
2には図7Dのプログラムローダーアドレスファイルが
記録されている。これは、図2の板状メモリ7内に記憶
されているプログラムローダーアドレスファイル10で
ある。
【0110】また、図8の物理ブロックアドレスの0×
0041は図2の板状メモリ7内に記憶されているプロ
グラムローダーファイル9である。
【0111】図8の物理ブロックアドレスの0×00A
3と0×003Fに記録されているデータは、図2の板
状メモリ7内に記憶されているROMデータファイル1
1を構成するデータである。
【0112】携帯情報端末20に設けられたマイクロコ
ンピュータ1に内蔵されたフラッシュROM2に記憶さ
れたプログラムを書き換える場合、最初にフラッシュR
OM2に記憶されているプログラム書換の準備を行うプ
ログラムが起動される。
【0113】このプログラム書換の準備を行うプログラ
ムは図8に示した板状メモリ7内を物理ブロックアドレ
スで最初のアドレスから順に指示してアクセスしてい
き、物理ブロックアドレスで指示したブロックから読み
出されるデータの所定位置に図7Bに示したようなロー
ダー用板状メモリ識別ファイル8であることを示すヘッ
ダーが有るか否かを判別していく。図8のようにデータ
が記録されている場合には、物理ブロックアドレスの0
×0004を読み出したときに、装着された板状メモリ
に携帯情報端末20に設けられたマイクロコンピュータ
1に内蔵されたフラッシュROM2に記憶されたプログ
ラムを書き換えるためのプログラムとデータとが記録さ
れていることが判別できる。つまり、物理ブロックアド
レスの0×0004のブロックを読み出したときに、A
BC DEF MEMSTICKPROGRAM LO
ADER LOAD FROM MS の文字列が確認
できることで装着されている板状メモリにはプログラム
ローダーファイルやROMデータファイル等が記録され
ていると判断できるものである。
【0114】ローダー用板状メモリ識別ファイル8が装
着されている板状メモリ7に記録されていると判別され
ると、続いてプログラムローダーアドレスファイル10
とROMデータアドレスファイル12を板状メモリ内か
ら検出する。
【0115】具体的には、物理ブロックアドレス0×0
000から順にブロックを読み出していきプログラムロ
ーダーアドレスファイル10であれば、ABC DEF
MEMSTICK PROGRAM LOADER
loader.datの文字列が記録されている図7D
に相当するブロックを検索する。また、ROMデータア
ドレスファイル12であれば、ABC DEF MEM
STICK PROGRAM LOADER romd
ata.dat の文字列が記録されている図7Cに相
当するブロックを検索する。
【0116】図8のようにデータが記録されている場合
には、物理ブロックアドレスの0×0052においてプ
ログラムローダーアドレスファイルが検出され、物理ブ
ロックアドレスの0×00A2においてROMデータア
ドレスファイルが検出される。
【0117】プログラムローダーアドレスファイル10
が検出されるとマイクロコンピュータ1は、プログラム
ローダーアドレスファイル10から板状メモリ7に記録
されているフラッシュROM2を書き換えるプログラム
が記録されている物理アドレスを読み出す。図8の場合
であれば図7Dの物理ブロックアドレスデータ73の位
置から0×0041がまず最初に読み出される。
【0118】マイクロコンピュータ1は0×0041な
る物理ブロックアドレスに基づいて板状メモリ7の0×
0041のブロックからプログラムローダーファイルを
読み出して内部RAM3に記憶させる。プログラムロー
ダーアドレスファイル10から0×0041のブロック
に続くプログラムローダーファイルが板状メモリ7に記
録されているか否かを判別するために図7Dの物理ブロ
ックアドレスデータ73の位置から次の物理ブロックア
ドレスデータを読み出す。この例の場合次に読み出され
るデータは0×FFFFであるため物理ブロックアドレ
ス0×0041に続くプログラムローダーファイルが無
いことが判別できる。
【0119】次にマイクロコンピュータ1は検出された
ROMデータアドレスファイルから図7Cの物理ブロッ
クアドレス59を読み出して最初の物理ブロックアドレ
スとして0×00A3が読み出される。読み出された物
理ブロックアドレス0×00A3に基づいてマイクロコ
ンピュータ1は、板状メモリ7の物理ブロックアドレス
0×00A3のブロックから1st ROM Data
を読み出して携帯情報端末20に設けられた外部RAM
