JP2001188065A - 生体試料の濁り除去方法及び組成物 - Google Patents
生体試料の濁り除去方法及び組成物Info
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Abstract
に界面活性剤を添加するに際し、界面活性剤本来の濁り
の除去効果を保ちながら、しかも測定対象物質や反応物
質に影響をおよぼすことなく温和な条件で測定を達成で
きる手段を提供すること。 【構成】濁りを減ずる効果の高い、曇点が低く高親油性
の界面活性剤と、曇点を上昇させる物質とを添加するこ
とにより、界面活性剤本来の濁りの除去効果を保ちなが
ら、しかも測定対象物質や反応物質に影響をおよぼすこ
となく試料測定を実施できる、試料の濁り除去方法及び
試料測定用組成物を提供する。
Description
に関する。より詳しくは本発明は、酵素反応又は免疫反
応などを適用する試料中成分の測定方法の改良、酵素活
性量の測定方法の改良に関するものであり、臨床、薬物
化学、生化学及び食品化学の分野に応用可能である。
査診断分野において、生体試料の濁りにより正確な分析
ができないことがしばしば起こる。試料中の濁りの主な
原因は、リポ蛋白質の一種類であるカイロミクロンや超
低比重リポ蛋白質であることが多い。これらのリポ蛋白
質は非極性の脂質である中性脂肪の含有率が高いため、
水溶液中で濁りやすいという性質を有している。
種々の界面活性剤により、濁りの原因となっているリポ
蛋白質を可溶化する技術が開示されている(特開昭59
−162454号公報、特開平04−7832号公
報)。また、特定の界面活性剤にコラン酸のオキシ誘導
体を組合わせることによる生体試料の濁りの除去方法も
開示されている(特開平02−24520号公報)。し
かしながら、これらの界面活性剤を用いる方法はいずれ
の場合においても、濁りの除去効果が十分でなかった
り、高濃度の界面活性剤を使用するため泡が生じたり、
測定に必要な酵素や基質の成分を変性させたり不安定化
する等の問題があった。
の界面活性剤と酵素とを組合わせて濁りを除去する方法
や、リパーゼを用いた濁り除去方法も開示されている
(特公平04−7400号公報、特開平09−2881
1号公報)。これらの方法はいずれも、測定対象物質が
当該酵素によって分解等を受けないことが必要であるた
め、蛋白質濃度測定などの一部の測定項目に限られてい
た。例えば、特開平09−28811号公報に開示され
ているリパーゼを用いる方法は、リパーゼを反応成分に
使用する中性脂肪の測定等には適用できなかった。
中の成分の測定において、濁りを防ぐために界面活性剤
を添加するに際し、界面活性剤本来の濁りの除去効果を
保ちながら、しかも測定対象物質や反応物質に影響を及
ぼすことなく温和な条件で測定を達成できる手段を提供
することである。
重ねた結果、高親油性の界面活性剤が有する濁りを減ず
る効果と該界面活性剤の曇点との関係に注目して本発明
を完成した。曇点とは化合物を試験管中で加熱してゆく
ときに初めて曇りを生ずる温度をいう。一般に曇点が低
い界面活性剤で親油性の高いものは、濁り除去効果は高
いが、それ自体の曇点が低いために界面活性剤そのもの
の濁りが生じるため使用できなかった。しかしながら本
発明者らは、このように曇点が低く通常では用いられな
い界面活性剤に曇点を上昇させる物質を添加することに
より、界面活性剤本来の濁りの除去効果を保ちながら、
しかも測定対象物質や反応物質に影響を及ぼすことな
く、該界面活性剤を使用できることを見出し、本発明の
試料の濁り除去方法及び試料測定用組成物を完成した。
界面活性剤の少なくとも1つと、曇点が40℃以上の物
質であって当該界面活性剤の曇点を上昇させうる少なく
とも1つの物質とを、試料中に組合せて添加することを
特徴とする試料の濁り除去方法、(2)下記式[I]で
表される少なくとも1つの化合物と、当該化合物の曇点
を上昇させうる少なくとも1つの物質とを、試料中に組
合せて添加することを特徴とする試料の濁り除去方法、 R1O−{(C2H4O)m(AO)n}−R2……[I] (式中R1及びR2は水素原子又はアルキル基、AOは
オキシアルキレン基であり、m及びnはそれぞれオキシ
エチレン基及びオキシアルキレン基の数を示す)、
(3)前記(2)に記載の式[I]で表される化合物に
おいて、オキシアルキレン基がオキシプロピレン基であ
り、かつアルキル基が炭素原子数9〜20個であること
を特徴とする前記(2)の試料の濁り除去方法、(4)
試料中に組合わせて添加する組成物の曇点が40℃以上
であることを特徴とする前記(1)から(3)のいずれ
かの試料の濁り除去方法、(5)前記の曇点を上昇させ
うる物質が、40℃以上の曇点を有する、非イオン性界
