JP2001187567A - 左右ハンドル車 - Google Patents
左右ハンドル車Info
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- Power Steering Mechanism (AREA)
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Abstract
ル車を提供することにある。 【解決手段】キャビンCに配備され、操向ハンドル5及
びブレーキペダル8を有する各運転操作装置SL,SR
と、操舵輪14を旋回作動させる各パワーステアリング
装置13と、油圧ポンプ42と、圧油を左側のパワース
テアリング装置に供給した上でオイルタンク41に戻す
左油路RLと、圧油を右側のパワーステアリング装置に
供給しオイルタンクに戻す右油路RRと、各油路RL,
RRにポンプ側ポートaを接続可能な切換弁45と、各
油路に別々に配設され、あるいは、ポンプ吐出路43に
直列状に配設され、各ブレーキペダル8の踏力を倍力し
て車輪14を制動作動させる左右の各ブレーキ用液圧倍
力装置28とを具備し、選択された側の油路とポンプ側
ポートaを連通させるように切換弁45を切り換え、選
択された運転操作装置のみで操舵と制動を行う。
Description
に用いられる左右ハンドル車に関する。
行うのに左右ハンドル車が用いられている。この左右ハ
ンドル車は、運転席の左右両側部に操向ハンドル、アク
セルペダル、ブレーキペダル等の運転操作装置を備え、
左右何れかの運転操作装置を選択的に使用して容易に走
行することができる。このような左右ハンドル車は道路
進行方向に向かって左右何れかの路肩に偏って走行する
場合、その路肩側の運転操作装置を用いて、路肩近傍の
路面を監視しつつ線引き作業等を容易に安全に行うこと
ができ、逆走しての線引き作業を排除できる。
開示された左右ハンドル付自動車は、車両の運転操作装
置である操向ハンドル、アクセルペダル、クラッチペダ
ル、ブレーキペダル等を左右にそれぞれ装備する。この
内、左右の各操向ハンドルにはパワーステアリング機構
付きの操舵装置がそれぞれ結合され、これら各パワース
テアリング機構には油ポンプの吐出油が切換弁の切り換
え操作で、左右何れかに選択的に供給され、選択的に左
右何れかのパワーステアリング機構付きの操舵装置で操
舵輪を旋回作動させ、これにより操舵の容易化を図って
いる。一方、左右のアクセルペダル、左右のクラッチペ
ダル、左右のブレーキペダルは、それぞれより延びる左
右の各リンク系が車両の燃料供給装置、クラッチアクチ
ュエータ、ブレーキアクチュエータに選択的に切り換え
接続されるように形成されている。
を用いて走行を行う場合、まず、切換弁の切り換えで選
択された側のパワーステアリング機構付きの操舵装置に
圧油を供給し、更に、その他の選択された側の運転操作
装置のリンク系を切り換え、走行用の各アクチュエータ
側に連結する。この状態で選択された側の操向ハンドル
等の各運転操作装置が運転者に操作されることで、車両
の選択された側の車体側方路面を監視しつつ容易に低速
走行でき、線引き作業等を容易に行うことができる。
23491号公報に開示されるような左右ハンドル車で
は、運転操作装置の内パワーステアリング機構付きの操
舵装置のみがパワーアシスト用の圧油を選択的に供給さ
れ、運転者の操舵操作力を軽減させている。しかし、そ
の他の例えばブレーキペダルの制動操作力は運転者によ
る通常操作力が選択された側のリンク系を介してブレー
キアクチュエータに直接加わり、同アクチュエータで生
じた制動油圧力が油圧回路を介して車輪側に加わる。こ
のように、従来の左右ハンドル車は運転操作装置の内の
操舵装置のみがパワーアシスト用の圧油を切換弁の切り
換え操作で左右一方に選択的に供給され、運転者の操舵
性を容易化していたが、ブレーキ装置側のパワーアシス
トは上記パワーステアリング機構とは別の油圧回路が用
いられていた。このため、パワーアシスト用の油圧回路