6に記憶させる。続いてマイクロコンピュータ1は図7
CのROMデータアドレスファイルの物理ブロックアド
レスデータ59から2番目の物理ブロックアドレスとし
て0×003Fを読み出す。読み出された物理ブロック
アドレスの0×003Fに基づいてマイクロコンピュー
タ1は板状メモリ7の物理ブロックアドレス0×003
Fから2nd ROM Dataの1ブロックを読み出
して外部RAM6に記憶させる。更にマイクロコンピュ
ータ1は図7CのROMデータアドレスファイルの物理
ブロックアドレスデータ59から次の物理ブロックアド
レスとして0×FFFFである終端データを読み出すこ
とでROMデータがこれ以上無いことを知りROMデー
タの読み出し処理を終了する。
【0120】プログラムローダーファイル9とROMデ
ータファイル11のそれぞれのファイルが内部RAM3
と外部RAM6のそれぞれに記憶されると、フラッシュ
ROM2に記憶されている書換の準備を行うプログラム
は、内部RAM3に記憶されたプログラムローダーファ
イルが動作するように制御権を内部RAM3に記憶され
たプログラムローダーファイルに渡す。具体的には内部
RAM3に記憶されたプログラムローダーの実行開始位
置にジャンプするようにマイクロコンピュータ1に指示
されることで行われる。
【0121】実行の制御権を得た内部RAM3に記憶さ
れたプログラムローダーは、マイクロコンピュータ1の
出力端子5を制御可能なようにプログラムされていて、
ジャンパー線14を通してライトイネーブル端子4がフ
ラッシュROM2の書換が可能な状態になるように出力
端子5を制御する。
【0122】続いて内部RAM3に記憶されたプログラ
ムローダーは、少なくとも外部RAM6に記憶されたフ
ラッシュROMに記憶されているデータを置き換えるデ
ータが記憶される領域の消去を行い、外部RAM6に記
憶されているデータをフラッシュROM2の所定ブロッ
クに書き込む。書き込みが終了した後は出力端子5を制
御してライトイネーブル端子4をフラッシュROM2の
書き換えが不可能な状態に設定し、その後ブートローダ
ーは、フラッシュROM2に記憶されているプログラム
に制御権を渡し、フラッシュROM2の書換処理を終了
する。具体的にはフラッシュROM2に記憶されている
プログラムのうちの初期状態に実行が開始されるアドレ
スにジャンプすることで行われる。
【0123】図1のファイルシステム処理階層を用い
て、上述した図5のフローチャートにおけるステップS
17およびステップS18のプログラムローダーファイ
ルおよびROMデータファイルの物理アドレス取得手順
を説明する。
【0124】図1において、まず、第1に、アドレスフ
ァイル処理部65において、アプリケーション処理層6
0のディレクトリから先頭のクラスタ番号およびFAT
から連続するクラスタ番号を取得する。第2に、第1の
処理で得たクラスタ番号を、物理アドレステーブル67
を参照することにより、物理アドレスへ変換する。これ
により、所望のプログラムローダーファイルおよびRO
Mデータファイルの物理アドレスを取得することができ
る。このようにして、論理アドレスのクラスタ番号から
物理アドレスを算出している。
【0125】[FAT構造]図1のファイルシステム階
層で説明したように、ファイル管理処理はFATにより
行われることになる。即ち図2に示した構成の携帯情報
端末20により、板状メモリ7に対するデータ書込およ
び読出である記録再生を実現するには、アプリケーショ
ン処理での要求に伴ってFATによるファイル記憶位置
管理が参照され、さらに上述した論理−物理アドレス変
換が行われて実際のアクセスが行われることになる。こ
こで、FATの構造について説明しておく。
【0126】FATによる管理構造の概要を示す。な
お、本例ではFAT及び論理−物理アドレス変換テーブ
ルは板状メモリ15内に格納されることになるが、FA
T構造が、板状メモリ内での管理構造となるものであ
る。
【0127】そして、FAT管理構造は、パーティショ
ンテーブル、空き領域、ブートセクタ、FAT、FAT
のコピー、ルートディレクトリ、データ領域から成る。
データ領域には、クラスタ2、クラスタ3・・・として
単位データを示しているが、このクラスタとは、管理単
位であってFATで扱う1データ単位となる。一般にF
ATでは、クラスタサイズは標準で4Kバイトとされる
が、このクラスタサイズは512バイト〜32Kバイト
の間で2のべき乗の大きさをとることができる。
【0128】本例の板状メモリでは、上述したように1
つのブロックが8Kバイト又は16Kバイトとされる