面活性剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性
剤、フェニル基含有化合物及びその塩類、糖、及び配糖
体から選択される前記(1)から(4)のいずれかの試
料の濁り除去方法、(6)前記試料が生体試料であるこ
とを特徴とする前記(1)から(5)のいずれかの試料
の濁り除去方法、(7)前記(1)から(6)のいずれ
かに記載した、親油性の高い界面活性剤の少なくとも1
つと曇点が40℃以上の物質であって当該界面活性剤の
曇点を上昇させうる少なくとも1つの物質とを組合せて
含有する、又は前記式[I]で表される少なくとも1つ
の化合物と当該化合物の曇点を上昇させうる少なくとも
1つの物質とを組み合わせて含有する試料測定用組成
物、である。
する。本発明の試料の濁り除去方法は、親油性の高い界
面活性剤の少なくとも1つを用いることにより、試料中
の濁りを除去し、さらに、曇点が40℃以上の物質であ
って前記界面活性剤の曇点を上昇させうる少なくとも1
つの物質を用いることにより、親油性の高い界面活性剤
自身の濁りを解消することを特徴とする。
のできる親油性の高い界面活性剤は、その曇点が40℃
以下であることが好ましい。また、一般に使用されるエ
チレンオキシド型非イオン性界面活性剤ではなく、オキ
シエチレン基とオキシアルキレン基の重合体で曇点が4
0℃以下のものが、極めて可溶化力が強いことから好適
である。
ン基のものがより好ましい。具体的には、下記式[I]
で表される化合物が提供される。 R1O−{(C2H4O)m(AO)n}−R2……[I] (式中R1及びR2は水素原子又はアルキル基、AOは
オキシアルキレン基であり、m及びnはそれぞれオキシ
エチレン基及びオキシアルキレン基の数を示す)
ましくは、オキシアルキレン基がオキシプロピレン基で
あり、R1は水素原子、R2はアルキル基であり、その
炭素原子数が9〜20個であることを特徴とする化合物
である。当該化合物の曇点は、40℃以下が好ましい。
とも1又は2以上を試料中に終濃度が0.01〜10W
/V%、好ましくは0.1〜5.0W/V%となるよう
に添加する。
のできる曇点を上昇させうる物質とは、上記の親油性の
高い界面活性剤、特に曇点40℃以下の化合物を、その
添加により最終的に曇点40℃以上に上昇させうる物質
をいう。この物質は、少なくとも40℃以上の曇点を有
し、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、陰
イオン性界面活性剤、フェニル基含有化合物及びその塩
類、糖、及び配糖体から選択される。より好ましくは、
40℃以上の曇点を有する非イオン性界面活性剤であ
る。
ポリオキシエチレン二級アルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシル
エーテル、コール酸、コール酸ナトリウム、デオキシコ
ール酸、デオキシコール酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、ジメチルラウリルベタイ
ン、アルブチン、フェニルアラニン、トリプトファン、
n−オクチル−β−グルコシド、及びシュークロースモ
ノカプレート等を例示することができる。
以上の物質を、試料中に終濃度0.001〜2W/V
%、好ましくは0.01〜1.0W/V%となるように
添加する。
る物質は、例えば生理的食塩水や種々の緩衝液に溶解さ
せて調製した試薬の中に溶解させて使用するのが一般的
である。緩衝液としては種々のものを用いることができ
るが、例えば、ACE、ADA、BES、Bicin
e、BIS−TRIS、CAPS、CAPSO、CHE
S、DIPSO、EPPS、HEPES、HEPPS
O、MES、MOPS、MOPSO、PIPES、PO
PSO、TAPS、TAPSO、TES、Tricin
eなどのGood’s緩衝液を用いてもよい。
い界面活性剤、好ましくはその曇点が40℃以下である
親油性の高い界面活性剤、の少なくとも1つと、曇点が
40℃以上の物質であって当該界面活性剤の曇点を上昇
させうる少なくとも1つの物質とを組合せて含有する組
成物である。この組成物の構成成分である親油性の高い
界面活性剤及び当該界面活性剤の曇点を上昇させうる物
質は、上記の界面活性剤及び物質からそれぞれ選択して
使用できる。さらに、本発明の試料測定用組成物の曇点
は、40℃以上であることが好ましい。ここで組成物の
曇点とは、組合わせて混合した後の組成物の曇点をい
う。本発明の試料測定用組成物は、試料の濁り除去剤と
して使用される。
用組成物は、濁りを伴う試料に、又は化合物の添加によ
り濁りが生じると予想される試料に適用される。好適に
は、リポ蛋白質や脂質による濁りを伴う試料に使用され
る。さらに好適には、血清や血漿などの血液由来の試