の過度の複雑化やコスト増を招くことなく、左右ハンド
ル車の操舵性に加えて制動性の容易化をも同時に図れる
左右ハンドル車の改善が望まれていた。
と制動性を共に向上できる左右ハンドル車を提供するこ
とを目的としている。
めに、請求項1の発明では、キャビンの左右両側に夫々
配備され、少なくとも操向ハンドル及びブレーキペダル
を有する左右の各運転操作装置と、上記各ハンドルの操
作力を倍力してその操舵力で操舵輪を旋回作動させる左
右の各パワーステアリング装置と、車載されるオイルタ
ンクの油を加圧して吐出する油圧ポンプと、上記油圧ポ
ンプからの圧油を上記左側のパワーステアリング装置に
供給した上で上記オイルタンクに戻す左油路と、上記ポ
ンプ吐出口からの圧油を上記右側のパワーステアリング
装置に供給した上で上記オイルタンクに戻す右油路と、
上記左右の各油路に上記油圧ポンプに連通したポンプ側
ポートを選択的に切り換え接続可能な切換弁と、上記左
右の各油路に別々に配設され、あるいは、上記油圧ポン
プと上記ポンプ側ポートとの間のポンプ吐出路に直列状
に配設され、且つ、上記各ブレーキペダルの踏力を倍力
してその制動力で車輪を制動作動させる左右の各ブレー
キ用液圧倍力装置とを具備し、上記左右何れか一方の運
転操作装置が選択された際に、選択された側の油路と上
記ポンプ側ポートを連通させるように上記切換弁を切り
換え、選択された運転操作装置のみで車両の操舵と制動
を行うようにしている。このように、オイルタンク及び
油圧ポンプを共通としながら、左右の油路を切換弁で切
り換えることにより、左右選択された側の各パワーステ
アリング装置の出力で操舵輪を旋回作動し、各ブレーキ
用液圧倍力装置の出力で車輪を制動作動し、左右何れか
選択した側の運転操作装置のみで車両の操舵と制動を行
うようにしている。このため、パワーアシスト用の油圧
回路の過度の複雑化やコスト増を招くことなく、左右ハ
ンドル車の操舵性に加えて制動性の容易化をも同時に図
れる。
操作装置において、上記切換弁はマニュアルスイッチを
切り換えることにより切り換え作動するようにしてい
る。このため、マニュアルスイッチで切換弁を切り換
え、左右何れかの運転操作装置を選択し、車両の操舵と
制動を容易に行え、特に、その他の左右切り換え指示手
段の故障時に容易に代用できる。
操作装置において、上記左右操向ハンドルの何れか一方
を選択的に操作不能にする作動阻止部材が上記切換弁を
切り換え作動するようにしている。このため、選択され
ていない側の運転操作装置を非作動状態に保持し、選択
された側の運転操作装置を駆動状態とする切り換え操作
を容易化できる。
れた左右ハンドル車1の要部を示した。この左右ハンド
ル車1は図示しない荷台に線引き装置を搭載した後2軸
の線引き作業車であり、車両のキャビンC(図2参照)
内の車幅方向Yにおける左右両側に後述の運転操作装置
SL,SR及び図示しない走行用計器をそれぞれ配備す
る。図2に示すように、左右ハンドル車1のキャビンC
内の車体前側下方基部は、ダッシュボードDと、それに
前縁部が連続して接続されたフロア22と、これら両者
の左右両端に接続された縦向きの左右の各インナーパネ
ル35とで形成される。キャビンC内には操向ハンドル
5、アクセルペダル6、クラッチペダル7、ブレーキペ
ダル8からなる左右の各運転操作装置SL,SRがそれ
ぞれ配備される。
結合されたステアリングシャフト9(図2参照)を延設
し、そのシャフトカバー11の要部を車体基部側である
車幅方向Yに延設されたバー状補強部材12に図示しな
いブラケットを介して取り付けられる。各ステアリング
シャフト9は、図3に示すように、パワーステアリング
装置13を介し各操舵輪14に連結される。左の運転操
作装置SL内のパワーステアリング装置13は左のステ
アリングシャフト9の先端に取り付けられ、これはステ
アリングシャフト9の回転操作力を内蔵する油圧倍力機
構を用いてピットマンアーム15側の操舵力として出力
できるインテグレーテドギアボックス10を備える。こ
のインテグレーテドギアボックス10より延出するピッ