が、1ブロック=8Kバイトとされる板状メモリ15の
場合は、FATで扱うクラスタは8Kバイトとされる。
また1ブロック=16Kバイトとされる板状メモリ1の
場合は、FATで扱うクラスタは16Kバイトとされ
る。即ち、8Kバイト又は16KバイトがFAT管理上
でのデータ単位であり、かつ板状メモリでのブロックと
しての1つのデータ単位とされる。従って板状メモリか
らみれば、FATで扱われるクラスタサイズ=その板状
メモリのブロックサイズとなる。このため、本例の以降
の説明については、簡略化のためにブロック=クラスタ
として考えることとする。
【0129】そしてブロックナンバとしてx・・・(x
+m−1)、(x+m)、(x+m+1)、(x+m+
2)・・・と示したが、例えばこのように各ブロックに
おいてFAT構造を構築する各種データは記憶されるこ
とになる。なお、実際には必ずしもこのように物理的に
連続する各ブロックに各情報が記憶されるものではな
い。
【0130】FAT構造において、まずパーティション
テーブルには、最大2GバイトとされるFATパーティ
ションの先頭と終端のアドレスが記述されている。ブー
ト領域には、いわゆる12bitFAT、16bitF
ATの別や、FAT構造として大きさ、クラスタサイ
ズ、各領域のサイズなどが記述される。
【0131】FATは、後述するように各ファイルを構
成するクラスタのリンク構造を示すテーブルとなり、ま
たFATについては続く領域にコピーが記述される。ル
ートディレクトリには、ファイル名、先頭クラスタ番
号、各種属性が記述される。これらの記述は1つのファ
イルにつき32バイト使用される。
【0132】[板状メモリのファイル構造] [ディレクトリ構成]次に、板状メモリに記憶されるフ
ァイル構造について説明していく。まずディレクトリ構
成例を示す。上述したように、板状メモリで扱うことの
できる主データとしては、動画データ、静止画データ、
スピーチ等のオーディオデータ、音楽用データ等のCD
やMDなどから再生される高音質なオーディオデータ、
制御用データなどがあるが、このためディレクトリ構造
としては、ルートディレクトリから、VOICE(スピ
ーチ用ディレクトリ)、DCIM(静止画用ディレクト
リ)、MOxxxxnn(動画用ディレクトリ)、AV
CTL(制御用ディレクトリ)、HIFI(音楽用ディ
レクトリ)が配される。
【0133】本例では、特にオーディオデータである
(スピーチデータ)のファイルについて詳しく述べてい
くこととする。ディレクトリVOICEのサブディレク
トリとしては、オーダーファイル(ORDER.MS
F)、付加情報管理ファイル(INFO.MSF)、フ
ォルダ(FOLDER1、FOLDER2・・・)等が
形成される。また、例えばフォルダ内には、実際のオー
ディオデータであるスピーチデータのファイル(ファイ
ル名98120100.MSV等)が形成される。
【0134】[スピーチデータファイル]スピーチデー
タファイルのデータ構造を示す。スピーチデータファイ
ルは、フォーマットフレーム(FORMAT FRAM
E)、TOCフレーム(TOC FRAME)、タイト
ルフレーム(TITLEFRAME)、メーカーフレー
ム(MAKER FRAME)、オーサーフレーム(A
UTHOR FRAME)、スペースフレーム(SPA
CE FRAME)、データフレーム(DATA FR
AME)を含んで構成される。但し、タイトルフレーム
(TITLE FRAME)、メーカーフレーム(MA
KERFRAME)、オーサーフレーム(AUTHOR
FRAME)を設けることは任意であり、基本的に
は、太枠で囲ったフォーマットフレーム(FORMAT
FRAME)、TOCフレーム(TOC FRAM
E)、スペースフレーム(SPACE FRAME)、
データフレーム(DATA FRAME)によってスピ
ーチデータファイルが構成されることになる。
【0135】フォーマットフレームは、当該スピーチデ
ータファイルの基本的な管理情報となり、コーデックの
種類等が示される。TOCフレームは、当該スピーチデ
ータファイルの各フレームの配列状態を表す管理情報と
なる。つまりTOCフレームの記述によりスピーチデー
タファイルのフレーム構造が識別される。データフレー
ムは、実際のスピーチデータが格納される領域となる。
スペースフレームは、詳しくは後述するが、未使用のエ
リアとされ、これがTOCフレームの拡大の場合の予備
領域や、ファイル内の再生不可エリアの設定のために機
能する。
【0136】このような各フレームにおいて、データフ
レームとスペースフレームは同一ファイル内に複数個存