料、尿及びその他の体液試料などの生体試料に適用さ
れ、臨床検査診断薬の分野で利用される。特に試料の濁
りの影響が測定結果に影響を及ぼす短波長の測定による
測定項目(例えばAST、ALT、CPK、LDH、コ
レステロール、トリグリセライド)に好適に用いられ
る。またさらに、薬物化学、生化学及び食品化学におい
て適用可能である。
に実施例を挙げて説明するが、本発明は実施例に限定さ
れるものではない 。 〔実施例1〕種々の界面活性剤を終濃度0.2W/V%
に調製し、試料の濁りを除去する効果を調べた。調製し
た各界面活性剤溶液270μLに市販の静注用脂肪乳剤
(商品名:イントラリピッド)の2W/V%液3μLを
添加し、混和直後及び混和後5分後の波長340nmで
の吸光度の変化を調べることにより濁りの除去効果を検
討した。吸光度が低い程、試料の濁りが除去されてい
る。その結果、表1に示したように、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンラウリルエーテルが良好な濁り
の除去効果を示した。
キシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル及
びポリエチレングリコールモノ−p−フェノールを混合
した界面活性剤(混合割合2:1)を終濃度0.5W/
V%になるように添加し第一試薬とした。また、試料と
して生理的食塩水及び静注用脂肪乳剤(商品名:イント
ラリピッド)を生理食塩水で2W/V% 、1W/V%
、0.5W/V%に希釈したものを用意した。試料6
μLと第一試薬270μLを混合し波長340nmでの
吸光度変化を測定した。その結果を図1に示す。脂肪乳
剤2W/V%を含む試料の強い濁りも約3分で除去さ
れ、第一試薬が高い濁り除去効果を有することが明らか
となった。
ように調製した。第一試薬として、0.15Mの塩化ナ
トリウム、1mMのEDTA、0.1W/V%のアジ化
ナトリウムを含む50mMのHEPES緩衝液(pH=
7.2)に、実施例2で調製したポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンラウリルエーテル及びポリオキシエ
チレングリコールモノ−p−フェノールを混合した界面
活性剤(混合割合2:1)を第一試薬中の濃度として
2.0、2.2、2.4、2.6、2.8、3.0V/
V%と変化させたものを調製した。第二試薬として、抗
ヒトCRPヤギ抗体を総力価1.5mg/mLとなるよ
うに0.15Mの塩化ナトリウム、1mMのEDTA、
0.1W/V%のアジ化ナトリウムを含む50mMのH
EPES緩衝液(pH=7.2)に添加したものを調製
した。
(商品名:イントラリピッド)が2W/V%、CRP濃
度が2.00mg/dLになるように生理的食塩水で希
釈したものを試料とした。
て行った。具体的には、試料15μLと第一試薬250
μLを加え、37℃で5分間反応後、第二試薬50μL
を加えて37℃で5分間反応させ、波長340nmでの
吸光度差を測定し、CRP濃度既知の標準試料を用いて
同様の操作により予め作成した検量線からCRPの値に
換算した。その結果を図2に示す。
リピッド)が2W/V%になるように生理的食塩水で希
釈したものを試料とし、濁り除去効果を、波長340n
mにおける吸光度変化を経時的に測定した結果を図3に
示す。
チレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル及びポリ
オキシエチレングリコールモノ−p−フェノールを混合
した界面活性剤(混合割合2:1)の添加により試料中
の濁りが除去され、試料中の成分の正確な測定が可能と
なった。すなわち、免疫学的測定においても本発明が有
効であることが明らかになった。
成分の測定において、濁りを防ぐために界面活性剤を添
加するに際し、界面活性剤本来の濁りの除去効果を保ち
ながら、しかも測定対象物質や反応物質に影響を及ぼす
ことなく温和な条件で測定を達成できる手段を提供す
る。本発明は試料中の成分、特に生体試料中の成分の測
定においてより正確な測定を可能とするものであり、臨
床、薬物化学、生化学及び食品化学等において有用であ
る。
ウリルエーテル及びポリエチレングリコールモノ−p−
フェノールを混合した界面活性剤の、試料中の濁り除去
効果を、波長340nmでの吸光度変化により経時的に
説明した図である。
ウリルエーテル及びポリエチレングリコールモノ−p−
フェノールを混合した界面活性剤の添加により、濁りを
伴う試料中のCRPが正確に測定できることを示す図で
ある。
ウリルエーテル及びポリエチレングリコールモノ−p−
フェノールを混合した界面活性剤の、試料中の濁り除去
効果を、波長340nmでの吸光度変化により経時的に