トマンアーム15は、ドラッグリンク16、ナックルア
ーム17、タイロッド18及び左右のナックル19を介
し左右操舵輪14に連結される。なお、図3に示すよう
に、左のパワーステアリング装置13に対して右のパワ
ーステアリング装置13は左右対称に形成され、タイロ
ッド18及び左右のナックル19を介し左右操舵輪14
に連結される。このため、左右操舵輪14は左右何れの
操向ハンドル5を操作しても旋回操作できるように構成
されている。なお、左右の各パワーステアリング装置1
3は後述の左右油路RL、RRに接続される。
置SL内のアクセルペダル6は車体基部側のフロア22
に基端が支持され、揺動端側の回動変位量がてこ作動す
るリンク23、図示しないアクセルケーブルを経て図示
しない燃料供給装置側に伝達される。なお、このような
左のアクセルペダル6及びそれより図示しない燃料供給
装置側に接続されるリンク系に対して右側のアクセルペ
ダル6及びそれより図示しない燃料供給装置側に接続さ
れるリンク系は同様に形成され、左右のアクセルペダル
6により図示しない燃料供給装置側を並列的に操作でき
るように構成されている。
方向Yに延設されたバー状補強部材12に一体結合され
る枠状ブラケット25に上端を支持され、踏込み操作量
相当のクラッチ操作量が図示しないクラッチケーブルを
介し、図示しない車両の回転伝達系側のクラッチに伝達
されるように構成されている。なお、このような左のク
ラッチペダル7及びそれより図示しないクラッチ側に接
続されるリンク系に対して右側のクラッチペダル7及び
それより図示しないクラッチ側に接続されるリンク系は
同様に形成され、左右のクラッチペダル7により図示し
ないクラッチを並列的に操作できるように構成されてい
る。
ダル8はバー状補強部材12に一体結合された取付けブ
ラケット27に中間部がピン結合され、ブレーキ踏力を
上部回動端よりブレーキ用液圧倍力装置28に入力する
ように形成される。ブレーキ用液圧倍力装置28はパワ
ーステアリング装置13のオイルポンプ41の油圧を利
用して内蔵する油圧倍力機構を用いてブレーキペダル8
からのブレーキ踏力を倍力し、発生した制動油圧を制動
油圧回路BRに出力できる。図1に示すブレーキ用液圧
倍力装置28はその本体281の下部にモータ駆動のエ
マージェンシーポンブモータ30を取付け、万一、左右
油路RL、RR等がオイル漏れして油圧がなくなった場
合、ブレーキ用液圧倍力装置28に左右油路RL、RR
に代えてエマージェンシーポンブモータ30の圧油を供
給するよう油路切り換えを行う。
ブレーキペダル8及ぴブレーキ用液圧倍力装置28に対
して右側のブレーキペダル8及ぴブレーキ用液圧倍力装
置28は同様に形成され、左右のブレーキペダル8によ
り後述の制動油圧回路BRを選択的に操作できるように
構成されている。さらに、図1に示す符号47はウオー
ニングランプを符号34はウオーニングブザーをそれぞ
れ示し、これらは左右何れかのブレーキ用液圧倍力装置
28のフロースイッチ31がオン作動した際に電源32
に接続され、警告を発することができる。
動油路br1と、その前中継ジョイントj1と、後輸側
制動油路br2と、その後中継ジョイントj2と、左右
のブレーキ用液圧倍力装置28よりそれぞれ延出して前
中継ジョイントj1の一対の流入口に接続される左右の
前側油路br3と、左右のブレーキ用液圧倍力装置28
よりそれぞれ延出して後中継ジョイントj2の一対の流
入口に接続される左右の後側油路br4とを備える。な
お、前輪側制動油路br1は分岐し、左右前輸に制動力
を加えるホイルシリンダhsf,hsfに連通する。こ
こで、前後の各中継ジョイントj1,j2は先に操作圧
を受けた左右何れかの前側油路br3を開き、圧油を受
けていない側を閉鎖し、圧油を前輸側制動油路br1に
接続するように構成されている。後輸側制動油路br2
は後後輪側と後前輪側とに分岐した上で、さらに、後後
輸側は左右後後輸に制動力を加えるホイルシリンダhs
r2,hsr2に分岐して連通し、後前輪側は左右後前