在する場合もある。ただし、データフレームとスペース
フレーム以外のフレームは、同一ファイル内に1つとな
る。また、フォーマットフレームは必ずファイルの先頭
に配置される。そしてTOCフレームはフォーマットフ
レームの直後に配置される。上述した必須でないフレー
ムであるタイトルフレーム、メーカーフレーム、オーサ
ーフレームは、TOCフレームの後にまとめて配置され
る。これらはフレームIDが小さい順番に配置されるこ
とになる。また、必須でないフレームの並びの次には、
必ずスペースフレームが配置される。
【0137】また、スピーチデータファイルのデバイド
処理時には、分割ポイントが含まれるクラスタにおい
て、再生されないデータエリアをスペースフレームとす
る。即ち、或るクラスタの途中の位置が分割点とされた
場合、分割による後半のファイルでは、スピーチデータ
の先頭が、そのクラスタの分割点となる。あくまでファ
イルの最小単位はクラスタとなるため、このようにその
クラスタ内の分割点以前のデータは、再生してはいけな
いデータが含まれることとなるが、その部分は、スペー
スフレームとして再生されないようにする。
【0138】また、スピーチデータファイルの分割、結
合処理の結果、2つのスペースフレームがとなり合う状
況になる場合もあり得る。このようにとなり合う2つの
スペースフレームが存在する場合は、それを1つのスペ
ースフレームにまとめる。つまり具体的には、1つのス
ペースフレームとしてTOCフレームで管理されるよう
にする。
【0139】以上、実施の形態としての携帯情報端末お
よび板状メモリとこれらによるフラッシュROM書き換
え動作について述べてきたが、本発明はこれらの構成及
び動作に限定されるものではない。特に実施の形態にお
いては板状メモリを用いたシステムにおいて主データが
オーディオデータとしてのボイスデータであるオーディ
オデータファイルまたはボイスデータファイルの書き込
み、読み出し、消去のためのROMデータの書き換え処
理を例にあげたが、上述したように板状メモリを用いた
システムではボイスデータファイル以外に、音楽データ
ファイル等のオーディオデータファイル、動画データフ
ァイル等の画像データファイルなども扱うことができ
る。そしてこのオーディオデータファイル、画像データ
ファイルについても、上記同様にROMデータの書き換
え処理が実行されることで、携帯情報端末20のマイク
ロコンピュータの動作を安定化できる。
【0140】このようにして、ファイルシステムとして
FATファイルシステムを使用して、記録媒体として脱
着機構を介してフラッシュメモリを使用し、スピーチ・
音楽等のオーディオデータであるストリームデータを記
録または再生する機能を有し、ROMデータの書き換え
が可能なマイクロコンピュータを有する携帯情報端末に
おいて、何等マイクロコンピュータを分解することな
く、ROMデータを書き換えることが可能となり、携帯
情報端末20のマイクロコンピュータの動作の安定化を
図ることができ、ROMデータの更新時や修理時におけ
る操作性および保守性の向上を図ることができる。
【0141】なお、上述において、FAT上あるいはF
ATファイルシステム上とあるのは、すべて板状メモリ
を構成する不揮発性メモリ内におけるファイル管理シス
テムを意味している。また、本実施の形態の携帯情報端
末に適用される記録媒体としては、図2のような板状メ
モリに限定されるものではなく、他の外形形状とされた
固体メモリ媒体としてメモリチップ、メモリカード、メ
モリモジュール等や例えば、Siemens、SanD
isk、日立、Motorola、NEC、Nokia
の提唱するMultiMediaCard(MMC)
や、東芝、松下、SanDiskが提唱するSDメモリ
カード(SD[Secure Digital]Mem
ory Card)、あるいはPCカード等でも構わな
い。
【0142】また、これまで説明したファイルシステム
のフォーマットも、FATファイルシステムに限定され
るものではなく、他のファイルシステムでも良く、ま
た、例えば実際に応じてその細部の規定などは変更され
て構わない。更には、フラッシュメモリ容量のバリエー
ションも上述したものに限定されるものではない。もち
ろん、本実施の形態の記憶媒体のメモリ素子はフラッシ
ュメモリに限られず、他のメモリ素子や、書き替え可能
なコンパクトディスクでもよい。
【0143】また、本発明における不揮発性メモリであ
るフラッシュROM2の書き換えを可能にするための機
能のすべてを板状メモリ7から供給するのではなく、フ