説明した図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 親油性の高い界面活性剤の少なくとも1
つと、曇点が40℃以上の物質であって当該界面活性剤
の曇点を上昇させうる少なくとも1つの物質とを、試料
中に組合せて添加することを特徴とする試料の濁り除去
方法。 - 【請求項2】 下記式[I]で表される少なくとも1つ
の化合物と、当該化合物の曇点を上昇させうる少なくと
も1つの物質とを、試料中に組合せて添加することを特
徴とする試料の濁り除去方法。 R1O−{(C2H4O)m(AO)n}−R2……[I] (式中R1及びR2は水素原子又はアルキル基、AOは
オキシアルキレン基であり、m及びnはそれぞれオキシ
エチレン基及びオキシアルキレン基の数を示す) - 【請求項3】 前記式[I]で表される化合物におい
て、オキシアルキレン基がオキシプロピレン基であり、
かつアルキル基が炭素原子数9〜20個であることを特
徴とする請求項2に記載の試料の濁り除去方法。 - 【請求項4】 試料中に組合わせて添加する組成物の曇
点が40℃以上であることを特徴とする請求項1から3
のいずれか1項に記載の試料の濁り除去方法。 - 【請求項5】 前記の曇点を上昇させうる物質が、40
℃以上の曇点を有する、非イオン性界面活性剤、陽イオ
ン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、フェニル基含
有化合物及びその塩類、糖、及び配糖体から選択される
請求項1から4のいずれか1項に記載の試料の濁り除去
方法。 - 【請求項6】 前記試料が生体試料であることを特徴と
する請求項1から5のいずれか1項に記載の試料の濁り
除去方法。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載し
た、親油性の高い界面活性剤の少なくとも1つと曇点が
40℃以上の物質であって当該界面活性剤の曇点を上昇
させうる少なくとも1つの物質とを組合せて含有する、
又は前記式[I]で表される少なくとも1つの化合物と
当該化合物の曇点を上昇させうる少なくとも1つの物質
とを組み合わせて含有する試料測定用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000304703A JP4548812B2 (ja) | 1999-10-18 | 2000-10-04 | ヒトcrp測定用試薬 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29553999 | 1999-10-18 | ||
JP11-295539 | 1999-10-18 | ||
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001188065A true JP2001188065A (ja) | 2001-07-10 |
JP2001188065A5 JP2001188065A5 (ja) | 2007-11-22 |
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JP (1) | JP4548812B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008545958A (ja) * | 2005-05-20 | 2008-12-18 | ジェネンテック・インコーポレーテッド | 自己免疫性疾患の被検体の生体試料の前処理 |
JP2017198669A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-11-02 | 協和メデックス株式会社 | 検体中の脂質による濁り抑制剤 |
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JPS55157518A (en) * | 1979-04-30 | 1980-12-08 | Hoechst Ag | Stable protein water solution |
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JPH10213582A (ja) * | 1997-01-30 | 1998-08-11 | Eiken Chem Co Ltd | 生体試料の濁りの除去方法 |
-
2000
- 2000-10-04 JP JP2000304703A patent/JP4548812B2/ja not_active Expired - Lifetime
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