輸に制動力を加えるホイルシリンダhsr1,hsr1
に分岐して連通する。
の各インナーパネル35にはそれぞれに凹部371を車
体中央側及び上側に向けて形成したバー受け部材37が
取付けられ、フロア22の中央部にも同様のバー受け部
材37が左右側部及び上側を向いて配備される。なお、
右側インナーパネル35に支持されたバー受け部材37
には開閉スイッチ38が取付けられ、この開閉スイツチ
38(図1参照)は後述のリレー39を介し電源32に
接続される。図2に示すように,左右の互いに対向する
各一対のバー受け部材37はこれらの左右凹部371の
何れかに選択的にバー状の作動阻止部材36をずれなく
係止できる。この作動阻止部材36は、左右何れかのア
クセルペダル6、クラッチペダル7、ブレーキペダル8
の踏込み作動を阻止できるよう、ここでは、図1に2点
鎖線で示すような各ペダルの上方位置に配備されるよう
に構成される。このようなバー状の作動阻止部材36を
図2に実線で示す位置に配備することで左運転操作装置
SLを操作不能に、右運転操作装置SRを操作可能保持
し、図2に2点鎖線で示す位置に配備されることで左運
転操作装置SLを操作可能に保持し、右運転操作装置S
Rを操作不能に保持できる。
たパワーステアリング装置13と、ブレーキペダル8の
踏力を倍力するブレーキ用液圧倍力装置28は左右油路
RL、RRを備えた運転操作用油圧回路40内に配備さ
れる。運転操作用油圧回路40は、図1、図4に示すよ
うに、車載されるオイルタンク41と、エンジン駆動の
油圧ポンブ42と、同ポンプより延ぴるポンブ吐出路4
3と、左側のブレーキ用液圧倍力装置28及ぴパワース
テアリング装置13を順次接続し、ドレーン路44に連
通する左油路RLと、右側のブレーキ用液圧倍力装置2
8及ぴパワーステアリング装置13を順次接続し、ドレ
ーン路44に連通する右油路RRと、油圧ポンプ42を
左右油路RL、RRに切り換え接続する切換弁45とを
備える。切換弁45は油圧ボンブ42より延出するポン
ブ吐出路43に連通するポンブポートa及びドレーン路
44に連通するドレーンボートbと、左油路RLに連通
する左ポートc及び右油路RRに連通する右ポートdを
備え、オフ時にポンブポートaを左ポートcにドレーン
ポートbを右ポートdに接続し、オン時にボンブポート
aを右ボートdにドレーンボートbを左ポートcに接続
するように形成される。
開接点391を介して電源32に接続される。リレー3
9のコイル392は一端が電源32に、他端が上述の開
閉スイッチ38と、マニュアルスイッチ46とに接続さ
れる。このような、左右ハンドル車1の走行時には、走
行に先立ち、左右何れの運転操作装置SL,SRを選択
するかに応じて、操作側、たとえば右側の場合である
と、左のアクセルペダル6、クラッチペダル7、ブレー
キペダル8の踏込み作動を阻止するように、作動阻止部
材36を左側の一対のバー受け部材37にずれなく載置
する。この場合、開閉スイッチ38はオフで、右油路R
Rに油圧ポンブ42の圧油が供給され、右のブレーキ用
液圧倍力装置28及びパワーステアリング装置13が倍
力作動可能に保持される。一方、左ポートdにドレーン
ポートbが連通し、左油路RLの上流及ぴ下流が共にド
レーン路44に連通し、左のブレーキ用液圧倍力装置2
8及びパワーステアリング装置13が空作動状態に保持
される。
レーキペダル8の踏力による制動作動と、右操向ハンド
ル5による操舵作動はそれぞれパワーアシストされ、そ
の他の右のアクセルペダル6、クラッチペダル7は通常
操作作動し、車両は操作性良く・運転される。この場
合、車両の運転者は車体の右寄りに位置することより、
道路の右側路肩に近い位置の路面に線引きする場合であ
ると同部位を比較的容易に目視でき、線引き作業を確実
に、安全におこなえる。
合であると、右のアクセルペダル6、クラッチペダル
7、ブレーキペダル8の踏込み作動を阻止するように、
作動阻止部材36を右側の一対のバー受け部材37にず
れなく載置する。この場合、開閉スイッチ38がオン
し、左油路RLに油圧ボンプ42の圧油が供給され、左