ラッシュROM2の書き換えを可能にするための機能の
一部のみを板状メモリ7から供給するようにしても良
い。
【0144】
【発明の効果】本発明の携帯情報端末装置は、本体に対
して脱着可能に設けられ、プログラムデータの書き換え
を実行する書き換えプログラムを記憶した記録媒体と、
制御手段に対して、記録媒体の装着時に書き換えプログ
ラムに基づいて書き換え禁止手段の書き換え禁止状態を
少なくとも1回解除するように制御する解除手段とを備
えたので、プログラムデータの書き換えを可能にするた
めの機能は、記録媒体に記憶した書き換えプログラムの
中に設けることにより、この書き換えプログラムが制御
手段の中に読み込まれて、初めてプログラムデータの書
き換え禁止状態を解除して書き換え可能状態に制御さ
れ、この書き換えプログラムにより、新たなプログラム
データを制御手段により本体内部に書き込むことによ
り、プログラムデータの書き換えができるため、何等制
御手段としてのマイクロコンピュータを分解することな
く、プログラムデータを書き換えることが可能となり、
携帯情報端末のマイクロコンピュータの動作の安定化を
図ることができ、プログラムデータの更新時や修理時に
おける操作性および保守性の向上を図ることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のファイルシステム処理階層の説明
図である。
【図2】実施の形態の携帯情報端末および板状メモリの
構成を示す図である。
【図3】実施の形態のマイクロコンピュータおよび板状
メモリの間でのデータの流れを示す図である。
【図4】実施の形態のフラッシュROM書き換え動作を
示すフローチャートである。
【図5】実施の形態の必要なデータの作成動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】実施の形態の物理アドレスファイルの構成を示
す図である。
【図7】実施の形態のヘッダーデータの例を示す図であ
り、図7Aは識別用ファイルのヘッダーデータでありパ
ーソナルコンピュータからのロードの場合、図7Bは識
別用ファイルのヘッダーデータであり板状メモリからの
ロードの場合、図7Cおよび図7Dはプログラムローダ
ーファイルおよびROMデータファイルのヘッダーデー
タである。
【図8】実施の形態のフラッシュROMの書き換えを行
うプログラムが記憶された板状メモリ内部のデータの記
憶状態を示す図である。
【符号の説明】
1……マイクロコンピュータ、2……フラッシュRO
M、3……内部RAM、4……ライトイネーブル端子、
5……出力端子、6……外部RAM、7……板状メモ
リ、8……ローダー用板状メモリ識別用ファイル、9…
…プログラムローダーファイル、10……プログラムロ
ーダーアドレスファイル、11……ROMアドレスファ
イル、12……ROMデータアドレスファイル、13…
…脱着機構、14……ジャンパー線、20……携帯情報
端末(セット本体)、40……ヘッダー、41……物理
アドレス、50……識別データ、51……スペース、5
2……1ブロックあたりのページ数、53……識別デー
タ、54……スペース、55……1ブロックあたりのペ
ージ数、56……識別データ、57……ファイル名、5
8……スペース、59……物理ブロックアドレスデー
タ、60……アプリケーション処理層、65……アドレ
スファイル処理部、67……物理アドレステーブル(R
AM)、56……物理アドレス書き込み処理部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 G06K 19/00 N

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ書換装置内部に記憶されているデ
    ータを更新するための更新データと、上記データ書換装
    置に上記更新データを転送するためのプログラムデータ
    と、上記更新データ及びプログラムデータが記録されて
    いることを識別する識別データが記録された記録媒体が
    着脱可能なデータ書換装置において、 上記着脱可能な記録媒体を装置本体に挿入する挿入手段
    と、 上記記録媒体に記録された上記データ書換装置に上記更
    新データを転送するためのプログラムデータが読み込ま
    れて記憶される第1の記憶手段と、 上記記録媒体から上記識別データを検出する検出手段
    と、 上記書換装置内部にあり、上記更新されるデータが記憶
    されている第2の記憶手段と、 上記検出手段にて上記記録媒体から上記識別データが検