のブレーキ用液圧倍力装置28及びパワーステアリング
装置13が倍力作動可能に保持される。一方、右ボート
cにドレーンボートbが連通し、右油路RLの上流及び
下流が共にドレーン路44に連通し、右のブレーキ用液
圧倍力装置28及びパワーステアリング装置13が空作
動状態に保持される。なお、作動阻止部材36の左右切
り換えての置き換えができない場合や、開閉スイッチ3
8が故障の場合には、マニュアルスイッチ46が操作さ
れ、左の運転操作装置SLを選択しようできる。
のブレーキペダル8の踏力による制動作動と、左操向ハ
ンドル5による操舵作動がそれぞれパワーアシストさ
れ、その他の左のアクセルペダル6、クラッチペダル7
は通常操作作動し、車両は操作性良く運転される。この
場合、車両の運転者は車体の左寄りに位置することよ
り、道路の左側路肩に近い位置の路面に線引きする場合
であると同部位を比較的容易に目視でき、線引き作業を
確実に、安全におこなえる。
左路肩によって左路肩に近い路面に線引きする場合、線
引き部分の路面を目視できず、作業性が低下し、場合に
よっては車両を逆走行させて、線引き部分の路面を目視
し、作業することとなっており、この場合、安全性が低
下していたが、このような不具合を図1の左右ハンドル
車1は確実に排除できる。しかも、左右の運転操作装置
SL,SRの選択の際、作動阻止部材36を選択してな
い側の一対のバー受け部材37に載置するだけで、開閉
スイッチ38をオンして、選択した側の左右何れかの油
路RL、RRに油圧ボンブ42の圧油を供給し、ブレー
キ用液圧倍力装置28及びパワーステアリング装置13
を倍力作動させ、選択されない側のブレーキ用液圧倍力
装置28及びパワーステアリング装置13をから作動状
態に保持でき、切り換え操作性が良好である。
ル車1は左右油路RL、RRにブレーキ用液圧倍力装置
28及びパワーステアリング装置13をそれぞれ配備し
た運転操作用油圧回路40を用いていたが、これに代え
て、図5に示すような左右油路RL’、RR’にパワー
ステアリング装置13のみを配備し、ポンプ吐出路43
に直列状に左右の運転操作装置SL,SR側のブレーキ
用液圧倍力装置28を配備したものを用いても良い。図
5に示す運転操作用油圧回路40’は油圧ポンプ42よ
り延出するポンプ吐出路43に左右のブレーキ用液圧倍
力装置28を配備し,その先端を切換弁45のポンプポ
ートaに接続する。切換弁45はそのポンプポートaの
隣にドレーン路44に連通するドレーンポートbを配備
する。切換弁45はそのオフ時にポンプポートaを右油
路RR’に,ドレーンポートbを左油路RL’に連通さ
せ、オン時にポンプポートaを左油路RL’に,ドレー
ンポートbを右油路RR’に連通させる。なお、この運
転操作用油圧回路40’を備えた左右ハンドル車1は図
1の運転操作用油圧回路40を備えた場合とほぼ同様の
作用効果を示し、特に、左右油路RL’、RR’側の簡
素化を図れる。
して説明したが、これに限定されるものでなく、除雪車
や清掃車等にも本発明を適用でき、これらの場合も、図
1の左右ハンドル車1と同様の作用効果を得られる。
油圧ポンブを共通としながら、左右の油路を切換弁で切
り換え、左右何れか選択した側の運転操作装置のみで車
両の換舵と制動を行うので、パワーアシスト用の油圧回
路の過度の複雑化やコスト増を招くことなく、左右ハン
ドル車の操舵性に加えて制動性の容易化をも同時に図れ
る。
で切換弁を切り換え、左右何れかの運転操作装置を選択
し、車両の操舵と制動を容易に行えるようにでき、特
に、その他の左右切り換え支持手段の故障時に容易に代
用できる。
の運転操作装置を非作動状態に保持し、選択された側の
運転操作装置を駆動状態とする切り換え操作を容易化で
きる。
の概略構成図である。
欠断面図である。
ング装置の斜視図図である。
回路のブロック図である。
回路に代えて用いられる他の運転操作用油圧回路のブロ
ック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】キャビンの左右両側に夫々配備され、少な
くとも操向ハンドル及びブレーキペダルを有する左右の
各運転操作装置と、 上記各ハンドルの操作力を倍力してその操舵力で操舵輪
を旋回作動させる左右の各パワーステアリング装置と、 車載されるオイルタンクの油を加圧して吐出する油圧ポ
ンプと、 上記油圧ポンプからの圧油を上記左側のパワーステアリ
ング装置に供給した上で上記オイルタンクに戻す左油路
と、 上記ポンプ吐出口からの圧油を上記右側のパワーステア
リング装置に供給した上で上記オイルタンクに戻す右油
路と、 上記左右の各油路に上記油圧ポンプに連通したポンプ側
ポートを選択的に切り換え接続可能な切換弁と、 上記左右の各油路に別々に配設され、あるいは、上記油
圧ポンプと上記ポンプ側ポートとの間のポンプ吐出路に
直列状に配設され、且つ、上記各ブレーキペダルの踏力
を倍力してその制動力で車輪を制動作動させる左右の各
ブレーキ用液圧倍力装置とを具備し、 上記左右何れか一方の運転操作装置が選択された際に、
選択された側の油路と上記ポンプ側ポートを連通させる
ように上記切換弁を切り換え、選択された運転操作装置
のみで車両の操舵と制動を行うことを特徴とする左右ハ
ンドル車。 - 【請求項2】上記切換弁はマニュアルスイッチを切り換
えることにより切り換え作動することを特徴とする請求
項1記載の左右ハンドル車。 - 【請求項3】上記左右操向ハンドルの何れか一方を選択
的に操作不能にする作動阻止部材が上記切換弁を切り換
え作動することを特徴とする請求項1記載の左右ハンド
ル車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37496699A JP2001187567A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 左右ハンドル車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37496699A JP2001187567A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 左右ハンドル車 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001187567A true JP2001187567A (ja) | 2001-07-10 |
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ID=18504735
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JP37496699A Pending JP2001187567A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 左右ハンドル車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001187567A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109252905A (zh) * | 2018-07-09 | 2019-01-22 | 浙江杰特优动力机械有限公司 | 基于轴向啮合的电动盘车及其工作方法 |
KR102024504B1 (ko) * | 2019-02-13 | 2019-09-23 | 정성용 | 도로의 차선 도색용 특장 차량의 주행장치 |
CN111791862A (zh) * | 2019-04-03 | 2020-10-20 | 丰田自动车株式会社 | 车辆制动装置 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37496699A patent/JP2001187567A/ja active Pending
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