    出された場合には、上記検出された識別データに基づい
    て上記データ書換装置に上記更新データを転送するため
    のプログラムデータを上記記録媒体から読み出して上記
    第1の記憶手段に記憶させた後、上記第1の記憶手段に
    記憶されたプログラムデータに基づいて上記記録媒体に
    記録された上記更新データを読み出して上記データ書換
    装置内部の第2の記憶手段に記憶されているデータを更
    新する制御手段とを備えたことを特徴とするデータ書換
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ書換装置におい
    て、 上記更新データは、上記データ書換装置を動作させるた
    めのプログラムデータであることを特徴とするデータ書
    換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ書換装置におい
    て、 上記データ書換装置は、 上記記録媒体に記録されている上記更新データを転送す
    るためのプログラムデータを上記第1の記憶手段に転送
    して記憶させるロードプログラムデータが記憶された第
    3の記憶手段を更に備えることを特徴とするデータ書換
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ書換装置におい
    て、 上記データ書換装置は、 上記データ書換装置内部に記憶されているデータの書き
    換えを規制する規制手段を更に備え、 上記記憶手段に記憶されたプログラムデータによって書
    き換えの規制を解除することを特徴とするデータ書換装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のデータ書換装置におい
    て、 上記データ書換装置に上記更新データを転送するための
    プログラムデータを読み込んだ後に上記書き換えの規制
    の解除が可能となることを特徴とするデータ書換装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデータ書換装置におい
    て、 上記データ書換装置内部に記憶されているデータは不揮
    発性メモリ手段に記憶されていることを特徴とするデー
    タ書換装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のデータ書換装置におい
    て、 上記データ書換装置は、 第4の記憶手段を更に備え、 上記データ書換装置内部に記憶されているデータを更新
    するための更新データは、上記第4の記憶手段に記憶さ
    れた後に、上記データ書換装置内部の第2の記憶手段に
    記憶されているデータを更新するために使用されること
    を特徴とするデータ書換装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のデータ書換装置におい
    て、 上記制御手段は、 上記データ書換装置に上記更新データを転送するための
    プログラムデータが上記記録媒体に記録されている位置
    を示す第1の位置データを検索し、上記検索された第1
    の位置データに基づいて上記プログラムデータを読み出
    すことを特徴とするデータ書換装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のデータ書換装置におい
    て、 上記制御手段は、 上記データ書換装置内部に記憶されているデータを更新
    するための更新データが上記記録媒体に記録されている
    位置を示す第2の位置データを検索し、上記検索された
    第2の位置データに基づいて上記記録媒体に記録された
    上記更新データを読み出すことを特徴とするデータ書換
    装置。
  10. 【請求項10】 データ書換装置内部に記憶されている
    データを更新するための更新データと、上記データ書換
    装置に上記更新データを転送するためのプログラムデー
    タと、上記更新データ及びプログラムデータが記録され
    ていることを識別する識別データとが記録された上記デ
    ータ書換装置本体と着脱可能な記録媒体から、上記更新
    データを上記データ書換装置に転送して記憶させる制御
    方法において、 上記記録媒体から上記識別データを検出する検出ステッ
    プと、 上記記録媒体から識別データが検出された場合には、上
    記検出された識別データに基づいて上記プログラムデー
    タを上記記録媒体から読み出す読み出しステップと、 上記読み出されたプログラムデータに基づいて上記記録
    媒体から上記データ書換装置内部に記憶されているデー
    タを更新するための更新データを読み出して上記読み出
    された更新データで上記データ書換装置内部に記憶され
    ているデータを更新する更新ステップとを備えたことを
    特徴とする制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の制御方法において、 上記データ書換装置が備える一時記憶手段に上記プログ
    ラムデータを記憶させることを特徴とする制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の制御方法において、 上記制御方法は、 上記データ書換装置が備える一時記憶手段に上記記録媒
    体に記録された更新データを一時的に記憶させる一時記
    憶ステップを更に備えることを特徴とする制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の制御方法において、 上記制御方法の上記識別データを検出する検出ステップ
    は、 上記記録媒体を構成する所定のデータサイズのブロック
    ごとに所定のデータパターンが有るか否かで上記識別デ
    ータを検出することを特徴とする制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の制御方法において、 上記制御方法のデータを更新する更新ステップは、 上記データ書換装置に記憶された更新される位置のデー
    タを消去してからデータを更新することを特徴とする制
    御方法。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の制御方法において、 上記制御方法は、データ書換装置内部に記憶されている
    データを更新するための更新データを上記記録媒体から
    読み出すステップに先立ち、 上記更新データが上記記録媒体に記録されている位置を
    示す第1の位置データを検索する検索ステップを更に備
    え、 上記第1の位置データに基づいてデータ書換装置内部に
    記憶されているデータを更新するための更新データを上
    記記録媒体から読み出すことを特徴とする制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項10記載の制御方法において、 上記制御方法は、上記データ書換装置に上記更新データ
    を転送するためのプログラムデータが上記記録媒体に記
    録されている位置を示す第2の位置データを検索する検
    索ステップを更に備え、 上記プログラムデータの読み出しは、上記第2の位置デ
    ータに基づいて行われることを特徴とする制御方法。
  17. 【請求項17】 装着されるデータ書換装置内部に記憶
    されているデータを更新するための更新データが記録さ
    れる更新データ記録領域と、 上記データ書換装置に上記更新データを転送するための
    プログラムデータが記録されるプログラムデータ記録領
    域と、 上記更新データ及びプログラムデータが記録されている
    ことを識別する識別データが記録される識別データ記録
    領域と、 を備えた記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の記録媒体において、 上記更新データが上記記録媒体に記録されている位置を
    示す第1の位置データが記録される第1の位置記録領域
    を更に備えることを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の記録媒体において、 上記プログラムデータが上記記録媒体に記録されている
    位置を示す第2の位置データが記録される第2の位置記
    録領域を更に備えることを特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の記録媒体において、 上記記録媒体は、 上記第1の位置データが記録される第1の位置記録領域
    とは別に、上記記録媒体に記録されたデータを管理する
    管理データが記録される管理データ記録領域を備えるこ
    とを特徴とする記録媒体。
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